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日本のコンピュータゲームシリーズ ウィキペディアから
『ラブプラス』(Loveplus)は、コナミデジタルエンタテインメントが製作した恋愛シミュレーションゲーム[注 1]。第1作はニンテンドーDS向けに2009年9月3日に発売され、その後様々な続編が発売された。
ラジオ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、CDなどでの販売や公式なアーカイブなど常に参照可能な状態のネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
ジャンル | 恋愛シミュレーション |
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対応機種 | ニンテンドーDS |
開発元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売日 |
2009年9月3日 2010年7月15日(ベストセレクション) |
レイティング | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツアイコン | 恋愛、セクシャル |
キャラクター名設定 | 主人公のみ |
エンディング数 | 9 |
セーブファイル数 | 3 |
メディア | DSカード |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | なし |
オートモード | あり |
備考 |
DSワイヤレスプレイ対応 売上本数:約24万本(2010年6月現在) |
対応機種 | iPhone/iPod touch |
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発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売日 | 2010年4月5日 |
備考 | 登場キャラクター別に『iM』『iR』『iN』の3種類が発売。 |
本項では次に挙げる続編・派生作品についても記述する。
キャッチコピーは、『ラブプラス』が「国民的G・F(ガールフレンド) デビュー!!」。『ラブプラス+』が「日本全国L+現象(ラブプラスまつり)!!」。『NEWラブプラス』が「飛び出せ!!国民的カノジョ」。『NEWラブプラス+』が「やっぱり、“カノジョ”が好き。」。
ゲームに登場する3人のヒロインのいずれか1人と恋人同士になり、高校2年生のまま相思相愛の親密な関係を楽しめる。
コナミの『ときめきメモリアル』シリーズをはじめ、従来の恋愛シミュレーションゲームの大半は恋人になることがゲームの目的だったのに対し、ラブプラスシリーズはヒロインがプレイヤーの「彼女(恋人)」になってからの『その後』を主軸としている点が最大の特徴として挙げられる。プロデューサーの内田明理によると、「長く楽しめるゲームにしたかった」ため、「攻略すれば終わり」ではなく、恋人となってからの毎日がエンドレスで続く構成となった[1]。ただし、誰とも恋人にならずに100日が経過すると、卒業となりゲームオーバーとなる。
従来の恋愛シミュレーションゲームに近い「友達パート」のクリア後に移行する「恋人パート」では、DS本体の内蔵時計と連動した「リアルタイムクロック(RTC)」により、現実の時間や季節に合わせたリアルタイムの「恋愛生活」を体験できる(ゲーム内に誕生日イベントは存在するが、年齢は変わらない)。またタッチパネルやマイク(音声認識)などニンテンドーDSおよび3DSの機能を活かした、デート中にスキンシップを取る・ヒロインに話しかける等のコミュニケーション機能も大きな特徴となっている。
ディレクターの石原明広によると、「今後何かフランチャイズ展開ができるようなことがあれば、データの引き継ぎができるようにしたい」という発言からも分かる通り、ワイヤレス通信によるセーブデータ交換機能が付いている。
登場ヒロインのタイプは「文武両道なお嬢様(同級生)」、「ツンデレ(年下)」、「おっとり(年上)」の3人が用意されており、やり取り次第で髪型・服装・性格が変化するなど、同じヒロインでも他のプレイヤーとは異なる自分だけの彼女に成長してゆき、プレイヤー次第でさまざまなシチュエーションが楽しめるのも特徴となっている。
これらの要素が受け、口コミなどから販売数を伸ばした結果、「ラブプラス」は恋愛ゲームとしては異例の20万本を超えるヒットとなり、「ラブプラス+」と「NEWラブプラス」も販売数が10万本を超えた。
発売日である2009年9月3日には、「ラブプラス」がmixi日記「注目のキーワード」1位となった[2]。
2009年9月10日付けの産経新聞紙面で記事になるなど、各種メディアで取り上げられた[3][4]。
『テレビブロス』2009年10月3日号にてヒロインの1人である高嶺愛花が表紙を飾り、翌年の6月26日号では地域限定の北海道・関東・九州版に高嶺愛花、中部版に姉ヶ崎寧々、関西版に小早川凛子の3人が5種類の表紙を飾った[5]。
2009年12月7日に放送された日本テレビ系列のバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』にて本作が取り上げられ、「恋愛ゲーム『ラブプラス』ブームの深イイ演出」と紹介された[6]。
2009年12月23日にはクリスマスイベントとして、東京都内3か所のケーキ店で3人のヒロインをイメージした特製ケーキが各100個限定販売された。既存ファンのみならず先述の『1分間の深イイ話』を見てラブプラスに興味を持った一般層も巻き込む大混乱が予想されたため、コナミは販売当日の朝8時に公式ページで販売店を発表、さらに彼女同伴(ラブプラスモードなど恋人パートであることを証明できるプレイ画面の提示)を購入条件とした。しかし、公式発表直後に情報を得たファンがSNS・Twitterなどを駆使して情報を拡散、各地からファンが殺到して3店舗とも開店前に完売した。特に寧々のケーキが販売された六本木の店舗は公式発表から僅か1時間で完売が確定するという凄まじさだった[7]。
『ファミ通』2010年2月24日号にて、『ラブプラス』の次回作『ラブプラス+』の開発が始動していることが明らかとなった[8][9]。また同誌のインタビューにて、内田プロデューサーは「(次回作でも)キャラクターは変わらない」「セーブデータを引き継げる(ラブプラスを起動したDSとラブプラス+を起動したDSが同時に2台必要。ラブプラス+内蔵の引き継ぎ用ツールを無線通信を使いラブプラス側に送信、双方でツールを起動して引き継ぐ)」などを述べている。同日に、『ザ★ビシバシ』(アーケード)で、ヒロイン3人の登場するミニゲーム「弾んで! 跳んで! ラブジャンプ!!」が追加配信された[10]。
また2010年4月5日には、iPhone/iPod touch用アプリとして『ラブプラス i』がApp Storeを通じて配信されることが決定。愛花・凛子・寧々それぞれのアプリが配信され、iPhoneの機能を活かす形で画面をタッチする事で時間を教えてくれたり話しかけてくれる「コミュニケーション機能」、専用のARマーカーを撮影することで画面上で現実の風景に彼女の姿が表示される「ARカメラ機能」、スケジュール登録可能な「カレンダー機能」が搭載され、今後もアップデートで機能を増やすとしている[11]。なお発売当初は本編の移植と誤解されることもあったが(連動要素は後に実装)、コミュニケーション機能を核とした統合アクセサリに分類される。
2010年7月10日から8月31日まで、前月の6月24日に発売された「ラブプラス+」に追加された旅行イベントの舞台となった熱海市で『熱海ラブプラス現象(まつり)』イベントが開かれた。初日の開会式典では斉藤栄熱海市長がスピーチし、市内の一部店舗・施設を彼女同伴(条件は前年のクリスマスケーキと同じだが対象ソフトはラブプラス+)で利用すると割引などのサービスが受けられる、『ラブプラスi』用のARマーカーが市内各地に設置されるなど、全市を挙げたイベントとなった[12][13][14][15]。
2010年9月29日に幕張メッセで行われた「任天堂カンファレンス2010」にて、ニンテンドー3DS向けに『Project ラブプラス for Nintendo 3DS(発表当時の仮題・その後NEWラブプラスに変更)』の制作が発表された[16]。
2010年9月に行われた財団法人デジタルコンテンツ協会主催の第25回デジタルコンテンツグランプリ審査会で、『ラブプラス』・『ラブプラス+』が優秀賞を受賞、翌10月の授賞式に内田プロデューサーが出席した。
2010年12月23日にはクリスマスイベントとして、東京ミッドタウンホール(コナミ本社・コナミスタイル六本木店所在地)にて『メリープラスマス2010』を開催。ヒロイン3人によるライブや3DS版ラブプラスの開発状況報告をはじめ、キャドバリー・ジャパン(現・日本クラフトフーズ)ののど飴「ホールズ」とのコラボレーション(寧々のみ)、三井住友カードとの提携クレジットカード「ラブプラスVISAカード」の発行、そして内田プロデューサーが率いる社内プロダクション『ラブプラスプロダクション』の設立が発表された。
2011年9月13日に東京国際展示場にて開催された「ニンテンドー3DSカンファレンス2011」において、同年12月8日にニンテンドー3DS向けの新作「NEWラブプラス」が発売されることを発表。しかし、後に諸事情により発売日が翌年2012年2月14日に延期となり[17]、これに伴い内田シニアプロデューサーも発売延期に関するメッセージを掲載した[18]。
2012年2月6日、講談社文庫より「読書月間推薦図書キャンペーン」として、ミノ☆タロー書き下ろしカバーイラスト付の文庫本が発売された[19]。同月発売の「NEWラブプラス」では『読書月間』というイベントが発生し、実在する図書が推薦図書として登場する。カバー下は通常の変更のないカバーが巻かれたままの図書があり、第1弾に指定された作品は「赤毛のアン(L・M・モンゴメリ/掛川恭子訳・愛花の推薦)」、「ぼくのメジャースプーン(辻村深月・凛子の推薦)」、「魍魎の匣(京極夏彦・寧々の推薦)。なおこのラブプラスカバーが巻かれた文庫本は、発売から数日で増刷が決定した[20]。
2012年12月27日、『NEWラブプラス』のダウンロード版をニンテンドー3DSのニンテンドーeショップにて配信開始。価格は4,800円。ダウンロード版を保存するのに必要なSDメモリーカードの空き容量は、1.8GB(14,400ブロック)以上。
2013年7月4日に発売された『週刊ファミ通』2013年7月18日・25日合併号にて、3DS用ソフトとしては2作目となる『NEWラブプラス+』を発売すると発表した[21]。なお、この発表の時点から当面の間は詳しい情報が発表されなかったが、2014年1月10日に同年3月27日に発売すると発表した[22]。
2015年3月に、内田のコナミ退社[23]とラブプラスプロダクションの解散[24]が相次いで発表され、『ラブプラス』シリーズの今後の動向が注目されたが、同年3月18日に、コナミが『ときめきメモリアル』シリーズともども、「今後も制作を継続する」と発表した[25]。
『ラブプラス+』は、基本的な部分は『ラブプラス』と変わらないが、追加された要素や改良点がある。
など。
前作「ラブプラス」からの引継ぎも可能だが、引き継ぎツールやセーブデータの送受信にDSダウンロードプレイ(無線通信)を使用するため、本体が2台必要となる。
ジャンル | 恋愛シミュレーション |
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対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 |
コナミデジタルエンタテインメント ラブプラスプロダクション |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売日 |
通常版: 2012年2月14日[26] DL版: 2012年12月27日[26] |
レイティング | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツアイコン | 恋愛、セクシャル |
キャラクター名設定 | 主人公のみ |
エンディング数 | 9 |
セーブファイル数 | 3 |
メディア |
3DSカード DL版:(1.8GB/14400ブロック) |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | なし |
オートモード | あり |
備考 | 売上本数:135,023本(2011年12月26日 - 2012年12月30日)[27] |
ニンテンドー3DS専用ソフトとしてほぼ1から作り直されたため、新要素や変更点は非常に多い。主にここがNEW | NEWラブプラスより。
またセーブデータの個数については、前述の通り発売日が延期となった事情もあり不明となっていたが、前2作と同じ3個となった。
発売直後から発覚したハード面の不具合が多く発生し、問題となった。
ジャンル | 恋愛シミュレーション |
---|---|
対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 |
コナミデジタルエンタテインメント ラブプラスプロダクション |
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント |
発売日 | 2014年3月27日 |
価格 |
コンプリートセット:32,000円(税抜) 通常版/パッケージ版:5,700円(税抜) 通常版/ダウンロード版:5,200円(税抜) |
レイティング | CERO:C(15才以上対象) |
コンテンツアイコン | 恋愛、セクシャル |
キャラクター名設定 | 主人公のみ |
エンディング数 | 9 |
セーブファイル数 | 3 |
メディア | 3DSカード |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | あり |
回想モード | あり |
メッセージスキップ | なし |
オートモード | あり |
備考 | 売上本数:40,037本(2014年9月28日現在)[29] |
『NEWラブプラス』の仕様を改めた、マイナーチェンジ版。ニンテンドー3DS用ソフトとして2014年3月27日に発売された。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
事情により単身とわの市へ引っ越してきたプレイヤー。私立十羽野高校に転入したてのプレイヤーと3人のヒロインとの運命的な出会い。さまざまな出来事を共有し、次第に関係を深めていくプレイヤーたち。
順不同に発生する3人のヒロインたちとの出会いは…
自由な雰囲気に惹かれて入部を希望したテニス部での、他の部員たちと行動を共にできずにいる同学年の高嶺愛花との出会い…。
ちょうど欠員があるからと任命された図書委員として、利用者たちの不評を聞きつけ探し当てた下級生の小早川凜子との出会い…。
なにかと入用な一人暮らしのために見つけたバイト先で、早くも失敗する新人バイトの教育係である上級生の姉ヶ崎寧々との出会い…。
四季折々の出来事を経て、いつの間にか互いに惹かれあっていくヒロインとプレイヤー。ヤキモチを焼かれたり、他のヒロインに浮気心を抱いたり…。
やがて運命の日がプレイヤーに訪れカノジョからの告白を受け入れるか、むなしい卒業の日を迎えることになる。
首尾よく恋人同士になれたプレイヤーは、終わる事のない愛情に満ちた高校生活の日々を送っていく。
その先のストーリーはプレイヤーとカノジョとで紡ぐ物語…。
ヒロイン以外の声の出演は、『NEWラブプラス』によるもの。
以下はソーシャルゲーム版のみ登場する。
この節の加筆が望まれています。 |
『ラブプラス アーケード カラフル Clip』・『ラブプラス MEDAL Happy Daily Life』共に、2011年2月24日より順次稼働開始。両機種とも e-AMUSEMENT PASS に対応[注 13]。
『ラブプラス+』や『NEWラブプラス』両ソフトのデータを一部引き継いで遊ぶことができるほか、様々な連動が行われている。連動にはいずれもe-AMUSEMENT PASSが必要。
なおこれらの連動は2012年2月8日をもって停止。当初はNEWラブプラスとの連動に伴う調整とみられていたが、結局再開されないままアーケードのオンラインサービスが終了した。
本編の通信メニューにある「アミューズメント連動」機能によって、多様な連携が行える。現在利用可能な連携は次の通り。
なお続編の『NEWラブプラス+』では、これらの連動機能は全て削除されている。
本編の派生作となるアーケードゲーム。開発は『投球王国ガシャーン』や『ワールドコンバット』を手がけた大橋昌幸プロデューサーが率いるチームが担当[30]。同じくコナミのアーケードゲーム『REFLEC BEAT』と同様の縦型タッチパネル画面とボタン(左右各1個)を搭載しており、プレイヤーはデート(タッチパネル画面と左右ボタンを使ったミニゲーム)を楽しみながら彼女と親しくなっていく。なお筐体はヒロイン毎に愛花・凛子・寧々の3種類あり、開発当初は筐体毎にヒロインが固定されていた[30]が製品版ではどの筐体でプレーしてもゲーム内容は全く同じになるように変更された[31][32][33][34][35]。
2011年9月1日から、コナミのコミュニティサイト「e-AMUSEMENT GATE(現・eAMUSEMENT)」内に専用ページを開設。これまで携帯電話(フィーチャーフォン)専用サイトのコナミネットDXでしか閲覧できなかったプレイデータが、パソコンやスマートフォンからも閲覧可能となった。ただしプロフィール以外のプレイデータやヒントコーナーの閲覧には「e-AMUSEMENT ベーシックコース」への加入が必要となる(月額315円(2014年4月から消費増税に伴い324円)・コナミネットDXとは別課金)。なおGATEへのサービス集約に伴い、コナミネットDXのプレイデータ閲覧サービスは2012年3月31日付で終了した。
2012年2月16日、e-AMUSEMENT GATEとの連動サービス「写真転送サービス」が開始された。ゲーム終了後にシャッターボタンで撮影した写真をGATEの「写真BOX」に転送して(転送するかしないかは選択可)、BOX内の写真をダウンロード購入できる。BOXの容量は過去14日分または100枚。BOXの閲覧にはe-AMUSEMENT ベーシックコースへの加入が必要で、決済はPASELIのみ対応。高解像度の写真を購入するには、その写真を筐体側で1枚以上印刷している必要がある。
2014年7月31日、e-AMUSEMENTオンラインサービス・およびeAMUSEMENTサイトとの連動サービスが終了した[36]。
3度行われたロケテスト時点のゲーム内容は、3種のミニゲーム(ノット30・だるまさんがころんだ・スイカ割り)から1つを選んでプレイし、終了後に十数種類のイラストのうちいずれかがランダムにプリントアウトされるというもので(プリントアウトの希望の有無により料金が異なる)、その時点ではe-AMUSEMENT PASSへの対応やDS版本編との連動はなかった。
初回ロケテスト時点での開発度は30%として、製品版の仕様や本稼動の時期[注 15]など、今後の展開については発表されていなかったが、2011年2月19日開催の「AOU2011アミューズメント・エキスポ」に開発が完了した製品版が出展され、同月24日より全国各地のアミューズメント施設で順次稼働開始している。
製品版では、ミニゲームが3つ追加され(スピード・しゃぼんだま・ダーツ)、e-AMUSEMENT PASSおよび電子マネー「PASELI」に対応。本編(初代ラブプラスには非対応)との連動も実装された。
継続的なプレイにはオンライン稼動の店舗でe-AMUSEMENT PASSを使用することが必須だが、前述の通りオンラインサービスが終了したため、現在はどの筐体もPASSを使用しない場合と同様に、プレイヤー名固定・ゲーム終了時にレベル等全クリアといった制約が課される事実上の体験プレイとなっている。以降の記述はサービス終了前のPASS使用時のプレイが前提。
初プレイ時は、PASS認証後にDS版本編と同様にプレイヤーのプロフィール(名前・呼ばれ方・誕生月日・血液型)を入力。オープニングでヒロイン3名の中から意中の一人を選ぶと、そのヒロインがプレイヤーの彼女(恋人)として現れゲームが始まる(最初に出会うヒロインがランダムかつ友達から始まる本編とは大きく異なる)。2回目以降はPASS認証後、前回プレイデータのダウンロード・ラブプラスメダル及び本編との連動を経てゲーム開始となる。なお一度ゲームが始まると登録されたプレイヤー情報(プロフィール・彼女)は変更できないため、万一間違えた場合は別のPASSで改めて登録し直す必要がある。
プレイヤーは、彼女とミニゲームで遊んだりスキンシップを取ることでラブゲージ(画面上部に表示されるハートが10個並んだグラフ)を増やし、獲得したハートの数だけプレゼントを開ける。これを繰り返すことで、プレイヤー自身や彼女のゲームレベルを上げる・彼女に服をプレゼントするなどして仲を深めていく。プレゼントの中には、ゲームレベルアップに必要な経験値や衣装の他にも、「L」「O」「V」「E」「P」「L」「U」「S」と書かれた8枚のパネル・彼女の笑顔が描かれたアイコン(テンションアイコン)・次回のミニゲームやファッションショーで使えるアイテム(後述)が入っていることがある。なおサービス終了時点でプレイヤーのゲームレベル上限は50、彼女のゲームレベル上限は99であった。
パネルが8枚全て揃う、またはデートプラスチャンス(後述)をクリアすると貰えるスペシャルプレゼントでダイレクトファッションショーを獲得すると、ご褒美イベントとして「ファッションショー」が始まる。選択肢が表示されてから5秒以内に画面をタッチするか左右ボタンを押して、彼女が次に着てくる衣装を予想する。正解だと彼女がその衣装で様々なポーズを取ってくれるが(プレイヤーのレベルが上がるにつれポーズの種類も増加)、不正解だと反対側の衣装を着て残念がり、テンションアイコンが1個消費される[注 16]。開始時までに集めていたテンションアイコン(最大8個)が全て消費されるとその時点でファッションショーは終了するが、その前に10回正解するとさらなるご褒美イベントが発生、イベント終了後スタッフロールが流れる。
サービス終了時までに配信されたミニゲームは8種類で、初プレイ(レベル1)から遊べるゲームは次の5種類。
ゲームをある程度やり込んでプレイヤーのゲームレベルが上がると、以下の新しいミニゲーム(デートスポット)が順次開放される。
プリントアウトありでプレイした場合は「シャッタープラス」機能が有効になり、プレイ中に任意のタイミングで画面上のシャッターボタンを押すことで写真撮影が可能になる。シャッターボタンの右側には「FULL」「BODY」と書かれた小さなボタンがあり、「FULL」を選ぶとメッセージなど画面上全ての要素を写し(感覚としてはスクリーンショットに近い)、「BODY」を選ぶと背景と彼女だけを写すことができる。
ゲーム終了後、印刷モード選択画面から「シャッタープラス」を選ぶと写真選択画面に移り、画面右側縦方向にサムネイル表示されている写真の中から気に入ったショットを選んでプリントアウトできる。サムネイルをタッチすると背景画面でプレビューされ、「決定」ボタンをタッチすると確認画面を経てプリントアウト画面に移る。プリントアウト画面では簡易編集も可能で(ズーム・位置調整・日付挿入)、編集完了後「決定」ボタンをタッチすると印刷が開始され、しばらく待つと筐体下部の取出口に写真が排出される。プリントアウトありのプレイ料金には1枚分のプリント料金が含まれており、2枚以上印刷したい場合は追加料金が必要となる[注 18]。
なお一度プリントアウト画面に移ると写真選択画面に戻ることはできないため、万一意図しない写真を選択した場合でもその写真を印刷するしかない。また「シャッタープラス」がある状態で「通常カード」「ロケーションカード」を先に選んで印刷すると、シャッタープラスの写真は印刷できなくなるので注意。
なお硬貨でのプレイは4回撮影するとシャッターボタンの色がグレーになり「撮影不可能」となるが、PASELIでのプレイはプレミアムプレーとして撮影回数が24回まで拡張される。ただしオプション扱いのため、原則として5回目以降はシャッターボタンが緑色に変わり、プリントアウト時に緑色のシャッターボタンで撮影した写真を閲覧・編集する際に追加でPASELIが必要になる。該当する写真のサムネイルは透明な枠で覆われていて、選択するとプレビューの前にPASELIが消費される旨の確認画面が現れ、消費ポイント数を確認した上で承諾し決済が正常完了すると、枠が消滅して全ての写真が開放される。追加ポイント消費の有無・消費ポイント数はプレイ料金と同様に店舗側で変更可能だった。しかしオンラインサービス終了によりPASELIも使用不可能となったため、現在プレミアムプレーは行えない。
2011年4月26日
2011年6月1日
2011年7月20日
2011年10月4日
2011年12月15日
2012年2月9日
2012年3月1日
2012年4月10日
フォトカードにはシャッタープラスの写真と同じ大きさの「L判サイズカード」と縦長の「短冊型カード」の2種類あり、どのカードもゲーム開始(初プレイ)時に選んだ彼女のカードのみ印刷される。L判サイズの場合は1枚、短冊型の場合は2枚のカードが筐体下部の取出口に排出される。どのサイズのカードが出るかは「通常カード」では完全にランダムだが、「ロケーションカード」では短冊型カードのみ排出される。
稼働開始時から配信されているカードは以下の通り。
稼働開始後にアップデート等で配信されたカードは下記の通り。
本編の世界観を基にしたメダルゲーム。本編のゲームセンターにも登場する「グランドクロス」および「スピンフィーバー」を制作したTeam Fortuneとの共同制作で、物理抽選機構を一切排除したTeam Fortuneとしては初の純粋なビデオ系メダルゲーム。彼女の家族や友人など、サブキャラクターも多数登場する。MILLIONET対応(ミリオンジャックポット・ミリオンランカー両対応。ただしミリオンジャックポットの抽選スロットは全画面ではなくタッチパネル画面上部中央に小さく表示され、ゲームは中断されない)。2017年5月末にサービス終了。サービス終了後、同社のFEATUREWORLDシリーズに改造された筐体もある。
ゲームはパネルゲームとスロットゲームの二種類あり、プレイヤーはどちらかのゲームを遊んで(自由に切替可能)、彼女とのデートを楽しむデートモード・大量メダル獲得チャンスとなるJACKPOTスロットを目指す。
e-AMUSEMENT PASSを使わなくても(オフライン稼働含む)プレイ可能だが、筐体毎に指定された彼女としか遊べない・アイテムや衣装を獲得できない等の制約が課される。e-AMUSEMENT PASSを使うことで、どの店舗及び筐体であっても同じ彼女と遊べる・アイテムや衣装の獲得・獲得した衣装を彼女に着せる・リアルデート(後述)ができるなど多くの利点がある。
e-AMUSEMENT PASSを使う場合は、リーダーにPASSを置いて認証後、初プレイの場合はプロフィールを入力してヒロイン3名の中から意中の一人を選択すると、そのヒロインがプレイヤーの彼女として登場しゲームが始まる。2回目以降は認証後、NEWラブプラスとの連動確認・お知らせ・立体視画面に登場する彼女からのメッセージを経てゲーム開始となる。
稼動当初からあるゲームモード。日常モード・イベントモードがある。
日常モードはメダルを賭けた後(5BET・10BET・20BETの3段階)、BET後に配られる5枚(5BET時は4枚)のパネルの中から場にあるパネルと同じ色または同じ矢印のパネルを選んで(カードゲームのUNOと同じ要領)、マップ上にいるミニ彼女を動かしていく。パネルを選び(彼女を動かし)続けるほど配当が上がり、選べるパネルがなくなった時点で配当の精算が行われる。続けて5枚(5BET時は4枚)以上パネルを選ぶと配当を獲得、それ未満の場合は配当を得られない。1ゲームで連続して選べるパネルは最大100枚(5BET時は最大50枚)で、その枚数に到達するとゴールとなり、まだ選べるパネルがあっても1ゲーム終了となる代わりに高額配当を得られる。
パネルは計7色で、そのうち赤・緑・青の3色を選ぶと(青は5BET時無効)、選んだ色に対応した「チャンスステップ(画面右上に表示される“あと○枚”の表示)」が1ずつ減少していく。各色のチャンスステップが「あと0枚」になると、イベントモードに移行する。青・緑のイベントモードは、デートモードに移行するチャンスイベントとなる。日常モードと同じルールでパネルを選び(チャンスステップは赤のみ有効)、落とし物を見つけるなどしてイベントを達成するとデートモードに移行する。中には規定ゲーム数以内に特定人物に追いつく・人物を目的地に連れて行くといったイベントもあり、規定ゲーム数内に達成できなかった場合は日常モードに戻りデートはお預けとなる。赤のイベントモードは彼女からメダルや衣装(ゲーム内のミニ彼女に着せる)などいろいろなプレゼントがもらえ、もらった後はその時点のモード(日常モードまたはチャンスイベント)に戻る。この赤のチャンスステップが0枚になると同時にそのゲームが終了した場合、配当の精算が行われてからイベントモードに突入する。よって「ODDS UP!」がこのとき貰えた場合、その効果は次回のゲームに持ち越されることとなる。なおイベント終了(デートモード終了・イベント達成失敗・プレゼント獲得)後、該当するチャンスステップは「あと75枚」にリセットされる。
マップ上に先述した彼女に関連するサブキャラクターが立っていることがあり(1ゲーム最大3人で彼女毎に異なる)、その人物の前後左右4マスに到達するとその人物との会話と同時に「ハッピールーレット」が出現し、止まった項目のボーナスを獲得できる。ボーナスには「MEDAL(5WIN・10WIN・20WIN)」「STEP UP!(各色3枚・10枚、チャンスイベント中は赤のみ)」「ODDS UP!(パネル配当が2倍になる)」「COIN(マップ上にランダムでコインが出現・彼女が止まるとメダル1枚獲得)」「デートモード(チャンスイベントを省略して直接デートモードに突入、日常モードのみ)」がある。なお会話の色が白ではなく紫色の場合はプレミアムチャンスとなり、「MEDAL 20WIN」「ODDS UP!」「デートモード(日常モードのみ)」のいずれかが確実に出る。
なお遊び方がやや難解であることから、「チュートリアルモード」が用意されている(2011年7月のアップデートで追加・最初の1ゲーム開始時に選択可能)。
2011年7月のアップデートで追加されたゲームモード。一定数のメダル(3・6・9・15・30・60BETの6段階)を賭けて3列×5リールのスロットを回し、メダル配当やボーナスを獲得していく。スロット回転時に予告演出が現れると、配当およびボーナス獲得の期待度が上がる。
運動靴やミニ彼女などの通常図柄が左端から同じ列に3個以上揃うと配当を獲得、立体視画面に彼女が登場して「ダブルアップチャンス」が始まる。「DOUBLE UP(全配当で挑戦)」「HALF DOUBLE(配当の半分で挑戦)」を選んだ場合、「グー」「チョキ」「パー」のどれかを選んで彼女とジャンケンを行う。自分が勝つと配当倍増、彼女が勝つと配当没収、あいこは再挑戦となる。チャンスは彼女が勝つか「COLLECT」を選ぶまで継続され、終了時点で「SAVE」に表示された枚数のメダルを獲得できる。チャンスに挑戦せず、いきなり「COLLECT」を選んでそのままメダルを獲得することも可能。
各リールに1個ずつ、ミニ彼女3人が集合した「CHANCE」図柄が登場することがあり、3個(リール)以上登場すると各種ボーナスを獲得する(左端から連続である必要はなく、列もバラバラで良い)。3個でプレゼント(パネルゲームの赤パネルイベントと同じ)、4個でデートモード、そして5個連続で大量メダル獲得となる。なお、5個連続のメダル配当はBET数によってはJACKPOTを超えることがある。
4ステージ(ステージ1〜3・目的地)に分かれている。スロットゲームからのデートは「デートレベル」が適用され、レベルが高いほどメダル配当やハート獲得の期待度が上がる。パネルゲームからのデートモードはレベル指定なし。
ステージ1〜3では、5BETで1個ずつプレゼントボックスを開けてメダルやハート(1〜3個)を獲得していく(ハズレもあり)。各ステージ毎にボックスを10個開けるまでにハートを3個獲得するとクリアとなり、3ステージ連続してクリアすると目的地に到着する。しかし途中でハートが1個でも不足すると、その時点でデートモード終了(帰宅)となる。ステージ1・2をクリアすると、デートモード終了後にJACKPOTスロットに挑戦できる「JPスロットチケット」を2枚ずつ獲得する。ステージ2クリア後に道に迷ってプレイヤーにどちらに進むか決めさせるイベントが発生し、「右」「直進」「左」のいずれかを選択すると稀にステージ3を省略して目的地に到着することがある。
目的地では「スキンシップチャンス」として、画面上でシャッフルされたイベント(スポット)名が書いてある3枚のカードから1枚選ぶ。スキンシップ獲得カードを引くとそのイベントにまつわる会話後「スキンシップモード」に入るが、終了カードを引くと会話後デートモード終了となる(JPスロットチケットを1枚獲得)。なお、時々出る継続カードを引くと会話後残り2枚のカードで再抽選となる(JPスロットチケットを1枚獲得)。
スキンシップモードでは、彼女を指で撫でながら配当(メダルおよびJPスロットチケット)を獲得していく。スキンシップがうまく進むと立体視画面にあるハートが満たされていき、制限時間(60秒)内にハートが100%に到達した場合は「ハートMAX」となり、配当獲得後ご褒美(キス)イベントを経てデートモード終了となる。99%以下の場合は配当獲得後そのままデートモード終了となる。なお、スポットによってはハートMAXを達成するとデートモード終了時に衣装を獲得できる。
デートモード終了後、JPスロットチケットを持っている場合は「JACKPOTスロット」が始まり、獲得したチケットの枚数分だけスロットを回せる。スロットは先述のスロットゲームと同じ3列×5リールで、運動靴やミニ彼女などの図柄とイラストの断片が記されている。左端から同じ列に3個以上図柄が揃うとメダル配当を獲得、イラスト断片が完全に表示されるとそのリールはゲーム終了まで固定される。固定されたリールは「WILD」としてあらゆる図柄の代用となり、図柄の揃う確率が上がる。また、スロット回転時に予告演出が現れると配当獲得およびイラスト断片完全表示の期待度が上がる。この予告演出の一部は、事前に特定のアイテムを獲得することで解禁されるものもある[注 21]。
イラスト断片が5枚とも完全に表示されてイラストが完成するとジャックポットが成立、その時点でのジャックポット数値(工場出荷時のプログレッシブ初期値500枚・1BETあたり0.01上昇。初期設定時の最大貯蓄2000枚)に成立までのスロット配当を加算した合計数分のメダルを獲得するとともに、e-AMUSEMENT PASS使用時には完成したイラストがギャラリーに保存されてMY PAGEの「JPアルバム」から鑑賞できる。
同じくTeam Fortuneが制作した大型メダルゲーム「GRAND CROSS CHRONICLE(先述したGRAND CROSSのシリーズ3作目)」や「FORTUNE TRINITY」とも連動、両機種で彼女と遊べる「リアルデート」機能を備えている。
e-AMUSEMENT PASSを使ってプレイしていると、パネルゲームの赤パネルイベントまたはスロットゲームのプレゼントボーナスで彼女からボールまたはオーブを貰うことがある。これがリアルデートに必要なリンクアイテムである。リンクアイテムを受け取った後、そのプレイデータが記録されたPASSを対応ゲームのカードリーダーに読み込ませると(暗証番号は不要)、モニターにラブプラスメダルのタイトル画像が表示された後彼女が登場、対応ゲームに応じたジャックポットチャンスに挑戦できるアイテム(ノーマルボールまたはオーブ)がフィールドに払い出されてリアルデートが始まる。プレイ中彼女はプレイヤーに話しかけたり、リーチなどボタン操作が必要なイベントではプレイヤーの代わりに操作するなど、さまざまなリアクションを見せる。また対応ゲームのMY PAGEからARコードを呼び出して、AppleのiOSデバイス用アプリ『ラブプラスi』バージョン1.4.0以降のメダルデートAR機能で撮影することも出来る(iPhone・iPod touch第4世代・iPad 2に対応)。なお彼女が画面に登場していない場合でも、対応ゲームの画面右下部にあるミニ彼女の表示でもデート中であることを確認できる。リアルデート終了後、再び当ゲームで同じPASSを認証すると、ゲーム開始前に彼女とリアルデートを振り返るイベントが発生する。この際JACKPOTを獲得していた場合、リアルデートの思い出として彼女の画像と獲得したWIN数が表示される。
リンクアイテムには有効期限が設定されていて、期限内にラブプラスメダルと同一店舗にある対応ゲームで使用しないと消滅してしまう[注 22]。また「GRAND CROSS CHRONICLE」用のアイテムを「FORTUNE TRINITY」で使用することはできない(逆も同様)。さらに「FORTUNE TRINITY」のカードリーダーは携帯電話に対応していないので、携帯電話をe-AMUSEMENT PASSとして使用しているプレイヤーが同ゲームのリンクアイテムを受け取った場合、有効期限内にカードタイプのe-AMUSEMENT PASSにデータを引き継がないと使用できない。
なおリアルデートを体験してからアーケードをプレイすると、特典としてTeam Fortuneロゴ入りの衣装(計2種類)が追加され、彼女がファッションショー(くつろぎファッションショー含む)・夢イベント・シルエットクイズで着てくれることがあった。しかしアーケードのオンラインサービス終了により、不可能となった。
両シリーズの続編である「DREAMSPHERE GRAND CROSS」および「FORTUNE TRINITY 2」ではリアルデート機能は省略されており、両機種でのリアルデートは出来ない。ただし「DREAMSPHERE GRAND CROSS」は旧作(CHRONICLEまたはPREMIUM)との共存が前提となっており(コンバートは最大8ステーションまで)、コンバートされていないCHRONICLEのステーションでは引き続きリアルデートを楽しめる。
2011年4月14日
2011年6月7日
2011年7月20日
2011年12月12日
この節の加筆が望まれています。 |
2013年4月18日稼働開始。2014年6月30日サービス終了[38]。『ドラゴンコレクション』のゲームシステムを流用したコレクションシリーズの一員でもある。
ゲーム進行は「スケジュール」をこなしつつ、カノジョのカードを集めて行く。手に入れたカードに描かれたカノジョとの親密度が上がり、その都度ストーリーが進んで行く(他機種版の友達パートに相当)。スケジュールは「運動」(部活など)・「知識」(勉強、雑学など)・「感性」(芸術、音楽)・「魅力」(ファッション、流行など)の4パートに分かれ、好きなスケジュールをこなすことができる。
最初の選択肢で愛花、凛子、寧々、玲(2013年6月20日追加)のどれかのカードを選択できるが、途中で出会ったカノジョの恋人を目指しても構わない。「運動」は愛花の、「知識」は玲の、「感性」は凛子の、「魅力」は寧々のカードが出やすい傾向にある。他機種には無い新たなストーリーが追加され、さらに6月20日からは第4のカノジョとして玲が追加された。また、玲の追加と同時にセーブファイルも増えたが、それぞれのセーブファイルは独立しており、原則としてデータの融通はできない。「移動チケット」を手に入れることで、カードの融通が可能になる。
親密度を上げ、ストーリーを最後まで進めると、告白を受ける。他機種版とは異なり、全員の告白を断ることはできず、最初の3人を断っていると、4人目で必ず受けることになる。以降は「デート」が解禁され、恋人とのデートに出かけることができるようになる(他機種版の恋人パートに相当)。こなしたスケジュールに応じて、デートスポットが増えて行くため、引き続きスケジュールも進めることになる。
『ドラゴンコレクション』のゲームシステムを流用する関係上、対人戦も用意されている。「対決」コマンドがそれで、「スケジュール」で入手できる「コレクション」をコンプリートするため[注 29]他の生徒(プレイヤー)に戦いを挑む。コレクションをコンプリートすると、アイテムが手に入ったり、新たなデートスポットに行けるようになる。
この他、随時期間限定のイベントが行われる。イベントでは、特殊なスケジュールに挑戦する形となる。イベントは、非常に強力な敵と戦ったり、あるいは対人戦となるため、最初から手に入るカードだけでは限界が出てくる。そのため、ガチャなどによるより強いカードの入手や、合成による強化が必要になる。
この節の加筆が望まれています。 |
声優は『NEWラブプラス』と同様。一部イベントはVR機能にも対応している。
当初は2017年冬の配信を予定していたが、2018年2月26日に『さらなるクオリティアップを目指す』ことを理由に、配信を当面延期すると発表した。その後同年8月に配信開始を発表したが、同年8月29日、再度配信延期を発表した[39]。
2019年3月14日より、iOS限定でクローズドテストが開始。同年9月12日に、東京ゲームショウ2019にて同年11月に配信予定であることが発表され、2019年10月31日に配信開始された。しかしサービス開始直後から不具合により臨時メンテナンスが長引き、6日夜「サービス再開日時は未定ですが、早期の再開に向け準備を進めていますので、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。続報については、公式サイト・SNSなどを通じて、11月中に改めてお知らせをしていきます」と告知した[40]。11月28日、サービス再開予定を12月中旬として、さらなるメンテナンス期間の延長を発表[41]、12月11日に再開された[42]。
2020年8月5日(水)14:00をもって、サービスを終了した[43]。
上記4作品については、2011年2月14日に単行本第1巻がそれぞれ初版発行・発売。
凛子役の丹下がパーソナリティのラジオ番組『丹下桜のRADIO・A・La・Mode』(超!A&G+)内で、ドラマCD『ラブプラス Sound Portrait』の一部が「ラブプラスドラマ」として2010年5月16日から7月25日まで、高嶺愛花編・小早川凛子編・姉ヶ崎寧々編の順に各4回全12回が先行放送された。
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