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AKメディア傘下の子供向けアニメ専門チャンネル ウィキペディアから
株式会社キッズステーション(Kids Station Inc.)は、AKエンタテインメント[注 1]傘下で、こども・アニメ専門チャンネル「キッズステーション」(KIDS STATION)を運営している衛星基幹放送事業者。
本社が入居する虎ノ門タワーズオフィス | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1番28号 虎ノ門タワーズオフィス8F |
本店所在地 |
〒150-6017 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー 北緯35度38分32.6秒 東経139度42分50秒 |
設立 | 1993年4月12日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8011001060215 |
事業内容 | |
代表者 | |
資本金 | 4億9800万円 |
純利益 |
3億3,800万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
16億2,400万円 (2024年3月期)[1] |
主要株主 |
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外部リンク |
www |
特記事項:設立時の社名は株式会社ネオサテライトビジョン。 2000年、現社名に変更 |
スカパー!プレミアムサービス・スカパー!・スカパー!プレミアムサービス光・ひかりTVや、一部のケーブルテレビに加入することで視聴できる[注 2]。
キッズステーション テレビアニメ・劇場版・OVA KIDS STATION | |
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〜夢・感動そして創造〜 | |
基本情報 | |
運営(番組供給)事業者 | 株式会社キッズステーション |
旧チャンネル名 |
レモンチャンネル(1991年4月1日 - 1993年3月31日) キッズステーション(1993年4月1日 - 2016年3月31日) |
放送(配信)開始 | 1991年4月1日 |
HD放送(配信)開始 | 2009年10月1日 |
ジャンル | アニメ |
放送内容 | 日本のテレビアニメ、アニメ映画、子供向け番組 |
視聴可能世帯数 | 8,241,843世帯(2010年6月末現在) |
衛星基幹放送(東経110度CS放送) | |
プラットフォーム | スカパー! |
放送事業者 | 株式会社キッズステーション |
チャンネル番号 | Ch.330(HD) |
物理チャンネル | CS2-ND12 |
放送開始 | 2002年6月1日 |
HD放送開始 | 2010年4月1日 |
スカパー!プレミアムサービス | |
放送事業者 | 株式会社スカパー・エンターテイメント |
チャンネル番号 | Ch.669(HD) |
放送開始 | 2009年10月1日 |
スカパー!プレミアムサービス(標準画質) | |
放送事業者 | 株式会社キッズステーション |
チャンネル番号 | Ch.276 |
放送開始 | 1996年10月1日 |
放送終了 | 2013年5月31日 |
ディレクTV(放送終了) | |
放送事業者 | ワンダーウェーブ株式会社 |
チャンネル番号 | Ch.276 |
放送開始 | 1997年12月1日 |
放送終了 | 2000年9月30日 |
その他(再送信・配信) | |
ひかりTV | 351(HD) |
eo光テレビ | 869(HD) |
J:COM | 601(HD) |
その他 | auひかり Ch.235 |
公式サイト |
1993年に配信を開始。2017年現在、衛星基幹放送事業者としてスカパー!(旧・スカパー!e2)で放送を行っているほか、スカパー!プレミアムサービスやケーブルテレビ局、ひかりTVなどにも番組を提供している。
スカパー!・スカパー!プレミアムサービスをはじめ、ケーブルテレビでもそのほとんどで別料金が不要なプラン/セットに含まれることから知名度は高く、2007年に視聴可能世帯数が800万世帯を突破した[2]。そのうち、634万世帯はケーブルテレビを介して視聴している(直接受信の世帯は133万世帯)[3]。なお、世帯数はアニマックスやスペースシャワーTVに次いで3番目に多い。
かつては通信販売や家庭用・パソコン用ゲームソフトの開発・販売も行っていた。
1993年にCSアナログ放送で開局した当初は、『電人ザボーガー』や『マグマ大使』や『ジャンボーグA』などのピー・プロダクションが制作した特撮作品や、日本アニメーションなど老舗の制作会社が手がけたアニメ作品を多く放映し、イメージキャラクターもピープロ社長のうしおそうじ[注 3] がデザインした「キスゴン」を使用していた[4]。
現在は子供向けやファミリー向けの作品が編成の主体で、昭和期に制作されたものも数多い小学館集英社プロダクションやバンダイナムコアーツが製作に参加している作品[注 4] や、ぴえろの制作した作品も多く放映されている(『テガミバチシリーズ』など)。特にあだち充、高橋留美子の作品は開局当時から多く初出を果たしている(ただし『犬夜叉』のみ初出はアニマックス)。高橋留美子の作品は一時期放映されていない時期もあったが、2012年以降『うる星やつら』、『らんま1/2』がHDリマスター版で放映を再開している。
特に、平日午前から日中にかけての番組枠『ハピクラ♪タイム』では自社制作の幼児向け教育番組を集中的に編成しており、2004年5月30日までこの時間帯に先述のキスゴンが登場する番組がある。過去には20時ちょうどに、キスゴンが「おやすみなさい」と挨拶するイメージサインが流れていた。
一時期は、青年向け作品や美少女ゲームに関する情報番組、成人向けの美少女ゲームを原作とした一般アニメ作品など、地上波において同時期および過去に放映されている作品を深夜を中心に数多く放映していた[注 5] のもかつての番組編成の特徴の一つだった。また1970年代の比較的マイナーな作品を、『懐かしのアニメシアター』と題した番組枠を設けて放映していた時期もある。
しかし、2007年4月の改編で深夜アニメやUHFアニメを大幅に削減。それまでは平日の24時台に地上波と同時期の新作や旧作を日替わりで10本放映していたが、この枠を24時00分 - 24時30分までの5本に半減。その後も番組数の縮小は段階を追って進められ[注 6]、一時期は地上波と同時期に放映される作品はほぼ消滅していた。
ただし、番組枠の再編を行なった2011年頃からは、再び深夜向けの作品は増加に転じている。『エリア23』と題した放送枠を23時台から24時台にかけて設定し、読売テレビ(および関連会社のYTE)が制作に関与しているUHFアニメや、人気の旧作を日替わりで放送していたが、2014年4月の改編より23時台のみの放送に再び削減され、2017年12月を以て廃止となった。
このころより旧作の話題作を集中的に放送する傾向が強まり日曜20時00分 - 23時00分枠を『コロコロアニキ伝説(レジェンド)』と銘打った専用枠とし『ダッシュ四駆郎』『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』を皮切りに『ZOIDS』シリーズなど『コロコロコミック』に漫画が連載された作品のTVアニメシリーズを放送する(2017年の改編で同枠は毎週土曜7時00分 ー 8時00分へ短縮される)。また、土曜23時00分から『サンライズDX』と銘打ったサンライズのビデオ・OVA作品を放送する時間枠となる。
2016年より深夜枠の再改編を行い毎週金曜日に『金曜夜ふかしナイト』(2018年3月廃止)、土曜日に『土曜徹夜しナイト』(アニマックスの「サタデーナイトフィーバー」と競合)と銘打ったスペシャルタイムを投入。更に2017年から2018年まで平日22時台の1時間を『機動新世紀ガンダムX』『機動武闘伝Gガンダム』を皮切りにサンライズ制作のテレビシリーズを放送する枠『サンライズSP』としていたほか、日曜5時00分 - 6時00分に『甦る!!昭和のテレビヒーロー』と銘打った昭和時代の名作特撮ドラマ及びTVアニメを初回と最終回のみに限って放送する特別枠としていた。また、日曜の18 - 23時台枠にはAT-Xの『スペシャルサンデー』とのリレーをするかのように一挙放送や長編アニメが編成されている。
なお、専門チャンネルで特に多く放映されている通販番組は、当チャンネルでは少ない(主に月曜日の早朝に不定期に編成されている)が、近年では平日午後と深夜に30分ずつ編成されている[注 7][注 8]。また、当チャンネルでもACジャパンのCMは正会員であるため放送されているが、支援キャンペーン関連を中心に流している。
一部のケーブルテレビでは、番組開始の2分前より環境映像が入り、CMを経て定時から番組が始まる。このため、本来ノンストップで放送する映画などの長時間放送の作品の場合は中断して挿入されることもある。過去に番組が開始する前にはカラーバーに「このあと(開始時刻)よりキッズステーションが始まります」を、1日の終了(停波)時には明日の開始時刻を、いずれも電子テロップで表示していた。
CMは番宣が中心で、番組の途中でも挿入されるが、番組の中盤(AパートからBパートの間)には原則として挿入されない[注 9][注 10]。一部の作品については、番宣CMのナレーションを作品に出演している声優が担当するものもある(『花咲くいろは』、一時期の『銀魂』など)。アイキャッチ・提供バック、エンドカードはカットされずそのまま完全な形で放送している[注 11]。
2004年5月31日からは、海賊版防止のためウォーターマークが表示されている(当初は、番組の開始時と開始から15分後に5秒間のみ。2008年4月1日4時からはCM中を除く常時[注 12])。
ただし、製作に関わっていながらもキッズステーション内で放送されていない作品もある。
1997年10月1日東北新社がキッズステーションとピープロを相手取り、『電人ザボーガー』『快傑ライオン丸』『風雲ライオン丸』のピープロ制作の3作品をキッズステーションで放送したことを不当だとして損害賠償などを求めた民事訴訟事件[23]。
2002年10月24日の東京地裁の判決、2003年8月7日の東京高裁の控訴審判決のいずれも東北新社の訴えを退けて、キッズステーションとピープロの勝訴に終わっている[23]。
東北新社は1976年に結ばれた上記3作品の放送権とフィルム所有権の譲渡契約を根拠としていたが、この契約がケーブルテレビでの放映権まで含まれているとは認められなかった[23]。契約時には想定していない新しく登場したメディアに関して起こった著作権トラブルとして、著作権の解説書でも取り上げられている事件である[24][25]。
2009年1月24日から放送される予定だった『ヘタリア』について、同作品が「韓国を侮辱している」「戦争の美化である」などとして、韓国のネチズンを中心に放映中止の主張や署名活動などが行われ、韓国の国会で取り上げられる騒ぎとなった。
キッズステーションは韓国の抗議活動とは無関係としながらも、1月16日に「諸般の事情」という名目で放送の中止が発表された[26]。これまでも放送番組について批判や要望が寄せられたことはあったが、直前での放送中止の例はこれ以外にはない。
なお、当初から行われる予定だった『アニメイトTV』でのネット配信は、予定通りに行われている。ちなみに、関連商品を独占販売しているアニメイトでは、放送中止が決定してからも引き続きキッズステーションの放送についての案内を含んだ宣伝VTRを流していた。
キッズステーションでは放送が中止されたが、その後BS11でテレビ放送されている。
メディアクエストと共同で、「KIDS STATION GAMES(K・S・G)」のブランドで展開していた。
アニマックスと同様で世界や日本国内で災害(地震や豪雨など)により日本赤十字社が義援金募金を開始すると番組開始直前などに募金のお知らせを放送している。 これまでの放送事例 2023年 ・トルコシリア地震 2024年 令和6年石川県能登半島地震
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