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日本のお笑い芸人 ウィキペディアから
なかやまきんに君(なかやまきんにくん、1978年〈昭和53年〉9月17日[1][2] - )は、日本の男性お笑いタレント、YouTuber、ボディビルダー[1][3]。福岡県福岡市東区出身。2000年から2021年まで吉本興業に所属し、2022年以降はフリーランスで活動[1]。本名は中山 翔二(なかやま しょうじ)[4]。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
なかやまきんに | |
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なかやまきんに君(2022年12月14日、荒川水系の流域治水大使任命式) | |
本名 | 中山 翔二(なかやま しょうじ) |
生年月日 | 1978年9月17日(46歳) |
出身地 | 日本・福岡県福岡市東区 |
血液型 | AB型 |
身長 | 177 cm |
言語 | 日本語 |
方言 |
共通語 (新喜劇出演時は大阪弁) |
最終学歴 | サンタモニカ・カレッジ運動生理学部 |
出身 | NSC大阪校22期 |
コンビ名 | ザ☆健康ボーイズ(不定期) |
グループ名 | 吉本新喜劇(2002年 - ) |
相方 | 八木真澄(ザ☆健康ボーイズ) |
芸風 | 漫談、コント、一発ギャグ、マグマ中山 |
事務所 | 吉本興業(2000年 - 2021年)→フリー(2022年 - ) |
活動時期 | 2000年 - |
同期 |
キングコング 南海キャンディーズ NON STYLE など |
現在の代表番組 | なし |
過去の代表番組 |
『新喜劇ボンバー!!』 『せやねん!』 『なかやまきんに君の筋肉留学』 |
他の活動 |
俳優 YouTuber ボディービルダー |
受賞歴 | |
2003年 ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞 2003年 第11回芸能人サバイバルバトル優勝 2021年 第29回東京ノービスボディビル選手権大会1位(75kg超級) 2022年 マッスルビーチインターナショナルクラシック メンズマスターズ1位(40歳クラス) 2022年 第34回日本マスターズ男子ボディビル選手権6位(40歳以上級) |
なかやまきんに君 | ||||||||||
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YouTube | ||||||||||
チャンネル | ||||||||||
活動期間 |
メイン:2016年10月20日 - サブ:2019年8月6日 - | |||||||||
ジャンル | エンターテインメント | |||||||||
登録者数 |
メイン:257万人 サブ:59.5万人 | |||||||||
総再生回数 |
メイン:4億1030万回 サブ:6523万回 | |||||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年10月22日時点。 |
福岡市立和白東小学校、福岡市立和白丘中学校、福岡工業大学附属高等学校(現・福岡工業大学附属城東高等学校)を卒業。
学生時代から筋肉質な体格だったが、当時はボディビルよりもバスケットボールに熱中していた。高校時代に香椎のLBGYMで筋トレを始める。
タレントになった後、福岡の民放番組で2005年と2020年にそのLBGYMを来訪。その様子がRKB毎日放送とTNCテレビ西日本で放映された。
高校時代の同級生には女子柔道家でシドニーオリンピック銅メダリストの日下部基栄がいる。
高校卒業後は吉本総合芸能学院 (NSC) 大阪校に22期生として入学する[2][5]。なお、入学前に1998年10月30日放送の朝日放送テレビ『探偵!ナイトスクープ』の依頼「世界一指を早く回せる男」に出演している[注 1][注 2]。これはバスケットボール選手が指を回す際の仕草である。NSCの同期には、スーパーマラドーナ・久保田かずのぶ(とろサーモン)・キングコングなどがいる。
2000年にNSCを卒業し、筋肉を使ったギャグを行うピン芸人「なかやまきんに君」として吉本興業からデビューした[2]。芸名の名付け親はNSCの先輩でもある原西孝幸(FUJIWARA)だが、原西が当初考案した芸名は「なかやま」が無い単なる「きんに君」であったという。2001年には吉本新喜劇に入団し、店員やヤクザの子分役などを担当する。筋肉質な体を使って筋肉アピールをしながら喋るネタを一通り終え、兄貴分(または雇い主など)に「やるだけのことはやりました!!︎」と報告して突っ込まれるというオチが定番だった[注 3]。2003年1月、第24回ABCお笑い新人グランプリで審査員特別賞を受賞した。
2006年、新ネタとして「アメリカの文化を日本に紹介するため、ノースカロライナ州からやってきた男」という設定のキャラクター「キャプテン☆ボンバー」を考案し、同年のR-1グランプリで決勝に進出した。このときは舞台上になかやまきんに君の遺影を置き、きんに君とは別人という設定(きんに君と呼ばれても否定)でネタを披露した[注 4]。朝日放送テレビ『笑いの金メダル』 にキャプテン☆ボンバー名義で出演し、共演した上田晋也(くりぃむしちゅー)に尋ねられても、頑なに「なかやまきんに君」であることを否定していた。所属する新喜劇内でもキャプテン☆ボンバーを全面に押し出し、自身を主役にしたイベント「新喜劇ボンバー!!」がスタート、また大阪府泉南郡岬町にある「みさき公園」の「ぷ〜るらんどRiO」イメージキャラクターに起用されるなど知名度を大きく上げた。
同時期には鍛えた身体能力を駆使して当時流行していたTBS『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』などのスポーツ特番に出演し、数々の好成績を収めている(後述)。
2006年10月9日(体育の日)に芸能生活を一時休業し、一年間の予定でボディビルダーにとっての聖地であるロサンゼルスへ向かい、自らのトレードマークである肉体を強化するための"筋肉留学"を行った。
2007年2月9日(2月9日の金曜日、筋肉にかけている)カリフォルニア州サンタモニカで全編英語のライブを行った。当初一回公演の予定だったものの現地の観客が多数詰め掛けたため急遽二回公演に変更し、およそ100人ほどの聴衆を前にライブを披露した。現地では「nobody knows your comedic style(前人未踏の芸風)」と評され、「賞賛を得た」と報道されている[6]。キャプテン☆ボンバーも披露し、日本とは逆に日本の文化をネタにしていた。2007年8月31日(現地時間)、初めて自らが主演・監督・脚本を担当した35分の自主製作映画「キャプテン☆ヒーロー」を公開。
2007年9月7日、予定期間を終えて筋肉留学から帰国。帰国した模様が同日に放送の毎日放送『ちちんぷいぷい』で取り上げられた。その翌日には毎日放送『せやねん!』に生出演。帰国後初のテレビ番組出演で、3日後の9月10日には読売テレビ『なるトモ!』にも生出演した。9月29日には『せやねん!』に帰国後2回目の生出演、レギュラー番組に復帰した。2007年のM-1グランプリのために同じく筋肉質の芸人八木真澄(サバンナ)と漫才コンビ「ザ☆健康ボーイズ」を結成し、準決勝進出の好成績を挙げた。2008年も「ザ☆健康ボーイズ」として、M-1に再挑戦[7]しており、現在もそれぞれの活動と並行して不定期でのコンビ活動を継続している[注 5]。同年には日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で筋肉料理研究家マグマ中山として出演し、以降も定期的にこのネタを行っている。
帰国後の芸能活動を順調に再開しつつあった2008年1月23日、「1年間程度では大した成果が出ない」との考えから今度は永住覚悟、あるいは無期限での筋肉留学を開始した。アメリカでは一度目のように肉体強化だけではなく、語学勉強や空手ジムに通うなどの本格的な留学計画を立てている[7]。渡米後、カルフォルニア州の2年制の公立大学であり、アーノルド・シュワルツェネッガーの母校でもあるサンタモニカ・カレッジに留学した。
再留学後も定期的に帰国しており、留学40日後の2008年3月3日にはビザの申請のため急遽帰国し、改めてアメリカに向かっていた[8][9][注 6]。3月27日発売の「モンスターハンターポータブル 2nd G」のCM「芸人編」に起用された他、M-1グランプリへの再挑戦(詳細は前述)のため、10月29日にも一時帰国している。日本滞在中は「LIVE STAND 08 OSAKA」への出演に加え、留学前まで準レギュラーだった『せやねん!』をはじめ、フジテレビ『爆笑レッドカーペット』、TBS『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』などにも出演した。同年12月末に再渡米。留学の目的の一つとして「アメリカの映画やコメディショーに出演したい」という夢があり実際オーディションにもいくつか合格していたものの、留学ビザしか取得していなかったため出演は叶わなかったという[10]。
2010年7月、先輩のなだぎ武がブログ上で「留学前より線が細くなった」と写真付きで報告しており[11]、むしろ筋力的にも衰えた状態となっていた。2011年1月、サンタモニカ・カレッジ運動生理学部を卒業した[12]。成績はGPA3.38と好成績を収めており、授業も日常会話も全て英語の環境で真面目に授業を受けていたことが明らかになり、憧れのシュワルツェネッガーの名も正確に発音できる(本人談)レベルの語学力を獲得した。卒業を記念してレイザーラモンHG(レイザーラモン)をゲストに「Muscle Comedy 3 〜筋肉留学卒業公演〜」をキャンパス内で開催した。
2011年2月2日、3年間の留学を終えて正式に帰国し、芸人に復帰すると共に東京進出の意向を明らかにした[13]。同年12月31日、日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の年越企画「笑ってはいけないシリーズ」の『絶対に笑ってはいけない空港24時』に出演。また、2013年には同シリーズの『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』内で松方弘樹が演じる防衛軍長官によって松本人志(ダウンタウン)にコードネームとして「まつもときんに君」が使用された。
2012年7月4日、映画『アベンジャーズ』のイベントに出演し、縁の深い八木真澄(サバンナ)の結婚式についての話題から自身が25歳のベルギー人女性と交際中であることを明かした[14]。
2014年5月、5人座長体制の新喜劇で座長を務める1人である小籔千豊の東京新喜劇公演に招集され、日替わりゲストとして出演した[15]。同年には同じく小籔の主催する「KOYABU SONIC 2014 FINAL」にも出演した[16]。
2019年9月、特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』第1話「オレが社長で仮面ライダー」でヒューマギア(人型ロボット)・腹筋崩壊太郎役を演じると共にその怪人態・ベローサマギアの声も演じ、その役名と熱演ぶりから放送当日のTwitterでトレンドに入るほどの話題となった[17]。また、人々を笑わせることに喜ぶ同キャラクターが怪人化させられて悲壮な最期を遂げるという展開にちなむ単語「腹筋崩壊太郎ロス」が合わせてトレンド入りを果たしたことに、なかやまも感謝している[18][19]。後に、自身のYouTubeチャンネル『ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】』のサブチャンネルで明かしたところによれば、オファーを受けた当初は驚いて令和初の怪人ということからも演技への不安にかられたが、役名を見て良い意味で肩(僧帽筋)の力が抜け、撮影の際にはバラエティ番組とは違った現場の雰囲気を楽しんだという[20][21]。また、後年のインタビューによれば、『ゼロワン』第1話の放送当日はオールジャパンフィジークの予選に出場していたため、予選中には知人からトレンド1位を知らせるLINEが多々来ていたという[22][2][注 7]。また、腹筋崩壊太郎の決め台詞「腹筋パワー!」や着用していたサスペンダーは当初には無く、前者はリハーサルの際に監督からの依頼に思いつき、後者は衣装合わせを経てそれぞれ決まったという[22][2]。アフレコではいつもネタで言っている「パワー」や「ヤー」が活かされたという[2]。
なお、「腹筋崩壊太郎」はその後もたびたびトレンド入りしており[23][24]、『ゼロワン』第21話に登場した「腹筋崩壊太郎の腹筋」が商品化されたほか[2]、2020年3月28日には短編スピンオフ作品もYouTubeにて1年間限定配信で公開された[25]ほか、次作『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日)でも筋肉アイドルの才木玲佳が出演する際に同作の公式Twitterが「腹筋崩壊太郎枠」という語句を用いたことが報じられている[26]。また、腹筋崩壊太郎は2020年12月18日に公開された映画『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』にも登場した[27]ほか、それに先駆けて同年12月7日にはなかやまが腹筋崩壊太郎として男性向け週刊誌『週刊プレイボーイ』(集英社)2020年51号の巻末グラビアを歴代ヒロインたちと共に飾ったことが、珍事として報じられている[28]。その後、2021年12月23日には(なかやまにとっては15年ぶりの出演でもある)新喜劇にて「復活」したことが、『ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】』を経て報じられている[29]。
2022年1月25日、2021年12月31日付をもって、なかやま本人の希望で吉本興業とのマネジメント契約を終了していたことを発表した[30][31]。その理由として、海外進出を志していること、お笑いよりもフィットネスの仕事の比重が高くなったことを自ら挙げている[32]。
第8回大会で初出場。そり立つ壁でタイムアップ(ゼッケン36)。第9回大会でそのそり立つ壁をクリアして同大会初の1stステージクリア。2ndステージではスパイダーウォーク改の滑りに苦戦して下り部分で滑り落ちるようにリタイア(ゼッケン41)。第10回は新設されたターザンロープの伸びに対応できずリタイア(ゼッケン956)。
第11回大会は1stステージをクリア。2ndステージではリタイアしたスパイダーウォーク改を突破するもバランスタンクに苦戦。最終エリアのウォールリフティングの3枚目を上げた瞬間にタイムアップとなった(ゼッケン41)。
第12回はそり立つ壁のロスが響きロープクライムでタイムアップ。第13回はクロスブリッジでリタイア(両方ゼッケン41)。第15回はそり立つ壁でタイムアップとなった(ゼッケン27)。
第27回大会で6年ぶりに出場。ローリングエスカルゴで自慢の筋肉を活かせずにリタイア(ゼッケン30)。第28回はローリングエスカルゴを越えるも2連そり立つ壁の2つ目でタイムアップ(ゼッケン81)。第29回は2連そり立つ壁こそ越えるも最終エリアのロープラダーでタイムアップ(ゼッケン85)。
第30回記念大会ではこれまで以上に安定した動きを見せ、警告音を聞くことなく1stステージクリア。第11回大会以来のクリアとなり、11年4か月ぶりクリアは1stステージクリアの当時史上最長のブランクであり、現在ではケイン・コスギの21年2か月に次ぐブランク記録である。続く2ndステージでは、クロススライダーの衝撃に耐えきれず落下した(ゼッケン2981)。
第33回大会はゼッケン1番をつけて登場。新エリアのフィッシュボーンを越えたが、ダブルペンダラムでリタイア。
大会 | ゼッケン | STAGE | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第8回大会 | 36 | 1st | そり立つ壁 | タイムアップ |
第9回大会 | 41 | 2nd | スパイダーウォーク改 | 下り部分 |
第10回大会 | 956 | 1st | ターザンロープ | |
第11回大会 | 41 | 2nd | ウォールリフティング | 3枚目突破後、タイムアップ |
第12回大会 | 1st | ロープクライム | タイムアップ | |
第13回大会 | クロスブリッジ | |||
第15回大会 | 27 | そり立つ壁 | タイムアップ | |
第27回大会 | 30 | ローリングエスカルゴ | ||
第28回大会 | 81 | 2連そり立つ壁 | 2つ目、タイムアップ | |
第29回大会 | 85 | ロープラダー | タイムアップ | |
第30回大会 | 2981 | 2nd | クロススライダー | |
第33回大会 | 1 | 1st | ダブルペンダラム |
大会 | 放送日 | 総合順位 |
---|---|---|
第9回大会 | 2002年3月27日 | 3位 |
第10回大会 | 2002年9月27日 | 2位 |
第11回大会 | 2003年3月31日 | No.1 |
第12回大会 | 2003年9月26日 | 2位 |
第13回大会 | 2004年4月5日 | 2位 |
第14回大会 | 2005年4月5日 | No.1 |
第15回大会 | 2005年9月28日 | No.1 |
第16回大会 | 2006年3月29日 | No.1 |
第17回大会 | 2006年10月4日 | No.1 |
第18回大会 | 2007年10月5日 | 7位 |
大会 | 放送日 | 総合順位 |
---|---|---|
第12回大会 | 2006年1月1日 | 4位 |
第14回大会 | 2008年1月1日 | 10位 |
大会 | 開催日 | カテゴリー | 総合順位 |
---|---|---|---|
第23回大会 | 2015年5月10日 | ミスター75kg級 | 2位 |
第24回大会 | 2016年5月3日 | ミスター75kg級 | 2位 |
第26回大会 | 2018年5月6日 | ミスター75kg級 | 3位 |
第27回大会 | 2019年5月4日 | ミスター75kg級 | 2位 |
第29回大会 | 2021年5月3日 | ミスター75kg超級 | 1位 |
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