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特認校(とくにんこう)とは、自然豊かな環境に恵まれた小規模校を中心にして、同区内の希望した者から通過した者なら入学できる学校の運営体制を示す。小規模特認校、特認制度実施校とも呼ばれる。
本来、小学校・中学校の通学区域は住所により決められ、その区割りは厳格に適用されるが、平成9年に文部省が「通学区域制度の弾力的運用について」を各教育委員会に通知したことを受け、各地で区割りを柔軟に運用し、他校区でも入学できる制度を整える自治体が次々と現れた。特認校の運営は県・市・村などに許可をとった上で行う。原則として住所はそのままで、自宅からの通学になる。
特認校に指定される学校の多くは、全校学習児童生徒100人以下の小規模校であるため、少人数教育が可能である。特認校ではレベルの高い教育などを行っている学校がある。一方で、もともと小規模校であることから、特認校としての成果がみられなければ学校統廃合の対象になることもありうる。
東京都中央区では、2009(平成21)年度入学者から、特認校制度という学校選択制を実施している。住所に基づいて指定される学区内の学校に加えて、以下の5つの区立の小学校は、都心に立地して本来の学区居住の児童が少なく、施設に余裕がある「特認校」として、同中央区内居住者なら通学区域に関係なく希望により就学できる制度となっている。受入れ上限を超える申請があった場合には抽選により入学者を選抜している[1]。
下記以外にも多く存在するため、地元の教育委員会等にて確認されたい。
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