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サウンドコレクションは、ニッポン放送が制作し、NRN系列局で放送され、プロ野球中継が無いときや、雨などにより中止になったときの代替番組(雨傘番組)として放送される音楽番組である。
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それ以外でも、ニッポン放送が特別編成となった際のネット局向けに送る番組や単発番組の際の番組としても活用される。
本稿ではこれと交互に放送される単発特番であるナイタースペシャル(またはニッポン放送ショウアップナイタースペシャル)にも触れる。
かつては歌謡大全集[注 1]として放送されて、梶幹雄、はたえ金次郎、桜庭亮平を初めとした(当時)ニッポン放送アナウンサーがパーソナリティーを務め、演歌・歌謡曲に特化したもので放送されていた。その後、ポップスも取り上げるようになり「サウンドコレクション」となった。
2005年度は笑福亭鶴光のサウンドコレクション、2006年度は山本元気のサウンドコレクション。2007年度はニッポン放送アナウンサーの山本元気と垣花正を中心に、毎回担当者が異なり、2008年度も担当者は不定であった。2009年度・2010年度は再び山本剛士(「山本元気」から改名)の固定担当となっている。2011年から2013年までは『サウンドコレクション』の題号を一時使わず、単に日替わり内容『(ショウアップ)ナイタースペシャル』として放送することもあったが、2014年から山本によるサウンドコレクションが不定期ながら再開し、『サウンドコレクション』と『(ショウアップ)ナイタースペシャル』を不定期に入れ替える体制となる(実質『ナイタースペシャル』を構成する1コンテンツとして機能)。『サウンドコレクション』は2016年からは女性アナウンサーの持ち回りとなり、2018年は荘口彰久が主に担当した。
2009年度以降は『ショウアップナイタープレイボール』を事実上拡大したスポーツ情報番組[注 2] を19時まで放送するため、サウンドコレクションは原則19時開始となった。
第1部は番組表上は18:00であるが、実際は17:30(土・日曜日は17:50)の「ショウアップナイタープレイボール」の時間帯から放送している。
第2部について、プロ野球のレインコートとして『サウンドコレクション』とする場合は、各局の開始時刻から20:56までの放送となる。
NRNナイターネット局に向けて放送される場合、飛び乗り局に配慮して話題の途中でも18:03・18:18・18:23・18:48の4ポイントで強制的にCM、あるいはいったんフェードアウトしてタイトルジングルに続いて挨拶を入れる。ナイター中継時と同じである2020・2021年の特別編成は番組進行が優先され、ネット局の多くはフェードインしていたが、2022年シーズンより2019年以前の形に復された。
山本元気のサウンドコレクションを参照のこと。
2011年度の『サウンドコレクション』としての放送は、山本が続投するものの、ニッポン放送自社での放送はなくなり、ニッポン放送がサッカー中継など関東ローカル番組を編成した場合の裏送り(実例:2011年6月7日・17日・22日・23日)に限定されることとなった。
ニッポン放送が自社で放送する雨傘番組は、例年とは異なり、単に『ナイタースペシャル』(ニッポン放送ローカルとなる月・土・日曜日は『ショウアップナイタースペシャル』)のタイトルで、各界の有名人をパーソナリティとして迎えた特別番組、もしくはプロ野球にまつわるエピソードを扱う特集企画を放送している。
このほか、2011年7月21日ならびに9月11日のナイターの中止時のプログラムとして、高田繁を迎えて送る『プロ野球黄金期』が用意されていたが、いずれも試合が予定通り行われたため、そのままお蔵入りとなった。
基本的に前年の方針を踏襲して、『(ショウアップ)ナイタースペシャル』として日替わりの内容を放送した。
当年は『サウンドコレクション』の題号も使われなくなった。しかし、裏送りもしくは中継予定試合中止の場合には、『(ショウアップ)ナイタースペシャル』のタイトルのまま、それまでの『サウンドコレクション』の内容を送る場合があった。
このほか、2012年4月22日のナイターの中止時のプログラムとして『サンデー知っとかナイツ』のスペシャル版が用意されており、ナイツがスタジオに待機していた。試合が予定通り行われたため放送は実現しなかったが、その試合が早く終了したため、ナイツは試合終了後のスタジオパートに出演した。
前年の方針を踏襲して、『(ショウアップナイター)スペシャル』として日替わりの内容を放送するが、『オールナイトニッポン』の延長線上にあるような、日替わりパーソナリティーによるフリートーク企画が中心となっていた。やはり『サウンドコレクション』の題号はこの年も使用しなかった。
このほか、4月26日には『ナイタースペシャル 山本剛士と五戸美樹のゴールデンウィークリクエスト』、5月10日には『ナイタースペシャル ありがとう!母の日リクエスト』、9月13日と27日には『くり万太郎のナイタースペシャル』、9月15日には『小林顕作のショウアップナイタースペシャル』(日曜のためニッポン放送ローカル)が、それぞれナイター全試合中止時のプログラムとして編成されていたが、いずれも試合が予定通り行われたため、放送は実現しなかった。
逆に6月14日には、ニッポン放送には『ショウアップナイタースペシャル 上柳昌彦 よるばん!〜昭和歌謡・名曲10番勝負〜』を、地方局向けには『山本剛士のナイタースペシャル[注 5]』が放送される予定であったが、セ・パ交流戦の予備日程として前日の6月13日に雨天中止となった「ロッテ×DeNA」の振替試合が行われることになりその中継を行うことになったため、放送取りやめとなった。
山本の担当による『サウンドコレクション』の題号が3年ぶりに復活し、中継予定試合中止の場合や、ニッポン放送が関東ローカル番組を編成した場合の裏送りの場合に放送されていた(山本は平日夕方のスタジオ担当でもある)。ナイター開催予定がなくニッポン放送自社も含めて放送される場合(予備日を含む)は、2011年から2013年と同様に『ナイタースペシャル』として単発特番を送った。
6月24日(当日開催予定だった2球場がいずれも中止)は、LF自社も含めて『山本剛士のサウンドコレクション』を放送した(KBCを除く)。LF自社での同番組の放送は4年振りである。
このほか、4月26日と27日は『鶴光・美和子噂のゴールデンリクエスト』(週末のためニッポン放送ローカル)がナイター全試合中止時のプログラムとして編成されていたが、いずれも試合が予定通り行われたため、放送は実現しなかった(但しその約5年半後となる2019年10月8日に一部改題した上で生放送が行われた)。
基本的に2014年の体制を継続していた。
このほか、4月25日・26日にはLFローカル(土・日でNRN配信が無い)で雨天中止となった場合の予備番組として『帰ってきた! 今夜もオトパラ!』が予定されていたが、ナイターが予定通り開催されたためお蔵入りとなった。同特番は6月14日にLFローカルで改めて放送されたが、ナイター開催予定のない日曜日であるため、「(ショウアップ)ナイタースペシャル」冠のない特別番組となる。
この年は中継予定が無い日の雨傘番組を、『山口良一 よる活サイクルヒット』に固定した。中継予定試合が中止となった場合に限り、ニッポン放送の女性アナウンサーの進行による『サウンドコレクション』の放送予定があったが、実際に放送されることは無かった。
『よる活サイクルヒット』は1シーズンのみで終了。このため中継予定が無い場合には、ニッポン放送アナウンサーなどの日替わりによる『サウンドコレクション』と、単発特番としての『ナイタースペシャル』を交えて編成していた。
このほか、ナイターオフ編成期間中であっても、ニッポン放送が関東ローカルの特番を編成した際に、ネット局向けの裏送り番組として何度か制作されたり、放送予定だった番組の途中打ち切りに伴う代替番組として制作されたこともある。
『サウンドコレクション』の担当は、ニッポン放送OBである荘口彰久に原則固定され、中継予定が無い場合にも放送されることが多くなった。その一方で、ニッポン放送で関東ローカルで編成されていた日曜単発枠『SPECIAL BOX』が一時廃枠された影響により、ニッポン放送のみ本番組を途中で飛び降りてそれまでの『SPECIAL BOX』枠同様の運用を行うケースが発生していた。この場合、スポンサーセールスの都合上、差し替え番組は『ナイタースペシャル』枠外として扱われた。
中継予定試合中止の場合の『サウンドコレクション』は再び担当者が日替わりに戻り、元々中継予定がない日は18時台の「野球がなければ、ラジオじゃない!」を除き、LF自社とネット局で別内容を送るケースも発生した。
新型コロナウイルス感染症による影響でプロ野球のペナントレース開幕の目途が立たず、開幕したサッカーJ1リーグも3月以降開催の見合わせが続いた。平日のNRNナイター枠はナイターオフ番組であった『ザ・フォーカス』の放送期間を急遽延長、うち金曜については『ザ・フォーカス〜フライデースペシャル』を4月10日以降『フライデーナイタースペシャル』にリニューアルして対した。新型コロナウイルスの感染第1波の勢いが5月以降ピークを過ぎ、プロ野球ペナントレースが6月19日に開幕することが決まり、『ザ・フォーカス』は6月4日、『フライデーナイタースペシャル』は6月5日にそれぞれ放送終了した[注 14]。
ニッポン放送ローカルとなる土曜日・日曜日(日曜日はニッポン放送スペシャルウィークの週のみ)は、『ショウアップナイタースペシャル』の名称を使用しないものの(代わりに『ニッポン放送特別番組』等の肩書を用いることがある)、事実上同番組同様の運用および提供フォーマットを行った。
プロ野球開幕後は、日程の組み直しにより移動日の設定が少なくなったことや、土曜日については全試合デーゲームの日が秋以降に集中していることから、これらの雨傘番組の出番は減少していたが、11月第1週までニッポン放送はナイター編成を継続するため、10月以降もニッポン放送のみローカル放送として編成を続ける(その他の野球中継放送局は各自独自の番組を放送し、野球中継をネットしない局はニッポン放送からの裏送りでナイターオフ番組を放送)。
本節では便宜上、『ザ・フォーカス』『フライデーナイタースペシャル』以外で平日に放送された番組、ならびに無名の土日単発枠で放送された番組も扱う。
サッカーJリーグ中継が事実上2019年度を最後に休止している事情もあり、プロ野球中継予定のない土曜日のナイター枠については、『ショウアップナイタースペシャル』としては18時台の『55!!(GoGo!!)みんなのプロ野球』のみで終了し、19・20時台については無名の単発枠として、『SPECIAL BOX』(日曜日の単発枠)と同様の運用がなされるようになり、スポンサーセールス上も各番組の個別対応となっている。平日もプロ野球のナイターの予定がない場合は、『ナイタースペシャル』の冠をかぶせつつも複数の特別番組のコンプレックス形式とした。従来の『サウンドコレクション』は中継予定試合が予備も含めて中止となった場合に放送される。
20時台の1時間枠の単発番組の大半は、お笑いコンビがパーソナリティを務める番組となっている。
7月20日から8月8日の編成は『TOKYO SPORTS TODAY』の項を参照のこと。
東京オリンピック開催に伴うプロ野球公式戦の中断期間には、ニッポン放送では『TOKYO SPORTS TODAY』をはじめ、関東ローカルで五輪関連番組等の特別編成を組むことから、ネット局向けにニッポン放送CP局所属のアナウンサー持ち回りによる『サウンドコレクション』が裏送りされる。『55(GoGo)!!みんなのプロ野球』もないため、18:00からの放送となり、フルネット局では3時間の放送となる。7月23日以降は一部ネット局にて『東京2020オリンピックハイライト』を挿入できるよう、19:45 - 19:55にローカル枠を設定した。
日本シリーズ中継や年末年始の特別編成に伴い、2021年度の『鶴光の噂のゴールデンリクエスト』『安東弘樹 Let’s Go Friday』がニッポン放送で休止される場合、例年であれば通常番組を裏送りでのネット、または特別編成をそのままネットしていたが、同年度については行わず当番組を配給することにしている。
2021年度に引き続き、プロ野球中継予定のない土曜日のナイター枠については、『ショウアップナイタースペシャル』としては18時台の『いつでも みんなのプロ野球』のみで終了し、19・20時台については無名の単発枠として、『SPECIAL BOX』(日曜日の単発枠)と同様の運用、スポンサーセールス上も各番組の個別対応となっている。平日もプロ野球のナイターの予定がない場合は、『ナイタースペシャル』の冠をかぶせつつも複数の特別番組のコンプレックス形式としている。従来の『サウンドコレクション』はプロ野球シーズン中は1度も放送されなかった。一方で『プレイボール』からの編成を単発枠まで引き延ばす形での適用も散見されるようになった。
前年度に引き続き日本シリーズ中継に伴い、2022年度の『古家正亨 K TRACKS』『鶴光の噂のゴールデンリクエスト』や後続の番組がニッポン放送で休止される場合、裏送りや特別編成をそのままネットせず「サウンドコレクション」が配給される。なお、2022年の年末については、12月29・30日にニッポン放送・ネット局共通の特別番組が放送され、当番組は供給されない。また、2023年3月最終週、ニッポン放送ではナイター直前特番や開幕戦中継を放送するため、1週早くナイターオフ番組が終了することにより、ナイターを編成しない局向けに4月2日までの間で編成される。
プロ野球中継予定のない土曜日の『ショウアップナイタースペシャル』については完全に平日と別編成とし、『ラジオペナントレース』と『伊集院光の集まれ!野球おじさん』を交互に放送し、残りの時間は無名の単発枠とする体制となった(例外あり)。土曜日が全試合デーゲーム開催である場合は、前座・後座の「ショウアップナイタープレイボール」「ショウアップナイターハイライト」を休止し、その枠も含めて充当するようになった。
また、2022年度末まで週替りの月1回レギュラー枠充当していた日曜19時台に、4-6月は毎週放送の定時番組2本(「鬼滅ラヂヲ」「伊藤蘭 RAN To You」)が新たに入ることから、一部の番組が土曜日に異動していたが、7月以後土曜日は毎週ナイターカードが放送されるため、「伊藤蘭 RAN To You」を含めて(「鬼滅ラヂヲ」第2シーズンは終了)、日曜日19時台は月1回レギュラー、または単発枠の編成に戻している。
ナイター枠に放送された特別番組、ナイター枠外・ナイターオフ期に「サウンドコレクション」のタイトルで放送された番組も合わせて表記。
※10月以降の土曜日に、日本シリーズ終了以降『藤井貴彦 Saturday Night Buzz』をネットする予定の局に向けて放送した雨傘番組については、サタデースペシャルの項を参照のこと。
2024年時点の『ナイタースペシャル』としてのネット局を記す。2020年プロ野球開幕までの放送のネット局は『ザ・フォーカス』のネット局・放送時間に準ずる。またナイターオフシーズンに『サウンドコレクション』が放送される場合のネット局は基本的に差し替え対象となる通常番組のネット局に準じる。
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