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フジテレビ系列のバラエティ番組 (1991-2016) ウィキペディアから
『ライオンのごきげんよう』は、フジテレビ系列にて1991年(平成3年)1月7日から2016年(平成28年)3月31日まで平日の13時台前半に放送されていた帯トークバラエティ番組である。1991年(平成3年)1月7日から2015年(平成27年)3月27日までは毎週平日(月曜日から金曜日まで)の13:00 - 13:30(JST)に放送されて、2015年(平成27年)3月30日から2016年(平成28年)3月31日までは毎週平日(月曜日から金曜日まで)の12:55 - 13:25(JST)に放送されていた。CMに入る時のタイトルロゴと通称は『ごきげんよう』。
ライオンのごきげんよう | |
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ジャンル | 帯番組 / トーク番組 / バラエティ番組 |
演出 | 三宅恵介 |
監修 | 高平哲郎(スーパーバイザー) |
出演者 |
小堺一機(司会) 田淵裕章(アシスタント) 他ゲスト2組 |
製作 | |
プロデューサー |
渡辺琢、笠井雅旭 渡辺俊介(CP) |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
映像形式 | 文字多重放送[注 1] |
音声形式 | ステレオ放送(月曜) 解説放送(ステレオ2)(火曜 - 金曜)※ステレオ放送は2004年2月より実施。 |
放送国・地域 | 日本 |
ライオンのごきげんよう | |
番組開始から2014年度まで | |
放送期間 | 1991年1月7日 - 2015年3月27日 |
放送時間 | 月 - 金曜日 13:00 - 13:30 |
放送分 | 30分 |
2015年度 | |
放送期間 | 2015年3月30日 - 2016年3月31日 |
放送時間 | 月 - 金曜日 12:55 - 13:25 |
放送分 | 30分 |
回数 | 7847 |
司会の小堺一機を中心に、ゲストが順番にサイコロを振って、サイコロに書いてあるテーマに沿ったトークをしていく番組。ハイビジョン制作・字幕放送、2004年2月よりステレオ放送・解説放送が実施されていた。
1964年10月放送開始の『ライオン奥様劇場』から続く同時間帯におけるライオンの一社提供番組であり、タイトルにも冠しているが、当番組のヒッチハイク枠で他企業のCMが流されている。1991年1月7日に、ライオンの創立100周年を機に会社ロゴ表記がカタカナの「ライオン」からアルファベットの「LION」へ(CI導入に伴い)変更されたことを機に、それまで同時間帯に放送していた小堺司会の番組『ライオンのいただきます』→『ライオンのいただきますII』の後継番組としてスタート。
小堺のほかにはスポンサー・ライオンのキャラクター「ライオンちゃん」の着ぐるみも『いただきます』に引き続き出演していた。小堺のアシスタント的な動きをするが、基本的には番組本編には関わらない。番組終了後は、枠拡大後の『バイキング』→『ポップUP!』→『ぽかぽか』の1コーナーや、後継番組として新しく設けられたライオンの一社提供枠『ライオンのグータッチ』、『ライオンのミライモンスター』に出演している。
前身番組『いただきます』ではスタジオアルタからの生放送であったが、当番組では撮って出し形式であった。2014年3月までは毎週水曜日にお台場のフジテレビ本社スタジオ(1997年3月のフジテレビお台場移転前は東京テレビセンター浜町スタジオで収録)で一週間分の収録(観覧方法は公式サイトに掲載)が行われていた。
2014年3月31日から12月末までは、フジテレビ本社V3スタジオから[1]毎週月曜日の13時より月曜日放送分を生放送し、以後火曜日 - 金曜日の放送分を収録する方式となった。『いただきますII』以来23年3ヶ月ぶりにこの枠の生放送が復活した[2]。2015年以降は再び全曜日収録となっていた(収録は毎週火曜日)。
「サイコロトーク」は長らく毎回3組のゲストが出演し、3組のゲストのうち1組が3日間に渡って出演するシステムであった。ゲストは1回に1人(1組)ずつ交代していき、1人(1組)につき都合3回出演する。木曜・金曜に登場したゲストは次の週に繰り越して出演する(2週分の収録に参加する必要がある)。基本的に1日おきにゲストが男女交互に登場する[注 2]。収録は月曜日 - 水曜日放送分が第1部、木曜日 - 金曜日放送分が第2部の2部構成。1部と2部では観客の総入れ替えを行っている(このパターンとは異なる時期あり)。なおこの流れとは別に「○○トリオフェア(後述)」など特別企画を放送することがある。
また、年1 - 2回、地方のホールにて公開録画[注 3]を行っていた。
当初はサイコロはなく、事前取材を基にあらかじめ決められた3つのテーマにより話をしてもらうコーナーと、一週間同じゲストに出てもらう歌のコーナーがあった。スタジオに観客はなく、台本で決められた進行・台詞で収録が行われていた。更に2つ目のテーマはゲストの思い出の曲で、曲名をさわやかで落ち着いたBGM(サウンドファクトリーのフリーBGMを使用)とともにダジャレで表現(例:「波止場」であったら、「鳩」が「いないいないばあ」をする「鳩ばあ」と表現するオブジェ。また使われたオブジェは、視聴者からの強い要望で視聴者プレゼントとなった)、それを小堺が当てるコーナーがあった。第1回のゲストは八千草薫と、歌のコーナーは美川憲一であった。また、裏番組の出演者やスポンサーの関係上、花王やP&GのCM出演者などは出演できなかった。
「サイコロトーク」が登場したのは開始から8ヶ月後からであった。収録番組でありながら生放送のようなハプニング性を採り入れるべく、放送作家の鶴間政行が発案し[3]、当時構成作家の一人であった高平哲郎が提案した企画がサイコロトークである。このサイコロトークを「夏休み特別企画」として同年7月29日放送から8月2日放送まで1週間の間に放送したところ視聴者から好評だったため、同年9月9日放送分からレギュラー化、さらに『いただきます』同様、スタジオに観客を入れる形式に戻し、番組のオープニングテーマも東京パノラママンボボーイズの『マンボのビート』へ変更され2002年3月まで10年半の長期にわたって使用された。サイコロトークの最初(夏休み特別企画時)のゲストは結城貢、早見優、佐野量子(同年7月29日)。レギュラー化後初日ゲストはマルシア、松尾伴内、高見恭子(同年9月9日)。1993年4月29日(みどりの日)には、番組歴代最高となる視聴率22.2%を記録した[4]。
2014年3月31日の放送回から[5]、各曜日のオープニング企画を刷新。内容は「お台場花だより」(花田よりみち)、「有名人! 意外なトコロライブSHOW」(ものまね芸人軍団)、「思い出ソングショー」(阿佐ヶ谷姉妹)、「あなたの知らない本当の自分~エニアグラムで性格診断~」(ティム・マクリーン)、「賢女の法則」 (黒川伊保子)[6]。
2014年10月6日の放送回から12月末にかけて、前番組の『いただきます』から数えて30周年を迎えたことを記念し、「お昼の1時で30年!」と題して12月までの3か月間は特別企画として放送。「3人のゲストが1人ずつ入れ替わっていく」のではなく、特定の共通性のある2 - 3組のゲストが登場する形式となった(ゲストが1組だったり、2日連続の場合もあった)。サイコロの出目もその日のゲストに合わせた内容となった。2015年以降も日替わりゲスト制は継続(同時に月曜日の生放送を終了)され、24年間続いたゲスト入れ替え制は廃止された[注 4]。
2015年4月20日の放送回からは、番組初となるアシスタント(兼レポーター)として田淵裕章(フジテレビアナウンサー)を起用。オープニングナレーションを務めたほか、スタジオで企画コーナーの進行を行い小堺を補佐した(5月18日 - 22日の1週間だけ、ハワイに行ったため、先輩アナウンサーの牧原俊幸がアシスタントを務めた)。
2000年から10月の第2月曜日(体育の日)の『出雲駅伝』中継[注 5]の際は放送休止となる[注 6]。また、大事件・大事故・地震などの災害や関心ごとが高い会見が発生した際にはFNN報道特別番組が編成され放送休止となる。その場合、翌日以降の通常時間帯での放送に支障をきたさないように翌日未明(当日深夜)に振替放送している[7](1991年1月 - 1994年3月まではFNN NEWSCOM&プロ野球ニュースの後ステブレ接続、1994年4月 - 2003年3月まではニュースJAPANの後ステブレ接続、2003年4月 - 2014年3月まではニュースJAPAN&感動ファクトリー すぽると!の後ステブレ接続、2014年4月から2015年3月までは月曜 - 木曜放送分のみ第8地区エリア1とエリア2のつなぎ番組扱い(金曜放送分はニュースJAPAN&すぽると!の後ステブレ接続)だったが2015年4月 - 最終回まではあしたのニュース&すぽると!の後ステブレ接続)[注 7]。ただし、2011年3月14日から18日は11日の放送後に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関する『FNNスピーク』拡大版を放送したため休止となり、栃木からの公開収録の回は『森田一義アワー 笑っていいとも!』の「テレフォンショッキング」のつながりの関係で一時お蔵入りとなったが、3月21日から3月25日にかけて放送された。
放送時間は開始から一貫して13:00 - 13:30であったが、2015年3月30日よりフジテレビが午後の新ワイドショー『直撃LIVE グッディ!』を立ち上げ、開始時刻を13:55とするため、『バイキング』を同年3月27日までより5分早終了とし、本番組および『東海テレビ制作昼の帯ドラマ』の放送時間がそれぞれ5分繰り上げられる[8][9][10][11][12]。これにより、1964年10月開始の『ライオン奥様劇場』以来続いたフジテレビ昼のライオン提供帯番組は、50年半で初めてフライングスタートとなった。
1995年9月12日に放送1000回、1999年8月25日に放送2000回、2003年8月4日に放送3000回、2007年7月2日に放送4000回、2011年6月16日に放送5000回、2013年8月20日に5555回、2015年5月22日に6000回を達成した。
2011年1月に放送20周年、2014年10月で『ライオンのいただきます』放送開始から13:00開始の番組を司会の小堺一機が担当してから通算で30周年を迎えた。当番組自体は放送開始から25周年を迎えた。
2013年8月20日の放送で5555回を迎え、その日の放送では番組史上初めて外国人ゲスト(トミー・リー・ジョーンズ、マシュー・フォックス、横綱・白鵬)に出張サイコロを行なった[13]。
2015年10月28日付スポーツニッポンにて、フジテレビが2016年4月度の改編で、平日昼の時間枠の大改編を進める計画があり、13時台に放送されてきた本番組と東海テレビ制作昼の帯ドラマを終了させることが決まったと報じられた[14][15]。同年11月17日に、フジテレビ側が本番組の終了、および2016年4月から小堺出演番組を別枠で放送開始することを正式発表した[16]。本番組および『昼の帯ドラマ』の後枠として、2016年4月4日より『バイキング』を11:55 - 13:45に50分後拡大および『直撃LIVE グッディ!』を番組全体で13:45からの10分前拡大(第1部は10分繰り上げ・5分拡大、第2部は5分前拡大)[17]で放送している。
これにより、本番組は25年3か月[注 8]の歴史に終止符を打ち、同時に連続ドラマ枠『ライオン奥様劇場』[注 9]から52年にわたる、平日お昼のライオン一社提供番組としては終止符を打った。本番組終了後はそれに伴い拡大された『バイキング』の13時またぎのコーナーをライオン提供枠で継続しているほか、ライオン一社提供番組は『ライオンのグータッチ』(土曜9:55 - 10:25、2016年4月2日放送開始)に移行されている。その後、『ライオンのグータッチ』は2022年3月まで6年間放送された後、2022年4月からは『ミライ☆モンスター』[注 10](日曜11:15-11:45)に移行されている[18]。その後、2023年9月末で『バイキング』~『バイキングMORE』~『ポップUP!』~『ぽかぽか』まで続いた13時またぎのコーナーをライオン1社提供を終了し、それから1年後の2024年9月末で『ミライ☆モンスター』の1社提供を終了し、完全にライオン1社提供番組が全廃された。また、フジテレビでの小堺出演番組自体は『かたらふ〜ぼくたちのスタア〜』(土曜17:00 - 17:30、2016年4月9日開始。ただしローカルセールス枠)が放送開始されている[注 11]。
最終回前日となった2016年3月30日(水曜日)の通常放送の最後のゲストは、小堺と親交が深く、番組にも『いただきます』時代から関連の深い明石家さんま、関根勤、中山秀征が出演した[19]。なお、同日夜にはスペシャル番組『ライオンのごきげんようゴールデン! 大物だらけのサイコロSP』が放送された(詳細はこちらを参照)。翌日の3月31日(木曜日)の放送をもって、番組は最終回を迎えた。当日は生放送で、台本がなく、ゲストも一切出演せず、司会の小堺1人だけでトークを行う[注 12]「独り舞台」として放送された[20]。エンディングでは「会場に来てくれている皆さん、スタッフの皆さんに支えられてやってきました。2万人近くの人にお会いして、毎回毎回、楽しい思いをさせていただきました」と述べ、「最初はドッキリと思って始まったこの番組が31年も続きました。きょうでその長いドッキリが終わります」と感慨深く挨拶し、約31年半の番組を締め括った[21][注 13]。『ライオンのいただきます』時代から31年6か月の総放送回数は7847回、出演者数は延べ1万9千人以上に及んだ(番組内では“大勢”と紹介していた)[21]。この回の平均視聴率は3.3%(ビデオリサーチ、関東地区・世帯。以下略)であった。
終了直後の4月19日に長年の裏番組であるNHK総合の『スタジオパークからこんにちは』に出演。司会者に突っ込まれたり、サイコロのBGMが流れるなど話題になった[22]。また9月5日には、それ以上に長寿であり、裏番組のテレビ朝日『徹子の部屋』[注 14]に出演した[23][注 15]。
2016年に、テレビ東京ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の第10話で、天空上の第一の扉で、ごきげんようが使われた。
2019年、スポンサーであったライオンが、本番組をモチーフにしたWEB公開用の商品PR動画をYouTubeで公開した。小堺と「ライオンちゃん」のほか、「バリィさん」など全国のゆるキャラが出演している[24][注 16]。
2024年6月下旬にバンダイから発売され、ライオン製品をミニチュアチャーム化したカプセルトイ(ガシャポン)「ライオン株式会社 ミニチュアチャーム」では、キレイキレイやバファリンなどの自社製品に混じって、同社提供スポンサーであった本番組にて登場したサイコロもラインナップされた[25][26]。
初期はサイコロトークのみで、オープニングはゲストが登場した後はゲストと小堺が軽めのフリートークをしてからすぐ提供クレジットを挟んでCM入りとなっていた。しかし、後に5 - 10分程度のオープニングコーナーが設けられた。内容は曜日ごとに異なるが、主にゲストの趣味・好み・特技などを問うものが多かった。オープニングコーナーが設けられてからは、それにまとまりが付いたところで提供クレジット[注 17]を挟んで最初のCMに入っていた。2014年10月から、「30周年企画」開始に伴い廃止。
最も上手に座っているゲストがサイコロを振り、サイコロの出た目に書いてあるテーマに沿ったトークをしていく。
使用されたサイコロは、全体的に丸みを帯びていて転がりやすくなっている。初期は角だけが丸く、目が平面のサイコロであった(小堺は過去になんども「サイコロは何代も入れ替わっている」とネタにしている)。ゲストの両手に抱え込まれたサイコロは、観客席の前にある空間に放り投げるようにして振られるが、ごく稀にサイコロが壁に付いて止まり、出目を判断し辛い場合は、2つのトークテーマを合体させた話をしてもらう[注 18]。
1997年1月6日から「今日の当たり目」が新設された。この目が出た場合、目を出したゲストと視聴者5名にライオン製品のプレゼントが贈られ、また2007年11月26日からスタジオ観覧者1名にもプレゼントが贈呈されるようになった。(※初当選は、2007年11月27日。ゲストは清水アキラ。)原則1つだけだが、2つ以上の場合もある。目を出したゲストとスタジオの観客には主にライオンの新製品を数本ラッピングしたもの、視聴者にはライオン製品のギフトセットが贈られた。当たり目のトークテーマは表示板に隠されており[注 19]、通常のトークと異なり、小道具を使うものが多い。月曜日と木曜日はサイコロトーク前に当たり目についての説明が小堺から行われた。(※時々水曜日でも、説明される事もある。)
小堺が出たサイコロの目を読み上げる際にその略称(例「情けない話」→「なさばな」)あるいは1999年頃から出目にちなんだギャグ(例「信じられない話」→ビートたけしのものまねをしながら「アンビリーバブル!(『奇跡体験!アンビリバボー』と掛けている)」)を披露したり、番組後期では、出目にはほとんど関係ないが、その前のトークで話題となったキーワードを発言し、それを観客が復唱するのが番組の特徴であった(開始当初はやっておらず、小堺が出目を読み上げてその内容を説明するだけだった)。ちなみに1回の放送で同じ目が2回出たときは、ギャグの後に「パート2」(3回出たときは「パート3」、時間の都合上、4回連続で出た時は「パート4」)と客のみが唱和していた。ゲストが振った後のサイコロは小堺が所定の位置に移動させた。サイコロトーク開始当初は席の後ろに置いていたが、1996年以降は観客席に見えるように右前に、出た目を正面にして置いていた。
また、サイコロトークの前に、スタッフが用意したおやつがゲストに供された。季節により、放送日にちなんだ飲食物を提供することがあり、その際は小堺が説明を行った[注 20]。過去にはジュンイチ・フミヤ・フトシの「おやつボーイズ」[注 21]、2000年3月31日まで和・洋・中の料理人の卵である「めしあがレンジャー」という男性3人組が調理を担当・出演していた時期もある。2000年4月3日から「私のおやつ」と言う制度に変わり、ゲストの思い出のおやつが紹介されていた。2012年7月23日からおやつはなくなったが、お茶が用意されていた。
1つの話が終わると、スタッフの判断で席替えを促すチャイムが流れた(チャイムの音は1996年4月1日、2002年4月1日の2回変更された)。ただしあまり強制力はなく、チャイムが鳴った後も話が盛り上がった時、延々と話が続けられ再度チャイムを鳴らされることもあった。席替えでは、上手に座っているゲストは下手に移動し、その他2組は上手に移動した。
2014年10月6日以降、ゲスト2組制となったため席替え制度はなくなった(ごくまれにゲストが3人の時に、席替えを行う場合もあった)。また、サイコロトーク自体も短くなり、後半はサイコロなしで企画に基づいたトークを行うようになった。
サイコロを振るときにかかるBGMは、薬師丸ひろ子のシングルレコード「紳士同盟」のB面として収録されていた楽曲「ハードデイズ ラグ」のアウトロ部分であったが、音のピッチが若干上げられている。なお、初出の1991年夏休み特別企画時では、西尾えつ子の「ド・ン・マ・イ来々少年〜Don't mind lay-lay Boy〜」のアレンジバージョン[注 22]が用いられ、同年9月から2002年3月までは席替え時に使用された。
最終回前夜の特別番組までにゲストが投げたサイコロの投数は1万9459回[27]。その後、最終回で小堺が3回投げたため1万9462回が最終投数となった。
その目が出た場合の、小堺のギャグ・リアクションも一部記載している。
サイコロトーク初期には、当たり目の代わりに「ハガキ(後に「POST CARD」と改名、そのまま略して「ハガキ」と言っていた)」という出目(お題)があり、視聴者のハガキを引いて、視聴者の聞きたいトークテーマで話すというシステムがあった。採用者にはライオン製品とミニサイコロがプレゼントされる。そこで出された「芸能界の友達の話」は後に定番出目となった。1996年頃に今日の当たり目としての制度はあったが、ルールは同様で、パイロット版として日替わりで出していた。1997年1月6日から正式に出されるようになった。当たり目の面には、1999年夏頃まで「今日の当り目」で1999年秋頃に「今日の当たり目」になり、毎日黄色に固定された。当たり目制度開始当初から長らく他の目(お題)と同じように「今日の当たり目」と書かれていたが、2005年末頃から金色のギザギザ吹き出しで赤文字で書かれた「当」を囲ったデザインとなった。なお、当たり目の出目(お題)によっては、与えられた出題にゲストが最後まで答えられると、ライオン製品がもう1品もらえる場合もある。2011年3月28日から4月1日までは、東日本大震災があった為、黄色の面に今日の当たり目が出番なしだった。
サイコロをモチーフとしたロボット人形。2004年1月12日放送で初登場。体と顔が四角く、体には「COROZO」という文字が書かれており、目は渦を巻いていて口は大きい。2004年2月頃に2号に改造し、2004年9月下旬に目の渦巻きだけマイナーチェンジし、2008年8月4日に3号になり、手と足が動けるようになった。頭と耳にパトランプが付いた。
通常の出目ではなく、今日の当たり目の専用コーナーで登場したほか、2014年夏以降の毎週木曜日に限りオープニングでも登場するようになり、その日のゲストを紹介した。初回のCOROZOの当たり目を出したゲストは奈美悦子。声は高く、時々意地悪な喋り方をする。「COROZOクエスチョン」で小堺とトークするゲストの間の後ろのセットから専用BGMと共に出てきて、他のゲストや観客から面と向かって聞きにくい質問を、単刀直入に質問相手であるゲストにぶつける。また、2007年3月14日放送より「COROZO人生相談」というコーナーが始まり、COROZOがゲストの悩み事を一言で解決する。
そのデザインや語り口から、同じサイコロをモチーフとし『saku saku』(tvk制作)に登場していた増田ジゴロウとの類似性が指摘されており、当時同番組でパーソナリティを務めていた木村カエラは同番組を卒業する際、番組内で「キー局でやっている似たようなキャラが出ている番組に出ないでほしい」と白井ヴィンセントから言及される場面もあった。
最終回では、司会の小堺が、事前収録によるボイスオーバーでCOROZOの声を担当していたことが明らかになった(田淵が見せたフリップでは顔を「COROZOの声」という文字で隠していたが、禿げた白髪だけ見えており明らかに小堺だと分かる見せ方にされていた)。
トークの途中で、ゲストをよく知る人物から得た耳寄りな情報が記載されたカードを、小堺が読み上げる。
1993年から2013年までは、年間で最も面白かったトークを選出する「ごきげんよう大賞」が年末に放送されていた(1994年から2002年までは上下半期ごとに大賞が選出されていたため、7月末、8月上旬にも放送された)。「年間(下半期)ごきげんよう大賞」は1998年から2004年は12:00 - 14:00(2000年のみ『笑っていいとも!』を通常放送したため13:00 - 15:00の放送)の特番として放送されたが、2003年・2004年はランキングごとに受賞者が登場しプレゼンター(2003年は磯野貴理子、2004年は柳沢慎吾)からトロフィーを渡すスタイルに通常のサイコロトークなどを展開した。2005年は12月26日 - 12月28日のレギュラー枠でこれまでの受賞者が登場するスタイルから桂三枝(現・六代目桂文枝)・横峯良郎・前田美波里の3人を審査員に迎え月間大賞を選びその中から年間大賞を決めるスタイルに変更された。そのため、この年の12月29日(12:00 - 14:00)は特別編として通常のサイコロトークがなくテーマごとにトークするスタイルをとった。なお、1997年以前は通常の30分枠で5日間に渡り放送されていた。この形態は2006年以後も継続されたが、年末スペシャルは2007年以降行われなかった。
2013年は8月5日の放送分より「夏休み1週間通し企画」として、オープニングコーナーを5日連続で放送する形をとっていた。
2014年は金曜日のみ「最強のふたり」と題し、1日限定で2人のゲストを招いてトークを行った。このため木曜に出演したゲストは、月曜に再出演していた。この2組ゲスト制は、同年10月以降レギュラーのスタイルとなった。
番組終了に合わせ、通常放送最終回の前日にあたる2016年3月30日(水曜日)の19:00 - 20:54(ゴールデンタイム・プライムタイム枠)に、2時間のスペシャル番組『ライオンのごきげんようゴールデン! 大物だらけのサイコロSP』が放送された[28][注 25]。同特番はライオンが筆頭協賛の上、複数社が提供スポンサーを務めた。
なお、ゴールデンタイム・プライムタイムでの放送はこれが最初で最後となった。
この番組は、以下の6つのコーナーで構成された。また今回の特番仕様のスタジオパートでは小堺のほか、ゲストとして勝俣州和、磯野貴理子、清水ミチコ、YOUが出演し、各コーナーのVTRを観覧しながらトークを展開した。
1991年から2016年までの長期間にかけて放送されただけに、先述の最初で最後のゴールデン特番の他にも何度も他番組とのコラボレーションやパロディーが放送されている。詳細は以下の通り。
初代から6代目までの間において、1995年12月4日以降、2005年9月30日までの7代目に変わるまでは、季節毎に、3ヶ月に一度、半年に一度の程度で、先代とのスタジオセットを交互に繰り返し、組み立て直して使用していた。2000年10月2日から2005年9月30日まで、5代目と6代目の2つのセットを、交互に交代した。背景にある小道具や花、壁紙は、改装やセット変更時以外にも頻繁に交換をしている。各セットの交代する時期が必ず、その当時のオープニングも最後になる。1996年頃までは、観客の後ろに今日のサイコロの目(お題)が設置されていたが、1996年頃から、今日のサイコロの目(お題)のボードが下手側に設置された。1998年頃まで表示板が上から、黄色・紫・オレンジ・青・ピンク・緑で、1998年頃から2016年3月31日(最終回)まで表示板が上から、ピンク・青・オレンジ・紫・緑・黄色に変わった。表示板の左横に赤いランプは、その時の出目(お題)だけがトーク中に点滅する。
※夏休み特別企画時など、スペシャル企画時はテーマ曲は省略される。また番組末期の2015年1月5日 - 2016年3月30日もテーマ曲が省略された。2002年4月1日から、オープニングのみならず、ゲストの登場曲と提供クレジット(オープニングと同じBGM、2012年7月20日まで)とCM前後とチャイムと席替えと当たり目のハガキを5枚選ぶ時のBGMが変更され、小堺も含め、ゲストの名前のテロップ(出演者の名前のテロップは、1996年4月1日、2002年9月30日、2003年10月6日、2011年7月4日、2014年3月31日、2014年10月6日にも変更された。)と左下にサイコロを振ったゲストの出た目のお題とゲストの名前のテロップ(2001年1月頃から2002年3月29日までは、男性は青、女性はピンクの菱形だった。)が3DCGのサイコロが表示された。2004年2月頃から、サイコロのテロップのモーションが、ハイビジョン放送によりマイナーチェンジされた。2010年7月5日から2011年2月25日まで、2010年7月2日以前と同じテロップだが、レターボックス (映像技術)放送により角度が異なり、効果音も付くようになった。2011年2月28日から再び、2010年7月2日までのテロップに戻した。2011年10月3日から、約9年半ぶりに変わっていた。トークの途中で、そのトークの内容のテロップが追加された。2014年10月6日から2016年3月31日(最終回)まで、再びテロップが変わっていた。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 遅れ |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ(CX) | フジテレビ系列 | 月 - 金曜日 12:55 - 13:25[注 35] | 制作局 |
北海道 | 北海道文化放送(uhb) | 同時ネット | ||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ(mit) | |||
宮城県 | 仙台放送(OX) | |||
秋田県 | 秋田テレビ(AKT) | |||
山形県 | さくらんぼテレビ(SAY) | |||
福島県 | 福島テレビ(FTV) | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ(NST) | |||
長野県 | 長野放送(NBS) | |||
静岡県 | テレビ静岡(SUT) | |||
富山県 | 富山テレビ(BBT) | |||
石川県 | 石川テレビ(ITC) | |||
福井県 | 福井テレビ(FTB) | |||
中京広域圏 | 東海テレビ(THK) | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ(KTV) | |||
島根県 鳥取県 | 山陰中央テレビ(TSK) | |||
岡山県 香川県 | 岡山放送(OHK) | |||
広島県 | テレビ新広島(TSS) | |||
愛媛県 | テレビ愛媛(EBC) | |||
高知県 | 高知さんさんテレビ(KSS) | |||
福岡県 | テレビ西日本(TNC) | |||
佐賀県 | サガテレビ(STS) | |||
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | |||
熊本県 | テレビ熊本(TKU) | |||
大分県 | テレビ大分(TOS) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | ||
宮崎県 | テレビ宮崎(UMK) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ(KTS) | フジテレビ系列 | ||
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) | |||
山梨県 | 山梨放送(YBS) | 日本テレビ系列 | 月 - 金曜日 15:50 - 16:20 | 2時間55分遅れ |
徳島県 | 四国放送(JRT) |
系列はネット打ち切り時点でのもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 遅れ | 備考 |
---|---|---|---|---|
青森県 | 青森放送(RAB) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | 遅れネット | 1991年9月30日打ち切り(青森朝日放送開局に伴う日本テレビ系フルネット局化によるもの) |
岩手県 | 岩手放送(IBC) | TBS系列 | 現:IBC岩手放送 1991年3月29日打ち切り(岩手めんこいテレビ開局に伴い同局へ移行) | |
山形県 | 山形テレビ(YTS) | フジテレビ系列 | 同時ネット | 1993年3月31日打ち切り(テレビ朝日系列へのネットチェンジに伴うもの、以後1997年4月1日のさくらんぼテレビ開局まで山形県では未放送[注 36]) |
山口県 | 山口放送(KRY) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | 遅れネット | 1993年9月30日打ち切り(山口朝日放送開局に伴う日本テレビ系フルネット局化によるもの) |
高知県 | 高知放送(RKC) | 日本テレビ系列 | 1997年3月31日打ち切り(高知さんさんテレビ開局に伴い同局へ移行)[注 37] | |
大分県 | 大分放送(OBS) | TBS系列 | 2000年3月31日打ち切り(同時期にフジテレビが平日午後のワイドショーを一時廃止したのに伴うテレビ大分の平日午後枠の改編に伴い同局に移行)[注 38] |
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