シングルライダー
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シングルライダー(Single Rider / Single Riders)とは、一人で乗り物に乗る人のこと。また、その人たち向けのテーマパーク・遊園地などのサービス。以下、テーマパークのサービスについて説明する。
世界各国のディズニーパークやユニバーサル・スタジオのテーマパークを始め、シックス・フラッグスなどの遊園地で導入されており、日本では東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、富士急ハイランドで実施している。グループではなく1人が優先的にアトラクションを利用できる制度。それぞれのテーマパークにより制度は細かい違いはあるが、共通する部分は以下の通り。
ファストパスなどと同じく、スタンバイより早く乗れる時もあれば、空席ができるまで待たされる時もある。特にスタンバイ列が短い場合は、ファストパスやスタンバイの方が早く乗車できたり、シングルライダー自体が受け付けていない場合がある。
東京ディズニーリゾートでは2つのアトラクションで実施している。東京ディズニーシーのロストリバーデルタにある「レイジングスピリッツ」はシングルライダー専用の入口が存在する為ほぼ常に実施されているが、スタンバイ列が短い場合はキャストがスタンバイかファストパスでの利用を勧める事がある。他のアトラクションはファストパス専用通路を使用している為、スタンバイ列が短い場合は実施されない事が多い。パークに訪れる際には当日、パーク内にある「インフォメーションボード」に立っているキャストか、直接各アトラクションのエントランスに立っているキャストに訪ねる必要がある。
どのアトラクションでも、エントランスに立っているキャストにシングルライダーを利用することを伝える必要がある。また、パーク内全てのアトラクションの利用規定が「7歳未満の子供は16歳以上の付き添いが必要」となっている為、7歳未満の子供はシングルライダーを利用することが出来ない。
2019年より「ビッグサンダー・マウンテン」にて試験的に導入されていたが、2020年1月1日より正式に導入された。ファストパスエントランスにてキャストに申告し利用できる。ただし、東京ディズニーランドでのシングルライダーはその後2022年9月23日に休止されている。
どのアトラクションでも、エントランスに立っているキャストにシングルライダーを利用することを伝える必要がある。また、パーク内全てのアトラクションの利用規定が「身長122cm未満の子供は16歳以上の付き添いが必要」となっている為、身長122cm未満のゲストはシングルライダーを利用することが出来ない。
2018年2月10日~3月14日の期間中、前売り販売限定で「シングルライダーフリーパス」が販売されており、購入した人はチケット窓口で受け取った専用のリストバンドをフリーパスと共に提示する事で利用できた。同年8月6日より「シングルライダーフリーパス」の通年販売開始によりレギュラー化、2019年1月26日よりフリーパスの販売が廃止され無料で利用できるようになった。
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