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2015年・2016年の日本の連続ドラマ ウィキペディアから
『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』(ハイアンドロー ザ・ストーリー・オブ・スウォード)は、2015年10月22日 - 12月24日および2016年4月24日 - 6月26日に、2期にわたって放送された日本テレビ系列のテレビドラマ[1][2]。山王連合会・White Rascals・鬼邪高校・RUDE BOYS・達磨一家、5つのチームの頭文字をとって「SWORD地区」と呼ばれている一帯で起こる、不良たちの抗争や仲間同士の友情を描く。通称は、ハイロー[3]。
HiGH&LOW 〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
企画 | EXILE HIRO |
監督 | 久保茂昭 |
出演者 |
AKIRA 青柳翔 TAKAHIRO 登坂広臣 岩田剛典 鈴木伸之 町田啓太 山下健二郎 佐藤寛太 佐藤大樹 黒木啓司 遠藤雄弥 鬼龍院翔 喜矢武豊 歌広場淳 樽美酒研二 山田裕貴 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 窪田正孝 佐野玲於 永瀬匡 ZEN 林遣都 遠藤要 阿部亮平 小澤雄太 ELLY 早乙女太一 大屋夏南 野替愁平 白濱亜嵐 ANARCHY 秋山真太郎 中村達也 橘ケンチ 小野塚勇人 松澤一之 西岡徳馬 小島藤子 工藤綾乃 楓 佐藤晴美 藤井萩花 八木将康 加藤歩 坂東希 天野浩成 平田薫 YOU 小泉今日子 |
音楽 | 中野雄太 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
公式ウェブサイト | |
シーズン1 | |
オープニング | 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE「MUGEN ROAD」 |
放送期間 | 2015年10月22日 - 12月24日 |
放送時間 | 木曜1:29 - 1:59(水曜深夜) |
放送分 | 30分 |
回数 | 10 |
シーズン2 | |
出演者 | 井浦新 高谷裕之 岡見勇信 稲葉友 栁俊太郎 前田公輝 鈴木昂秀 龍 武田航平 山口乃々華 城戸愛莉 豊原功補 V.I(from BIGBANG) |
放送期間 | 2016年4月24日 - 6月26日 |
放送時間 | 日曜0:55 - 1:25(土曜深夜) |
放送分 | 30分 |
回数 | 10 |
THE WORST EPISODE.O | |
出演者 | 川村壱馬 吉野北人 前田公輝 佐藤流司 神尾楓珠 清原翔 龍 鈴木昂秀 一ノ瀬ワタル 青木健 陣内将 福山康平 うえきやサトシ 中島健 泉谷しげる 藤田朋子 山田裕貴 |
ナレーター | 立木文彦 |
オープニング | THE RAMPAGE from EXILE TRIBE 「SWAG & PRIDE」 |
放送期間 | 2019年7月18日 - 9月5日 |
放送時間 | 木曜 0:59 - 1:29(水曜深夜) |
各話の長さ | 30分 |
回数 | 8回[注釈 1] |
6 from HiGH&LOW THE WORST | |
出演者 | 川村壱馬 白洲迅 中務裕太 小森隼 富田望生 矢野聖人 吉野北人 福山康平 鈴木昂秀 龍 見上愛 美保純 森崎ウィン |
オープニング | DOBERMAN INFINITY 「6 -Six-」 |
放送期間 | 2020年11月20日 - 12月25日 |
放送時間 | 金曜 0:59 - 1:29(木曜深夜) |
各話の長さ | 30分 |
回数 | 6回 |
本項では、2016年から続いている日本映画のシリーズ作品・およびそれらを主軸とした総合エンターテインメントプロジェクトである『HiGH&LOWシリーズ』[1]についても併せて説明する。
EXILE TRIBEの総合エンタテインメントプロジェクトとして企画・制作され、テレビドラマ・映画・漫画・ネット配信・音楽・ライブツアー・SNS・イベント・フラッシュアニメ・ソーシャルゲーム・舞台など様々なメディアで展開する完全オリジナル作品[1]。EXILE TRIBEのメンバーをはじめとしたLDH所属アーティスト以外からも多数キャスティングされており[4]、企画者であり総合プロデュースも務めるEXILE HIROは「HiGH&LOW」シリーズの構想について、「アーティストとして表現するメンバーも役者として活躍するメンバーもいて、いつか両方に光を当てる作品を作っていきたいと思っていた」と語っている[5]。キャッチコピーは「全員主役」[6]。
ストーリー構成は主に、架空の巨大都市「SWORD地区」を舞台にその街に鎮座する5大勢力「G-SWORD」とSWORD地区完全支配を目論む「九龍グループ」をはじめとする「MIGHTY WARRIORS」といった敵対勢力との激突が描かれた「THE STORY OF S.W.O.R.D.シリーズ(2015-2017)」、SWORDの一角「鬼邪高校」を主軸とした内部争いや近隣校さらには漫画「クローズ」「WORST」の「鳳仙学園」との激突が描かれた「WORSTシリーズ(2019-2022)」となっている。
2023年には、宝塚歌劇団とのコラボレーション「THE PREQUEL」が公演された。
2024年には、新シリーズとして舞台を戦国時代に置き換えられた"戦国時代活劇"「THE 戦国」の始動が発表された。
ティザーストーリー / ドラマシーズン1 / ドラマシーズン2 / THE MOVIE / THE RED RAIN / THE MOVIE2/END OF SKY / THE MIGHTY WARRIORS / THE MOVIE3/FINAL MISSION / HISTORY OF KOHAKU / DTC -湯けむり純情篇- / THE WORST EPISODE.O / THE WORST / 6 from THE WORST / 『Warriors Anthem』/ -THE PREQUEL- / THE WORST X / THE 戦国
かつてムゲンという伝説のチームがこの地区一帯を支配していた。そのムゲンの勢力によりかえってその一帯は統率が取れていた。だが、ムゲンに唯一屈することなくたった2人で互角に渡り合った兄弟がいた。
ムゲン解散後、その地区に5つのチームが頭角を現した。
山王街二代目喧嘩屋
誘惑の白き悪魔
漆黒の凶悪高校
無慈悲なる街の亡霊
復讐の壊し屋一家
各チームの頭文字を取ってその地区は
時はムゲン解散から1年後。男達のそれぞれのプライドを掛けた戦いの幕が上がる。
鬼邪高校に転校したばかりでルールを知らなかったチハル(佐藤大樹)は、暴行を受けていた生徒を助けようとしてNO.2である
山王連合会のダン(山下健二郎)とテッツ(佐藤寛太)はナンパにでかけ、声を掛けた女の子に誘われてクラブに行く。そこで使いを頼まれて店内にいた男にSDカードを渡そうとするが、横から現れた何者かに奪われてしまう。そのクラブはWhite Rascalsが拠点とする店クラブ"
ダンは仲間にこれ以上迷惑はかけられないと、ハニートラップを仕掛けてきた女を自力で捜しだす。女の正体はRUDE BOYSのリーダー・スモーキー(窪田正孝)の妹、ララ(藤井夏恋)だと判明。そこでRUDE BOYSの本拠地・
無名街から戻ったダンからレッド・ラムやチハルのことを聞いたヤマトは、真偽を確かめようとダン・テッツと共に無名街に乗り込む。そこでチハルから、父親の借金の取立てにより困っている時にノボルに助けられ、その代わりにレッド・ラムの工場で働きながら山王連合会の動きを報告するという内通者の役目を引き受けたのだと聞かされる。レッド・ラムの工場は家村会とRUDE BOYSのシオン(永瀬匡)が極秘裏で稼動させたものだったが、シオンは家村会に秘密にレッド・ラムを捌き金を着服するようになっているのだと言う。SDカードを奪ったのも、その事を知ったノボルに命じられてのことだった。ノボルはクラブheavenで騒ぎを起こすことでWhite RascalsとRUDE BOYSとの抗争を煽ることで双方の共倒れを目論んだのだが、想定外のことにダンが運び屋として利用されたことで山王連合会まで巻き込むことになり三つ巴の状態となってしまったという。ヤマト達は工場に乗り込み、手当たり次第に破壊を始め、その騒ぎを聞きつけてスモーキーたちもやってくる。さらにはWhite Rascalsもシオンへの制裁のために乗り込んできて、三者は一触即発の状態となる。ヤマトが全ては仕組まれたことでここで争えば家村会の思惑通りになると説得して、その場を収める形で三つ巴の抗争は回避された。
計画が露呈し、レッド・ラム工場も破壊されたことでノボルは二階堂から激しく責められる。家村会では、次の策として刑務所に収監中の達磨一家の頭・
一方その頃、1年前にムゲンを解散させた
昔、琥珀(AKIRA)・
時は再び現在。そんな過去の出来事を繰り返すように、達磨一家との抗争終結後にノボルが何者かによって車に轢かれ意識不明の重体となる。家村会の制裁に違いないと考えた山王連合会は報復すべきだと息巻くが、コブラは「憎しみの連鎖を止めなければいけない。ノボルの事件を追及するのは警察の仕事であって自分たちではない」と自分達はこれ以上何も出来ないと制止される。各々がそれぞれの道を模索する中、コブラがノボルの病室を見舞っていると、長い間行方不明だった美保が現れる。美保はあの後何とか回復したのだが、今度は父親の多額の借金の為、湾岸地区のスカウト集団
美保はその後、コブラの助力によりWhite Rascalsの元で身を隠すこととなる。美保を助けたのがWhite Rascals創設メンバーでROCKYの盟友・
鬼邪高校では全日制に転校してきた
一時は危篤状態に陥るもすんでのところで意識を取り戻したノボルは、コブラから美保の手紙を受け取り「過去に囚われず、自由になって」という決別の言葉を受け入れる。九十九も1年以上の昏睡状態から目覚め、コブラから今までの経緯を教えられる。それからすぐに病院から姿を消した九十九は龍也の墓参りに訪れ琥珀との再会を果たす。そして墓前に「何があっても琥珀についていく」と誓う。その後、ノボルの快気祝いの場でコブラは山王連合会の復活を宣言。ノボルの受け皿としての山王連合会だからという理由の他に、仲間の結束を固め家村会の脅威から街を守りたいという思いがコブラの中で強くなっていた。その一方で、ノボルは自身の事故と龍也・九十九の事故の状況が一致しすぎていることに疑問を抱いていた。時を同じくして、SWORDを潰す目的で出所させた日向の失踪を知り業を煮やした家村会が方針を転換、土地の買収を進めると共にSWORDの各地区への襲撃を始める。
そして、ムゲンを解散させ表舞台から姿を消した琥珀は自分の前に訪れた何者かにある"知られざる真実"を聞かされ、失っていた闘争心に火をつけ再びSWORD地区に戻ることを決意する。
無名街で突如爆発が起こり一帯は炎に包まれる。同じ頃、山王街がDOUBTからの襲撃を受け、達磨一家やWhite Rascals・鬼邪高校も琥珀と九十九、MIGHTY WARRIORSの襲撃によって壊滅状態となる。SWORD地区の再開発の利権を狙うコリアンマフィア
死傷者多数の壊滅的大打撃を受けた無名街の爆破がMIGHTY WARRIORSの仕業であるとの情報を得たRUDE BOYSは、湾岸地区に乗り込む。だが、そこには
White Rascalsはクラブheavenを襲撃され、挙げ句の果てに人手が足りなくなって防備が薄くなった隙をつかれて女達がDOUBTに連れ去られてしまう。鬼邪高校では壊滅的大敗北を喫したことで事態を重く見た村山良樹が古屋・関らと共に自主退学し、3人だけでケジメをつける覚悟を決める。達磨一家は琥珀と九十九の手で半壊したチームを再建すべく行方を絡ませていた日向紀久を呼び寄せる。
山王街襲撃が断続的に繰り返され疲弊していく中、コブラ・ヤマトは琥珀に呼び出される。久しぶりの再会を喜んだのも束の間、琥珀から山王連合会は今後自分の指示で動くようにと命令される。さらに一連の襲撃が琥珀の仕業だったと知り衝撃を受け抵抗するが、SWORD地区ではトップクラスの実力を誇る琥珀に力で捻じ伏せられてしまう。琥珀がこんな凶行に及んだのには何か訳があるはずだ、と考えるコブラの元に、行方を晦ませていた九十九が現れ、琥珀が2日後にMIGHTY WARRIORS・DOUBTの2チームからなる"湾岸連合軍"総勢500名を指揮してSWORDへの総攻撃を仕掛けると警告し、琥珀の凶行については龍也を殺した九龍グループへの復讐だと教えられる。ノボルが調査したところ、元々都市再開発や合法カジノ建設などの巨大な利権が絡み合ったSWORD地区を掌握すべく九龍グループ全勢力が動いていた。そこで目障りとなったムゲンを解散に追い込むべく龍也を事故に見せかけて暗殺したのだろうと予測した。琥珀の狙いはSWORD地区の利権を狙う張城と九龍グループ壊滅を目論む自身との目的の一致により、"九龍グループ VS 張城"という裏社会における日韓戦争を勃発させ、双方を潰し合わせることだったのだ。だが張城がSWORD地区の支配に成功した暁には琥珀は用無しと判断され消されることになることと九龍グループと張城を許せば街は取り返しのつかない状況に陥ると考え、コブラは琥珀を阻止するために山王連合会を招集する。
琥珀を止めるべくコブラ・ヤマトら仲間と共に、女達と女を守る場所を守る為、やられたケジメをつける為、連れ攫われた家族を取り戻す為、自分達の居場所を守る為、それぞれが自分たちの大切なものを守る為SWORDの各チームも集結し、湾岸地区・コンテナ街へと進攻する。それを察知した琥珀はSWORDへの迎撃を指示、待ち受けていた少数精鋭で一個人が強大な戦闘力を誇るMIGHTY WARRIORSと人数では他のチームに引けを取らないDOUBTの"湾岸連合軍"との戦いとなるが、数で劣るSWORDは苦戦を強いられるも、突如乱入した雨宮兄弟の手により形勢は二転三転する。
そんな戦いの最中、琥珀の本当の目的は九龍グループと刺し違えて死ぬ気でいることに気づいた九十九は、思い直すよう必死に説得を試みる。だが、龍也を死なせてしまったことへの後悔と罪悪感に縛られ、復讐への妄執に囚われた琥珀は聞く耳を持とうとせず、遂に九十九に牙を剥く。コブラ・ヤマトも2人の元にたどり着き、襲い掛かってくる琥珀に立ち向かう。ボロボロになりながらも3人で必死に語りかけるうち、琥珀はかつて自らが仲間を諭し宥めていた言葉の数々を思い出し、心に迷いが生じ始める。それを見計らい、コブラは龍也から預かったものだといって琥珀に鍵を渡す。それは九十九の入院費捻出のために琥珀が売り払ったバイクの鍵で、生前に龍也が買い戻していたのだが、当時龍也の話すら聞く耳を持たなかったことで今では自分に変わった相棒である九十九にと託していたものだった。"そのバイクで自由に走れ"というのが龍也の想いだと悟った琥珀はやっと呪縛から解き放たれる。
琥珀が戦意を失ったことで戦いは終結し、MIGHTY WARRIORSもこれ以上の戦闘は無意味だと撤退する。捕らわれていたララも雨宮兄弟によって無事救出された。SWORDは真の敵は九龍グループと張城であることをお互いに確認し、それぞれの居場所へと戻っていった。そして、今回の一件には関与していなかった九龍グループでは、構成員として戻った劉の報告により、自分達以外のSWORD地区を付け狙う存在がいることを知る。そして、雨宮兄弟はスモーキーから聞きだした情報を元に行方不明になっていた兄の元へ向かうのだった。
雨宮雅貴(TAKAHIRO)と雨宮広斗(登坂広臣)は、行方不明となった長兄・
"コンテナ街の戦い"(『MOVIE』)から1ヶ月後。4月1日は両親の命日で毎年3人で墓参りをしていたため、その日こそ会えるかもしれないと期待して墓地に向かう。そこで白ずくめの集団に追われていた
解読ができるまでの間、3人は父親の営んでいた工場跡へ向かう。そこで雅貴の口から自分達が"本当の兄弟"となった経緯を語る。実は広斗は尊龍・雅貴とは血縁関係がない。末っ子として甘やかされて育ったが突然弟が出来た雅貴や反抗期ながらも母と幸せに暮らしてきたにも関わらず突然2人も兄が出来た広斗。最初は反発していたものの徐々に打ち解けていったことや、両親が亡くなった際には自暴自棄になった広斗を尊龍が必死に窘め、皮肉にも両親の死によって血の繋がりを超えた絆で結ばれた本物の兄弟となったことを愛華に語る。雅貴は過去を回想するうち、両親が借金をしていた相手が上園会の
尊龍の携帯を盗聴していた古野は、尊龍がリトルアジア地区で上園会と取引するつもりでいることをつかむ。また、USBの解読にも成功し、中には九龍グループがカジノ計画に関連して、闇献金を行っている政治家や警察幹部、大企業の社長などのリストと、地上げの情報が保存されているのを発見する。その頃、尊龍は廃墟となった教会で上園と対峙していた。さらに雅貴と広斗も駆けつけ、USBを渡せと迫る上園に尊龍はなぜ両親を殺したのか尋ねる。上園の「よく覚えていない」というあやふやな返答に激高した尊龍は上園に拳銃を向けるが、護衛の人間たちに守られた上園を殺すことはできず、逆に銃火器で武装した多数の構成員たちに追い詰められていき、その隙に上園は尊龍が持っていたUSBを取り戻し去っていく。尊龍は両親は自殺ではなく上園に殺されたのだと語り、潜入して証拠を得ようと潜入した結果、他にも両親と同じように地上げの犠牲になる人々を目の当たりにし、ただ上園だけを潰せばいいのではなく元から根絶させなければ意味がないことに気づいたのだという。そんな時に上園会や九龍グループの命運を握るUSBの存在を知り、それを利用すれば誰も巻き込まずに一人で決着をつけられると考えたのだとも語る。雅貴は1人上園を追うも逃がしてしまい、尊龍はついに銃弾に倒れてしまう。尊龍は雅貴と広斗に「強く生きろ」と言い残したのを最期に息を引き取った。駆けつけた愛華に尊龍と同じ言葉をかける広斗の横で雅貴は雨空に向かい悲憤の叫びをあげるしかなかった。最愛の兄を失い怒り心頭に発する雅貴と広斗は上園会の本拠地を襲撃し武装した構成員たちをことごとく倒していく。上園は本拠地から逃走を図るも、最後には雅貴に捕らえられ、上園は「俺を殺したところで、お前達の憎しみは永遠に消えない」と開き直るが、雅貴は怒りに任せて上園に拳を振るう。だが、尊龍の「拳は大事なものを守るために使え」という言葉が脳裏をよぎり、広斗からも無言で諌められ、結局とどめを刺すことはなかった。
その後、カジノ推進法案は本会議で可決され、複合施設の整備が一層加速することは確実となる。九龍グループの会合の席で上園は今回の件のしめしがつかないと判断され、劉(早乙女太一)の手にかかり命を落とす。そして、劉が上園の跡目として新たな九つの龍の一角となった。
結局、いまだカジノ法案の裏側は表沙汰になっていない。だが雅貴は「USBは一番信頼できる奴に預けた」と広斗に語る。USBは左眼が琥珀色の義眼の男の手に握られていた。
"コンテナ街の戦い"(『MOVIE』)から半年後。
カジノ計画進行に伴い他の地区から流入する余所者に、SWORDは手を焼いている。事態を憂慮したコブラはSWORDのリーダー達を招集し、九龍グループだけでなく、張城をはじめとする海外マフィアが台頭し今後も地上げは続くことなどを説明し、"SWORD協定"を結びお互いの利害のために協力し合うことを提案する。さらにその理由の1つとして、九龍グループがまもなく崩壊するであろう事実を伝えて各チームに動揺が走る。だが、それぞれの抱える事情や思惑により、鬼邪高校の村山良樹(山田裕貴)以外から同意は得られずSWORD協定は白紙に終わる。山王連合会内部でも、カジノ計画に伴う再開発で街が復興できると考えていたダン(山下健二郎)やテッツ(佐藤寛太)たちが、九龍グループとの対立姿勢を強めるコブラやヤマト(鈴木伸之)たちとの考え方の違いに葛藤するようになっていく。ダンも思い悩むテッツにコブラに相談しようと呼びかけ、「都市開発も悪い話ではない」「もう自分たちの手に負える話ではない」と意見を言うものの、全く相手にされず一蹴されてしまう。
コブラは話し合いの場でのROCKY(黒木啓司)の様子から不穏なものを感じ取り、何度もクラブHeavenを訪れROCKYと話し合いの場を持とうと試みるうち、羅千刑務所からDOUBTのリーダー・
その頃、雨宮雅貴(TAKAHIRO)からUSBを託されていた琥珀(AKIRA)は長兄・尊龍が命掛けで守りぬいたUSBは兄弟達の手で公表すべきであると考え、USBを返すため2人の元へ相棒・九十九(青柳翔)と向かっていた。だがUSBの奪還もしくは破壊を目論む九龍グループが放った暗殺者・"黒崎会"若頭
ジェシーらによって大ダメージを負ったWhite Rascalsは抗争を長引かせることを厭い、決着を付けるため因縁の地・黒白堂駅でDOUBTと対峙する。だが、金で雇われた一党を引き連れたDOUBTとの圧倒的な人数差により、苦戦を強いられる。敗北を覚悟した時、White Rascalsの窮状を聞きつけた山王連合会が加勢し、さらに鬼邪高校やRUDE BOYSも駆けつけ、形勢は逆転する。最後に、蘭丸からSWORD壊滅への協力を打診されていた日向紀久(林遣都)も「仲間を切り捨てるような奴は信用できない」として達磨一家を率いてDOUBTに宣戦布告する。これで形勢はSWORDに傾き勝利は目前のように思われたが、それまで事態を静観していたICE(ELLY)率いるMIGHTY WARRIORSが盟友・ジェシーのピンチに際し参戦したことで再び戦況を覆される。戦いはさらに激化していくが、SWORDの奮戦も次第にMIGHTY WARRIORSの圧倒的な実力と戦力の前に次々に破られていく。
戦いはROCKYが蘭丸を破ったことで一時収束したが、やはりMIGHTY WARRIORSが優勢なのは変わらない。だが劉(早乙女太一)からの連絡を受けたICEと共に突如MIGHTY WARRIORSとプリズンギャングは撤退し、それと入れ替わるように九龍グループの善信会が乗り込んでくる。会長の
MIGHTY WARRIORSの歴史は、リトルアジア地区に住まう1人の少年から始まった。彼の名はICE(ELLY)。後のMIGHTY WARRIORSのリーダーとなるのだが、この頃は貧困街に兄弟と共に住まうただの浮浪児だ。ある日、ICEは1枚のアナログのドーナツ盤を見つける。試しに聴いてみるとそこにはICEの荒んだ心を潤し魂を震わす音楽が。ストリートで喧嘩や己に力を知らしめる事しか頭になかったICEにとって自身のターニングポイントにもなった瞬間だった。この日からICEは世界中の様々な音楽を知りたいと思うようになり、その為に金が必要だと考え、自らの能力を活かせるであろう傭兵になる道を選ぶ。多国籍軍に入隊したICEはそこでも新たな出会いが待っていた。パール(SWAY)と9(ANARCHY)。後にMIGHTY WARRIORSの創設メンバーとなる2人だ。彼らもリトルアジア地区出身だがICEとは別のコロニーの生まれだ。2人も音楽好きが興じて大金を稼ぐ為傭兵になる道を選んだのだ。3人は意気投合し、同じ戦場で修羅場を駆け巡った。退役を目前にした十数年経ったある日、ICEは2人に「リトルアジア地区に戻ったらやりたいことがある。また集まろう」と声をかける。2人には勿論断る理由などなかった。
多国籍軍退役後リトルアジア地区に戻ったICEは、パールと9や2人の仲間のコンピュータ関連に強いバーニー(白濱亜嵐)、ミステリアスな雰囲気漂う劉(早乙女太一)、実弟のディディー(LIKIYA)、ICE達にファッションの素晴らしさを教えてくれたジェシー(NAOTO)が仲間に加わり、"かつての自分達みたいに夢も希望もなく途方に暮れている人達に平等に夢と希望を与える"ことをモットーとして"音楽とファッションを軸にした俺たちが俺たちらしく生きることが出来る理想郷"を創設する為に動き出した。「金があるから人生が変わるんじゃねえ、人生を変える為に金が必要なんだ」と。そんなICE達を人々はMIGHTY WARRIORSと呼ぶのであった。
ある日、ICE達は湾岸地区でクルーザーを襲撃した時人身売買されかけていた女と出会う。彼女の名はセイラ(大屋夏南)。過去の悲惨な出来事から心を閉ざし、「音楽で世界を救えるなら、あたしみたいな女はとっくに救われてる」とICE達の想いを否定する。それでもICEはどん底から這い上がり今に至った経緯やこれまでの様なやさぐれた自分に戻ることを恐れていた。共にいることでICEの強い想いが本物だと知ったセイラもまたMIGHTY WARRIORSに魅了されていった。(ドラマ・シーズン2)
チームとして仕事が軌道に乗り始めた頃、湾岸地区でアジトとしてレンタルハウスを貸し出していた張城の李からかつてない大規模な仕事を依頼されることになる。内容は、"SWORD地区の制圧とSWORDを潰すこと"。仕事が成功した暁には望がままの報酬を与える、と。夢が自分達の目前に迫った彼らがこの話に飛びつかないはずはなかった。SWORD地区の琥珀・羅千地区のDOUBTと共にSWORD地区を襲撃し、自分達の理念をテーマにした巨大クラブFUNK JUNGLEをオープン。理想郷創設の夢はもう目前だった。だが、これまで優位にも立っていたにも変わらず突如琥珀が戦いを放棄し大敗北を喫したのだ。大金も手に入れられず夢の実現もまた振り出しに戻ってしまったことにメンバー達は落胆する。(MOVIE)
"コンテナ街の戦い"と呼ばれる先の抗争の後、新たに別の拠点を築いたMIGHTY WARRIORSは音楽活動に専念していた。そこに新たな出会いと再会が舞い込んでくる。サンキングス刑務所に収監されていたジェシーが舞い戻ったのだ。そんなジェシーは謎の男を連れてきた。目的は、彼をMIGHTY WARRIORSのメンバーとして迎え入れたいということだった。名前はフォー(関口メンディー)。同じリトルアジア地区出身でジェシーの仲間。当然ICEは断る理由はなくフォーのメンバー入りが決定する。(MOVIE2)
そしてMIGHTY WARRIORSは新たなステージに向けて足を踏み出しつつあった。
九龍グループに徹底抗戦の構えを見せた SWORDだったが、九龍グループの力は予想を超えて遥かに強大なものだった。逮捕された九龍グループ総裁・
無名街に重機が入り無名街の住人達を次々と連れ去り、容赦なく街を破壊して行く。九龍グループが日本政府による無名街からの強制退去をお題目に街を破壊・住人達を拉致しているのだ。いよいよ事が自分達の考えていた以上に大事になってしまったことに無名街では衝撃が走る。家族に危険が及ぶと判断したスモーキー(窪田正孝)は、プライドを捨て遂に無名街から脱出するよう伝え、RUDE BOYSと無名街の家族を守るために殿として残る覚悟を決めた。九龍グループの構成員を引き連れた家村会の幹部・二階堂(橘ケンチ)がスモーキーと対峙する。九龍グループ絡みの悪事に家族を巻き込んだことに怒るスモーキーに対し、上からの命令だから自分の最大の汚点である無名街を破壊するのだと二階堂は開き直る。スモーキーはこれまでの自分と無名街で仲間や家族と出会えたことを最高の人生を送れたことと彼らを守れることを誇りに思い、九龍グループの構成員達相手にたった1人対峙する。
山王連合会も僅かながらも機能しており、ノボルの情報を元に末端構成員たちを相手に得意のゲリラ戦を展開して対抗。その最中対立していたダン・テッツ・チハル達が傷だらけで姿を現し、九龍グループと全面抗争になったことで山王街が襲撃されたと怒りを向け、コブラ・ヤマト・ノボル達と完全決別を口走ってしまう。山王連合会をはじめとする若者達は破壊された山王街に見せしめとして吊るし上げられてしまったのだ。「たとえ間違っていたとしても、自分を信じて着いてくる仲間がいることを忘れるな」。ダンが山王連合会脱退の意思を伝えた後に嘆いた言葉によりコブラは焦りと怒りで自棄になり、SWORD地区郊外で九龍グループの一角克也会の会長
White Rascalsも本拠地・クラブheavenを金の力で追い立てられ、鬼邪高校も達磨一家の本拠地も襲撃・破壊されてしまう。それぞれの思いや今までの戦いも虚しく、SWORD地区は着実に破壊されていった。
襲撃を受けたのはSWORD各チームやSWORD地区だけでは留まらず、機密情報告発後に黒双地区で潜伏していた琥珀・九十九・雨宮兄弟までもが九龍グループに命を狙われる。広斗(登坂広臣)が狙撃の的になるが、予想だにしない人物に救われた。それは山王連合会や雅貴たちから忌み嫌われ、九龍グループの協力者の中にいた裏切り者モグラとしてマークされていた刑事西郷(豊原功補)であった。これまでの到底味方とは思えない行動を繰り返してきた西郷が突然自分達を助け出す行為に4人は動揺するも命からがら逃げ出した。そこで4人は九龍グループの完全なる組織崩壊の鍵となる日本政府との癒着の真実を知った。
数十年前、日本政府主導により今は無名街となっている場所で行われた薬品製造の不正・それによる公害を隠蔽するために、日本政府と九龍グループは秘密裏に通じており、不正の証拠が地下で眠っている無名街そのものを完全に消し去り、その跡地にカジノ建設をすることで国家規模の不正そのものを闇に葬ることを目論んでいたのだ。さらに日本政府・九龍グループ主導により、カジノ建設のために無名街を見せしめ・カジノ法案スタートの名目で無名街爆破セレモニーと称して、無名街を破壊することを決断する。
ところが九龍グループでは、龍心がこれまでの無理が祟り遂に容体が急変してしまう。九龍グループが時間がないと焦っていたのはこのことだったのだ。さらには同時期にカジノ計画に関わっていたある人物が今回の一件の一切から手を引くこととなり、善信を筆頭に善信に同調する
琥珀と九十九はSWORD地区VS九龍グループの全面戦争が起こった最中にコブラが消息不明になってることを知り、コブラが拷問されていた九龍グループの隠しアジトに乗り込みコブラを救出するが、スモーキーの命が狙われていることを知りすぐに無名街へと走る。だが一足遅く、スモーキーはRUDE BOYSや無名街の家族達に囲まれて既に息を引き取っていた。コブラは次々と九龍グループの手により破壊されていくSWORD地区と九龍グループと対峙する自分達の現状、そして自分の未熟さを痛感してこれまでの判断が甘かったことを悟り、拳でのやり合いでは九龍グループには勝てないと無力感に打ちのめされ絶望してしまう。そんなコブラのもとへ駆けつけたのはヤマト・ノボル・他のSWORDのリーダー達、そして決別を宣言したはずのダン達だった。琥珀・九十九・雨宮兄弟そしてSWORDは一挙にして集い、九龍グループと政府上層部の野望に完全に終止符を打つべく、隠蔽を暴くための不正・公害の証拠となる極秘資料・不正・公害の真実を知る者・公害に被害に遭った公害犠牲者を探し出す"FINAL MISSION"に挑む。死んだスモーキーは公害犠牲者だったことで九龍グループからの殺害対象となっていたのだ。だがもう1人の公害犠牲者で無名街の少女エリ(鈴木梨央)が九龍グループに命を狙われていることを知り、
コブラはエリを探しに行き、琥珀達は公害の真実を知る当時の製造工場責任者
無名街の爆破セレモニーの会場に琥珀・雅貴・広斗、そしてエリと馬場が現れたことに加えて証拠資料の公開で爆破セレモニーは一気に日本政府の癒着と国民に隠された真実を暴かれる暴露の場へと変わっていく。SWORDの勝利・九龍グループ敗北の瞬間であった。コブラは黒崎たち九龍グループの前に立ち塞がり、SWORDの勝利を宣告する。これを見て黒崎は「再生には破壊が付き物だ」と述べて潔く九龍グループの敗北を認め、自分に属する会長達と共に去っていった。大臣を含む政治家達は公害を隠そうとしたことで非難の的となってしまう。「カジノ計画は公害の隠蔽工作じゃない!!この国の未来のために...」。もはや言い訳ですらない言動とどこまでも往生際の悪い態度に琥珀たち3人に怒りは存在せず、ただ呆れと憐みの目線を向けるだけだった。黒崎・克也・源・家村らが一斉検挙。善信・植野・藤森・劉らが離脱。完全に崩壊した九龍グループを恐れる者はもうこの国にはいなかった。警察が九龍グループ一斉検挙・家宅捜査のため本家を尋ねると哀しげな表情の劉が応対した。「話ならいくらでもする。今は家族だけにして下さい」と言い警察を追い払う。本家の一室には冷たくなって横たわる龍心、枕下で夫を見守る梨花子、そして息子の劉。3人は家族だったのだ。
全てを見届けて役目は終わったというかのように琥珀達は表舞台から姿を消し、SWORDのメンバーたちも次なるステージに向けて進むために動き出した。
一方、黒白堂から消息を絶っていたMIGHTY WARRIORSはジェシーから黒白堂の戦いの報酬を受け取ったがICEとセイラはジェシーから不穏な雰囲気を察した。そしてジェシーは"バルジ"という謎のスポンサーからサンキングス刑務所出所条件として"SWORDを潰すこと"と"九龍グループと協力して裏切り者"モグラ"を探し出せ"と言われていたことを明かした。ICEはバルジという存在に興味を持ち始める。MIGHTY WARRIORSはバルジに会うためFUNK JUNGLEから旅立つのだった。
日本政府と九龍グループによるSWORD地区再開発とカジノ建設計画に中枢として関わり、ジェシーをも操っていた巨大で謎に包まれた存在"バルジ"。次なる計画が始まっていることを仄めかす謎のメッセージを残して、物語は幕を閉じる。
琥珀(AKIRA)・龍也(井浦新)の2人がライダーチームとしてムゲンを結成した。国双地区の格闘家コンビの太田(高谷裕之)と古西(岡見勇信)、後に琥珀の相棒となる九十九(青柳翔)も、後に山王連合会を結成するコブラ・ヤマトも加わり、最高のチームへと昇華したムゲンとなってから龍也はその後、自身の夢であった洋食屋「ITOKAN」をオープンさせるためにチームを去り、太田と古西もまた自分たちの夢のためにチームを抜けることとなる。琥珀はそんな彼らを「仲間を見捨てた」と考え、3人を快く送り出すことができなかった。それから、日向会との激突やそれと共に勢力拡大後に敵対した雨宮兄弟との激突。仲間が自分の元を離れていく現実やムゲンが自分の思いとは違うものへと変貌していく様子を受けいられず、琥珀は暴走の一途を辿る。やがてムゲンの末端の悪事を成敗したことで自らの考えが間違っていたことを悟り、その事を伝えようと龍也と九十九の元に向かうが、2人は琥珀の目の前で交通事故に遭い、龍也は即死・九十九は意識不明の植物状態となった。責任感とショックを払拭できないまま琥珀はムゲンを解散させた後、消息を絶つ。
だが、突如琥珀はSWORD地区へと舞い戻ってきた。"湾岸連合軍"という巨大な軍団を率いて。龍也を殺した九龍グループを壊滅せんと復讐の鬼と化した琥珀はかつての仲間たちにも牙を剥く。だが、仲間たちの必死の説得と龍也からのメッセージを受け取った琥珀は目を醒まし、本来の自分を再び取り戻した。
それから琥珀は、命を懸けて自分を止めてくれた仲間たちの為に、自分を信じてくれる仲間たちの為に、「俺はもう二度と間違いを犯したくない」と決意と覚悟を胸に抱き、復讐の為ではなく、仲間たちと共に九龍グループと戦う道を選んだ。
全ては、自分を最後まで信じ続けた龍也の想いを無碍にしない為に。
"FINAL MISSION"(『MOVIE3』)から数ヶ月後。
SWORDや湾岸地区との喧嘩やさらには日本政府の隠蔽工作まで暴いてしまい、刺激的な日々からそれぞれの仕事や生活に精を出す平和な日常がそれぞれに訪れていた。だがその時間がダン(山下健二郎)・テッツ(佐藤寛太)・チハル(佐藤大樹)の3人を満たしてくれる訳ではなく、寧ろ謎の違和感の様な心を満たす何か物足りないものモヤモヤ感を感じていた。ある日同じ山王街の
山王街を後にした3人の旅は楽しいものだったが、現実はそこまで甘いはずはなく出立して数日で軍資金が底をつきガソリン補給も手が回らない状態に陥ってしまう。そこで訪れた上下温泉街で日雇いかつ泊まり込みの仕事を探す。偶然訪れたスナックのオーナーからの紹介で旅館森田屋の客室係として働くことになる。さらに珍客として"たて笛兄弟"がコンサートを敢行すべく森田屋へやって来ていた。DTCの3人は応援メンバーとして力を貸し、歌と踊りとリコーダーで余興を乗り切った。更に、慰安旅行で偶然森田屋に訪れたWhite Rascalsの若手メンバーSMGに加え、出張のため上下温泉街に屋台営業でやってきた達磨一家の若手メンバー達磨ベイビーズに出会い旅は珍道中となってしまう。
慣れない旅館業に苦戦する中、森田屋の若女将マリと一人娘のメグミと出会う。夫と死別し娘を育てながら切り盛りするマリに一目惚れし恋心を募らせる必死で気を引こうとするチハルだが、マリと旅館の番頭宮崎(駿河太郎)が互いに惹かれあっていることを知ってしまう。マリと宮崎は両想いにも関わらず娘を気遣い再婚に踏み切れないでいたのだ。メグミも母と宮崎が両想いであることを知っていたが結婚したことで母が亡くなった父のことを忘れてしまうのではないかと考え、複雑な気持ちを隠せなくなっていた。それを知ったダンは自分とメグミが父親が突然いなくなり母親に育てられたという同じ境遇から親しく話をする関係になっていき、3人の関係をなんとか出来ないのか考えるようになっていた。
3人はマリ・宮崎そしてメグミを幸せにすべく、たて笛兄弟に加えSMGと達磨ベイビーズに協力を要請。SMGが今回の企画の演出とメインとなる宮崎達をプロデュースし、達磨ベイビーズが企画会場となる旅館街近郊のイベントホールで設置・飾り付けを開始、そしてDTCは今回の企画の全面プロデュースを開始する。女子供を幸せにする為、プロポーズという祭を盛り上げる為、そしてマリ・宮崎・メグミのプロポーズを成功させる為。DTCが考えた3人を幸せにする企画とは、宮崎がマリに想いを伝える場所を提供するサプライズ企画だったのだ。
いよいよ本番当日。宮崎とDTCが中心となりマリとメグミを招き準備も万端。しかしメグミは心に閉じ込めていた想いが爆発して会場からいなくなってしまう。DTCと宮崎達はメグミを探すべく奔走し、なんとかダンがメグミを見つけるに至った。メグミはダンに亡くなった父がよく乗せてくれた車のことを話し2人はドライブに出かけた。ダンが車の中であるカセットテープを見つけセットすると、そこから今は亡きメグミの父の声が流れ始める。"愛と書いてメグミ。名前を呼ばれる度に愛されているということを感じて欲しい"。父の想いを知ったメグミは会場に戻ることを決意し、ドレスアップしたDTCと共に会場へ向かう。
そして遂にミュージカルショーが始まり、DTCと宮崎が自分達の気持ちと想いを歌にし、宮崎はマリとメグミの元へと歩み寄っていく。すると宮崎はメグミに寄り添いメグミにプロポーズした。今回のショーは宮崎とマリのプロポーズではなく3人を幸せにすると同時にメグミを喜ばせることが本当の目的だったのだ。 "僕は君のパパには勝てない。でも君のパパに負けないように頑張る。僕たちもパパのことを忘れない。メグミちゃんもパパのことを忘れないで"。そしてメグミは"私のパパになってください"と自分の想いを伝えて無事にサプライズは成功する。3人が幸せになるためのサプライズパーティーDPDことドッキリプロポーズ大作戦は成功したのだった。
1週間後。無事に軍資金も貯まったDTCはマリと宮崎に挨拶して森田屋を後にする。旅立つ前メグミが現れダンに別れを告げる。「またね。
しかし物語は終わらない。旅の行き先を決める時チハルだけがある街だけは避けて迂回した方がいいと警戒の色を見せた。その街には"鳳仙"と呼ばれるスキンヘッドの高校があり、自分達のような輩が行けば揉め事が起きるのは必至だと警告した。そして、その鳳仙なる集団がSWORD地区に新たなる抗争の火種を生むことになる。
"コンテナ街の戦い"(『MOVIE』)終結直後に遡る。
湾岸地区との抗争から一時的に鬼邪高校では平穏が訪れており定時制は退屈な日々を送っていた。その一方で全日制は新入生の編入シーズンであり、定時制では"全日ステークス"なる伝統の賭け事を開催。それは全日制で一番強い男は誰なのかを賭ける博打だった。全日制2学年のダークホースと畏怖されていた
司は自分を慕う仲間たちに蜂起を呼びかけられるも一切相手にしようとはしなかった。1年前、同じ団地で育ち共に鬼邪高校で天下を取ろうと誓ったものの入学して一ヶ月足らずで家族の都合で祖父のいる田舎へ転向してしまったかつての相棒・
そして時はSWORD地区を守る為に立ち上がった"SWORD協定"による"黒白堂の戦い"前夜へ。(『MOVIE2』)
泰志はかつて因縁のある司の元へ出向くが人が変わったかの如く闘志を失った司に落胆する。清史は全日制最強の轟を潰すべく行動するも轟の仲間にこちらも因縁のある辻と芝マンがいると分かり時期早々と判断して撤収する。泰・清一派は放送室から鬼邪高校全日制に点在する全グループに対して自分達以外のグループを完全に叩き潰すという意味を込めて宣戦布告をする。その直後に轟・辻・芝マンに遭遇し全日制の頭を賭けたタイマンを申し出るも轟からは「これからはお前らが頭だ」と相手にされなかった。これが自分たちのことなど一切眼中にないという轟の挑発であることに泰・清一派は怒りを露わにする。そんな中、泰・清一派が凶器で武装した謎の集団に襲撃され、清史も"当時の同級生"と偽って接近してきた女に唆され負傷する事態が発生し、鬼邪高校内では緊張が走る。ただしその騒動も中越一派の末端が仕掛けたことと分かり収束する。轟の目の先にいるのは常に、鬼邪高校のトップである村山良樹(山田裕貴)だった。ぶつかったあの日からずっと村山を倒すことだけを考えていた。だから全日制などどうでもいい。「あんたを倒さないと全日制がゴタゴタしてる」と愚痴りに来たが、村山はそんな轟の態度に初めて怒りを見せる。「お前の悪いところはそういうところだ。俺の相手する前に今自分がやるべきことを知れ。もっと周りを見ろ」と轟を突き放す。
司は現在の鬼邪高校のトップである村山に頭についてを問うた。そこで村山は「リーダーとボスの2つのタイプがあって、頭はリーダーじゃないとダメだ。司は誰かを頭にして自分はNo.2になるタイプと頭になろうとしたらNo.2になったのだとどっちがいい?お前は自分で限界を決めつけてるだけじゃねえのか?」と問い正した。その後司一派が泰・清一派と衝突したことを知った司は泰志たちに報復しようとするが、手下のジャム男がそれを止める。「俺たちには司さんがいる。体はめちゃくちゃ痛いし楽しいことなんてないけど、勝った時の気持ちを考えただけでワクワクする。皆司さんの為に立ち上がったのがすごい嬉しいんです」とジャム男は感動していた。司もジャム男達がただ自分を祭り上げているのではなく、心の底から自分を慕っていることに衝撃を受ける。皆の真意を知った司は己の器を図る為にSWORD地区を離れ、楓士雄が越した街へと向かった。そこには最愛の祖父を亡くし無気力となった楓士雄が佇んでいた。悲しき雨が降りしきる中楓士雄VS司のタイマン勝負が繰り広げられる。
そして定時制がSWORDとして九龍グループに宣戦布告した後、定時制が消えた。(『MOVIE3』)
静寂が訪れた鬼邪高校はかつてない不気味な空気が漂う。結果的には国をも巻き込んだ陰謀を暴いたことで定時制は再び元の日常を過ごす。しかし定時制が巻き込まれた"九龍グループとの全面戦争"と"FINAL MISSION"による政府転覆騒動の影響によりSWORDと全日制内部の戦いのレベルの違いを思い知らされる形になり、全日制は完全に戦意喪失し全日ステークスもとい覇権争いは沈黙していた。完全に怖気付いた全日制の様子を聞いた村山は鬼邪高校の頭として「お前たちは何のために鬼邪高校に来たのか?」と放送で全ての生徒に呼びかける。全日制の生徒に向けて発破をかけ、"今後一切SWORDの案件に全日制を巻き込まない"という宣言を行う。これは、SWORDのOは"定時制"のみを表すこととなり"全日制"はSWORDには含まれないということを意味していた。こうして定時制と全日制は完全に分断されたことで再び活気と闘志を取り戻したことで全日制は群雄割拠の戦国時代へと突入した。
鬼邪高校では定時制と全日制に分かれ定時制の村山良樹(山田裕貴)が鬼邪高校初代番長として君臨しているが、先の番長宣言で全日制ではこれまでのパワーバランスが崩壊し、"轟一派"・"司一派"・"泰・清一派"・"中・中一派"の四大勢力が群雄割拠する鬼邪高校戦国時代へと突入していた。これまで事実上全日制を仕切っていた轟洋介(前田公輝)を強いと認めても、下に着くことを認める者は誰もいなかった。不服を感じた轟が再び村山にタイマン勝負を申し出るも結果は惨敗し、全日制に黙ってタイマンを挑んだ挙句敗北したことで轟の支配体制は完全に終わりを告げる。
鬼邪高校に帰還した嵐を呼ぶ男花岡楓士雄(川村壱馬)は全日制を制圧し、村山にタイマン勝負を挑む野望を掲げていた。親友の凱旋に高城司(吉野北人)率いる"司一派"と楓士雄をリスペクトする中越率いる全日制最大勢力"中・中一派"といった四大勢力の2つが楓士雄の元に合流したことで全日制は沸いていた。"泰・清一派"の泰志と清史、"轟一派"の辻と芝と対峙した時楓士雄は幼少期の頃から地元の希望ヶ丘団地で世話になっていた"サダばあ"が亡くなったことを告げ、自分達はサダばあに恥ずかしくない生き方をしないとと告げる。
楓士雄の地元・希望ヶ丘団地の仲間で秀才校に通う桐原誠司と女子高に通う白井マドカ、土建屋で働く尾々地真也・正也らオロチ兄弟がサダばあの葬式で久々の再会の中、同じ仲間の前川新太(矢野聖人)が最近高校を辞めたこととガラの悪い連中とつるんでいるなど悪い噂が絶えない話を聞く。マドカも自身の学校の同じ部活のチームメイト・上田唯が学校にも来ず部活もサボっていることで悩んでおり、久々に顔を出した唯を説得して話を聞くと、唯もガラの悪い連中とつるんでいたり近頃誰かに尾けられているなど穏やかではない話で持ちきりになる。下校時に案の定唯に絡んでくるチンピラ集団と出くわしたが、その時唯のストーカーを自称する男が集団をたった1人で撃退する。だが唯はその男が兄
SWORD地区の隣町の"戸亜留市"にて佐智雄を番長とする鳳仙学園では小田島有剣・沢村正次・仁川英明・志田健三ら鳳仙四天王"小沢仁志"による最強の布陣を揃えていた。唯を救ったのは四天王の1人・沢村正次で佐智雄からの指示で万が一唯に何かあった時に備えて見守っていたのである。佐智雄も唯の悪い話を聞いていたことで「母さんを悲しませるようなことだけはするな」と凶弾する。
鬼邪高校では全日制に編入した生徒の何人かが隠れて"レッド・ラム"(ドラマ・シーズン1)を売り捌いている話が持ちきりとなり村山が全校生徒を集めて「SWORDではドラックは御法度だ」と警告する。鳳仙学園でも佐智雄は唯を付け狙う連中がレッド・ラムに関与している話を聞き情報通のサバカンに調べさせていたが足取りは掴めなかった。オロチ兄弟も会社の同僚がレッド・ラム取引に関わっていたのを快く思わず、かつて湾岸地区から出回った経緯からDOUBTが今回の件に絡んでいるのではと考え、昔の地元仲間のチハル(佐藤大樹)に話を聞くも、「レッド・ラムは何年か前の一件(ドラマ・シーズン1)で無名街にあった製造工場がリトルアジア地区に移って以降足取りは途絶えた。それ自体に関わっていた九龍グループもゴタゴタで手が回らず、DOUBTも"黒白堂の戦い"(『MOVIE2』)後に表舞台から姿を消した」と詳しい情報は掴めなかった。
ある日の晩のこと。"泰・清一派"の泰志が、沢村・サバカンら鳳仙学園のグループが襲撃される。泰志は何とか逃げ出したものの相手が鳳仙学園であることを知り全日制では動揺が走る。沢村が意識不明の重症を負い、サバカンらは襲われる直前に集団が鬼邪高校と名乗ったことで犯人を特定。お互いの仲間がやられたことで双方は殺気だっていき全面抗争は避けられない状況となっていく。決戦の舞台は鬼邪地区の河原。数は互角でも、戦闘力・統率力は圧倒的に鳳仙学園の方が上で、全日制の敗北は明らかだった。だが村山率いる定時制と満身創痍のサバカンが乱入してきて今回の一件の真相を告げるのであった。沢村は意識を失う直前襲撃者の顔を見ていた。その中には唯を襲ったチンピラが混じっていたとのことで、鬼邪高校や鳳仙学園の制服を纏い双方を襲撃することで潰し合わせていたのではという。村山自身も独自の調査で過去に因縁のある金平兄弟が絡んでいることを知った。定時制の乱入の目的はピンチになった全日制への援軍ではなく、双方の抗争を停戦させることにあった。自分たちの敵が他にいることを知った鳳仙学園は戦闘を停止して引き上げていった。
今回の抗争を仕組んだ
楓士雄たちも新太に関する情報を掴んでいた。新太が高校を辞めたのは末期癌の母親の入院費用を稼ぐ為、借金までしなければならないほど金に切迫していた。だが大金を作れるようになったのは牙斗螺にメンバーとして迎え入れられたからである。一方、誠司も学校にて暴力沙汰を起こしてしまう。理由は楓士雄たち仲間を馬鹿にされたことからだった。教師側の配慮から誠司は厳重注意のみの処分となったが、それでもなお教師まで鬼邪高校を始めとする不良たちを"クズ"・"ゴミ"という発言を繰り返すことから誠司は怒りからありのままの本心を発した。「俺の仲間に、クズもゴミもいない!!」。
汚い金を手にしてまで自分を正当化しようとする新太を止める為、仲間を救おうとする楓士雄の為全日制が一つになった。そして、仲間の敵討ちの為に鳳仙学園も立ち上がる。共通の敵を目の前に、史上最強の"鬼邪高・鳳仙連合軍"が牙斗螺に挑む。だが牙斗螺の面々は薬物摂取の影響からか良心を遺脱する戦い方を繰り広げることで全日制や鳳仙学園らは驚愕する。そんな彼らの援軍に駆けつけたのは、SWORDとして今回の揉め事を快く思わない村山達定時制と村山のバイトの先輩であるオロチ兄弟であった。楓士雄が駆けつけると、ボロボロになった新太が金庫から金を強奪している現場に遭遇。壊滅寸前の牙斗螺に見切りをつけた新太は金だけ奪って逃げようとしていたのだ。楓士雄の必死の説得で新太は自分が間違っていたことに気づかされる。新太は再び仲間の元へ帰ってきたのだった。
騒動は終わって、楓士雄たちは鬼邪高校を離れ戸亜留市に来ていた。全日制と正式に友好関係となった鳳仙学園では、沢村が唯と正式に交際することとなり、楓士雄と佐智雄がタイマン勝負が実現することとなったが結果は佐智雄の勝利となり、楓士雄の野望はまだまだ叶わぬ夢となった。
それから村山良樹・古屋英人・関虎太郎が正式に鬼邪高校退学を発表。既に同じ仲間から親友の関係とまでなっていた3人は夢だったバイクを駆り立ててSWORD地区を去っていくのだった。
天真爛漫な花岡楓士雄、成績トップの桐原誠司、ケンカが好きな尾々地真也・正也の"オロチ兄弟"。お転婆で勝ち気な石井マドカと内気な性格の前川新太。個性がバラバラの6人だったが、同じ地元の仲間として固い絆で結ばれていた。鬼邪高校・鳳仙学園・牙斗螺との騒動から数ヶ月後。10年前の幼少期に埋めたタイムカプセルを掘り出す日として集まった6人だった。皆大人となりそれぞれの道を歩み出していた。新太は事件後金銭問題が解決して近郊の工場で働き出し、マドカも部活動のコンクールに向けて動き出す。幼少期の夢や希望を懐かしげに語り合ってからのことだった。誠司が交通事故に遭い意識不明の重体となってしまう。
ある日、当時希望ヶ丘団地に住んでいた坂田基晃が楓士雄を探しているという話が出てくる。
We Are MIGHTY WARRIORS.
俺たちは好きな音楽と共に自分たちの力を信じて戦う。みんなが同じ理想郷を目指している。でも考えかたや進み方はそれぞれ違う。いつも一緒にいないといけないなんてルールはない。離れるなら見送るし、戻ってきてくれるなら受け入れる。最後に一緒にいられるなら自由だ。俺たちは旅立つ者たちへこの"
あの戦いの後、セイラ(大屋夏南)・9(ANARCHY)・ディクシー(祐真キキ)がチームから離脱した。
ある時、ICE(ELLY)らMIGHTY WARRIORSのメンバーらは現在、九龍グループから離れた劉(早乙女太一)が住まう別宅に呼ばれた。小雨が身体を濡らすかなり不穏な空気の中、突如2人の男たちが現れた。ARK(EXILE SHOKICHI)・GLOCK(AK-69)。彼らもMIGHTY WARRIORSのメンバーだ。感動の再会も束の間、劉は"最期の晩餐"の絵の如くテーブルに着かせ、さらにテーブルの上に揃った銃火器を見せ、不穏な空気は更に加速化させる。
かつてムゲンが旧SWORD地区を支配し、雨宮兄弟との対決後に龍也の事故死を引き金にムゲンが解散した直後に遡る。
ムゲンの後釜を狙って無数のチーム同士による覇権争いが絶えなかった。そんな中1人の女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、山王連合会のコブラ。だが、2人には抗うことのできない運命が待っていた。
"鳳仙学園との激突"(『WORST』)から半年後。
鬼邪高校全日制で頭を張る花岡楓士雄(川村壱馬)は、数々の伝説を持つ最強の男・ラオウ(三上ヘンリー大智)をたずねて、戸亜留市の鈴蘭男子高校を訪れていた。複数の派閥が日々抗争を繰り返す鈴蘭高校で楓士雄が身分を明かしたことでラオウ一派のビンゾー(板垣瑞生)を始めとした生徒たちによる手荒い洗礼を受けるが同じくラオウ一派のマーシー(時任勇気)により制止され、ラオウへの"敵"ではなく"客人"として無傷で帰される。それを知った高城司(吉野北人)らから注意を受けるも、司や轟洋介(前田公輝)は、"番長宣言"(『WORST EPISODE.O』)による影響で、SWORD地区中の近隣不良高が鬼邪高校を狙う状況を察知していた。
巨大財閥・天下井グループの御曹司であり、SWORD地区近郊不良校・
そして遂に、天下井が"三校連合"に鬼邪地区への"鬼邪高狩り"を厳命し、各地の鬼邪高校の生徒達が強襲を受け重傷を負い、戦力ダウンに追い込まれる。さらには、司が須嵜と対決し敗北し、天下井らに人質として拉致されてしまう。楓士雄は壊滅的大敗北を喫したことで頭を張るべきだったのは全体の状況を読めていた轟や司であって、自分ではなかったのだと自分を責める。それでも自分にも出来ることはあると決意を胸に鳳仙学園へ単身出向き、助けを求める。一方で、趣味の釣りに行っていたおかげで襲撃を免れた轟は、江罵羅商業高校の鮫岡章治(長谷川慎)らとの間に密約を交わし、風神(陣)・雷神(今村謙斗)との対決に勝利し、江罵羅商業高校を離脱させ"三校連合"の戦力を削る成果を挙げる。楓士雄は轟に感謝の意を表して頭を下げ、その姿を見て動揺した轟に対して「俺は仲間の為ならいくらでも頭を下げる」と感謝を述べた。
仲間の仇を取る為、司を助ける為、鬼邪高校と鳳仙学園が再び"鬼邪高・鳳仙連合軍"として瀬ノ門工業高校へ進攻する。かつて最強の連合軍としてSWORD地区と戸亜留市一帯に名を轟かせた"鬼邪高・鳳仙連合軍"であったが、今回は戦力が激減し、さらには瀬ノ門工業高校内の入り組んだ校舎内を利用され、数では恐らくSWORD地区最多を誇る鎌坂高校の兵力や天下井の凶暴なやり方が広まり殺人すら厭わない"三校連合"の手法に苦戦しつつも形勢は二転三転する。その時突如たった6人の"ラオウ一派"が戦いに乱入、さらには不在だったはずの上田佐智雄(志尊淳)が"三校連合"を強襲し、一気にこれまでの力関係と戦力差は逆転する。彼らの圧倒的な強さにこれまでの余裕を徐々に失っていく天下井は人質として捕らえていた司を突き落として殺そうとするが済んでのところで楓士雄の手で救われる。幹部が須嵜以外敗れていく状況でも「まだまだ兵隊はいる」と他の戦力を呼び出して勝ち誇る天下井だったが、体育館に乗り込んできたのは鬼邪高校と鳳仙学園、ラオウたちであった。派閥は違えど、本物の一枚岩となって三校連合を破ったのである。この光景に最早勝ち目は無いと見て完全に怖気付いた瀬ノ門工業高校・鎌坂高校の生徒たちは散り散りになり、天下井の制止も無視して逃げ出し始める。挙句、来る筈の援軍も全滅し、自慢の兵力も枯渇したことでとうとう天下井は完全に孤立し、怒り心頭に発した敵たちに1人囲まれてしまう。これまで人を『駒』と呼んで都合のいいように利用し、使い捨ててきた男が逆に見捨てられた形であった。ましてこれまでの行き過ぎた行動でこの場にいる者たちの怒りを買ってきた天下井に救いの手を差し伸べる者や情けをかける者などいる筈もなく全員が決して逃がさないとばかりに睨みを効かせており、もはや制裁を待つだけとなった天下井には抵抗する力も言い返す気力も残っておらず無言で後退るしかなかった。そんな中、須嵜だけは天下井を見捨てることなく1人残り、楓士雄とタイマンを繰り広げ、天下井・鬼邪高校・鳳仙学園・"ラオウ一派"がタイマンの結末を見届ける。
結果は楓士雄の勝利に終わり、全員が楓士雄を認めるように満足気に笑うのだった。だが天下井は、圧倒的兵力を誇っていた"三校連合"の併解、最強の戦闘力を誇る頼みの綱であった須嵜の敗北を見たことで完全に逆上する。あらゆるものを利用してまで保ち続けてきたプライドが完全に打ち砕かれ、敗北を受け入れず楓士雄をナイフで刺殺しようとするが、そんな天下井を須嵜が必死で制止する。「そんなもん使ったらダメじゃないですか。もうこれでうちら、鬼邪高校の"駒"ですね」と、自分たちが掲げてきた理念が完全に打ち砕かれたことを痛感したが、楓士雄がそれを戒めた。「お前は一度負けた。それだけだ。俺たちは頂上目指して喧嘩しまくってるけど、誰が上とか下とか関係ねえ」と、彼らを支配することを拒否する。2人の言葉が天下井の心を動かし、"三校連合"の敗北と、次は必ず勝つと宣言して今回の一件は幕を下ろす。楓士雄は親友・ラオウにタイマンの約束を申し付けラオウもそれを承諾し、再会した佐智雄も「俺もリベンジさせろ」と言い、3人は再会を約束した。
鬼邪高校に対してリベンジを誓った天下井・須嵜はかつて幼い頃親友同士だった頃の"公ちゃん"と"亮"として再び友情と絆を取り戻し、須嵜は早速楓士雄との再戦の為鬼邪地区を訪れた。そして楓士雄はかつて"ラオウ一派"にうけた洗礼をそのまま模した形でそれを快く受け入れる。
そして物語は、楓士雄から誰へのものかも分からないメッセージと共に幕を下ろす。
「俺たちは馬鹿で野蛮で下品で、絆創膏だらけのろくでなしかもしれねえ。指を指して笑う奴もいるだろう、中指突き立てて唾を吐く奴もいるだろう。それでも構わねえ。俺たちはありのままでいたいんだ。これからも偽らずに自分らしく生きていこうと思うんだ。"あなた"はどうする?」
時は戦乱の世。 かつてその一帯には五つの社が建てられ、社の周辺はそれぞれ国が栄えていった。
以前は緑豊かだったが、内乱によって砂漠と化した《
各国の長たちは自国の繁栄を願い信頼できる仲間とともに戦いを続けていたが、彼らの戦意を我がものとするべく、忍び寄る影が……。
社に封印されたチカラを解き天下を治めんとする野望が、《須和国》《乃伎国》《尊武国》の三国を巻き込み大合戦へと発展していく……!
ムゲン / 雨宮兄弟 / 山王連合会 / White Rascals / 鬼邪高校(定時制・全日制) / RUDE BOYS / 達磨一家 / 九龍グループ / MIGHTY WARRIORS / DOUBT / 山王街 / 政治家関係者 / 警察関係者 / 『クローズ』・『WORST』 / それぞれの作品の登場人物
名前後ろの★欄は初期設定および初期からの登場、記載欄はその作品からの途中参加という表記とする。
後に"SWORD地区"と呼ばれることになる一帯を支配していた伝説のライダーチーム。元々は創設者の龍也・琥珀がバイクチームとして立ち上げ、"二人で走る時間が無限に続けばいい"という思いを込めて「ムゲン」と名付けられた。ムゲンの全盛期でもあったのが7人時代で、かつて敵対し合っていた格闘家コンビの太田と古西が、過去の因縁で琥珀と敵対した九十九、そして後に山王連合会を結成する龍也の地元の後輩コンビのコブラ・ヤマトが加入する。
数年後に龍也がITOKAN経営の為、太田・古西がプロを目指すべく渡米する為ムゲンを脱退するのだが琥珀はその現実を受け入れようとせずムゲンとしての勢力を維持する為に周辺の腕の立つ者を次々とスカウトする様になる。その最中で日向会と抗争するハメになり、結果的には日向会を壊滅に追い込んだもののそれがムゲンの勢力と悪い噂を増幅させる引き金となり、100人を超える大規模集団になったことで琥珀が総長を名乗り、初期メンバーの九十九たちは幹部扱いされる様になる。しかし、大人数になったことに加えて琥珀を含めた初期メンバーが彼らを育てたり見極めることを怠っていたために統率が取れなくなり、勝手にムゲンの威光や琥珀の名前を使って悪事を働く者も現れ、結果的に街の住人からも嫌われるようになる[注釈 2]。さらにムゲンの下っ端の絡みが原因で雨宮兄弟と揉めることになるが、その最中で龍也と九十九が交通事故に巻き込まれて龍也が即死・九十九が意識不明の植物状態に陥ったことが決定打となり、琥珀の手でムゲンは解散する。犯人は琥珀の手で追放された者の逆恨みによる凶行[注釈 3]だったのだが、前述の通りメンバーの見極めなどを一切しなくなったことで、犯人の顔も名前も判別がつかない始末で泣き寝入りするしかない有り様であった。
『ドラマ・シーズン2』では、過去編としてムゲンが結成から解散に至るまでが描かれている。本編では描かれていないが、ムゲン解散後もチームがなくなったことを知らずに我が物顔でムゲンの名を語って悪さをする者がいるなど散々な状況だった様子である。
『MOVIE』終盤の琥珀の凶行を止めるべく、九十九そしてコブラとヤマトが戦いを挑む中、九十九が龍也から聞かされた、「ライダーチームでもなければ、無限の存在でもない。俺たちは何にも縛られなくていい、俺たちはいつでも自由に走れるということを教えてくれたのがムゲン」だとムゲンの存在意義を知らしめ、琥珀の戦意を喪失させる。
テーマソング - 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE『MUGEN ROAD』[7]
(ドラマ・シーズン2 → 山王連合会)
(ドラマ・シーズン2 → 山王連合会)
琥珀 | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN(カメオ出演) | MOVIE2 | MOVIE3 | |
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九十九 | ドラマ・シーズン1(台詞なし) | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
龍也 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE |
圧倒的な力で一帯を支配していたムゲンが唯一潰せなかった最悪最強の極悪兄弟。SWORD地区の隣町に位置する国双地区の住人で、100人を超える勢力のムゲンを相手に互角に渡り合う戦闘力を誇る[9]。銃器・武器を持った相手と戦う際は近接格闘術のゼロレンジコンバットを使う[12]。尊龍・雅貴と広斗は血縁関係がない義兄弟である[13]。
ムゲンの勢力拡大時に旧SWORD地区を流していたところをムゲンの下っ端連中に絡まれたところを撃退したことからムゲンとの因縁が始まる。だが長男・尊龍が仕事中に突如2人の前から消息を経ったことで行方を追って街から出ずっぱりだったこともあって、姿を消したと思われていた。基本的に裏稼業として得意のバイクを駆使して運び屋として生計を建てている。周りからは極悪兄弟と謳われ畏怖の念を抱かれており、特にヤマトからは根強く嫌われているが、これはあくまで名を上げようとして自身らに挑んできた者たちを返り討ちにしてきたこととムゲンと対等にやり合ったことで悪い印象が伝わっただけであり、本来は3人共痛みを知り他人を思いやることのできる優しい心の持ち主である。基本的に自分から攻撃を仕掛けることはほとんど無いが、向かってくる者や目的を阻む者・身内を傷付ける者は自分達の敵であると見なし、全て正面から迎え討つ。兄弟3人共アイスキャンディーが好物。
『MOVIE』では、無名街で尊龍の目撃情報を察知し急行するもそこで湾岸連合軍による無名街爆破に関わることになり、さらにはララを救出する為に湾岸連合軍の敵としてコンテナ街の戦いに乱入することになる[注釈 17]。
『LIVE』では、2人共愛車のハーレーに乗って乱入する。
『RED RAIN』では、スピンオフとして主人公を務めており今作はこの2人を中心に物語が進んでいく。本作では3人それぞれ得意とする格闘術があるが、兄弟共通でゼロレンジコンバットを用いた近接格闘術を駆使できるなどと他のストリートギャング系のキャラクター陣とは一線を超えた存在であることが判明する。
『MOVIE2』以降も基本的に2人組で行動しており、琥珀・九十九らと協力して機密情報告発の為に動き出す。以降は4人で行動し、自分達を付け狙う九龍グループの猛攻も突破していく。戦いでもそれぞれが認め合っている故か、抜群のコンビネーションを発揮している。『MOVIE3』の"FINAL MISSION"にて、公害の情報操作・隠蔽工作が明らかになったことを見届けて、2人共表舞台から姿を消した。
テーマソング - ACE OF SPADES feat. 登坂広臣『SIN』[7]
雨宮雅貴 | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN(主人公) | MOVIE2 | MOVIE3 | |
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雨宮広斗 | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN(主人公) | MOVIE2 | MOVIE3 | |
雨宮尊龍 | MOVIE(カメオ出演) | RED RAIN(本作のみ) |
S.W.O.R.D.の"S"にあたるチーム。通称"山王"。SWORD地区北東部に位置する山王地区の商店街「山王街」を本拠地にしている。 ムゲンの解散から1年後にチームメンバーであったコブラやヤマトが、表向き山王街の治安維持の為に山王地区の若者が集まって結成されたトラブルシューターチーム。コブラたちがムゲンの流れを受け継いでいることから"山王街二代目喧嘩屋"の異名で恐れられている。一方でムゲンの残党が率いる集まりというイメージも持たれているため、ムゲンを嫌う者達からは根強く恨まれている。劇中では山王連合会結成の本当の目的が道を誤ったノボルが"帰ってこれる場所"として用意したことが判明した[注釈 27]。ドラマではノボルが出した要求に反する形でコブラとヤマトが山王連合会解散を宣言するが、その後ノボルの復帰と仲間たちからの呼びかけで山王連合会は再結成する運びになる。得意戦術は自分達の戦いやすい場所に敵を誘き寄せて強襲を仕掛けるゲリラスタイルで、移動手段はバイク。
『LIVE』では、チンピラ勢を倒すべく抗争の場に乱入する。
『MOVIE2』では、九龍グループに対抗する意思を見せたコブラ・ヤマトを中心とする"徹底抗戦派"と都市開発により街の経済復興を期待するダン・テッツを中心とする"開発賛成派"にチームが分裂してしまい、黒白堂の戦いも抗争前に"開発賛成派"が離脱したため主要メンバーの大半が不在のまま戦力が半減化した状態で参戦する羽目になってしまう。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで山王街諸共チームは壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、爆弾解除に帆走する。
『湯けむり純情篇』では、DTCの3人が初めてSWORD地区を出てバイク旅に出ることになる。
『WORST、EPISODE.O』・『WORST』では、時系列は湯けむり純情篇より前にあたる為、DTCの3人はまだ山王街にいる。
テーマソング - DOBERMAN INFINITY『Do or Die』[7]
コブラ | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||||
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ヤマト | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | MOVIE2 | MOVIE3 | 湯けむり純情篇 | |||||
ノボル | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||||
ダン | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | DTC(主人公 | MOVIE2 | MOVIE3 | 湯けむり純情篇(主人公) | ||||
伊集院甲 | ドラマ共通 | MOVIE | DTC | MOVIE2 | MOVIE3 | 湯けむり純情篇 | |||||
テッツ | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | DTC(主人公 | MOVIE2 | MOVIE3 | 湯けむり純情篇(主人公) | WORST EPISODE.O | WORST | 6 | |
チハル | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | DTC(主人公 | MOVIE2 | MOVIE3 | 湯けむり純情篇(主人公) | WORST EPISODE.O | WORST | 6 | |
ケン | MOVIE(台詞なし) | MOVIE2(台詞なし) | MOVIE3(台詞なし) | WORST EPISODE.O | |||||||
ヒカル | MOVIE(台詞なし) | MOVIE2(台詞なし) | MOVIE3(台詞なし) | WORST EPISODE.O |
S.W.O.R.D.の"W"にあたるスカウト集団。通称"ラスカルズ"。 男に傷つけられた女達を守ることを信条とし、闇に落ち黒に染まらないことへの決意表明でチームのテーマカラーでもある白の服を身に纏い、傷ついた女達にはもう一度人を信じる勇気と生きる術を与えるスカウトを行い、女達を搾取する男や女性に暴力を振るう男には容赦なく制裁を行うことから"誘惑の白き悪魔"の異名を持つ。リーダーであるROCKYがかつてDOUBTが支配していたSWORD地区の西部に位置する阿来地区(あらい)の繁華街で経営するクラブ「heaven」を根城にしている[9]。得意戦術はステッキや武器を使った戦い方だが素手による格闘戦も可能で、移動手段はスクーター。
『MOVIE2』では、過去に黒白堂で激突した林蘭丸が刑期を終えてシャバに出てきたことで過去の因縁に火をつくことを恐れて直接的にSWORD協定を断りheavenを閉店、さらには今回の騒動に巻き込まないようheavenの女たちや元メンバーたちも自分たちと一切の関わりを持たないとした。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことでheaven諸共チームは壊滅してしまうが、ROCKYの蜂起でチームが復活する。FINAL MISSIONでは、陽動部隊として九龍グループを相手に奮戦する。劇中終盤では、売却・立ち退きとなった為新しいテナントを新たにheavenとすることに決め、前回の店の規模より大規模となっており今回は店はまだ開店せず、スカウト業をメインに行なっていくことになった。
『湯けむり純情篇』では、SMGの4人がheavenの女たちと共にボディーガードを名目に森田屋へ慰安旅行に訪問。そこでDTCと達磨ベイビーズと"DPD"を行なっていくことになる。ここから、クラブheaven内の福利厚生やROCKYのチームメイトへの配慮などが明らかとなる。
テーマソング - PKCZ feat. EXILE SHOKICHI『WHITEOUT』[7]
ROCKY | ドラマ・シーズン1 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
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KOO | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | ||
KIZZY | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | ||
KAITO | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) |
AIZAWA | ドラマ・シーズン1 | MOVIE | ||
---|---|---|---|---|
BITO | ドラマ・シーズン1 | MOVIE | MOVIE2 | |
ENARI | ドラマ・シーズン1 | MOVIE | ||
SHIMURA | ドラマ・シーズン1 | MOVIE | MOVIE2 |
HEIDI | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 | |
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MARCO | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 | |
LASSIE | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 | |
COSSETE | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 |
S.W.O.R.D.の"O"にあたる"漆黒の凶悪高校"の異名を持つ不良校。通称"鬼邪高"。SWORD地区の北西部で昔から治安が悪いことで有名な鬼邪地区に創設された私立高等学校。私立の学校なので、金さえ払えば誰でも入学・転入・転校・卒業・留年が可能な為学校の経営体制も"悪"と言われている。15歳から18歳までの通常の高校制度を用いた男子校制の"全日制"と18歳以上の夜間学校制を用いた男女共学の"定時制"に別れている。全日制・定時制合わせて数百名規模というSWORDで最大勢力を誇り、また卒業生には家村会幹部・川田を始め、現在もヤクザとして活動する年長者も多い事からSWORDでは最古参の勢力でもある[注釈 56]。全日制と定時制共に不良ばかりだが、特に定時制は全国から集まった20歳超えの荒くれ者の生徒が多数在籍する、「拳100発に耐え続ければ頭になる」の伝統がある[9]。世間からも「極道からのより良いスカウトを待つ場所」や「ヤクザの予備軍」など悪い目で見られることが多い。直接登場していないが、学食はかなりのものらしく"全日ステークス"に於いて金銭の賭博が禁止されている代わりに学食の食券を掛けて定時制内でやりとりが行われている。得意戦術は各々個人の力任せの数に物を言わせた喧嘩スタイルで、移動手段は借りてきたダンプカー。
『ドラマ・シーズン2』では、鬼邪高校内には全日制・定時制の二部制が存在することが言及されており、特に村山率いる定時制がSWORDの鬼邪高校として恐れられていることが明かされている。転校してきた轟の手で全日制が制圧され、定時制の存在を知った轟らに村山の不在中に強襲される。村山VS轟のタイマン勝負は接戦ながらも村山が勝利。及び今回の全日制との一件は不問とされた。
『MOVIE』では、MIGHTY WARRIORSに強襲され開校史上壊滅的大敗北を喫することになり、村山・古屋・関が自主退学することになったが、コンテナ街の戦いの後に退学は取り消され復学することになる。
『MOVIE2』では、定時制が鬼邪高校勢力として明かされており全日制は登場しない。コンテナ街の戦いの影響から村山が初めての番長宣言を発令し、"定時制の揉め事に全日制は巻き込まない"というルールが制定された為以降全日制は姿を表さなくなる。山王連合会の提唱した"SWORD協定"に唯一賛成する勢力として、SWORD協定やSWORDを守る為に村山たちが独自に動き回るなど初登場と比べるとかなり考え方や行動パターンが変わっている。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで鬼邪高校諸共定時制は壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、陽動部隊として九龍グループを相手に奮戦する。
『WORST EPISODE.O』ではスピンオフとして今作の主人公格グループを務めており、コンテナ街の戦い後からFINAL MISSION後まで(MOVIE終了後からMOVIE3終了後)が描かれており、定時制は九龍グループとの戦争中は鬼邪高校には誰1人顔を出さなかった。また今作では、SWORD協定からFINAL MISSION後に至るまでの描かれなかった全日制内部の状況が描かれている。全日制はコンテナ街の戦いの後は、轟・辻・芝トリオの"轟一派"と司を頭とする"司一派"、泰・清コンビ率いる“泰・清一派"、中越率いる1学年グループ"中越一派"が中立・対立し合う様になるが、前述の九龍グループによる"SWORD壊滅行動"により襲撃された定時制の惨状を目の当たりにした全日制の内部争いは完全に沈黙する。その後村山の番長宣言により、鬼邪高校は定時制と全日制で完全に分断することになり、全日制の均衡が完全に崩壊する。
『WORST』ではスピンオフとして今作の主人公格グループを務めており、鬼邪高校は全日制と定時制に勢力が分断されている。轟が独断で村山に挑んで敗北したことから再び全日制の均衡が崩壊することになる。楓士雄が復学したことで司一派と"中・中一派"が合流するのだが、その最中戸亜留市の鳳仙学園と敵対することになる。一連の騒動に決着をつけた後、全日制と鳳仙学園は友好関係を築くことになり、定時制では村山・古屋・関が定時制を退学する[注釈 57]。
『WORST X』では、続編として『WORST』終盤の楓士雄と佐智雄のタイマン勝負後から数ヶ月後が描かれており、全日制が鬼邪高校勢力として明かされており定時制は登場しない。村山による番長宣言の影響が少なからず出ており、定時制の看板が無くなったことを発端にSWORD地区中の不良校から付け狙われることになる。また、本作では楓士雄が全日制の頭として紹介されており、轟が頭の座を譲ったのか、楓士雄率いる一派が全日制を制圧したのかは不明だが、全日制内部の争いは終息している模様。"三校連合"による"鬼邪高狩り"により、全日制は総動員しても僅か30人規模の壊滅的大敗北を喫することになる。
テーマソング - DOBERMAN INFINITY『JUMP AROUND ∞』[7]
(ドラマ・シーズン1 → 山王連合会)
村山良樹 | ドラマ・シーズン1 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | WORST EPISODE.O | WORST | |
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古屋英人 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | WORST | |||
関虎太郎 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | WORST EPISODE.O | WORST | ||
中茎 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | WORST EPISODE.O | WORST | ||
中林 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | WORST EPISODE.O | WORST | ||
中園 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | WORST EPISODE.O | WORST |
花岡楓士雄 | WORST EPISODE.O | WORST(主人公) | 6(主人公) | WORST X(主人公) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
轟洋介 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE | WORST EPISODE.O | WORST | WORST X | ||
辻 | ドラマ・シーズン2 | MOVIE(台詞なし) | WORST EPISODE.O | WORST | 6 | WORST X | |
芝マン | ドラマ・シーズン2 | MOVIE(台詞なし) | WORST EPISODE.O | WORST | 6 | WORST X | |
高城司 | WORST EPISODE.O(主人公) | WORST | 6 | WORST X | |||
ジャム男 | WORST EPISODE.O | WORST | 6 | WORST X | |||
西川泰志 | WORST EPISODE.O | WORST | WORST X | ||||
横山清史 | WORST EPISODE.O | WORST | WORST X | ||||
中越大 | WORST EPISODE.O | WORST | WORST X | ||||
中岡昌平 | WORST EPISODE.O | WORST | WORST X | ||||
坂田基晃 | 6 | WORST X |
S.W.O.R.D.の"R"にあたる集団。通称"ルード"。 全員身軽でアクロバティックな動き、例としてフリーランニングを得意とする。深い闇を抱えた者達が集まってできた治外法権のスラム街「無名街」を守護する街の浮浪児達で組織された義勇軍・自警団の様な集団。 余所者に厳しく、無名街に足を踏み入れた者を一瞬で刈り取ることから、"無慈悲なる街の亡霊"の異名を持つ[9]。 無名街に住む者は名前を持たず身寄りがない者が多いために互いを「家族」として扱い生活しており、それ故に絆が強く、家族のために廃墟と化した無名街を再建することを生きる目標としている。SWORDの中では特に少数精鋭勢力として見られており、個々のメンバーの戦闘力も各チームの面々を凌駕している等他のチームからも一目置かれており、MIGHTY WARRIORSを除いては多くの敵勢力を圧倒している。得意戦術はフリーランニングやアクロバットで身軽な動きによる忍者のようなスタイルで、移動手段は無名街に捨てられたバイクやトラック。
『MOVIE』では、湾岸連合軍の手で無名街が爆破・破壊され、死傷者を大勢出すなど壊滅的被害を被る(MOVIE3では、九龍グループが日本政府の陰謀により貴重鉱石採掘場を爆破したことが明らかとなっている)。
『MOVIE2』では、満身創痍のスモーキーに代わってタケシとピーがリーダー代行としてチームを指揮している。
『MOVIE3』では、無名街の爆破解体が公に決まったことでスモーキーがRUDE BOYSを含む全住民に避難するよう指示する。スモーキーの死後は二代目リーダーとしてタケシが正式にチームを指揮していくこととなる。SWORDの中では唯一『MOVIE3』以降の動向が不明の勢力であるが、噂によるとスモーキーのカリスマが影響したのか、チームは一同散り散りになっているらしい。
テーマソング - GENERATIONS from EXILE TRIBE『RUN THIS TOWN』[7]
スモーキー | ドラマ・シーズン1 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
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タケシ | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
ピー | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
シオン | ドラマ共通 | MOVIE | |||
ユウ | MOVIE2 | MOVIE3 | |||
ララ | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
エリ | MOVIE2 | MOVIE3 |
S.W.O.R.D.の"D"にあたるチーム。通称"達磨"[注釈 76]。 かつてムゲンによって滅ぼされた、九龍グループの傘下組織「日向会」の日向四兄弟の四男・日向紀久を筆頭に、ムゲンに恨みをもつ極悪コンビ「饕餮兄弟(とうてつきょうだい)」[注釈 77]や加藤鷲らによって結成された比較的新しい武闘派チーム。勝ち負けに関係なく復讐という目的を達成するまで何度でも戦いを仕掛けてくることから"復讐の壊し屋一家"と呼ばれ怖れられている。戦闘時も太鼓で開始を告げる、太鼓の撥を武器とするなど和や祭りを意識したところが目立つ。SWORD地区一帯の祭の利権を牛耳る組織でもあり、様々な祭り事を主催し闘鶏・花札・喧嘩賭博などを資金源としている[18]。SWORDの5チームでは特に他勢力に敵対心を露わに見せている勢力として恐れられており、村山は"達磨一家と関わったら死ぬまで戦争になる。絶対に関わるな"と警告し合い、ROCKYもその執拗に抗争を仕掛けてくる姿勢を危険視、またRUDE BOYS内でも"復讐の為なら何を仕掛けてくるか分からない"などと恐れられている。得意戦術は太鼓のバチや武器を持った者と素手でのみでのステゴロによる者らによるチーム連携スタイルで、移動手段は旧車などアメ車など。
『ドラマ・シーズン1』では、劇中前で日向が羅千刑務所に収監されており、チーム自体は活動休止状態となっており表沙汰に動いていない様子だったが、家村会の手で釈放されたことでチームが復活。手始めに右京一派・左京一派・加藤一派の三方向に分かれて"達磨一家復活の挨拶回り"と称して各チームを襲撃。その後達磨一家全勢力で山王連合会を潰すべく山王町を強襲。だが、ここで山王連合会解散を宣言されたことで戦いを放棄し撤収する。
『ドラマ・シーズン2』では、山王連合会との抗争直後に日向が謎の失踪を遂げており、再びチームは活動休止となっている。
『MOVIE』では、SWORD襲撃によりチームがほぼ半壊する。
『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで賭博場諸共チームは壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、陽動部隊として九龍グループを相手に奮戦する。
『湯けむり純情篇』では、達磨ベイビーズが出張営業の為上下温泉街を訪問しており、そこでDTCとSMGと"DPD"を行なっていくことになる。
テーマソング - DJ DARUMA from PKCZ『VOICE OF RED feat. GS』[7]
日向紀久 | ドラマ・シーズン1 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
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右京 | ドラマ共通 | MOVIE | |||
左京 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |
加藤鷲 | ドラマ今日 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 |
風太 | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 | |
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雷太 | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 | |
阿行 | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 | |
吽行 | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | 湯けむり純情篇 |
日本の裏社会を支配する"九つの龍"と呼ばれる九つの直参団体からなる極道連合組織。通称"九龍"[注釈 81]。構成組織の頭領は皆名前に「龍」がついていることが特徴。"九龍に失敗はない。失敗は死を意味する"を鉄の掟とする。九龍グループ初代総裁の九世龍心が任侠の世界に身を投じ、たった一代で日本の極道の頂点・巨大極道組織を作り上げた。一組織の勢力も強大で、その傘下組織も多いが組織同士での覇権争いが激しく、互いにせめぎ合っているため、それぞれが協力し合うことはほとんど無く、むしろ対立関係にある。組織全体を考える黒崎とそれに従う"黒崎側"と目的の為なら強行手段も辞さない"善信側"に分かれている。組織としても、一組織の壊滅もしくは解体になったところで勢力が半減化する訳ではなく、"九つの龍"として相応しい人間が昇格し新たな組織を束ねる頭として君臨する為組織壊滅は不可能に近い。集団で恐喝するスタイルはあくまで表面上の"脅し"であって、得意戦術としては確実に敵を仕留めることを重視した4〜10人規模の人数で凶器武装して闇討ちを仕掛けるスタイル。
ドラマ共通で家村会が水面下で動いてきたが終盤ではSWORD地区都市再開発に伴い土地売買事業にも手を出し始める。
『MOVIE』では、龍也暗殺とムゲン解散に裏から関わっていたことが判明し、九龍グループ壊滅を目論む琥珀・張城の李から狙われる。終盤からSWORD地区統括の為九龍グループの全勢力が動き出すこととなる。ただし、SWORD襲撃やコンテナ街の戦いにはほとんど関わっていない為今作では全体を傍観する姿勢をとる。
『RED RAIN』では、家村会以外の上園会・黒崎会なる組織の存在も明らかとなり、上園会は雨宮兄弟と対決の末に構成員も組織も壊滅し1人逃げ帰ってきた上園が用無しと判断され、死亡した上園にとって代わり、本家構成員・劉龍人が新たなる九つの龍の一角となる。
『MOVIE2』では、本家勢力の他に善信会・克也会・源会・植野会・藤森会、そして劉率いる劉会が登場し、ここで九龍グループが組織として黒崎側と善信側に二分された状態であることが明らかになる。終盤で黒白堂に善信会が乱入し、SWORDとDOUBTに脅しをかける。
『MOVIE3』では、SWORDが宣戦布告の構えを見せたことで遂に九龍グループもSWORDの5チームと共にそれに関わる場所ごと壊滅させる。また、劇中で総裁・九世龍心の逝去と"バルジ"の作戦離脱により善信・植野・藤森・劉らが九龍グループの指揮系統から離脱。さらに"FINAL MISSION"が成功したことで黒崎・克也・源・家村らが一斉検挙。これにより九龍グループは完全に崩壊することとなった。ただし組織崩壊したものの完全消滅はしていない模様で、『WORST』では日本政府との隠蔽工作の後始末問題や頭を失ったことによる跡目問題に追われている模様。
テーマソング - EXILE THE SECOND『One Time One Life』[7]
(MOVIE2 → 劉会)
(ドラマ → MOVIE中盤/MIGHTY WARRIORS MOVIE終盤 → FINAL MISSION/九龍グループ 『Warriors Anthem』 → MIGHTY WARRIORS)
九世龍心 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
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九世梨花子 | RED RAIN | MOVIE3 | ||||
家村龍美 | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | MOVIE2 | MOVIE3 | |
石井 | ドラマ共通 | MOVIE | ||||
川田 | ドラマ共通 | MOVIE | ||||
二階堂 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE3 | |||
キリンジ | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE3 | |||
江藤 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE3 | |||
福田 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE3 | |||
八木 | RED RAIN | MOVIE2(台詞なし) | ||||
黒崎君龍 | RED RAIN | MOVIE2 | MOVIE3 | |||
九鬼源治 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
善信吉龍 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
吉田景虎 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
宇高真一 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
克也龍一郎 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
大庭國光 | MOVIE2(台詞なし) | MOVIE3 | ||||
植野龍平 | MOVIE2(台詞なし) | MOVIE3 | ||||
源龍海 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
大城戸健 | MOVIE2 | MOVIE3 | ||||
藤森龍生 | MOVIE2(台詞なし) | MOVIE3 |
音楽とファッションの力で自分たちの理想郷を作ることを目的とする傭兵集団で、本作『HiGH&LOW』シリーズの象徴とも言えるチームで、本作でも絶大な人気を誇る。SWORD地区の隣町に位置する湾岸地区を本拠地に表舞台には立たず水面下で活動している。ルールに縛られることを極端に嫌い、目的のためならば手段は選ばない凶暴な集団ではあるが、その反面厳しい環境を生き抜いてきた者同士が多いため、チーム内の仲間意識は格段に強い[9]。MIGHTY WARRIORSに仲間として加入が認められた者は基本"去る者は追わず、来る者は拒まず"というスタイルで、あくまでチームから脱退という訳ではなく個人の考えで離れるなら自分達は快く見送り、復帰を望むなら快く出迎えるという意味である[注釈 90]。金を原動力としている為金銭が絡む案件には積極的に暗躍するが、逆に金にならない案件にはメリット・デメリット関係なく手を引くこともある。通称"マイティ"。規模は僅か十数名規模という少数精鋭勢力だがICEを筆頭とする傭兵やジェシーらストリートで名を轟かせた多数の猛者が集っている為個々の実力は高く、SWORDにおいても全員を相手にしても遊びに付き合うように手玉に取っており、コンテナ街・黒白道駅の抗争でも随所で格の違いを見せつけている。SWORDでは各チームのリーダーまたは主力メンバーたちでもない限り相対は困難で、チーム全体で挑んでも1人を相手にするだけで精一杯であり、対等な勝負を行えたのは雨宮広斗のみ。金銭に関わる案件には積極的に関わる為"窃盗団"とも誤解されたがあくまで対象は悪党のみで、一般人や戦えない者を襲撃することは無く、金の強奪も悪党のみを対象としており、SWORDと敵対しているが考え方は悪ではなく、あくまで金の為だけと割り切っている。戦い方もそれぞれの信念やチームとしてのやり方に拘る"勝つか負けるか"のバトルスタイルのSWORDに対して一対多数や不利な状況では凶器による戦闘も辞さない良い意味で戦いの本質を理解し悪い意味で凶暴かつ殺しも辞さない"生きるか死ぬか"のバトルスタイルな為、琥珀・九十九や雨宮兄弟、九龍グループに並ぶ戦闘のプロフェッショナル・スペシャリストである。弱点は皆無と言っても過言ではないが、あえて挙げるなら戦いに夢中になり過ぎると周囲に気を配るのを怠ることであり、コンテナ街の戦いもこれが原因で自動的に敗北となってしまった。十数年前の回想で現在とほぼ容姿が変わっていないことから、SWORDの面々より歳上であることが分かる。
『MOVIE』では、大金を得る為買収される形で張城の支配下に入り、琥珀が指揮する"湾岸連合軍"の筆頭戦力として活動。SWORD襲撃では二手に分かれ、クラブheavenと鬼邪高校を襲撃する。コンテナ街の戦いではSWORDを相手は筆頭戦力として奮戦。コンテナ街の戦い敗北後は大金を手に入れられなくなったことから行方を晦ます。
『MOVIE2』では、FUNK JUNGLEでの音楽活動に専念しており傭兵業は休業せざるを得ない状況であり、ICEの弟・ディディーが湾岸地区へ帰還しディクシーと共にMIGHTY WARRIORSに加わる。劇中で創設メンバーのジェシーが復帰し、更にジェシーからのスカウトでフォーがメンバー入りを果たす。黒白堂の戦いでは、ジェシーとフォーのピンチに伴い乱入し、SWORDとDOUBTを同時に攻撃して戦いを撹乱させながらSWORD側の優勢を阻止したが、戦いの最中に劉から善信会乱入の報告を受け撤収する[注釈 91]。
『MOVIE3』では、無事に黒白堂から逃げ延びておりそこから"バルジ"なる存在を知る。そしてバルジに興味を持ったICEの呼び掛けで再び活動を再開、MIGHTY WARRIORSは湾岸地区を去ることになる。
スピンオフでは、各メンバーの過去と出会いとMIGHTY WARRIORS結成までが描かれている。ICE・パール・9は十数年前の多国籍軍に傭兵として従軍しており、軍の駐屯地で同じ部隊に所属して交流を深めたという。従ってこの3人は近接格闘術だけではなく、銃火器の扱いも明るい[注釈 92]。ほとんどのメンバーがICEの顔見知りとして知り合った。
楽曲『Warriors Anthem』では、セイラ・9・ディクシーが不在となっており、新たにARKとGLOCKの2名の存在や劉のメンバー復帰が明らかになっている。
テーマソング① - PKCZ feat. AFROJACK,CRAZYBOY,ANARCHY,SWAY,MIGHTY CROWN(MASTA-SIMON & SAMI-T)『MIGHTY WARRIORS』[7]
テーマソング② - MIGHTY WARRIORS『DREAM BOYZ』
テーマソング③ - MIGHTY WARRIORS『Warriors Anthem』
ICE | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | Warriors Anthem | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SARAH | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |||
劉 | ドラマ共通 | MOVIE | RED RAIN | MOVIE2 | MOVIE3 | Warriors Anthem | |
PEARL | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | Warriors Anthem | ||
BERNIE | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | Warriors Anthem | ||
9 | ドラマ共通 | MOVIE | MOVIE2 | MOVIE3 | |||
JESSE | MOVIE2 | MOVIE3 | Warriors Anthem | ||||
PHO | MOVIE2 | MOVIE3 | Warriors Anthem | ||||
DIDIY | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) | Warriors Anthem | ||||
DIXIE | MOVIE2 | MOVIE3(台詞なし) |
湾岸地区で活動する女を強引にスカウトしようとする極悪スカウト集団。主に人身売買を生業としているが、九龍グループの後ろ盾があるのをいいことにドラッグを売ったり飲ませようとする、金を騙し取るなどのあくどい仕事にも手を出している[9]。羅千地区出身の蘭丸・高野・平井を中心に結成されており、かつては圧倒的勢力により羅千地区・湾岸地区・阿来地区(現在のWhite Rascalsの本拠地となる地区)を支配していた。女を守ることを心情とするWhite Rascalsとは対極・敵対関係にある。
『MOVIE』では、MIGHTY WARRIORSと共に大金を得る為買収される形で張城の支配下に入り、琥珀が指揮する"湾岸連合軍"の戦力として活動。SWORD襲撃では山王街を襲撃する。コンテナ街の戦い敗北後逃亡。
『MOVIE2』では、創設者の蘭丸が羅千刑務所から出所、更には腕試しと称したメンバーの首切りが行なわれる。White Rascalsからの宣戦布告を受け入れ、プリズンギャング・ジェシー一派を引き連れて黒白堂駅跡地で戦闘。その後SWORDやMIGHTY WARRIORSらが乱入し双方から攻撃を受け、蘭丸もROCKYに敗北する。直後九龍グループ・善信会が乱入したことでSWORDの3倍以上の人数にも関わらず全員が逃げ出した。
『MOVIE3』以降は登場しない為同行の一切は不明だが、『WORST』のチハルの台詞から完全に消滅したこととが明らかとなっており、DOUBTの残党が後に登場するチーム・牙斗螺に編入されたものとなっている。
テーマソング - EXILE THE SECOND『ASOBO!! feat.Far East Movement』[7]
(ドラマ・シーズン2 → White Rascals)
(ドラマ・シーズン2 → White Rascals)
上田佐智雄 | WORST | WORST X | |
---|---|---|---|
小田島有剣 | WORST | WORST X | |
沢村正次 | WORST | WORST X | |
仁川英明 | WORST | WORST X | |
志田健三 | WORST | WORST X | |
サバカン | WORST | WORST X | |
片桐拳 | 6 | WORST X |
SWORD地区や湾岸地区で暗躍するコリアンマフィア。日本でも活動領域を拡大しており、勢力とシマの拡大のため、SWORD地区の支配を目論む。同じくSWORD地区の支配を目論む九龍グループとは表向きは友好的に振る舞っているが、実際は敵対関係にある[9]。MOVIE以降の動向は不明。
(MOVIE2 → MIGHTY WARRIORS)
(MOVIE2 → MIGHTY WARRIORS)
2024年より舞台をSWORD地区から戦国時代に置き換えられた新シリーズ。
各話 | 放送日 | 監督 |
---|---|---|
エピソード・ゼロ | 2016年4月17日 | 久保茂昭 |
エピソード1 | 4月24日 | 中茎強、山口雄大 |
エピソード2 | 5月 | 1日|
エピソード3 | 5月 | 8日中茎強 |
エピソード4 | 5月15日 | 辻󠄀本貴則 |
エピソード5 | 5月22日 | 中茎強 |
エピソード6 | 5月29日 | |
エピソード7 | 6月 | 5日辻󠄀本貴則 |
エピソード8 | 6月12日 | |
エピソード9 | 6月19日 | 中茎強 |
エピソード10 | 6月26日 |
各話 | 放送日 | 監督 |
---|---|---|
#1 | 2019年7月18日 | 市原直 |
#2 | 7月25日 | 平沼紀久 |
#3 | 8月 | 1日増本庄一郎 |
#4 | 8月 | 8日|
#5 | 8月15日 | 平沼紀久 |
#6 | 8月22日 | 市原直 |
各話 | 放送日 | 初出 | 備考 |
---|---|---|---|
第1話 | 2019年10月 | 3日SEASON1 ep1、3 | |
第2話 | 10月10日 | ||
第3話 | 10月17日 | ||
第4話 | 10月24日 | ||
第5話 | 10月31日 | ||
第6話 | 11月 | 7日||
第7話 | 11月14日 | ||
第8話 | 11月21日 |
各話 | 放送日 |
---|---|
#1 | 2020年11月20日 |
#2 | 11月27日 |
#3 | 12月4日 |
#4 | 12月11日 |
#5 | 12月18日 |
#6 | 12月25日 |
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 2015年10月22日 - 12月24日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜)[注釈 142]> | 日本テレビ系列 | 制作局 |
宮城県 | ミヤギテレビ | 同時ネット | |||
長野県 | テレビ信州 | ||||
静岡県 | 静岡第一テレビ | ||||
近畿広域圏 | 読売テレビ | ||||
広島県 | 広島テレビ | ||||
徳島県 | 四国放送 | 2015年10月22日 - 12月31日 | |||
福岡県 | 福岡放送 | 2015年10月22日 - 12月24日 | |||
長崎県 | 長崎国際テレビ | ||||
北海道 | 札幌テレビ | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | 5分遅れ | ||
中京広域圏 | 中京テレビ | 2015年10月22日 - 2016年1月7日 | 木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) | 遅れネット | |
熊本県 | くまもと県民テレビ | 2015年10月24日 - 12月26日 | 土曜 1:35 - 2:05(金曜深夜) | ||
富山県 | 北日本放送 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | |||
大分県 | テレビ大分 | 2015年10月27日 - 2016年1月5日 | 火曜 2:19 - 2:49(月曜深夜) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | |
石川県 | テレビ金沢 | 2015年10月28日 - 2016年1月6日 | 水曜 2:08 - 2:38(火曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ | 2015年10月29日 - 2016年1月14日 | 木曜 2:07 - 2:37(水曜深夜) | ||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 2015年10月30日 - 2016年1月22日 | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | ||
福井県 | 福井放送 | 2015年10月31日 - 2016年1月16日 | 土曜 1:28 - 1:58(金曜深夜) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
香川県・岡山県 | 西日本放送 | 土曜 2:30 - 3:00(金曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | 2015年11月6日 - 2016年1月15日 | 金曜 1:24 - 1:54(木曜深夜) | ||
山口県 | 山口放送 | 2015年11月6日 - 2016年1月29日 | 金曜 2:19 - 2:49(木曜深夜) | ||
秋田県 | 秋田放送 | 2015年11月7日 - 2016年1月16日 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | ||
宮崎県 | テレビ宮崎 | 2015年11月8日 - 2016年1月17日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
高知県 | 高知放送 | 2015年11月11日 - 2016年1月6日 | 水曜 1:24 - 1:54(火曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
沖縄県 | 琉球放送 | 2015年11月14日 - 2016年1月23日 | 土曜 1:45 - 2:15(金曜深夜) | TBS系列 | |
新潟県 | テレビ新潟 | 2015年11月15日 - 2016年1月31日 | 日曜 1:50 - 2:20(土曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
愛媛県 | 南海放送 | 2015年11月15日 - 2016年1月10日 | 日曜 3:05 - 3:35(土曜深夜) | ||
山梨県 | 山梨放送 | 2015年11月29日 - 2016年1月31日 | 日曜 2:45 - 3:15(土曜深夜) | ||
山形県 | 山形放送 | 2015年12月27日 - 12月31日 | 27日・28日 0:40 - 1:40(26日・27日深夜) 29日 - 31日 1:15 - 2:15(28日 - 30日深夜) | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 2016年1月7日 - 3月10日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | ||
青森県 | 青森放送 | 2016年1月10日 - 3月13日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) |
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
宮城県 | ミヤギテレビ | 2016年4月21日 - 6月23日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | 日本テレビ系列 | 3日先行 |
静岡県 | 静岡第一テレビ | ||||
広島県 | 広島テレビ | ||||
北海道 | 札幌テレビ | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | |||
中京広域圏 | 中京テレビ | 木曜 2:15 - 2:45(水曜深夜) | |||
関東広域圏 | 日本テレビ | 2016年4月24日 - 6月26日 | 日曜 0:55 - 1:25(土曜深夜) | 制作局 | |
青森県 | 青森放送 | 同時ネット | |||
長崎県 | 長崎国際テレビ[1] | ||||
近畿広域圏 | 読売テレビ | 2016年4月25日 - 6月27日 | 月曜 1:32 - 2:02(日曜深夜) | 遅れネット | |
大分県 | テレビ大分 | 2016年4月26日 - 6月28日 | 火曜 2:24 - 2:54(月曜深夜) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 | |
徳島県 | 四国放送 | 2016年4月28日 - 6月30日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | 日本テレビ系列 | |
福岡県 | 福岡放送 | ||||
富山県 | 北日本放送 | 2016年4月30日 - 7月2日 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | ||
熊本県 | くまもと県民テレビ | 土曜 2:05 - 2:35(金曜深夜) | |||
香川県・岡山県 | 西日本放送 | 土曜 2:30 - 3:00(金曜深夜) | |||
宮崎県 | テレビ宮崎 | 2016年5月1日 - 7月3日 | 日曜 1:25 - 1:55(土曜深夜) | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
愛媛県 | 南海放送 | 日曜 3:05 - 3:35(土曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | 2016年5月3日 - 7月5日 | 火曜 1:24 - 1:54(月曜深夜) | ||
山梨県 | 山梨放送 | 2016年5月4日 - 7月6日 | 水曜 1:25 - 1:55(火曜深夜) | ||
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ | 2016年5月5日 - 7月7日 | 木曜 2:07 - 2:37(水曜深夜) | ||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | 2016年5月6日 - 7月8日 | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | ||
福井県 | 福井放送 | 2016年5月7日 - 7月9日 | 土曜 1:28 - 1:58(金曜深夜) | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
長野県 | テレビ信州 | 土曜 1:35 - 2:05(金曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
沖縄県 | 琉球放送 | 土曜 1:45 - 2:15(金曜深夜) | TBS系列 | ||
秋田県 | 秋田放送 | 土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | 日本テレビ系列 | ||
新潟県 | テレビ新潟 | 2016年5月8日 - 7月10日 | 日曜 1:40 - 2:10(土曜深夜) | ||
石川県 | テレビ金沢 | 2016年5月10日 - 7月12日 | 火曜 2:16 - 2:46(月曜深夜) | ||
山口県 | 山口放送 | 2016年5月20日 - 7月22日 | 金曜 2:19 - 2:49(木曜深夜) | ||
高知県 | 高知放送 | 2016年5月25日 - 7月27日 | 水曜 1:24 - 1:54(火曜深夜) | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 2016年6月2日 - 8月4日 | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | ||
山形県 | 山形放送 | 2016年6月17日 - 7月15日 | 金曜 0:54 - 1:54(木曜深夜)[2] |
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送時間 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ | 2019年7月18日 - 8月22日 | 木曜 0:59 - 1:29(水曜深夜) | 日本テレビ系列 | 制作局 |
広島県 | 広島テレビ | 木曜 1:29 - 1:59(水曜深夜) | 遅れネット | ||
福岡県 | 福岡放送 | 2019年7月19日 - 8月23日 | 金曜 2:15 - 2:45(木曜深夜) | ||
北海道 | 札幌テレビ | 2019年7月20日 - 8月24日 | 土曜 2:31 - 3:01(金曜深夜) | ||
中京広域圏 | 中京テレビ | 2019年7月24日 - 8月28日 | 水曜 1:59 - 2:29(火曜深夜) | ||
近畿広域圏 | 読売テレビ | 2019年7月25日 - 8月29日 | 木曜 1:34 - 2:04(水曜深夜) | ||
静岡県 | 静岡第一テレビ | 2019年8月8日 - | 木曜 2:04 - 2:34(水曜深夜) |
『ROAD TO HiGH&LOW』(ロード・トゥ・ハイアンドロー)は、2016年5月7日から2週間限定で劇場公開された日本の映画。ドラマシーズン1の総集編で、未公開シーンやコブラ、ヤマト、ノボルの三人の友情なども描かれている[45]。
HiGH&LOW THE MOVIE | |
---|---|
監督 | 久保茂昭 |
脚本 | 渡辺啓 、平沼紀久 、Team HI-AX |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 井浦新 遠藤雄弥 稲葉友 栁俊太郎 ゴールデンボンバー 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 前田公輝 ZEN 永瀬匡 遠藤要 阿部亮平 V.I(BIGBANG) 大屋夏南 早乙女太一 SWAY ANARCHY 武田航平 中村達也 西岡徳馬 松澤一之 豊原功補 天野浩成 小島藤子 工藤綾乃 城戸愛莉 白竜 YOU 小泉今日子 |
音楽 | 中野雄太 |
主題歌 | EXILE TRIBE「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」 |
撮影 | 鯵坂輝国 |
制作会社 | 日活 、ブースタープロジェクト |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 (日本テレビ放送網 、LDH) |
配給 | 松竹 |
公開 |
2016年7月16日 2016年11月4日 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 21.1億円[46] |
次作 | HiGH&LOW THE RED RAIN |
『HiGH&LOW THE MOVIE』(ハイアンドロー・ザ・ムービー)は、2016年7月16日公開の映画。配給は松竹。HiGH&LOWシリーズ映画第1弾。
ドラマのキャストが出演するほか、映画のみのキャストも登場。2016年7月4日に東京国際フォーラムのホールAで行われた完成披露試写会では男性出演者のみの史上最多50人登壇の舞台挨拶を行った[47]。興行収入21億円、観客動員数160万人以上を記録した[48]。キャッチコピーは「共に闘い、共に悲しみ、共に強くなる。」[49]。
HiGH&LOW THE RED RAIN | |
---|---|
監督 | 山口雄大 |
脚本 | 松田裕子、牧野圭祐、平沼紀久、渡辺啓[51] |
製作総指揮 | 黒崎太郎、森雅貴 |
出演者 |
TAKAHIRO 登坂広臣 斎藤工 吉本実憂 石黒賢 中井ノエミ 長谷川初範 近江谷太朗 小野寺晃良 吉澤太陽 濱田龍臣 小木茂光 片岡礼子 矢野浩二 三浦誠己 岩田剛典 鈴木伸之 町田啓太 山下健二郎 佐藤寛太 佐藤大樹 中村達也 早乙女太一 岩城滉一 飯島直子 |
音楽 | 中野雄太 |
主題歌 | ACE OF SPADES×PKCZ® feat. 登坂広臣『TIME FLIES』[52] |
撮影 | 福本淳 |
編集 | 堀善介 |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 |
2016年10月8日 2016年11月4日 2016年10月19日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 11.9億円[53] |
前作 | HiGH&LOW THE MOVIE |
次作 | HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY |
『HiGH&LOW THE RED RAIN』(ハイアンドロー・ザ・レッドレイン)は、2016年10月8日公開の映画。配給は松竹。主演はTAKAHIRO、登坂広臣。HiGH&LOWシリーズ映画第2弾で、雨宮兄弟を主役としたスピンオフ作品。
斎藤工が雨宮兄弟の長男尊龍役[51]、ヒロインの成瀬愛華役で吉本実憂が本作より登場[54]。また、今作品は海外でも上映され、台湾プレミアと韓国プレミアが開催された。キャッチコピーは「強く、生きろ」、「この絆、永遠。」[55]。
2017年8月11日、金曜ロードSHOW!で『HiGH&LOW THE MOVIE特別版 from THE RED RAIN 』がTV放映された。視聴率は3.8%であった[56]。
HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY | |
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監督 | 久保茂昭、中茎強 |
脚本 | 平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、上條大輔、Team HI-AX |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 遠藤雄弥 稲葉友 栁俊太郎 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル ZEN 佐野岳 阿部亮平 水野勝 田中俊介 中村蒼 武田航平 岩永ジョーイ 武尊 城戸康裕 大屋夏南 SWAY ANARCHY 祐真キキ 城戸愛莉 鈴木梨央 中井ノエミ 中村達也 堀部圭亮 長谷川初範 木下ほうか 豊原功補 岩城滉一 笹野高史 早乙女太一 高嶋政宏 加藤雅也 岸谷五朗 津川雅彦 |
主題歌 | EXILE TRIBE「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」 |
撮影 | 安田光 |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2017年8月19日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 13.4億円[57] |
前作 | HiGH&LOW THE RED RAIN |
次作 | HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION |
『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』(ハイアンドロー・ザ・ムービー・ツー / エンド・オブ・スカイ)は、2017年8月19日公開の映画。HiGH&LOWシリーズ映画第3弾。2017年2部作構成の前編である。キャッチコピーは「この空の下、願う希望。その想いが、俺たちをひとつにした-。」[58]。
HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION | |
---|---|
監督 | 久保茂昭、中茎強 |
脚本 | 平沼紀久、渡辺啓、福田晶平、上條大輔、Team HI-AX |
出演者 |
EXILE TRIBE E-girls 山田裕貴 窪田正孝 林遣都 遠藤雄弥 稲葉友 栁俊太郎 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル ZEN 佐野岳 阿部亮平 水野勝 田中俊介 鈴木梨央 岩城滉一 岸谷五朗 加藤雅也 笹野高史 髙嶋政宏 木下ほうか 中村達也 早乙女太一 飯島直子 津川雅彦 大屋夏南 SWAY ANARCHY 祐真キキ 豊原功補 城戸愛莉 天野浩成 長谷川初範 堀部圭亮 矢島健一 斎藤洋介 渡辺裕之 YOU 小泉今日子 |
主題歌 | EXILE TRIBE「HIGHER GROUND feat. Dimitri Vegas & Like Mike」 |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2017年11月11日 |
上映時間 | 118分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 13.1億円[57] |
前作 | HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY |
次作 | DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW |
『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(ハイアンドロー・ザ・ムービー・スリー / ファイナルミッション)は、2017年11月11日公開の映画。HiGH&LOWシリーズ映画第4弾。2017年2部作構成の後編である。キャッチコピーは「この世界を絶対に守り抜く―。」[58]。
DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW | |
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監督 | 平沼紀久 |
脚本 | 渡辺啓、福田晶平、上條大輔、平沼紀久 |
出演者 |
山下健二郎 佐藤寛太 佐藤大樹 八木将康 天野浩成 村川絵梨 新井美羽 小林且弥 廣瀬智紀 松田凌 西川俊介 西村一輝 水野勝 田中俊介 守屋光治 井澤勇貴 鈴木伸之 広岡由里子 村田雄浩 木村了 立木文彦 駿河太郎 笛木優子 |
主題歌 | DOBERMAN INFINITY「YOU & I」 |
制作会社 | イメージフィールド |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2018年9月28日 |
上映時間 | 102分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 2.7億円[60] |
前作 | HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION |
次作 | HiGH&LOW THE WORST |
『 DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW』は、2018年9月28日公開の映画[61]。主演は山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹[61]。HiGH&LOWシリーズ映画第5弾で、DTCを主役としたスピンオフ作品[61]。アクションエンタテイメント作品の過去作とは一転して青春ドラマが展開される[61]。また、本作は「HiGH&LOW」シリーズの脚本を手がけてきた平沼紀久の初の長編映画監督作品となった[61]。キャッチコピーは「アクション0、笑い80、感動20」[62]。
HiGH&LOW THE WORST | |
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監督 | 久保茂昭 |
脚本 | 高橋ヒロシ、平沼紀久、増本庄一郎、渡辺啓 |
原作 | 「HiGH&LOW」/「WORST」 |
出演者 |
川村壱馬 吉野北人 前田公輝 福山康平 鈴木昂秀 龍 佐藤流司 うえきやサトシ 神尾楓珠 中島健 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 清原翔 青木健 陳内将 塩野瑛久 葵揚 小柳心 荒井敦史 坂口涼太郎 白洲迅 中務裕太 小森隼 富田望生 矢野聖人 市川知宏 落合モトキ 佐藤寛太 佐藤大樹 塚本高史 小沢仁志 志尊淳 山田裕貴 |
主題歌 | THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「SWAG & PRIDE」 |
制作会社 | イメージフィールド |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2019年10月4日 |
上映時間 | 125分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 12.5億円[72] |
前作 | DTC -湯けむり純情篇- from HiGH&LOW |
次作 | HiGH&LOW THE WORST X |
『HiGH&LOW THE WORST』(ハイアンドロー・ザ・ワースト)は、2019年10月4日公開の日本映画。主演は川村壱馬。HiGH&LOWシリーズ映画第6弾で、鬼邪高校を主役としたスピンオフ作品であり、高橋ヒロシの漫画作品であるWORSTとの実写コラボレーション作品[73]。
HiGH&LOW THE WORST X | |
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監督 | 二宮“NINO”大輔 |
脚本 | 平沼紀久 |
出演者 |
川村壱馬 吉野北人 佐藤流司 神尾楓珠 龍 鈴木昂秀 うえきやサトシ 中島健 森崎ウィン 前田公輝 塩野瑛久 葵揚 小柳心 荒井敦史 堀夏喜 坂口涼太郎 三上ヘンリー大智 時任勇気 板垣瑞生 八木勇征 木村慧人 髙橋祐理 中本悠太 三山凌輝 永沼伊久也 比嘉涼樹 藤原樹 岡宏明 長谷川慎 陣 今村謙斗 やべきょうすけ 志尊淳(特別出演) おかやまはじめ |
主題歌 | THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「THE POWER」 |
製作会社 | 「HiGH&LOW」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2022年9月9日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 11.4億円[83] |
前作 | HiGH&LOW THE WORST |
『HiGH&LOW THE WORST X』(ハイアンドロー・ザ・ワースト・クロス)は、2022年9月9日公開の日本映画。主演は川村壱馬。HiGH&LOWシリーズ映画第7弾で、鬼邪高校全日制を主役としたスピンオフ作品『HiGH&LOW THE WORST』の続編。
Huluで2017年8月11日から3週連続で9月10日までの期間限定にて配信されたショート・コメディである[86]。
話数 | 配信開始日 | サブタイトル |
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Episode1 | 2017年8月11日 | 俺たちDTC |
Episode2 | お湯 | |
Episode3 | DTCのテーマ曲 | |
Episode4 | 2017年8月18日 | ユーチューバーになろう |
Episode5 | ニックネーム | |
Episode6 | チーズインハンバーグ | |
Episode7 | クイズ | |
Episode8 | 2017年8月25日 | ユーチューバーへの扉 |
Episode9 | チハル先生のケーキ占い | |
Episode10 | 苺談義 | |
Episode11 | たてぶえきょうだい | |
宝塚歌劇団宙組により、2022年8 - 11月に宝塚大劇場・東京宝塚劇場において上演[87]。LDH JAPANと宝塚歌劇のコラボレーション第2弾となる[88]。
脚本・演出は野口幸作[87]。主演は真風涼帆・潤花[87]。「HiGH&LOW」の前日譚をオリジナル脚本で描く[88]。
LDH JAPANの総合エンタテインメントプロジェクト『HiGH&LOW PROJECT』の舞台版[89]。2024年1月29日から2月25日まで、THEATER MILANO-Zaで上演[89]。
企画・プロデュースはEXILE HIRO[89]。脚本は平沼紀久と渡辺啓[89]。演出はTHE GENESIS[89]。
MIGHTY WARRIORS | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | ダンス・ポップ・ヒップホップ |
活動期間 | 2016年、2017年、2021年 |
レーベル |
rhythm zone(2016年 - 2017年) LDH Records(2021年) |
MIGHTY WARRIORSは、日本の音楽ユニット。 2017年11月28日、音楽ユニットとして、日本テレビ系にて放送される音楽特番「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017」に出演[92]。
HiGH&LOW | |
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ジャンル | 不良 |
漫画:HiGH&LOW THE STORY OF S.W.O.R.D. | |
原作・原案など | Team HI-AX |
作画 | 細川雅巳 |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 別冊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオン・コミックス・エクストラ |
発表号 | 2015年11月号 - 2016年10月号 |
巻数 | 全3巻 |
漫画:HiGH&LOW g-sword | |
原作・原案など | HI-AX |
作画 | CLAMP |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊少年マガジン |
レーベル | ワイドKC |
発表号 | 2017年16号 - 2017年36・37合併号 |
巻数 | 全1巻 |
漫画:HiGH&LOW THE WORST鳳仙学園日誌 | |
原作・原案など | 高橋ヒロシ、HI-AX |
作画 | アメノ |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 月刊チャンピオン |
発表号 | 2020年5月号 - 2020年11月号 |
巻数 | 全1巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
漫画「HiGH&LOW g-sword」のフラッシュアニメ作品。漫画 「HiGH&LOW g-sword」特装版には実写版キャスト本人が声を担当したフラッシュアニメDVDが付属している、2017年10月17日発売[98]。
収録内容は、日本テレビ系「スッキリ!!」にて、2017年3月27日から31日までオンエアされた「雨宮兄弟編」、イベントスペース「HiGH&LOW THE LAND」で上映された「山王連合会編」、NO MORE 映画泥棒とのコラボアニメ[99]、5分の完全新作オリジナルアニメ「SWORD+MIGHTY編」が収められる。
『HiGH&LOW g-sword』アニメーションDVD付き特装版 フラッシュアニメDVD (総尺20分)
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