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武内直子の漫画作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物を紹介するページ ウィキペディアから
美少女戦士セーラームーンの登場人物(びしょうじょせんしセーラームーンのとうじょうじんぶつ)では、メディアミックス作品『美少女戦士セーラームーン』に登場する架空の人物を紹介する。
声の表記は初代テレビアニメ版 / 『Crystal』シリーズ版での声優の順。また、1名だけの表記で(Crystal版)などといった記載がない場合は初代テレビアニメ版の声優であることを示す。
演の表記は実写ドラマ版 / ミュージカル版 / The Super Live版の俳優の順。また1名だけの表記で(ミュージカル版)等といった記載がない場合は実写ドラマ版の俳優であることを示す。
本作品の準主人公たちで、プリンセス・セレニティを守る4人のセーラー戦士の生まれ変わり。内部太陽系惑星を守護星に持つ内部太陽系セーラー戦士とも呼ばれるが、この呼称はセーラームーンを合わせた5戦士を指すこともある。アニメでは連携して合体技を繰り出すことが多い。
原作での回想ではセレニティの世話係や家庭教師なども行っていた。原作では外部戦士とともに各守護星の王女とされ、誕生の際にクイーン・セレニティから守護星の衛星の名前を冠した城を贈られているが何故シルバー・ミレニアムに仕えているのかは明かされていない。シルバー・ミレニアムの滅亡後はプリンセス・セレニティと共に地球人に転生したが、再びセーラー戦士として覚醒して地球の平和を守るために侵略者たちと戦っている。
太古の時代より遠い宇宙の彼方から来た侵入者と闘い、宇宙・異世界・時間を監視してきた[1] ために、クイーン・セレニティにより強力な力と特殊な武器「タリスマン」を与えられた孤独なセーラー戦士たちの生まれ変わり。外部太陽系惑星を守護星に持ち、普段は各々誰もいない場所で警備に当たり、緊急事態の時は一堂に集結する[注 16]。テレビアニメでは、目的のためなら手段を選ばない考え方で内部太陽系戦士とぶつかり合った。
3つのタリスマンは古事記・日本書紀の三種の神器、テレビアニメで彼女達が召喚する「伝説の聖杯」はキリスト教の聖遺物伝承に由来し、原作・テレビアニメの共通キーワード「メシア(テレビアニメでは「沈黙のメシア」)」も同様である。
セーラー戦士たちをサポートし、人間の言葉を喋る不思議な猫。セーラー戦士以外の人間の前では普通の猫らしく振る舞っている。額に三日月の模様があり、この模様を絆創膏などで覆われると人間の言葉を話せなくなる。名前は雌雄を問わず、月の女神(または月神と習合した女神)に由来する。
元々はシルバー・ミレニアムに仕えており、王国滅亡の際はクイーン・セレニティによってコールドスリープに就いた。地球人に転生したセーラー戦士を感知できるなどの不思議な力を持ち、シルバー・ミレニアムのロストテクノロジーによってゲームセンター(実写ではカラオケ店)「クラウン」の地下に秘密の指令室を建て、変身アイテムや通信機などの不思議な機械を作り出す。
原作及び『Eternal』『Cosmos』ではマウ星という惑星から来たマウ星人。人型と猫型の姿を持つが、どちらが本来の姿なのかは不明。
原作漫画及び『Eternal』に登場する、火星と木星の間の小惑星帯に位置する四大小惑星を守護に持つ太陽系のセーラー戦士。デッド・ムーンの項目も参照。次代の月のプリンセス(ちびうさ)の守護戦士で、学習を終えてアマゾンの森の奥深くで休眠していたが、秘めたる星の力に気付いたデッド・ムーンのネヘレニアの呪いで反セーラーチーム「アマゾネス・カルテット」に変えられ、悪夢の中で踊らされていた。
初登場の第四部ではアマゾンの伝説の戦士・アマゾネスの血を引く四姉妹を名乗る悪ガキたちで、魔法の玉の「アマゾン・ストーン」を武器にした。アマゾネス・カルテットのコスチュームはサーカス風のビキニ[注 24]で、テレビアニメでは放送コードで『生足がダメ』だったのでタイツを着用し[6]、ミュージカルではさらに露出を抑えた衣装だが、『Eternal』では原作準拠の生足になった。最終決戦でセーラーサターンに洗脳を解かれると、アマゾン・ストーンがセーラークリスタルに変化してセーラー戦士の姿になり、ちびうさが一人前になる日を待って再び眠りについた。原作第五期ではセーラーちびムーンの守護戦士として登場。30世紀から窮地に陥ったセーラームーンたちの救援に現れ、戦いの結末に立ち会ってセーラーコスモスの正体を知る。
テレビアニメ版では、セーラー戦士の設定は除外されて「大人になることを拒んでネヘレニアに従う普通の少女たち」として登場[注 25]。夢の世界で遊んでいた時に偶然ネヘレニアの封印を解いてしまい、魔力の源にもなる夢の結晶の玉を与えられて仲間になっている。毎回目をつけたターゲットに、ビリヤードの要領で「玉突き」をし、ゴールデンミラーの持ち主を探した。終盤ではペガサスを救ったちびムーンに感化されてセーラー戦士と和解し、夢の結晶の玉を自ら砕いたが不思議な力は完全に消えず、ネヘレニアからゴールデン・クリスタルを一時的に奪い返すなどの活躍を見せ、ちびムーンにエナジーを捧げたエリオスを助けたことを示唆した。戦いが終わった後はちびうさとエリオスの別れを離れた場所で見守り、「縁があったらまた会える」と言いながら去っていくが、その後の『セーラースターズ』にはちびうさもカルテットも登場しない。
ミュージカル版では、バンダイ版『決戦 / トランシルバニアの森』に「セマエル・カルテット」として登場し、セーラーカルテットに覚醒してセーラーちびムーンをサポートした。ネルケミュージカル版には未登場。
太陽系の外側にある惑星で、シャドウ・ギャラクティカに滅ぼされ、丹桂王国のプリンセスと彼女の守護戦士が地球に落ち延びた。
原作第5期及びテレビアニメ『セーラースターズ』編、劇場版『Cosmos』に登場。火球皇女に仕える3人の守護戦士で、各自の守護星も存在する[注 28]。長い後ろ髪をうなじで結んだポニーテールが特徴[注 29]。セーラーカラーがついたエナメル製のビキニ(原作及び劇場版『Cosmos』は紺色、テレビアニメは黒)と、ピンヒールのニーハイブーツ、色違いのアクセサリーを着用している[10]。
流星雨に紛れて地球に飛来し、火球に声を伝えようと少年アイドルグループ「スリーライツ」に変身して、うさぎたちが通う都立十番高校に転入する。原作及び劇場版『Cosmos』では男装の女性だが、テレビアニメ版では男性に変身[注 30]しており、セーラー戦士になると口調や仕草が女性的になる。男性の姿となったのは、地球でたった1人の女性(プリンセス)を探すには都合が良かったからと星野が説明している。テレビアニメ当初は、未完成の変身および必殺技のバンクシーンが使用され、途中で完成版に差し替えられた。
原作及び劇場版『Cosmos』ではセーラー戦士の正体を知っており、うさぎたちに不吉な運命を予言するタロットを示してシャドウ・ギャラクティカの出現を伝える。うさぎたちと「ギャラクティカ・パレス」に乗り込んだが、忘却の川に飲み込まれて気絶し、セーラーφにセーラークリスタルを奪われて消滅したのを最後に登場しない。
テレビアニメではセーラー戦士の正体を知らず、火球皇女探しと並行してうさぎたちと学園生活を過ごし、ファイターこと星野光のうさぎへの片思いがストーリーの主軸となった。火球王妃を見つけて母星の仲間の仇を討つことが目的のため、ファイター以外は地球に関心を持たず外部太陽系戦士と対立した。最終決戦では最後まで生き残ってセーラームーンを守り、戦いが終わった後はキンモク星再興のために火球皇女と母星へ帰って行った。
1996年からのバンダイミュージカル『スターズ』と『永遠伝説』では、演者のアドリブからコント・スリーライツを結成し、舞台中コントタイムが設けられるほど好評を博した。コントのネタ合わせに一番時間がかかったらしく、内容は日替わりだが「キンモク星に代々伝わる3人の中で犯人を1人だけ見つけ出す方法」(いわゆるお題クイズ)で犯人探しを行うのがお約束だった。これを踏襲して、2004年の『火球王妃光臨』では、夜天と大気とマネージャーのコントがあった。さらに、2017年のネルケ版ミュージカル『Le Mouvement Final』では、スリーライツのコントが再登場した。
原作第5期、劇場版『Cosmos』に名前だけ登場する。セーラーギャラクシアによってセーラークリスタルを奪われた様子で、母星を滅ぼされる。テレビアニメには未登場。
東京都港区麻布十番に居住。極めてごく普通の一家である。原作者である武内直子自身の親族がモデルとなっている。
うさぎ、亜美、まことが通う中学校。
ちびうさ(スターズ編ではほたるも)が通う十番小学校の同級生たち。
本記では重要な人物と特殊なゲストキャラクターのみ記載する。
本記では主な重要キャラクターのみ記載する。
多くのキャラクターのネーミングは、鉱物・岩石・元素などの名前から来ている(対するセーラー戦士達は天体名である)。
原作と『Crystal』第1期、テレビアニメ版(無印)、実写ドラマ版での敵組織。
テレビアニメ『R』シリーズ前半に登場する、アニメオリジナルの敵キャラクター。
エイルとアンの名前の由来は「エイリアン」から。本編では人間態から元の姿に戻る時に瞬時に変化していたが、アニメイトカセットコレクションでは「エクストラ・テレストリアルパワー・メイクアップ!」と唱えて元の姿に戻っていた。
ザコ敵の総称。エイルの笛の音で、「ガーディアンカード」(各ガーディアンの絵柄が描かれたタロットカード)から召喚される女性型宇宙怪物。死に際に「クレンジングー!!」(「洗浄」の意)と断末魔をあげる。カーディアンが倒されると、カードは力を失って絵柄が消え黒紙になる。伝説上の怪物をモチーフにしたものが多いが、例外も多々ある。
話数(通算) | 名前 | 能力 | モチーフ | 声優 |
---|---|---|---|---|
47 | ヴァンピル | 右手の花でエナジー吸収 | 吸血花 | 緒方恵美 |
48 | ミノタロン | 強烈な突進攻撃と伸びる頭の角でエナジー吸収 | ミノタウロス | 大野由佳 |
49 | ファライオン | 獣のように飛び掛かり運命の輪でエナジー吸収・口から衝撃波を吐く | ライオン、タロットの「運命の輪」 | 中友子 |
50 | ヘルアント | 何本もの触手を伸ばしエナジー吸収・同時に複数を相手にするのが得意 | 蟻 | 高木早苗 |
51 | レーシー | 近づく者から無差別にエナジー吸収・桜の木の中に相手を取り込む・桜の花びら攻撃 | 化け猫・桜の精 | 山崎和佳奈 |
52 | ギガロス | 羽から竜巻を飛ばしてくる・爪を伸ばし切り裂く | イカロス | ならはしみき |
53 | アマデラス | 熱線・熱風攻撃・球体バリアで攫った赤ん坊を盾にする | 太陽、天照大神 | 大野由佳 |
54 | セイレーン | 空を泳ぎ、鱗粉を撒いてエナジー吸収・自在に伸びる髪の毛で敵を拘束・水を操り、炎を消す | 人魚 | 緒方恵美 |
55 | ウトンベリノ | 爪楊枝ソード・敵を巻き取る海苔、ジュピターを必殺技発動中に拘束した | 海苔弁当 | 川島千代子 |
56 | ビピエーロ | 傘から出す電撃ムチ・帽子の角を飛ばす | ピエロ | 金丸日向子 |
57 | 謎のカーディアン | 不明[注 45] | 月(三日月) | 不明 |
57 | アマーンジュ | 命令と逆のことを行う | 天邪鬼 | 兵藤まこ |
58 | ヤーマンダッカ | エナジーを吸収する花びらを巻き散らす | 四面観音 | 川島千代子 |
原作と『Crystal』第2期、テレビアニメ『R』後半の敵組織。
原作と『Crystal』第3期、テレビアニメ『S』の敵組織。
スーパーファミコンのコンピュータRPG『美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY』に登場する敵組織で、暗黒の城を本拠地とする。「運命を変える」ことを目的にしており、そのためにこれまでセーラームーン達が闘ってきた、(デス・バスターズ以前の)敵たちの運命を変えて次々と復活させ、セーラー戦士を倒そうとする。
『美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY』での反セーラーチーム。元々は30世紀に住む未来人だが、シルバー・ミレニアムの一族と「幻の銀水晶」への不信感や憎しみをシャーマン・アプスーに煽られ、運命を変えるためにその配下となる。それぞれが対応するセーラー戦士に似た容姿を持ち、セーラー戦士に似たティアラとブローチの他に、ネクタイとボディスーツを着用している。
「オポシティオ」の語源に近いと思われる言葉で、西洋占星術に180℃のアスペクト(惑星が正反対に位置するホロスコープの相)を指す「オポジション」という専門用語がある。
原作第4期、テレビアニメ『SuperS』『セーラースターズ』前半、劇場版『Eternal』の敵組織。
原作第5期、テレビアニメ『セーラースターズ』後半、劇場版『Cosmos』の敵組織。
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