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西武観光バス株式会社(せいぶかんこうバス)は、埼玉県所沢市久米に本社を置く西武グループの貸切バス・乗合バス事業者である。
西武観光バス本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒359-1131 埼玉県所沢市久米546-1 北緯35度47分1.2秒 東経139度28分32.6秒 |
本店所在地 |
〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 北緯35度43分36.2秒 東経139度42分39.9秒 |
設立 | 1988年9月1日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 3013301006265 |
事業内容 | 乗合バス事業、貸切バス事業 |
代表者 | 山内智矢(代表取締役) |
資本金 | 3000万円 |
売上高 |
23億円 (2018年3月期) |
純利益 |
1億9,283万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
7億6,190万7,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
17億4,118万2,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 197人(2018年3月31日現在) |
主要株主 | 西武バス |
外部リンク | https://www.seibubus.co.jp/company/seibukanko.html |
練馬・大宮・狭山・秩父・軽井沢の5営業所において貸切バス事業を営むほか、大宮営業所・軽井沢営業所において高速バスを、秩父営業所・軽井沢営業所において一般路線バスを運行する。
西武観光バスは、西武バスが1989年に秩父営業所を分社化するにあたり、1988年4月に西武秩父バスとして設立された会社である[2]。
秩父地域の路線は、戦前に秩父自動車によってその骨格が築かれ、これを現・西武鉄道の前身である武蔵野鉄道が買収し、西武バスへと移行したものである[2]。
西武秩父バスの設立後は、西武バスから順次秩父市周辺路線の移管を受け、貸切免許も取得した[2]。
その後は西武バスが貸切バス部門の分社化を進めるにあたり、その受け皿として埼玉県内の貸切バス事業も移管されることになった。1996年4月1日に西武観光バスに社名変更し、狭山営業所・大宮営業所を開設した[2]。
1999年には練馬営業所を開設し、東京都内の貸切バス及び高速バスの一部も移管された[2]。
2017年4月1日、西武高原バスを吸収合併して西武観光バス軽井沢営業所とした。
PASMO・SuicaによるICカード乗車システムは、2008年10月10日から秩父営業所管内全線で導入された。軽井沢営業所管内路線でも2020年3月25日から導入された[3]。
一般路線は、秩父営業所と軽井沢営業所が担当する。
2012年12月、秩父営業所管内の全路線で一斉に系統番号が導入されたが、西武バスと異なりアルファベットと数字を組み合わせた方式を採用している。
以下の2路線は旧西武高原バスが受け持っていたが、2012年4月1日の軽井沢町内循環バスの路線再編により、運行経路と1路線の運行会社が変更された。
高速路線は原則大宮営業所で担当。千曲線、渋谷 - 軽井沢・草津線については、軽井沢営業所で担当。現在運行されているのは以下の路線である。
東京都の新宿・池袋と長野県東信地方を結ぶ、4系統の昼行高速バス(千曲線)を千曲バスと共同で運行している。これらの路線は、軽井沢線の一部を除き、当初西武バスが運行していたものが西武高原バスに移管され、さらに同社の西武観光バスへの吸収合併により再移管された。
従来、大宮発着で川越駅経由と池袋駅経由をそれぞれ1往復ずつ運行していたが、2017年9月1日のダイヤ改正で池袋駅経由便の起終点がサンシャインシティプリンスホテルに変更された。フジエクスプレスと共同運行[15]。
大宮から池袋を経て伊勢志摩を結ぶ。もともとは、池袋 - 伊勢市と、池袋 - 鳥羽・志摩スペイン村であったものを大宮発着、伊勢志摩地区では鳥羽発着にして統合。三重交通・三交伊勢志摩交通と共同運行。
関東地方と新潟県を結ぶ高速バスを西武バス・越後交通・新潟交通と共同で運行していた。西武観光バスでは大宮駅発着便を担当していたが、2019年9月30日出発便をもって運行を終了した[28]。
貸切車および高速車は西武バスに準じている。UDトラックス(旧:日産ディーゼル)がバス製造から撤退するまでは同社製の車両が中心だったが、現在は主にいすゞ自動車および日野自動車製の車両を投入している。
秩父営業所の一般路線車は中型車(日産ディーゼルRM/いすゞ・エルガミオ)の割合が多く、閑散路線へ運用に入る。また、急行三峰神社線には用途外車が運用に入る。ちちぶ巡礼バスにはレトロバスを2台使用しており、その内の1台は「あの花」のラッピング車両となっていた(該当車両は2022年2月で運行終了[45])。
軽井沢営業所の一般路線車は、都市部で一般的な路線タイプの車両はごく一部にとどまり、「用途外車両」と呼ばれるハイグレードな車両が多い。車両の最前部から最後部まで、2人がけの座席(ロマンスシート)が並んでいる。そのほかに、観光バスタイプの車両も導入されており、路線タイプと混合で使用されている。浅間白根火山線には、観光バスタイプが多く運用されていたが、2015年頃から一般路線タイプの車両も運用に入ることが増えてきた。山間部の道路が多く、起伏がある地形上、また、冬期の積雪等によりノンステップバスは導入しなかったが、2016年に西武バスから転入してきた車両はワンステップ車で、車高を嵩上げする改造を行い、運用に就いている。車両の塗装は、一部の車両を除き、ライオンズカラーで統一されていたが、2015年に転入した車両からは笹カラーの乗合車両が増えてきた。町内循環バス・塩沢湖線に使用される車両は、それ以前から西武バス特有の笹カラーであった。2017年7月16日より、一般路線バス車両のLED行先表示に系統別アルファベット表示が導入された[46]。
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