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TBSテレビの報道・情報番組 ウィキペディアから
『THE TIME,』(ザ・タイム)は、TBS系列(JNN) で2021年(令和3年)10月1日から毎週月曜日から金曜日の5:20 - 8:00に放送されている報道・情報番組[3]。TBSテレビの制作によるTBS放送センター内Dスタジオからの生放送番組で、同局以外のJNN加盟27局が制作に協力している[4]。本項は、同日から前枠で放送されている関連番組『THE TIME'』(ザ・タイム ダッシュ)についても述べる。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
THE TIME, | |
---|---|
ジャンル | 朝の情報番組 |
構成 |
都築浩、佐藤雄介、本松エリ 布広太一、羽柴拓、北本かつら ほか |
演出 | 竹永典弘(総合演出) |
司会者 |
安住紳一郎(月曜日 - 木曜日) (TBSアナウンサー) |
出演者 |
杉山真也 宇賀神メグ(月曜日 - 水曜日・金曜日) 江藤愛(木曜日・金曜日)(いずれもTBSアナウンサー)ほか |
ナレーター |
児玉ユウスケ 北川原志於 |
オープニング |
服部隆之 「THE TIMEテーマ」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー |
岩花光 上ノ園亮(番組P) |
制作 |
協力 TBSスパークル JNN系列27局 |
製作 | TBSテレビ |
放送 | |
放送局 | JNN系列 |
映像形式 | リアルタイム字幕放送[注 1][1] 1080i 連動データ放送[1][2] |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
公式サイト | |
THE TIME, | |
エンディング | シマエナガちゃん一家「7時のうた〜きょうもいい日に〜」 |
放送期間 | 2021年10月1日 - |
放送時間 | 平日 5:20 - 8:00 |
放送枠 | TBSテレビ系列朝の情報番組枠 |
放送分 | 160分 |
THE TIME' | |
放送期間 | 2021年10月1日 - |
放送時間 | 平日 4:30 - 5:20[注 2] |
放送枠 | TBSテレビ系列早朝の情報番組枠 |
放送分 | 50分 |
番組年表 | |
前作 | あさチャン! はやドキ! |
特記事項: 『THE TIME'』:一部地域は5:00飛び乗り、もしくは全編非ネット。 |
2014年4月から7年半放送されてきた『あさチャン!』[5][6][7][8] の後継番組として、同番組の放送枠(6時 - 8時)および、関連番組であった『はやドキ!』の放送枠の後半(5時20分 - 6時)に編成されている。『ズームイン!!SUPER』が中継企画を徐々に縮小・廃止していったことにより、『あさチャン!』をはじめ、民放局が平日の早朝に編成する全国ネットの生放送番組で長らく実施していなかったネット各局からのリレー中継企画「ニッポンの朝がみえる!列島リアルタイム中継」などを織り交ぜる[注 3][9]。
番組のコンセプトおよびキャッチコピーは「ニッポンの朝がみえる」[10][11]。番組タイトルの最後に入れた「,」は「朝の価値のある時間が続いていく」「視聴者と共に『A, B, and C』」意味を込める[12]。番組名にはTBSグループが2020年の春から設定しているブランドプロミス(企業側が顧客に対して行う約束のこと)である「最高の”時”で、明日の世界をつくる。」の思いを込める[13]。
月曜日 - 木曜日の総合司会には、安住紳一郎(TBSテレビアナウンサー)[14][注 4]、金曜司会に香川照之(俳優・歌舞伎俳優)を起用。安住による平日帯番組の司会は、平日午後枠のワイドショーとして放送された『ジャスト』が2005年(平成17年)3月に終了して以来16年ぶりである[14]。情報番組の総合司会をレギュラーで経験していない香川[11] を金曜司会へ起用したのは、『ぴったんこカン・カン』への頻繁なゲスト出演や2020年11月からTBS系列全体で随時展開しているSDGs啓発キャンペーン「地球を笑顔にするweek」大使への起用[15] などで同局との縁が深いことに加えて、安住がいずれも2021年9月で終了した『ぴったんこカン・カン』[注 5]と『東京VICTORY』以外のレギュラー番組(土曜日に収録する『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』および週末の生放送番組『新・情報7days ニュースキャスター』『安住紳一郎の日曜天国』)を続投することにもよる[4][18]。
安住と香川を支える進行には、杉山真也、江藤愛、宇賀神メグ(いずれもTBSテレビアナウンサー)を起用[19]。杉山は『THE TIME'』平日の司会を兼務。江藤は木曜日・金曜日のみ『THE TIME,』で進行を担当する一方、月曜日 - 水曜日に限って『ひるおび!』への出演も続けている[20][21]。
『THE TIME'』を含めて主に首都圏の独自取材を担当する「THE TIME, ニュース班」を組織。『あさチャン!』の月曜日・火曜日と『はやドキ!』の木曜日でサブキャスターを務めていた篠原梨菜(TBSテレビアナウンサー)[22]が、「ニュース班」のメンバーとして関東地方からの生中継リポートを平日で担当している。有識者・専門家・(TBSテレビ報道局の関係者を含む)ジャーナリスト・プロスポーツの選手経験者などによる「コメンテーター」を不定期でのVTR出演にとどめる[注 6][注 7]一方で、ウェザーマップの協力を受けながら、プロデューサー・現役大学生・気象キャスター経験者など総勢17人の気象予報士が番組に関与[23]。
『あさチャン!』までは泉放送制作など複数の制作会社が制作協力に加わっていたが、当番組はTBSスパークル(旧称・TBSビジョン=TBS-V、TBS映画社。安住が司会を担当している『新・情報7days ニュースキャスター』も携わる)がおもに制作協力する。
TBSテレビが当番組の編成に踏み切った背景には、放送対象地域の関東地区における『あさチャン!』の視聴率(以下は特記のない限りビデオリサーチ調べの関東地区・世帯・リアルタイム視聴率)が、テレビ東京を含めた民放5局中4位でほぼ推移していたことも一因に挙げられている(当該項で詳述)。
初回の7時台では、関東地区で6.5パーセント(%)の世帯視聴率を記録。『あさチャン!』初回の5.0%(当該項で詳述)および最終回の6.1%を上回った。個人視聴率は3.4%[24][25] だったが、個人・世帯とも同時間帯での民放4位にとどまった[26]。安住が総合司会を初めて単独で務めた2021年10月4日(月曜日)放送分の7時台の世帯視聴率は4.8%(個人視聴率2.7%)で、『あさチャン!』終了直前の水準を若干上回る程度であった[27]。「民放4位」の状況は5日(火曜日)以降の放送でも(民放テレビ局が4 - 5局存在するネット局の放送対象地域を含めて)変わっておらず[28]、関東地区では、同じ時間帯に放送されている『めざましテレビ』『ZIP!』(日本テレビ)『グッド!モーニング』(テレビ朝日)に比べて若年層(特に20歳 - 34歳の女性)の視聴率がとりわけ低い傾向が見られる[29]。
これに対して、当番組では2021年10月25日(月曜日)放送分からリニューアルを敢行。番組中2回設けているオープニングパートのうち、2回目のパートの開始時間を5時50分から6時に変更したほか、「列島リアルタイム中継」などのコーナーの放送順を入れ替えた。安住は同日6時から放送された2回目のオープニングパートで、視聴者に向けて「『朝のテレビ番組は時計がわり(に見られている)』とよく言われますので、(テレビ)業界では(午前中の生放送番組で)『いつものコーナーをいつもの時間に(流す)』という鉄則が成り立っているのですが、(当番組では)開始から1か月を経たずして大幅に構成を変更致します」と説明している[30]。関東地区はリニューアルの前週(10月21日=木曜日放送分)から7時台の世帯視聴率が5%台で定着し、リニューアルの初日は5.8%まで上昇[31]。10月27日(水曜日)放送分で6.0%(個人視聴率3.2%)[32] にまで達していたが、11月以降は『あさチャン!』時代と同じ水準(世帯視聴率4%台)で推移し[33]、開始の半年後(2022年4月第2週)には個人平均視聴率が2%台の前半と、『あさチャン!』と同程度の水準に戻った[34]。
当番組と『THE TIME'』の開始を決めた当時のTBSテレビ代表取締役社長・佐々木卓は、2021年10月27日の定例社長会見で、当番組を「好調なスタートで大変良い感触を持っている」、(金曜日以外の)列島リアルタイム中継を「安住と各局のアナウンサーの掛け合いがあることに加えて、(中継先から)お国言葉(現地の方言)も聞けるので大変面白い」と評価し、「まだ『さまざまなことを試している』という感じなので、(企画やフォーマットが定着するまでには)時間がかかると思う。それだけに、(企画やフォーマットを)絶えず変化させながら、最も良い形態を見付けて欲しい」と述べた[35]。
TBSテレビが2022年9月1日に開催した10月改編の説明会では、「金曜司会」の交代に関する発表と質疑応答に大半の時間を割いた一方で、同年7月1日から編成部長を務める渡辺真二郎が当番組の評価に言及。視聴率の低迷が続いていることを認めつつも、放送の時間帯における占拠率で他局の番組より健闘していることを挙げながら、「番組の認知と視聴習慣が少しずつ付いてきた」との認識を示した。当面は「金曜司会」の交代だけにとどめる一方で、視聴率を向上させるための番組リニューアルを水面下で検討していることを明かした[36]。13から49歳に限った「コア視聴率」では2021年10月12日から15日までは1.5%[37]、2022年2月時点で1%台後半[38] と徐々に上昇し、直後の10月改編で大規模なリニューアルは実施しなかった。アナウンサーやピアニストの担当曜日入れ替えや曜日レギュラー増員、MISIAによる新テーマ曲「おはようユニバース」の採用程度にとどめた。その後は2022年11月14日週における「コア視聴率」では2%弱まで上昇して『グッド!モーニング』を上回り民放3位に浮上している[39]。2023年4月26日の定例社長会見においては龍宝正峰取締役(当時)が、同年4月の第3週までの個人視聴率についても前年同月比で0.4ポイント上昇している旨を明らかにした[40]。
2015年(平成27年)4月から6年半放送された『はやドキ!』の後継番組として、制作局のTBSテレビ・フルネットを実施する系列局(4局)では同番組が放送されていた時間帯(4時30分 - 5時20分)に編成されている。タイトル表記の「'」には、『THE TIME,』のタイトルに入っている「,」と同じ意味(詳細前述)に加えて、「テレビ番組表やEPGでタイトルを見ただけで番組の放送順が分かるようにしたい」編成上の意向が反映されている[12]。放送開始時点での通常ネット局は9局だが、フルネットを実施しない5局では5時台のみ放送する。
杉山は、当番組で平日帯番組の司会を初めて担当する[41][42] とともに、『THE TIME,』にも進行として出演している[19][43]。放送開始時点でTBSテレビ入社1・2年目のアナウンサー総勢5名から、曜日ごとに2名が当番組の進行を分担する[41]。
『THE TIME,』と共通の関東広域圏からの中継リポーターとして、篠原が平日、喜入友浩(TBSアナウンサー)[22] が原則として月曜日・火曜日の生中継リポートを担当している。篠原・喜入が中継の担当と並行しながら気象予報士資格の取得を目指す一方で、喜入が出演しない水曜日 - 金曜日は『あさチャン!』でロケ取材に専念していた岩永優樹(TBSテレビディレクター)が中継リポーターの一員としてリポートを担当している。
番組のスタート時に、視聴者が朝に聴きたい楽曲のリクエストを公式サイトで募集した。YouTuberとしても活動するピアニストのけいちゃんとまなまるが『THE TIME,』と合わせて日替わりで登場するとともに、寄せられたリクエスト曲の一部を放送中にピアノで演奏している。制作発表時点でのTBSテレビ編成局長瀬戸口克陽は、30代・40代の女性とその子どもが一緒に視聴することをおもに想定しつつ、『THE TIME,』との連携や(ハプニングの要素を含めた)「ライブ感」を意識しながら番組を制作する、と述べた[12]。
『はやドキ!』最末期は5時台後半が全国ネットだった経緯上、『THE TIME,』の5時台は本番組の延長線上の扱いになっている。
開始当初は番組に所属する総勢17人の気象予報士のうち少なくとも3人をスタジオセット内に設けたガラス張りの情報ブース「TIME LABO」内に常駐させたり(一部時間帯では「TIME LABO」内から気象情報も放送していた)、当日発売の雑誌・スポーツ新聞を並べたコンビニエンスストア風の円形スペース「TIMEスタンド」を設けたり、「列島リアルタイム中継」を含めて世界50ヶ所以上の地点からの中継映像を毎日流したりするなど、他の情報番組とは一線を画す試みも為されていた[44](その後「TIME LABO」はコロナ対策や内容変更により無人となり、2023年10月のリニューアル時に撤去された)。TBSテレビと一部のネット局では、安住・香川と列島中継担当のキャスターをリモート中継でつなぐ事前番組『THE TIME, #0』(ザ・タイム, シャープゼロ)[45] を9月18日(土曜日)[注 8]と26日(日曜日)[注 9]に編成した[3]。
当番組のスタートに際しては、かねてから多数のレギュラー番組を抱えている安住と江藤を、出演曜日の調整を経て総合司会と進行キャスターに起用。安住のレギュラー番組(『ぴったんこカン・カン』の最後期など)で長らくプロデューサーを担当してきた谷沢美和(TBSテレビ)[9] や、裏番組の1つである『めざましテレビ』(フジテレビ系列)から引き抜いたベテランのスタッフなどが制作に従事している[46]。TBSテレビ系列朝の情報番組枠内の番組では、TBSの制作で1999年3月29日から3年間にわたって平日に放送された『エクスプレス』[注 10]の2年目から途絶えていたJNN加盟27局からの生中継企画を約20年ぶりにレギュラーコーナーとして復活させた。
金曜日以外に配置する「曜日レギュラー」には、坂道グループのメンバーから梅澤美波(乃木坂46)と松田里奈(櫻坂46)の2人[48] を起用した。当初は2名以外にも若手のタレントを2組起用していたが開始1年以内に降板し、放送開始から1年が経った2022年10月に松田好花(日向坂46)を新たに起用。以降、固定の曜日レギュラーは2023年7月に月曜日にマンスリーレギュラーの導入を除き全て坂道グループのメンバーとなっている。
2021年10月1日(金曜日)に放送された初回では、「金曜司会」の香川に加えて安住と進行キャスター全員が一堂に会したほか、当時の月曜レギュラーの梅澤美波(乃木坂46)が特別出演[44]。番組スタートの際に香川の主導で、番組オリジナルのレトルトカレーを開発する企画「『TIME,カレー』開発プロジェクト」を立ち上げている[49]。「列島リアルタイム中継」については、開始当初に参加していなかったTBSテレビが2021年11月から「ニュース班」と並行しながら関東広域圏の中継を担うことに伴って、JNN加盟全28局の共同企画に発展している。
香川は俳優やタレントとして多忙ながら、金曜日の早朝に当番組の総合司会(放送上の肩書は「金曜司会」)を1年近く務め、番組発のプロジェクトにも相次いで参加した。TBSテレビの番組では2022年の夏から俳優として『アトムの童』(2022年10 - 12月に「日曜劇場」枠で放送された連続ドラマ)の撮影にも臨んでいた[50] が、「当番組の開始前(2019年7月)に東京・銀座のクラブで(当時勤務していた)ホステスに対してセクシャルハラスメントや加害行為へ及んでいた」とされる疑惑が、2022年8月に『週刊新潮』の報道で浮上(当該項で詳述)。報じられた内容を香川の所属事務所であるロータス・ルーツも「事実」として認めたことから、香川は同月26日放送分の冒頭で、当時の行動についてテレビカメラの前で謝罪した。当日は謝罪後も全編にわたって出演していた[51] が、TBSテレビでは放送後にロータス・ルーツと協議して香川を同日放送分で降板させることを決定し、金曜日の進行として香川を支えていた江藤を後任に充てることも決定した。TBS→TBSテレビが全国ネット向けに制作する平日早朝の生放送番組の総合司会を単独で任された女性は、『あさチャン!』で一貫して金曜日のMCを務めていた夏目三久(出演当時フリーアナウンサー)以来2人目だが、TBSテレビの現職女性アナウンサーからの起用は江藤が初めてである[注 11]。
TBSテレビでは9月1日(木曜日)に、2022年10月改編の説明会を当初の予定に沿って開催。9月2日から「金曜司会」を交代させることを、編成局編成部長の渡邉真二郎が正式に発表した。さらに、開催に先んじて、香川の降板を決めた理由を説明した文書をリリース。当番組について「さまざまなニュースをお伝えする情報番組として、視聴者の皆様に不信感や疑念を持たれることがあってはならない」との見解を示したうえで、ロータス・ルーツとの協議を経て降板の判断に至ったことを明かした[52]。当番組の公式サイトでは、以上の決定と発表を受けて、安住と香川の顔写真を挟んだデザインのタイトルロゴをタイトルだけのロゴに差し替えている。加えて、赤坂サカスに掲示された番組広告や公式SNSの同じ画像もシマエナガちゃん一家のイラスト入りのものへ差し替えられた(いずれも2023年新春からは新しいデザインのポスター[注 12]に再度変更されている)。「金曜司会」からの降板が決まるまで香川の出演を発表していなかった『アトムの童』についても、この決定を受けてロータス・ルーツと再び協議した結果、TBSテレビが香川を降板させたうえで代役を探すことが同月上旬に決定した[50][注 13]。
9月2日(金曜日)の放送には、レギュラーアナウンサーの江藤・杉山・宇賀神に加えて、安住も急遽出演。安住は、番組冒頭で香川が同日から当番組への出演を取り止めると明言したうえで、翌週の9月9日から「金曜司会」を江藤・杉山・宇賀神の3人体勢で金曜日の生放送を進めることを視聴者に説明した[54]。その一方、前日(同月1日)午後に収録された香川の謝罪VTRを6:00過ぎから4分間放送[55]。このVTRは、7時台の「バズったワード デイリーランキング」で「香川照之」をトレンドワードの1位に挙げた際にも改めて放送された[56]。2日の放送では安住が香川の代役を務めたため、放送上は同月9日から江藤が「金曜司会」に相当する役割を、杉山は金曜日に「サブ司会」に相当する役割を担うようになった[57]。そのため「金曜司会」はこれ以降空席となっている。
2022年10月3日放送分より、番組開始当初から使われていたテーマ曲ゴダイゴの「銀河鉄道999〜シン・ミックス〜」からMISIAの「おはようユニバース」に一新された[58]。新たに「TIME'」の進行としてTBS新人アナウンサーの吉村恵里子と古田敬郷、TBSスパークルの千葉真由佳が加入した。
2023年9月29日放送分を以て千葉真由佳が降板したが、それ以外の出演者の入れ替えは無かった(マンスリーレギュラーの交代を除く)。
2023年10月2日放送分から、放送開始から3年目に突入してリニューアルを行う。出演者以外の面では、スタジオセットがリニューアルし、従来の白を基調としてロゴに使われている各色を配したセットから、青を基調としたスタジオセットとなった。ともに放送開始当初から設置した「TIME LABO」と「TIMEスタンド」は「TIME LABO」は撤去、従来2枚横並び大型モニターは、1枚はそのまま、他方は「TIME LABO」の場所へ移設され、「TIMEスタンド」は内部の設備が撤去され、単なるオブジェとして残存した。総合司会の安住が放送中に使用したコーヒーメーカーも残存した。テロップデザインも一部変わり、一部テロップは既存のまま青色のデザインとなり、項目テロップはジャンルごとにTBS独自の「TBSブランドピクトグラム」を入れたものとなった。これらに使う青色はTBSグループのブランドカラーである「TBSブルー」を使用している。[59]
若干のタイムテーブル・コーナーの変更などが行われ、6時台は「中高生ニュース」を除いて全てストレートニュースが占めるようになった。毎正時と30分に天気を配置して朝番組の視聴実態に配慮した。芸能ニュースの呼称を「エンタメ」から「カルチャー」に改めた。2024年4月から「芸能エンタメ」に再改題。スタジオのカメラ割りも細かく指定されるようになり、番組としてはこのリニューアルを、"負の印象"に繋がる「リニューアル」の表現をしないように出演者にも徹底させ、「ブラッシュアップ」と呼んでいる[60]。
2024年1月4日放送分よりテーマ曲が「おはようユニバース」から服部隆之作曲のオリジナルテーマへと変更された。
職業・ユニット・所属先の記載が特にない人物はTBSアナウンサー。
☆:『あさチャン!』から続投
★:『はやドキ!』から続投
△:不定期出演
▽:第4木曜日&月〜木曜日=司会(代行)
▲:金曜司会&進行
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 |
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総合司会 | 金曜司会 | |||
安住紳一郎[注 14][注 15] | 江藤愛 | |||
進行 | ||||
杉山真也▽▲[注 16][注 17] | ||||
宇賀神メグ☆▲ | 江藤愛▲ | |||
佐々木舞音[41] | 宇賀神メグ☆▲ | |||
吉村恵里子[63] | ||||
南後杏子[64] | 小沢光葵[41][65] | |||
中継リポーター「ニュース班」 | ||||
篠原梨菜☆★ | 古田敬郷[63] | |||
TIMEマーケティング部員(コーナーリポーター) | ||||
原千晶(フリーアナウンサー / セント・フォース所属)△[66][注 18] | ||||
重松文(俳優・モデル)△[66] | ||||
曜日レギュラー | ||||
(#マンスリーレギュラーを参照) | 松田好花(日向坂46)[67] | 一ノ瀬美空(乃木坂46)[68][注 19][注 20] | 松田里奈(櫻坂46)[70][71][注 21][注 22][注 23] | 不在 |
ピアノ演奏 | ||||
高木里代子(AMG)[72] | けいちゃん(BCS)[73][74][注 24] | まなまる(フリーランス) | 高木里代子(AMG)[注 25] | まなまる(フリーランス)[注 26] |
気象予報士[注 27][23] | ||||
増田雅昭(ウェザーマップ) |
2023年7月以降は、月曜日レギュラーが『THE TIME,』初となるマンスリーレギュラーとして出演する。
出演期間 | 出演者 |
---|---|
2023年7月 | 松本若菜(俳優)[124] |
2023年8月 | 森泉(モデル)[125] |
2023年9月 | 鈴木浩介(俳優)[126] |
2023年10月 | 迫田孝也(俳優)[127] |
2023年11月 | 八嶋智人(俳優)[128] |
2023年12月 | 酒井美紀(俳優)[129] |
2024年1月 | 大久保佳代子(芸人)[130] |
2024年2月 | 森口博子(歌手)[131] |
2024年3月 | 浜口京子(選手)[132] |
2024年4月 | 島崎和歌子(タレント)[133] |
2024年5月 | 岩下尚史(作家)[134] |
2024年6月 | 高橋克実(俳優)[135] |
2024年7月 | ヒコロヒー(芸人)[136] |
2024年8月 | 寺川綾(元水泳選手)[137] |
2024年9月 | 川田裕美(フリーアナウンサー)[138] |
2024年10月 | 菊池桃子(俳優・歌手)[139] |
2024年11月 | はいだしょうこ(歌手)[140] |
2024年12月 | 杉山愛(選手)[141] |
2025年1月 | 松丸友紀(フリーアナウンサー)[142] |
期間 | 総合司会 | 金曜司会 | 進行 | 曜日レギュラー | ||||||||
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男性 | 女性 | |||||||||||
月 - 木 | 月 - 水 | 木 | 金 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||||
2021.10.1 | 2022.7.1 | 安住紳一郎 | 香川照之 | 杉山真也 | 宇賀神メグ | 江藤愛 | 江藤愛 宇賀神メグ |
梅澤美波(乃木坂46) | 新原泰佑 | 鈴木みな・まりあ | 松田里奈(櫻坂46) | (不在) |
2022.7.4 | 2022.8.26 | (不在) | ||||||||||
2022.8.29[注 68] | 2022.9.30 | (不在) | ||||||||||
2022.10.3 | 2023.3.31 | 松田好花(日向坂46) | 松田里奈(櫻坂46) | |||||||||
2023.4.3 | 2023.5.5 | 一ノ瀬美空(乃木坂46) | ||||||||||
2023.5.8 | 2023.6.30 | 杉谷拳士(不定期) | ||||||||||
2023.7.3 | 現在 | マンスリーレギュラー | 一ノ瀬美空(乃木坂46) | 松田里奈(櫻坂46) |
期間 | 気象予報士 | お天気キャスター | 中継リポーター「ニュース班」 | ピアノ演奏 | |||||||||||||||
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女性 | 男性 | ||||||||||||||||||
男性 | 女性 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |||
2021.10.1 | 2021.12.28 | (不在) | 千種ゆり子 山下佳織 |
嶺百花 | 篠原梨菜 | 喜入友浩 | 岩永優樹 | けいちゃん | まなまる | けいちゃん | まなまる | ||||||||
2022.1.4 | 2022.2.11 | 高木里代子 | けいちゃん | まなまる | けいちゃん | ||||||||||||||
2022.2.14 | 2022.4.1 | (不在) | |||||||||||||||||
2022.4.4 | 2022.9.23 | 増田雅昭 | 山下佳織 | ||||||||||||||||
2022.9.26 | 2022.9.30 | (不在) | |||||||||||||||||
2022.10.3 | 2022.12.28 | まなまる | 高木里代子 | まなまる | |||||||||||||||
2023.1.4 | 2023.3.31 | (不在) | |||||||||||||||||
2023.4.3 | 2024.3.29 | (不在) | |||||||||||||||||
2024.4.1 | 現在 | 篠原梨菜 | (不在) | 古田敬郷 |
歴代の中継キャスターには、アノンシスト賞(JNN・JRNの少なくとも一方に加盟する39局から優秀なアナウンサーを毎年表彰する制度)での受賞経験者も含まれている(当該項で詳述)。当番組が始まった2021年度の第47回「テレビ・フリートーク部門」では、MBCの岩崎が「列島リアルタイム中継」での中継リポート(2021年10月13日放送分)によって最優秀賞を受賞した[165]。
TBSテレビ系列で1991年10月から毎年春・秋の番組改編期(春は3月末 - 4月上旬/秋は9月末 - 10月上旬)に1回ずつ放送されている『オールスター感謝祭』(TBS→TBSテレビの制作で土曜日の夜間 - 深夜帯に編成されている生放送のクイズ・バラエティ番組)には、放送開始から30周年(満60回)を迎えた2021年10月9日放送分(「2021年秋」)から『THE TIME,』が参加している。以下では、『感謝祭』放送時点での『THE TIME,』レギュラー陣による(クイズのスタジオ解答者や進行アシスタント以外での)出演例を示す。
ちなみに、『オールスター感謝祭』の生放送には『(新・)情報7days ニュースキャスター』のレギュラー放送枠(22:00 - 23:24)も充てられるため、『感謝祭』の放送週には『ニュースキャスター』の放送を休止する。『THE TIME,』も『ニュースキャスター』も進行する安住は、『THE TIME,』の開始前から、基本として『感謝祭』の生放送パートに出演していない[注 76]。
スタジオへのレギュラー出演者が休演した場合の対応
期間 | 司会 | 進行 | |||||||||||
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女性 | 男性 | ||||||||||||
月 - 木 | 金 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
2021.10.1 | 2022.9.23 | 杉山真也 | 佐々木舞音 | 野村彩也子 | 齋藤慎太郎 | 高柳光希 | 小沢光葵 | ||||||
2022.9.26 | 2022.9.30 | 小沢光葵 高柳光希 | |||||||||||
2022.10.3 | 2023.3.31 | 千葉真由佳 野村彩也子 吉村恵里子 |
千葉真由佳 佐々木舞音 吉村恵里子 |
千葉真由佳 宇賀神メグ |
(不在) | 古田敬郷 | |||||||
2023.4.3 | 2023.9.1 | 千葉真由佳 佐々木舞音 吉村恵里子 |
千葉真由佳 佐々木舞音 |
(不在) | 古田敬郷 | ||||||||
2023.9.4 | 2023.9.29 | 千葉真由佳 佐々木舞音 吉村恵里子 南後杏子 |
千葉真由佳 佐々木舞音 吉村恵里子 |
千葉真由佳 佐々木舞音 御手洗菜々 | |||||||||
2023.10.2 | 2024.3.29 | 佐々木舞音 吉村恵里子 南後杏子 |
佐々木舞音 吉村恵里子 御手洗菜々 |
宇賀神メグ 吉村恵里子 御手洗菜々 |
(不在) | 古田敬郷 | |||||||
2024.4.1 | 現在 | 杉山真也 | 宇賀神メグ | 佐々木舞音 吉村恵里子 |
吉村恵里子 | (不在) | 小沢光葵 |
備考
「 」内は放送上のタイトル。データ放送では、生年月日とニックネームをあらかじめ登録した視聴者に向けて、ゲッターズ飯田の五星三心占いによる「今日の運勢」を『THE TIME,』放送中の7:00ちょうどに配信している。
スタジオからの生放送と生中継を中心に構成している関係で、コーナーの放送時間が当初の予定より前後することがあるため、記載時刻はあくまでも目安である。
公式に発表されていない事前情報や、WP:TVWATCHに基づく個人的な雑感の記載はおやめください。編集の際は文章を添削してから保存してください。記事の体をなしていない文章は削除します。推敲にはサンドボックスをご利用ください。 |
以下は2024年7月1日時点での状況。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット状況 (JST) | 備考・脚注 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
第1部 4:30 - 5:00 | 第2部 5:00 - 5:20 | |||||
月曜 | 火 - 金曜 | |||||
関東広域圏 | TBSテレビ(TBS) | TBS系列 | ○ | ○ | 【制作局】 | |
中京広域圏 | CBCテレビ(CBC) | [注 143][注 144][注 145] | ||||
福岡県 | RKB毎日放送(RKB) | [注 146][注 147] | ||||
静岡県 | 静岡放送(SBS) | × | ||||
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | [注 148] | ||||
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) | [注 149][注 150] | ||||
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | |||||
岡山県・香川県 | RSK山陽放送(RSK) | |||||
山口県 | テレビ山口(tys) | ○ | × | [注 151] | ||
愛媛県 | あいテレビ(itv) | ○ | ||||
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | [注 152] |
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット状況 (JST) | 備考・脚注 | |
---|---|---|---|---|---|
第1部 5:20 - 5:50 | 第2部 5:50 - 8:00 | ||||
関東広域圏 | TBSテレビ(TBS) | TBS系列 | ○ | ○ | 【制作局】 |
北海道 | 北海道放送(HBC) | ||||
青森県 | 青森テレビ(ATV) | ||||
岩手県 | IBC岩手放送(IBC) | ||||
山形県 | テレビユー山形(TUY) | ||||
福島県 | テレビユー福島(TUF) | ||||
山梨県 | テレビ山梨(UTY) | ||||
新潟県 | 新潟放送(BSN) | ||||
長野県 | 信越放送(SBC) | ||||
静岡県 | 静岡放送(SBS) | ||||
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | ||||
石川県 | 北陸放送(MRO) | ||||
中京広域圏 | CBCテレビ(CBC) | [注 153] | |||
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) | [注 154][注 155][注 156] | |||
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | ||||
岡山県・香川県 | RSK山陽放送(RSK) | ||||
広島県 | 中国放送(RCC) | [注 157][注 158] | |||
山口県 | テレビ山口(tys) | ||||
愛媛県 | あいテレビ(itv) | ||||
高知県 | テレビ高知(KUTV) | ||||
福岡県 | RKB毎日放送(RKB) | [注 159] | |||
長崎県 | 長崎放送(NBC) | [注 160] | |||
熊本県 | 熊本放送(RKK) | ||||
大分県 | 大分放送(OBS) | ||||
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | ||||
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | ||||
沖縄県 | 琉球放送(RBC) | ||||
宮城県 | 東北放送(tbc) | ▲ | [注 161] |
この節には内容がありません。 (2022年9月) |
6:30[注 162]、6:50頃、7:55頃の3枠(それぞれ約2分)の時間帯でローカル枠が設定され、地域ごとに内容の差し替えが行われている。共通項として、それぞれCM明けから青背景に現れる番組ロゴのアイキャッチ画面が流される直前までがローカル枠となっている。 ローカル枠の内容は以下の通り。
前述以外の特番などによる放送の休止・内容・時間変更は以下の通り。重大ニュース・全国ネット特番(前述の『マスターズ』を除く)・放送時間変更の事例のみを記載する。
基本的に画面下に流れているが、最近は流れていないため、いつ復活するかは未定。
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