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三峰ロープウェイ(みつみねロープウェイ)は、かつて存在した埼玉県秩父郡大滝村(現:秩父市大滝地区)の大輪駅と三峰山頂駅を結ぶ索道である。秩父鉄道が経営していた。
施設の老朽化及び金属疲労が判明したため、2006年(平成18年)5月19日から2007年(平成19年)5月31日までの予定で運休していたが、2007年4月23日に廃止の方向に転向。秩父市などと話し合いを行っていたが、施設の修理と再開には多額の投資が必要なこと、既に三峰観光道路(1967年(昭和42年)に有料道路として開通、後に無料化され県道278号の一部となっている)があるため、再開しても需要が乏しく経常的な赤字が見込まれ、秩父鉄道の本業(鉄道事業)の存続問題にも関わるなど投資対効果が見込めないことから、再開されないまま同年12月1日で廃止となった。
30分間隔で運行され、多客時には増発運転を行っていた。所要時間8分。
ロープウェイが運行休止になってからは、平日には秩父湖 - 三峰山駐車場(三峯神社)間で子会社の秩父鉄道観光バスによる運賃無料の代替バスが6往復(時期により8往復)運行された[3]。また、土休日は西武観光バスによる既存の路線バス(土休日のみ運行)による代行輸送(通常のバス運賃)となった。なお、ゴールデンウィーク期間中は、土休日にも秩父鉄道観光バスによる代替バスが6往復運行された[4]。
ロープウェイの廃止により代替バスも廃止されたが、同年12月3日より平日も西武観光バスが三峯神社への路線バスの運行を開始した。西武秩父駅から三峰口駅を経て三峯神社を結ぶもので、現在平日6往復、土休日7往復運転(いずれも1往復は三峰口駅 - 三峯神社間の区間運転便)している。しかし、三峯神社への道路は渋滞が発生することがあり、バスの運行に問題が生じている。三峯神社の御神木の木片を内符に入れたお守り「氣守[5]」のうち、2012年(平成24年)7月から毎月1日限定で頒布されていた、白色の限定品「白い氣守」が頒布された2015年(平成27年)11月1日には西武秩父駅 - 三峯神社間の所要時間が最大8時間となったほか、2016年(平成28年)5月1日は減便や一部の三峯神社ヘリポート発着への変更、大幅な遅延の見込みが予告されていた[6][7]。その後、毎月1日にはその日に頒布される白い氣守目当てに渋滞が深刻化し、ついには物流にまで影響が出た。これを重く見た三峯神社は、2018年(平成30年)6月に白い氣守の頒布を中止するに至った。
1.工事の範囲
2.工事期間:2007年12月 - 2009年9月(予定)
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