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この項目では、テレビ番組について説明しています。
- かつて「SASUKE」として活動していたトラックメイカー、シンガーソングライターについては「原口沙輔」をご覧ください。
- 総合格闘家(佐須啓祐)については「SASUKE (格闘家)」をご覧ください。
- その他のサスケ、SASUKEについては「サスケ」をご覧ください。
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SASUKE(サスケ)は、TBS系列で1997年9月27日から特別番組として放送されている視聴者参加型のスポーツ・エンターテインメント。
概要 YouTube, チャンネル ...
SASUKE |
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YouTube |
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チャンネル |
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活動期間 |
2021年3月21日 - |
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登録者数 |
28.3万人 |
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総再生回数 |
3億4892万219回 |
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登録者100,000人 |
2023年 |
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年11月21日時点。 |
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正式名称は「究極のサバイバルアタックSASUKE」。1997年秋に初めて放送され、2023年12月の時点で41回開催されている。当初はTBS『筋肉番付』のスペシャル企画としてスタートし、同番組の終了以降、2002年秋の第10回から独立番組となる。結果的に現在ではスピンオフ元の『筋肉番付』よりも認知度と継続期間において上回る逆転現象となった。
姉妹番組である女性版SASUKEの「KUNOICHI」(クノイチ)、子供版の「SASUKE JUNIOR」、年配版の「SASUKE シニア」も開催されていた。関連番組の項も参照。
主なルール
毎回100人が出場し、1st、2nd、3rd、FINALの4つのステージに分かれたさまざまな障害物をアクションゲームのようにクリアし、完全制覇を目指す巨大フィールドアスレチックで、番組内では「鋼鉄の魔城」と呼ばれている。
地面にある池やマットに落ちるまたは着水、コースアウトやステージごとに決められた時間制限を過ぎる、その他エリアごとに決められたルールに反した行為をするとリタイアとなり、それより先のエリアには挑戦できない。しかし、セットの不備が原因である場合はスタートからの再挑戦が認められることがある。
ステージの開始前にスタッフやオーディション落選者などによるエリアごとのデモンストレーションが行われる。
第28回大会からは「泳ぐ」エリアも取り入れられている。これについて総合演出の乾雅人は「SASUKEという忍者みたいな名前がついている以上、陸海空、すべてを制さなければ、完全無欠とは言えません」と語っている[1]。
ゼッケン(挑戦順)はスタッフが決めており、後半になるほど有力選手や注目選手を多く配置する傾向にある[注 2]。放送は基本的にゼッケン順に放送されている[注 3]。10の倍数回は「第◯回記念大会」としてこれまでの延べ挑戦者数がゼッケン番号になり、1000の倍数のゼッケンが従来の100番にあたる。
出場者選考
応募者に対してはオーディションや予選会などを行い、それらを通過して選抜された者だけが出場できる。出場者は一業種ひとりを軸として100人選抜されている[2]。もっとも、一般応募枠から出場できるのは応募総数5000人に対し20人程度であり、テレビ朝日の『激レアさんを連れてきた。』2022年5月30日の放送では「めちゃくちゃSASUKEを愛しているのに1回も出られていない人」が出演している[3][注 4]。
選考の基準について、乾は「身体能力もそうですが、大事なのは広い意味で『男前』なことですね。時々、勘違いをされるのですが、SASUKEはスポーツ選手権ではないんです。様々な職種の人が頑張る姿を見せる…そういう番組で、視聴者が応援したくなる人間性を重視しています」と語っている[2]。
過去には五輪メダリストも出場しているが、成果を残す多くの選手はSASUKEにすべてを捧げてきた一般人が大半であり、この結果について乾は「つまりSASUKEというフィールドとは、五輪メダリストやトップアスリートではなく、毛ガニ漁師やガソリンスタンドの店員、SASUKEのために仕事を捨てた、そんな『一般』の男たちが『輝ける』場所として存在します。これが彼らのモチベーションの理由かもしれませんね」と語っている[1]。
制作秘話
SASUKEのカメラ位置が横スクロールであるのは、任天堂の『スーパーマリオシリーズ』を想定したためであり、同じ画柄なのはライフ100という考え方のためである[注 5]。また、各ステージのコンセプトにはスタジオジブリ作品『天空の城ラピュタ』に登場するラピュタから影響を受けている[4]。
総合演出の乾雅人は、SASUKEのテーマとして「名もなきアスリートたちのオリンピック」を掲げており、発端は初の完全制覇者の秋山和彦であった。生まれながら先天性の弱視を患う彼は、その影響によりリタイアの連続になりながらも『ハンディキャップがあることを言い訳にしたくない』と挑戦を続け、乾は「『これはある種、人間の生きざまだ!』と思いました」と語っている[1]。
また、乾は同時に、出場者の人間ドラマを描く現在のSASUKEの土台を作ったのは山田勝己の影響が大きかったと語っている。自宅にセットを作るほどSASUKEにのめり込む山田のストーリーを第3回大会の放送から組み込んだところ、番組が一気に人間臭いものに変わり、それがSASUKEの大きな柱になったというものである[2]。さらには「SASUKEにのめりこみすぎて、自宅にセットを製作。スパイダーウォークというエリアに始まり、クリフハンガーやそり立つ壁まで。結果、彼は仕事も辞めてSASUKE一筋という人生に。これが人間ドラマにならないわけがない」とも語っている[1]。
無断エリア商標登録問題
元SASUKEの総合プロデューサーだったが現在は既に製作を離れている樋口潮が立ち上げた株式会社ゴールドエッグスが、TBSに無断でエリアの名称を商標登録したことに起因しており、2022年3月に「スパイダーウォーク」が「スパイダーラン」、「クリフハンガーディメンション」が「クリフディメンション」に名称が変更された[5][6][注 6]。その一方で、同様にゴールドエッグスが商標登録した「そり立つ壁」「サーモンラダー」の名称は変更されていない。2022年11月8日に「スパイダーウォーク」の商標登録が拒絶されたが、第41回大会では「スパイダーラン」のままになっていた。
さらに見る 商標, 出願日 ...
商標 |
出願日 | 登録日 |
ステータス |
サーモンラダー |
2021/01/08 |
2021/11/15 |
存続-登録-継続 |
スパイダーウォーク |
2022/03/09 |
- |
終了-出願-拒絶/却下又は無効 |
そり立つ壁 |
2021/10/22 |
2022/12/09 |
存続-登録-継続 |
CLIFFHANGER |
2022/03/28 |
2022/10/24 |
存続-登録-継続 |
UNSTABLE BRIDGE |
2022/07/11 |
2022/12/09 |
存続-登録-継続 |
JUMPING BAR |
2022/07/11 |
2022/12/09 |
存続-登録-継続 |
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2005年に香港を皮切りとして、日本国外でも本番組が放映されている[7]。
2011年5月にはマレーシアでも放送されることがわかった。放送決定の背景には、マレーシア国民の30歳以下の男女の半数が肥満という問題を抱えていることがある。「健全なる青少年の育成」を国策の一つとして掲げる同国の「青年スポーツ省」が肥満解決策として、マレーシア政府支援によるプロジェクトとしての『SASUKE』を現地フォーマットで制作することを決定した[8]。
2014年2月22日〜23日には、マレーシアで「SASUKE ASEAN OPEN CUP 2014」という、史上初のSASUKE世界大会が開催された[9]。
2022年の時点で『SASUKE / Ninja Warrior(ニンジャウォリアー)』の販売先は、アジア、欧米各国をはじめ、旧共産圏やアフリカ、中東、中南米諸国など、世界160以上の国と地域で見られ、現地版も20ヵ国以上で制作されている世界的な人気番組とされている。2015年5月にはアラビア語圏版制作の契約をサウジアラビアのフェサール王子と交わした[10][11]。
乾は海外での人気の要因として、前述の『スーパーマリオ』を想定したことをポイントとしてあげており「言葉がいらない番組だというのはありますよね」「世界中の人もSASUKEを見ながら、マリオを見ているような感覚になるのかもしれない。それもただのゲームではなくて、生身のリアリティがあるわけですから」と分析している[注 7]。
ロイター通信によると、海外版を含めて全世界合計で10億人の視聴者がいると2022年5月に報じている[12][13]。
American Ninja Warrior
→詳細は「
American Ninja Warrior(英語版)」を参照
アメリカでは2006年10月にケーブルテレビ向けチャンネルのG4で放送を開始。深夜枠での放送であったが、早くも人気を集め、半年後の2007年4月にはプライムタイムに昇格した[14]。なお、G4では「KUNOICHI」も同様の枠で放送されている。
2011年4月には4大地上波ネットワークの一つであるNBCテレビにおいて、ゴールデンタイムで放送することがわかった。日本の実写番組が全米のゴールデンタイムで放送されるのは初となるほか、東日本大震災の復興支援のため、日米の放送局が共同で赤十字社を通じた支援活動を行うことも明らかにしている[15]。
2014年に体操選手のケイシー・カタンザロが女性選手では初めて予選を完全制覇した際はSNS上で話題になったほか、本番組制作局のNBCは勿論のこと、競合局であるABCやCNNなどのメディアでもこの快挙が大きく報じられた[7][16]。2016年にもラスベガスにて開催された決勝において、ジェシー・グラフが女性選手では初めて第1ステージを突破した際はNBCの番組公式サイトにアップロードされた動画の再生回数が4日で1億回を突破している[7][14]。
女性選手などの活躍を契機として、女性や子供[注 8]からの支持も集めるようになり、全年齢層において、高視聴率を獲得している人気番組になっており、子供向けのスピンオフ番組『ニンジャ・ウォリアー・ジュニア』まで制作されている[7]。
国際大会
2024年8月21日、『SASUKE WORLD CUP2024』と題した、5ヶ国35人(日本(3チーム)、アメリカ、ドイツ、フランス、オーストラリア)が参加する日本で開催される初の国際団体戦がTBSで放送された[23]。
予選会自体は第13回から行われているが、ここでは第40回大会以降の予選会について解説する。
2022年の第40回記念大会開催において第29回大会以来9年ぶりに予選会が開催され、全5種の競技から最終ステージを勝ち上がったものに本戦の出場権が付与される。2022年以降は総勢500人規模での開催で、会場に到着したら1~100番の数字が書かれた5色のゼッケン(計500枚)の中から、ランダムで1枚選んで着用する[注 9]。2024年には「SASUKEトライアウト」として開催が決定。2024年では一部の敗退者に最終オーディションで出場権を得られるチャンスを与えられた。
最近の種目
第42回「SASUKE2024」バージョン。
- 1stステージ
- エンドレス腕立て伏せ(2022年 - )
- 『筋肉番付』の競技であったTHE FINAL PUSH-UPと同じ仕様で、太鼓の音が1回鳴るごとに1回ずつ腕立て伏せを行う。腕立ては顎付け台に顎を接地させていき、顎がついていなかったり太鼓の合図についていけなかったり、体勢が崩れたりすると脱落。1組10人で行い、各組2人に絞られるまで行う。100回未満で決着がつく組もあれば、200回を超えても決着がつかない組もあるため、単純な腕立ての実力だけでなく、ゼッケン選びの運も必要とされる。なお、女性は女性限定の組で争う。3年連続で200回を超えた組があり、2024年では複数の組で300回を超えた。予選会最多記録は2024年の446回。
- 2ndステージ
- サバイバルシャトルラン(2023年)→サバイバルシャトルランPLUS(2024年)
- 同じ色のゼッケンの人が往復80mの道を一斉に走り、最後にゴールした1人が脱落。これを残り人数が8人になるまで繰り返す。同着により判定が難しい場合はやり直しとなる。明らかなフライングは1回で失格となり、実際に失格者が出た。2024年は往復が60m、通過人数が10人になる一方で、折り返し地点に設置された高さ60cmのポールを2度飛ぶ動きが追加され、そのときにバーを落とすと脱落。また、ここでは男女混合で行われる。
- 敗者復活戦 エンドレスジャンプ(2024年)
- 2ndステージの後に急遽追加されたステージで2ndの敗者のみ挑戦。60cmのポールを太鼓の音に合わせて両足で左右に飛び越していく。バーが落ちるもしくは太鼓の合図についていけないと脱落。色ごとに挑戦し最後まで残った一人が復活。最多記録は283回。
- 3rdステージ
- エンドレスハング(2024年)
一組7~8人がバーにぶら下がり、最終的に各組2人に絞られるまで行う。また30秒が経過すると10秒ごとにロープが膝を横切るため、その都度足を曲げてやり過ごさないといけない。最長記録は4分2秒。
- 4thステージ
- タイヤ手繰り寄せ対決(2024年)
- まず30mの坂を駆けあがりその後に坂の下にあるタイヤをロープで先に頂上にある白線まで引き上げれば勝ちとなるタイマンレース。制限時間は2分で敗者でもゴールタイムの上位1名のみ敗者復活でラストステージに進出できる。対戦カードは各自抽選によって決まる。
- ラストステージ
- SASUKE本戦のセットを使ったステージ。以下のエリアをクリアしたゴールタイムで競い、上位3名が本選の出場権を手にする。そり立つ壁は5回まで挑戦可能。クリア者が3名を下回った場合はその人数で確定する(2022年予選会は2人だった)。挑戦順は各自抽選によって決まる。
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年度 | エリア |
2022年 | クワッドステップス | + | ローリングヒル | フィッシュボーン | そり立つ壁 |
2023年 |
2024年 |
ジャンプグリップ | そり立つ壁 |
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+は、エリア間が繋がっているのを意味する。
- ジャンプグリップ
- ドラゴングライダーの簡易版。トランポリンを飛んで頭上のバーを掴んでから対岸に着地。バーはチェーンで繋がれている。
その他のエリアの概要は#最新の障害物を参照。
過去の予選会種目
- 2ndステージ
- 地獄の持久走(2022年)
- 緑山スタジオの場内広場に設けられた1周500mの特設コースを2周。これを3レース行い、各レースごとに規定の人数が脱落。第3レース目の先着8人が次のステージへ進出できる。インターバルはトップの選手がゴールしてから1分間のみ。したがって、1分間フルで休憩できるのは、トップまたはトップタイでゴールした選手のみとなる。2022年予選会では1レース目で同着により、15人先着のところを16人が第2レースに進出した組があった。また、ここでは男女混合で行われる。
- 3rdステージ
- タイヤ押し(2022年)
- 重さ50kgのタイヤを全長30mの坂道の頂上まで押し続け、先に30m押した方が勝ちとなるタイマンレース。対戦カードは各自抽選によって決まる。最速タイムは岩城大地の39秒。
- マイクロバス引き(2023年)
- 1対1で、それぞれ重さ5トンのマイクロバスを20m引き、ゴールタイムが早かった方の勝ち。敗者でもゴールタイムの上位2名が敗者復活で次のステージに進出できる。対戦カードは各自抽選によって決まる。最速タイムは稲垣翔平の20秒10。
- 4thステージ
- ビーチフラッグス(2022年、2023年)
- 旗と反対側の方向へうつ伏せになり、その体勢から笛の合図で起き上がり、20m先の旗に向かって走り、先に旗を掴んだ方の勝利となる1対1の対決。対戦カードは各自抽選によって決まる。
結果
2022年(第40回大会)
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選手 | 予選会 | 本戦 |
ゼッケン | 出順 | 結果 | 備考 | ゼッケン | 結果 | 備考 |
西村渉 | 81 | 2人目 | クリア | 54.94秒、本戦進出 | 3937 | 1st ローリングヒル | 上り |
八重樫俊平 | 49 | 5人目 | 1:03.65秒、本戦進出 | 3936 | 1st 2連そり立つ壁 | 二枚目、上る直前にタイムアップ |
西雄拓未 | 12 | 9人目 | そり立つ壁 | | |
岩城大地 | 7 | 1人目 |
奥山勇樹 | 97 | 10人目 | フィッシュボーン | 終盤 |
越前陽也 | 33 | 6人目 |
新井龍一 | 83 | 8人目 | 中盤 |
運上雄基 | 38 | 4人目 |
オ ロスティスラブ | 93 | 7人目 | ローリングヒル | 上り |
石川黎旺 | 28 | 3人目 |
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2023年(第41回大会)
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選手 | 予選会 | 本戦 |
ゼッケン | 出順 | 結果 | 備考 | ゼッケン | 結果 | 備考 |
相馬巧太郎 | 72 | 4人目 | クリア | 37.56秒、本戦進出 | 38 | 1st ツインダイヤ | 一つ目→二つ目 |
西雄拓未 | 7 | 6人目 | 46.11秒、本戦進出 | 37 | 1st ドラゴングライダー | 一本目→二本目 |
中村晴 | 72 | 11人目 | 46.29秒、本戦進出 | 36 | 1st ツインダイヤ | 一つ目→二つ目 |
松橋一真 | 94 | 3人目 | 57.54秒 | |
與那嶺亮太 | 39 | 8人目 | 59.05秒 |
上村匠 | 90 | 2人目 | 79.38秒 |
戸川怜 | 76 | 1人目 | 97.85秒 |
宮川知樹 | 88 | 10人目 | フィッシュボーン | 中盤 |
亀山大介 | 74 | 5人目 |
森谷亙 | 62 | 9人目 | ローリングヒル | 上り |
伊藤瑠威 | 18 | 7人目 |
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2024年(第42回大会)
さらに見る 選手, 予選会 ...
選手 | 予選会 | 本戦 |
ゼッケン | 出順 | 結果 | 備考 | ゼッケン | 結果 | 備考 |
稲垣翔平 | 93 | 4人目 | クリア | 38.32秒、本戦進出 | 35 | | |
松村康平 | 78 | 5人目 | 45.48秒、本戦進出 | 34 | | |
井本恭人 | 2 | 2人目 | 46.61秒、本戦進出 | 33 | | |
佐伯健人 | 25 | 6人目 | ジャンプグリップ | 掴み失敗 |
梅谷悠太郎 | 89 | 3人目 |
北山武資 | 64 | 8人目 | フィッシュボーン | 中盤 |
南雲悠延 | 97 | 1人目 |
高橋竜平 | 44 | 7人目 | ローリングヒル | 上り |
選手 | 予選会 | 本戦 |
ゼッケン | 結果 | 備考 | ゼッケン | 結果 | 備考 |
荒川洋兵 | 17 | 最終オーディション通過 | 3rdステージリタイア | 32 | | |
上村匠 | 31 | 31 | | |
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2023年からは高校生を対象にした「SASUKE甲子園」が開催された。2023年では8校がトーナメント形式で戦い、優勝校の代表3名が本戦への出場権を得る。
種目
- SASUKEリレー(2023年 - )
- 手押し車25m→おんぶ100m→うんてい15m→タイヤ押し25mのコースを3人で3周する。手押し車及びおんぶの相手はチームメイトが行う。
- SASUKE我慢比べ(2023年 - )
- 耐久ぶら下がり、傾斜が30度の地面での腹筋、無限ジャンプをそれぞれの種目でチームの代表同士が行い、生き残ったほうが勝利で先に2勝した方が決勝進出。2023年では2試合とも2回戦の腹筋で勝敗がついたため無限ジャンプは行われなかった。
- ファイナルステージ(決勝)(2023年 - )
- 予選会と同じ本番のセットを使うがそり立つ壁は30cm低くされている。各高校の選手が交互に挑戦し、2校のうち最速でクリアした人がいる高校が本戦出場となる。
結果
2023年(第41回大会)
さらに見る 選手, 本戦 ...
選手 | SASUKE甲子園(決勝) | 本戦 |
高校 | 出順 | 結果 | 備考 | ゼッケン | 結果 | 備考 |
馬渕広夢 | 青山学院高等部 | 6番手 | クリア | 41.52秒 | 33 | 1st ツインダイヤ | 一つ目→二つ目 |
長尾櫂 | 2番手 | フィッシュボーン | | 35 | 1st ローリングヒル | 上り |
青柳匠海 | 太田高校 | 5番手 | ローリングヒル | 上り |
晝間幹世 | 青山学院高等部 | 4番手 | 34 | 1st ローリングヒル | 上り |
石塚佑慎 | 太田高校 | 3番手 |
阿部雷童 | 1番手 |
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「SASUKEワールドカップ2024」バージョン、1stは第42回大会の予告動画で登場した新エリアおよびマイナーチェンジも記載。2ndは第41回大会「SASUKE2023」バージョンも記載。カッコ内は使用されていた回を指す。
過去のエリアは#過去の障害物・各大会のステージ構成を参照。
1st STAGE
第41回では制限時間110秒。女性の場合135秒。ワールドカップ2024ではカウントアップ方式で最大150秒。第31回からスタート地点にはモニターが置かれており選手紹介が行われる。
- 1. クワッドステップス(第32回 - )
- アメリカ版SASUKE「American Ninja Warrior」で使用されているエリアを逆輸入。4つある斜めに立てかけられた足場を飛び移りながら進む[注 36]。五段跳びに類似しているが、足場の幅が90cmと広く材質が柔らかいのが特徴。過去の五段跳び系エリアで存在していた「足場を手で掴むと失格」というルールは廃止されているが「ショートカットすると安全上の理由で失格」というルールはこれまで通り存在している[注 37]。次のエリアへは4つ目の足場から直接移動する。初登場時の第32回は、今に比べて足場が揺れていなかった。第38回からは新型コロナウイルス感染防止、また滑り止めのため足場に黒い布が覆われるようになった[注 38]。
- 2. ローリングヒル(第31回 - )
- かつての1stエリア、滝登り(丸太登り)・滝下り(丸太下り)のリメイク。坂状に配置された回転する5本のローラー[注 39]に飛びついて登った後、同じく回転するローラーが、5本設置された坂を下って対岸に着地する。第32回から、登りのローラーの下に敷かれた黒いマットを踏むと失格。下りは、第34回以降は、安全上の理由で頂上からの跳躍による攻略は禁止されている[注 40]。なお、登りの部分ではローラーの横に設置されている板に手を触れることは禁じられており[注 41]、第40回大会で又地諒がこのエリアに移行した際にローラーの横の板に手をついてしまい、その時点で失格となっていた[注 42][動画 28]
- 3.タイファイター(第32 - 35回)→ウイングスライダー(第36・37回、W杯2024)
- アクリル板に、スパイダーウォークの要領で両手両足を突っ張った状態で張り付き、レールを下っていく[注 43]。スタート時と中間地点の2か所に30cmの下り段差が存在する。第35回までの「タイファイター」というエリア名は、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する、同名の戦闘機から名付けられたものである[33]。手がアクリル板の上に乗ると失格。体勢が決まらずにアクリル板だけが進行し、置き去りにされた場合もその時点でリタイア。第36回からタイファイターの命名権の使用期間が切れた為、「ウイングスライダー」に名称を変更。板の形状が映画に登場するTIEファイターの形から角の丸いの斜め長方形に変わった。松脂を使用する特性上コロナ禍の第38回大会以降は感染防止の観点からシルクスライダーに変更されたが、同エリアが復活したワールドカップ2024では松脂を使用せず黒い滑り止めがアクリル板に付けられ、スタート時の下り段差が無くなった。
- 3’.スクリュードライバー(第42回 - )
- 第42回大会放送予告動画[動画 29]にて判明した新エリア。斜めになっている足場を走り回転する棒に飛びつく、ハーフパイプアタックやバタフライウォール(後述)、かつてKUNOICHIにあった飛翔柱が複合したようなエリア。回転する棒の挙動は公式Xの選手紹介動画で公開されている[34]。詳しい情報は公式YouTube及び本放送で判明し次第追記する。
- 4. フィッシュボーン(第1形態…第33回、第2形態…第34回、第3形態…第35回・第36回、第4形態…第37回 - 第41回、第5形態…W杯2024、第6形態…第42回 - )
- 『KUNOICHI2017』からの逆輸入エリアだが、足場の高さが異なっている。飛び石状に設置された4つある直径30cmの円柱状の足場を、選手目線から反時計回りに電動で回転する赤いポールを避けながら渡る。足場に手を触れて越えたり[注 44]、1つでも足場を飛ばしたりすると失格[注 45]になるが、ポールやエリアを構築する鉄骨を触る分には失格にならない。しかし、ポールを握り回転を止めると失格になる[注 46]。第33回では4本目の足場だけ長く不安定だった。第34回ではポールが20本[注 47]、第35回以降は22本に増えた[注 48]。第37回以降は、逆回転する9本の黄色のポールと2つの足場が増え、足場の段差は少し緩やかになった。SASUKEワールドカップ2024ではポールがさらに2本増え[注 49]、第42回大会にもさらに4本追加されている[35][注 50]。
- 5.ツインダイヤ(第41回 - )
- Amazon Prime Videoで配信されている『風雲!たけし城』に登場したアトラクション「ブロックブロック」のアレンジ版。自動で反時計回りに回転するひし形の足場を2つ渡る。側面には宝石を模した模様があり、滑り止めの布は1つ目のみに付けられている。初登場時は約20人がリタイアした。
- 6. ドラゴングライダー(第35回 - )
- 「American Ninja Warrior」で使用されているエリア「Double Dipper」にトランポリンの跳躍を合わせたエリア。トランポリンで跳躍してレールに乗った金属のバーに掴まり、レールを滑って対岸に着地する。レールはエリアの途中で途切れており、1つ目のレールを滑降した後に、勢いを殺すことなく2つ目のレールに設置されたバーに飛び移る必要がある。1つ前のトランポリンエリアであるダブルペンダラムとは違い、一度バーを離し損ねてしまうと勢いが殺されてしまうため次のバーに移ることが出来なくなる。脱線防止のストッパーは付けられているが、体重の掛け方を間違えると、バーがレールから外れてしまう。なお、途中でバーが脱線しても、対岸に着地さえできればクリア扱いとなる。第40回ではバーがレールから脱線する選手が続出したため、第41回以降はレールに沿ってチェーンと繋がるように対策が施された。女性のみトランポリンの位置が前方に押し出されバーとの距離が近くなっている。
- ちなみにこのエリアの攻略方法に1本目のバーを順手と逆手で握り、2本目を順手と順手で握るものがあり[注 51]、順手と逆手で持つことでバーの回転を抑えることができ、空中での姿勢が安定するという[注 52]。この持ち方は山田勝己がパイプスライダーで初めて使った持ち方で、一部の有力選手も使っていたが、ドラゴングライダーを始めてクリアした日置将士がこの持ち方をしたことによって「順逆(じゅんさか)」という名前でファンや選手達の間で瞬く間に広がり、今では海外の選手にも「ジュンサカ」として認知されている。
- 『KUNOICHI』第11回(2018年7月放送)REDステージでもこのエリアが登場したが、こちらのレールは途中で途切れておらず、脱線はしない。
- 7.タックル(第1形態…第31回、第2形態…第32回 - )
- 第5回の2nd STAGEに設置されていたタックルマシンの進化版。2本のレール上に等間隔に設置された240kg・ 300kg・ 320kg、計860kgの3つの壁をタックルで押し進み、壁を連結させながら12m進んでいく。壁の重さは初登場の第31回のみ、140kg・ 160kg・180kg、計480kgであった。女性の場合は通常の半分の重さ[注 53]を押すことになっている。押し切った後はタックルする部分を登って次のエリアへと進む。なお、レールの終盤には警告色のラインがあり、そこに3つの壁全てが越えれば、終点まで押し切らなくてもよい。このエリアでは着水することはないものの、このエリアで脚力が消耗されるため、直後のそり立つ壁の難易度を急激に上げる仕様に。
- 8.そり立つ壁(英語版)(5m版…第5 - 17・22-27回、5.2m版…第19 - 21回、4.5m版…第31 - 38回・第41回 - )
- 湾曲している壁を駆け上がり、頂上に手をかけてよじ登る[注 54]。高さは度々変更されており、2023年現在は4m50cm[注 55]となっている。女性・中学生以下あるいは50歳以上の男性の挑戦時は頂上が低くなっている[注 56]。なお、このエリアでは過去にはコースアウトしても失格にはならなかった[注 57]。やり直しや失敗が基本的にできないSASUKEのエリアの中では、失敗してもやり直しが可能な珍しいエリアでもある[注 58]。エリアの特性上、先に進めなくなると必然的にやり直さざるを得ないため、時間切れで脱落する挑戦者も非常に多く、登場した全ての回で必ず1人以上はここでリタイアしている[36]。秋山和彦、山田勝己がここで5回リタイアし、完全制覇者も全員ここで複数回リタイアの経験がある。今まで長く使われている中で、ステージのリニューアルなどによって、色やデザインも何度も変更されてきた。なお、再び2連そり立つ壁となった第39回では、雨の影響で滑りやすくなりリタイア者が続出したため、第40回から雨対策が施された。ワールドカップ2024では特別ルールとして、最大挑戦回数3回の制限が設けられた。
- 『KUNOICHI』第9回(2017年7月放送)からのREDステージでもこのエリアが登場しており、こちらは高さ4.2mある。
2nd STAGE
制限時間100秒。女性の場合115秒。
- 1. ローリングログ(第38回 - )
- かつて「ローリング丸太」の名称で1stに登場していたエリアのマイナーチェンジ版。レールに置かれた丸太に抱きつき、回転しながらレールを下って対岸に到達する。対岸までにはおよそ6回転[注 59]する。丸太のような見た目ではなくなり、滑りにくい設計となった。
- また、第1エリアに置かれたため、第2エリア以降を目を回した状態で攻略する必要がある。
- なお、第37回にも2ndの第1エリアとして登場しているが、雨の影響で「競技に安全性と公平性が保てない」との判断で使用が見送られ、第2エリアのサーモンラダーからスタートとなった。
- 前述の通り、第39回からは移動距離が少し短くなり、回転数も減った。しかし、第41回では丸太の回転スピードが速くなった。
- 2. サーモンラダー上り・3. サーモンラダー下り(第31回 - )
- サーモンラダー第4形態。バーにぶら下がった状態で、バーを上段の突起に押し上げて上って行く「サーモンラダー上り」を4回と、上げ切った後の奥にあるもう1つのバーに移動し、最上段の突起から最下段の突起へ下りて行く「サーモンラダー下り」を3回行う。バーを掴むと浮島がなくなる。突起の間隔は第33回までは40cm[注 60]、第34回では38cm。前形態のスワップサーモンラダーに存在した「片側が傾いた時点で失格になる」というルールは廃止された。また、最下段で片側が傾いても、ワイヤーで吊るされているため落ちることはなく、失格にもならない[注 61]。初期のサーモンラダーと違い上部の固定のみなので、揺れやすい。
- 4. スパイダーウォーク[注 62][5](通算第4形態 第28回 - 第39回)→スパイダーラン(第40回 - )・5. スパイダードロップ(第30回 - )
- スパイダーウォーク通算第4形態。かつて1stエリアにあったジャンピングスパイダーの壁と同じように、4対の壁の間を水平→垂直→水平に移動し、そのまま5対目の壁に移動する。第30回から、5枚目の1.8m下にある6枚目の壁に移る「スパイダードロップ」のセクションが追加された[注 63]。 第40回では、エリア名が「スパイダーラン」に変更された。なお、かつてはルール違反であったが、第41回では両手で体を支持してスパイダーランの終着点にある黒いネットを回避して飛ぶことでスパイダードロップを経由せずにクリアすることが可能になった[注 64][動画 30]。
- 6. バックストリーム(第28回 - )
- SASUKE史上初の着水が認められたエリア。全長9m[注 65]、深さ1.5m[注 66]のプールを、水中に設置されたマシンから発生する逆流に逆らって泳いで出口まで進む。泳ぎ方は自由で、ゴーグルの着用が認められている。第29回は逆流のパワーが倍増したことで難易度が上昇し[注 67]、第29回では本エリアに到達した17人中11人がリタイア。第31回までは、プールの右側を泳いで逆流の影響を回避する選手が多かったことで、第32回以降は、水流マシンが2台になった。また、出口から脱出して次のリバースコンベアに移動する際の滑り台で、オーバーランして黄色いマットからはみ出るとコースアウトで失格となる[注 68]。第39回には少し水流が弱くなった。なお、選手が溺れた場合に備えて、ライフセーバーが待機している。
- 7.逆走コンベアー(第1 - 13回)→リバースコンベアー(第32回 - )
- トンネル内を動く長さ8mのベルトコンベアを時速20kmの流れに逆らい、四つん這いになって進む。第13回までのエリア名は「逆走コンベアー」だった。第7回にトンネルの構造が若干変更され、コンベアの最後尾部分までトンネルが続いていた。第8回では、大雨による感電防止の観点から電源が止められていた。第32回に「リバースコンベアー」の名称で復活。バックストリームに対抗して「陸の逆流」の異名を持つ。バックストリームで濡れた体の影響で滑り易くなり、難易度が増している。第32回ではコンベアの仕様により、選手が乗るとコンベアが止まりやすくなっていたが、第33回ではコンベアが変えられており、選手が乗っても止まらなくなった。トンネルの最後部から落ちると着水[注 69]して失格となる[注 70]。また、コンベアの可動部分以外を利用して進む行為は禁止されており、第36回で森渉が可動部分以外で体重を支えたとして、審議の末に失格となっている。『KUNOICHI』第9回(2017年2月放送)からのBLUEステージでもこのエリアが登場している。
- 8. WALL LIFTING(第1回)→WALL LIFTING RUN(第2・3回)→ウォールリフティング(第4 - 17回・第19 - 27回・第30回 - )
- 1枚目・30kg、2枚目・40kg、3枚目・50kgの壁を持ち上げてくぐる。エリアの概要は変わらずに最も多くの回で登場しているエリアであり、41回中38回使われている。第1回の表記は「WALL LIFTING」、第2・3回は「WALL LIFTING RUN」だった。デザインは何度か変更され、第12回までは黄色と黒色の縞模様に「1・2・3」の数字。第13-17回は壁の色が銀色と黒色に(ローマ数字)の「I・II・III」。第19-27回は木製で数字が書かれていないもの。第30回-第34回までは、パッシングウォール(後述)と同様の灰色ベースに「壱・弐・参」となっている。第35回-は銀ベース、右下に算用数字で「1・2・3」となっている。体を挟んでしまう危険性から、第21回では壁と床の隙間が第20回以前と比べて大きくなった。第28・29回のパッシングウォールでは、壁を持ち上げなくても潜れるほどの隙間が開いていたが、第30回で若干改善された。第32回以降は安全面の兼ね合いで制御装置と壁の最上部がワイヤーで繋げられ持ち上げた後に下まで一気に落ちなくなったため、持ち上げてから下をすり抜けることが容易となり難易度が低下した。一方、壁の下の隙間が完全に埋められたためほとんど上げないで潜り抜ける手法は使えなくなった。第21回からは、3枚目の壁の後からゴールまでの距離が、第20回以前より長くなった。現在のSASUKEにおいて、最も多くの大会で使用されているエリアである。『KUNOICHI』第9回(2017年2月放送)からのBLUEステージでもこのエリアが登場している。
- WORLD CUP. スパイダークライム 15m(W杯2024)
- FINALステージの真裏に設置されたワールドカップ専用ステージ。FINALステージにかつてあったスパイダークライムを別チームの2人が同時にスタートして15m上のボタンを押すまでのタイムアタック。最終的に1チームで2人が挑戦し、その合計タイムで競う。途中で落下した場合はクリアタイムが20秒の扱いになる。
3rd STAGE
制限時間なし[注 71]。休憩地点は4箇所。
- 1.フライングバー(第25 - 27回・第32回 - )
- バーにぶら下がって勢いをつけてバーごとジャンプし、1.5m前方の左右の皿にバーを引っ掛けて進んでいく。着地地点がずれるとバーごと落下するが、第33回からはバーがチェーンで繋がれている。最後まで進んだら、体を振ってゴール地点に着地する、もしくは次のエリアに直接飛びつく。なお、1つ目の皿から一気に3つ目の皿まで飛び移っても問題ない[注 72]。第26回までは第7エリア(3rd最終エリア)だったが、この時点では到達した者はいなかった。第27回に第2エリアに移動し、飛び移る回数が着地を除いて4回から2回に減った。同大会を以て一旦撤去されたが、第32回で復活。第33回以降は、最後まで飛び移った後休憩を挟まずにサイドワインダーへ直接移動する。第34回から皿の幅が広くなり、難易度が若干低下した。第35回大会以降は3rdのスタートエリアになっている。
- 2. サイドワインダー(第39回 - )
- サイドワインダー通算第4形態目。溝のついたポール[注 73]にしがみ付き、1.8m離れた別のポールに飛び移る。ポールは4本あり、2本目のポールはしがみ付くと60cm落下する仕掛けがある。さらに、1・3本目が時計回りに回転するようになった。この回転により、飛び移りのタイミングを逃すと一周回るまで待たねばならなくなり、指を余計に消耗することになる。第40回の伊佐嘉矩は、4本目に掴まれずに投げ飛ばされたが足場に着地し、セーフとなった。なお、第41回では直後の休憩地点の足場の中央部分が撤去されているため、4本目にしっかりしがみつく必要性が上がった。
- 3. スイングエッジ(第39回 - )
- 「American Ninja Warrior」のエリア「Falling Shelves」をアレンジしたエリア。前後に揺れるX字状の板の左右に付いている突起を両手でそれぞれ掴み、反動を付けて前方にある次の板の突起へ飛び移る。板は全部で3枚あり、1枚目の板の突起は手前にあるため、選手側に向かって見えているが、2枚目と3枚目は突起が裏側にあるため、見えない突起を抱え込むようにして掴まなければならない。なお、飛び移る際に突起ではない枠の部分を掴んでしまうと、ルール違反で失格となってしまう[注 74]。第39回で又地諒が休憩地点に足が当たってバランスを崩し落下したため、第41回からは足場の中央部分が撤去された。しかし前エリアのサイドワインダーに足が当たる可能性はある。
- 4. クリフハンガーディメンション[注 75][6](第37回 - 第39回)→クリフディメンション(第40回 - )
- クリフハンガー通算第8形態目。3cmの突起[注 76]に指をかけて横に移動して渡っていく。段差は無いが、背後の突起への飛び移りが2回ある。1度目は1.8m後方の電動で上下に90cm[注 77]動く突起へ、2度目は180cm〜270cmの間隔で前後に90cm動く突起へそれぞれ飛び移る。第38回では第2突起と第3突起の動く速度がそれぞれ異なっていた為、スタートのタイミングを間違えると突起が近づくまでぶら下がる羽目になりやすい。第40回以降は最上部に到達した場合は間隔が180cm、最下部に到達した場合は間隔が270cmになる。
- 初登場となった第37回では、雨の影響で電動モーターに不具合が発生し、動く機能が停止した状態で使用された。そのためか、初めて可動した状態で使用された第38回でも新エリア扱いされた。
- 5. バーティカルリミット.BURST(バーティカルリミット通算第4形態 第41回 - )
- 上から突き出ている4つの円柱に付けられた板の下部にある奥行きの幅1cmの突起に逆手で掴まりながら横に移動する。周りにもいくつかの1cmの突起がついているが、掴むことはない。第3・第4の赤い突起は固定されているが、第1・第2、第5・第6の黄色い突起は自重で回転する。また、第1、第2突起と第5、第6突起はそれぞれ共通した回転する軸に取り付けられている。そのため、第1・第5→第2・第6突起に移行する時は、60度の回転による重力に耐えて掴まなければならない。さらに、回転機構には特殊なギミックが搭載されており、乾雅人は「ただ作ってるだけでは同じものは出来上がらない」と述べている[動画 31]。なお、第3突起と第4突起の間には38cm、第4突起と第5突起の間には60cm[注 78]の空白がある。ここをクリアした後はブレイクゾーンの緑色のパイプへ乗り移り休憩出来る[注 79]。なお、ワールドカップ2024の時点でこのエリアの成功者はゼロであり「SASUKE史上最狂エリア」と言われている。
- 6. パイプスライダー(第2 - 17回・第28回 - [注 80])
- 初登場は第2回。第17回を最後に長らく撤去されていたが第28回で復活。2本のレール[注 81]上にあるパイプにぶら下がり、体重移動によって進む。終点まで到達したら、身体を振ってゴールに飛び移って着地する。第28回からは着地の足場が挑戦者の膝下辺りに高くなった。到達者はいなかったが、第28回は着地点の距離がとても離れていた。第29回にはタイムがあったためゴール地点にボタンがあったがクリア者不在のため押されることはなかった。第2 - 13回ではレールが前半と後半に分かれており、前半が終わると、ブレイクゾーンの緑色のパイプ[注 82]に腰掛けて休憩することができる。第4回からは着地地点が離され、身体を振って飛び移らなければクリア出来なくなった[注 83]。第14回に前半部分が撤去されジャンピングバー、クライミングバーが新設。更に休憩地点と後半のパイプスライダーの間にデビルブランコが追加された。第33・34回ではバーティカルリミット改から直接移動して挑戦するエリアだった。第4回まではパイプの両側がワイヤーで支えられ、脱線しても選手がぶら下がった状態を保てていたが、その後はワイヤーが片側のみになり、脱線するとパイプが縦に垂れ下がって選手がそのまま落下するようになった。完全制覇者とSASUKEオールスターズは全員ここで少なくとも1回はリタイアを経験している。
- また、『KUNOICHI』第10回(2017年7月放送)からのBLACKステージでもこのエリアが登場している。
FINAL STAGE
地上25.5m。制限時間45秒。ワールドカップ2024はカウントアップ方式で時間無制限。
- 1. スピードクライミング 8.5m
- 楢﨑智亜・野口啓代監修。スポーツクライミングのスピード種目を意識した壁を登る。『KUNOICHI2009秋』のクライムボードに似たエリア。登りきると上が足場になっているため、そこからサーモンラダーに移行する。なお、突起の配置は本来のスピードクライミングの配置とは異なる。制限時間は楢﨑が実際に挑み、クリアするまでのタイムと言われている。
- 第39回ではFINAL進出者がいなかったため、このエリアが黒い布で隠されたまま全貌は明かされず、楢﨑・野口が監修したことしか公表されていなかった。
- 2. サーモンラダー15段 7m
- 2ndの「サーモンラダー上り」と要領は同じだが、段数が15段と大幅に増加し更に各段ごとの間隔が38cmから45cmに広がっている、2ndのサーモンラダーが木製となっているのに対しこちらは金属製であることから上昇時の衝撃が大きくかなりの負担を強いられるため難易度は2ndのサーモンラダーと比較し非常に高い。15段登り終えると、バーの落下による事故防止からかストッパーでバーが固定される。第32回の初導入時には、段数が20段ある代わりに突起の間隔が狭かったが進出者が現れたのが現仕様になってからであるため20段バージョンは本大会では使用されていない。バーが両側の突起から脱線すると失格となる[注 84]。最上段到達後のバーは綱登りの足場にしてよい。
- 3. 綱登り 10m
- 毎度恒例のFINAL STAGEの最終エリア。単純ではあるが先述までのエリアをこなしてからのかなり体力を削られた状態からの挑戦になる中で非常に厳しい制限時間の内に完走しなければならないため、体力の限界も時間も差し迫った中でかなりのペースで登らなければならない。
最新回のエリアは#最新の障害物を参照。
各STAGEのクリア率
さらに見る 1st STAGE, 2nd STAGE ...
| 1st STAGE | 2nd STAGE | 3rd STAGE | FINAL STAGE |
クリア者累計 | 543 | 265 | 43 | 6 |
平均クリア数 | 13.2 | 6.5 | 1.1 | 0.15 |
平均クリア率 | 13.2%[注 85] |
48.8% | 16.2% | 14.0% |
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1st STAGE
第2回大会から第34回大会まで[注 86]は、かつての異名「SASUKEの森」をイメージした、ジャングルのようなステージデザインとなっており、壁に植物の蔓が貼られていたが、第35回大会以降では蔓や木は完全撤去となっている。また、第2回-第12回、第25回は緑。第13回-第17回、第28回は黒。第18回-第24回、第26回-第27回、第29回からは赤を強調したコースになっている。
ステージ構成
さらに見る 大会, エリア ...
大会 | エリア | 制限時間 | 全長 |
第1回 | 滝登り | ぶら下がり丸太 | 滝下り | そそり立つ壁 | 揺れる橋 | 丸太下り | フリークライミング | + | 壁登り | 70秒 | 74.8m |
第2回 | 丸太登り |
ぶら下がり丸太 | 丸太下り |
そそり立つ壁 | 揺れる橋 |
フリークライミング |
+ |
壁登り | 60秒 | 74.8m |
第3回 |
丸太登り | ローリング丸太 | 揺れる橋 | 丸太下り | そそり立つ壁 | ターザンジャンプ |
+ | ロープクライム | 不明 |
第4回 |
丸太登り |
ローリング丸太 |
揺れる橋 |
丸太下り |
そそり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム |
第5回 |
丸太登り |
ローリング丸太 |
揺れる橋 | ジャンプハング | そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 75秒 |
第6回 |
丸太登り |
ローリング丸太 |
揺れる橋 |
ジャンプハング |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム |
第7回 |
丸太登り |
ローリング丸太 |
揺れる橋 |
ジャンプハング |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム |
第8回 | 五段跳び |
ローリング丸太 | 大玉 |
ジャンプハング |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 77秒 |
第9回 |
五段跳び |
ローリング丸太 |
大玉 |
ジャンプハング |
そり立つ壁 |
ターザンロープ |
+ |
ロープクライム |
第10回 |
五段跳び |
ローリング丸太 | ダースブリッジ |
ジャンプハング |
そり立つ壁 | ターザンロープ |
+ |
ロープクライム | 80秒 |
第11回 |
五段跳び |
ローリング丸太 | バランスブリッジ |
ジャンプハング |
そり立つ壁 |
ターザンロープ |
+ |
ロープクライム | 85秒 |
第12回 | 山越え |
ローリング丸太 | 一本橋 |
ジャンプハング |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム |
SASUKEトライアル | 五段跳び | ローリング丸太 | クオーターブリッジ | ジャンプハング | そり立つ壁 | ターザンロープ |
+ |
ロープクライム | 80秒 |
第13回 | プリズムシーソー | 三段ローリング丸太 | クロスブリッジ | ジャンプハング(ジャンプダングル) | ねじれた壁 | そり立つ壁 | ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 80秒 | 85.5m |
第14回 | 円錐跳び | バタフライウォール |
三段ローリング丸太 |
クロスブリッジ | ジャンプハング |
ねじれた壁 |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 103秒 | 94.2m |
第15回 | ハードルジャンプ |
バタフライウォール |
三段ローリング丸太 |
クロスブリッジ |
ジャンプハング |
ねじれた壁 |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 95秒 | 98.7m |
第16回 | 六段跳び |
三段ローリング丸太 |
クロスブリッジ | ジャンプハング | ロープリバース | リバースフライ |
そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 100秒[注 87] | 101.2m |
第17回 | 六段跳び | 丸太坂 |
三段ローリング丸太 |
クロスブリッジ | サークルスライダー | ジャンプハング | そり立つ壁 |
ターザンジャンプ |
+ |
ロープクライム | 85秒 | 不明 |
第18回 | ロープグライダー | ロッググリップ | ポールメイズ | ジャンピングスパイダー | バンジーブリッジ | グレートウォール | フライングシュート | ターザンロープ |
+ | ロープラダー | 130秒 |
第19回 |
六段跳び |
ロッググリップ |
ポールメイズ |
ジャンピングスパイダー | ハーフパイプアタック | そり立つ壁 |
フライングシュート |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 115秒 | 120m |
第20回 |
六段跳び |
ロッググリップ |
ポールメイズ |
ジャンピングスパイダー |
ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 |
フライングシュート |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 120秒 | 120m |
第21回 |
六段跳び |
ロッググリップ |
ポールメイズ |
ジャンピングスパイダー |
ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 |
フライングシュート |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 120m |
第22回 | 六段跳び | サークルハンマー | ロッググリップ |
ジャンピングスパイダー |
ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 | スライダージャンプ |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 102m |
第23回 | 十二段跳び | カーテンスライダー |
ロッググリップ |
ジャンピングスパイダー |
ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 |
スライダージャンプ |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 130m |
第24回 |
十二段跳び | エックスブリッジ |
ロッググリップ |
ジャンピングスパイダー |
ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 |
スライダージャンプ |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 130m |
第25回 | ドームステップス | ローリング丸太 | ジャンプハング | ブリッジジャンプ | ロッググリップ |
そり立つ壁 | サークルスライダー |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 115秒 | 130m |
第26回 | ステップスライダー | ハザードスイング | ローリングエスカルゴ | ジャンピングスパイダー | ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 | ジャイアントスイング |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 130秒 | 130m |
第27回 | ステップスライダー | ローリングエスカルゴ | ジャイアントスイング |
ジャンピングスパイダー |
ハーフパイプアタック |
そり立つ壁 | スピンブリッジ |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 125秒 | 130m |
第28回 | 5段跳び |
ローリングエスカルゴ | スピンブリッジ | ジャンプハング改 | 2連そり立つ壁 |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー | 105秒 | 不明 |
第29回 | ロングジャンプ | ロググリップ | ヘッジホッグ |
ジャンプハング改 |
2連そり立つ壁 |
ターザンロープ |
+ |
ロープラダー |
第30回 |
ロングジャンプ |
ロググリップ |
ヘッジホッグ |
ジャンプハング改 |
2連そり立つ壁 |
ターザンロープ |
ランバージャッククライム |
第31回 | ローリングヒル |
ロググリップ | オルゴール |
ジャンプハング改 | タックル | そり立つ壁 |
ターザンロープ |
ランバージャッククライム | 120秒 | 109.5m |
第32回 | クワッドステップス | + | ローリングヒル | タイファイター |
オルゴール | ダブルペンダラム |
タックル |
そり立つ壁 |
ターザンロープ |
ランバージャッククライム | 115秒[注 88] | 不明 |
第33回 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
タイファイター | フィッシュボーン |
ダブルペンダラム |
タックル |
そり立つ壁 |
ターザンロープ |
ランバージャッククライム | 128秒 |
第34回 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
タイファイター |
フィッシュボーン |
ダブルペンダラム |
タックル |
そり立つ壁 |
ターザンロープ |
ランバージャッククライム | 123秒[注 89] |
第35回 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
タイファイター |
フィッシュボーン | ドラゴングライダー | タックル | そり立つ壁 | 85秒 |
第36回[37] |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル | ウイングスライダー |
フィッシュボーン |
ドラゴングライダー |
タックル |
そり立つ壁 |
第37回[38] |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
ウイングスライダー |
フィッシュボーン |
ドラゴングライダー |
タックル |
そり立つ壁 | 88秒[注 90] |
第38回[39] |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル | シルクスライダー |
フィッシュボーン |
ドラゴングライダー |
タックル |
そり立つ壁 | 90秒[注 91] |
第39回 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
シルクスライダー |
フィッシュボーン |
ドラゴングライダー |
タックル |
2連そり立つ壁 |
99.9秒[注 91][注 92] |
第40回 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
シルクスライダー |
フィッシュボーン |
ドラゴングライダー |
タックル |
2連そり立つ壁 |
99.9秒[注 91] |
第41回 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
シルクスライダー |
フィッシュボーン |
ツインダイヤ |
ドラゴングライダー |
タックル |
そり立つ壁 |
110秒[注 91] |
WORLD CUP 2024 |
クワッドステップス |
+ |
ローリングヒル |
ウイングスライダー |
フィッシュボーン |
ツインダイヤ |
ドラゴングライダー |
タックル |
そり立つ壁[注 93] |
150秒 |
閉じる
+は、エリア間が繋がっているのを意味する。
以下、登場したのが早い順に掲載。カッコ内は使用されていた回を指す。
五段跳び系のエリア
- 五段跳び(第8 - 11回・SASUKEトライアル・第28回)
- 左右対称にに立てかけられた角度45度、幅60cmの4つの足場を交互に飛び移って対岸へ渡る。初登場した第8回は雨による滑りもあり、50人前後がここでリタイア。撤去後も「SASUKEトライアル」ではこのエリアが使用され、第16回以降、六段跳びなど様々な派生エリアが登場した。第28回の五段跳びは、かつての五段跳びと異なるセットで、エリア名が「5段跳び」であった。
- 六段跳び(第16 - 17回・第19 - 22回)
- 5個ある斜めの岩をテンポ良く飛び移る。第8回 - 第11回まで登場した五段跳びの足場が1個増えたもので、五段跳びより足場の距離が短い。また、五段跳びからデザインが新しくなっている。第17回からは手を使うと失格というルールが追加されたが、第16回もそうだったのだと思われる。
- 十二段跳び(第23・24回)
- 五段跳びの派生エリア。一本一本角度が異なって立てかけられた11本の丸太の足場を渡る。六段跳びのようにショートカットをしても反則になるのかどうかは、番組内で触れられなかったので不明。
- ドームステップス(第25回)
- 五段跳びの派生エリア。5つの足場を渡るが、足場が丸くなって以前よりも不安定になった。手を使うと失格というルールがある。第25回のみの登場だが、それだけで50人ほどがリタイアした。六段跳びのようにショートカットをしても反則になるのかどうかは、番組内で触れられなかったので不明。
- ステップスライダー(第26・27回)
- 五段飛びの派生エリア。五段飛びの足場を渡り、4つ目の足場からジャンプしてロープを掴み、掴んだ勢いで滑空し対岸へ渡る。ロープの掴む位置が低いと、着水してしまうことがある。
その他の第1エリア
- 滝登り(第1回)→丸太登り(第2 - 7回)
- ローラーで回る5本の丸太[注 94]に飛びついて登る。第2回から「丸太登り」に名称変更。第31回からは、このエリアと丸太下りを合体したリメイク版のエリアである「ローリングヒル」が登場している。
- 山越え(第12回)
- 山に飛びついて登る。山は2つあるため、対岸への飛び移りも含めると3回飛び移る。脱落者は全員1つ目の山から2つ目の山への飛び移りで着水した。
- プリズムシーソー(第13回)
- 鈍角三角形のシーソーを、大きく傾かないうちに渡っていく。傾いてしまうと進むことが不可能となる。
- 円錐跳び(第14回)
- 電動で回る2つの円錐に飛びつきながら対岸へ渡る。
- ハードルジャンプ(第15回)
- ゴムでできたハードルを越える。ハードルは2つあり、1つ目は湾曲した坂を下って越え、2つ目は34度の坂を登って越える。
- ロープグライダー(第18回)
- ロープを掴んでレールを滑降し、途中にある島めがけて着地する。唯一登場した第18回では、ゼッケン8番までの選手は全員ここでリタイアしたが、ゼッケン9番の長州小力が初めてクリアした。小杉竜一をはじめ、5人の負傷者を出す事故が発生した影響で、第19回に六段跳びに戻された。
- ロングジャンプ(第29・30回)
- 走り幅跳びの要領で、砂場のついた対岸に向かって池を飛び越える。助走距離は25m。対岸までの距離は、第29回では、50歳未満の男性は4m50cm、女性、50歳以上の男性は3m30cm。第30回では、50歳未満の男性は5m、女性、50歳以上の男性は4m。
ローリング・スライダー系のエリア
- ローリング丸太(第3 - 12回・SASUKEトライアル・第25回)
- レールの上に敷かれた丸太にしがみつき、回転しながらレールを下る。抱きつく位置が悪いと脱線し丸太ごと落下する。第5回はその事例が多発したが、丸太の脱線自体は失格にならない[注 95]。また丸太の回転がストップすることもあり、その場合は自分で丸太を回して対岸まで進まなければならない。たまに丸太が回転せずスライドしていき、対岸まで滑って行くこともある。初登場の第3回では41人、第11回にも40人以上の脱落者が出た序盤の難関エリア。第3回はレールの角度が急で丸太も太かった。第13回に三段ローリング丸太に設計変更。第17回を最後に撤去されたが、第25回に段差無しの直線型で復活。以前と比べて、脱線防止のために端が大きくなっている。前述の通り、第37回に「ローリングログ」の名称で2ndの第1エリアに移設されたが、雨の影響で公平性が保てずに使用が見送られ、翌年の第38回から運用された。第11回の丸太の太さは40cm、レールの角度は15度。
- 三段ローリング丸太(第13 - 17回)
- ローリング丸太第2形態。回転する丸太に抱きついてレールを下る。15cmの段差が2つあり、従来より丸太の勢いはなくなっているが、段差の衝撃で脱落した選手も多くいた。第13回では丸太の脱線によるリタイアもあった。
- ロッググリップ(第18 - 25回)→ロググリップ(第29 - 31回)
- へこみのたくさんついた丸太にしがみつく。太さは60cm。途中に段差が2つある。全長9m。第26回に撤去されたが、第29回に名称を「ロググリップ」として復活した。ローリング丸太のような縦の突起がついた縦の丸太にしがみつきレールを滑降する。登場した頃は、丸太が斜め向きになったりするなど不規則に揺れていた。
- ローリングエスカルゴ(第26 - 28回)
- ローリング丸太の進化形。丸い板に掴まり、横に回転しながら対岸を目指す。板には両手両足を掛ける突起が付いている。第26回は回転のスピードが選手によっては速かったが、第27回や第28回は遅くなった。そのため途中で逆回転し落下した選手もいた。第29回にロググリップに戻された。
- シルクスライダー(第1形態…第38回、第2形態…第39回 - 41回)
- 「American Ninja Warrior」からの逆輸入エリア。吊るされた布を掴んで滑空し、湾曲型の対岸へ着地する。距離は12.2m。着地はかつて1stの第1エリアにあったロープグライダーに似たような形で着地。第38回のみ2本に分かれて吊るされていたが、第39回からは布が1本[注 96]になり、対岸の面積も狭くなった。新型コロナウィルス対策として挑戦後の布交換がしやすくなっている。第39回の山本進悟は着地する際に水に触れていたが、その後のフィッシュボーンでリタイアしたため、リタイア扱いされていない。なお、対岸を明らかに越えていて、布をつかみ着水していない場合はコースアウト扱いとはならない[注 97]。しかし着地後、フィッシュボーンに移動する際に着水があった場合は、コースアウト扱いで失格となる[注 98]。また、布は地面とクリップで固定されているが稀にクリップが外れ、風で布が掴みにくくなることがある。しかし競技は続行される[注 99]。
バランス系エリア
- 揺れる橋(第1 - 7回)
- 元祖バランスエリア。左右に傾く橋を渡る。中央に障害物の突起があり、これを利用してクリアすることもできる。また『KUNOICHI』第10回(2017年7月放送)REDステージでも「シェイキングブリッジ」のエリア名で設置された。
- 大玉(第8・9回)
- 直径2.7mの水に浮かぶ大玉をジャンプで渡る。水面に浮いているので挑戦者ごとに大玉の位置が違い、有利不利がはっきりしていた。
- ダースブリッジ(第10回)
- 全12個の回る床を駆け抜ける。3個の床に障害物の突起が付いている。
- バランスブリッジ(第11回)→クォーターブリッジ(SASUKEトライアル)
- 十字に障害物の突起が組み込まれた左右非対称の橋を駆けぬける。「SASUKEトライアル」では「クオーターブリッジ」の名称で設置された。ほとんどの選手は、バランスを取らずに勢いで超えていった。
- 一本橋(第12回)
- 橋が半分はみ出ており、乗るとほぼ90度に傾く橋から思い切りジャンプし対岸へ飛び移る。橋に足を掛けずに手前からジャンプしてクリアした選手もいた。
- クロスブリッジ(第13 - 17回)
- クロス状に造られた回転する4枚の板の上を駆け抜ける。
- 丸太坂(第17回)
- 斜めに立てかけてある太さ30cm、長さ4mの丸太を渡る。固定されていないため、左右に回転しやすい。
- バンジーブリッジ(第18回)
- ゴムの束が5箇所だけついている橋を渡る。脱落者はサスケマニアで放送された。長野誠が唯一、手をつかずにクリアした。
- エックスブリッジ(第24回)
- 第18回のバンジーブリッジ以来となるバランス系エリア。クロスブリッジがマイナーチェンジされたバランスエリア。回転する6枚の板の上を駆け抜ける。なお、『KUNOICHI』第9回(2017年2月放送)REDステージに登場した同名のエリアとは別物。
- ブリッジジャンプ(第25回)
- ブランコ状に吊るされた3つの板を渡り、3つ目の板からロープに飛びつきその勢いで対岸へ渡る。
- スピンブリッジ(第27・28回)
- ロープで吊るされた4つのボール[注 100]の上を走り抜ける。『VIKING』に登場したキャノンボールとほぼ同じエリアである。第27回では第7エリア(そり立つ壁の直後)だった。第28回のエリア説明で「難易度が増したスピンブリッジ」と紹介されている[注 101]。
- ヘッジホッグ(第29・30回)
- 50本の棒が付いた回転する長さ3.6mの円柱の上を、棒を避けながら渡る。第29回では一部の選手の回転速度が早く(遅く)なっていた。かつて『DOORS』シリーズのジャングルアドベンチャーに存在した「ローリングサボテン」に類似したエリア。
ジャンプ系エリア
- ジャンプハング(第5 - 12回・SASUKEトライアル・第14 - 17回・第25回)
- トランポリンからネットに飛びつき、下を伝って対岸まで移動するか、ネットの上を登って移動する。下を伝っていく場合、足の着水に気をつける必要がある。第6回は50人以上の脱落者が出た。初めて上を登ったのは、第6回の畠田好章であり、以降は他選手にもこの手法が定着した。最上段を掴んだのは第6回の畠田、第7回のジェームス岡田とケイン・コスギ、第17回のポール・アンソニー・テレック[注 102]の4名。オールスターズは白鳥文平以外、全員リタイア経験がある[注 103]。白鳥は唯一の片足ジャンプ成功者である。第13回のみロープ版であった。第18回に撤去されたが第25回に復活。以前と比べるとネットが短くなっている。また、『KUNOICHI』第9回(2017年2月放送)REDステージでもこのエリアが登場した。
- ジャンプハング(ロープ版)(第13回)
- 第13回のみのエリア。エリアの概要は違い、名称は「ジャンプハング」であるが、オフィシャルサイトでは「ジャンプダングル」と呼称されている。トランポリンからジャンプし、大量に垂れ下がっているロープを掴み、対岸へ渡る。
- サークルスライダー(第17・25回)
- ロイター板でジャンプしてリングを掴み、その勢いでリングを滑らせて8m先の対岸へ移動。復活した第25回では以前と比べて飛ぶ距離と高さが伸び、リング自体もやや小さくなった。
- ジャンピングスパイダー(第18 - 24回・第26・27回)
- トランポリンからスパイダーウォークと同様の概要のエリアに飛び移る。スパイダーウォークは直線→登り→直線のコースになっており、全4枚と従来より距離は短い。幅は1m50cm、1枚の壁の大きさは2m。なお、トランポリンの少し先にある黒いマットは、コース内として扱われていないため、そこに身体がつくと、着水していなくても失格になる。第19回に壁の位置が離れ、幅が広がったことにより難易度上昇。第20回以降も若干仕様が変更されている。第25回は撤去されたことで、スパイダーウォーク系のエリアが唯一無い回となった。
- ジャイアントスイング(第1形態…第26回、第2形態…第27回)
- ロイター板からジャンプして振り子状のバーを掴む。第26回では、動いた勢いでその先にあるネットを掴み、対岸へと渡る。ネットはジャンプハングのように上から登って渡っても下をくぐり抜けてもよい。第26回では第7エリアだったが、第27回は第3エリアに移行し、ネットが撤去され、傾斜のついた対岸に着地した後、横にある通路に移動するようになっている。
- ジャンプハング改(第28 - 31回)
- ジャンプハング第3形態。トランポリンから左右に設置されているネットのどちらかに飛びついて対岸へと渡る。ネットの外側を抜けてもよい。第31回大会では純粋に「ジャンプハング」と表記された。
- ダブルペンダラム(第32 - 34回)
- トランポリンで跳躍して可動するバーに掴まり、反動を利用して前方のサンドバッグに飛び移る。サンドバッグもしがみ付くと動くため、その反動を利用して対岸へ飛び移る。第32回のスタッフによるデモンストレーションでは、バーを掴んで体を振らず1回でしがみついたことで、同じ行動を取ったリタイア者が続出した。第33回ではバーからサンドバッグへの距離が遠くなった。また、『KUNOICHI』第10回(2017年7月放送)REDステージでもこのエリアが登場した。
そり立つ壁系統のエリア
- そそり立つ壁(第1 - 4回)
- 傾斜50度の急な坂を駆け上る。高さ4m05cm。横にある縁を掴んで攻略することも出来る。
- グレートウォール(第18回)
- そり立つ壁を改良したもので、壁の上にロープがついた分高さが上がっている。高さは壁の底面から4.6m、地上からは5.4m。第19回にそり立つ壁に戻された。
- 2連そり立つ壁(第28 - 30回、第39・40回)
- そり立つ壁が2連続に進化。高さの異なる2つのそり立つ壁を登る。第28-30回の高さは1つ目が4m、2つ目が4.5m[注 104]。第31回に元のそり立つ壁に戻されたが、第39回で復活。第39・40回の高さは1つ目が4.2m、2つ目が4.5m。2つの壁間では第28-30回は滑り棒を使って手前側に降りる仕様だったが、第39・40回は一直線上かつマットが敷かれた段差になっている。
その他の中盤のエリア
- ぶら下がり丸太(第1・2回)
- 回転する丸太を渡る。しかしぶら下がらずに立ったまま進んだり、腹這いになって滑りながら進んだりする人がほとんどである。また『KUNOICHI』第9回(2017年2月放送)REDステージでも「パイプホールド」というエリア名で設置された。
- 滝下り(第1回)→丸太下り(第2 - 4回)
- 丸太登りとは反対に、ローラーで回る丸太[注 94]の頂上から思い切りジャンプし、対岸へ。中腹まで丸太で滑って攻略する方法もある。第1回のみ「滝下り」という名前だったが、第1回に設置されてあった「丸太下り」がエリアにカウントされなくなったのに伴い名称が変更。第1回のみ、5段あるローラーの内3段目のみが常時回転しているギミックがあったが、第2回以降は撤去された。第31回からは、このエリアと丸太登りのリメイク版「ローリングヒル」が登場している。
- 丸太下り(第1回)
- 高めの足場から縦に立てられている丸太を伝って下の足場へ降りる。着水はなく、そのまま飛び降りる選手も多かった。第2回には障害物自体は残ったものの、エリア扱いされなくなった。
- ねじれた壁(第13 - 15回)
- ねじれた壁を駆け上がり、頂上付近横にあるロープに飛びつく。このロープはシーソーロープとも呼ばれる。成功するとロープがシーソーの要領で対岸の足場に降りる。
- バタフライウォール(第14・15回)
- 壁にジャンプして飛びつき、その勢いで壁を回転させて対岸へと渡る。なお、女性・中学生以下あるいは50歳以上の男性の挑戦時は、足場が長くなっており壁までジャンプする距離が短くなる。
- ロープリバース(第16回)
- 上の足場からロープを使って降りた反動で、2.5m下の足場に乗る。ロープには掴むべき位置に印がついているが、着水に注意する必要がある。
- リバースフライ(第16回)
- 立てかけてられた巨大なトランポリンにダイブし、その反動で手前側の足場に乗り移る。横にある柵を掴んでも良い。
- ポールメイズ(第18 - 21回)
- かつてVIKINGにあったロープメイズの進化形。ポールの上部に引っかかる障害物があり、それをポールを動かして避けながら対岸まで進む。第19回からはポールが以前より離されたことに加え、上部の障害物が複雑になったため、十分に対岸側に傾かず、しがみついてから元の場所に戻ってしまう現象があった。
- フライングシュート(第18 - 21回)
- 巨大な滑り台を滑り、その先にある地面と平行に伸びたロープを掴み、滑り台の下に取り付けられたネットを伝って移動する。初登場の第18回では、ロープにしがみついた反動でネットに近づけたが、第19回にロープの位置が高くなったことで、猛威を振るった。第20回では、ロープの高さは元に戻されたが、太さが増し、脱落者も多かった。第21回は逆にロープが低めに設置され、滑り台の傾斜も上がったため、ロープより上に重心がかかり、ロープを飛び越える形で回転して落下した選手も出た。また、第21回ではロープが低く水面が近いため、ネットに移動する際に着水に気を付ける必要があった。横のロープからネットへの移動の際に落下したり、移動に時間をかけてしまう挑戦者も多かった。
- ハーフパイプアタック(第19 - 24回、第26・27回)
- ねじれた壁の改良版のようなエリア。半円形の壁からロープに飛びつき、足場に着地する。第20回は着地ミスが相次ぎ、脱落者も多かった。第19回では壁に派手な炎の絵がかかれていたが、第20回以降は消されている。第19回は他の回と比べても圧倒的にロープの位置が高かった。第22回から足場から次のエリアへの細道の角度が上がり、バランスが取りにくくなっている。第18回のリニューアル以降、第27回に撤去されるまで女性選手の最高到達点はこのエリア。第27回では足場が小さく次のエリアまでの細道が丸太になり第26回までと違い傾斜はなかった。また、足場にマットが敷かれておらず、負傷者が発生した。
- サークルハンマー(第22回)
- 円状のレールにぶら下がったロープを助走をつけてつかみ、その勢いで渡っていく。レールには若干傾斜が付いており、陸地までは若干離れている。
- スライダージャンプ(第22 - 24回)
- バーにぶら下がって、傾斜と段差のついたレールを下り、その勢いでネットにジャンプして飛び移る。距離は9m。ネットの渡り方はジャンプハングのように上から登って渡ってもよい。ネットを下から渡る途中に、着水した選手もいる。第23回では長野の挑戦時に、バーで移動中に、バーを吊るしたワイヤーが、セットの鉄柱に引っかかるアクシデントにより、1stをやり直しする事態が発生した。
- カーテンスライダー(第23回)
- 迷彩柄のカーテンに飛びつき、飛びついた勢いでレールを滑り、浮島に着地する。足場が小さく不安定なため着水に気をつける必要があった。
- ハザードスイング(第26回)
- ブランコに乗って、勢いをつけて対岸に飛び移る。対岸にはバーが設置されており、それを使って這い上がる。ブランコを使わずに、思い切りジャンプして攻略することも可能。
- オルゴール(第31・32回)
- 回転する円柱に取り付けられた丸い突起に掴まり、横移動しながら対岸へ到達する。突起の数は、前半部分は200個あるが、後半部分は50個しかない。[注 105]放送では、オルゴールの名の通りメロディーも奏でられていたが、実際の撮影ではメロディーは流れていない。初登場の第31回では、円柱の上部を歩いて攻略した選手が多々いたため、第32回では、上を這って進めないように設計が見直された。
終盤のエリア
- フリークライミング、壁登り(第1・2回)
- 前半の半分がフリークライミングで、電動の逆走するコンベアーについている沢山の突起に逆らって突起を登る。後半の半分が壁登りで、こちらは電動ではない。第2回では、一度挑戦してから、回転盤の下に左右いずれかの足が入ると失格となり、実際に失格になった選手がいた。
- ターザンジャンプ(第3 - 9・13 - 17回)
- ロープを持って壁に向かってジャンプして、ロープクライムに移行する。激突の衝撃でリタイアした選手も数名いた。
- ロープクライム(第3 - 17回)
- ターザンジャンプのロープを使い[注 106]5.4mの壁を登る。第3-12回は平面の壁だったが、第13回からは壁が台形に出っ張り、壁の中盤で立ったような体勢をとれるようになり、上部には細い木の棒も付いた。第15回は木の棒が3本となったが、第16-17回に木の棒は無い。第17回は壁が半円に出っ張っていた。
- ターザンロープ(第10 - 12回、SASUKEトライアル)
- ゴムの付いた5本のロープを伝ってロープクライムに移る。第12回とSASUKEトライアルではロープが4本だった。なお、このエリアはショートカットが可能で、1本目のロープから、そのままロープクライムに移行することも可能。第11回の飯島豊久は、ロープに一切触れずにロープクライムへ飛び移った。
- ロープラダー(第18 - 29回)
- 網目状のロープを登って頂上に辿り着き、その先にあるゴールボタンを押せばステージクリア。このエリアとランバージャッククライムではボタンとの距離は頂上からボタンまでに橋が設けられたため、第17回以前と比べると距離が離されている。
- ターザンロープ(第1形態…第18 - 29回、第2形態…第30 - 34回)
- ロープを使って、ターザンの要領で次のエリアに進む。第30回から浮島に着地するようになった。第10-12回に登場したターザンロープとは別エリアで、第3-9・13-17回に登場したターザンジャンプとほぼ同じ仕組み。浮島に着地するバージョンでは移動中に着水・または着地後に落下する選手も現れた。
- ランバージャッククライム(第30 - 34回)
- 高さ5.4m[注 107]、幅45cmの壁を掴んでよじ登る。登った後、その先にあるゴールボタンを押せばステージクリア。
2nd STAGE
ステージ構成
「鋼鉄の廃墟」というのかつての異名の通り、無人の工場や教会などをイメージしたステージ[注 108]。また、他STAGEのクリア率が軒並み1割台の中、2nd STAGEのクリア率は5割程度であり、SASUKEの全STAGEの中で、最もクリア率が高い。
第7回まではゴール地点のボタンが無く、体が少しでも時間内にゴールマットに入ればクリアとなり、第7回まではタイムオーバーになるとゴールゲートが閉まる仕組みになっていた。第8回以降ゴールボタンが導入された。
制限時間の表示が1stと違い、10秒を切ると10の位が表示されず、1の位と小数点第1位しか表示されていなかったが、第8回及び第12回以降からは、10の位も表示された[注 109]。
第30回では2ndはAとBに分かれたが実際にはAのみしか使用されなかった。
さらに見る 大会, エリア ...
大会 | エリア | 制限時間 | 全長 |
第1回 | スパイダーウォーク(動く壁「3枚目」、スパイダークライム「6枚目」) | 5連ハンマー | 逆走コンベア | WALL LIFTING | 50秒 | 65.5m |
第2回 |
スパイダーウォーク(動く壁「3枚目」、スパイダークライム「6枚目」) |
5連ハンマー |
逆走コンベア | WALL LIFTING RUN | 65.5m |
第3回 |
スパイダーウォーク(動く壁「3枚目」、スパイダークライム「6枚目」) |
5連ハンマー |
逆走コンベア | 65.5m |
第4回 |
スパイダーウォーク(動く壁「3枚目」、スパイダークライム「6枚目」) |
5連ハンマー |
逆走コンベア | ウォールリフティング | 65.5m |
第5回 | タックルマシン | スパイダーウォーク(動く壁「2枚目、4枚目」) |
5連ハンマー |
逆走コンベア |
ウォールリフティング | 不明 |
第6回 | ナロー |
スパイダーウォーク(動く壁「2枚目、4枚目」) |
5連ハンマー |
逆走コンベア |
ウォールリフティング |
第7回 | チェーンリアクション | ブリッククライム | スパイダーウォーク改 |
5連ハンマー |
逆走コンベア |
ウォールリフティング | 90秒 |
第8回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
5連ハンマー | 逆走コンベア(停止) |
ウォールリフティング | 100秒 |
第9回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
5連ハンマー | 逆走コンベア |
ウォールリフティング | 80秒 |
第10回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 | バランスタンク |
逆走コンベア |
ウォールリフティング | 85秒 |
第11回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
バランスタンク |
逆走コンベア |
ウォールリフティング | 80秒 |
第12回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
バランスタンク |
逆走コンベア |
ウォールリフティング | 70秒 |
第13回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
バランスタンク |
逆走コンベア |
ウォールリフティング |
第14回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
バランスタンク | メタルスピン |
ウォールリフティング | 67秒 |
第15回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 |
バランスタンク |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 65秒 |
第16回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 | デルタブリッジ |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 66秒 |
第17回 |
チェーンリアクション |
ブリッククライム |
スパイダーウォーク改 | バランスタンク |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 65秒 |
第18回 | ダウンヒルジャンプ | サーモンラダー | + | スティックスライダー | ネットブリッジ |
メタルスピン | ショルダーウォーク | 95秒 |
第19回 |
ダウンヒルジャンプ |
サーモンラダー |
+ |
スティックスライダー | スカイウォーク |
メタルスピン | ウォールリフティング | 80秒 |
第20回 |
ダウンヒルジャンプ |
サーモンラダー |
+ |
スティックスライダー | スイングラダー |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 90秒 |
第21回 |
ダウンヒルジャンプ |
サーモンラダー |
+ |
スティックスライダー | スウィングラダー |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 80秒 | 77.3m |
第22回 |
ダウンヒルジャンプ |
サーモンラダー |
+ |
スティックスライダー |
スウィングラダー |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 77.3m |
第23回 |
ダウンヒルジャンプ |
サーモンラダー |
+ |
スティックスライダー | アンステーブルブリッジ |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 70秒 | 不明 |
第24回 |
ダウンヒルジャンプ |
サーモンラダー |
+ | アンステーブルブリッジ | バランスタンク |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 85秒 |
第25回 | スライダードロップ | ダブルサーモンラダー |
+ |
アンステーブルブリッジ |
バランスタンク |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 95秒 |
第26回 |
スライダードロップ |
ダブルサーモンラダー |
+ |
アンステーブルブリッジ |
バランスタンク |
メタルスピン |
ウォールリフティング |
第27回 |
スライダードロップ |
ダブルサーモンラダー |
+ |
アンステーブルブリッジ |
バランスタンク |
メタルスピン |
ウォールリフティング | 90秒 |
第28回 | クロススライダー | スワップサーモンラダー |
+ |
アンステーブルブリッジ | スパイダーウォーク | バックストリーム | パッシングウォール | 135秒 | 80m |
第29回 |
クロススライダー |
スワップサーモンラダー |
+ |
アンステーブルブリッジ |
スパイダーウォーク |
バックストリーム |
パッシングウォール | 90秒 | 80m |
第30回 |
クロススライダー |
スワップサーモンラダー |
+ |
アンステーブルブリッジ | スパイダーウォーク | + | スパイダードロップ |
バックストリーム | ウォールリフティング | 110秒 | 不明 |
第31回 |
クロススライダー | サーモンラダー上り |
+ | サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
ウォールリフティング | 100秒 | 68.5m |
第32回 |
クロススライダー |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング | 115秒 | 不明 |
第33回 | リングスライダー |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング | 110秒 |
第34回 |
リングスライダー |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング |
第35回 |
リングスライダー |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング |
第36回[37] |
リングスライダー |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング |
第37回[38] | ローリングログ (雨により使用が見送られる) |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング | 100秒[注 110] |
第38回[39] | ローリングログ |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング | 105秒 |
第39回 |
ローリングログ |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーウォーク |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング |
第40回 |
ローリングログ |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーラン |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング | 100秒[注 111] |
第41回 |
ローリングログ |
サーモンラダー上り |
+ |
サーモンラダー下り |
スパイダーラン |
+ |
スパイダードロップ |
バックストリーム |
リバースコンベア |
ウォールリフティング | 100秒 |
WORLD CUP 2024 |
スパイダークライム |
なし |
15m |
閉じる
+は、エリア間が繋がっているのを意味する。
序盤のエリア
- タックルマシン(第5回)
- レール上に直列して置かれた2つの50kgの壁[注 112]を押していくエリア。第31回からはこのエリアの進化版のタックルが1stに登場している。
- ナロー(第6回)
- 壁際から出ている奥行き18cmの狭い足場を渡っていく。途中膝元に突起があるため、膝を曲げる必要がある。リタイア者は無し。
- チェーンリアクション(第7 - 17回)
- 1本目のチェーンにしがみついて、下ったレールを滑降して終点に到達後、直角に伸びた2本目のチェーンに移り、側面の壁[注 113]を蹴ってついた反動でレールを滑らせて水平移動し、向こう岸へ着地する。距離は1本目が9.5m、2本目が7.5m。1本目のチェーンの終点では、スタート時につけた勢いが余って、急停止時に身体が大きく振られ、その衝撃でリタイアした選手がいた。また第15回からは、2本目がゴム製になっている。このエリアでは、危険防止のため手袋の着用が義務付けられている。
- ブリッククライム(第7 - 17回)
- エリア扱いされていない[注 114]。壁に取り付けられた突起に手足をかけて登る。着水によるリタイアはないが、山田勝己が第12回の再々挑戦時に落下しタイムロスとなった。第9回以降、一部の選手の挑戦時には、登るときに雷の音と暗闇の演出があるが、第9回のみ全選手にその演出が成された。
- ダウンヒルジャンプ(第18 - 24回)
- そり状のボード[注 115]で坂を下りロープに飛びつく。その勢いでロープが滑り、途中にある島に着地。途中で着地しなくても、終点まで達した後に反動で着地することも可能。第21回以降、その方法が普及していった。第19回と第20回では、坂の角度が若干上がっている。
- スライダードロップ(第25 - 27回)
- バーにぶら下がってレールを滑って下っていく。途中に段差がある。バーには脱線防止のストッパーが付いているが、左右のバランスが崩れるとバーが脱線し転落する。水面からの高さは5.5m[注 116]。
- クロススライダー(第28 - 32回)
- 両手をボードに突っ張った状態でレールを滑降し、浮島に着地する。動き出した時の衝撃で体勢を崩し、そのまま落下する者もいた。放送内でのテロップは「クロス スライダー」と途中で空白を開けて表記されていた。
- リングスライダー(第33 - 36回)
- KUNOICHIで登場した「スライドウォーク」の足元にあるリングを取り除いたバージョン。リング付きのバーに掴まり、レールを滑り降りる。途中にある突起物はバーを上げて通過する。
スパイダーウォーク系統のエリア
1stステージのジャンピングスパイダーを含めると、第25回を除き全ての回に登場している。
- スパイダーウォーク(第1形態…第1 - 4回、第2形態…第5・6回)
- 壁に両手足を突っ張って進む。第1回では幅1.2m。1枚の壁の大きさは2m四方。途中には動く壁[注 117]が1枚と、スパイダークライム[注 118]があり、全部で8枚の構成となっている。当時のスパイダークライムは斜めに登るものだった。第3回までは落下地点にマットのみが敷かれていたが、第4回では前半部分に水が用意されており、後半部分がマットであった。第5回に第2形態となり、スパイダークライムが無くなって壁の数が5枚に減り、動く壁が2枚[注 119]になった。第7回にアーチ型[注 120]の「スパイダーウォーク改」となった。
- スパイダーウォーク改(第7 - 17回)
- スパイダーウォーク第3形態。壁に手足を突っ張って進むが、従来型と違い、垂直に上って平行に進んだ後、垂直に下る部分が新たに追加された。下り部分では、終点にバーが取り付けられており、それを掴んで着地することが可能である。1枚の壁の大きさは2m四方。第17回を最後に一度撤去されたが、第18回の1stにスパイダーウォークを模した「ジャンピングスパイダー」が設置された。なお、チェーンリアクションで着用が義務化されている手袋は、本エリアに突入するまでに外さなければならず、第12回で手袋を外し忘れた山田勝己はルール違反により失格となった。なお、第16回でも長澤秀則が手袋を着用したままスパイダーウォークに挑んだが、一度戻って手袋を外してから再スタートしたため、その時点での失格の対象とはならなかった[注 121]。
サーモンラダー系統のエリア
- サーモンラダー(第18 - 24回)
- バーにぶら下がり、それを上に押し上げて上にある突起に引っ掛け上って行く。高さ4.5m。突起は7箇所あり、6→7段目は距離が長い。初登場時は「SASUKE史上最難関エリア」と紹介された。第18回、第21回では挑戦者の半数が落とされ、第19回はここで100人が全滅した。体重は両腕のみで支えなければならず、身体の一部をセットに引っ掛けたり、突起に足を置くなどした場合は失格になり、第23回で中村哲が失格となった。第23回までは、7段目まで上げた後、8段目にあるスティックスライダーのレールに移行する。第24回は7段目までで、その後新設されたアンステーブルブリッジに移行する。
- スティックスライダー(第18 - 23回)
- サーモンラダーで頂上までバーを押し上げると下り坂のレールに乗る。そのバーを使い、滑る途中にある島に着地。第20回に奥山義行がバーの脱線で脱落したため、第21回からバーの両端に脱線防止のストッパーが施され傾斜も緩やかになり、脱線しにくい構造に変わった。これ以来リタイア者は出なかった。
- ダブルサーモンラダー(第25 - 27回)
- サーモンラダー第2形態。バーにぶら下がり、それを上に押し上げて上にある突起に引っ掛けて上り、その後体の向きを変え、体を振って勢いをつけてバーごと反対側のサーモンラダーに移動する。最後の1段の距離は他の段に比べて長くなっている。反対側の突起は5つだが、大半の選手は3段目に移動している。体重は両腕のみで支えなければならず、体の一部をセットに引っ掛けたりしてはならない。これらを破った場合は失格になるがこれによる失格者はいない。休憩地点を挟まずにアンステーブルブリッジに移行する。サーモンラダーよりも持久力が必要なため力尽きる実力者も多かった。
- スワップサーモンラダー(第28 - 30回)
- サーモンラダー第3形態。バーにぶら下がり、対面にある壁に付いた突起にバーを引っかけながら登っていく。突起は1回移動するごとに1つずつセットされる仕組みになっており、突起の数も5か所に減っている。このエリアをクリアした後、休まずにアンステーブルブリッジに移行する。第29回から「バーが片方だけでも別の段に引っかかったり前の段に戻ったりした場合は安全上の理由でその時点で失格」というルールが追加[40]され、このルールでこれまで2ndでのリタイアが少なかった長野誠、竹田敏浩や、1度もリタイアしたことがない髙橋賢次といった有力者も失格となったことがある。
中盤のエリア
- 5連ハンマー(第1 - 9回)
- 左右に揺れる5つのハンマー[注 122]を避けながら平均台を渡る。平均台の幅は15cm。ハンマーを手で持ったりすることはできず、持つと失格になるが、持って失格となった選手はいない。第4回までは脱落する選手が毎回いたが、その後の大会で脱落した選手は1人もいなかった。また、『KUNOICHI』第9回(2017年2月放送)からのBLUEステージでもこのエリアが登場している。第3回では、ハンマーの並びがずれていたときがある。
- バランスタンク(第1形態…第10 - 15回・第17回、第2形態…第24 - 27回)
- 横倒しになっている十二角柱のタンクに乗って、転がして進む。KUNOICHIの円柱乗のリメイク。全長5m40cm。第24回に第2形態となって復活。途中までで止まるようになり、対岸の高さが上がったため、ロープを使って対岸に上がるようになった。第25回では、ロープが短くなったため、ジャンプしてロープに飛び移るのが困難になった。
- メタルスピン(第14 - 27回)
- ゴム付きのチェーンに飛び移り、その勢いで対岸へ。初登場時の第14回は、ゴムがなかったためかリタイア者はいなかったが、第15回に長野誠が初のリタイア者となり、第16回は、このエリアに挑戦した15人中7人がリタイア。第18回にリニューアルされた2ndでは、第15回の長野のリタイアにより、唯一このエリアのみ残され、ジャンプ台からチェーンまでの距離と助走距離も長くなった。片足飛びが基本のエリアだが、山本進悟は挑戦した全ての大会で両足飛びで成功している。なお、ゴム付きのチェーンは4本中1本だけであり、必ずゴム付きを掴まなければならない。樋口単独演出時代の14-27回を通して使用され続けてきたが、現総合演出の乾が個人的に特に嫌っていた[41]エリアだったため、彼が制作に復帰した第28回で撤去された。
- デルタブリッジ(第16回)
- 発泡スチロール製の屋根のような壁に手を広げて渡る。奥の方を掴んでそのままジャンプし、対岸へ辿り着く選手が多かった。リタイア者は1人。
- ネットブリッジ(第18回)
- 全長4.2mの網を登りながら、ロープラダーの要領で選手から向かって左斜め上に進んでいく。
- スカイウォーク(第19回)
- 赤い突起を掴んで横に移動する。クリフハンガーに似ているが、段差や空白がなく、突起もクリフハンガーより太い。また壁があり、そこに足をついて進むことも許されたようである。ただ、番組中ではエリア名と大まかな概観のみの紹介だったため、距離や突起の大きさは不明。SASUKE史上初、到達者がいないまま撤去されたエリアである。その後、第21回に向けた予選会「SASUKEトライアル2008夏」のFINAL STAGEの関門に「パワーハンガー」の名で登場し、距離は5mあった。
- スイングラダー(第20回)→スウィングラダー(第21・22回)
- 前後左右に揺れる雲梯を渡る。『KUNOICHI』の吊梯子とほぼ同じエリア。初登場した第20回は「スイングラダー」という名称だった。
- アンステーブルブリッジ(第23 - 30回[注 123])
- デルタブリッジの進化系。チェーンで吊るされた2枚の木の板にぶら下がって渡る。幅60cm、長さは1m80cm[注 124]。1枚目の板は、四隅にチェーンがついた4点吊り仕様になっているが、2枚目はチェーンが前後2箇所のみについた2点吊りで、左右に傾く仕組みになっている。1枚目と2枚目の距離は60cm。また、2枚目から対岸まではやや距離があり、ジャンプしないと届かない場合もある。第28回にエリアが縮小され、4点吊りの1枚板のみになってからは、脱落者はいなかった。対岸でバランスを崩して転落した選手もいる。
最終エリア
- ショルダーウォーク(第18回)
- 40kgの錘を持ち、幅60cmの橋を渡る。橋は2本に分かれている。歴代の2nd最終エリアでは、唯一着水によるリタイアの可能性があったエリアでもある。
- パッシングウォール(第28・29回)
- ウォールリフティングの進化版。1枚目は30kgの壁を持ち上げ、2枚目は40kgの壁を横に押して開き、3枚目は50kgの壁を持ち上げる[注 125]。壁と床の間は隙間が開いており、そこを潜り抜けてもよい[注 5]。なお、バックストリームをクリアした後、滑り台を滑ってパッシングウォールへ移動することになるため、危険防止用に1枚目の壁には2か所穴が空いている。
3rd STAGE
ステージ構成
かつての異名は「鋼鉄の要塞」。唯一制限時間がないステージ[注 126]。「空中の忍者」をイメージしたステージであるため、腕力を使ったエリアがほとんどである。また、第28回以降は闇をイメージしたブルーライトになっている。
さらに見る 大会, エリア ...
大会 | エリア |
第1回 | ポールブリッジ | プロペラ雲梯 | 針山 |
第2回 | ポールブリッジ | プロペラうんてい | ハングムーブ | パイプスライダー(ダブルレール) |
第3回 | ポールジャンプ |
プロペラうんてい |
ハングムーブ |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第4回 |
ポールジャンプ |
プロペラうんてい | アームバイク | クリフハンガー(直線型) |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第5回 | プロペラうんてい | ボディプロップ |
アームバイク | クリフハンガー(段差型) |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第6回 |
プロペラうんてい |
ボディプロップ |
アームバイク |
クリフハンガー(段差型) |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第7回 |
プロペラうんてい |
ボディプロップ |
アームバイク |
クリフハンガー(段差型) |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第8回 |
プロペラうんてい |
ボディプロップ |
アームバイク |
クリフハンガー(段差型) |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第9回 | ランブリングダイス |
ボディプロップ | ランプグラスパー | クリフハンガー改 |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第10回 |
ランブリングダイス |
ボディプロップ |
ランプグラスパー |
クリフハンガー改 |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第11回 |
ランブリングダイス |
ボディプロップ |
ランプグラスパー |
クリフハンガー改 |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第12回 |
ランブリングダイス |
ボディプロップ |
ランプグラスパー |
クリフハンガー改 |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第13回 |
ランブリングダイス |
ボディプロップ | カーテンクリング |
クリフハンガー改 |
パイプスライダー(ダブルレール) |
第14回 |
ランブリングダイス |
ボディプロップ |
カーテンクリング |
クリフハンガー改 | ジャンピングバー | + | クライミングバー | デビルブランコ | + | パイプスライダー |
第15回 |
ランブリングダイス |
ボディプロップ |
カーテンクリング |
クリフハンガー改 |
ジャンピングバー |
+ |
クライミングバー |
デビルブランコ |
+ |
パイプスライダー |
第16回 | アームリング |
ボディプロップ |
カーテンクリング |
クリフハンガー改 |
ジャンピングバー |
+ |
クライミングバー |
デビルブランコ |
+ |
パイプスライダー |
第17回 |
アームリング |
ボディプロップ |
カーテンクリング |
クリフハンガー改 |
ジャンピングバー |
+ |
クライミングバー |
デビルブランコ |
+ |
パイプスライダー |
第18回 |
アームリング | + | アームバイク | カーテンスイング | 新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ |
クライミングバー | + | スパイダーフリップ | ファイナルリング |
第19回 |
アームリング | 下りランプグラスパー | デビルステップス |
新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ | センディングクライマー |
+ |
スパイダーフリップ |
ファイナルリング |
第20回 |
アームリング |
下りランプグラスパー |
デビルステップス |
新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ |
センディングクライマー |
+ |
スパイダーフリップ |
ファイナルリング |
第21回 |
アームリング |
下りランプグラスパー |
デビルステップス |
新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ | ハングクライミング |
+ |
スパイダーフリップ | グライディングリング |
第22回 |
アームリング |
下りランプグラスパー |
デビルステップス |
新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ |
ハングクライミング |
+ |
スパイダーフリップ |
グライディングリング |
第23回 |
アームリング |
下りランプグラスパー |
デビルステップス |
新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ |
ハングクライミング |
+ |
スパイダーフリップ |
グライディングリング |
第24回 |
アームリング | ロープジャンクション |
デビルステップス |
新クリフハンガー |
ジャンピングバー |
+ |
ハングクライミング |
+ |
スパイダーフリップ |
グライディングリング |
第25回 | ルーレットシリンダー | + | ドアノブグラスパー | フローティングボード | アルティメットクリフハンガー | スイングサークル |
+ | バンジーロープクライム | フライングバー |
第26回 |
ルーレットシリンダー |
+ |
ドアノブグラスパー | サイクリングロード |
アルティメットクリフハンガー |
スイングサークル |
+ | ロープクライム |
フライングバー |
第27回 | アームバイク | フライングバー |
アルティメットクリフハンガー | ジャンピングリング | + | チェーンシーソー |
+ |
ロープクライム | バーグライダー |
第28回 | ランブリングダイス | アイアンパドラー | クレイジークリフハンガー | カーテンクリング | バーティカルリミット | パイプスライダー |
第29回 |
ランブリングダイス |
アイアンパドラー |
クレイジークリフハンガー |
カーテンクリング |
バーティカルリミット |
パイプスライダー |
第30回 |
ランブリングダイス |
アイアンパドラー | ドラムホッパー | クレイジークリフハンガー |
バーティカルリミット |
パイプスライダー |
第31回 | ドラムホッパー |
アイアンパドラー | サイドワインダー・R |
クレイジークリフハンガー | バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第32回 | ドラムホッパー改 | フライングバー | サイドワインダー・R改 | ウルトラクレイジークリフハンガー | + | バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第33回 |
ドラムホッパー改 |
フライングバー | + | サイドワインダー改 |
ウルトラクレイジークリフハンガー |
+ |
バーティカルリミット改 | + | パイプスライダー |
第34回 |
ドラムホッパー改 |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー改 |
ウルトラクレイジークリフハンガー |
+ |
バーティカルリミット改 | パイプスライダー |
第35回 | フライングバー | + | サイドワインダー改 | プラネットブリッジ |
ウルトラクレイジークリフハンガー | バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第36回[37] |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー改 |
プラネットブリッジ |
ウルトラクレイジークリフハンガー |
バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第37回[38] |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー改 |
プラネットブリッジ | クリフハンガーディメンション(停止) |
バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第38回[39] |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー改 |
プラネットブリッジ | クリフハンガーディメンション |
バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第39回 |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー | スイングエッジ |
クリフハンガーディメンション |
バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第40回 |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー |
スイングエッジ | クリフディメンション |
バーティカルリミット改 |
パイプスライダー |
第41回 |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー |
スイングエッジ | クリフディメンション |
バーティカルリミット.BURST |
パイプスライダー |
WORLD CUP 2024 |
フライングバー |
+ |
サイドワインダー |
スイングエッジ | クリフディメンション |
バーティカルリミット.BURST |
パイプスライダー |
閉じる
+は、エリア間が繋がっているのを意味する。
序盤のエリア
- ポールブリッジ(第1・2回)
- 9本の発泡スチロール製の棒の上をバランスをとりながら進む。
- プロペラうんてい(第1 - 8回)
- 回転するバーに手をかけながら進む。全部で3本。第3回までは「プロペラ雲梯」という名称だった。第4回までは第2エリア、第5回以降は第1エリアに設置されていた。回転する方向は毎回異なっていた。第2回までは、バーの動きが自ずとかみ合うように設計されているため攻略が容易であった。第3回以降はそのような設計を見直し、自力でバーの動きをずらす必要がある。そのためプロペラの移行がうまくいかずに、大幅に体力を消耗してしまった選手もいる。また、『KUNOICHI』第10回(2017年7月放送)からのBLACKステージでもこのエリアが登場している。
- ポールジャンプ(第3・4回)
- 斜めに置かれた棒を使い、運河跳びの要領で対岸に跳ぶ。第4回ではエリアの位置の変更により対岸が狭くなり、着地が難しくなった。リタイア者は1人。
- ランブリングダイス(第9 - 15回・第28 - 30回)
- 直方体型のダイス(うんてい)を腕の力で転がしながら進む。第9-15回ではスタート地点からジャンプしてからダイスを転がさなければならなかったが、第28-30回ではジャンプをしなくてもダイスを持つことができ、少しずらしてからスタートすることが出来た。ダイスが脱線することは無い。
- アームリング(第16 - 24回)
- 凹凸のある鉄のレールにかけられた輪にぶら下がり、腕力で移動する。レールは左右非対称となっている。第18回では休憩地点を挟まずに、アームバイクへと進む。全長5.5m。
- ルーレットシリンダー(第1形態…第25回、第2形態…第26回)
- バーのついた円柱を、握力と腕力で転がしながらレールを進んでいく。終点まで到達したら、ブレイクゾーンを挟まずにドアノブグラスパーに進む。第26回はマイナーチェンジされ第2形態となり、下り段差が2箇所設置された。
- ドラムホッパー(第30・31回)
- 両手を円柱の上に置き、体を振ってディップスの要領で次の円柱へと飛び移る。間隔は1.2mで、4回飛び移る。最後の円柱には一瞬だけ手を置き、すぐに陸地に着地する選手が多くいた。第30回では第3エリア、第31回では第1エリアだった。円柱の上に手を置くとランプが点灯する。
- ドラムホッパー改(第32 - 34回)
- ドラムホッパー第2形態。両手を円柱の上に置き、体を振って次の円柱へと飛び移る動作を4回行う。間隔は1.2mから1mに短くなったが、ドラム1個ごとに10cmずつ段差が付けられた。
サイドワインダー系統のエリア
- サイドワインダー・R(第31回)
- 溝のついたポールにしがみ付き、1.8m離れた別のポールへとジグザグに飛び移る。ポールは4本ある。ただし、ポールに黒いゴムがはめられており、掴む位置が決められている。
- サイドワインダー・R改(第32回)
- サイドワインダー・R第2形態。4本のポールのうち、2本目と3本目のポールはしがみ付くと60cm降下して衝撃が加わる。
- サイドワインダー改(第33 - 38回)
- サイドワインダー通算第3形態。ポールが一直線上の配置となった。第35回以降は、番組上ではサイドワインダーと表示されている。
バイク系のエリア
- アームバイク(第4 - 8回・第18・27回)
- 自転車のペダルを腕で回す。距離は5m[注 127]。3rdに使われたエリアのうち、二度も復活した唯一のエリアである。第4 - 8回は第3エリア、第18回は第2エリア、第27回は第1エリアに設置。また、『KUNOICHI』第10回(2017年7月放送)からのBLACKステージでもこのエリアが登場している。
- サイクリングロード(第26回)
- 自転車のタイヤを模したものを掴んで渡っていく。タイヤは全部で4つあり、掴むと回るようになっている。また、それぞれ高さが違う。本放送時のテロップは「サイクルロード」だった。
- アイアンパドラー(第28 - 31回)
- レールに設置された、取っ手が付いたバーに掴まり、腕力で回しながら進む。距離は5.5m[注 128]。
握力系のエリア
- ランプグラスパー(第9 - 12回)
- 青く光る電球のような形状の突起物を掴みながら進んでいく握力を要するエリア。第19回には下りランプグラスパーとなって再登場した。
- カーテンクリング(第13 - 17回・第28・29回)
- カーテン状の布をつかんで進んでいく。足も使うことが可能。全長5m40cm。第28・29回は掴みやすくなっている。
- カーテンスイング(第18回)
- 4つあるカーテンの端を掴んで進む。
- 下りランプグラスパー(第19 - 23回[注 129])
- ランプグラスパー第2形態。下り坂になっている。ただし、以前のランプグラスパーと違い突起が光っていない。普通は交互に掴んで進むが、第23回のリーヴァイ・ミューエンバーグのように、片方だけを使ってうんていの要領で進むこともできる。
- ドアノブグラスパー(第25・26回)
- 4つのドアノブを模した突起をつかんで進んでいく。第25回のドアノブは回らなかったが、第26回のドアノブは回る。
その他の序盤・中盤のエリア
- ハングムーブ(第2・3回)
- 吊り下げられた鎖の下の小さな足場を乗り継いで進む。足場の数は全部で6本。第3回ではチェーンの長さが1,3,5本目が同じ高さ、それとは異なる長さで2,4,6本目が同じ高さになるように設置された。
- デビルステップス(第19 - 24回[注 129])
- 階段の後側を掴んで、最下段から13段上った後に反転して6段下る。登りは途中1箇所幅が広くなっており、段をとばして進んでもよい。
- ボディプロップ(第5 - 17回)
- 両手両足を壁に突っ張って進む。全長5m。手側に2つ[注 130]、足側に1つの空白がある。選手の身長によって間隔が調整される都合上「身長の申告を数センチでもサバ読みする・手の長さを短めにする」と計算が合わなくなり、極端に有利不利が出るというエリアとなってしまった。そのため、13大会使用されたエリアでありながら復活の予定はないとされてきたが[注 5]、第35回にこれの改良版ともいえるプラネットブリッジが登場した。乾氏曰く、美術室の机を横倒しにした際、足が突っ張るように見えた為、このエリアが誕生したという。
- ロープジャンクション(第24回)
- 垂れ下っているロープにつかまり、反動をつけてロープを渡る。ロープは全部で6本[注 131]あり、長さが異なる。2本目と3本目の間隔が大きく、1m30cmの距離がある。
- フローティングボード(第25回)
- 吊り下げられた5枚の板[注 132]のふちをつかんで進んでいく。足を使ってもよい。5枚目のみ他の板より低く吊り下げられている。
- プラネットブリッジ(第35 - 38回)
- ボディプロップの進化形。90cm間隔で6つ設置されている直径30cmの玉を両手で、玉からの距離が電動により140cm~180cm[注 133]の間隔で動く壁を両足で突っ張って進む。ボディプロップの反省を生かし、申告した身長に誤りがあっても有利不利が生じぬよう壁の間隔は一律となっている。また、『KUNOICHI』第11回(2018年7月放送)のBLACKステージでもこのエリアが登場している。
クリフハンガー系統のエリア
いずれも、3cmの突起に指をかけて移動するエリアである。現行で第8形態まで変化しており、最も形態変化が多いエリアでもある。
- 直線型クリフハンガー(第4回)
- クリフハンガー第1形態。全長5m。段差はないが、50cmの空白が2個ある。
- 段差型クリフハンガー(第5 - 8回)
- クリフハンガー第2形態。全長5.1m。1・2・3本目それぞれ1.2m。1つ目の空白は50cmの水平の空白で、2つ目の空白は30cmの登り段差である。
- クリフハンガー改(第9 - 17回)
- クリフハンガー第3形態。高さの違う突起が3つあり、1つ目と2つ目の間は30cmの登り段差、2つ目と3つ目の間は45cmの下り段差がある。第12回のみ2つ目の段差をクリアするとすぐに足場があった。歴代のクリフハンガーの中では最も長い期間使用された。
- 新クリフハンガー(第1形態…第18回、第2形態…第19 - 24回[注 129])
- クリフハンガー第4形態。高さの違う突起が3つあり、1つ目と2つ目の間は30cm登り段差、2つ目と3つ目の間は50cmの下りで、横幅1m。2つ目の突起が斜め上りになっている。3つ目は突起の始めの方が大きめに作られている。第18回、第20回ではここで100人が全滅。第18回に長野誠が2つ目の空白を越える際、3つ目の突起を右手で持ったものの、左手で支柱を掴んでしまい、長野の自己申告によるコースアウトで失格となった[注 134]。第21回で竹田敏浩が初めてクリア。第23回では、髙橋賢次がジャンプをせずに、左腕と右腕をクロスさせ左腕を支えにして右腕を大きく伸ばすという方法でクリアしている。
- アルティメットクリフハンガー(第1形態…第25回、第2形態…第26・27回)
- クリフハンガー第5形態。突起は6つあるが、第25回と第26回以降でコースが違う。第25回では、1つ目は24°傾斜がついたものを右斜め上に2m渡り、2つ目は12°傾斜がついたものを左斜め上に2m渡る。この二つは逆バンクの壁に設置されているが突起は地面に対して水平である。2つ目の突起から45cm上に3つ目がある。3つ目は平行移動を要し、3m20cmの長さとなっており、高さ変わらず90cmの空白を挟んで4つ目の1m20cmの突起、そこから5本目の1.1m先にある15cmの短い突起へと飛び移る。さらにそこから57cm下に2mの6つ目の突起がある。第26回ではマイナーチェンジされ、2つ目と3つ目の間隔が短くなったが、3つ目と4つ目の空白が60cmの上り段差になった上に1つ目と2つ目の突起の傾斜が30°となった[注 135]。新クリフハンガー同様、飛び移りの着地部分である第5突起と、第6突起の始めの方は大きめに作られている。なおこの大会からは角が丸く削られており、実際の突起の長さは2.5cmである。
- 当時としてはあまりにも難易度が高かったため第26回までクリア者が現れなかったが、第27回に橋本亘司が初めてクリアし、同大会で計3人がクリアした。
- クレイジークリフハンガー(第28 - 31回)
- クリフハンガー第6形態。かつてのクリフハンガー第3形態に似ているが、登り段差と下り段差は同じで、第3突起が短く、第3突起の後ろ1.8m離れたところに第4突起があるため、後ろへジャンプしなければならない。第28回は3rdに進出した挑戦者3人全員がここでつまづいたが、第29回に森本裕介が初めてクリアした。なお、ジャンプする場合は「後ろに飛び、空中で体を反転させなければならない」と定められている[注 136]。
- ウルトラクレイジークリフハンガー(第32回 - 第36回)
- クリフハンガー第7形態。第1突起から1.8m後方の第2突起に飛び移り、1.8m後方の電動で上下に90cm動く第3突起に飛び移る。第2突起は途中で前後にカーブしている。第32回から34回までは、休憩地点を挟まずにバーティカルリミット改に移行する。突起間の段差はない。
バーティカルリミット系統のエリア
- バーティカルリミット(第28 - 30回)
- 縦型のクリフハンガーとも言えるエリア。上から突き出ている横の奥行きの幅わずか1cmの突起に掴まりながら横に移動する。段差はない。第28回ではクレイジークリフハンガーで全員リタイアしたため挑戦者はいなかった。
- バーティカルリミット改(第1形態…第31回)
- バーティカルリミット通算第2形態。上から突き出ている横の奥行きの幅わずか1cmの突起に掴まりながら横に移動する。途中、30cm奥にある2本目の突起に移動する。
- バーティカルリミット改(第2形態…第32 - 40回)
- バーティカルリミット通算第3形態。上から突き出ている板の下部にある奥行きの幅1cmの突起に逆手で掴まりながら横に移動する。第31回とエリア名は同じだが、板の枚数が3枚に増えた。1本目と2本目の間は30cm、2本目と3本目の間は60cmの間隔が開けられており、板の端まで進んだら手を前に伸ばすようにして次の板を掴まなければならない。第32回から第34回までは、ウルトラクレイジークリフハンガーからの直接移動で挑戦するエリアであり、第33・34回ではブレイクゾーンを挟まずにパイプスライダーへ直接移動する仕組みであったが、成功者はいない。第37回のみ突起の幅がわずかに広くなっていたが、表記は1cmのままであった。第35回から、番組上のテロップではバーティカルリミットと表示された。第1・2形態とは違い突起が反転である。
その他の後半のエリア
- 針山(第1回)
- 第1回の最終エリア。地面から突き出た棒高跳びのポールが8本ある。ポールはしなりやすい。そのポールにつかまりながら渡って進んでいく。脱落者はいなかった。
- ジャンピングバー(第14 - 24回)
- 鉄のバーにぶら下がり、1.6m間隔のバーを反動で飛び移る。バーの本数は第15回までは6本あったが、第16回以降は4本になった。第17回以前は、手を伸ばせば1本目のバーに届いたが、第18回以降はやや遠くに設置され、飛びついて掴まらなければならなくなった。第14回から16回は高い位置から飛び移る。このエリアの後は、休憩地点をはさまずに次のエリアへ移動する。
- クライミングバー(第14 - 18回)
- ジャンピングバーから休憩地点へのつなぎのエリア。第14回はエリア扱いされていなかった。上りのうんていを登る。全長3m。第15回から足を使う事が可能。第18回では、うんていの傾斜が上がったが、到達者がいなかった。また、この回のみこのエリアの後には休憩地点がなく、スパイダーフリップへ直接移動する構造であった。
- デビルブランコ(第14 - 17回)
- 第14回にジャンピングバー、クライミングバーと共に新設された。休憩地点から空中ブランコのバーにぶら下がって揺さぶり、その45cm上のパイプスライダーに移動する。クライミングバー同様、第14回はエリア扱いされていなかった。第15回までは攻略者がいなかったが、第16回に山田康司が初めてクリアした。白鳥文平は、休憩地点のバーにぶら下がり、予め大きく反動を付けてからブランコに移動し、パイプスライダーを奥から掴むという手法を用いて攻略した。第17回ではこのエリアに到達した3人全員がその手法を用いクリアしている[注 137]。
- スパイダーフリップ(第18 - 24回)
- まず水面と平行の板にぶら下がって移動し、垂直の板に登った後、反対側にある2m離れた板に飛び移る。『VIKING』にあったハートブレイカーとよく似たエリア[注 138]。板のみを掴んで進まなければならないが、第22回では、菅野仁志が板を取り付けた鉄柱を掴むコースアウトで失格となったため、翌大会以降は、板以外は掴めない設計になった。ジャンピングバー以降、このエリアをクリアしなければ休憩地点に辿り着けないが、飛び移る直前の垂直の板の下の辺りに小さな突起があり、そこに足を置いて板に抱き付けば休憩ができる。また飛び移りは、基本的には飛び移る前の垂直の板から飛び出した直後、空中で体を反転させて後ろの板に飛び移るが、第24回のリー・エンチは、飛び移る直前に予め体を反転させ、そのまま前に飛び出して板を掴みクリアした。このやり方も可能である。
- ファイナルリング(第18 - 20回)→グライディングリング(第21 - 24回)
- 休憩地点から鉄のレールにかけられた大きいリングにぶら下がり最終地点に移動し、ゴール地点にジャンプする。リングは挑戦者がぶら下がった瞬間に一気に滑って最終地点に移動するようになっているが、第21回の長野誠の挑戦時にリングが滑りにくいというトラブルが発生した。リングが勝手に滑らないようにするためストッパーがついており、第24回の田島直弥はこれを外し忘れてリングが滑らず、そのまま落下した。最終エリアであるが、パイプスライダーよりもこちらの方がリングが揺れる分ゴールに行きやすい。第20回までは「ファイナルリング」という名称だった。第21回のジャンプの距離は約1m。
- センディングクライマー(第19・20回[注 129])
- ボルタリングをモチーフにしたもの。クライミングバーと同じ角度で突起を掴んで登る。到達者がいないまま第21回に「ハングクライミング」に変わった。「ハングクライミング」は同一のエリアの名称変更扱いとしているところもあるが、「センディングクライマー」は突起の形が小さく、突起の色がカラフルだった。「ハングクライミング」と別のエリアと見なした場合、SASUKE史上2つ目、3rdステージのエリアでは初の到達者がいないまま撤去されたエリアとなる。
- ハングクライミング(第21 - 24回)
- 挑戦者がいなかった「センディングクライマー」とほぼ同じだが、突起が大きく色がカラフルから白に変わった。このエリアの後も休憩地点をはさまずに、次のスパイダーフリップへ移動する。
- スイングサークル(第25・26回)→ジャンピングリング(第27回)
- ジャンピングバーの派生版。リングからリングへと平行に飛び移る。最初のリングは離れており、リングの数は2つで、揺れるようになっている。このエリアをクリアした後、次のエリアに休まず進む。第26回までのエリア名は「スイングサークル」で、リングが4つあり、下りの傾斜がついていた。また、リングが完全に固定されておらず若干前後にスライドする仕様だった。
- バンジーロープクライム(第25回)→ロープクライム(第26・27回)
- 吊るされた長さの違う3本のロープを掴んで渡っていく。ロープは先に進むごとに短くなっている。第25回では、ロープがゴムで伸び縮みするため、エリア名が「バンジーロープクライム」となっていた。第3回 - 第17回まで1stの最終エリアにあったロープクライムとは別物。
- チェーンシーソー(第27回)
- 梯子から、垂れ下がっているチェーンの両端の先についてある取っ手に掴まり、その先にあるもう1つのチェーンの取っ手に飛び移る。そしてもう1つの梯子に飛び移る。チェーンの上部には滑車がついているため、しっかりと同時に掴まないとチェーンが下がって着水する。このエリアをクリアした後、次のエリアに休まず進む。
- バーグライダー(第27回)
- パイプスライダーの進化版。2本のレール上にあるパイプにぶら下がり、体重移動によって進む。途中には15cmの段差があるため、パイプを上げる必要がある。終点まで来たら、体を振ってゴール地点に着地する。パイプスライダーとは違い、終点では大きく体を振ってもパイプが後退しない。番組内では新エリアと表示されなかった。
FINAL STAGE
唯一、タワーを登っていく仕様のステージ。挑戦者は安全面からフルハーネスを着用し、時間内に上空のゴール地点(鋼鉄の頂)を目指す。クリアボタンは他エリアとは違いスタンドではなくゴール地点の床に設置されており、完全に体がゴール地点に進入していなくても手が届けば押してよい。第1・2・4形態では、タイムアップになると、綱を支えるストッパーが外れ、挑戦者は急降下して宙吊り状態で地上に振り下ろされていた[注 139]が、第3・5形態以降では、安全面の兼ね合いからか、綱のストッパーは外されずにゆっくりと地上に降ろされるようになった。第3回以降はスタート前の2つのシグナル音が追加された。タイマーのデザインは第1〜4形態までは1stのものと同じであったが、第5形態以降は別のものとなり、第36回でさらにデザインが変更された。
ステージ構成
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形態 | 大会 | エリア | 制限時間 | 全長 |
第1形態 | 第1回-第4回 | 綱登り(15m) | 30秒 | 15m |
第2形態 | 第5回-第17回 | スパイダークライム(12.5m) | 綱登り(10m) | 22.5m |
第3形態ver1 | 第18-21回 | 鉄梯子(13m) | Gロープ(10m) | 45秒 | 23m |
第3形態ver2 | 第22回 | ヘブンリーラダー(13m) | Gロープ(10m) | 45秒 | 23m |
第23回-第24回 | 40秒 |
第4形態 | 第25回-第27回 | アルティメットロープクライム(20m) | 20m |
第4.5形態 | 第28回 | 綱登り(23m) | 35秒 | 23m |
第5形態 | 第29回-第31回 | スパイダークライム(12m) | 綱登り(12m) | 30秒 | 24m |
第6形態 | 第32回-第38回 | スパイダークライム(8m) | サーモンラダー15段(7m) | 綱登り(10m) | 45秒 | 25m |
第7形態 | 第39回- | スピードクライミング(8.5m) | 25.5m |
W杯2024 |
無し※ |
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※制限時間の代わりにカウントアップ方式を適用
- 第1形態(97年秋第1-4回99年秋)クリア者:秋山和彦(1999秋) 挑戦者延べ12名
- 地上15m、制限時間30秒
- 15m綱登り。座った状態でスタートする。15mの綱を登り切り、制限時間内にゴール地点のボタンを押せばクリア[注 140]。最初の挑戦者は第1回の川島孝幸。第3回で山田勝己は残り約30cmのところで時間切れとなった。第4回で秋山和彦がクリアし、史上初の完全制覇となった。この形態に2回以上挑んだのは大森晃の3回のみ。
- 第2形態(00年春第5-17回06年秋)クリア者:長野誠(2006秋) 挑戦者延べ10名
- 地上22.5m、制限時間30秒
- 12.5mスパイダークライム→10m綱登り。この形態から2エリア構成となり、第7・8回では、12mのスパイダークライムから50cm間をあけて10mの綱登りだった。開始15秒後にスパイダークライムの壁が開き始める。第5-6回ではFINAL進出がいなかったため登場せず。最初の挑戦者は第7回の山本進悟。第17回で長野誠が4回目の挑戦でクリアした。この形態に2回以上挑んだのは長野のみ。第1形態にあった『筋肉番付』のロゴのタペストリーがこの形態より外されている。
- スパイダークライム:スパイダーウォークの要領で、壁に手足を突っ張った状態で、壁を上に登る。開始から15秒が経過すると内壁が開き始め、そこで振り落とされるとリタイアになる。しかし、開ききってしまった時間から仮に綱登りを始めても1秒で1m程を登らなければ完全制覇はできないためどの道クリアは厳しい。
- 第3形態(07年春第18-24回10年元日)クリア者:漆原裕治(2010元日) 挑戦者延べ8名
- 地上23m、制限時間40秒[注 141]
- 13mヘブンリーラダー→10mGロープ。第18-21回ではFINAL進出がいなかったため登場せず[注 142]。最初の挑戦者は第22回の漆原裕治。第24回で漆原が2度目の挑戦でクリアした。このFINALに2回挑んだのは漆原のみ。なお、最終競技者以外で、また秋以外の季節での完全制覇は史上初である。
- この代からタワーが現在の形になり、頂点にはLEDライトのイルミネーションがついた。
- ヘブンリーラダー:揺れる縄梯子を登る。スパイダークライムと違い腕と足に疲労が溜まりやすい。また『KUNOICHI』第3回から第7回の1stステージ最終エリア「脱出縄」のエリア名で設置された。
- Gロープ:第2形態の10m綱登りとほぼ同じだが、ロープが若干太くなっている。
- 第4形態(10年春第25-27回11年秋)クリア者:漆原裕治(2011秋) 挑戦者2名
- 地上23m[注 143]、制限時間40秒
- 20mアルティメットロープクライム。第1形態以来の1エリア構成となったが、第1形態と違い、立った状態からスタートする。第25-26回ではFINAL進出がいなかったため登場せず。最初の挑戦者は第27回の又地諒。同大会で漆原がクリアし、史上初の二度目の完全制覇を達成。初挑戦者が現れた大会の2人目の挑戦でクリアされ、ステージ史上最速での陥落となった。
- アルティメットロープクライム:前述の通り、20mの綱登り。
- 第4.5形態(12年第28回) クリア者:なし 挑戦者なし
- 地上23m、制限時間35秒
- 23m綱登り。第4形態の延長。挑戦者が現れないまま下記の第5形態へと移行した[42]。挑戦者が現れないままファイナルステージのエリアが変更されるのは初。
- 第5形態(13年第29-31回15年) クリア者:森本裕介(2015) 挑戦者3名
- 地上24m、制限時間30秒
- 12mスパイダークライム→12m綱登り。第3形態以来の2エリア構成となった。基本的なステージ構成は第2形態と同様であるが、一定時間が経過するとスパイダークライムの壁が開き始める仕掛けは廃止され、それに伴いタイムアップでの急降下もなくなった。第29回ではFINAL進出がいなかったため登場せず。スパイダークライムの間隔は1.2m。最初の挑戦者は第30回の川口朋広。第31回で森本裕介がクリアし、完全制覇となった。
- 第6形態(16年第32-38回20年) クリア者:森本裕介(2020) 挑戦者延べ5名
- 地上25m、制限時間45秒
- 8mスパイダークライム→7mサーモンラダー15段→10m綱登り。史上初の3エリア構成。第32-34回ではFINAL進出がいなかったため登場せず。第38回では、聖獣麒麟の赤いタペストリーが付けられた。最初の挑戦者は第35回の森本裕介。第38回で森本が3回目の挑戦でクリアし、史上2人目となる二度目の完全制覇となった。このファイナルに2回以上挑んだのは森本のみ。
- 第7形態(21年第39回-)クリア者:なし (24年W杯)クリア者:ショーン・ブライアン(ワールドカップ2024 USA代表)、森本裕介(ワールドカップ2024 日本 Red代表)[注 144] 挑戦者延べ5名(本戦3名+W杯2名)
- 地上25.5m、制限時間45秒[注 145]
- 8.5mスピードクライミング→7mサーモンラダー15段→10m綱登り。第39・41回ではFINAL進出がいなかったため登場せず。最初の挑戦者は第40回の山本良幸。第39回から聖獣麒麟の白と金のタペストリーに変更となった。ワールドカップ2024では提供元のキリンビールの製品である晴れ風の色と同じ聖獣麒麟の水色のタペストリーになった。また、ワールドカップ2024ではカウントアップ方式が適用されたため、制限時間が設定されていなかった。この回にUSA代表のショーン・ブライアンが63.65秒で、日本 Red代表の森本裕介が50.72秒でそれぞれクリアした。
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回数 |
収録日 |
放送日[24] |
放送時間 |
視聴率 |
備考 |
第1回 | | 1997年 9月27日 | 19:00 - 20:54 | | |
第2回 | | 1998年 9月26日 | | |
第3回 | | 1999年 3月13日 | | |
第4回 | | 1999年 10月16日 | | |
第5回 | | 2000年 3月18日 | | |
第6回 | | 2000年 9月9日 | | |
第7回 | | 2001年 3月17日 | |
|
第8回 | | 2001年 9月29日 | | |
第9回 | | 2002年 3月16日 | | 「筋肉番付スペシャル!!」としては最後 |
第10回 | | 2002年 9月25日 | 21:00 - 22:54 | | |
第11回 | | 2003年 3月21日 | 18:55 - 21:48 | | |
第12回 | 2003年 9月23日[43] | 2003年 10月1日 | 18:55 - 21:09 | | |
第13回 | 2004年 3月14日[44] | 2004年 4月6日 | 20:00 - 22:54 | | |
第14回 | 2004年 11月28日[45] | 2005年 1月4日 | 18:30 - 20:54 | | |
第15回 | | 2005年 7月20日 | 18:55 - 20:54 | | |
第16回 | 2005年 12月11日[46] | 2005年 12月30日 | 18:30 - 20:54 | | |
第17回 | 2006年 9月10日[47] | 2006年 10月11日 | 18:55 - 21:48 | | |
第18回 | | 2007年 3月21日 | | 複数名の重軽傷事故が発生 |
第19回 | | 2007年 9月19日 | 18:55 - 20:54 | | 番組史上最短の2ndステージで全滅 |
第20回 | | 2008年 3月26日 | 18:55 - 22:48 | | |
第21回 | | 2008年 9月17日 | | 1st終了後「JNNフラッシュニュース」挿入 |
第22回 | | 2009年 3月30日 | 20:00 - 23:24 | | |
第23回 | | 2009年 9月27日 | 19:00 - 22:54 | | |
第24回 | | 2010年 1月1日 | 17:45 - 23:24 | | 関東ローカルなどでは16:45 - 17:15との合計6時間 |
第25回 | | 2010年 3月28日 | 19:00 - 22:48 | | |
第26回 | | 2011年 1月2日 | 21:00 - 23:39 | | |
第27回 | | 2011年 10月3日 | 19:00 - 22:48 | | |
第28回 | | 2012年 12月27日 | 18:30 - 21:49 | | 20:50から約2分間「JNNフラッシュニュース」を挿入 |
第29回 | | 2013年 6月27日 | 19:00 - 21:49 | | 20:37から2分間「JNNフラッシュニュース」挿入 |
第30回 | | 2014年 7月3日 | 19:00 - 22:48 | | 関東地区など一部地域では18:57より先行放送を行った。 2015年1月3日に一部地域で未放送場面を加えた「完全版」を9:30 - 14:00[注 146] に放送。 |
第31回 | 2015年 5月23日 | 2015年 7月1日 | 19:00 - 22:54 | | 『水トク!』を休止扱いとしたうえで、4時間全体をネットワークセールスとして放送[注 147] |
第32回 | | 2016年 7月3日 | 18:30 - 21:48 | | |
第33回 | 2016年 6月27・28日 | 2017年 3月26日 | 18:30 - 20:56 | 9.5%[48] | |
第34回 | 2017年 7月22日・23日 | 2017年 10月8日 | 18:30 - 21:48 | 9.0%[49] | |
第35回 | | 2018年 3月26日 | 19:00 - 22:54 | 10.5%[50] | |
第36回 | | 2018年 12月31日
| 18:00 - 23:55
| 6.5%(18:00~) 6.9%(19:47~) 4.2%(20:52~) 4.8%(23:00~23:35)[51] |
19:41から2分間「JNNニュース」挿入。19:45からプロボクシング中継「WBO世界スーパーフライ級王座決定戦 井岡一翔対ドニー・ニエテス」を挿入[52]。ファイナルステージは横浜赤レンガ倉庫から生中継。「SASUKEシリーズ」全体で最低視聴率。 |
第37回 | 2019年 11月24日・25日[注 148]・12月31日 | 2019年 12月31日 | 19:00 - 23:55 | | 途中2分間「JNNニュース」挿入。ファイナルステージは横浜赤レンガ倉庫から生中継。 |
第38回 | 2020年 10月31日・11月2日 |
2020年 12月29日[53] | 19:00 - 22:57 | 9.7%[54] | 新型コロナウイルス感染拡大の影響により観覧の募集は行われず、出場者の家族や身内のみの観覧で収録が行われた。また、海外からの出場者の参加も見送られた。感染拡大の防止のため出場者や出場者の家族や身内はマウスシールドやフェイスシールドを着用する事が義務付けられている。 |
第39回 | | 2021年 12月28日 | 18:00 - 22:57 | 7.3%(18:00〜) 10.0%(19:00〜22:57)[55] |
第40回 | 2022年 10月22日[注 149] | 2022年 12月27日 | 18:00 - 22:57 | 10.6%[57] | 3年ぶりに一般観覧の募集が行なわれた。 |
第41回 | 2023年 11月4日・5日 | 2023年 12月27日 | 18:00 - 22:57 | 10.5%[58] | |
第42回 | | 2024年 12月25日 | 18:00 - 23:10 | | |
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WORLD CUP
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開催年 |
収録日 |
放送日[24] |
放送時間 |
視聴率 |
備考 |
2024 | 2024年 6月15日[59][60] | 2024年 8月21日 | 18:30 - 22:00 | 9.9%[61] |
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完全制覇
1stからFINALまで全てのステージ及びエリアをクリアすること。第41回大会終了時点で完全制覇達成者が現れた大会は6回(人数は4人)。
- 秋山和彦(第4回・1999年)
- 長野誠(第17回・2006年)
- 漆原裕治(第24回・2010年、第27回・2011年)
- 森本裕介(第31回・2015年、第38回・2020年)
ゼッケン
出場者の挑戦順を示す1~100までの番号で、基本的に有力な選手が大きい数字のゼッケンを渡される。1stはゼッケンの番号通りに[注 150]、2nd以降はクリア者の中で数字が小さい人から挑戦する。10の倍数回はこれまでの全ての大会の延べ挑戦者数を示す。
最速タイム
時間制限があるSTAGEにおいて、クリアした時点での残りタイムが最も残っている選手のことを指す。
最終競技者
全体の中で1番最後に競技を行う者のことを指す。1stにおいては、ゼッケン100番の出場者が自動的に最終競技者となる[注 150]。2nd以降のSTAGEは、前のSTAGEを最後にクリアした者が、そのステージの最終競技者となる。
最優秀成績
100人の中で、完全制覇まで最も近い時点まで進んだ出場者のことを指す。大会によっては、複数人並んで最優秀成績となる場合もある。
合トレ
「合同トレーニング」を略した用語。SASUKEの練習用セットを有している者の土地へ赴き、個人あるいは団体でトレーニングを行うことを指す。
並走
競技中の選手と同時進行でエリアの脇から声援や合図を送ること。1stのフィッシュボーンでは、突入するタイミングを並走している選手が指示する場合が多い。
順逆(ジュンサカ)
ドラゴングライダーやパイプスライダーなど、レール上に設置されたバーやパイプにぶら下がって移動する際、進行方向へと進むパイプに対して、左右いずれかの手を進行方向とは反対向きに持つことで、重力やパイプの後退に逆らう技法。第35回の1st STAGEにドラゴングライダーが登場して以降、日置将士などがこの技法を駆使してクリアしていく。また、漆原裕治や森本裕介など両手を進行方向に沿ってパイプを掴む選手の技法は順順(ジュンジュン)と呼ばれる。順逆は、ドラゴングライダー登場以降使用される回数が多いが、根幹は第3回大会の3rd STAGE・パイプスライダーで山田勝己が2本目のパイプ移動の際、右手の持ち方を反対向きに持ったことが始まりとされている。
2014年4月23日にスタートした番組『水曜日のダウンタウン』では、度々SASUKEにまつわる説がプレゼンされることがあり、SASUKEの常連出場者である山田勝己が出演。山田はSASUKE関連以外の説でも出演することがある。本項目では、SASUKEのセットを利用した説をピックアップする。
- 「ホームセンター×SASUKE」(プレゼン:庄司智春)[62]
- 2017年4月19日放送。ホームセンターで3万円以内で購入した商品を使い、SASUKEに挑戦する。第33回大会に出場した山田はホームセンターSASUKEにも挑戦した。
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名前 | エリア | 備考 |
レイザーラモンHG | ダブルペンダラム | サンドバッグへの移行失敗 足袋を装着しスタート、タイファイターでゴム手袋とバキュームグリップを使用 |
山田勝己 | タイファイター | スタート直後 使用グッズは無し[注 151] |
あかつ | クワッドステップス | 2→3段目 足袋を装着しスタート |
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- SASUKEの池の水ぜんぶ抜く(プレゼン:博多大吉)[63]
- 2018年3月21日放送。テレビ東京系列で放送されている池の水ぜんぶ抜くのパロディで行われた企画。20年間抜かれていない池の水を抜いて調査してみたが中からはムカデや同年のセットの設計図など、特に目立つものは発掘できなかった。
- 愛煙家、喫煙所までの道のりがどんなに困難でも向っちゃう説(プレゼン:千鳥)[64]
- 2019年3月27日放送。説自体はSASUKEと全く関係ないものの、途中で仕掛けとして「ご厚意で本物のセットを借りた」という灰皿と喫煙スペースが設けられた本物のそり立つ壁のセットが登場、その名も「反り立つ喫煙所」と呼称され愛煙家の前に立ちはだかった。企画後半ではSASUKEをイメージしたオリジナルのエリア[注 152] をそこまでの道のりに設定した上で「挑戦者」としてあかつと竹内まなぶと尾形貴弘[注 153] が登場、あかつ・まなぶは反り立つ壁を攻略することは出来なかったが[注 154]、尾形は攻略し「喫煙所」完全制覇を成し遂げた。
ここでは公式が開催または取材したイベントのみを紹介。
- 2014年
- SASUKE Park in 豊洲
- 豊洲で「SASUKE Park in 豊洲」が開催され、そのイベントでは後に「森本世代」として活躍することとなる多田竜也・山本桂太朗・荒木直之が完全制覇を達成している。
- 2021年
- 赤坂サカスの場内広場にて、そり立つ壁とクリフディメンションが体験できるイベントを年末に期間限定で開催。そり立つ壁は小学生以下は必ず体験でき、中学生以上は常連選手からの指名により体験できる。なお、このイベントは2023年時点で3年連続で開催されている。
- 2022年
"; 丸の内スポーツフェス
- 丸の内構内の広場に、そり立つ壁とクリフディメンションが体験でき、イベントでは常連選手によるトークショーと握力測定も開催された。
- 2023年
- SASUKEツアー in 沖縄
- 沖縄で本戦常連選手を交えて開催されたイベント。ビーチフラッグスや玉入れなどの運動会をはじめ、宴会やグッズ抽選会、早朝ランニングなどが行われる。2024年も開催された。
- 夏SASUKE2023
- 2023年7月29日~8月20日に期間限定で開催されたSASUKEと世界陸上とアジア大会のトリプルコラボによるイベント。赤坂サカスの広場に特設された本家と重さの異なるウォールリフティング(2枚)、ハードルくぐり、本家よりも低い仕様のそり立つ壁といった全3種目をクリアしたタイムで競いあう。2人1組でレースを展開し、勝者には世界陸上とコラボしたティッシュボックスがプレゼントされる。また、男女別でその日のクリアタイムが、全体の上位5位以内にランクインした参加者は、番組公式Xで名前(あだ名でも可)とタイムが掲載される。全体の最速タイムは梶原颯の11.57秒。
- 2024年
- BSSまつり
- 2024年3月23日、島根県松江市で開催され、場内にそり立つ壁とクリフディメンションが体験できるイベントに、山田勝己・長野誠・森本裕介が参加。体験者全員には一本満足バーをプレゼント[注 155]。
- 2015年5月29日、TCエンタテインメントから「『SASUKE』30回記念DVD 〜SASUKEヒストリー&2014スペシャルエディション〜」が発売された。第30回大会の全選手の競技をノーカットで収録した他、SASUKEの30回の歴史、ゴールデンボンバー樽美酒研二の密着映像も収録[65]。
動画配信サービスU-NEXTのコンテンツレーベル・Paraviでは2018年の第35回大会より、全選手の競技をノーカットで収録した完全版を配信している。2019年の第37回大会に併せて、過去の映像を再編集した『SASUKEに人生を捧げた男~山田勝己物語~』(全4回)、水曜日のダウンタウン「ホームセンター×SASUKE」が配信された。
- 『SASUKE 公式BOOK』2023年12月14日発売[66]
本番組をモチーフにした漫画作品『ヨミガエリのサスケ』が、2024年8月17日からマンガボックスにて連載された[67]。漫画:赤池真宗、ストーリー共同制作:黒生[68]。
ビデオゲームはコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)、体感ゲームはエポック社発売。PS版以外は『筋肉番付』や『スポーツマンNo.1決定戦』の競技も含んだゲーム化作品である。
- GB版「筋肉番付GB 〜挑戦者は君だ!〜」(1999年11月25日発売)
- PS版「筋肉番付 〜ROAD TO SASUKE〜」(2000年4月27日発売)
- GB版「筋肉番付GB2 〜目指せ!マッスルチャンピオン〜」(2000年8月10日発売)
- SASUKEジュニアを収録。一番新しいバージョンのものである。ケイン・コスギ、おさる[注 156]が実名で登場。
- GB版「筋肉番付GB3 〜新世紀サバイバル列伝〜」(2001年2月22日発売)
- PS2版「筋肉番付 〜マッスルウォーズ21〜」(2001年8月9日発売)[69]
- 第6回SASUKEを収録。隠し要素としてSASUKEのEXバージョンがプレイできる。また、「マッスルシアター」では隠し要素としてケイン・コスギ、大森晃、池谷直樹、山田勝己、秋山和彦のダイジェスト動画を視聴できる。
- GBA版「筋肉番付 〜決めろ!奇跡の完全制覇〜」(2001年12月6日発売)
- 第7回SASUKEを収録。山田勝己、山本進悟(隠しキャラクター)が初めて実名で登場し、パッケージにも出ている。隠しキャラクターとして妃羽里、立川福裕が登場。
- GC版「マッスルちゃんぴよん 〜筋肉島の決戦〜」(2002年11月21日発売)
- アレンジバージョンのSASUKEを収録。山田勝己をデフォルメキャラにした「やまださん」が隠しキャラクターとして登場。
- 体感ゲーム版「SASUKE&筋肉バトルスポーツマンNo.1決定戦」(2006年7月22日発売)
- 第11回のアレンジバージョンのSASUKEを収録。CMには山田勝己が出演した。
- 体感ゲーム版「究極!筋肉スタジアム!サスケ完全制覇」(2008年7月19日発売)
- 第19回のアレンジバージョンのSASUKEを収録。
出典
第40回までの全記録は『SASUKE公式BOOK』(太田出版、2023年12月14日発売)に記載あり。