富士急ハイランド
山梨県富士吉田市・南都留郡富士河口湖町にある遊園地 ウィキペディアから
山梨県富士吉田市・南都留郡富士河口湖町にある遊園地 ウィキペディアから
富士急ハイランド(ふじきゅうハイランド、英: Fujikyu Highland, Fuji-Q Highland)は、山梨県富士吉田市と同県南都留郡富士河口湖町にまたがる、株式会社富士急ハイランドが経営するテーマパークである。
富士急ハイランド | |
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施設情報 | |
愛称 | ハイランド、富士急 |
前身 | 富士五湖国際スケートセンター |
事業主体 | 株式会社富士急ハイランド |
面積 | 51ha |
開園 | 1964年 |
所在地 |
〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原5丁目6番地1号 |
位置 | 北緯35度29分15.5秒 東経138度46分45.01秒 |
公式サイト | https://www.fujiq.jp/index.html |
1961年12月に開園した富士五湖国際スケートセンターを前身として同年に設置された富士急行線ハイランド駅(現・富士急ハイランド駅)に合わせ[2]、1964年に「富士ラマパーク」として遊園地を開業し[3]、1969年に「富士急ハイランド」へ改称。主な附帯施設にボウリング場「Q-BOWL」(2012年リニューアル開業・2018年営業休止)、宿泊施設「ハイランドリゾートホテル&スパ」(1986年開業、旧称ホテル・ハイランドリゾート)、富士山を題材にした美術品を専門に集めた美術館「フジヤマミュージアム」(2003年開館)、温浴施設「ふじやま温泉」(2006年開業)などがある。
キング・オブ・コースターFUJIYAMA・ええじゃないか・高飛車、ZOKKONの4大コースターを筆頭に、多くの絶叫マシンがある事で有名だが、2000年頃からは「トーマスランド」や「ハムハムどきどき!おうこく」などのファミリー層をターゲットとした施設も登場している。また、冬期は首都圏では最も開業が早いというアイススケートリンクも営業する。
全国の遊園地で絶叫マシンは縮小傾向にあるが、富士急行先代社長の堀内光雄が絶叫マシンのファンであったため、現在でも多くの絶叫マシンがある(対して光雄の息子であり現社長の堀内光一郎は高所恐怖症であり、仕事以外では絶叫マシンに乗る事は無いとか)。なお、「ええじゃないか」は、アメリカのシックス・フラッグス・マジック・マウンテンにある4次元コースター「エックス」に光一郎自身が乗った上で導入を決定した[4]。
1996年開業の「FUJIYAMA」から2011年開業の「高飛車」まで、ギネス記録を更新する為5年置きに新規大型コースターが導入されていた。また、この「高飛車」で通算9アトラクション14項目のギネス記録を達成。また、「鉄骨番長」や「ナガシマスカ」などといった日本一及び日本初となるアトラクションも多く設置されている。その為に老朽化などにより古いアトラクションを取り壊し、その跡地に新たに設置する事(いわゆるスクラップアンドビルド)が多い。
また、絶叫マシン以外にも、多数のアニメやゲームなどのキャラクターにちなんだアトラクションが存在する点が注目に値する。2019年時点ではエヴァンゲリオン、ゲゲゲの鬼太郎、きかんしゃトーマス、リサとガスパールのアトラクション及びエリアがあり、2019年7月にはNARUTO・BORUTOをテーマとしたエリア及びアトラクションが開業するなど、全国でも有数のキャラクター関連のアトラクション展開に成功している遊園地である。2009年1月まではリカちゃん、2012年4月までは戦国BASARA、2012年9月まではルーニー・テューンズ(バッグス・バニーなど)、2013年12月までは機動戦士ガンダム、2017年まではかいけつゾロリ、とっとこハム太郎を基にしたアトラクション及びエリアも営業されていた。また、後述のように期間限定で進撃の巨人やドラえもん、ポケットモンスターのコーナーも登場していた。近年ではアニメやゲーム作品との期間限定のコラボレーション企画も頻繁に実施されている[注 1]。
山梨県外や国中地域ではこの「富士急ハイランド」が「ふじきゅう」と呼称されることが多く、広告での赤い富士に「Q」のロゴマークもそれを意識したものである(2004年 - 2024年の間は富士急グループロゴを兼ねていた)。しかし山梨県の富士北麓地域や静岡県東部など、富士急行線沿線や富士急グループの路線バスが運行されているエリアでは、「ふじきゅう」という呼称は一般に富士急行株式会社および鉄道路線(富士急行線)・バス路線を指すことが多く、遊園地「富士急ハイランド」は「ハイランド」と呼称されている場合が多い。
映画『香港発活劇エクスプレス 大福星』のロケ地となり、ジャッキー・チェンが富士急ハイランドの観覧車を使ったスタントシーンが撮影された。後述するTBSドラマ版『タイヨウのうた』のロケ地としても登場したほか、しばしばテレビでも紹介されることがある。
バラエティ番組の『クロノス』『ジャンプ!○○中』『run for money 逃走中』などのエリアにもよく使われる。これまでに富士急ハイランドの敷地内で行われたゲームは3つ(単発番組時代を含む)。首都圏から比較的近いという立地条件も幸いし、多数のバラエティ番組の収録が実施され、数多くの芸能人が訪れており、殆どの場合タレント・お笑い芸人が罰ゲームの一環として様々な絶叫系アトラクションに搭乗させられている。2010年代後半頃からはYouTuberによる撮影も増えている。
園内には、変な文面の看板(例:「世界初人力コースター GEISHA 2051年開業!」「世界初 はねるコースターTONOSAMA 2027年開業」「2004年4月1日 この場所でツチノコが発見されました。目撃された方は富士急ハイランドUMA課まで TEL999-999-999」など)や、趣向を凝らしたシュールかつ奇妙なイラストが書かれたゴミ箱がある。前者では、看板下に「(富士急行マークの富士山が逆さで、Qがそのままのロゴ)富士急ローランド」と表記されている。また、ふじやま温泉などの施設に関する看板も設置されている。更には、ドドンパやええじゃないかなどのアトラクション建設中の時も、工事用仮囲いに妙な看板が貼り付けられてあったことがある(例:「史上最強アトラクション7月OPEN!(ドドンパ)」「このアトラクションは車を超えてしまった…(ドドンパ)」「2006 Episode 3 公開決定! 絶叫シリーズ3部作 ついに完結!!(ええじゃないか)」など)。この他、「FUJI-Qはクマの生息地です。クマはどこにでもいます。見つけても絶対にプロレスをしない。タックルをしない。」という看板もあるが、富士山麓に立地し周辺に山林が多いことから、実際に周辺でクマの出没情報が寄せられている[5]。
また、インターネット広告も特徴的である(例:「(規格外)ド・ドドンパ降臨」)。
2011年2月24日には、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」のページを開設した。オフィシャルホームページでは紹介しきれない詳細な情報などを掲載している。高飛車の建設中には、工事中の仮囲いにユーザーのプロフィール写真を応募し、掲載するという企画も行われた。現在は他にもmixiやLINEのページが開設されている。
2014年3月27日、今後の絶叫系アトラクションの新規設置を同系列のさがみ湖リゾート プレジャーフォレストに変更する方針を発表した。理由としては敷地にこれ以上設置できる場所が無い事、富士山の世界文化遺産登録による景観規制などが挙げられる[6]。
2017年7月15日より、園内放送や各アトラクションの出発・到着時のアナウンスに、3人の声優及びナレーターが起用された。日本語アナウンスは女性が三石琴乃、男性が小出マサト、英語アナウンスはジャック・マルジが担当している。2020年7月10日からは声優の梶裕貴、テレビ静岡アナウンサーの北村花絵、ナレーターのジェリー・ソーレスに変更された。2023年7月1日には声優の花江夏樹が加わった。
2018年7月14日より、入園無料化が実施され、それに伴い各アトラクションの料金が値上げとなった。なお、フリーパスの価格は据え置きとなり、年間フリーパスは大幅値下げとなった(例・大人50,000円→17,100円)。入退園には顔認識システムが導入され、特にフリーパス購入者はアトラクション利用時にチケットを提示する必要がなくなった[7]。また、前売りフリーパスなどを購入時に事前に顔写真を登録しておくことで、オフィシャルホテル宿泊者と同様に開園15分前に優先入園できるようになったが2021年7月上旬に終了し、それに代わり開園30分前に優先入園できるフリーパスが販売されている。また、2022年7月16日からは駐車料金90分無料を実施した(ライブ開催日など特定日を除く)。
2018年8月5日、4大コースターにてチャイルドスイッチ[8] 導入。2019年1月26日、一部アトラクションにてシングルライダー[9] 導入。
2020年2月5日、2022年7月に過去最大規模の総工費36億円を投じて新規大型コースターを開業すると発表された。後にド・ドドンパにおける骨折の事故や新型コロナウイルスによる資材搬入の遅れによる影響などから2023年7月に延期となり、総工費も45億円に増額された。2023年3月14日にはバイク型コースターである事が発表され、同年6月7日にはコースターの名称が「ZOKKON(ぞっこん)」であることが発表され、7月20日に開業した。
2023年8月、世界一の登録者数を誇るYouTuber、MrBeastが日本旅行の締めくくりとして富士急ハイランドを貸切にした際の動画が公開された。その際、長らく世界一の登録者数をほこった同じくYouTuberのピューディパイと初めて対面し、ええじゃないか等を楽しむ様子が映された。
2019年7月26日開業。NARUTO・BORUTOをテーマとしたエリア。アトラクションやミュージアム、飲食店などがある。
世界初の「きかんしゃトーマス」のミニテーマパークで、日本唯一の屋外テーマパーク。小さな子供から妊娠中の人、3世代揃って安心して利用できる。授乳室や子供向けトイレもある。1998年にエリアの一部が開業、翌年にエリア拡大し、全面開業した。幼児向けの電動遊具を10基ほど設営する他、カフェやトーマス・グッズの売店などがある。開業当初から存在するアトラクションや施設の美術設計は当時テレビシリーズにて美術監督を務めたボブ・ゴールド・ガリアーズが手掛けた[13]。
2013年7月27日開業。世界初となる「リサとガスパール」のテーマパーク。富士急ハイランドの第一入園口外にあり、アトラクションはフリーパスが使用可能となっている。
閉鎖時期の古いものから記載
以下は閉鎖時期不明のアトラクション。
戦隊ヒーロー風のキャラクター[28]。主に園内を徘徊している。見た目は戦隊ヒーローだが、自動販売機の小銭をあさる、賽銭箱からお賽銭を盗もうとする、ベンチで寝る、ゴミをゴミ箱に捨てず園内にまき散らしたり飲食物を食い散らかす(一応片付けてはいるが)、転んだ子供を助けようとした際に自分が転び、その子供に助けられるなど、実際は非常にだらしなく情けない姿を晒している。また、いつの間にかティーカップなどのアトラクションに乗っている事もある。更に園内にはハイランダーの各メンバーの指名手配の看板が設置されているほか、各メンバーの公式プロフィールにも「弱い者イジメが得意」「貧乏でスーツが買えない」「気弱でパシリにされている」等のヒーローらしかぬ設定がある上、メンバー自身も「正義のヒーローと思うなよ」と公言している。
2002年頃登場した当初は単独で「徘徊ヒーローハイランダー」という名前で、コスチュームは赤。暫くして青いコスチュームにリニューアル。2009年より「ええじゃないかレッド」「FUJIYAMAブルー」「ドドンパピンク」「ナガシマスカイエロー」「トンデミーナグリーン」と5人組で登場。5人組になってからは富士急ハイランドのテレビCMにも出演し、それぞれの名前にあるアトラクションに乗車して登場しており、ハイランダーのテーマソングが流れる。更にはハイランダー達のボスである「長官」の他、敵キャラクターである「樹海大星人」とその子分「ジュッカー」も存在している[注 2]。彼らがハイランダーを狙う理由は、ハイランダーが「園内の平和を乱すから」としていることや、体調不良を訴えた来園者に担架を用意し救護室へ連れて行くなど、むしろ敵キャラクターの方がモラルを持っている。2011年7月には新たに「高飛車ゴールド」が加入した。彼が加入した理由は「平和ボケした5人のハイランダーを叩き直す為」。謎が多いという設定で、常に錫杖を持っている。
また、フジQロボなる合体ロボも存在する。オフィシャルホテルが宙に浮き、右手部分からドドンパのピンクの車両、左手部分からトンデミーナのアーム、足部分からナガシマスカの黄金の招き猫ペアが出現し、頭の部分には富士急のロゴマークが出てくる。ただしテーマソングのCMでは、足の招き猫の大きさが違う為あっさり倒れて崩壊しており、公式サイトでは「修理中」と記載されている。
かつては園内の大型コースター(ええじゃないか・ドドンパ・FUJIYAMA)のキューライン(待ち列)と、レストラン「フードスタジアム」内に設置されている大型モニターで、園内での注意事項に関する寸劇や、ハイランダーが活躍(というより普段のだらしない生活)するコメディドラマを放映していた。これらの映像はYouTubeでも富士急公式アカウントより配信されており、視聴が可能。
絶叫戦隊ハイランダーに続いて2019年3月30日より登場したヒーローキャラクター。やる気のないハイランダーとは逆のやる気のあるヒーローとなっている。「Qレッド」「Qブルー」「Qイエロー」の3人組で、「Qジェット」と呼ばれるバイクに乗って登場する[29]。
2003年頃にテレビCMで登場したロボット。
オスQは痩せ型で頭が丁髷になっており、眼鏡をかけていて、腹周りに「愛」と書かれたバックルのベルトを着けている。メスQは太っていて頭が文金高島田になっており、目つきが鋭く、胸の部分には「平和」という文字が書かれている。それぞれ「愛」「平和」と書かれた場所からドドンパの車両を発車する。
ローソンでフリーパスの前売り券を買った人は、チケット販売窓口にてオスQとメスQのキーチェーン付きフィギュアが貰えた。ただしそれ以降は登場していない。
2000年頃のCMで登場。FUJIYAMAに大勢のボディビルダー及びマンバギャルが乗っており、ボディビルダーは顔が引きつりながらもポーズを取っている、マンバギャルは両腕を上げて体を仰け反り絶叫している。なお、2001年にドドンパの開業が延期になってから、それまで放映されていたドドンパのCMに代わって放映されていたことがある。
CMで流れているオリジナルの音楽はCD化され、富士急ハイランド限定で販売されていた事がある(現在は廃盤)。これが転じて一部のマニアでは、FUJIYAMAのライドフォト撮影時にポーズを取る「フジヤマッチョ乗り」が定番となっている。
とっとこハム太郎の富士急ハイランドオリジナルキャラクターとして登場。薄い青色の体で、頭が富士山の形をしている。ハムハムどきどき!おうこく内のアトラクションにも登場している。
8月限定で行われたイベント。開催は不定期。閉園後、暗闇の園内で肝試しを開催。基本的に3〜4つの集合場所から同時にスタートし、約1時間で園内を一周する。ルートは決められており、一部には通常入る事が出来ない従業員用の通路やコースターの敷地内もルートに組み込まれている。2017年以降の10月にはハロウィンイベントの一環として、これを元にした「戦慄ホラーナイト」として開催された。
7月7日限定で行われる、遠距離恋愛をしているカップルをターゲットにしたイベント。2人の住まいの距離が229km以上ある場合にフリーパスがプレゼントされる。
2004年12月〜2005年2月と、2005年12月〜2006年2月に行われたイベント。元々はキング・オブ・コースターFUJIYAMAの搭乗者数が1000万人に達することから開催された。主にフリーパスが割引になり、FUJIYAMAを始めとする4つのアトラクションで特別イベントが行われた。
2010年〜2011年冬期に行われたイベント。既設のイルミネーション装置の他、日本一の高さ60mのツリーなどのイルミネーションが新たに導入された。
12月24日のクリスマスイブ限定で行われるイベント。2011年初開催。後述のCLUBフジQ会員の中から抽選で選ばれた50人が、絶叫戦隊ハイランダーと共にサンタの衣装を着て園内を歩き回ったり、4大コースターに乗るといった内容。
2013年のハロウィンイベント期間に開催。夜の園内に最恐戦慄迷宮の亡霊達が練り歩くというもの。更にCLUBフジQの会員から先着30名が、特殊メイクと衣装で亡霊として参加できた。
毎年2月23日に行われ、この日に限り名前に「フジ」が入っている人限定でFUJIYAMAを貸し切り(発車のタイミングも午後2時23分に合わせる)などが開催されている。
モバイル限定メルマガ会員サービス。月に数回メールが送られてくる他、フリーパスの割引などの特典がある。最大の特典は「Qポイントサービス」で、来園時に会員限定割引でチケットを購入することでポイントが貯まる。ポイント数に応じて一般、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドとランクがあり、フリーパスの割引額が増える、絶叫優先券の引き換え券が貰える、1日に1回だけ好きなアトラクションに2回連続乗車出来るなどの特典がある。以前はFeliCaを使用したポイントマシンが園内各所に設置されていたが廃止された。ポイントが加算されていない場合、来園当日内でのみ園内のチケット売り場にてポイント加算の手続きが行える。Qポイントサービスは2018年10月を以て終了した。
2011年の開園50周年キャンペーンの一環として任命されたアンバサダー。開園50周年記念日の2011年12月3日から1日1人ずつ公式Facebookにて「Fuji-Q50」企画として周年祝いのコメントを掲載した著名人を大使とし、2012年2月29日から2016年2月29日まで有効のペアフリーパス招待・優先搭乗・ライドフォトプレゼント・「戦慄迷宮」無料入場・ハイランドリゾートホテル&スパ特別優待の機能を持った「絶叫大使カード」を贈呈し[33]、2012年2月29日開催の「229個の宝探し」イベントにて贈呈式を行い代表としてAMEMIYA・手島優が登壇した[34]。また著名人の他一般客からの思い出エピソードなどを募集する「みんなで祝おう!寄せ書きプロジェクト」の1等採用者や229個の宝探しイベントでも1年間有効の絶叫大使カードが贈呈された[35][36]。コメント掲載が行われた著名人はFacebook掲載順で以下の46名。
待ち時間が長くなりがちな主要アトラクションを、普通に並ぶ事なく短い待ち時間で利用できるチケット。園内のチケット売場の他、2018年7月14日からは各対象アトラクション前にある券売機や入園口(14時から)でも枚数限定で販売されている。ただし、コースター系の場合座席の指定は出来ない。フリーパスやアトラクション利用券とは別料金で、販売額はアトラクションによって異なる他、日によって変動する(2017年7月14日までは各アトラクション1枚1,000円)。券に記載されている時間(基本的に30分単位)のみ有効で、時間を過ぎると無効となるが、アトラクションが機械調整や悪天候などで運営を一旦中止し、再開となった場合は時間を過ぎても使用可能。購入後の払い戻しはできないが、不具合で終日運営できなくなった場合は払い戻し可能。1人につき最高9枚まで購入できる。ただし、アトラクションの混み具合や当日の天候によっては販売されない場合もある。
2017年のGW期間中、ウェブで事前購入できる「スマート絶叫優先券」が試験的に導入され、同年7月13日より正式に販売が開始された。事前購入は利用日の2日前の正午から利用日の30分前までとなっており、利用日によって価格が変動する。また、フリーパスと指定の3機種の優先券がセットになった「トリプルスマートフリーパス」、15時以降の入園で利用可能な「ナイトスマートフリーパス(閉園時間が18時以降の場合のみ販売)」も同時に販売開始された。こちらは利用日の7日前の正午から購入可能。なお、ウェブでの準備数が完売となった場合は当日園内での販売はない。
対象となるアトラクションはZOKKON、ド・ドドンパ、高飛車、ええじゃないか、FUJIYAMA、トンデミーナ(2022年4月29日〜)、テンテコマイ、鉄骨番長、ナガシマスカ、絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-、富士飛行社、科学忍具道場の全12機種。
基本的に優先券専用入口が設置されているが、例外としてド・ドドンパは出口から入る。
上記絶叫優先券対象アトラクションを利用出来ない小学生未満の幼児やペットを連れている場合、グループを2つに分けて前半の人が利用後に後半の人は列に並ばずに利用出来るシステム。利用にはグループ全員がフリーパスを持っている、前半の利用者は絶叫優先券が使えず列に並ぶ必要がある、後半の利用者はグループの半分以下などの条件がある。
旧名称はチャイルドスイッチ。幼児を連れている場合のみ利用可能で、対象アトラクションも大型コースターのみだった。
大型コースターに並んでいたけど乗る寸前で怖くなった、体調が悪くなった等でリタイアする場合、乗り場にいるスタッフに申告する事で他の中規模アトラクションに振替利用出来る優先券を貰える。
振替対応アトラクションはテンテコマイ、鉄骨番長、ナガシマスカ、富士飛行社、リサとガスパールのそらたびにっきの5機種。
乗り物に空席ができた時に、1人で利用する人を優先的に案内するシステム。混雑時には実施されない場合もある。
対象となるアトラクションは、ええじゃないか、FUJIYAMA、科学忍具道場の全3機種。
園内各所にあるポスターに記載されているアドレスにメールを送り、抽選に当たる(当選メールが返信される)と優先乗車出来るサービス。優先券と異なり料金はかからない。メールに記載されている時間にのみ有効。対象のアトラクションは、ええじゃないか・ドドンパ・FUJIYAMAの3機種。
2011年6月をもってサービスが終了されたが、高飛車の開業により復活した。対象のアトラクションは4大コースターのみとなっている。現在はサービスを終了。
同系列の遊園地「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」とのコラボキャンペーン。フリーパス購入者は、当日中であればプレジャーフォレストの入園が無料となり、2014年7月に登場した絶叫アトラクション「大空天国」に乗車できる他、アトラクションのある丘の上まで移動するペアリフトも利用できる。2014年11月までの期間限定で開催されていた。
第1入園口側のバスターミナルと第2入園口側の富士急ハイランド停留所の2箇所にバス乗り場がある。
南側の第1入園口側にある高速バスのバスターミナルである。
北側の第2入園口近くにある。一般路線バスと無料巡回バスが経由する。
富士急バス担当の高速バスの一部便は、「トーマスランドエクスプレス」(「きかんしゃトーマス」をモチーフに内外装を施している)などアトラクションをモチーフにしたラッピングバスで運転されている。2018年3月以降はトーマスランド20周年を記念し「トーマスカラフル柄」「トーマス青空柄」(ともに2代目日野・セレガ)も運行開始され、既存の「トーマスワイワイ柄」「トーマスブロック柄」(ともに2代目いすゞ・ガーラ)との4台体制となっている[37]。
トミカにおけるトーマスランドエクスプレスは、2014年3月から2018年9月までNo.36-8で「トーマスブロック柄」(No.16のガーラの色違い)が発売されていた他、2018年9月からはNo.29で「トーマス青空柄」(No.101-5/No.72の2代目セレガとは異なり新規金型)が投入される。ただし、トミーテックから発売されているバスコレクションは、一度も製品化されたことがない。
富士スバルライン五合目に建設された登山者向けのレストハウス。1階は土産物屋、2階はレストラン、3階は宿泊施設となっており、富士山五合目バス停が併設されている。
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