『刑事7人』(けいじしちにん)は、2015年よりテレビ朝日系列で断続的に放送されている、東映制作の刑事ドラマシリーズ。主演は東山紀之[2]。
以下、本文中における「S」表記はSeason、「終」は最終回を表すものとする。
妻子を亡くし長年遺失物センターでくすぶってきた主人公・天樹悠はある日、「警視庁刑事部捜査第一課12係」係長・片桐正敏にひっぱられ12係の刑事として現場復帰。「時間」に執着を見せる風変わりな性格を武器に、個性溢れるメンバーと共に事件に立ち向かっていく。タイトルにもある「刑事7人」とは、各シーズンの主要メンバー7人のことで、刑事が7人いるというわけではなく[3]、また例外的に7人ではない時期もある(S2前半)。物語は基本的にこの7人のうち、2人1組の4人の視点から進む。
全シーズンとも、テレビ朝日系列の水曜21時台に設けられている刑事ドラマ枠(21:00 - 21:54)にて、各年度の7月クールに放送されており[注 1]、『相棒』や『警視庁捜査一課9係(『特捜9』)』と併せて、2010年代後半から2020年代初頭における同枠の定番シリーズとして定着している。他方でこれら2シリーズと異なる点として、本シリーズは各シーズンによって主人公たちの所属や彼らの遭遇する事件が変遷していく点が挙げられる。S1は「捜査第一課12係」の天樹らの活躍を描く一話完結のシンプルな内容だった[4]。S2からはメインライター・プロデューサーの変更と共に、主人公の所属部署が「警視庁機動捜査隊」に変更。刑事総務課の片桐と水田環・沙村康介・山下巧・永沢圭太ら旧12係の面々に加え、新たに配属された青山新と共に「別動捜査隊」として活躍するシリアスな雰囲気へと変貌[5]し、メンバーの一人である永沢が途中で殉職。S3では「第11方面本部準備室」が結成されると共に、メインシナリオが臨海エリア内の出来事に絞られ、これまでの一話完結エピソードと並行して、臨海エリアの大地主として裏社会を牛耳る馬久根恒義との対決を通して妻と娘の死の真相が明らかになる[6]。さらに、仲間の一人であった山下が天樹達を苦しめていた黒幕と判明した。また、S2-S3ではメンバーや刑事達の協力者が惨殺されるといった猟奇的なシーンが増加した。
S4から天樹は「刑事資料係」兼「専従捜査班」として、旧メンバーの片桐、水田、青山、堂本に加え新たに集まった海老沢芳樹、野々村拓海と共に、警視庁刑事資料係と捜査第一課12係の合同チームとして資料保管庫に眠るデータを活かし過去の未解決事件の継続捜査や、新たに引き起こされた事件を解明する[7]。やがて、この活躍を経てS5では「専従捜査班」が正式発足する[8]。専従捜査班はS6終了後の一時解散を経て、S7より新専従捜査班(初期数話のみ特別捜査係)として再発足。S8ではS4以来となるメンバーの変動も発生し、S1からの水田に代わって、新たに坂下路敏が加入した。
本シリーズは2023年時点までに通算で9シーズン・85話が制作・放送され、2024年現在の最新作に当たるS9では、前シーズンまでとは路線を変え全篇にわたって新専従捜査班が一つの事件を追うストーリーが展開、最終回では天樹が事件解決後に刑事を辞職するという形で幕引きを迎えている。同シーズン放送終了後の展開の有無について、2024年現在公式なアナウンスはなされていないが、2024年度の7月クールには本シリーズに代わり、S9の後番組でもあった『科捜研の女』が放送されており[9]、本シリーズについては事実上の中断状態にある。
主要メンバー / 元主要メンバー / 主要メンバーの親族 / 警察上層部 / その他警察関係者 / 臨海エリアの住人 / 江戸川区夫婦殺害事件の関係者 / その他
主要メンバー
- 天樹悠(あまぎ ゆう)〈46[10]〉
- 演 - 東山紀之
- 経歴:警視庁八重洲警察署交通課[ep 1]
- → 警視庁戸越警察署刑事課[ep 1]
- → 警視庁刑事部捜査第一課7係[ep 2]
- → 警視庁遺失物センター(S1第1話)
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係(S1第2話 - 最終話)
- → 警視庁刑事部機動捜査隊(S2 - S3最終話) 兼 警視庁第11方面本部準備室 機動捜査員(S3)
- → 警視庁刑事部刑事総務課刑事資料係(S3最終話 - S6) 兼 専従捜査班(S5 - S6)[注 2]
- → 警視庁警備部警備第一課特殊急襲部隊(SAT)(S7第1話)
- → 警視庁刑事部特別捜査係 → 新専従捜査班(S7第1話 - S9最終話)
- → 依願退職(S9最終話)
- 階級:巡査部長(S1 - S6) → 警部補(S7 - S9)[注 3]
- 1969年8月16日生まれ、血液型はA型[ep 1]。東明大学法学部卒業[ep 1]。家族は妻・清と娘・聖と清の父・堂本俊太郎。
- 事件とは無関係に思われる「時間」に対してこだわりを持っている[11]。実際彼が関わる事件は過去の未解決事件などと重要な繋がりがある場合が多い。犯人に同情・共感せず、推理後は辛辣な非難・批評で追い打ちをかけるが、場合によっては罪状の一部を不問にするなど融通を利かせ、警察の落ち度で犯罪に手を染めるなど情状酌量の余地が多い犯人に対しては心の底から同情することも多い。
- S1の開始から遡ること10年前の自身の誕生日に、妻と娘を亡くしている。天樹が常に身に付けている「『7時12分』を指したまま動かない腕時計」は、亡くなった娘が彼への誕生日プレゼントとして用意していたものであり、娘が遺体として発見された際に、彼女の手に握られていた。そのため、天樹は新しい腕時計と買い換えることを拒んでおり(S2第1話の開始時点では、既に修理されている)、また、「時間が止まった人」や「家族と死別した人」を見過ごせずにいる。妻と娘の死因については、彼を12係に抜擢した片桐正敏でさえも知らないが、S3第1話で水田環が島村唄子から渡された、天樹の経歴に関する資料には「2005年8月16日、事故(臨海地区の『マリンサイドスクエア』の改装工事中に起きた崩落事故)により死亡」と記されている。またS6第1話では、事件後に本人の申し入れで警視庁遺失物センターへ異動したことが判明している。
- S2では機動捜査隊(機捜104)に所属しており、一日の殆どを覆面パトカーでの管轄内の巡回に費やしている。
- 立ち居振る舞いは、S1とS2以降で大きく異なっている。S1ではノーネクタイで態度も飄々としており、妻の遺品の時計が毎回登場していたが、S2ではネクタイを締めて態度もクールになり、妻の遺品の時計に拘るシーンもなくなった。S4での立ち振舞いはS1に近いものになっているが、第1話の冒頭における健康診断で「老眼」だと診断されてからは、ノートパソコンを使って資料を作成する際などに老眼鏡を使っている。
- S4から専従捜査班のメンバーと「酒蔵あっけし」で食事をするようになる。
- S9最終話にて、江戸川区夫婦殺害事件が解決した後は刑事を辞め、農家になった。
- 海老沢芳樹(えびさわ よしき)〈52〉
- 演 - 田辺誠一(S4 - )
- 経歴:警視庁奥多摩警察署地域課[ep 2]
- → 警視庁西新宿警察署刑事課[ep 2]
- → 警視庁刑事部捜査第一課10係[ep 2]
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係(S4)
- → 警視庁刑事部専従捜査班(S5 - S6)[注 2]
- → 警視庁西新宿警察署地域課花舞交番(S7第1話)
- → 警視庁刑事部特別捜査係 → 新専従捜査班(S7第1話 - )
- 階級:警部補
- 主任。かつては上昇志向の塊のような排他的だったが、捜査第一課10係時代に「三億円強奪事件」の捜査に関わった際、容疑者として浮上した松原祐二の行動等から「複数犯による犯行」ではないかと考え、上層部に楯突き、訴えていたが、「松原が単独で犯行を起こした」と結論付けた上層部には全く相手にされなかった。それ以来、出世の道が閉ざされ、捜査第一課の閑職に甘んじて、警察組織に対して強い不信感を抱いており、他の捜査員達との折り合いが悪く人望も薄かったが、片桐に専従捜査班に引き抜かれ天樹らと行動を共にする中で、内に眠っていた正義感が再び目を覚まし始める。昼行灯の片桐に代わり、専従捜査班の陣頭指揮を執っている。こっそり警部への昇任試験を受けたが、不合格となった[ep 3][注 4]。さらにS6の第1話でそれが8回目の試験挑戦だと判明。娘が4人おり、S5では孫も生まれた[ep 4]。
- 坂下路敏(さかした ろびん)
- 演 - 小瀧望(ジャニーズWEST)[12](S8 - )
- 経歴:新専従捜査班(S8 - )
- 階級:警部補
- 1999年10月5日生まれ、血液型はAB型。東京大学法学部卒業[12][ep 5]。
- 2022年4月、警察庁入庁。本人の希望により専従捜査班に配属された新人エリート刑事。捜査は効率重視で、当初会議はほとんどリモートで参加していた。
- 子供の頃に父親が家を出て行き、高校の頃は住んでた家を追い出されて母親の麻未と漫画喫茶やカプセルホテルに寝泊まりしていた。その頃、麻未の窃盗の件で知り合った山岸正武から小室司を紹介してもらい、無利子で金を借り大学に入学した[ep 6]。
- 内閣情報調査室への出向話が出るが[ep 7]、断る[ep 8]。
- 野々村拓海(ののむら たくみ)
- 演 - 白洲迅[13](S4 - )
- 経歴:警視庁総務部留置管理第二課[ep 2]
- → 警視庁刑事部刑事総務課刑事資料係(S4 - S6) 兼 専従捜査班(S5 - S6)[注 2]
- → 警視庁刑事部捜査第一課七係(S7第1話)
- → 警視庁刑事部特別捜査係 → 新専従捜査班(S7第1話 - )
- 階級:巡査[ep 2]
- 青森県八戸市出身。憲士館大学法学部卒業。2017年に入庁[ep 2]。明るく元気な青年。刑事に憧れているが、落ち着きがなくおっちょこちょいな性分が災いして、内勤である資料係に配属される。そのため専従捜査班として捜査に参加できることを喜んでいる。父親を4歳の時に病気で亡くし、女手一つで育ててくれた母親も2017年に他界している[ep 9]。近眼であり、普段はコンタクトレンズをしている。名前で呼ばれることに嫌悪しており、苗字で呼ぶように再三伝えているが専従捜査班のメンバーからは「拓海くん」「拓海」と呼ばれている。
- 専従捜査班が解散になった後、"刑事課の花形"と呼ばれる捜査一課の7係に配属となるも、専従捜査班に所属していた頃とは異なる勤務体制や雰囲気に馴染めずにいた。とある殺人事件の捜査で、事件関係者及び現場周辺への聞き込みなどを「非効率」だと否定する7係の捜査方針への反発から単独行動を取るようになり、結果的に殺人事件に関与していた人物を目の前で何者かに殺害されたことなどを理由に、上司の多々良から「7係に相応しくない」と告げられるが、その会話を聞いていた片桐の(半ば強引な)計らいで特別捜査係に配属される[ep 10]。
- 監察官の正木哲也と同期の焼津大地から、片桐正敏が「ポリス浄化ぁ」の首謀者なのか調べるよう内偵を命じられる[ep 7]。調査後、片桐は首謀者ではないと報告する[ep 11]。
- 青山新(あおやま あらた)〈39〉
- 演 - 塚本高史[14][15](S2 - )
- 経歴:警視庁西葛西警察署刑事課[ep 12]
- → 警視庁有明警察署刑事課(S2第1話)
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係(S2第2話 - S3最終話) 兼 警視庁第11方面本部準備室 専任捜査員(S3)
- → 警視庁西新宿警察署地域課万人町交番[ep 2](S3最終話)
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係(S4)
- → 警視庁刑事部専従捜査班(S5 - S6)[注 2]
- → 警視庁生活安全部少年育成課少年指導係(S7第1話)
- → 警視庁刑事部特別捜査係 → 新専従捜査班(S7第1話 - )
- 階級:巡査 → 巡査長(S6 - )
- 1985年2月10日生まれ[ep 13]。東京都江東区宮洲島(臨海エリア)で生まれ育つ[16][ep 2]。施設出身で[ep 3]、久喜鉄平と一色朱子は同じ施設の出身者。
- 以前はスカウトマンをしていたが、品田ゆりと出会ったことをきっかけに警察官になる[ep 14]。スタンドプレーが目立つ天樹の監視役となるが[14]、S2第1話にて天樹たちの捜査で過去の未解決事件の犯人であることを突き止められた上司を殴ったことで謹慎処分を受ける。その後、沙村の計らいで12係に配属される[注 5]。
- S3最終話のラストで交番勤務へ異動となり、本人は「定年までずっと交番勤務だと思った」らしいが、1年後に片桐に誘われる形で12係に復帰する[ep 15]。放任主義の天樹に代わり、野々村の教育係を担当することになるが、その事がやんちゃだった性格を大人に成長させることになる。
- S6からS7の間に水田とルームシェアしていたが[注 6][ep 16]、S8開始前に解消している[ep 17]。
- 片桐正敏(かたぎり まさとし)〈55[17]〉
- 演 - 吉田鋼太郎
- 経歴:警視庁臨海警察署刑事課[ep 2]
- → 警視庁深幸警察署刑事課[ep 2]
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係 係長(S1)
- → 警視庁刑事部刑事総務課 課長[注 7](S2)
- → 警視庁第11方面本部準備室 室長(S3)
- → 鮫洲運転免許更新センター 免許課長補佐[ep 2](S3最終話)
- → 警視庁刑事部刑事総務課刑事資料係 係長[注 8](S4 - S6) 兼 専従捜査班 班長(S5 - S6)[注 2]
- → 警視庁第九方面交通機動隊所属白バイ隊員(S7第1話)
- → 警視庁刑事部特別捜査係 → 新専従捜査班 係長(S7第1話 - )
- 階級:警部(S1) → 警視(S2 - S4) → 警部(S5)[注 9] → 警視[ep 2](S6 - )
- 1960年8月12日生まれ、血液型はO型[ep 7]。表向きは警察組織に従っているが、実際は天樹たちと同様に強い正義感を持っており、彼らの捜査には概ね許可を出し、特に上の立場であるために警察上層部も含めた権力者が関わるような事件においては重要な役割を担っている。
- 特別捜査係を新設[ep 10]。
- 二度の離婚暦がある[ep 2]。1番目の妻・朝山恵美との間に、娘・美央がいる。2番目の妻とは3ヶ月で離婚している[ep 20]。
- 堂本俊太郎(どうもと しゅんたろう)〈65[18]〉
- 演 - 北大路欣也[19](少年期:東海林忠輝[20]〈S5第7話〉)
- 経歴:東都大学医学部法医学教室教授(S1 - S6)
- → 東都大学医学部名誉教授(S7 - )
- 法医学者で東都大学医学部長。天樹の義父。清の父で聖の祖父。
- S1最終話ではアメリカのとある大学から法医学のアドバイザーとして招待され、吉岡泰夫が殺害された事件が解決した後に渡米する。その後、S2第1話にて帰国する。S3で第11方面本部準備室と管轄・司法解剖担当となる。S6からS7の間に退任し、教鞭を執って後進の育成に力を注ぐも、特別捜査係発足とともに復帰[ep 16]。
元主要メンバー
- 沙村康介(さむら こうすけ)〈49[21]〉
- 演 - 髙嶋政宏[22][23](S1 - S3 / S4第3話〈回想〉 / S5最終話 / S7最終話〈回想〉 / S9第6話)
- 経歴:警視庁刑事部捜査第一課12係(S1)
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係 係長(S2 - S3最終話) 兼 警視庁第11方面本部準備室 専任捜査員・指揮官(S3)
- → 所轄署刑事課(S3最終話)
- → 警視庁刑事部捜査第一課 管理官(S5最終話)[23]
- → 警視庁刑事部 参事官(S9第6話)[24]
- 階級:警部補(S1) → 警部(S2 - S3) → 警視(S5最終話)[注 10] → 警視正(S9第6話)[注 11]
- 1965年10月15日生まれ、血液型はB型[ep 13]。家族は妻・清美(S3の1年前に離婚[ep 21])と娘・康江。
- 正義感が強く、情熱的で、天樹と同様に犯人に同情や共感はしない。学生時代はアメフト部に所属しており、S1では刑事部屋で筋力トレーニングをしていることがあった。
- リーダーとしてチームを指揮していたが、山下の件で責任を取らされ所轄に異動となる[ep 22]。しかし、2年後に警視庁捜査第一課の管理官として本庁に復帰[23]。かつての仲間である専従捜査班を捜査から外すなど、専従捜査班の捜査を阻む行動に出たが、実際は水田を守る為であった[ep 4]。
- 山下巧(やました たくみ)〈42[25]〉
- 演 - 片岡愛之助[26](S1 - S3 / S4第3話[27] / S5第1話[28]・最終話〈回想〉 / S7最終話〈回想〉)
- 経歴:警視庁刑事部捜査第一課12係(S1)
- → 未来犯罪予測センター 長(S2 - S3最終話) 兼 警視庁第11方面本部準備室 鑑識(S3)
- → 東京拘置所 3259番(S4第3話 - )
- 階級:巡査部長
- 1973年1月25日生まれ[ep 13]。ホワイトハッカー[29]。ハッカーとしての腕前もそれなりに優秀で、情報収集も得意としている。また、「この山下にお任せを」を口癖にしている。検索エンジン「リトル・ヤマシタ」を構築する[ep 21]。「リトル・ヤマシタ」のログインパスワードは「DY1KNAMSA2」[注 12]。
- 馬久根恒義を逮捕しても裁くことは出来ないという歪んだ正義感から警察の代わりに自分が馬久根を裁くために「御厨一豊」という架空の人物に成りきり、S3第1と2話で馬久根が関与している事件の容疑者を裏で操って馬久根を追い詰め、更には馬久根の関係者に拉致されたフリをすることで姿を消しながら天樹たちの行動を監視する。第9話で頃合いを見て天樹たちと合流し、最終話では林敬子を使って遂に馬久根の殺害に成功するが、天樹に全てを暴かれたことで御厨を名乗って行動した経緯を明かし、最後は持っていた拳銃で自殺を図るも失敗[27][注 13]、S4第3話で東京拘置所に拘留されており、現在は自分の行いを反省している。S5第1話では新聞で事件のことを知り、専従捜査班にメッセージを送って捜査に協力している[28]。
- 永沢圭太(ながさわ けいた)〈38[30]〉
- 演 - 鈴木浩介[31](S1 - S2第5話 / S3第9話〈回想〉 / S5最終話〈回想〉)
- 経歴:警視庁刑事部捜査第一課12係(S1 - S2第4話)
- → 殉職(S2第4話)
- 階級:巡査部長 → 警部[注 14]
- 12係と他部署の潤滑油的存在。家族は父・圭介と母・和子。
- S2第4話では過去に起きた父の死の真相とそれに関連する別の事件の真実を独断で調べていたが、最後は事件の黒幕である山路史郎が差し向けた実行犯の丸藤遼平によって殺害される[32]。
- 水田環(みずた たまき)〈28[33]〉
- 演 - 倉科カナ[34](S1 - S8第1話)(幼少期:璃菜[35]〈S5最終話〉)
- 経歴:警視庁蒲田北警察署地域課(警察学校卒業後)[ep 23]
- → 警視庁北池袋警察署地域課北池袋本町交番[ep 2]
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係(S1 - S3最終話) 兼 警視庁第11方面本部準備室 専任捜査員(S3)
- → 警視庁警務部人事一課監察係[ep 2][注 15](S3最終話)
- → 警視庁刑事部捜査第一課12係(S4)
- → 警視庁刑事部専従捜査班(S5 - S6)[注 2]
- → 警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課(S7第1話)
- → 警視庁刑事部特別捜査係 → 新専従捜査班(S7第1話 - S8第1話)
- 階級:巡査(S1) → 巡査部長(S2 - S8第1話)
- 1987年3月2日生まれ[ep 13]。ペンシルベニア文化大学 犯罪心理学専攻[ep 2]。ビジネスレベルの英語を習得。家族は父で外交官だった純平と母の美月。
- 高い洞察力と推理力を持つ、留学経験のある、アメリカ帰りの帰国子女。捜査のパートナーはS1からS3は沙村で、S4からは青山。チームの紅一点。
- S3第1話では上の立場にいる島村唄子の依頼で第11方面本部の監視役となるが、徐々に監視役の仕事自体に疑問を抱くようになり、最終的には島村に反発して監視役を降りる。12係が解散後は、監察官として1年過ごした後、片桐の誘いを受ける形で12係に復帰する[ep 15]。監察官時代は、数々の不祥事を摘発し、警視庁の組織浄化の功労者となる。16年前に出張先のインドネシアから帰国した直後に遺体となって発見された父の純平が機密費流用の疑いを掛けられた際には辞表を片桐に渡したが、専従捜査班の捜査により無実と判明した為、刑事を続ける事になった[ep 4]。片桐と海老沢とかつての上司だった沙村からは「水田」、青山と野々村からは「環さん」と呼ばれている。天樹からは基本的には「水田さん」と呼ばれているが時々「環さん」と呼ばれる事がある。かなり年上の天樹をなぜか「天樹君」と呼ぶ。
- S6からS7の間に青山とルームシェアしていたが[注 6][ep 16]、S8開始前に解消している[ep 17]。
- S8第1話では、新人の坂下路敏の教育係を買って出るが、同話数のラストにて、キャリアアップのためにFBIへ研修に行くことを専従捜査班に伝え[36]、アメリカへと旅立つ形で新専従捜査班を離れた。
主要メンバーの親族
- 永沢和子
- 演 - 立石涼子(S2第4話・第5話)
- 永沢圭太の母。圭介の妻。
- 永沢圭介
- 演 - 岩渕敏司[37](S2第5話)[注 16]
- 永沢圭太の父。殉職した元刑事、殉職前の階級は警部補。
- 30年前の川口 横丁婦女暴行殺人事件の被疑者である三窪厳から無実を訴えられ、再捜査をしようとしたが、最後は事件の真犯人である山路史郎によって口封じのために殺害される[ep 24]。
- 天樹清(あまぎ さやか)
- 演 - 井上依吏子[38](S3第1話・第6話 / S5第5話 / S6第5話・最終話)[注 17]
- 天樹悠の妻。聖の母。堂本俊太郎の娘。
- 2005年8月16日、聖のピアノのレッスンが終わったために家に帰ろうとしたが、最初の殺人で傷を負ったばかりの楠城誠也を目撃してしまい、最後は彼を通じて馬久根恒義の依頼を受けた牛島繁利の手により口封じのために事故に見せかけられて殺害される[ep 25]。
- 12年前、天樹に内緒で工藤優樹と不倫をしていた[ep 25]。
- 天樹聖(あまぎ みづき)
- 演 - 稲垣来泉[39](S3第1話・第6話 / S5第5話 / S6第5話・最終話)[注 17]、北林来愛[40](S5第5話 / S6第5話・最終話)[注 17]
- 天樹と清の娘。堂本俊太郎の孫。
- 2005年8月16日、殺人を犯した楠城誠也の姿を母親と共に目撃してしまい、その口封じのために母親と共に事故に見せかけられて殺害される。
- 生前はピアノを習っていた。
- 沙村清美
- 演 - 楊原京子(S3第9話)
- 沙村康介の妻。S3では沙村と離婚している。
- 沙村康江
- 演 - 中尾百合音(S3第9話)
- 沙村康介と清美の娘。両親の離婚後は清美と暮らしている[ep 26]。
- 水田純平
- 演 - 河相我聞(S5最終話)
- 水田環の父。生前は外交官で外務省要人外国訪問支援室の室長だった。
- 16年前の夏、出張先のインドネシアから帰国した日に千葉の港で転落死体として発見される[41]。実は外交官仲間の山口敏也と佐伯健吾が結託して巨額な機密費を横領しようと画策。金は、佐伯から別の人物達へ横流しされ、その金で、フリースクールやスナック経営が開始。その真相を明らかにしようとして山口と佐伯に殺害されたが当時の上層部は事故死として処理する。証拠は、山口のIDで作成された機密費の改竄データ。それをフロッピーにして環へのプレゼントのぬいぐるみの中に隠して、死亡する直前に自宅へ送っていた[ep 4]。
- 水田美月
- 演 - 栗田よう子(S5最終話)
- 水田環の母。純平の妻。
- 朝山美央
- 演 - 茅島みずき[42](S7第5話)
- 片桐正敏と恵美の娘。高校生で演劇部の部員。片桐とは月に1回会っている[ep 20]。
- ファミレス「キャンティ・クアトロ・シェルクラブ」でアルバイトをしている[ep 20]。
- 朝山恵美
- 演 - 安藤玉恵[42](S7第5話)
- 片桐正敏の1番目の妻。マンションに美央と二人で住んでいる[ep 20]。
- 坂下麻未
- 演 - 町田マリー[43](S8最終話)
- 坂下路敏の母親。金を盗んだという疑いをかけられ、警察に連行されるが、山岸正武が真犯人を捕まえたことで疑いが晴れる[ep 6]。
警察上層部
- 小田六郎
- 演 - 中丸新将[44](S2第1話・第3話)
- 警視庁刑事部長。
- 岩下千治(いわした かずはる)
- 演 - 山田百貴(S3第1話・第2話・第9話・最終話)
- 警視庁第1方面本部長。権力のある馬久根と繋がっており、彼の指示で関わる事件が表面化しないように配慮している。
- 笹岡祐二
- 演 - 工藤俊作(S5第1話・最終話)
- 警視庁刑事部長。名前はS5第1話の劇中の新聞では「石倉」になっている。
- 正木哲也
- 演 - 山田純大(S8第6話 / S9第1話・第2話・第4話・第5話・第8話・最終話)[注 18]
- 警視庁警務部首席監察官。国家公務員一般職試験合格の準キャリア[ep 27]。
- 部下の焼津大地と共に、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」の調査にあたる[45][ep 7]。
- 首席監察官になれたのは利根川巌の後ろ盾があったため。その利根川巌から利根川寛二の事件の隠蔽を持ち掛けられ、下松譲を通じて鶴見達男が犯人になるよう動いていた[ep 27]。
- 焼津大地
- 演 - 泉澤祐希(S9第1話・第2話・第4話・第5話・第8話・最終話)(少年期:吉田日向〈S9第2話・第7話・最終話〉)
- 監察官。正木首席監察官の部下。野々村拓海の同期[45]。
- 茨城県出身。両親は花農家をしていた。12年前の大地震で両親を亡くしたあと、山岡夫婦や望月和沙たちと出会う。1年後山岡夫婦が東京に戻る際、望月和沙らと一緒に上京し、山岡夫婦たちと疑似家族生活をする[ep 27]。
- 警察官になり鶴見達男の手記を見て山岡夫婦殺害の真犯人が別にいることを知る。手記を持ち去り、2023年4月18日から暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」の首謀者として警察組織の内部告発を行い、真犯人を見つけ出そうとする[ep 27]。
その他警察関係者
- 松田健吾
- 演 - 中澤隆範[46](S1第1話・第4話・第5話)
- 鑑識主任。
- 道上慎之助(どうじょう しんのすけ)
- 演 - 田中哲司(S2第1話 / S6第2話[47]・最終話)
- 警視庁捜査第一課の管理官。公園でバラバラ遺体として発見された筧里緒奈の事件の指揮を執る[ep 14]。
- 3年前の村上雅人の事件を担当していたが1年前に退官し、今は「わかくさ総合福祉会館」で働いている[ep 28]。退官する前は公安に所属していた。
- 14年前の2006年9月30日に、自分の恋人の松尾夏恵が自殺に見せかけられて殺された時に、犯人の宮田達彦がアリバイ作りのために起こした事件の捜査を手伝ってしまった。警察を辞めた後、その真実を突き止め、復讐する機会を探していた。その後、「0-A」の移送を知り、加山一彦を利用して強奪した、「0-A」事件の真の黒幕である[48]。道上がボイスチェンジャーを使い言っていた「真実は一つ」という言葉の意味は、法では裁けなかった事件の真実を明らかにし裁きを下す事である[ep 29]。
- 室井沙織は道上の公安時代の部下で、沙織は高校時代に親友の家が放火に遭い、その時犯人を逮捕した道上に憧れ警察官になる決心をした。
- 丸藤遼平
- 演 - 音尾琢真(S2第4話・第5話 / S3第9話[49])
- 経歴:警視庁青砥警察署地域課(S2第4話・第5話)
- → 東京拘置所 死刑囚(S3第9話)
- 階級:巡査
- 警視庁青砥警察署地域課の巡査。殺人事件の真犯人である山路史郎から「(永沢を)動かないようにしてくれ」と依頼され[ep 24]、川口 横丁婦女暴行殺人事件の再捜査を始めた永沢圭太を「山笠団地」で殺害する。その後、永沢の殺害現場に来た天樹達を案内したが、後に真相を知った天樹達によって身柄を拘束される。黙秘を続けていたが、山路が逮捕されたことにより自身も書類送検され、死刑囚として収監される。
- S3第9話でロクの手引きによって東京拘置所から脱走する[50]。脱走後、宮本あかりを使って沙村康介を呼び出し、永沢巡査部長殺害事件の身柄拘束時、沙村に絞め落とされた屈辱からリベンジのために脱走したことを明かす。接戦の末に沙村を後一歩の所まで追い詰めるが、あかりの邪魔が入ったことで隙を突かれ、沙村に絞め落とされる形で倒される。再び身柄を拘束されたが、変わらずに黙秘を貫く。
- 島村唄子
- 演 - 久世星佳(S3第1話・第6話・第9話・最終話 / S6第6話)
- 監察官。監察対象になっている第11方面本部の内偵をするように水田環に指示するが、物語が進むにつれて詳しい調査報告は聞けず、最終話では意見の衝突により環から反発される。
- 森山
- 演 - 千咲としえ(S4最終話)、吉野まり[51](S5第1話)
- 首席監察官。同僚だった水田に頼まれ監察の情報を教えている。
- 小岩純一
- 演 - 安崎求[52](S4第9話 / S5最終話)
- 警視庁捜査一課長。
- 岡崎周平
- 演 - 藤本隆宏[53](S9第2話 - 第5話)
- 鑑識官。天樹悠の同期。鑑識のエースで警視総監賞の最多受賞の記録を持っている[ep 30]。
- 事件現場の証拠の捏造、改ざんをしている[ep 30]。8年前の福地陽子の事件、10年前の江戸川区夫婦殺害事件も証拠の捏造をしていた。新専従捜査班の捜査で福地陽子の事件の真犯人が逮捕される。天樹から江戸川区夫婦殺害事件の犯人は死刑が執行された鶴見達男なのかと問われ、天樹が去ったあとに自殺する。[ep 31]。
臨海エリアの住人
- 馬久根恒義(ばくね つよし)
- 演 - 山本學(S3第1話・第2話・第6話・第9話・最終話)
- 馬久根家の18代目当主で、元大地主。臨海エリアの中心人物として臨海エリアに戦後期から根を張っており、政財界にも影響を及ぼしている。また、報恩と報復を家訓としており、自分の頼みを引き受けた者にはそれなりの報酬を用意するが、反面では自分に対して害になる者は徹底的に排除する。犯罪の揉み消しなど、犯罪の片棒を担ぐような仕事もしており、また犯人が別にいると気付かれないよう、自分とその犯人との繋がりが明らかにならないように用意周到なやり方で物事を治める等の計算高く、知略的である。過去に片桐正敏と組んでいた刑事・前田優太をある事件絡みから始末したことがあるようで、彼からは「宿敵」として敵視されている。S3第1話で起きたある事件に関与して以降は天樹たち12係と対峙するようになるが、最終話では自身に恨みを抱いていた介護士の林敬子によって殺害される。
- 林敬子
- 演 - 中村映里子(S3第1話・第2話・第6話・第9話・最終話)
- 「あすなろ介護相談センター」から馬久根家に派遣されている介護士。馬久根の孫娘である涼子(本編未登場)からいじめを受け、更には愛犬までも殺されたことで激怒したが、当時から権力のあった馬久根のせいで学校や両親が事実に目を瞑ってしまい、結果として馬久根に恨みを抱くようになる[注 19]。その後、復讐計画を手助けした御厨一豊の指示に従って介護士として馬久根の懐に忍び込んだが、最終話では御厨から殺しの指示が下った為に馬久根を殺害する。その後、全てを暴いた天樹たちに逮捕され、大人しく全てを自供する。
- ロク/黒石健次(くろいし けんじ)
- 演 - 川口力哉(S3第6話・第9話)
- 臨海商工出版の社長だが、正体は馬久根の関係者の事件師で、久喜によればバブル期に馬久根家の先代と組んで臨海エリアの地上げを仕切っていた事件師の側にいた人物。馬久根に忠実で、どんな命令にも従う。「畏まりました」の「ました」を省略して言う癖がある。「ロクさん」と呼ばれているが、自身も馬久根のことは「ネーバクさん」と呼んでいる[ep 25]。また、任務を必ず遂行しており、馬久根からの信頼は厚く、仕事を頼まれた際の手段についてはほぼ任されている。
- 第9話では天樹たちに素性と居場所を知られ、本拠地である臨界商工出版社に乗り込まれたが、直後に馬久根に関する秘密保持の為に天樹らの目の前で服毒自殺した。
- 久喜鉄平
- 演 - 米村亮太朗(S3第1話・第5話・第6話・第9話 / S4第8話〈回想〉 / S6第6話〈回想〉)
- 青山新と同じ施設出身の旧友で情報屋。普段は移動販売のケバブ屋を営んでおり、婚約者の菅谷美也子と暮らしている。
- 青山に情報を提供し続け、第9話では馬久根の手先であるロクの情報を青山に伝えたが、その日の夜にロク本人の襲撃を受ける。彼が持ってきた美也子の首を見たことで激昂し、仇討ちのためにロクに襲い掛かるも返り討ちに遭って殺害され[50]、翌日に死体として発見される。
- 菅谷美也子
- 演 - 和田麻菜[54](S3第6話・第9話)
- 久喜鉄平の婚約者。久喜と一緒にケバブ屋をやっており、久喜との間に出来た子を身籠っている[50]。第9話で買い出しに出ている途中で久喜に対する報復の為に馬久根の手先であるロクに殺害されたが[50]、見せしめの為に首だけを切り取られて久喜の目の前に見せ付けられ、翌日には久喜の死体と共に警察に発見される。
- 宮本あかり
- 演 - ハマカワフミエ[55](S3第2話・第6話・第9話)
- 沙村康介の通うジムのインストラクター。第9話ではロクに金で雇われて沙村を誘き寄せる為の人質になるが、自分を助ける為に必死になっていた沙村を見たことで自分の行いを反省し、最終的には彼を助ける。その後、警察に保護され、前述のことを天樹たちに打ち明けた後は警護されたまま帰宅する。
江戸川区夫婦殺害事件の関係者
- 山岡紀夫
- 演 - 山口大地[56](S9第1話・第2話・第6話 - 最終話)
- やまお食堂の店主。
- 12年前の大地震後に夏美と茨城県へ行き、仮設住宅内に被害者のための「やまお食堂」を開く。そこで望月和沙、浜崎修斗、井手孝也、焼津大地と出会う。1年後、東京に戻り休業していた「やまお食堂」を再開する[ep 32]。
- 2013年3月4日午後8時過ぎ、利根川宗一に夏美が殺されたあと、宗一ともみ合いになり鈍器で頭部を強打され死亡[ep 27]。
- 山岡夏美
- 演 - 篠原真衣[57](S9第1話・第2話・第6話 - 最終話)
- 紀夫の妻。紀夫との間に子供がいたが病気で亡くしている[ep 32]。
- 2013年3月4日午後8時過ぎ、利根川宗一に鈍器で頭部を強打され死亡[ep 27]。
- 浜崎(望月)和沙
- 演 - 山崎紘菜(S9第1話・第2話・第7話 - 最終話)(少女期:中島真白[58]〈S9第1話・第2話・第7話 - 最終話〉)
- 修斗の妻。盲目の女性[45]。
- 茨城県出身。中学生だった12年前に大地震で親を亡くす。東京の高校を受験し合格、東京の食堂兼住居の「やまお食堂」から学校へ通う[ep 32]。
- 10年前は山岡紀夫に片思いをしていて、その思いを山岡夏美に知られる。「やまお食堂」から出て行こうとするが夏美に止められる[ep 8]。その後「やまお食堂」が全焼し、唯一生き残りながらも両眼を失明する[45]。
- 浜崎修斗
- 演 - 堀井新太[45](S9第1話・第2話・第7話 - 最終話)(少年期:細谷匠〈S9第1話・第2話・第7話・最終話〉)
- システムエンジニア。和沙の夫。
- 鶴見達男の逮捕や判決に疑念を持ち、当時の担当刑事だった下松譲から10年前の山岡夫婦殺害の真犯人を聞き出そうとする。下松がナイフで襲ってきてもみ合いになり、そのナイフで下松を殺してしまう[ep 33]。その後留置所に拘留される[ep 32]。
- 井手孝也
- 演 - 田中樹(SixTONES)[59](S9第5話 - 第7話)(少年期:加藤憲史郎[60]〈S9第6話・第7話・最終話〉)
- 特殊詐欺の受け子。
- 茨城県出身。両親は離婚し母親の芳江と2人暮らしだった。12年前の高校2年生の春、大地震で母親を亡くし児童福祉施設に引き取られる[61][ep 34]。
- 大地震のあと望月和沙に「やまお食堂」に連れていかれ、山岡夫婦、浜崎修斗、焼津大地と出会う。高校を卒業後、望月和沙らと一緒に上京し、山岡夫婦たちと疑似家族生活をする[ep 32]。
- 10年後、浜崎修斗が下松譲を殺したことをニュースで知り、山岡夫婦の死の真相を追求しようと「東関東連続強殺事件」を担当していた秋下検事と中澤判事に接触する[ep 32]。その後真相に近づき、山岡夫婦殺害の真犯人・利根川宗一に首を絞められて殺される[ep 27]。
- 下松譲
- 演 - 宮川一朗太(S9第1話・第2話・第6話・第7話・最終話)
- 株式会社TN測量設計の代表取締役。10年前は警視庁江戸川警察署の警部補。
- 腹部にナイフが刺さり大量出血し遺体で発見される[ep 7]。
- 警察官時代は江戸川区夫婦殺害事件の担当をしていて、鶴見達男から自供を引き出す[36]。その3か月後に警察を辞め、利根川開発の子会社のTN測量設計に役員として迎えられ、1年後に代表取締役に就任した[ep 7]。
- 鶴見達男
- 演 - 柳憂怜(S9第1話・第2話・第6話・第7話・最終話)
- 死刑囚。東関東連続強殺事件の犯人。通称「平成最大の殺人鬼」。5人を殺した犯人として検察の求刑どおり死刑判決を受け[36]、2023年3月14日に死刑執行[ep 34]。
- 実際に殺した人数は3人だが、下松譲を通じて正木哲也から、母親が亡くなるまで面倒を見るという取引を持ち掛けられ、山岡夫婦も自分が殺したと供述した[ep 27]。
- 利根川宗一
- 演 - 渡辺大(S9第2話・第8話・最終話)
- 利根川開発の社長[62]。利根川巌の長男。宗一は巌の前妻の連れ子。
- 2013年3月4日、寛二から山岡紀夫を殴ったと聞かされ山岡紀夫に土下座するが、警察に通報すると言われ、電話しようとした山岡夏美を鈍器で殴り殺害。山岡紀夫ももみ合いになりながら鈍器で殴り殺害する。食堂兼住居の「やまお食堂」の1階部分を出火し、全ての犯行を寛二になすりつける[ep 27]。
- 以前汚れ仕事をやらせていた宝来正道、事件の真相に近づいた井手孝也も殺害した。
- DJ TONEKAN / 利根川寛二
- 演 - 阿部進之介(S9第2話・第8話・最終話)
- 「東新宿ビリーバー」のDJ。利根川巌の次男。寛二は巌と後妻の息子。
- 大学卒業後は親の金で海外を転々としていたが、30代になってから利根川開発に就職し、役員兼地域開発担当部長になる。リバモ江戸川の開発プロジェクトを担当し地権者の山岡夫婦と交渉する[ep 8]。買収に応じない山岡紀夫を殴り宗一に泣きつく。宗一から「やまお食堂」が全焼し山岡夫婦が亡くなったことを聞かされ利根川開発を退職する[ep 27]。
その他
- 有希
- 演 - 藤田葵(S5第7話 - 最終話 / S6第3話 / S8第3話・第4話・第6話・最終話 / S9第3話)[注 20]
- 「酒蔵あっけし」の店員。野々村拓海からカシオレの注文をよく受ける。
- 小室司
- 演 - 鷲尾英彰[63](S8第2話・第3話・最終話)
- 金貸し。路敏から金を受け取っている[ep 35]。実は山岸正武に頼まれ無利子で路敏に金を貸していた[ep 6]。
※ストーリー内にたびたび登場する施設・会社・組織・部署・事件名・事故名などを記す。各シーズンの主要メンバー7人は下記の表を参照。
- 警視庁刑事部捜査第一課12係
- 一度配属されたら二度と表舞台に戻ることはできない、刑事の墓場とも揶揄される部署。後述の通り毎シーズンのように度々解散や再結集・再編を繰り返す状態にあり、部署名もその都度変動している。
- 別動捜査隊
- 警視庁刑事部捜査第一課12係の現・旧メンバーたちの総称[315]。
- 第11方面本部準備室
- 犯罪が激増する東京臨海エリアを専従捜査する部署[316]。室長は片桐、係長は沙村。この第11方面本部準備室時代に、マリンサイドスクエア改装崩落事故の真相、そして長らくチームを苦しめていた黒幕がメンバーの1人であった山下という事実が判明し、2017年9月に班は解散となった。
- 専従捜査班
- 警視庁刑事資料係と捜査第一課12係の合同チームとして、2018年7月に結成されたチームだったが[ep 15]、複雑化する凶悪犯罪を迅速に解決するために、刑事資料係長・片桐を班長に、海老沢を主任として2019年7月1日に正式に発足[ep 18]。組織にとらわれずに独自の判断で自由に捜査でき、司法取引の権限も与えられた警視庁独自の正式な組織で、超凶悪犯罪と難解な未解決事件に特化し早期解決を目指す警視庁独自の部署[317]。
- 2021年4月、警視庁内に保存されていた全ての捜査資料のデータ化が完了。それに伴い、専従捜査班および刑事資料係は解散(S6からS7の間)。
- 特別捜査係 → 新専従捜査班
- 一旦は解散し、所属もバラバラとなっていた元専従捜査班のメンバーを再結集し、片桐を係長として2021年7月に発足[ep 10]。
- 事務所は「警視庁第七分庁舎」内に設置[ep 16]。
- S7第3話から名称が「新専従捜査班」に変更されているが、事務所のドアは「シン・専従捜査班」と表記されている。
- 0-A
- 0-Aは警視庁内にある捜査資料のひとつで、データ化の必要のない解決済みの事件や事件性のない事故事案の資料。
- 警視庁内の0-A以外の全ての捜査資料(ナンバー1〜631)のデータ化に伴い、紙の資料は倉庫で一元管理する事になる。0-Aを含む全ての捜査資料を倉庫に移送中襲撃され、0-Aを何者かに盗まれる[ep 2]。襲撃されたことで0-A以外の捜査資料は資料係に戻される。
- 0-Aを盗み「謎の数字」を残してきた真の黒幕は、元管理官の道上慎之助だった[ep 29]。
- 川口 横丁婦女暴行殺人事件
- 1986年6月2日午前6時頃(30年前)、埼玉県川口市赤木2丁目43番5号のスナック2階の住居で窒息死した清水利沙子を発見。被疑者は当日の客で利沙子に片思いをしていた当時20歳の整備工・三窪厳[ep 24]。
- 当時の捜査関係者は埼玉県警川口警察署刑事課 北田吾郎警部、永沢圭介警部補(所属は当時のもの)。
- マリンサイドスクエア改装崩落事故
- 2005年8月16日午後7時頃、東京都江東区明崎2-1-1で改装作業中の足場の一部が破損して落下、真下にいた天樹清と天樹聖が死亡[ep 25]。
- 江戸川区夫婦殺害事件
- 2013年3月4日午後8時過ぎ、東京都江戸川区にある「やまお食堂」の店主山岡紀夫と妻の夏美が殺され、食堂兼住居だった1階部分から出火し全焼。同居していた望月和沙も重傷を負う。
- 江戸川区夫婦殺害事件は、2013年1月17日から3月4日まで起きた「東関東連続強殺事件」の3件目の事件。
- 犯人の鶴見達男は快楽的な殺人が目的だったと供述[ep 7]。
- 当時の捜査関係者は下松譲、岡崎周平、里中聡、片桐正敏。
- 当時の法曹関係者は秋下誠一郎、中澤徹。
Season1
- 放送期間:2015年7月15日 - 9月9日
- 放送回数:全9回
- 第1話は30分拡大(21:00 - 22:24)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[318] | 脚本 | 監督 | 視聴率[319] |
1 | 7月15日 | 最後の時効 | 大石哲也 | 猪崎宣昭 | 11.8% |
2 | 7月22日 | 氷の殺人 | 八津弘幸 | 10.6% |
3 | 7月29日 | 逃亡親友 | 大石哲也 | 新村良二 | 09.0% |
4 | 8月05日 | 忘れた男 | 八津弘幸 | 長谷川康 | 09.4% |
5 | 8月12日 | 母と息子 | 大石哲也 | 新村良二 | 06.6% |
6 | 8月19日 | 真夏の復讐殺人!? 残1時間の命 | 真野勝成 | 長谷川康 | 09.1% |
7 | 8月26日 | 自首した男 容疑者0の殺人!! | 伊藤洋子 | 新村良二 | 08.4% |
8 | 9月02日 | 釈放直前!! 8990円で脱走した女 | 徳永富彦 | 猪崎宣昭 | 09.9% |
9 | 9月09日 | 真っ白な遺言と10年の空白!! | 大石哲也 | 10.7% |
平均視聴率 9.6%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season2
- 放送期間:2016年7月13日 - 9月14日
- 放送回数:全9回
- 第1話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率[320] |
1 | 7月13日 | 警視庁最強のスペシャリスト集団、始動! | 真野勝成 | 長谷川康 | 10.8% |
2 | 7月20日 | 都知事特設秘書が謎の転落死!? 疑惑の8000万円の行方! | 大石哲也 | 09.8% |
3 | 7月27日 | タイムリミットは2時間…!正義のために人を殺せるか!? | 八津弘幸 | 及川拓郎 | 11.8% |
4 | 8月03日 | 警視庁捜査一課12係 永沢 殉職! | 真野勝成 | 11.1% |
5 | 8月10日 | なぜ仲間は死んだ?刑事たちの弔い合戦、完結編! | 09.8% |
6 | 8月24日 | 「人間のクズ」は不必要?正義の殺人者“水曜日のHUNTER” | 森下直 | 新村良二 | 10.5% |
7 | 8月31日 | 国ぐるみのリコール隠しで殺人!? 鍵を握る“海外からの使者” | 大石哲也 | 09.8% |
8 | 9月07日 | 「俺は人を殺した」死んだ男が衝撃自白!交換殺人のその先の秘密 | 伊藤洋子 | 長谷川康 | 09.0% |
9 | 9月14日 | 最終決戦!連続殺人を予告する男、天樹への挑戦状! | 徳永富彦 | 10.0% |
平均視聴率 10.3%[320](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season3
- 放送期間:2017年7月12日 - 9月13日
- 放送回数:全10回
- 第1話、第2話、最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[注 32] | ラテ欄[注 33] | 脚本 | 監督 | 視聴率[321] |
1 | 7月12日 | 開戦 | スペシャリストが東京臨海に再結集!! 史上最強の敵…決戦開幕!! | 真野勝成 | 及川拓郎 | 11.8% |
2 | 7月19日 | 最愛 | 大臣邸立て籠り事件発生!! 72時間以内に死刑囚69人を釈放せよ!! | 12.1% |
3 | 7月26日 | 慈愛 | 消えた拳銃殺人吸血鬼は失踪した警察官!? | 吉本昌弘 | 兼崎涼介 | 12.7% |
4 | 8月02日 | 死味 | 遺体を見て笑う男の正体!? V字の傷痕の謎!! | 徳永富彦 | 10.9% |
5 | 8月09日 | 追想 | 二度死んだ男の謎!? 臨海に潜む老夫婦の秘密 | 和佐野健一 | 森本浩史 | 10.2% |
6 | 8月16日 | 家路 | シリーズ最大の謎… 12年前の妻子死の衝撃真相!! これは復讐なのか | 真野勝成 | 及川拓郎 | 13.0% |
7 | 8月23日 | 因縁 | 臨海に眠る白骨遺体!? 人気女優の裏の顔と謎の男…!! | 吉本昌弘 | 長谷川康 | 08.9% |
8 | 8月30日 | 悪女 | 無差別殺人VS嘘まみれの女たちの危ない関係 | 徳永富彦 | 10.7% |
9 | 9月06日 | 血戦 | 最終決戦 死刑囚脱走!! 仲間の死衝撃の真実 | 真野勝成 | 及川拓郎 | 10.1% |
10 | 9月13日 | 正義 | 最終決戦 今夜、最愛の敵に挑む Mの正体!! | 12.6% |
平均視聴率 11.3%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season4
- 放送期間:2018年7月11日 - 9月12日
- 放送回数:全10回
- 第1話、第2話、最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[注 34] | 脚本 | 監督 | 視聴率[322] |
1 | 7月11日 | 再集結!! 3億円強奪事件の衝撃真相!! リベンジ開始 | 寺田敏雄 | 及川拓郎 | 11.0% |
2 | 7月18日 | 7年前から殺害予告!! 3億円事件真犯人の裏の顔…!! | 12.7% |
3 | 7月25日 | 違法捜査!? 東京タワーと母の涙 | 徳永友一 | 星野和成 | 12.4% |
4 | 8月01日 | 時効成立の罠… 23年前の母の声 | 吉本昌弘 | 11.0% |
5 | 8月08日 | 再捜査の女 白いスーツの男の謎 | 安養寺工 | 12.0% |
6 | 8月15日 | 白骨死体にスキャンダル!? 胃の中からのメッセージ!! | 徳永友一 | 及川拓郎 | 10.1% |
7 | 8月22日 | 生きていた20年前の女子高生失踪 あの日の禁断の秘密 | 香坂隆史 | 兼崎涼介 | 10.6% |
8 | 8月29日 | 3人の約束 僕たちがやりました | 吉原れい | 11.4% |
9 | 9月05日 | 模倣犯から挑戦状!? 最後の殺人を止めろ!! | 徳永富彦 | 及川拓郎 | 13.5% |
10 | 9月12日 | 嘘つき女現る!! 20世紀最後の未解決事件 | 吉原れい 吉本昌弘 | 12.9% |
平均視聴率 11.8%[322](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season5
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[注 34] | 脚本 | 監督 | 視聴率[323] |
1 | 7月10日 | 再集結!! 最強チームが挑む謎…7日連続殺人事件からの挑戦状 | 吉本昌弘 | 兼崎涼介 | 13.2% |
2 | 7月17日 | 7日間の連続殺人に隠された秘密―“忘れられし冤罪事件” | 13.1% |
3 | 7月31日 | 消えた死体の謎…!―鍵を握る4年前の“ある失踪”の秘密 | 吉原れい | 及川拓郎 | 11.0% |
4 | 8月07日 | 悪魔にとりつかれた家族―ある死刑囚からの告白 | 吉本昌弘 | 星野和成 | 11.4% |
5 | 8月14日 | 天樹の命を救えー!タイムリミットは24時間、休日の惨劇 | 池谷雅夫 | 及川拓郎 | 11.2% |
6 | 8月21日 | 警察人生初めての黒星―交差点信号機に隠された母娘の秘密 | 長谷川康 | 09.9% |
7 | 8月28日 | 被害者は2度殺された!? 国境を越える死亡時刻の謎 | 吉本昌弘 | 安養寺工 | 11.6% |
8 | 9月04日 | その人は本当に警察官ですか?―“なりすまし男”衝撃の正体 | 谷口純一郎 | 11.4% |
9 | 9月11日 | 時を超える2つの“毒”―71年前の毒殺に隠された驚愕の事実 | 徳永富彦 | 及川拓郎 | 11.3% |
10 | 9月18日 | サヨナラ専従捜査班“最期の事件”―敵はなんと、かつての仲間!? | 及川拓郎 | 12.4% |
平均視聴率 11.7%[323](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season6
- 放送期間:2020年8月5日 - 9月30日
- 放送回数:全9回
- 前番組である『特捜9 season3』と同様に、同シーズンでは新型コロナウイルス感染拡大による撮影延期が発生[324]。放送開始も例年とは異なり8月からとなった。
- 第1話・最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[注 34] | 脚本 | 監督 | 視聴率[325] |
1 | 8月05日 | 変わる時代に、守るべき笑顔がある-最強の7人が帰ってくる! | 吉本昌弘 | 兼崎涼介 | 13.5% |
2 | 8月12日 | 3連続誘拐殺人のヒミツ-鉄壁のアリバイと復讐 | 11.6% |
3 | 8月19日 | 消えた女スパイ!7人の潜入捜査と恐怖のXデー | 塚本連平 | 11.8% |
4 | 8月26日 | 名前のない誘拐犯の正体-残されたバツ印と声を失った少女 | 吉原れい | 12.0% |
5 | 9月02日 | 夏だ!キャンプだ!刑事たちの休日!3人消える伝説の村の謎 | 吉高寿男 | 安養寺工 | 13.2% |
6 | 9月09日 | 逃亡者・青山新-絶体絶命、殺人容疑の仲間を救え! | 保木本真也 | 大山晃一郎 | 11.9% |
7 | 9月16日 | 災禍-黒い陰謀のタワーマンションの秘密 | 徳永富彦 | 塚本連平 | 11.7% |
8 | 9月23日 | 検察側の証人・天樹悠-"血染めのピエロ殺人事件"法廷バトル | 井元隆佑 | 10.8% |
9 | 9月30日 | ついに黒幕が明かされる…!殺人電話が告げた“最後の裁き" | 吉本昌弘 | 兼崎涼介 | 11.1% |
平均視聴率 12.0%[326](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season7
- 放送期間:2021年7月7日[327] - 9月15日
- 放送回数:全9回
- 第1話は15分拡大(21時 - 22時9分)。
- 7月28日は『くりぃむクイズ ミラクル9 3時間SP』のため休止。
- 8月4日は『ザ・タイムショック2021 〜最強クイズチーム決定戦SP〜』のため休止。
- 最終話は10分拡大(21時 - 22時4分)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[注 34] | 脚本 | 監督 | 視聴率[328] |
1 | 2021年 7月07日 | 再始動 7人に仕掛けられた…殺人ゲーム!?7年目の急展開!? | 森ハヤシ | 兼崎涼介 | 11.9% |
2 | 7月14日 | VSデジタル捜査!?…一家殺人を暴く一枚の絵 | 11.7% |
3 | 7月21日 | 解剖医の執念!?20年隠された毒キノコ時間トリック | 吉本昌弘 | 塚本連平 | 11.9% |
4 | 8月11日 | 交渉人は…世界一不運な刑事!?熱帯夜の立てこもり | 森ハヤシ | 10.5% |
5 | 8月18日 | 消えた3人の女子高生と刑事達の危険すぎる休日!? | 吉高寿男 | 安養寺工 | 11.1% |
6 | 8月25日 | 半落ち…1冊の絵本が解く見えない真実 | 小峯裕之 | 11.0% |
7 | 9月01日 | VS真夏の完全犯罪計画…富豪の死と騙し合いゲーム | 徳永富彦 | 兼崎涼介 | 10.9% |
8 | 9月08日 | 14年越しの挑戦状…犯人は刑事のルームメイト…!? | 小西麻友 | 大山晃一郎 | 11.7% |
9 | 9月15日 | 7年目の真実…天樹悠、初の失敗 | 森ハヤシ | 兼﨑涼介 | 12.7% |
平均視聴率 11.5%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season8
- 放送期間:2022年7月13日 - 9月14日
- 放送回数:全10回
- 第1話・最終話は10分拡大(21:00 - 22:04)。
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放送回 | 放送日 | サブタイトル[注 34] | 脚本 | 監督 | 視聴率[329] |
1 | 7月13日 | エリート新人VS容疑者2000人!! | 森ハヤシ | 兼﨑涼介 | 11.3% |
2 | 7月20日 | 新人刑事VS解剖医…2つの遺体の優先順位 | 10.4% |
3 | 7月27日 | 犯行現場にUFO!? 唯一の目撃者は…オオカミ少年? | 吉本昌弘 | 安養寺工 | 09.0% |
4 | 8月03日 | 映画撮影中に人気俳優が死亡-容疑者は335人!? | 吉高寿男 | 08.6% |
5 | 8月10日 | ロビン、初の潜入捜査! 怪しい介護施設に潜む殺人犯!? | 森ハヤシ | 宗野賢一 | 10.1% |
6 | 8月17日 | 新人刑事に自白強要疑惑が!? 部下を守れ!片桐孤高なる独自捜査!! | 小西麻友 | 柏木宏紀 | 10.5% |
7 | 8月24日 | 天樹、執念の捜査! 家庭を壊した父の最期は… | 徳永富彦 | 大山晃一郎 | 09.7% |
8 | 8月31日 | 山奥に監禁された若き刑事…犯人は誰!? 死の人狼ゲーム開幕! | 森ハヤシ | 安養寺工 | 10.6% |
9 | 9月07日 | 禁断…天樹に迫る謎の美女! 殺人屋敷に棲む女<容疑者> | 吉本昌弘 | 兼﨑涼介 | 09.8% |
10 | 9月14日 | 路敏の秘められた過去が明らかに-12年前の未解決事件再び | 森ハヤシ | 11.6% |
平均視聴率 10.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
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Season9
- 放送期間:2023年6月7日 - 8月9日
- 放送回数:全9回
- 編成の見直しに伴い、例年とは異なり6月放送開始[330]・8月放送終了という変則的な放送日程となった。
- 第1話は6分拡大(21:00 - 22:00)。
- 2023年7月26日は「世界水泳福岡2023」のため休止。
注釈
例外として、2020年度のS6は8月 - 9月、2023年度のS9は6月 - 8月にそれぞれ放送された。
専従捜査班にはS4から所属しているが、正式に発足したのはS5から。
S8第4話の警察手帳より。腕章はS7より警部補用を使用。
人事上の計らいがあったとしても、謹慎処分を受けた人物が処分明けに所轄暑から本庁の花形部署である刑事部捜査一課に引き抜かれることは現実的にはほぼ有り得ない。これは所轄暑から本庁捜査一課への異動が一般的に栄転人事と認識されているためである。もっとも窓際である12係が栄転かは疑問だが。
青山が部屋を探していて、水田のルームメートが出ていったタイミングが重なって、部署も変わったため。
現実には警視庁刑事部刑事総務課の課長は警視正の階級にある者が就くポスト。
現実には警視の階級にある者が警視庁本部の係長に就くことは有り得ない。
警視庁の管理官は警視の階級にある警察官を充てるため。ただし、警部昇任から3年程度で警視に昇任することはキャリアでも不可能である。
警視庁の参事官は警視正の階級にある警察官を充てるため。ただし、警視昇任から4年程度で警視正に昇任することはキャリアでも不可能である。
D=堂本、Y=山下、K=片桐、N=永沢、A=青山、M=水田、S=沙村、A=天樹、1と2=12係、のイニシャルを組み合わせたもの。
映像上では、画面がブラックアウト後に銃声が2発鳴り響くという演出になっているが、実際には沙村が先に引き金を引き、自殺を止めていた。
現実には警視庁警務部の監察官は警視の階級にある者が就くポスト。
ノンクレジットでS3第5話の天樹の回想シーンに出演。
S6第5話では幼少期の真由を緒方彩椰が演じている[143]。 クレジットや字幕は「忠夫」。公式サイトや劇中の新聞は「哲夫」。劇中に天樹悠(東山紀之)がセリフで「ただお」と呼んでいる。
同じテレビ朝日・東映制作のドラマ『科捜研の女』の主人公。本シリーズのSeason9終了翌週の8月16日より、同シリーズのseason23が後番組として放送されることに伴うコラボレーションとして、最終話にゲスト出演した。 S2 - S3はゼネラルプロデューサー。S4からエグゼクティブプロデューサー。
S1とS5 - S6はゼネラルプロデューサー。S2 - S4はプロデューサー。
参照話数
※未使用の参照話数を使うときは両サイドにある「<!-- -->」を除去してください。
その他
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テレビ朝日 水曜21:00 - 21:54 (水曜21時枠刑事ドラマ) |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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刑事7人 (Season1) (2015年7月15日 - 9月9日)
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相棒 14 (2015年10月14日 - 2016年3月16日)
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警視庁捜査一課9係 (season11) (2016年4月6日 - 6月15日)
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刑事7人 (Season2) (2016年7月13日 - 9月14日)
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相棒 15 (2016年10月12日 - 2017年3月22日)
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警視庁捜査一課9係 (season12) (2017年4月12日 - 6月7日)
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刑事7人 (Season3) (2017年7月12日 - 9月13日)
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相棒 16 (2017年10月18日 - 2018年3月14日)
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刑事7人 (Season4) (2018年7月11日 - 9月12日)
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相棒 17 (2018年10月17日 - 2019年3月20日)
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特捜9 season2 (2019年4月10日 - 6月26日)
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刑事7人 (Season5) (2019年7月10日 - 9月18日)
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相棒 18 (2019年10月9日 - 2020年3月18日)
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特捜9 season3 (2020年4月8日 - 7月22日)
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刑事7人 (Season6) (2020年8月5日 - 9月30日)
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相棒 19 (2020年10月14日 - 2021年3月17日)
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特捜9 season4 (2021年4月7日 - 6月30日)
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刑事7人 (Season7) (2021年7月7日 - 9月15日)
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相棒 20 (2021年10月13日 - 2022年3月23日)
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特捜9 season5 (2022年4月6日 - 6月22日)
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刑事7人 (Season8) (2022年7月13日 - 9月14日)
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相棒 21 (2022年10月12日 - 2023年3月15日)
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特捜9 season6 (2023年4月5日 - 5月31日)
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刑事7人 (Season9) (2023年6月7日 - 8月9日)
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科捜研の女(season23) (2023年8月16日 - 10月4日)
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