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日本の女性漫画家集団 (1989-) ウィキペディアから
CLAMP(クランプ)は、大川七瀬、いがらし寒月、猫井椿、もこなの4人からなる日本の女性漫画家集団。
クランプ CLAMP | |
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AX2006にて。左から、いがらし、大川、猫井、もこな。 | |
生誕 | |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1989年 - |
ジャンル |
少女漫画 少年漫画 青年漫画 |
代表作 |
『東京BABYLON』 『X』 『魔法騎士レイアース』 『カードキャプターさくら』 『XXXHOLiC』 『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』 |
受賞 |
第32回星雲賞コミック部門 (『カードキャプターさくら』) |
公式サイト | CLAMP-NET.COM |
1989年に『サウス』(新書館)掲載の『聖伝-RG VEDA-』でデビュー。代表作に『カードキャプターさくら』、『XXXHOLiC』などがある。
関西の同人グループとして活動を始め、1989年、『サウス』3号の『聖伝-RG VEDA-』で商業誌デビュー(同年の『月刊ウィングス』9月号より連載開始)。結成された当初は漫画の同人に限らず[1]、8ミリビデオでの映画撮影や洋服作り等を行う計画もあった[1]。デビューとほぼ同時に大阪から東京へ引っ越す[2]。『聖伝』は大ヒットし、出版元である新書館は当時「高河ゆんで倉庫を建て、CLAMPで本社ビルを建てた」と言われた[2]。
商業誌デビュー後も漫画家の枠にとどまらずCLAMP原作でないドラマのサウンドトラックのジャケットデザインやアイドルのブレーンを手がけるなどマルチな活動をしている[1]。
著名な作品として『東京BABYLON』『CLAMP学園探偵団』『X』『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』『XXXHOLiC』『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』などがある。2001年、『カードキャプターさくら』により第32回星雲賞コミック部門受賞。またキャラクターのデザインを『コードギアス 反逆のルルーシュ』『創竜伝』などに提供している。
2016年1月現在マネジメント兼ライツ管理企業として『四月一日』(わたぬき)を設立し、作品のライツ管理を中心に事業を展開している。
2009年現在のメンバーは以下の女性4人。4人とも2004年に商業デビュー15周年を機に改名したが、2008年3月に大川のみ「緋芭(あげは)」から旧名の「七瀬」へと戻した。
なお、CLAMPにはアシスタントはおらず、ストーリー担当の大川七瀬を除いた3人ですべてを描いている。
過去には、中森かずえ、秋山たまよ、聖りいざ(後に伊庭竹緒へ改名)、七穂せい、日鷺総司、お・きょん、大海神哉、井上譲などが在籍していた。なお、商業デビュー時点では現メンバーの4人に前記のうち秋山たまよ、聖りいざ、七穂せいの3人を加えた7人がメンバーであった[7]。
高校時代、大川七瀬と秋山たまよはサークル「うしろ指さされ組」、もこなと猫井椿といがらし寒月はもう1人とサークル「Zぷろじぇくと」として活動していた[2]。
大阪の同人誌即売会ドリーム・コミック(ドリコミ)で大川はスタッフを務めていた[2]。当時同人誌業界で大人気だった高河ゆんがドリコミに来た時、2スペースのはずが1スペースしかなく、このままではさばききれなかったため、スタッフだった大川やもこなたちが1スペースを確保するために、新たなサークルを急遽作った。当時は50音順に配置されていたため、高河の「CLUB/Y」の横になるためには、CLAからCLUの間で名前を付けなければならず、友達の1人が辞典で調べて「CLAMP」と言う名前を付けたのが最初である[2]。
そういう経緯があったため、本を作るよりも友達同士が集まって遊ぶ集まりではあったが、一度くらい本をつくろうと1987年7月、同人誌『新宿純愛物語』を出した[2]。ジャンルが『魔王伝』だったのは、当時『魔王伝』の同人誌を描いていた高河ゆんが経緯となったためであり、菊地秀行のファンだったからでもある[2]。1988年から1990年にかけては、オリジナル同人誌『SHOTEN(笑点)』シリーズを出版する[2]。それぞれのメンバーが好きな作品を公平に出していこうとしたため、毎回違う作品のパロディを出していた[2]。
作品の著者表記に、権利所持の観点では不利になる団体名「CLAMP」を使用している(個人名および連名は死後70年保護されるが、団体名義は公表から70年の保護となり、短くなる)。
括弧内はモチーフにした作品と発行年月日。
太字の作品はメディアミックスされた作品。括弧内は連載時(コミックス描き下ろしは初版発行時)の出版社・連載(発行)年。
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