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日本のテレビドラマ番組、メディアミックス作品、その主人公たる架空のヒーローグループの名前 ウィキペディアから
『高速戦隊ターボレンジャー』(こうそくせんたいターボレンジャー)は、1989年2月25日から1990年2月23日まで、テレビ朝日系列で全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマシリーズ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく) |
スーパー戦隊シリーズ | ||
第12作 | 超獣戦隊 ライブマン |
1988年2月 - 1989年2月 |
第13作 | 高速戦隊 ターボレンジャー |
1989年2月 - 1990年2月 |
第14作 | 地球戦隊 ファイブマン |
1990年3月 - 1991年2月 |
高速戦隊ターボレンジャー | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 曽田博久 他 |
監督 | 長石多可男 他 |
出演者 | |
声の出演 | |
ナレーター | 田中信夫 |
音楽 | 吉田明彦 |
オープニング |
「高速戦隊ターボレンジャー」 歌:佐藤健太 |
エンディング |
「ジグザグ青春ロード」 歌:佐藤健太 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
プロデューサー |
|
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送局 | テレビ朝日系列 |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1989年2月25日 - 1990年2月23日 |
放送時間 |
|
放送枠 | スーパー戦隊シリーズ |
放送分 | 25分 |
回数 | 全51 |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第13作 |
放送時間は1989年9月30日放送分(第31話)まで毎週土曜18:00 - 18:25、同年10月6日放送分(第32話)より毎週金曜17:30 - 17:55(いずれもJST)へと変更された。
本作品はスーパー戦隊シリーズとしては初めて高校生だけで構成された戦隊である[1]。前作に引き続き青春をメインテーマとし[2][1]、「若さ」や「さわやかさ」をより前面に押し出す作品作りが志向された[出典 1]。高校生を主人公に据えている都合上、学園ドラマ的な要素も内包されている[5]ものの、一方でメインターゲットである幼年層への配慮から、スタッフサイドとしては「学園シーンを極力減らす」という意向もあったという[3][4]。当時、スーパー戦隊シリーズでは『○○マン』のタイトルが主流だった中、原点回帰の意を込めて『秘密戦隊ゴレンジャー』以来久々に『○○レンジャー』が採用された[6]。
モチーフには当時のミニ四駆ブームを反映して「自動車」が採用され[7]、同時に「妖精」という神秘性のある要素も取り入れられている[1][4]。書籍『超世紀全戦隊大全集』では、本作品のテーマである若さの視覚的表現をスピードに定めることで自動車というモチーフをキャラクター性に生かしているとしている[2]。メインライターの曽田博久は、自動車というモチーフから企画は立てやすかったが、青春というテーマが気恥ずかしく子供にも分かりづらいだろうと考えたことから妖精の要素を出したと述べている[8]。一方、東映プロデューサーの鈴木武幸は、妖精のイメージからワイルドなアクションがさせづらく、作品全体がおとなしいイメージになってしまったと述懐している[4]。
この自動車というモチーフがメインの購買層に受け入れられたこともあり、1号ロボであるターボロボの玩具は、54万個出荷され、戦隊ロボの単品での販売数の歴代最多記録を打ち立てた[出典 2]。また1号もしくは2号ロボのいずれかのみを収納する従来の巨大母艦に代わり、本作品ではそのどちらとも組み合わせられる「超巨大ロボット基地」というコンセプトが新たに打ち出された[11][4][注釈 1]。バンダイの野中剛は、本作品で初めてモチーフを絞ることができたとしている[13]。野中によると同年の『機動刑事ジバン』『仮面ライダーBLACK RX』と共にヒットし「久しぶりに『東映ヒーローの逆襲』みたいな感じのする年」であったという[14]。野中はターボロボの玩具がヒットした要因として自動車というコンセプトが児童層に受け入れやすかったとしている。また、野中とともにデザインに携わったプレックスの大石一雄は、当初は自動車がモチーフではなくタービンのついたマシンがコンセプトだったが、企画が二転三転するなかで自動車に落ち着いたと述べている[15]。鈴木は、自動車の要素をあえてストーリーから切り離したことで、子供たちにキャラクター像がすんなり受け入れられたと述べている[4]。
鈴木は、前作『ライブマン』ではストーリーを難解にしすぎたという反省があった旨を述べており、本作品を企画する際は単純明快に正義と悪の図式を描きたかったという[16][4]。しかし、放送時間の変更が決定したためその前後を盛り上げる必要が生じ、ストーリー中盤からは第三勢力として人間と暴魔の混血児である流れ暴魔ヤミマルが登場し、三つ巴の争いがストーリーの中心に持ち込まれるなど一筋縄ではいかないシリーズ構成となっている[4]。放送時間変更後は、暴魔百族の幹部がほぼ全滅し、ヤミマルと新たに登場した流れ暴魔キリカの二人との因縁がストーリーのメインとなり、高めの年齢層を意識した内容となった[4]。また、敵の暴魔百族が人間の環境破壊によって現代に復活したという設定のため、ストーリーの序盤では環境問題をテーマにした作品もいくつかみられた[2]。
映像面では、合成素材に初めてCGが取り入れられ、第16話からのVターボバズーカの発射シーンにワイヤーフレームによる表現が用いられた[17][注釈 2]。
玩具の売れ行きの好調ぶりに対して、視聴率では苦戦を強いられた。1989年秋の番組改編に伴い、スーパー戦隊シリーズの放送時間帯が同年10月より従来の土曜夕方から金曜夕方に変更された。時間帯の変更を主な視聴層である幼年層が認識できなかったこともあり、視聴率は変更前に比べて一時的に低下[注釈 3]。関係者の一部からはシリーズ存続の是非を問う声も上がったという[3]。
近畿広域圏の朝日放送では、土曜夜の『部長刑事』シリーズ放送の関係で、それ以前から金曜17時台後半より遅れネットしていたため、テレビ朝日の放送枠変更に伴い同時ネットとなった。これに伴いそれまで「大阪後楽園ホテル」表記であった、朝日放送における後楽園グループ(現:東京ドームグループ)の提供クレジット名義もキー局のそれに統一されたが、番組中で流れるCMは引き続き大阪後楽園ホテルのものが使用された。
今からさかのぼること2万年前、世界は人と妖精と暴魔が存在していた。そして暴魔百族と人間との戦いがあった。人間は妖精と協力して暴魔に勝利、妖精たちの守護獣である聖獣ラキアによって暴魔は封じられる。
しかし、2万年の間に人間は妖精の存在を忘れ、妖精も度重なる自然破壊によって滅んでいった。そして、守護獣ラキアの力が弱ったことで暴魔の封印が解かれてしまう。暴魔は人間に対する積年の恨みを晴らすため、侵略を開始した。
妖精族最後の生き残りであるシーロンは、無公害エンジンを発明するなど卓越した頭脳を持つ太宰博士とともに暴魔との戦いの準備を進め、妖精を見ることができる、都立武蔵野学園高校の3年A組の5人の生徒に地球の未来を託すこととした。
シーロンにターボブレスを与えられた5人は強化服を纏い、ターボレンジャーとして「若さ」を武器に戦う。
太宰博士が暴魔百族の襲来を想定してシーロンと準備していたスーパー戦隊。最大の特徴はシリーズ初のメンバー5人全員が高校生で、いずれも都立武蔵野学園高校の3年A組に所属する。1人での変身と戦闘も可能だが、5人がそろってはじめて全力を発揮することが出来る。
暴魔獣を倒すと、振り返りながら「ビクトリー!」の発声とともにVサインを出す。
スーパー戦隊シリーズでは唯一、ヒーローの単独での名乗りのポーズが存在せず、名乗りは必ず5人一緒に行われている。その代わり、第4話では一人ずつコードネームを名乗って変身している[ep 1]。このような背景から、後年の『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』において歴代レッドの名乗りシーンが挿入されるに当たり、レッドターボのみ新撮の映像と本作品の力がレッドターボに変身する際のバンク音声を使った単独ポーズが登場している。
5人それぞれの個人武器。折りたたんでターボレーザーに合体させることでレーザーの攻撃力を高めることが可能[47]。第6話から登場。
大のカーマニアである太宰博士がシーロンと共同で開発した自動車型巨大戦闘マシン[58]。
名称 | 全長 | 重量 | スピード | 出力 | |
---|---|---|---|---|---|
ターボGT | 21.4 m[出典 14] | 97 t[出典 14] | マッハ1.2[出典 19] | 5万馬力[55][54] | |
ターボトラック | 25.3 m[出典 14] | 139.7 t[出典 14] | 980 km/h[出典 19] | ||
ターボジープ | 12.2 m[出典 14] | 38.7 t[出典 14] | 850 km/h[出典 19] | ||
ターボバギー | 13.5 m[出典 14] | 35.1 t[出典 14] | 830 km/h[出典 19] | ||
ターボワゴン | 18 m[出典 14] | 77.5 t[出典 14] | 620 km/h[出典 19] | ||
ラガーファイター | 43.3 m[出典 14] | 320 t[出典 14] | マッハ2[出典 14] | 300万馬力 | |
名称 | 全高 | 全幅 | 重量 | スピード | 出力 |
ターボロボ | 46 m[出典 17] | 388 t[出典 17] | 320万馬力[出典 15] | ||
ターボラガー | 41.5 m[出典 17] | 320 t[出典 17] | 300万馬力[出典 15] | ||
スーパーターボロボ | 51.2 m[出典 17] | 708 t[出典 17] | 600万馬力[出典 15] | ||
ターボビルダー | 54.5 m[55][60] | 3,468 t[出典 20] |
読みは「ぼうまひゃくぞく」。
暴力と魔力を尊び、世界支配を目論む魔物の一族。2万年前に人間と妖精族に敗れ、本拠地の暴魔城ごと封印されていたが、自然環境の悪化するに従ってラキアと妖精の力が弱まって封印が解けたため、現代に蘇った[注釈 19]。それまでの組織とは異なり、幹部全員が暴魔再生巨大化光線を使用可能。中盤において、地球侵略に手間取り、失敗続きに激昂したラゴーンによって幹部が次々死地に追いやられる。
各キャラクターの身長・体重などの設定はない[65]。
読みは「ながれぼうま」。
人間と暴魔の間に生を受けた混血の者。人でも暴魔でもないことから両種族からも受け入れられずに迫害の対象にある[注釈 26]。ゆえに少数であり、同族である流れ暴魔と出会う確率は限りなく低いらしい。
戦隊メンバーが全員高校3年生と設定されたために実際の役者陣も皆若く経験が少なく、東映プロデューサーの鈴木武幸は監督陣には苦労をかけたといい、特にメイン監督の長石多可男の尽力により後半には演技の腕を上げていたと評している[4]。また、佐藤は『仮面ライダーBLACK RX』にゲスト出演したことがきっかけで本作品への出演が決まり、太宰博士を演じた岡本富士太も同作品での佐原俊吉役を妻である鶴間エリと共にオファーされたがこれを断り、本作品に出演することとなった[34]。
この節の加筆が望まれています。 |
スタッフの大半は前作と同じ顔ぶれであるが、同時期に放映されていた『仮面ライダーBLACK RX』の終了に伴い、同作品のメイン監督だった蓑輪雅夫が後半より参加。蓑輪は以降、『鳥人戦隊ジェットマン』までの3作品にわたって中心的監督として携わった。また現在は監督を務めている竹本昇は本作品の第6・7話より助監督として演出部に参加している。脚本面でも、サブライターとして当時アニメ作品を中心に手がけていた渡辺麻実が新たに加わっている。またスーパー戦隊シリーズの草創期より、長きに亘り特撮監督として関わってきた矢島信男が本作品限りで勇退、後継を佛田洋に託している[注釈 33]。佛田は、本作品のロボットの売上が好調であったことから、調子のいいタイミングでスタッフを若返らせようという矢島の意図があったのだろうと述べている[88]。
キャラクターデザインは当初雨宮慶太率いる有限会社クラウドにオファーが出されていた[66]が、既に『BLACK RX』と『機動刑事ジバン』の2作品に並行して携わっていた雨宮の「俺も2番組までだろう」という意向や、企画者104側からの要望などもあり[66]、当時クラウド所属で『超人機メタルダー』『世界忍者戦ジライヤ』などメタルヒーローシリーズにもサブデザイナーとして参加していた篠原保が単独でデザイナーに抜擢されている。ラフスケッチの段階で雨宮や[68]、当時クラウドに出入りしていた吉田瑞穂のアイディアを取り入れたもの[89]も一部存在するものの、シリーズ初参加にして敵側の全てのデザインワークを篠原が担当することとなった。
主題歌は、本作品のレッド役である佐藤健太が歌唱。佐藤は以前歌手を志望しており、前作『超獣戦隊ライブマン』でレッド役の嶋大輔が主題歌も担当していたことから、オーディションの際にデモテープを持ち込み自分で主題歌を歌いたいと希望したそうである[90][75]。佐藤が関係者から直接伝えられたところによれば、歌の上手さよりも元気で若い声として選ばれたという[75]。
佐藤は『ライブマン』での嶋と違い本職の歌手ではないが、後に自らは出演しなかった『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の主題歌も歌っており、特撮関連のライブなどには歌手として出演している。ライブ『スーパー戦隊“魂”2004』(2004年)・『スーパー戦隊“魂”II』(2006年)の際は、実際に撮影で使用した衣装と本作品の変身アイテムだったターボブレスを着用し、炎力として登場するというファンサービスも行った。
上記の他、第8話では力たちが光GENJIの「Diamondハリケーン」(井上ヨシマサ作曲)をピアノ伴奏で歌唱するシーンが存在し、第21話ではテレビ朝日のスポーツ中継のテーマである「朝日に栄光あれ」、また第22話では矢沢永吉の「哀しみの彼方へ」、第28話では斉藤由貴の「夢の中へ」、第36話では矢沢永吉の「ウイスキー・コーク」、第42話ではTOM★CATの「BIRTHDAY SONG」が挿入歌として使用された。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
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1989年 | 2月25日1 | 10大戦隊集合 頼むぞ!ターボレンジャー | (直前スペシャル) | - | 東條昭平 |
3月 | 4日2 | 君達は妖精を見たか! |
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曽田博久 | 長石多可男 |
3月11日 | 3 | 暴魔城!二万年の呪い |
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3月18日 | 4 | ゴロゴロ人間ダンゴ! |
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東條昭平 | |
3月25日 | 5 | 脱出だ!サムライの町 |
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4月 | 1日6 | ヌルルッ!暴魔ゾンビ |
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新井清 | |
4月 | 8日7 | 恋人を食べる暴魔獣! |
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藤井邦夫 | |
4月15日 | 8 | 空飛ぶジャーミンの家 |
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曽田博久 | 長石多可男 |
4月22日 | 9 | 憧れは悪魔のフルート |
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藤井邦夫 | |
4月29日 | 10 | 鬼を呼ぶ五月人形 |
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東條昭平 | |
5月 | 6日11 | 爆発!ウーラー街道! |
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曽田博久 | |
5月13日 | 12 | 星になった暴魔獣 |
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藤井邦夫 | 新井清 |
5月20日 | 13 | 魔女をワナにかけろ! |
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5月27日 | 14 | 参上!さすらい転校生 |
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曽田博久 | 長石多可男 |
6月 | 3日15 | ヤミマル!必殺の照準 |
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6月10日 | 16 | 射てVターボバズーカ |
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東條昭平 | |
6月17日 | 17 | 子供になった先生 |
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藤井邦夫 | |
6月24日 | 18 | 5分間の変身 |
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曽田博久 | 長石多可男 |
7月 | 1日19 | 激突!魔兄弟 |
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井上敏樹 | |
7月 | 8日20 | 暴魔族はるな | 東條昭平 | ||
7月15日 | 21 | ドスコイ勝負 |
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曽田博久 | |
7月22日 | 22 | 青春ロード! |
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長石多可男 | |
7月29日 | 23 | 幽霊いっぱい |
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藤井邦夫 | |
8月 | 5日24 | 怖い!夏の海 |
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曽田博久 | 新井清 |
8月12日 | 25 | 戦う小犬 |
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8月19日 | 26 | 力!絶体絶命 |
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井上敏樹 | 東條昭平 |
8月26日 | 27 | 少女暴魔リン | 渡辺麻実 | ||
9月 | 2日28 | ロボ合体不能 |
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曽田博久 | 長石多可男 |
9月 | 9日29 | 急げ新型ロボ |
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[注釈 36]9月23日 | 30 | レーダの最後 |
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東條昭平 | |
9月30日 | 31 | 女戦士キリカ |
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10月 | 6日32 | 悪魔の大怪鳥! |
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長石多可男 | |
10月13日 | 33 | 奪え!洋平の顔 |
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10月20日 | 34 | ズルテンの裏技 |
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東條昭平 | |
10月27日 | 35 | 愛を呼ぶ魔神剣 |
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井上敏樹 | |
11月 | 3日36 | 運命の想い出… |
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藤井邦夫 | 長石多可男 |
11月10日 | 37 | カンフー謎少女 | 曽田博久 | ||
11月17日 | 38 | 人を喰う地獄絵 |
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渡辺麻実 | 蓑輪雅夫 |
11月24日 | 39 | ラゴーンの最後 |
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曽田博久 | |
12月 | 1日40 | 歩け!四国の子 |
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東條昭平 | |
12月 | 8日41 | スターは俺だ! |
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12月15日 | 42 | コワイ誕生日! |
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藤井邦夫 | 長石多可男 |
12月22日 | 43 | 6人目の戦士! |
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井上敏樹 | |
1990年 [注釈 38] |
1月 5日44 | 流れ暴魔伝説 |
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渡辺麻実 | 蓑輪雅夫 |
1月12日 | 45 | 超マジック少年 |
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曽田博久 | |
1月19日 | 46 | ラゴーンの逆襲 |
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長石多可男 | |
1月26日 | 47 | SOS変身不能[注釈 39] |
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2月 | 2日48 | 流れ暴魔の秘密 |
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2月 | 9日49 | 美しきキリカ |
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蓑輪雅夫 | |
2月16日 | 50 | 恐るべき大封印 |
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2月23日 | 51 | 青春の卒業式 |
本作品の第1話では、当時スーパー戦隊シリーズの第1作として数えられていた『バトルフィーバーJ』から、前作『超獣戦隊ライブマン』までの過去10作品のヒーロー53人全員が勢揃いし、それと同時に本作品のお披露目と、歴代の10大戦隊から本作品へのバトンタッチが行われるという特別編となっている。シリーズの節目を記念した特別編はこれ以前にも、前年の2月最終週にシリーズ10周年記念の特別番組の放送が予定されていたが、この時は前々作『光戦隊マスクマン』の撮影スケジュールが遅れたことにより、実現には至らなかった[94]。
内容は『バトルフィーバー』から『ライブマン』までの10大戦隊の活躍を、本編の映像を交えてふり返る総集編となっており、オープニングも10大戦隊の戦闘シーンを中心に構成されるなど、通常のフォーマットとは異なるものとなっている。この回で使用された10大戦隊のスーツ・マスクは過去に使用されたものがそのまま用いられており、またアクションを担当したジャパン・アクション・クラブのメンバーは撮影に当たり、それぞれの役柄のビデオを視聴し名乗りのポーズなどを覚えたという[3]。このような内容から、本作品では第2話が実質のストーリーの始まりとなっており、放送当時の一部資料では第1話を単発特番の扱いにして第2話を初回放送とする表記も見られた。実際に『ライブマン』最終話終了後の新番組予告(本放送のみでDVDには未収録)では本番組を第2話放送日の「3月4日スタート」とナレーションし、第1話の予告はその後に別途放送、さらに第1話の放送直後にも改めて新番組予告が放送され、続けて第2話の通常予告が放送された。また前述のカウントを踏まえる形で、作中ではピンクターボが『バトルフィーバー』を「初代スーパー戦隊」として紹介している。この回は傑作選としてリリースされたビデオには収録されていないが、東映チャンネルでの放送時やDVDには本放送と同様に第1話として放送・収録されている。
いずれも発売元は東映ビデオ。
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