『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』(さいきょうのおとこはだれだ そうぜつきんにくバトル スポーツマンナンバーワンけっていせん)は、TBS系列で放送されていた特別番組である。略称は、『スポーツマンNo.1決定戦』『スポマン』。
概要 最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!, ジャンル ...
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架空の建造物「トーキョー・ベイ・コロッセオ」を舞台に行われるという設定で、各種アトラクションを行い参加者が競うゲームバラエティ番組、アトラクション番組の一種である。2009年1月時点で合計39回開催されている。
番組収録はさいたまスーパーアリーナ・パシフィコ横浜・幕張メッセなどの多目的ホールやコンベンションセンターを借り切り、そこに大型セットを設営して収録を行うのが通例となっている。
前身は1993年12月放送の『炎のバトルシリーズ!!今夜決定!プロスポーツマンNo.1選手権』であ、その後『プロスポーツマン大会』が制作され、1995年正月から放送が開始された。2007年までは概ね、同一のセットを利用して年に1、2回制作・放送されていた『芸能人サバイバルバトル』も存在した。各競技はポイント制で、全競技終了時点での合計ポイントで総合No.1を決める。各種目ごとのNo.1や総合順位の上位にはその結果に見合った賞金と副賞が贈られる。また、正月のプロスポーツマン大会では総合No.1および第2位の選手に日産自動車の車が贈られ、最後尾の枠の番組提供を行っていた。
実況は当初古舘伊知郎をメインに初田啓介らTBSのスポーツアナウンサー数名が務めたが、古舘は『体育王国』終了と『報道ステーション』開始に伴い降板。以降の実況陣は初田を中心としたTBSアナウンサーのみで構成されている。また、競技合間の選手インタビュー役としてTBSの女性アナと女性フリーアナウンサーが起用される(合計数名)。
2010年は1月7日にMONSTER BOX(跳び箱)跳躍の公式記録会に特化した特番の放送に縮小し、この番組としては最後の放送となった。
2012年11月21日から、『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』という本番組と同じコンセプトの番組が観月ありさの司会(番組上の肩書きは主宰)[注 1]で放映され、本番組での恒例種目「MONSTER BOX」「SHOT-GUN-TOUCH」が行われている。また2017年1月1日放送分では、「POWER FORCE」も復活している他、2024年5月3日放送予定分では、「BEACH FLAGS」が復活する予定となっている。
放送終了から10年が経過した2020年6月8日21:00 - 22:57に、『令和に蘇る!スポーツマンNo.1決定戦 レジェンド』のタイトルで、2002年元日のプロスポーツマン大会の再編集版の他、『筋肉番付』の名場面集が放送された[1]。
プロスポーツマン大会と芸能人サバイバルバトルをそれぞれ分けて数えず[注 2]、全ての大会を含めるのが正しい数え方である。事実上の初回は前身の『炎のバトルシリーズ!!今夜決定!プロスポーツマンNo.1選手権』である。この大会の総合No.1は田中幸雄だが、総合プロデューサーの樋口潮によると、初代No.1は事実上の第2回である第1回プロスポーツマン大会の総合No.1の飯田哲也とされている[2]。
プロスポーツマン大会 (1995年 - 2009年)
毎年元日[注 3]に放送される大会。名前の通りプロ野球、サッカーなどの様々なジャンルのスポーツ選手たちが主な参加者で、芸能人の参加者もプロに交じって出場することがあった[注 4]。6〜8種目が終了時点の合計ポイントで総合No.1を決める。ポイント制がないスペシャルバトルも行われた。2007年までは筋肉番付系の特番の中で最も放送時間が長かった。各種目のNo.1や総合順位の1位〜6位[注 5]には賞金と副賞が贈られる。優勝賞金は500万円。毎回数種目しか参加しない選手がおり、出場選手全員が全種目に参加した回は存在しない。
アマチュアスポーツマン大会 (1995年春・秋、1996年秋)
毎年春・秋に行われた大会。本大会は獲得したポイントで順位をつけてNo.1を決めず、種目別のNo.1のみを決める。プロスポーツマン大会にはいなかったジャンルのスポーツ選手が出場するのが特徴[注 6]。1997年は春に芸能人サバイバルバトル、秋にSASUKE(屋内)が行われたため開催されず、翌年も春・秋と芸能人サバイバルバトルが行われたため、実質1996年を最後に自然消滅した。創成期の中で3回しか開催されなかった為か、過去のVTRなどでも流される機会は少なく、PS2ソフト『筋肉番付マッスルウォーズ21』の特典映像の中ではプロスポーツマン大会と同等の扱い、筋肉精鋭での第1回の公開時の大会名称がただ単に「スポーツマンNo.1決定戦III」にするなど「アマチュアスポーツマン大会」という名称は長く使われなかったが、『新SASUKE2008秋』第21回大会の鳥澤克秀のスタート前やMONSTER BOXの公式記録会の直前特集などでVTRが流される機会が増えていき、「アマチュアスポーツマン大会」という名称も使用され始めた。
芸能人サバイバルバトル (1996年春 - 2007年秋)
アマチュアスポーツマン大会に代わる毎年春・秋に行われた大会で、当初はアマチュア大会やSASUKE(屋内)と交互にという理由か年に春のみ1回開催だったが、1998年からはSASUKEの開催地が緑山スタジオ・シティに変更になったことを機に秋にも開催されるようになった[注 7]。2007年まではSASUKEと同時期に放送されていた。運動能力をセールスポイントとする芸能人が参加する。プロスポーツマン大会同様ポイント制で総合No.1を決めるが、5〜7種目で規定の競技が終わった時点で下位数名が脱落し、最終種目に進出できるのは全出場者中6名のみ。各種目ごとのNo.1とファイナリスト全員[注 8]に賞金と副賞が贈られる。優勝賞金は200万円[注 9]。出場者の中には後にブレイクする俳優、タレントが多数いるのが特徴。現役のプロスポーツ選手でも芸能活動を行っていれば参戦でき、過去にプロスポーツマン大会に出場して、現役引退後にタレントに転身して元プロ選手として出場した者もいる[注 10]。
その他
前述の3種類の大会の他にポイント制で総合No.1を決める大会がある。女性芸能人達が参加者で、2〜3種目で総合No.1を決める「クイーンズチャレンジバトル」(2002秋、2003春、2004年春)、野球界のOBや現役監督が参加者の「名球会マスターズバトル」(2003年)、相撲、アメフト、プロレス等の重量級の選手のみが競う「パワーバトル(怪力世界一決定戦)」(2006年〜2007年)。2007年春には歴代王者不在で、出場者のおよそ8割を一新させた中で芸能人サバイバルバトルを行う「芸能人新王座チャレンジバトル」が開催された。これらの芸能人新王座チャレンジバトルを除く3種類の大会はプロ大会あるいは芸能人大会の種目の間に放送されるので、実質本戦ではなくスペシャルバトル的な扱いである。尚、これらが開催される以前に、筋肉番付のレギュラー放送回で同等のセットを利用した同意趣の大会、企画がいくつか放送されており、当時はこの他にも同等のセットを利用した大会では俊足自慢を集めた「スピードバトル(夢のスピード王決定戦)」などが存在した。
アルファベット順に記載。特筆の無いものに関しては、種目別No.1のポイントは100Pである。
- トーナメント形式で戦う競技については事前に選手が抽選でトーナメントの対戦の構成を決めることが多い。
- BEACH FLAGS/ビーチフラッグス プロ12回・芸能人11回・アマチュア2回
- 旗とは逆の向きにうつ伏せの体勢となり、スタートの合図で起き上がって18m先の旗を取る勝ち抜け方式。ライフセーバーが行うビーチフラッグスとほぼ同様の競技。相手を妨害したり、相手が獲得した旗を奪ったりする反則行為をした場合は失格。過去に池谷直樹や河口正史が失格となった経験がある[注 11]。
- BURN OUT GUYS/バーナウトガイズ プロ4回・芸能人5回
- 第9回芸能人サバイバルバトルに初登場。基礎系3種目のタイムトライアルで、20mのスラロームラン、腹筋30回、10mの登り雲梯が基本パターン。回によってはスラロームランの代わりに円形シャトルランやサイドジャンプラン(反復横飛び)、腹筋30回の代わりに腹筋と腕立て伏せを20回ずつ行うパターンもあった。雲梯で落下すると失格。WORK OUT GUYS同様、試技の順番は種目の順が最初の方だとランダムだが、最終種目の一つ前だと総合ランキング下位の者からの順番に行う。
- 初登場時の競技名の読みは「バーンアウトガイズ」だったが、2度目の登場となった第10回芸能人サバイバルバトル以降は、英語読みに合わせた「バーナウトガイズ」に変更された[3]。
- クイーンズチャレンジバトルではBURN OUT GIRLS/バーナウトガールズとなっていて、本家とは若干違う種目構成で行われた。雲梯の部分が壁登りになっていた。
- 最高記録は木下典明の54秒11。
- CONQUISTADOR/コンキスタドール 芸能人1回
- 1対1のトーナメント形式。格子状の雲梯に設置されている15個のライトの、自分の側のボタンを押して点灯させる[注 12]。先に過半数を点灯させるか、相手が落下すれば勝ち。
- DASH/ダッシュ プロ4回・芸能人1回
- 50m走。床の上で走るため通常よりタイムが落ちるようで、第1回プロスポーツマン大会のNo.1タイムの6秒29(飯田哲也が記録)は陸上競技用スパイクを履けば5秒台に相当する[4]。最高記録は松井稼頭央が記録した6秒06。
- DEAD MAN'S DROP/デッドマンズドロップ プロ4回・芸能人1回
- 2人が腰に紐を巻きつけた状態で高さ3mのポールの上に立ち、紐を引いたり緩めたりして相手をポールから落とすいわゆる縄相撲。体重のある選手が有利であるが、バランスに優れた選手にもチャンスはある競技である[5]。第6回プロスポーツマン大会ではポールの頂点が前後に傾く可動式になっている。
- DODGE POLES/ドッジポールズ 芸能人1回
- 第2回芸能人サバイバルバトルに登場。スティックを挟んで2人が向かい合い、4×4の形に配置されたスティックを押し合って[注 13]相手を落とした方の勝ち。
- ETERNAL JUMP/エターナルジャンプ 芸能人1回
- 第9回芸能人サバイバルバトルに登場。自動的に回転する縄跳びを飛ぶ。回転の速度は1~20回まで低速。21~40回は中速。41回から高速で、61回以降は超高速と20回ごとに速さが変化し引っかかると脱落。各ラウンド間のインターバルは30秒。
- FINAL RUN/ファイナルラン 芸能人1回
- 1周100mのトラック、外周道路、並木道、スロープ、折り返し地点。1000mを2周の2000m走。競技前のポイント差をタイム差に換算。暫定総合1位の選手から先にスタートしその後、総合ポイント1ポイントにつき1秒遅れでスタート、先にゴールした選手がそのまま総合No.1。以下ゴール順に総合順位が決定。種目順位は実タイムが短い順から付けられる。唯一屋外で行われた種目。
- IRON SQUAT/アイアンスクワット 芸能人1回
- 第9回芸能人サバイバルバトルに登場。開始時と30秒経過ごとに上から降ってくる20kgのタイヤの重みに耐え続ける。試技は総合ランキング下位の者から順番に行う。メカニカルトラブル発生により、ノーコンテストとなった。
- LOG相撲/ログ相撲 芸能人2回
- 第2回と第4回芸能人サバイバルバトルに登場。両者でログ(丸太)を持ち合い、押して引く等して、相手を土俵の外に落とすか、相手の体を地面に着けた方の勝ち。
- MONSTER BOX/モンスターボックス プロ14回・芸能人17回(最多登場)・アマチュア2回
- 跳び箱。男子は11段(1m86cm)[注 14]、女子は9段(1m66cm)から始まり段が増えるごとに10cm高くなる。助走距離は25m。試技は男子は15段[注 15]、女子は14段まで各段につき1回、それ以降は2回与えられる。飛ぶ段へのパスは自由。段は最高25段準備されている。また、1~13段は通常の跳び箱と同じ茶色だが、14~16段は緑色、17~19段は青色、20~22段は黄色、23~25段は赤色の着色が施されている[注 16]。プロスポーツマン大会でのポイントは、第8回大会までは記録に応じてポイントが与えられる形式だった[注 17]。芸能人大会では、記録に応じてポイントが与えられる形式になる大会もある。初代世界記録は片岡篤史が記録した13段+10cm(2m10cm)だった[注 18]。番組内での最高記録は23段だが、番組外では大山大和が24段に成功している[6]。
- MONSTER BOX World Championship/モンスターボックス 世界一決定戦(プロスポーツマン大会のみ)
- 1996年から4年に1度毎に夏季オリンピック開催地で開かれている[注 20]大会。第1回はアメリカのアトランタ、2000年の第2回はオーストラリアのシドニー、そして2004年の第3回はオリンピックの聖地・ギリシャのアテネで開催した。なお、第2回のシドニーは後に天候が悪化したために決勝大会は日本で、第3回はギリシャのアテネと日本の千葉県・幕張を衛星回線で結んでいわば両国開催した。北京オリンピックが行われた2008年は開催されなかった。
- MUSCLE GYM/マッスルジム 芸能人2回
- QUICK MUSCLEに代わる芸能人大会のマッスル系種目。腹筋、背筋、腕立て伏せを立て続けに1分間ずつ計3分間行い合計回数を競う。試技は総合ランキング下位の者からの順番に行う。
- 『筋肉番付』で行われていた三色筋肉を、スポーツマンNo.1決定戦の正式種目に移した[注 21]。
- PECTO CROSS/ペクトクロス 芸能人1回
- 手の甲にセンサーが入っているグローブを装着。グローブの先にはウェイトがつながっており、制限時間内に両手の拳のセンサーを、目の前の鉄柱に接触させればクリア。試技は30kgから始まり、クリアするごとに片側に2.5kg、合計5kgずつ重さが増えていく。最高記録は源の70kg。
- POWER FORCE/パワーフォース プロ12回・芸能人6回・アマチュア2回
- 2人が背中にあるロープでつながって隣り合わせに立つ。スタートの合図で、お互い180度違う方向に走る。自分の走った先にあるボタンを押せば勝ち。ロープは2人が同時にボタンを押せない程度の長さに調整されている。
- QUICK MUSCLE/クイックマッスル プロ1回・芸能人17回(芸能人大会最多登場)
- 3分間腕立て伏せ。回数は顎でスイッチを押してカウントしていく。肩の高さにはセンサーが設置され、その高さまで身体を上げないとカウントされない。体勢が崩れたり、競技台から足が出たりした場合は失格(記録なし)[注 22]。第10回芸能人大会のみ、腕に巻かれたセンサー付きバンドによる判定により、終了時に腕が上がっていないと失格の特別ルールがあり、逸見太郎がその憂き目にあった。過去には『筋肉番付』で全国大会が行われた[注 23]。プロスポーツマン大会では第12回大会のみスペシャルバトルとして行われた。試技は総合ポイントの下位の者から順に行う場合が殆どだが、第12回と第14回の芸能人大会は例外である。
- REVOLUTION/レボリューション 芸能人1回
- 回転する直径1.8m、長さ6mの巨大な円柱の上に下に落ちずに最後まで残っていた人の勝ち。
- SHOT-GUN-TOUCH/ショットガンタッチ プロ13回・芸能人17回
- ボタンを押すと同時に、10mの高さから落ちてくるボール(バレーボール)を、床に接地する前に触れることができれば成功。床には赤色の◎で、ボールのおおよその落下地点を示すマークがある。判定が微妙な時には「ウルトラスロー6000」と呼ばれる装置で試技のスロー再生を行い精密な判定を行う。プロ、芸能人同様試技は総合ランキング下位の者からの順番に行う。
- 下記の通りプロスポーツマン大会では大会末期になるにつれ試技数が減ったため、高記録が出し易くなっている。
- 第13回プロスポーツマン大会のみ、床の色が通常の白ではなく青色となっていた。
- プロスポーツマン大会:第8回までは11m00cm、第9回からは11m50cmから試技が始まり、クリアするごとに距離が伸びていく。各大会毎に挑戦する距離が微妙に異なる。合計2回失敗した時点で脱落。ポイントは各距離で設定されたポイントを獲得していく形式。生き残りが1名になると自己申告で距離を選択できるため、体力を温存して世界新記録に挑戦したり、総合No.1に必要な距離の申告が可能。
- 芸能人サバイバルバトル:試技は1人3回。2回目までは事前申告で、最終試技の3回目のみ自分の順番が回った際に、挑む距離を口頭で自己申告。成功すれば距離に応じたポイントを獲得。
- ボールの落下地点は微妙にブレることがあり、余裕がなくボールを全く見ない選手は、距離が届いていても手で触れられず失敗することがある。照英や室伏広治のようにボールを全く見ないことで総合No.1を勝ち取った選手もいれば、知幸のようにタッチできずNo.1を逃してしまった選手もいる。
- 芸能人・プロスポーツマン大会ともに、この競技が最後の種目として行われることが多い。
- 2015年4月4日に同局で生放送された特番『オールスター大感謝祭'15春』のイベント企画として「赤坂5丁目ショットガンタッチ」が実施された。なお、ボールの高さは10mではなく、7mからの落下だった。
- SPIN OFF/スピンオフ プロ4回・芸能人5回
- 第12回芸能人サバイバルバトルからの登場。9m四方の正方形リングの中央に置かれた直径1m50cmの大玉を転がしあい、相手陣地の外に大玉を落とせば勝ち。一応、曖昧な判定を防ぐために陣地の境界にバーが置かれているがそれも飛び越えた場所に落ちてしまった場合、写真判定やどちらのエリアに大玉が多くかかっているかなどで判定。
- TAIL IMPOSSIBLE/テイルインポッシブル プロ8回・芸能人11回
- 1ラウンド100m×4[注 25]のランニングを4ラウンド行い、各レースごとに下位でゴールした規定人数が脱落。各ラウンド間のインターバルは先頭走者のゴールから90秒。徐々に人数が削られ、最終レースで1位でゴールした選手が種目別No.1。
- THE CELL/ザ・セル プロ1回
- 1対1のトーナメント形式で対決する「25」の足版。地面のモニターに映し出されるランダムに並んだ4×4の1から16まで、準決勝と決勝では5×5の1から25までを1から順に踏んで消していく。先に全ての数字を消してフィニッシュボタンを押したほうが勝ち。なお、先にフィニッシュボタンを押しても、1つでも番号を踏み忘れていれば自動的に敗退となる。初代種目別No.1は飯原誉士。
- THE BANBA/ザ・バンバ プロ1回
- 30kgの丸太をロープで引っ張るレース。ばんえい競馬(ばんば)が競技の語源。
- THE BEST OF TUGGER/ザ・ベストオブタガー プロ1回 芸能人1回
- まず参加者を均等の人数に分けてチームを2つ結成し綱引きを行う。勝ったチームを更に半々に分けて綱引き。これを最後の1名になるまで繰り返す。
- THE FINAL PUSH UP/ザ・ファイナルプッシュアップ プロ1回
- 太鼓のリズムに合わせて腕立て伏せを行い、力尽きたら脱落の生き残り方式。第1回プロ大会では中々脱落者が出ず、300回に達した時点で打ち切りとなり、3名がNo.1となった。
- その後『筋肉番付』にて、追加ルールが設けられ、幅50cmの競技台に足を乗せて、顎付け台に顎を完全に接地させる。フォームに異変があった場合失格になるルールが適用されて全国大会が開催。第1回で種目別No.1を獲得した池谷幸雄が招待選手として出場し480回を記録した。優勝は東京都代表の朝野公平で記録1200回。
- THE FINAL SIT-UP /ザ・ファイナルスィットアップ アマチュア2回
- アマチュア大会のみに登場する種目。太鼓のリズムに合わせて腹筋を行い、力尽きたら脱落の生き残り方式。本戦での最高記録は戸井田昌教の500回。
- 「最強のSKE48は誰だ!? 運動神経No.1決定戦」では「ABDOMINAL MUSCLES」(日本語で腹筋)と名前を変え、ルールも同一にして、歴代競技中、最長である16年のブランクを経て実施された。優勝者は松村香織の250回。
- THE GALLON THROW/ザ・ガロンスロー(プロスポーツマン大会のみ) プロ7回
- 10kgの木製の樽[注 26]を後ろの壁(第7回プロスポーツマン大会までは木製、第8回大会のスペシャルバトルより金属製)を越えることができればクリア。クリアする度に壁の高さが上がっていく。
- 大会末期になるにつれて試技数を減らしたため、高記録が出し易くなっている[注 27]。本戦では壁の高さを問わず、合計2度の失敗で脱落に対し、後述の樽投げ世界一決定戦は同じ高さで2度失敗するまで挑戦可能なため、こちらも高記録が出し易くなっている[注 28]。第7回プロスポーツマン大会までは記録に応じてポイントが与えられる形式。本選での最高記録は2009年のプロ大会でブライアン・クレイがマークした6m50cm。
- パワー系競技だが、パワー以外にもテクニックが要求される。いくらパワーがあってもタイミングを誤ると失敗してしまう[7]。宮﨑大輔、松井稼頭央、ケイン・コスギ、ボブ・サップなど、樽の高さは壁を大きく上回っていても、角度がつかなかったことや壁から離れすぎたことで壁を越えられず失敗となったケースも多々あった。
- THE GALLON THROW World Championship/樽投げ世界一決定戦(プロスポーツマン大会のみ)
- 世界陸上・オリンピックに出場したハンマー投げ、砲丸投げの陸上・投擲選手により行われる。初期設定の距離も本戦より高めに設定されている。第1回は2002年に行われ、それまでの世界記録であった6m20cmを出場者全員が更新。
- THE TUG-OF-WAR/ザ・タッグオブウォー プロ5回・アマチュア2回
- 1対1で行う綱引き。本戦では第8回プロスポーツマン大会を最後に行われていない。
- THIRTY/サーティー プロ7回・芸能人1回
- 2〜4人1組で行われる、頭脳系種目。1人ずつ順番に、1から30までの自然数の中から1つもしくは連番の2つの数字をコール(例:24、25)。既にコールされた数字を言うか詰まった場合は失格となる。全ての数字がコールされた場合は、最後のコールをした人が勝ち[注 29]。この競技に実況はない。
- 25/トゥエンティーファイブ プロ1回
- 1組3〜4人で行われる頭脳系種目。目の前のモニターに表示されるランダムに配置された数字を1から順に指先でタッチし消していく。数字の配置は全員共通。3×3、4×4、5×5の3セットを全て終えるまでのタイムが早かった先着数名が勝ち抜けのトーナメント方式で、最高タイムは井出有治の20秒10。決勝戦ではポール・A・テレックが22秒97で勝利。
- ULTIMATE GUYS/アルティメットガイズ プロ1回・芸能人1回
- 第15回芸能人サバイバルバトルと第14回プロスポーツマン大会の2回登場。芸能人大会では12個のボタンを番号順に押していく円形シャトルラン、50・70・90kgの丸太をロープで引っ張って立てる丸太起こし、10mの上り雲梯。以上3種目のタイムトライアル。プロスポーツマン大会ではスラロームランから50・70・100kgの丸太をロープで引っ張って起こし、腹筋20回、2tトラックを20m先に引っ張るように変更された。
- WORK OUT GUYS/ワークアウトガイズ プロ6回・芸能人4回
- 第5回芸能人サバイバルバトルから登場したパワー系3種目のタイムトライアル。第一ポイントが直径15cm[注 30]の丸太切り、第二ポイントが20kgのミルク缶運び、第三ポイントが3tトラック20m引きというパターンが多かったが、第一ポイントが5kg×5本の旗立てや、第二ポイントがミルク缶が最終的に20kgになる連結式、ランダムな重さのダンボール箱を合計が120kgになるまで運ぶ、50kg×10本のサンドバッグ落としになるパターンも存在した。5分以内にゴール出来なければ失格で、過去に西山浩司と大森晃が1度ずつ失格になった。
- また、初登場時は鋸を「洋のこ」か「万能のこ」のどちからを選択して切るシステムになっていたが、「洋のこ」を使用した山口達也とケイン・コスギがタイムロスを強いられたことで、翌大会以降は全選手「万能のこ」に統一された。試技の順番は種目の登場順が序盤だとランダムだが、最終種目の一つ前だと総合ランキング下位の者からの順番に行う。ポイントは芸能人大会の第5回のみ通常の2倍のポイントが与えられた[注 31]。
- 最高記録は2002年のプロ大会でケイン・コスギが記録した45秒46。
グランドオープニング[注 55]で流れている曲は『レッド・オクトーバーを追え!』のオリジナルサウンドトラックに収録されている。
この番組の予告CMで使われている曲は『KULL THE CONQUEROR』[注 56]オリジナルサウンドトラックの1曲目である(キング・カルを参照)。また、同じ曲が「MONSTER BOX」のクライマックスでも流れる。他にも洋画や機動戦士ガンダム、スーパーロボット大戦などのゲーム、アニメのサウンドトラックが番組内で流れる。
番組当初はNo.1に君臨した者が翌大会に出場する際には、通常のジャージに施されたゼッケンがゴールドになっていたが、次第にゴールドゼッケンが施された赤色又は黄色のジャージ着用するようになった。これは第12回芸能人サバイバルバトルで、他の選手はブルーもしくはブラックジャージだったのに対し、前回総合No.1のきんに君のみホワイトジャージだったのが最初。プロスポーツマン大会では、第10回で大畑が、第11回で三浦がイエローで登場。なお、色違いのジャージを着用してNo.1(いわゆる連覇)を獲得した者は、ゼッケンの下部に連覇した回数を示す星が付くようになった。
芸能人サバイバルバトルでは、池谷が第13・14回でレッドを着用していたが、第15回できんに君がイエローを着用。ここでプロはイエロー、芸能人はレッドの法則がなくなり、第12回プロスポーツマン大会で池谷、第13回で宮﨑がレッドで登場した。しかし、第14回のポール・A・テレックはブルーのジャージでこれまでとは異なっていた。
一方で、きんに君は第16回芸能人サバイバルバトルでは従来のイエローで登場。総合No.1獲得での表彰式ではゴールドゼッケンの下に3連覇を示す3つの星がついたイエロージャージが与えられた。第17回で4連覇達成後に迎えた第18回では、星が4つついたイエロージャージを着用。同大会では、きんに君がイエロージャージに対し、暫定王者(新王座チャレンジバトルで優勝)のワッキーはレッドジャージで登場。結果はワッキーが総合No.1を獲得し、エンディングでイエロージャージを着用した。そして第15回プロスポーツマン大会では、宮﨑はイエロージャージで登場。エンディングでは前人未到である3度目の総合No.1を示す、3つ星がついたジャージを着用していた。
過去にゴールドゼッケンを着用した出場者
- 芸能人大会:ケイン・コスギ、池谷直樹、照英、永井大、なかやまきんに君、ワッキー
- プロ大会:大畑大介、三浦貴、池谷直樹、宮崎大輔、ポール・A・テレック