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2015年の政治(2015ねんのせいじ)では、2015年の政治分野に関する出来事について記述する。国名が記載されていない出来事は日本の政治に関する事項である。
12月
- 4日 - 社民党の党首選が告示され、吉田忠智党首が無投票で再選[168]。
- 4日 - 元みんなの党幹事長の水野賢一参院議員(無所属)が、民主党・参院会派に入会[169]。
- 5日 - 奈良県田原本町の町長が酒気帯び運転で逮捕[170]。
- 6日 - 維新の党代表選が投開票され、松野頼久代表が小野次郎総務会長を大差で破り、代表に再選。即日党役員人事も行い、今井雅人幹事長を留任。政調会長に小野総務会長、総務会長に牧義夫国対委員長、国対委員長に石関貴史衆院議員を選出[171]。
- 7日
- 8日 - 維新の党とおおさか維新の会の内紛が「維新の党を将来的に解党すること」との円満合意で終結した[175]。
- 9日 - 維新の党が、馬場伸幸氏ら大阪系(除名)と小沢鋭仁氏ら中間派(離党許可)の衆院議員19名の会派離脱届を衆院に届け出。これを受け、新会派として、馬場氏ら13名が「おおさか維新の会」、小沢氏ら4名が「改革結集の会」をそれぞれ結成。残る2名は無所属で活動[176]。
- 12日
- 国政政党「おおさか維新の会」の党大会と地域政党「大阪維新の会」の全体会議が開かれ、代表を務める大阪市の橋下徹市長が政界を引退することに伴い、橋下氏の代表辞任、ならびに後任の代表に幹事長の大阪府の松井一郎知事を新代表に選出。国会での党首討論などを想定し、共同代表および国会議員団長に片山虎之助参院議員、幹事長に馬場伸幸衆院議員がそれぞれ就任[177]。
- 連立与党の自民党と公明党は、将来的な消費税10%の増税時に導入する食品の軽減税率(8%)の対象品目について「酒類と外食を除く飲食料品全般」とすることで正式合意したことを自民党・谷垣禎一と公明党・井上義久の両幹事長が発表[178]。
- 20日 - スペイン議会総選挙投開票。与党国民党は第1党は維持したが過半数割れ[179]。
- 21日
- 維新の党を離党した無所属の衆院議員5人(村岡敏英・小沢鋭仁・小熊慎司・重徳和彦・鈴木義弘)が新党「改革結集の会」を結成し、総務省等に届け出た。代表には村岡敏英氏が就き、代表を補佐する会長は小沢鋭仁元環境相が務める[180]。
- 次世代の党はこの日行われた議員総会で、党名を「日本のこころを大切にする党」に変更することを決めた[181]。
- 22日 - 7日に「日本を元気にする会」に離党届けを提出した井上義行参院議員が、離党届は留め置かれたまま、会派のみ離脱[182]。24日には、党籍は元気に残したまま自民党会派に加入した[183]。
- 28日
- 岸田文雄外相は、韓国の尹炳世外相とソウル市内で会談。日韓間の最大の懸案の一つである旧日本軍の従軍慰安婦問題について会談し、韓国政府が設立する財団に日本政府が約10億円を拠出、元慰安婦への支援事業を行うことなどで合意[184]。この後、安倍晋三首相と朴槿恵大統領が電話で会談。安倍首相は「おわびと反省の気持ち」を伝え、両首脳は合意内容を「責任を持って実施する」ことを確認した[185][186]。
- 民主党と維新の党が、衆議院での統一会派「民主・維新・無所属クラブ」を結成した。会派には無所属の野間健も参加し、93名となった。[187]。