同社の「ペルソナシリーズ 」のナンバリング第5作目。略称は「P5 」。
主人公たちは怪盗 であり、従来の「ジュブナイル」と「ピカレスク・ロマン 」を合成した『ピカレスク・ジュブナイル』を扱った作品である。
PlayStation 2 用として制作された前作『ペルソナ4 』では、キャラクターモデルは4頭身にディフォルメされたものだったが、本作ではハード性能の向上により、副島成記のイラストに近いリアル頭身のモデリングキャラクターを操作できるようになった。
制作発表された当初は2014年冬の発売を予定していたが、2015年第4四半期に延期となり、ハードもPlayStation 3とアトラスでは初となるPlayStation 4の2機種に対応することが発表された。その後、2015年の東京ゲームショウ にて、親会社であるセガゲームス ブース内で行われたニコニコ生放送 の中で再度の発売延期がアナウンスされ、2016年9月15日の発売となった。
『日本ゲーム大賞 2015』フューチャー部門を受賞。2016年9月30日で日本国内出荷本数は55万本を突破し、新たなコスチュームも配信された[4] 。
2019年10月31日にPlayStation 4用ソフトとして要素を追加した完全版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル 』(ペルソナファイブ ザ・ロイヤル、PERSONA5 THE ROYAL)が発売された。略称は「P5R 」。
また、2020年2月20日にNintendo Switch・PlayStation 4用ソフトとして、本作の半年後 の後日談 を描く『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ 』が発売された。略称は「P5S 」。
2022年6月13日に開催された「Xbox & Bethesda Games Showcase 2022」にて「P5Rリマスター版 」をXbox One ・Xbox Series X/S ・Windows 用ソフトとして2022年10月21日に発売すると発表、その後にPlayStation 5 ・Steam ・Nintendo Switch 版も同日発売であることがアナウンスされた。[5] 。
さらに、2023年11月17日にXbox One・Xbox Series X/S・Windows・PlayStation 4・PlayStation 5・Steam・Nintendo Switch用ソフトとして、本作の『P5S』の半年前 の前日談 を描く『ペルソナ5 タクティカ 』が発売となった。略称「P5T 」。
基本的には『ペルソナ3 』、『ペルソナ4』のシステムを踏襲しているが、本作で初めて登場するシステムもある。本項目では今作からの変更点を中心に紹介する。
日常
プレイヤーは高校生として学校に通うことになり、現実の日常と同様の生活をすることになる。
移動
フィールド間は電車で移動する設定上、それを反映したシステムとなっている。路線図から地名を選択し、可能であれば目的地までショートカットすることができる。定期券の利用区間外の駅へ行き来する場合はそれぞれ運賃が必要になる。
SNS
基本的にメインシナリオやコープイベント以外の会話及びコープの誘いはSNSの文字会話で表現される。日常パートの自由行動中であればいつでも内容を確認でき、コープの誘いに乗れるタイミングであれば目的地までのショートカットも可能である。
主人公のパラメーター
「知識」「度胸」「器用さ」「優しさ」「魅力」の5つ。後述のコープ開放などイベントの進行に一定以上のパラメーターが要求される場面もある。後述の読書、施設の利用やアルバイト、イベント等を通じて高めることができる。
天気
前作同様、日付によって固定。晴れ、雨、曇りの他にゲリラ豪雨や花粉注意報などの特殊な天候が増えている。パラメーターの上がり方やメメントスでのシャドウの状態に変化が現れる。
コープ活動
cooperation(協力者)の略称。前作までのコミュニティに相当する。特殊な技能・権限を持つ人々と協力関係を結び、友好度(コープランク)を上げることで、ペルソナ合体時にボーナスを得ることができるほか、日常活動や探索、戦闘に便利な「コープアビリティ」を取得できるようになる。前作までの「コミュニティ」は単純に身近と仲のいい相手と友情や交流を深める形だったのに対し、こちらは相手に協力する代わりに見返りをもらうという取引の形となっている。
潜入道具の作成
潜入道具とは、鍵のかかった宝箱を開けるためのキーピックや敵を欺くための煙幕など、異世界で活用できる消費アイテムのことである。自室の作業テーブルで潜入道具の作成が行える。作成に必要な素材はシャドウ討伐時のドロップや店などで入手する。
読書
前作同様、読書をすることで主人公のパラメーターを上昇させることが出来る。本によってはコープ活動やミニゲームが出来る移動先を増やしたり、特定の施設でボーナスを得る事ができる。自由行動時にできるほか、学校での自習時間中や通学中にもできる。
洗濯
ダンジョンで拾った「すすけた防具」は四軒茶屋にあるコインランドリーの洗濯機で洗うことで別の防具へ変化させることができる。手に入る防具は選択した防具に対応した二つの防具のうちどちらかが手に入る。防具は「〇〇〇」と「古い〇〇〇」の二種類があり「〇〇〇」の方が性能が高い。
ルブランのコーヒーとカレー
喫茶店の設備を使い主人公が入れたコーヒーは消費アイテムとなり、SPを回復する効果がある。ゲームを進めると全体のSPが回復するカレーも作成できるようになる。作成には夜の時間を使用する。
家事代行サービス
ある人物に「潜入道具の作成」「洗濯」「コーヒー・カレー作成」の代行を依頼できるようになる。夜の時間を消費せずに他のことができるが、利用料に5000円かかるが、コープを進めると無料になる。
野菜栽培
今作でも野菜の栽培や入手を行う事ができ、使用する事でSPを回復する効果がある。野菜の栽培には特定の日数がかかる。
クロスワード
特定の日にルブランのテーブルを調べると、夜の時間を消費してクロスワードパズルに挑戦できる。クリアすると知識が上昇する。似たようなものとして、テレビ番組でクイズがやっている場合、それに正解することで同じく知識が上昇するが、こちらの場合は時間が経過しない。
スキルカードの複製
今作でもスキルカードの複製が可能。担当は怪盗団メンバーでもある祐介。街の中にいる祐介に複製したいスキルカードとブランクカードを渡すことで依頼する。複製に必要な日数はゲーム内1日と短縮されているが祐介が街の中にいる間にしか依頼、受取ができない。今作でもコープランクを一定以上満たしていない場合、上位スキルの複製に制限がかかる。
アルバイト
渋谷駅地下にある求人雑誌スタンドよりアルバイト を申し込むことができる。条件を満たし採用されれば、お金を稼ぐとともに主人公のパラメータアップが見込める。
釣り
本を読むことで知ることの出来る釣り堀 では、釣りのミニゲームを楽しむことが出来る。
バッティングセンター
四軒茶屋にはバッティングセンターがあり、ミニゲームを遊ぶことが出来る。能力がアップしたり、パーフェクト達成でアイテムがもらえる。
懺悔室
神田の教会にある懺悔室で、仲間がレベルアップの際に忘れたスキルを思い出させることが可能。時間を消費することで、現在のスキルと忘れたスキルを好きなだけ交換できる。
通信販売
日曜日に放送されるテレビショッピングを見ると、その日だけ購入可能な商品が紹介される。また、中古パソコンを修理するイベントをこなすとネット通販サイト「闇ネットたなか」が利用できるようになる。
難易度
ゲーム開始時に「SAFETY」「EASY」「NORMAL」「HARD」の4段階から選択でき、ゲーム中でもコンフィグ画面から自由に変更可能(最初に「SAFETY」を選んだ場合を除く)。更に、無料DLCの導入によって、最難度の「CHALLENGE」が追加される。難易度によって戦闘でのダメージ量や獲得経験値・金額の割合が変化するほか、「SAFETY」のみ戦闘で全滅した際にその場で復活可能、また「CHALLENGE」では全滅時のリトライ不可、敵味方ともにクリティカル・ウィーク・テクニカル時のダメージが3倍、ペルソナ強化(絞首刑)での獲得経験値が1/3になるといった特殊な仕様も存在する。
マイパレス
『P5R』にて登場。ゲーム中のイベントシーンおよびアニメ、BGMやイラストを鑑賞できたり、認知存在の仲間たちと話すことなどもできる。
DLC
上記の新規難易度「CHALLENGE」のほか、コスチュームやBGM、ペルソナなどを追加するダウンロードコンテンツが配信されている(一部無料)。『P5R』では更なるアイテムやチャレンジバトルも追加されたが、『P5』と同一内容のものでもデータに互換性はなく、有料のものは改めて購入する必要がある。なお、後に発売された『リマスター版』では、40以上のDLCが最初からゲーム本体に収録されている。
戦闘
ステルスの重要性と警戒度
今作では「敵に見つかる」事のリスクが重く設定されている。パレス内でシャドウに発見されると警戒度が上がり、上限に達する(100%になる)と強制的にパレスから退出させられる。これを回避するためにはカバーアクションを利用して、シャドウに発見されることなくバトルに突入し勝利したり、アイテムを使用して警戒度を下げる必要がある。
ワイヤーアクション
『P5R』にて登場。パレスのダンジョン内ではワイヤーを使って移動できる場所があり、隠された道や宝箱を発見できる。ワイヤーアクションが可能なポイントでは主人公(ジョーカー)の左手が発光し、L1ボタンでワイヤーを射出できる。
カバーアクション
物陰などに張り付くことでシャドウから発見されなくなる。この状態からシャドウにアタックすることで「チャンスエンカウント」になり、バトルを有利に開始することができる。
セーフルーム
パレスやメメントスでは特定の場所や部屋が「セーフルーム(安全地帯)」に設定されており、セーブが行えるようになっている。またエントランスや解放済みのセーフルームはマップ画面から自由にショートカットも可能。回復剤による全体回復もできる。前作同様アイテム「カエレール」によるエントランスへの脱出も可能だが、入手経路が減っており、宝箱・交渉・潜入道具としての作成のみ。
ダイレクトコマンド
左右キーで攻撃目標を選んだ後、ワンボタンでコマンドが実行できる。例えば「○ボタン=近接武器で攻撃」「×ボタン=防御」「△ボタン=ペルソナ召喚」「□ボタン=アイテムの使用」等である。また、R1ボタンを押すと判明している中から最も効率の良い弱点攻撃を選んでくれるアシスト機能がある。
バトンタッチ
『ペルソナ3』より導入されている「1MORE」からの発展系。主人公たちの行動で1MOREが発生した時、L2ボタンで、条件を満たした他の仲間に行動を託すことができる。
1MOREしたキャラクターのターンがバトンタッチしたメンバーへ引き継がれ、また攻撃力と回復力が上昇する。さらに1MOREを発生させバトンタッチでつなげることで1ターンで最大4人まで行動でき、更にそこから総攻撃へ発展させることもできる。
『P5R』では、バトンタッチにランクが発生し、ランクアップするごとに効果が付与される[6] 。
遠隔攻撃
パーティメンバーはそれぞれ、通常攻撃する近接武器とは別に銃やパチンコなどの射撃武器を持ち、全員が射撃攻撃を行えるようになっている。遠隔武器の種類はキャラクターごとに異なり、対象・同時攻撃数・弾数・攻撃内容・威力などが異なる。一度の射撃で残弾全てを撃ち込むことが可能。無印では予備弾倉は1セット分しかなく、撃ち切ると潜入道具を使用するか現実へ帰還するまで回復しないが、『P5R』からは戦闘終了後再リロードされるため、潜入道具の使用や帰還する必要が無くなった。また、一定弾数を消費する事で強制ダウンを発生させることもできる。
属性の増加
過去作に登場した「銃撃」「核熱(フレイ)」「念動(サイ)」系が復活。「銃撃」属性はペルソナのスキルや、遠隔武器に付与されている。「核熱(フレイ)」「念動(サイ)」系はそれぞれ対応した状態異常時に使用するとテクニカル判定となり、ダメージ倍率が上昇する。また光・闇属性は祝福・呪怨属性と改称され、ダメージ魔法の「コウハ」「エイハ」系も復活した(従来の即死魔法であるハマ・ムドも存在する)。
HOLD UP
全てのシャドウを弱点を付くなどしてダウンさせると「HOLD UP」が発生する。このとき総攻撃、もしくはシャドウとの会話を行うことができる。なお、感電・凍結・睡眠状態の敵に攻撃した場合はクリティカルではなく「テクニカル」となり、ダメージは大幅に増加するがダウンの発生はしなくなった。
総攻撃
ダウン中や戦闘不能状態でないパーティメンバーで、敵全体を万能属性で攻撃する。本作では総攻撃でシャドウを全滅させると、発動させた(HOLD UPのきっかけとなった)キャラクターによるカットインが入る。
シャドウとの会話
『ペルソナ2 』以来となる会話が復活。HOLD UPした状態で会話交渉を行うとシャドウをペルソナとして入手したりアイテムや金銭の要求ができる。一度ペルソナとして獲得すると、以降は任意に会話をスキップして要求を通すことができる。会話の選択肢が表示されている状態では、強制的に会話を打ち切って総攻撃を実行することも可能。
シャドウの性格は「陽気」「弱気」「短気」「陰気」の4つに分かれており、性格に合わせた受け答えをすることで好印象を与えられ、要求が通りやすくなる。
悪印象を与えると、強制的に敵のターンから戦闘が再開されることもある。
SHOW TIME
『P5R』から追加された要素。特定のコンビで合体攻撃を繰り出す。コスト無しで敵一体に耐性無視の大ダメージを与える。また、発動によるデメリットなども存在しない。ストーリーが進むにつれ新たなコンビによるSHOW TIMEが解禁されていく。原則、確率により発動可能になるが、『敵から大ダメージを受けた』『味方が戦闘不能状態(HP0)になった』『バトンタッチを受けた』などの特定条件により、発動確率が大幅に上昇する。また、コンビは片方が控えメンバーでも発動可能。
コープアビリティ
日常パートで各コープイベントを進めておくと、戦闘中のメンバー入れ替えや、会話を便利にするスキルなど様々な効果を得られる。
バトル中の別行動(派遣)
イベント戦闘の中には戦闘に参加しているパーティーの中から別行動(派遣)を行う仲間を選ぶイベントが発生するものがある。仲間を選択後、欠員は補充されず、キャラクターが一時的に戦闘から離脱し、一人いない状態で戦闘が継続される。一定条件を満たせば派遣した仲間が戦闘を有利な状況にしてくれる。人員の選択を間違ったり、条件を満たせないと失敗してしまう場合もある。
メンバーが人質にとられる
通常戦闘時にパーティメンバーがダウンすると、人質にとられる場合がある。シャドウの要求を呑んだり、ネットワークを使った「救援要請」を行うことで人質を解放できる。
予告状
パレスのオタカラを奪うために必要な行為(設定については用語を参照)。パレス最深部にあるオタカラの場所を見つけることで、後日アジトから「予告状を送る」コマンドが追加される。同コマンドを実行するとストーリーが進み、各パレスのボス戦へと突入する。予告状の準備と送付及びボス戦で1日消費するため、パレスの攻略期限2日前にはオタカラルートの確保をしておく必要がある。
リクエスト
前作までのクエストと同等のシステム。メメントスに現れるターゲットのシャドウを倒し、オタカラの芽を奪うことでクリアする。リクエスト依頼はSNSや怪盗お願いチャンネルの書き込み等から発生する。またシナリオやコープの進行にクリアが必要な場合もある。
怪盗同盟
「THIEF'S UNION」と呼ばれるネットワーク機能を使用すると、他のプレイヤーからさまざまな協力を得られる。
人質の救出
人質にとられたメンバーの解放を他のプレイヤーに要請できる。
シャドウの逃走の阻止
シャドウがピンチになり逃走しようとした時、応援に応じたプレイヤーに阻止してもらえる。
みんなの行動記録
その日のその時間帯にほかのプレイヤーがどのような行動をしていたのか知ることができる。
ベルベットルーム
ギロチン (合体)
従来作の「ペルソナ合体(○○スプレッド)」。「2体」「検索」の他、オンラインでランダムに合体する「公開処刑」と、特定の組み合わせで合体させる「集団ギロチン」がある。
絞首刑 (強化)
『PQ 』で登場した「イケニエスプレッド」を継承したもの。任意のペルソナを消費し、別のペルソナの経験値とすることができ、消費したペルソナのスキルの一つを引き継ぐことができる。同一ペルソナにはゲーム内の一日で一度しか実行できない。
投獄(特訓)
任意のペルソナをベルベットルームに預けて数日経過させることで、○○見切りや○○無効といった防御系スキルを習得させることができる。必要な期間はそのペルソナのアルカナのコープランクに応じて短くなる。
電気椅子 (交換)
任意のペルソナをアイテムに変化させる。大半のペルソナはスキルカードになるが、一部のペルソナの場合、特殊な装備品に変化する。ペルソナの他、素材となるアイテムが必要。
囚人名簿(ペルソナ全書)
これまで入手したペルソナが記録され、ペルソナの能力に応じた金額を支払うとそのペルソナを召喚できる。一定数のペルソナを入手すると召喚に必要な金額が割引される。
物語の冒頭、あるミッションを進行していた『心の怪盗団』のリーダーであるジョーカー は、黒幕たちの罠に嵌められて警察に逮捕されてしまう。本作は、検察特捜部 の新島冴 による尋問 により、主人公が自白 を行うことで「過去の出来事」が語られていく形式で進められる。
プロローグ
ストーリー冒頭から遡ること数か月前。街では交通事故や工場の爆発、地下鉄の暴走が立て続けに発生していた。加害者たちは突如豹変したかのように事件を起こしていたが、事件後には「なぜそんなことをしたのかわからない」と語り、その記憶を失っていた。世間ではこれを「精神暴走事件 」と呼び、恐怖していた。
主人公の少年は、夜に泥酔した中年男性にからまれている女性を救うが、自分で転倒して怪我をした中年男性が社会的立場がある人間だったため、警察に傷害 事件として訴えられてしまう。冤罪 でありながら、有罪判決が下され、前科がついて学校は退学。2年生の春から、東京の純喫茶「ルブラン」の店長・佐倉惣治郎 による保護観察の下で、都内の進学校「秀尽学園」への転入を余儀なくされる。
序盤
転入初日、通学途中に出会った同級生の坂本竜司 とともに学校へ行くも、着いた先は学校ではなく謎の古城である『パレス』だった。わけも分からず異形の存在『シャドウ』に追い詰められる中、主人公は「ペルソナ能力」に目覚め、シャドウを撃退する。
ペルソナ とは、誰しも持っている心に秘めた「もう一人の自分」であり、不条理な社会への反逆の意志を示したとき、日常で被っている「仮面」を自らの手で剥がすことでペルソナ使いとなるという。なぜか主人公の少年は、敵を倒すことでさまざまなペルソナを集めて召喚することができる能力『ワイルド』の素養を持っていた。
ネコに似た謎の生き物モルガナ と出会った主人公たちは、パレスとは歪んだ人の欲望が生み出した深層心理の産物であり、主人公がなぜか持っていたアプリ『イセカイナビ』の力でパレスに侵入したと教えられる。イセカイナビとペルソナの力を使い、竜司やクラスメイトである高巻杏 たちと共に、生徒たちを虐げる悪徳教師・鴨志田卓 のパレスを攻略して改心させたことをきっかけに、主人公たちは『心の怪盗団』を結成し、活動を開始することになる。
中盤
心の怪盗団は、堅物な画家志望の喜多川祐介 、真面目な生徒会長の新島真 、引きこもりのカリスマハッカー 佐倉双葉 、園芸が趣味のセレブ令嬢 奥村春 といった個性的な仲間たちをメンバーにしながら、世間の悪人たちの歪んだ欲望を「オタカラ」として盗んで改心させる「世直し」を試みていく。
若手の弟子たちを囲い込み盗作をしていた世界的に有名な日本画家・斑目一流斎 、高校生をターゲットにして金を脅し取っている半グレ金融屋・金城潤矢 、大企業オクムラフーズの社長・奥村邦和 といった一癖も二癖もある面々のパレスを攻略して改心させ、彼らに悪事を世間に公表させたことで、『心の怪盗団』はしだいに世間から注目されることになる。
さらに、ベルベットルームと呼ばれる場所に呼ばれた主人公の少年は、そこで囚人として扱われ、ベルベットルームの管理者 イゴール と、看守を務めるカロリーヌ とジュスティーヌ という双子の少女たちから、更生という名目でペルソナに関する様々な課題を課され、自身のペルソナを強化していく。
やがて、テレビで高校生探偵をしている明智吾郎 が怪盗団の前に立ちふさがり、「ニイジマ・パレス攻略後の怪盗団の解散」を条件にして、明智が仲間になる。だが、精神暴走事件を起こしている黒幕によって怪盗団は罠に嵌まってしまい、主人公の少年が警察に逮捕され、検察特捜部の新島冴 による厳しい尋問が開始されるのであった。
尋問シーン
冴の尋問により、これまでの経緯を語った主人公の少年は、「精神暴走事件の真犯人を知りたければ、自分を警察に売った裏切者に自分のスマホを見せろ」と証言する。拘束された主人公を殺害しようとした裏切者とは、明智であった。明智は看守の拳銃を奪い、主人公を殺害して自殺に見せかけようとする。
だが、その数週間前に主人公とモナは「明智の失言」に疑問を抱き[注 1] 、明智のスマホに特殊なアプリを仕込み盗聴することで「明智が拘置所内で主人公を殺害する計画でいること」を知り、明智こそが精神暴走事件の実行犯であることを知る。明智の犯行を回避するため、明智に主人公のスマホを見せることで、新島冴のパレス内の『認知上の主人公 』を狙わせて殺人したように見せかけるという対策をしていたのだ[注 2] [注 3] 。そして冴の協力もあり、主人公は拘置所から脱走に成功する。
終盤
精神暴走事件を起こしている黒幕は、衆議院議員であり現内閣の内閣府特命担当大臣・獅童正義 であった[注 4] 。そして獅童は、主人公の少年が転校をすることになった事件のキッカケでもあったのだ。パレスを利用して「精神暴走事件」を起こし、日本を操ろうとする獅童の野望を止めるべく、心の怪盗団のメンバー達は「獅童のパレス」に挑んでいく。
獅童の愛人の子である明智は、獅童に復讐するために協力していた事を語り、「認知存在の明智 」に襲われて怪盗団を逃がした後に死亡する。パレスで獅童を倒したものの、危機を察した現実世界の獅童は「一時的にパレスを崩壊させる仮死剤」[注 5] を飲むことで、パレスごと怪盗団を殺害しようと目論む。絶体絶命の中、竜司の活躍もあってギリギリ脱出に成功する。
衆議院選挙に当選した獅童がこれまでの自らの罪をすべて告白したことから、主人公はまた通学できるようになり全てが解決したかに思われた。しかし大衆は獅童の首相就任を求めており、獅童の取り巻きをしていた政財界の協力者たちの暗躍によって事件を握りつぶされ[注 6] 、またしても口封じのため捜査当局が逮捕に動く可能性が高いという。
ラスト
追い込まれた状況を打破すべく、渋谷駅の地下に存在している大衆の集合的無意識が生み出したパレス『メメントス 』を崩壊させることで、大衆すべての歪んだ意識に影響を与えるべく、怪盗団はその最深部へと向かう。だが、メメントスを消すことは、怪盗団としての力を捨てることも意味していた。
メメントス最深部にあった「聖杯」は、怪盗団を現実世界に追い返して、メメントスと現実世界の融合をすべく侵食を始める。メメントスと現実が一つになったことで、怪盗団の認知が消されたことでメンバー達は消滅していってしまう。主人公が眠りから覚めると、ベルベットルームで死刑を言い渡される。だが、双子の看守カロリーヌとジュスティーヌの記憶が戻り、主人公の手によって「合体」してラヴェンツァ の姿へと戻る。そこで、ベルベットルームの管理者イゴールを封印して彼に成りすましていた聖杯・統制神ヤルダバオト こそが諸悪の根源であることが判明する[注 7] 。
認知を失った人々が次々と消失していく中、渋谷駅前に出現した『聖杯へ至る神殿』に突入した怪盗団は、人類を粛清しようとする統制神ヤルダバオトを倒そうとするが、圧倒的な力によって死地に立たされてしまう。だが、これまで信頼を積み重ねてきたコープのメンバー達の叫びによって、大衆の応援が認知の力となって、怪盗団たちを立ち上がらせる。主人公のペルソナ・アルセーヌ が覚醒して、最強にして最大級のペルソナ「サタナエル 」を召喚し、統制神ヤルダバオトを打ち破る。
エピローグ
世界は平和を取り戻したものの、目的を遂げたモルガナが別れを告げて消失し、メメントスやイセカイナビも消え去ってしまう。新島冴は獅童を有罪にするため、主人公に警察に出頭するよう要請する。だが、それは怪盗団を英雄視させたくない検察・警察の面子のために、主人公が逮捕され保護観察が取り消されて少年院に入れられることを意味していた。
検察は獅童立件に動くことになり、議員辞職の声が高まる[注 8] 。主人公は少年院に入れられたものの、コープ仲間たちの懸命の署名活動や証人探しが功を奏し、獅童の証言と被害者の女性が証人になったことにより傷害事件の無実の証明ができたことから、翌年2月13日に処分取り消しにより釈放となる[注 9] 。釈放祝いの場に、モルガナが現れて「消えたのは異世界のほうだけ」であり、主人公の出所を待っていたという[注 10] 。
3月20日、主人公は故郷の街に戻ることになり、モナもそれに付いていく。真が運転する車に乗って、怪盗団たちは主人公の故郷の街へと向かうところで、物語は終わりを告げる。
エピローグ(ロイヤル)
新島冴が獅童を有罪にするため、主人公に警察に出頭するよう要請するが、そこに明智が現れ、主人公の代わりに自分が出頭し、実行犯として証言を行うことを持ちかける。
新年を迎えた主人公たち。ルブラン店内では惣治郎、双葉、若葉、それに人間のモルガナが団らん。杏は志帆と語り合い、竜司は陸上部の仲間との活動、春は父親と新規店舗の下見などで過ごしていた。違和感を覚えた主人公に明智からの連絡が入る。人々の認知が変更され、明智自身も含めて死者すら死なずにいた世界になっている。
それは世界の人々の精神的な苦痛を取り除くために丸喜拓人 が行ったことであった。交通事故で亡くなった姉・かすみが自分だと認知していた妹の芳澤すみれ と明智は主人公たちと協カし、丸喜を打ち倒して、丸喜による幸福を否定する。
人々の間にいくばくかの記憶も混乱ももたらしたが、主人公には少年院へ収監されていたという事実が残った。通常版エピローグ同様にコープ仲間の尽力によって2月13日に主人公は釈放となる。
3月20日、主人公は故郷の街に戻ることになり、モナもそれに付いていく。真が運転する車に乗るが、尾行していた公安をまくのにタクシー運転手になっていた丸喜の協力もあって、主人公は東京駅のホーム上で芳澤とすれ違う。主人公とモナは鉄道で主人公の故郷の街へと向かう。
エピローグ(バッドエンド1)
新島冴との取引に応じた主人公は収監室で明智に射殺され、ベルベットルームでイゴール、ジュスティーヌ、カロリーヌに罵倒される。
ゲームクリア扱いとなり、周回プレイ時の引継ぎも行える。
エピローグ(バッドエンド2)
主人公は統制神ヤルダバオトとの取引に応じる。
この世界では怪盗団は活動を継続している。街頭のテレビに流れる「改心」の報道と群衆の賛辞に主人公はほくそ笑む。
モルガナの変身した「モルガナカー」のモデルである、シトロエン・タイプH 。エピローグにおいて、真が運転しているのも、色違い水色の同じ車種である。
シトロエン・タイプH を後部から見たところ。
本作の舞台は東京 都内 で、地名も実在のものや表記の一部を変えたものが多数登場する。
ペルソナ
誰しも持っている、心に秘めた「もう一人の自分」、あるいは人が事物と関わるとき、面に現れる「心の仮面」。『ペルソナ4』同様、先天的な素質はない。
本作では「理不尽に対する怒り」「反逆の意志」の現れとされており、文字通り「仮面」が召喚のキーとなっている。ある特定の条件を満たした時に己の顔に現れる「仮面」を自らの手で剥がすことでペルソナ使いとして覚醒する。
シャドウ
『ペルソナ3』と『ペルソナ4』に引き続き共通して登場する"敵"及び人間の具現化した感情の一側面。
本作では元々は人の集合的無意識 を漂うペルソナに近い存在だったが、パレスの主の欲望に取り込まれた事によって歪められた存在とされており、普段はパレスに合わせた姿で徘徊し、戦闘時には『女神異聞録ペルソナ 』と『ペルソナ2 罪・罰 』の「悪魔」の姿で登場する。また、シャドウとしての仮の名前とは別にペルソナとしての「真名」(=悪魔の名前)を持っており、交渉でそれを思い出すことによって主人公のペルソナとなり、以降そのシャドウはシャドウ名が真名となる。
パレス
モルガナが命名した、強く歪んだ心を持つ者の歪んだ認知 が具現化した異世界の舞台[注 18] 。歪んだ心の核の象徴である「オタカラ」を盗む(パレスから持ち出す)と崩壊する。
パレスを持つ人物は大抵は悪事をしているが、そうではない者もいる。また、パレスはパレスの主に強く関係する現実の施設がベースとなっており、パレスの主がその施設をどう認識しているかで内装が決まる。
パレス内で起きた事は現実のパレスの主には認識できない一方、認識が全て故にモデルガンでも主が本物と思えば本物さながらの威力を発揮する。主人公らペルソナ使いがパレス内で怪盗の姿になるのも主の認識からである。
パレス内に開かない扉がある場合、それと対応する現実世界の扉を主に「この扉は開く」と認識させる必要がある。また、パレスから現実世界に持ち出した物は、オタカラも含めて現実に同一のものが存在しても具現化する。
オタカラを持ち去られパレスが消滅した者は現実世界では改心することになるが、正気を保つためには主のシャドウが現実の自分のもとに帰る必要があり、シャドウを殺すなどしてそれが出来なかった場合は最悪、廃人と化したり自殺する恐れがある。
モルガナ曰く「ペルソナ使いは自分を御せている状態のため、パレスを持ちようが無い」とのこと。
主のシャドウ
パレスの支配者として君臨する、パレスの主の分身の具現化。
『ペルソナ2』と『ペルソナ4』に登場する「自分の影」と同様、金色の目である。戦闘になると怪物の姿になり、ミドルネームに悪魔の名前が入った表記に変化する。
認知上の人物
モルガナが命名した、パレスの主がイメージする彼ら自身が具現化したもの。あくまで「パレスの主が周囲の人間をどう認識してるか」が具現化・実体化しただけの虚構で、モルガナ曰く「良くできた人形の様なもの」である為、認知上の人物を殺害したり救ったりしても現実には何の影響も及ぼさない。
また、シャドウと似た存在でもあるらしく、場合によっては怪物に変貌して襲いかかってくることもある。
姿の再現度はパレスの主の観察力に左右され、通常の人間そのものの姿をしている場合や、ATMや絵など人間の姿をしていない場合もある。
オタカラ
パレスの最深部にて安置されている歪んだ心の核(コア)であり、パレスを発生させている原因が具象化したもの。主の欲望の源の形をしており、パレス内から現実世界へ持ち出すと形が変わる場合もある。
パレスの主の心の奥底にあるため普段は具現化されておらず、靄の様に空中を漂っているがパレスの主に予告状を出して「盗まれる」と意識させる事によって具現化させ、具現化している短い期間(約1日)の間に盗む必要がある。また、オタカラを盗むと自動的にパレスが崩壊を開始し、完全に崩壊すると消滅してしまい、イセカイナビからも目的地が消去され行く事が出来なくなる(中に残された物なども回収不可能となる)為、盗んだ後は崩壊に巻き込まれる前に脱出しなければならない。
メメントス
人の集合的無意識が形成した、大衆 のパレスとも言うべき存在。モルガナ曰く「パレスの本来の姿」とのこと。地下鉄がモチーフとなっている。
モチーフ故に地下へ潜って行くダンジョンのような構造になっている。集合的無意識が根源のため、入り直す度に内部構造が変化する。そのため地図は役に立たず、さらに気象などによる大衆の心理状況により内部で起こる事が変わる傾向がある。
オタカラの芽
パレスを形成するほどではなくとも、何かしら歪んだ欲望を持つ人物のシャドウが持っているオタカラ。パレス同様、これを奪えば現実世界の人物は改心する。モルガナ曰く「放っておけばいずれパレスを生む」らしい。
イセカイナビ
声 - 藤野とも子(アニメ)
東京にやってきた主人公のスマホにいつの間にか入っていたアプリ 。消そうとしても消えず、仮に削除しても一定時間経つといつの間にか復活する。怪盗団がパレスやメメントスに入るためのナビゲーションシステム 。
パレスに入るには「主の名前」「パレスの現実の位置」「そこを主が何と認識しているか」の3つのキーワードの音声入力が必要。
ベルベットルーム
夢と現実、精神と物質の狭間に存在する青い空間。今作のベルベットルームは牢獄で、主人公は囚人の姿で牢の中に入っている。
イゴール曰く「運命の『囚われ』」であり「近い将来、破滅が待ち受けている」らしい。
精神暴走事件
主人公が転校する数ヶ月前から頻発していた事件。
突如人が変わったように暴走したり廃人になるなどして重大な事故・事件を起こす人が増えていた。
怪盗お願いチャンネル
クラスメイトの三島が管理している架空のアングラサイト。略して「怪チャン」。
場面切替時の画面右下に時折このサイトの怪盗団の支持率や閲覧者のコメントが表示され、シナリオ中の怪盗団に対する世間の認識が判るようになっている。怪盗団に改心させてほしい人物の書き込みやアンケートもある。
異世界が消滅し怪盗団が役目を終えた後も、サイトは閉鎖・削除されずに残されている。
メジエド
国際的クラッカー集団。もとは双葉が創始者として個人的に活動していたもの。
有名になった怪盗団に対し挑戦状を送って挑発し、怪盗団がメジエドに下らない場合には、日本経済に攻撃を仕掛けると脅迫した。双葉のハッキングにより、メジエド内の日本人が公式サイトで個人情報を晒され、メジエドの怪盗団への活動はストップする。
当初は双葉が一人で義賊として活動していたところ、次々に各国でメジエドを名乗るものが増殖して、サイバー犯罪を犯すようになり、全員を吊るし上げるわけにもいかず、どうにもできなくなり放置していたという。
ちなみに「メジェド 」とは、古代エジプトにおいて「打ち倒す者」という意味である。
ガンナバウト
オンライン機能付きのガンシューティングゲーム。信也はこのゲームが得意。
アカウントを取得すれば、全国ランキングに参加できたり、他の店の筐体のプレイヤーとの協力プレイや対戦が可能になる。
ビッグバンバーガー
オクムラフーズが全国展開するバーガーショップ。店内は宇宙船を彷彿とさせるデザインになっている。大食いチャレンジメニューも存在する。
2017年にファミ通.com で全RPGを対象に行われた「RPG総選挙」では『ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 』や『クロノ・トリガー 』などを抑え、256ptで1位を獲得した。若者が抑圧に抗うストーリーの痛快さ、テンポの良い戦闘システム、スタイリッシュな音楽やグラフィック、ミニゲームやサブイベントが多数あり飽きずに長時間遊べることなどが、シリーズ最高の完成度と評価されている。投票した人は年齢も性別も平均的で、幅広い層から票を集めたとのこと[20] 。なお、ファミ通1500号記念の企画「ゲーム総選挙」においては、全ゲーム中1位を獲得している[21] 。
また、海外レビュー集積サイト「Metacritic 」において、95のCritic reviewレビューのうち、平均93点という高スコアを獲得している[22] 。
日本ゲーム大賞2015 フューチャー部門[23]
日本ゲーム大賞2017 年間作品部門 優秀賞[24]
PlayStation Awards 2016 Gold Prizeおよびユーザーズチョイス賞[25]
ファミ通アワード2016 優秀賞
IGN JAPAN ゲームオブザイヤー2016 年間1位(Game of the year)[26]
2016年9月に特番『PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS- 』(ペルソナファイブ ジ・アニメーション ザ・デイ・ブレイカーズ)が放送された[27] 。前半はスタッフ・キャストへのインタビュー、後半はアニメ本編の2部構成の放送で、アニメはゲーム本編のエピソードとリンクする、完全オリジナルストーリーとなる[27] [28] 。
2018年4月からはテレビシリーズ『PERSONA5 the Animation 』(ペルソナファイブ ジ・アニメーション)が同年9月まで放送された[29] 。主人公の名前は「雨宮 蓮(あまみや れん) 」と設定されている。ストーリーとしては、取調室において明智が主人公に発砲するまでを描く。なお、ゲーム版とは異なり、時系列は第1話Aパート内に出る「4月9日」及び第28話アバン内に出る「12月23日(金)」以外は記載されていない。地上波放送ではデータ放送 に対応しており、放送と同時期に配信されている公式サポートアプリ『PERSONA O.A. 』でポイントを獲得するためのQRコード を読み取れるようになっている。
2018年12月30日の24時からは獅童正義との決着までを描いた特番アニメーション『Dark Sun... 』が放送された[30] 。
2019年3月に物語の完結までを描いた『Dark Sun...』の後編となる特番アニメーション『Stars and Ours 』が放送された[31] 。
BD/DVD11巻には未放映話の『Proof of justice』、12巻には未放映話の『A Magical Valentine's Day』が収録されている。
スタッフ(アニメ)
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DAY BREAKERS テレビシリーズ[29]
原作
「ペルソナ5」(アトラス )
監督
尾崎隆晴 石浜真史
ストーリー原案
橋野桂
シリーズ構成
— 猪爪慎一
脚本
猪爪慎一 猪爪慎一、兵頭一歩 、木村暢
キャラクター原案
副島成記
悪魔デザイン原案
金子一馬
キャラクターデザイン
矢萩利幸、松本圭太 石川智美
プロップデザイン
久原陽子、中島裕里 久原陽子
エフェクト作画監督
酒井智史
美術監督
池田繁美 、丸山由紀子宇佐美哲也
美術設定
金平和茂、横田晋一 藤井裕太
色彩設計
藤田恵里香 漆戸幸子
撮影監督
岡崎正春 サイトウタカオ
CGディレクター
雲藤隆太 長澤洋二
編集
廣瀬清志 木村祥明
音響監督
飯田里樹
音楽
目黒将司
プロデューサー
足立和紀、田中良和
川北健、金庭こず恵
アニメーションプロデューサー
外崎真 辻俊一
制作
A-1 Pictures CloverWorks [32]
製作
PERSONA5 the Animation Project (アニプレックス 、アトラス) PERSONA5 the Animation Project (アニプレックス、アトラス、サミー 、ムービック )
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主題歌
特記がない限り、作詞はBenjamin Franklin、作曲・編曲は目黒将司 、歌はLyn が担当する。
オープニングテーマ
「BREAK IN TO BREAK OUT」(第1話 - 第2話、第4話 - 第13話)
「Dark Sun...」(第14話 - 第26話、Dark Sun...、Stars and Ours)
エンディングテーマ
「Wake Up, Get Up, Get Out There」(THE DAY BREAKERS)
「P5」のオープニングテーマ。
「INFINITY」(第2話 - 第7話、第9話 - 第16話)
「Found a Light」(第8話)
「Autonomy」(第17話 - 第25話、Dark Sun...)
「星と僕らと」(Stars and Ours)
作詞 - 小森成雄
「P5」のエンディングテーマ。
挿入歌
「Last Surprise」(第2話、第4話、第12話、第14話、第17話、第20話、第23話)
「P5」のバトルテーマ。
「Life Will Change」(第4話、第8話、第12話、第17話、第21話、第25話、Stars and Ours)
「P5」の予告状送付後のパレステーマ。
「Beneath the Mask」(第12話、第19話、第24話)
「P5」のフィールドテーマ。
「IT'S TOO LATE」(第17話、第21話、第25話、Dark Sun...)
「Wake Up, Get Up, Get Out There」(第23話、Dark Sun...、Stars and Ours)
「P5」のオープニングテーマ。
「The Whims of Fate」(第24話、第25話)
「P5」のニイジマパレステーマ。
「Rivers in the Desert」(Dark Sun...)
「P5」の対獅童戦テーマ。
各話リスト
さらに見る 話数, サブタイトル ...
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
特番 THE DAY BREAKERS 猪爪慎一 玉村仁石田慶一 有田周平 尾崎隆晴 有田周平 横田晋一、佐々木守 飯山菜保子 松本圭太
#01 I am thou, thou art I 石浜真史 清水祐輔、大塚八愛 吉田優子 石川智美 長谷川亨雄
#02 Let's take back what's dear to you 五十嵐達也 江副仁美 中野裕紀、福田裕樹 志賀道憲、清水裕輔 羽田浩二
#03 A beautiful rose has thorns! 柴田彰久 水谷雄一郎、福島勇 武本大介、藤裕子 久原陽子 長谷川亨雄
#04 Steal it, if you can 兵頭一歩 原田征爾 松原栄介、寺尾洋之 高橋道子 小松原聖
#05 The Phantoms 猪爪慎一 南川達馬 清水祐輔、渡辺浩二 長谷川亨雄
#06 Our next target is... 木村暢 大橋一輝 吉田優子、大塚八愛 羽田浩二
#07 He is my other self 兵頭一歩 丸山裕介 水谷雄一郎、福田裕樹 中野裕紀 小松原聖
#08 Put an end to all this and use your own artwork for once. 木村暢 福島利規 稲留和美、シンディ・H・ヤマウチ宮井加奈 、佐野誉幸 寺尾洋之、武本大介 長谷川亨雄
#09 Operation maid watch 猪爪慎一 亀井幹太 江副仁美 吉田優子、大塚八愛 福島勇 羽田浩二
#10 I want to see justice with my own eyes 兵頭一歩 大橋一輝 松原栄介、有我洋美 谷拓也 小松原聖
#11 Let's be friends, shall we? 木村暢 柴田彰久 清水祐輔、渡辺浩二 佐野誉幸 長谷川亨雄
#12 I found the place where I belong 兵頭一歩 尾崎隆晴 南川達馬 寺尾洋之、門智昭 宮井加奈、中野裕紀 羽田浩二
#13 Dreams and Desires 木村暢 福島利規 稲留和美、シンディ・H・ヤマウチ 福田裕樹 稲留和美
#14 What life do you choose? 猪爪慎一 佐々木守 笹原嘉文 大塚八愛、吉田優子 福島勇、中熊太一 大槻ちえ 石川智美 小松原聖
#15 I am Alibaba 木村暢 田口智久 安留雅弥、水谷雄一郎 中熊太一、稲留和美 長谷川亨雄
#16 This place is my grave 兵頭一歩 田口智久 江副仁美 松原栄介、有我洋美 シンディ・H・ヤマウチ、門智昭 大槻ちえ、中熊太一 佐野誉幸、大塚八愛 羽田浩二 大塚八愛
#17 X Day 猪爪慎一 大橋一輝 清水裕輔、渡辺浩二 福田裕樹、佐野誉幸 中野裕紀、大塚八愛 シンディ・H・ヤマウチ、小松原聖 松原栄介、有我洋美 小松原聖
#18 I'll guide you to victory 石浜真史 柴田彰久 丸山裕介 吉田優子、水谷雄一郎 福島勇、大槻ちえ 松原栄介、大塚八愛 稲留和美
#19 Aloha 木村暢 福島利規 小坂春女 シンディ・H・ヤマウチ、大塚八愛 中野裕紀、有我洋美 門智昭、中熊太一 松原栄介、水谷雄一郎 石川智美 小松原聖
#20 My name is Beauty Thief! 兵頭一歩 田口智久 清水祐輔、渡辺浩二 柴田健児、桑島望 佐々木守、長谷川亨雄 長谷川亨雄
#21 You can call me "Noir" 木村暢 原田征爾 山口頼房 吉田優子、水谷雄一郎 福島勇、萩尾圭太 長谷川亨雄、松原栄介 石田一将、中熊太一 池津寿恵、安留雅弥 佐野誉幸 羽田浩二
#22 Is it our fault...? 猪爪慎一 伊藤祐毅 江副仁美 有我洋美、大塚八愛 大槻ちえ、門智昭 シンディ・H・ヤマウチ、中熊太一 中野裕紀 小松原聖 石川智美
#23 How about a deal with me? 兵頭一歩 大橋一輝 渡辺浩二、石田一将 清水裕輔、桑島望 佐々木守、柴田健児 小林理、長谷川亨雄 小松原聖 稲留和美
#24 A challenge that must be won 木村暢 小林孝志 小坂春女 中野裕紀、松原栄介 有我洋美、水谷雄一郎 萩尾圭太、シンディ・H・ヤマウチ 吉田優子、稲留和美 羽田浩二 大塚八愛 長谷川亨雄 稲留和美 羽田浩二
#25 Jealous Sinner 田口智久 丸山裕介 田口智久 丸山裕介 上田慎一郎 清水裕輔、吉田優子 中熊太一、桑島望 福島勇、萩尾圭太 佐野誉幸、渡辺浩二 小松原聖 長谷川亨雄
#26 I won't let it end here 猪爪慎一 石浜真史 大塚八愛、安留雅弥 シンディ・H・ヤマウチ、佐野誉幸 中熊太一、福島勇 長谷川亨雄 羽田浩二 稲留和美
SP1 Dark Sun... 大橋一輝 斉藤久 佐々木守 大橋一輝 江副仁美 有我洋美、萩尾圭太 松岡栄介、大塚八愛 中熊太一、吉田優子 水谷雄一郎、渡辺浩二 佐野誉幸、石田一将 長谷川亨雄 羽田浩二
SP2 Stars and Ours 石浜真史 小松原聖、稲留和美 吉田優子、佐野誉幸 渡辺浩二、大塚八愛 宮井加奈、有我洋美 松原栄介、水谷雄一郎 羽田浩二、長谷川亨雄 小松原聖 稲留和美
未放映話1
Proof of justice
佐々木守
山口頼房
有我洋美、大塚八愛 松原栄介、羽田浩二 吉田優子、長谷川亨雄 渡辺浩二
未放映話2
A Magical Valentine's Day
木村暢
尾崎隆晴 田口智久 笹原嘉文 大橋一輝橋本裕之 上田慎一郎 原田征爾 丸山裕介 江副仁美 中重俊祐 石浜真史
大橋一輝
吉田優子、大塚八愛 安留雅弥、福島勇 岡崎洋美、伊藤智子 篁馨
石川智美
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放送局
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日本国内 インターネット / 『PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-』 配信期間および配信時間[33]
配信日
配信時間
配信サイト
2016年9月3日
土曜 19:00 - 19:55
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日本国内 テレビ / 『PERSONA5 the Animation』 放送期間および放送時間[35]
放送期間
放送時間
放送局
対象地域 [34]
備考
2018年4月8日 - 9月30日
日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜)
TOKYO MX
東京都
群馬テレビ 群馬県
とちぎテレビ 栃木県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+ 』枠
日曜 2:08 - 2:38(土曜深夜)
毎日放送 近畿広域圏 『アニメシャワー 』第1部
2018年4月10日 - 10月2日
火曜 21:30 - 22:00
AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり[36]
TOKYO MX・毎日放送のみ連動データ放送 を実施。
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日本国内 インターネット / 『PERSONA5 the Animation』 配信期間および配信時間[35]
配信期間
配信時間
配信サイト
2018年4月8日 - 9月30日
日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜)
AbemaTV Abemaアニメチャンネル
2018年4月9日 - 10月1日
日曜 12:00 更新
月曜 23:30 - 火曜 0:00
ニコニコ生放送
2018年4月11日 - 10月3日
水曜 12:00 更新
不明
不明
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日本国内 テレビ / 『PERSONA5 the Animation Dark Sun...』 放送期間および放送時間
放送日
放送時間
放送局
対象地域 [34]
備考
2018年12月31日
月曜 0:00 - 1:00(日曜深夜)
TOKYO MX
東京都
群馬テレビ 群馬県
とちぎテレビ 栃木県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
月曜 22:00 - 23:00
AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2019年 1月3日
木曜 3:40 - 4:40(水曜深夜)
毎日放送 近畿広域圏
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日本国内 インターネット / 『Persona5 the Animation Dark Sun...』 配信期間および配信時間
配信日
配信時間
配信サイト
2018年12月31日
月曜 0:00 - 1:00(日曜深夜)
AbemaTV
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日本国内 テレビ / 『PERSONA5 the Animation Stars and Ours』 放送期間および放送時間
放送日
放送時間
放送局
対象地域 [34]
備考
2019年3月23日
土曜 20:00 - 21:00
TOKYO MX
東京都
群馬テレビ 群馬県
とちぎテレビ 栃木県
BS11 日本全域 BS放送 / リピート放送あり
2019年3月25日
月曜 3:00 - 4:00(日曜深夜)
毎日放送 近畿広域圏
月曜 20:00 - 21:00
AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
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日本国内 インターネット / 『PERSONA5 the Animation Stars and Ours』 配信期間および配信時間
配信日
配信時間
配信サイト
2019年3月23日
土曜 20:00 - 21:00
AbemaTV
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BD / DVD
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巻 発売日[37] 収録話 規格品番
BD限定版 DVD限定版
特番 2016年12月7日 THE DAY BREAKERS ANZX-11515/6 ANZB-11515/6
1 2018年6月27日 第1話 - 第2話 ANZX-13571/2 ANZB-13571/2
2 2018年7月25日 第3話 - 第5話 ANZX-13573/4 ANZB-13573/4
3 2018年8月29日 第6話 - 第8話 ANZX-13575/6 ANZB-13575/6
4 2018年9月26日 第9話 - 第11話 ANZX-13577/8 ANZB-13577/8
5 2018年10月24日 第12話 - 第13話 ANZX-13579/80 ANZB-13579/80
6 2018年11月28日 第14話 - 第15話 ANZX-13581/2 ANZB-13581/2
7 2018年12月26日 第16話 - 第18話 ANZX-13583/4 ANZB-13583/4
8 2019年1月30日 第19話 - 第21話 ANZX-13585/6 ANZB-13585/6
9 2019年2月27日 第22話 - 第24話 ANZX-13587/8 ANZB-13587/8
10 2019年3月27日 第25話 - 第26話 ANZX-135879/80 ANZB-135879/80
11 2019年5月29日 SP1、未放映話1 ANZX-13591/2 ANZB-13591/2
12 2019年6月26日 SP2、未放映話2 ANZX-13593/4 ANZB-13593/4
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Webラジオ
『PERSONA5 the Animation Radio“カイトーク!” 』が2018年4月6日よりアニメイトタイムズ にて隔週金曜に配信中[38] 。パーソナリティは、アニメの声優陣が交代で務める。
パーソナリティ
第1回 - 福山潤 (雨宮蓮 役)、宮野真守 (坂本竜司 役)
第2回 - 福山潤、水樹奈々 (高巻杏 役)
第3回 - 水樹奈々、大谷育江 (モルガナ 役)
第4回 - 大谷育江、杉田智和 (喜多川祐介 役)
第5回 - 杉田智和、福山潤
第6回 - 福山潤、甲斐田裕子 (新島冴 役)
第7回 - 甲斐田裕子、佐藤利奈 (新島真 役)
第8回 - 佐藤利奈、悠木碧 (佐倉双葉 役)
第9回 - 悠木碧、中田譲治 (佐倉惣治郎 役)
第10回 - 中田譲治、福山潤
第11回 - 福山潤、戸松遥 (奥村春 役)
第12回 - 戸松遥、保志総一朗 (明智吾郎 役)
第13回 - 保志総一朗、福山潤
第14回 - 宮野真守、阪口大助 (三島由輝 役)
ペルソナ5 メメントスミッション
本編にはない外伝的なオリジナルストーリーとなっている。KADOKAWA の月刊雑誌である『電撃マオウ 』2018年12月号から2020年8月号まで連載。作画は斉藤ロクロ。こちらの主人公の名前はテレビアニメ版と同じ名前になっている。
タルタロス劇場
ペルソナシリーズのギャグ系4コマ漫画で、ペルソナ5のキャラは『タルタロス劇場ワイルド』から登場。KADOKAWAの月刊雑誌『電撃PlayStation 』Vol.631の付録冊子「デンプレコミック」#2から#38まで不定期連載。作画は八十八良。
「PERSONA5 the Stage 」のタイトルで2019年12月13日から15日までメルパルクホール 、同年12月19日から29日まで天王洲 銀河劇場 にて上演された[39] 。2020年10月1日から10月4日までKT Zepp Yokohama 、同年10月17日から10月18日までサンケイホールブリーゼ にて第2弾が上演された。2021年12月10日から12日までメルパルクホール大阪 、同年12月16日から19日までKT Zepp Yokohamaにて第3弾が上演された。2022年10月20日から23日までKT Zepp Yokohamaにて第4弾を上演。[40] 。
2024年 4月12日 にて中華人民共和国 においてスマートフォン用ゲームアプリ『Persona5:The Phantom X』がPerfect Worldの運営でリリースされている[41] 。東京を舞台に「新たな怪盗団」によるオリジナルストーリーが描かれる。
ペルソナ5×リアル宝探し〜THE ENCRYPTED HEART〜
2016年12月1日から31日まで秋葉原駅周辺にて開催された。参加キットは、コトブキヤ秋葉原館(30日まで)、「ペルソナ20thフェス」会場(8日から18日まで)、パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント店、パセラリゾーツ秋葉原電気街店、カラオケパセラ秋葉原昭和通り館で販売[42] 。制作はタカラッシュ! 。スマートフォンとインターネット環境が必須であり、『イセカイナビ』(イベント用サイト)を起動し入力するなどで使用される[43] 。イベント参加者は、「秋葉原のメイドカフェで働く一人の夢見るメイドからの怪盗お願いチャンネルへの投稿で、将来的にアイドルのメジャーデビューを約束しながら誰一人としてデビューをさせるつもりなどなく劣悪な環境で働かせている“とある大物プロデューサー”を、他の仲間たちの夢が絶たれてしまわないために「心の怪盗団」に依頼してきたところから、次のターゲットが決まった」という流れで、もう一つの世界「パレス」に忍び込み、幾多の謎と罠を潜り抜け、欲望の象徴である「オタカラ」を盗み出すというコンセプトの下に謎解きをする。開催地内に提示された問題や答えを探す、周遊型の体感型謎解きゲームイベント 。
リアル脱出ゲーム ×ペルソナ5 東京ミステリーパレスからの脱出
2019年7月25日から11月4日まで新宿の東京ミステリーサーカス4F ヒミツキチラボ小ホールにて開催された。制作はSCRAP 。「心の怪盗団」のキャラクターのJOKER、SKULL、PANTHER、FOXの内の誰かになってプレイする[44] 。イベント参加者は、「新宿歌舞伎町で“人間をビルの屋上に吊るし上げる”という謎の怪事件が連続し、犯行現場を目撃したがために犯人から予告状が届いたが、警察の捜査は難航していて、犯行予告日時がせまる中、「心の怪盗団」は事件を未然に防ぐために動きだす」という流れで、犯人の心の迷宮「パレス」へ侵入を試み、幾重にも張り巡らされた罠ナゾをくぐり抜け、ペルソナを駆使して敵シャドウを倒し、「オタカラ」を盗み出すというコンセプトの下に謎解きをする。制限時間は約110分。公演型の体感型謎解きゲームイベント 。
リバイバル公演が大阪・名古屋・岡山・福岡・仙台・札幌の全国6都市で2021年4月15日から12月19日にかけて巡行した[45] 。
東急線謎解きラリー×ペルソナ5 ザ・ロイヤル「ミステリアス鉄道QQQ(スリーキュー)」
ペルソナ5 ザ・ロイヤルが題材。2020年12月26日から2021年3月16日まで東急線沿線にて開催された。参加キットは、東急線各駅の窓口(世田谷線・こどもの国線を除く)にて販売[46] 。本イベント限定デザインの東急線全線が1日乗り降り自由となる「東急線ワンデーパス」(利用日当日限り有効)も含まれている。主催は東急電鉄 とKADOKAWA 、協力が東急、企画協力がハレガケとレビュー合同会社とKADOKAWA Game Linkage。スマートフォンから専用サイトにアクセスし、チャット機能「謎解きスマ歩」の使用して内容を進める[47] 。イベント参加者は、重要な作戦を間近に控えている心の怪盗団の一同に、東京都庁に怪文書が届いたことから明智吾郎から突然招集をかけられて、作戦の妨げにならないよう明智と協力してその怪文書の送り主を探ることになり、東急線沿線を舞台に心の怪盗団のリーダーとして幾多の謎を解き明かす。開催地内に提示された問題や答えを探す、周遊型の体感型謎解きゲームイベント 。
ドラゴンズドグマ オンライン - 2016年10月13日から11月10日までコラボイベントが開催された。限定クエスト「怪盗乱魔」をクリアすると、ジョーカーとパンサーの衣装とイベント素材を入手できる。
ファンタシースターオンライン2 - 2016年12月21日からコスチュームやロビーアクションなどを実装した。
グランブルーファンタジー - Mobage にて展開されているブラウザゲーム。2018年6月18日から6月28日までコラボイベントが開催され、主人公・ジョーカーがプレイアブルキャラクターとして登場した[50] 。なお、ジョーカーの本名はアニメ版の名前が用いられている。
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス - 2018年11月29日発売のニンテンドー3DS用ゲームソフト。本作の主要キャラクターとシリーズ前作品『ペルソナ4』、前々作品『ペルソナ3』の主要キャラクターが一堂に会して共闘するクロスオーバー RPG。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL - 2018年12月7日発売のNintendo Switch 用ゲームソフト。追加ダウンロードコンテンツとして、主人公・ジョーカーがプレイヤーキャラクターとして登場[51] 。
幻影異聞録♯FE Encore - 2020年1月17日発売のNintendo Switch用ゲームソフト。「Encore」版・EXストーリー第1話では、『ペルソナ5』から主人公・ジョーカーのイメージをした衣装として蒼井樹専用の新衣装・「リベリアスジョーカー」を入手できる。
ペルソナ3 リロード - リメイク版である『P3R』の追加ダウンロードコンテンツとして、チャレンジバトルでは主人分・ジョーカーがゲスト主演し、『P3R』・DLCにて主人分・アイギスを含めたプレイメンバーたちとのバトルで立ち向かうことが可能です。
キャサリン - リメイク版である『キャサリン・フルボディ』の先着特典・追加ダウンロードコンテンツとして、主人公・ジョーカーを操作して「バベル」や「コロシアム」をプレイできる。
バンドリ! ガールズバンドパーティ! - 2018年にコラボイベントが開催され、「Life Will Change」をPoppin'Party がカバーしたほか、Afterglow の5人にコードネームが与えられた[注 19] 。
共闘ことばRPG コトダマン - 2019年3月5日から3月28日まで第1弾のコラボイベントが開催され、2020年11月4日から11月25日まで第2弾が開催された。
Wonderland Wars - アーケードゲーム。2019年6月17日のアップデートにより、主人公・ジョーカーがプレイアブルキャラクターとして実装。
チェインクロニクル3 - 2017年1月17日から1月31日までコラボイベントが開催された。2018年8月25日から8月30日に復刻イベントが開催された。
IdentityV 第五人格 - 2019年8月8日から8月29日まで第1弾のコラボイベントが開催され、同年11月7日から11月28日まで第2弾が開催された。
スターオーシャン:アナムネシス - 2019年9月10日にコラボイベント開催決定が発表され、同時にコラボ記念特設サイトが開設された。2019年10月10日から11月7日まで開催された。
アナザーエデン 時空を超える猫 - 2019年12月12日から第1弾のコラボイベントが開催され、2020年10月29日から第2弾が開催された。いつでもプレイできる。
ソードアート・オンライン - 2020年1月13日にゲームアプリ「メモリー・デフラグ」および「インテグラル・ファクター」にてコラボイベント開催決定が発表され、1月14日にコラボ記念特設サイトが開設された。2020年2月17日から3月10日まで開催された。
AFKアリーナ - コラボイベントで、ジョーカーとクイーンが登場した。
アストロボット - 2024年9月6日に発売のPlayStation 5 専用ゲームソフト。ソニー・インタラクティブエンタテインメント のコラボとして『ペルソナ』シリーズのイメージした3体の小形ロボットである衣装されたアイギス、クマ、ジョーカーがゲストキャラクターとして登場する。
注釈
TV局にて明智が初めて主人公たちと会った際に、主人公たちが話していた「パンケーキ」のことで明智が話を切り出しているが、「パンケーキ」のことを話したのは猫の姿のモルガナだけであり、認知世界でモルガナの声を聴き会話が出来ることを最低でも一度知っていない限り、現実世界でモルガナの会話を聞くことはできない(猫の鳴き声にしか聞こえない)。
怪盗団の作戦を成立させる条件として、認知世界の中に現実そっくりの場所が存在すること(そういう場所では、異世界ナビを起動した本人以外はパレスに入ったことに気付けない)。異世界の尋問室に、本物と見間違うほどの「認知存在の主人公」が現れること。結果として、本物の主人公がいた部屋には明智は現れず、怪盗団の用意していた別室で犯行が行われた。
ルブラン帰還後にて双葉が語る舞台裏では、明智と冴が会話した数分間で、怪盗団メンバーにより『認知上の明智』を捕まえるドタバタがあったという。
その後に『ペルソナ5 タクティカ 』では、政治家の「春日部統志郎」には婚約者である「安藤真恵」と国会議員の春日部の父親である「春日部由喜」が現役にて存在されていたことが判明した。のちに獅童の野望を阻止するため心の怪盗団の電波ジャックを発動する直後に統志郎は「父の反抗を抗を悩でいたときに心の怪盗団のメンバー達は国そのものに自ら信念を示した」と語っていたことが明らかにされた。
双葉の母親である若葉の研究に記されていた開発中の薬剤。一時的とはいえ認知世界がなくなるため、死亡するリスクもある。
改心事件は偶然の精神疾患が続いたものであり、怪盗団の存在は「それに上手く乗じた風評事案に過ぎない」との発表が出されたほか、事件を追及しようとする新島の現場からの左遷が行われた。
その他、封印される寸前のイゴールによって「トリックスターを導くためにモルガナが創られた」ことや、統制神ヤルダバオトはトリックスターを育てあげた上で「人間の愚かさ」を証明させて絶望に突き落とすことで現実世界の浸食への足掛かりにしようとしていたことなどが判明する。
獅童の罪状は殺人教唆などの異世界に関する犯罪の立証が困難なため、ひとまず「公選法違反」「政治資金規正法違反」「収賄」のみ。
ただし、無罪になったのは獅童になすりつけられた暴行事件の冤罪のみで、怪盗団としての「住居侵入」「器物損壊」「威力業務妨害」「凶器準備集合」「電波法違反」などは有罪のままである。また、改心事件の容疑者として、主人公を含む怪盗団は釈放後も公安や警察にマークされることになる。
すぐにモルガナが戻ってこなかったのは、感動的な別れをして照れくさいので出てきづらかったため。怪盗団メンバー達が「モルガナには現実世界に居場所がある」と認知していたため、消えずに済んだという。なお、続編の『ペルソナ5 スクランブル 』では、再び「異世界でのモルガナ」が復活している。
名前はプレイヤーが自由に付けられる。テレビアニメ版および『P5D 』では「雨宮 蓮(あまみや れん)」、漫画版では「来栖 暁(くるす あきら)」という名前が設定されている。
モルガナ曰く「個人がパレスを持つのは稀な事」であるらしい。
美竹蘭:スカーレット、青葉モカ:ハラペコ、上原ひまり:キューティ、宇田川巴:フェスタ、羽沢つぐみ:バリスタ。
出典
『ファミ通 』2015年10月8・15日合併号、46-55頁、2015年9月28日 閲覧 。
『ファミ通』2016年5月26日号、2016年5月12日、34-43頁、2016年5月24日 閲覧 。
週刊ファミ通 No.1494 248頁 - 249頁
“放送情報 ”. PRSONA5 The Animation - THE DAY BREAKERS - 公式サイト . アニプレックス . 2016年9月2日 閲覧。
“ONAIR ”. PERSONA5 the Animation 公式サイト . 2018年4月2日 閲覧。