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藍で染めた色 ウィキペディアから
藍色(あいいろ)は、色のひとつ。植物である藍に由来する色素を由緒とする色である。インディゴ(インジゴ、英: indigo)も同様。
藍色(JIS慣用色名) | ||
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マンセル値 | 2PB 3/5 |
Indigo (webcolor) | ||
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16進表記 | #4B0082 |
純粋な藍の色は、わずかに緑みがかった青である(少し浅く染めると、図示した色に近い)。しかし、藍色(インディゴ)は虹の7色の1つとして挙げられることが多く、その場合は、紫がかった青のことである。ウェブカラーのインディゴには、もっと紫に近い色が採用されている。
しかし、日本の伝統的な色としての「藍色」は、藍のみで染めた色ではなく、藍に少量の黄の染料を加え、緑がからせたものを指す。
藍のみで染めた色の伝統的な呼び名は、縹(はなだ。花田と書くことも)だともいう。しかし、縹は通常は、露草色(ツユクサの花で染めた色)とも言われる、薄い青色である。
藍あるいはインディゴは青藍を呈する色料である。多くは着色のために染料、または顔料として用いる。
文政年間に外国から輸入された顔料である紺青はベロ藍と呼ばれた。歌川広重や葛飾北斎の浮世絵に見られる鮮やかな藍色は、インディゴではなくこのベロ藍によるものである。
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