玉造町駅
かつて日本の茨城県行方市玉造甲にあった鹿島鉄道の駅 ウィキペディアから
かつて日本の茨城県行方市玉造甲にあった鹿島鉄道の駅 ウィキペディアから
玉造町駅(たまつくりまちえき)は、かつて茨城県行方市玉造甲にあった鹿島鉄道鹿島鉄道線の駅である。2007年(平成19年)4月1日、鹿島鉄道線の廃線にともない廃駅となった。
島式ホーム1面2線に加え、南側に側線1本を有する地上駅。駅舎は線路の南側に置かれ、ホームとの間を構内踏切(遮断機・警報機あり)が結んでいた。側線の南側に接して末期まで貨物用のホームが残存、その上に倉庫と消防団の建物が建てられている。なお、ホーム上には待合所が設置されていた。
駅舎の横に置かれた男女共用の汲み取り式便所は改札内外の双方から入ることのできる構造であり、個室には大きな穴の和式便器が置かれていた。また、駅前広場にも男女別の水洗式便所が設置され、バリアフリートイレも完成した。
廃止後間もなくして駅舎及びホームは取り壊された。前述のバリアフリートイレは、現在もある。
現在は鹿島鉄道代替バスとして、関東鉄道運行の石岡市・鉾田市の各方面への路線バス(かしてつバス)が駅前広場を経由し、石岡方面からの一部便は当バス停止まりである。規模は小さいものの実質バスターミナルの役割を果たしている。バス停の名前は「玉造駅」停留所であり、「玉造町」でも「玉造町駅」でもない。
敷地内の一部は住宅分譲地となり、2021年現在は住宅が数軒建っている。
かつては関鉄観光バス運行の潮来市方面、かすみがうら市・土浦市方面(田伏車庫経由)のバスがあった。土浦方面においては2012年6月1日より、関鉄グリーンバスが運行を担当する「霞ヶ浦広域バス」として事実上復活することになった[5]。
現在の行先は以下のとおり。
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