行方市
茨城県の市 ウィキペディアから
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行方市(なめがたし)は、茨城県南東部の鹿行地域に位置する市である。
なめがたし 行方市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
市町村コード | 08233-3 | ||||
法人番号 | 8000020082333 | ||||
面積 |
222.48km2 | ||||
総人口 |
29,928人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 135人/km2 | ||||
隣接自治体 | 鹿嶋市、潮来市、かすみがうら市、鉾田市、小美玉市 | ||||
市の木 |
イチョウ(銀杏) (2006年12月1日制定) | ||||
市の花 |
ヤマユリ(山百合) (2006年12月1日制定) | ||||
市の鳥 |
シラサギ(白鷺) (2006年12月1日制定) | ||||
行方市役所 | |||||
市長 | 鈴木周也 | ||||
所在地 |
〒311-3892 茨城県行方市麻生1561番地9 北緯35度59分26秒 東経140度29分21秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 |
市役所所在地については 麻生庁舎の情報を掲載 | ||||
ウィキプロジェクト |
東京都心から北東に約70km、県庁所在地の水戸市から南に約40kmの位置にある。東の北浦、西の霞ヶ浦という2つの広い湖に挟まれた南北に長い市域を持ち、市の総面積222.48 km2のうち湖沼面積が55.98 km2を占める[1]。東と西の湖岸部は低地、内陸部は「行方台地」といわれる標高30m前後の丘陵台地である。
陸地で接している自治体
湖沼上の境界で接している自治体[2]
行方市市域の変遷表 | ||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||
麻生村 | 麻生町 | 麻生町 | 昭和30年3月31日 麻生町 |
麻生町 | 平成17年9月2日 行方市 |
行方市 | ||
粗毛村 | ||||||||
富田村 | ||||||||
根小屋村 | 太田村 | 太田村 | ||||||
矢幡村 | ||||||||
石神村 | ||||||||
白浜村 | 大和村 | 大和村 | ||||||
杉平村 | ||||||||
籠田村 | ||||||||
宇崎村 | ||||||||
青沼村 | ||||||||
小牧村 | ||||||||
岡村 | ||||||||
蔵川村 | ||||||||
天掛村 | ||||||||
四鹿村 | ||||||||
板峰村 | ||||||||
新宮村 | ||||||||
橋門村 | 小高村 | 小高村 | ||||||
小高村 | ||||||||
井貝村 | ||||||||
南村 | ||||||||
島並村 | ||||||||
船子村 | 行方村 | 行方村 | ||||||
五町田村 | ||||||||
於下村 | ||||||||
行方村 | ||||||||
玉造村 | 玉造町 | 玉造町 | 昭和30年1月1日 玉造町 |
玉造町 | ||||
手賀村 | 手賀村 | 手賀村 | ||||||
羽生村 | 立花村 | 立花村 | ||||||
八木蒔村 | ||||||||
沖洲村 | ||||||||
浜村 | ||||||||
井上村 | 玉川村 | 玉川村 | ||||||
井沼村 | ||||||||
藤井村 | ||||||||
荒宿村 | ||||||||
捻木村 | 現原村 | 現原村 | ||||||
若海村 | ||||||||
芹沢村 | ||||||||
谷島村 | ||||||||
小貫村 | 武田村 | 武田村 | 昭和30年4月1日 北浦村 |
平成9年10月1日 町制 | ||||
次気村 | ||||||||
両宿村 | ||||||||
内宿村 | ||||||||
長野江村 | ||||||||
成田村 | ||||||||
帆津倉村 | 明治元年 三和村 | |||||||
金上村 | ||||||||
穴瀬村 | ||||||||
繁晶村 | 津澄村 | 津澄村 | ||||||
吉川村 | ||||||||
山田村 | ||||||||
中根村 | ||||||||
南高岡村 | 要村 | 要村 | ||||||
高岡村 | 北高岡村 | |||||||
小幡村 | ||||||||
行戸村 |
行方市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 行方市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 行方市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
行方市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
市内に住んでいる人口のうち、3人に1人は65歳以上、8人に1人は80歳以上である。2022年4月1日には過疎地域に指定された。
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 市長歴 |
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当 | 15,703 | 坂本俊彦 | 無所属 | 新 |
10,400 | 横山忠市 | 無所属 | 新 |
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 市長歴 |
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当 | 12,221 | 伊藤孝一 | 無所属 | 新 |
12,187 | 坂本俊彦 | 無所属 | 現 |
当落 | 得票数 | 候補者 | 党派 | 市長歴 |
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当 | 12,044 | 鈴木周也 | 無所属 | 新 |
10,191 | 伊藤孝一 | 無所属 | 現 |
行方市は本所機能を分散させた分庁舎方式を採用する。各庁舎はそれぞれ旧町の町役場である。
北浦庁舎と玉造庁舎は耐震化できておらず、土浦協同病院なめがた地域医療センターの元救命救急センターに改修・一部増築して市役所庁舎を集約する計画であり、2025年度の供用開始を目指している[4]。
行方市は、地上一般放送局の免許を取得しなめがたエリアテレビとしてエリア放送を実施している。ワンセグのみではなくフルセグとしても放送している。[5]
霞ヶ浦では鯉の養殖が盛んである。
農業
上記の農産物が県銘柄産地に指定されている。
畜産業
主なチェーン店は次の通りである。
なお、すべての小中学校で生徒数の減少が加速しており、半数以上の学校の生徒数は100名未満、さらに一部では複式学級が実施されている。 加えて校舎の老朽化も深刻化、問題となっている。
これを受け市は、市立の小中学校を統廃合し、一定の生徒数を確保できる新学校を作る計画を打ち出した。
平成24年度より、麻生小、行方小、小高小が統合して、麻生小学校が建立[8]
平成24年度より、麻生中、麻生一中が統合して、麻生中学校が建立[9]
平成25年度より、太田小、大和一小、大和二小、大和三小が統合して、麻生東小学校が建立[10]
平成28年度より、津澄小、要小、武田小(平成24年度より、武田小、小貫小、三和小が統合)が統合しまして、北浦小学校が建立[11]
平成26年度より、羽生小、玉造西小、現原小、玉川小、玉造小、手賀小が統合して、玉造小学校が建立[12]
また、中学校では清真学園中学校(鹿嶋市にある私立学校)、高等学校では近隣市にある高校や高専に進学するという選択肢もあり、そのような学生も少なくない。
かつて玉造地区に鹿島鉄道鉾田線が通っていたが、2007年3月31日をもって廃止された。現在は市内に鉄道は通っていない。鉄道の代わりとして、バス路線が運行されている。(後述)
玉造町駅は、廃線後駅舎、ホームは取り壊されたものの、引き継ぎ「玉造駅」として、主要バス停留所の機能を果たしている。
行方市内で運行されているバス路線は、都心方面と鉾田市を結ぶ高速バス「あそう号」や、近隣の主要駅などを結ぶ路線バス・広域バスが運行されている。
コミュニティバスを除き、関東鉄道(旧関鉄グリーンバスを含む)・池田交通(神宮あやめ白帆ラインのみ)が運行を担当。なお、「あそう号」は、鉾田駅~佐原駅間の一部停留所のみで途中乗降が可能。
交通系ICカード(Suica・PASMOなど)も、「神宮あやめ白帆ライン」の池田交通運行便を除いて、利用可能となっている。
鹿行北浦ライン(再編前)
鹿行広域バス(再編前)
行方市の場合、地域出身者の出生地や出身地について、資料に「旧麻生町の生まれ」「旧玉造町出身」などとあっても、これがただちに現在地名の「行方市麻生」や「行方市玉造」に対応するとは限らない。それと言うのも、その資料が省略してしまっている本当の場所、すなわち、字レベルの詳細な地域名が現在住所に反映されている可能性が多分にあるがゆえに、特定できないからである。実例を挙げれば、出久根達郎は「行方郡北浦町」の生まれであると多くの資料で確かめられるが、だからと言って現在地名「行方市北浦」と比定するのは間違いであって、行方市の公式ウェブサイト上にある「旧北浦町成田地区出身[21]」という資料に基づき、現在地名「行方市成田」こそ比定されるべき場所である。一方で、永作博美は「行方郡麻生町」の生まれとされているが、市の公式ウェブサイトに「旧麻生町麻生地区出身[21]」とあることから、旧麻生町内の他のどこでもなく現在地名「行方市麻生」と比定できる。このような特定に不可欠な資料が確認できないものについては、本項では「現在の行方市旧○○町内」などと表記した。
行方市は、2011年(平成23年)9月2日、地域の宣伝や情報発信等を担う「なめがた大使」を、地域にゆかりのある著名人に委嘱した[21]。このとき委嘱されたのは、小林光恵(作家)、出久根達郎(小説家)、永作博美(俳優)、塙雲峰(書道家)、塙敏(ハンドボール指導者)、箕輪光博(林政学者)の6名であった[21]。先の6名に加えて、明くる2012年(平成24年)9月2日には、小澤英明(サッカー選手)、小牧幹(画家)、奈良崎正明(歌手)、藤代範雄(グラフィックデザイナー)の4名が委嘱された[21]。
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