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TBSテレビのスポーツバラエティ番組 ウィキペディアから
『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』(きゅうきょくのおとこはだれだ!?さいきょうスポーツだんしちょうじょうけっせん)は、TBS系列で不定期に放送されている特別番組である。略称は『スポダン』。
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2010年1月に事実上終了した『最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦』[注 1]の後継番組で、年1~2回程度放送されている。「コロッセオ」[注 2]に集結した16人[注 3]の男性芸能人が、運動能力を用いた各種目に挑戦するスポーツバラエティ番組である。この経緯から、「スポマン」時代の記録は本番組でも継承される[1]。「より美しく、より逞しく。」をコンセプトにしている。
各種目、成績に応じてポイントが与えられ、全種目終了時、最も獲得ポイントが高かった選手が総合優勝となる。ちなみに、各種目ごとに優勝者を決定する。場合によっては、複数人が同時優勝となる場合がある。また、規定種目終了ごとに総合ポイントの下位が脱落する。
第7回大会は、「スポマン」時代以来9年ぶりの元日放送となるが、通常の芸能人対抗戦の規模を縮小[注 4]したうえで番組前半に組み込み、番組後半で、プロスポーツ選手と芸能人で競う、主要種目の競技会[注 5]を実施する2部構成となった。
2018年1月1日放送の第10回大会を最後に長期間休止状態となっていたが、約4年2ヶ月後となる2022年3月22日に第11回大会[注 6]が放送された[2][3]。
「スポダン」となってからの歴代総合優勝の最多記録は、第13回現在佐野岳・関口メンディー・武知海青の各3回である。
第10回放送後の休止期間中には、2021年4月15日放送のバラエティ『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』において、「もしもショットガンタッチが落とし穴だったら・・・」という題名で、ショットガンタッチのレーンと応援席が落下するドッキリ企画として復活。番組のロゴやセット、実況アナウンサーは、当番組のものが使用され、ドッキリには、初の女性参加者としてフワちゃんも出演している。
実況・リポートの担当者はいずれも、担当の時点でTBSテレビの現職アナウンサー。
登場順に記載。ただし、ショットガンタッチに関しては、最終種目であるため最後に記載してある。
傾斜がついた高さ10mの壁の頂上にある1本の旗を取り合う競技。予選は4人1組で争われ、各組旗を最も速く取った1人のみが決勝進出。壁の中腹地点にロープが垂れ下がっており、それを用いて登る。
得点は、優勝:100ポイント、決勝進出者:60ポイント、予選敗退者:30ポイント。
シーソーの上に乗ったボールをハンマーで打ち上げ、設定された高さにある壁を打ち抜く競技。試技は5m00cmからスタートし、1回失敗で脱落。
巨大跳び箱。1段ずつ積み上げられる巨大な跳び箱を、どれだけ跳べた段数を競う競技。規定段数を超えると、各段の試技は2回まで許されるが、それまでは、各段の試技は1回となる。第8・9回では競技開始前の練習で、規定の段数を成功させた選手のみ、競技の挑戦権が与えられるルールになっていた。
このモンスターボックスでは、試技が成功したかどうかを表すランプが3種類あり、成功→「白」、失敗→「赤」、成功か失敗の篩(ふるい)に掛ける→「審(審議)」、このいずれかのランプが点灯する仕組みになっている。ちなみに、「審(審議)」のランプが点灯した場合、試技をした直後のリプレイの映像でビデオ判定を行い、成功→「白」、失敗→「赤」のどちらかのランプが点灯する。
なお、自信のある高さの試技では、パスを選択して次の段に向けて、体力を温存させることも可能。しかし、パスをした場合、最後に成功させた段が記録となる[注 7]ため、選手は己の能力や体力と相談しながら、挑戦かパスを選択する判断力が求められる。
得点は、同率を含む1位:100ポイント、以下、1位との差につき10ポイントの差がつけられる。
1対1の対戦によるトーナメント形式で行われる競技。スタート音と同時に壁を押し合い、相手側の白線まで押し切るか、制限時間90秒終了時点で相手側に押していた選手が勝利。制限時間は1回戦から準決勝まで90秒設けられている。決勝は時間無制限で行われ、相手側の白線まで押し切った選手が勝ちとなる[注 10]。
得点は、優勝:100ポイント、準優勝:90ポイント、準決勝進出: 80ポイント[注 11]。
第7回では、本選から独立したプロスポーツ選手参加の競技会も実施されたが、スポーツ選手4名と芸能人4名が、それぞれ1対1ずつの対戦を行う形式で、全体の優劣はつけなかった。第10回は過去の種目別優勝者と、世界から集結したパワー系アスリートの計8人でトーナメントを実施し優勝者を決めた。なお、この回のみ準決勝で敗退した2人による3位決定戦が行われた。
鎖でつながれた総重量45kg[注 13]の錨を引き上げる速さを競う競技。2人1組ずつ挑戦し、全選手中タイムが速かった上位2人が決勝に進出して決着をつける。第3回ではタイムを計測せず、1対1で先に引き上げた方が勝ち上がるトーナメント形式に変更された。
高さ15mの金網を登り、頂上にあるボタンを押すまでの速さを競う競技。2人1組ずつ挑戦し、頂上にあるボタンを押すと火花が散る仕組みになっている。金網は、途中2箇所オーバーハングした部分がある[注 14]。金網から手を離し、落下すると失格[注 15]。
タイムの早い順に、1位:100ポイント、2位:90ポイント、3位:80ポイント、4位以下は、上の順位と5ポイント差をつけられる[注 16]。失格は0ポイント。
回転するホイールに取り付けられた地上40cmの発泡スチロール製ハードル4枚を跳び続ける跳躍系種目。ハードルの回転速度は、予選はハードル1つにつき1.0秒で、決勝は0.8秒で行われる[注 17]。4人1組で予選を行い、各組で最も長く跳び続けた者で決勝を行い、決勝で最後まで跳び続けた者が優勝となる。なお、第12・13回では、最終種目として採用されている。
持久力系種目であるが、持久力以外にもハードルを跳び越える高さと跳ぶタイミングも重要であり、過去に平野泰新や西川俊介のように、跳ぶタイミングを見誤って開始早々に脱落することがあれば、平田雄也や佐野岳のように跳ぶタイミングが早まって、ハードルを上から踏みつける形で脱落した事例もある。
得点は、優勝:100ポイント、準優勝:90ポイント、3位:80ポイント、4位:70ポイント、決勝で150回以上飛べれば+5ポイント。予選敗退者は、100回以上飛べていれば30ポイント、50回以上の場合は25ポイント。第10・11回では、決勝は上記と同様のポイント配分がなされ、予選敗退者は、各組ごと長く跳び続けた順に、ポイントが配分される[注 18]。
大会によって、決勝進出者や予選敗退者へのポイント配分は異なる。
約15m先にある3トンの車を、手前のストッパーの位置まで引っ張る早さを競うスポダン屈指のパワー系タイムレース競技。競技は2人1組で行い、ゴールの合図はファイアボールが上がるようになっている。制限時間2分以内に、ストッパーの位置まで3トンの車を引けなかった場合は失格。番組屈指のパワー系種目で、登場した第4回では全出場者が挑戦し、およそ半数の選手が失格。『スポマン』時代の種目を含めて、1回の大会で最も失格者を出した種目となった。
重さ40kgのボックスを肩に乗せ、スタートと同時にボックス内に落ちてくるビーズの重さに耐え続ける競技。ビースが全て落ち切るとサドンデスに突入し、各組で1人になるまで競技が続く。ボックスがある一定の高さにまで下がると警告音が鳴り響き、支えきれずにボックスが下がると脱落。4人1組で予選を行い、決勝を含めて各組で最も長くボックスを支えた1人が勝者となる。
初登場の第5回は、仁王立ちの体勢で重さに耐え続けていたが、第6回以降は怪我防止の観点から、腰にベルトを巻いて膝を曲げた状態で、ボックスに取り付けられたグリップを握って耐える仕様に変更された。
得点は、優勝:100ポイント、準優勝:90ポイント、3位:80ポイント、4位:70ポイント。予選敗退者は、予選の中で耐えた時間が長い方から65、60、55…ポイントと、5ポイント差をつけられていく。第11回では、決勝は上記と同様のポイント配分がなされ、予選敗退者は、各組ごと長く耐え続けた順に、ポイントが配分される[注 19]。
マウンテンフラッグとザ・フェンスをリニューアルした競技。45度の坂を上った後に3つの壁[注 20]を越え、最後に高さ10mの金網を登って、頂上にあるボタンを最初に押した選手が勝利。金網で落下するとリタイア。予選は4人1組で争われる。
1対1のトーナメント形式で実施される競技。短いロープで繋げられた2人の選手が、スタートの合図と共に、お互い180度違う方向に走り、自分の走った先にあるボタンを押せば勝ちとなる。
雲梯をスケールアップし進化させた競技。ぶら下がった状態からスタートし、45cm間隔のバーをより多く掴んだ本数を競う。試技は4人1組で行い、全選手の試技終了時点で最も本数が多かった選手が優勝となる。
高さ2.62mの『SASUKE』でお馴染みのそり立つ壁・全長10.88mの金網・全長4.5mの綱登りの3つの関門を越えて、地上18mの頂上にある旗を最も速く取った者が勝ちとなる競技。なお、ザ・フェンスとジャイアントクリフとは異なり、金網で落下しても失格にならない。ただし、ロープを掴み損ねて落下した場合、その瞬間敗退となる[注 21]。予選は4人1組で争われ、各組旗を最も速く取った1人のみが決勝進出。
得点は、優勝:100ポイント、準優勝:90ポイント、決勝3位:80ポイント、決勝4位:70ポイント。予選敗退者は、各組ごと旗に近い選手から、ポイントが配分される[注 22]。
旗とは逆の向きにうつ伏せの体勢となり、スタートの合図で起き上がって25m先の旗を取る勝ち抜け方式。ライフセーバーが行うビーチフラッグスとほぼ同様の競技。
最終種目として行われる競技。離れた距離から落下ボタンを押し、10mの高さから落ちてくるボール[注 23]を、ボールが落下地点に完全に落ちるまでに、触れることが出来れば成功。落下地点に落ちるまでにボールに触れられなかった場合や、落下ボタンを押せなかった場合は失敗となる。ボタンから落下地点までの距離は、挑戦者の自己申告で決める[注 24]。試技は1人3回。成功すれば、距離に応じたポイントを獲得[注 25]。
このショットガンタッチでは、モンスターボックス同様、試技が成功したかどうかを表すランプが3種類あり、成功→「白」、失敗→「赤」、成功か失敗の篩(ふるい)に掛ける→「審(審議)」、このいずれかのランプが点灯する仕組みになっている。ちなみに、「審(審議)」のランプが点灯した場合、試技をした直後のリプレイの映像でビデオ判定を行い、成功→「白」、失敗→「赤」のどちらかのランプが点灯する。
(「審(審議)」のランプが点灯せず、試技をした直後のリプレイの映像でビデオ判定を行う場合がある。この場合も、「審(審議)」のランプが点灯した場合と同様に、試技をした直後のリプレイの映像でビデオ判定を行い、成功→「白」、失敗→「赤」のどちらかのランプが点灯する。)
第3回から、前身のスポマンとは異なる制度が適用され、ファイナリストのうち、暫定総合1位の選手から順番に試技を行うサドンデス方式で、1回失敗した時点で脱落となる[注 26]。ポイントは、最終的な記録で獲得となる[注 27]。
第4回以降は、1巡目の暫定総合1位の申告距離を基準とし、そこから10cm伸びるごとに、10ポイントが加算されるルールとなる。そのため、暫定総合2位以下の選手は、1位の選手が成功した距離に基づいて、自らの距離が決まるため、自己申告をすることが出来ない。また、1巡目で暫定総合1位の選手が基準となる申告距離をクリアしても、ポイントは加算されない。
第7回も本戦の最終種目として行われたが、別途本戦から独立した、プロスポーツ選手参加の競技会も実施された。
現行のルールでは、1回でも失敗すると即終了となるため、早々と決着がつくこともしばしばある。第5回では、暫定総合1位の佐野岳が、申告した距離をクリアした後に、関口メンディーと池谷直樹が、それぞれ決められた距離を失敗したことにより、1巡目で総合優勝者が決定する事例が起きた。これまでのサバイバルルールにおける最多試技数は第8回の8巡。
(カッコ内の肩書きは番組内で書かれたもの)
回数 | 放送日 | TBSテレビでの放送時間 | 優勝者 |
---|---|---|---|
第1回 | 2012年11月21日 | 19:00 - 21:24 | 佐野岳 |
第2回 | 2013年 4月11日 | 19:00 - 21:54[注 48] | 森渉 |
第3回 | 2013年12月29日 | 18:00 - 21:00 | 関口メンディー |
第4回 | 2014年12月23日 | 18:30 - 21:54 | |
第5回 | 2015年12月23日 | 19:56 - 22:54[注 48] | 佐野岳 |
第6回 | 2016年10月10日[注 49] | 19:00 - 22:54[注 48] | |
第7回 | 2017年 1月 1日 | 18:00 - 21:00 | 関口メンディー |
第8回 | 2017年 5月11日 | 19:00 - 21:54 | 野村祐希 |
第9回 | 2017年 9月28日 | 19:00 - 21:54 | |
第10回 | 2018年 1月 1日 | 18:00 - 21:00 | [注 50] |
第11回 | 2022年 3月22日 | 19:00 - 22:57[注 48] | 武知海青 |
第12回 | 2024年 5月 3日 | 18:30 - 21:57[注 51] | |
第13回 | 2024年10月14日[注 49] | 18:30 - 22:00 |
この節の加筆が望まれています。 |
第12回大会(2024年5月3日放送分)
第9回大会(2017年9月28日放送分)
過去スタッフ
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