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埼玉県秩父市にある渓谷 ウィキペディアから
中津峡(なかつきょう)は、埼玉県秩父市(旧秩父郡大滝村)、奥秩父北東部に位置する渓谷。新大滝川もしくは中津渓谷や中津仙渓ともいう[1]。紅葉で有名な渓谷で、見頃は11月上旬あたり。
荒川上流の中津川(十文字峠を源流とする)流域の渓谷で、塩沢集落から中津川集落にかけての長さ9 km[1]、断崖の高さ100 mの大きさ。標高約600 m。奥秩父を代表する渓谷の一つである[1]。
流域は秩父古生層と呼ばれる砂岩やチャート、粘板岩などが主体の固い岩盤で、絶壁を有した深いV字谷を刻み込みながら蛇行し、ガマや奇岩を随所に作り出している[1]。樹木はウルシノキ、ナナカマド、モミジなどが観賞できる。埼玉県指定名勝であり、観光地として、渓流釣り(イワナ、マス、ヤマメなど)、山菜採り、紅葉狩り、栗拾いが楽しめる。キャンプ場、サッカーやソフトボールが出来るグラウンド、日帰り温泉入浴施設(遊湯館)などがある。平賀源内設計の住居「源内居」、体験型学習施設「彩の国ふれあいの森」(宿泊施設あり、炭焼きなどを体験できる)などがある。1943年(昭和18年)3月31日埼玉県指定名勝に指定された[1]。また、1950年(昭和25年)4月27日に秩父多摩国立公園(現秩父多摩甲斐国立公園)の区域に指定された[1]。
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