創価大学
東京の私立大学 ウィキペディアから
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創価大学(そうかだいがく、英語: Soka University)は、東京都八王子市丹木町1丁目236番地に本部を置く日本の私立大学。1971年創立、1971年大学設置。大学の略称は創大(そうだい)、創価大(そうかだい)。 文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」グローバル化牽引型大学に指定されている。
1971年4月2日、日蓮仏法を信仰する日本の仏教系宗教法人・創価学会(当時は日蓮正宗の信徒団体)の第3代会長・池田大作(のちの同会名誉会長および創価学会インタナショナル〈SGI〉会長)によって、東京都八王子市丹木町に開学した。
当初は1973年開学の予定だった。しかし、1968年に創設された創価高等学校の1期生が創価大学の1期生となれるよう、開学が当初の予定より2年前倒しされた。
学校法人創価学園の創価高等学校(東京都小平市)および関西創価高等学校(大阪府交野市)からの内部進学者が在籍する。また、同一敷地内にあり、同一の学校法人が設置している創価女子短期大学からの編入生も存在する[1]。
宗教教育や宗教的行事は行っていない[2]。創価学会員であることは入学の要件とされておらず[3]、学生の信仰も一切自由とされている[4]。学内に創価学会の専用施設は存在しないが、留学生向けにイスラム教の礼拝場が設置されている[5]。
1969年に、創立者である池田大作が以下の「創価大学 建学の精神」を提唱した[6]。
創価大学は1971年に創立された。当初は文系のみの大学であったが、1991年に工学部(2015年 理工学部に名称変更)、2013年に看護学部、2014年に国際教養学部が設置されたことで、文理8学部10学科を有する総合大学となった。
創価大学のエンブレム(校章)は中央にペン、その左右に鳳凰の翼をデザインしたものの下に「Soka University」という英文字を配置したものである。
ペンは「英知」を表し、鳳雛の翼は「世界そして未来への雄飛」を意味している[8]。
創価学園およびアメリカ創価大学と類似であるが、創価学園では鳳凰ではなく鳳雛(ほうすう、鳳凰の雛)の羽とされている。
赤・黄色・青。それぞれ「勇気」「慈悲」「知恵」の意味を持つ。
その他に「ブランディングカラー」として、「創価クリエイティブブルー(そうかクリエイティブブルー■)」が定められている。近似色は、RGB(50, 60, 153)。
「Discover your potential 自分力の発見」
GLOBOくん DEEくん ETANYくん[9]。
創価大学には他大学のような「学歌」はなく、「学生歌」がある。
エンブレムや学生歌の歌詞・音源は、公式サイト内の創価大学のシンボルに掲載されている。なお、この歌曲が収録されたCDも他大学の大学生協にあたる「創学サービス」で販売されている。
創立50周年[10]記念事業の一環として制作。2020年10月9日発刊の「創大学生新聞[11]」および同日配信の「創価栄光の集い[注釈 1]」(第50回創大祭・第36回白鳥祭記念フェスティバル)にて発表された。 現在、創価大学公式Youtubeチャンネルにてミュージックビデオが視聴可能[12]。
京王八王子駅・JR八王子駅北口から北へ4㎞、西東京バスで約15-20分
京王八王子駅4番乗り場、JR八王子駅北口11番乗り場(16号06)12番乗り場(ひ02・ひ04)、JR八王子駅北口14番乗り場(平日・土曜日の午前中のみ使用)から出発
キャンバスが広いため、通学時・訪問時には目的地がどの門に近いか把握しておく必要がある。
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1.初年次教育
2.グローバルシティズンシッププログラム(GCP)[58]
3.グローバルリーダーカレッジ[59]
4.副専攻制度
5.各学部・研究科にグローバル教育プログラムが設置されている。
6.English Medium Program【EMP】(各学部・研究科に設置)
7.アクティブ・ラーニング
8.データサイエンス教育[60]
9.SDGsの取り組み
10.創価コアプログラム(共通科目)
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学生交換協定を締結している海外諸大学への留学。単位交換申請が可能。
学部授業の単位取得を前提とした在学私費留学をする学生への支援制度。留学期間中の創価大学学費半額相当分を上限に奨学金が支給される。
アメリカの交流大学から留学先を1校選び、秋学期(1セメスター)中に、アメリカの交流校が募集する短期集中英語プログラムに数カ月~半年間参加し、英語力のレベルアップを図る学生を支援(海外傷害保険代を大学が負担)する留学プログラム。
本学と海外交流校の2つから学位を取得できるコース。
交流校で、語学学習、異文化体験を夏季休暇中・春季休暇中に行う海外研修。
生きた英語力の向上と、就業力を身につけることを目的として、夏季休暇中・春季休暇中に文化体験とインターンシップを行う海外研修。現地への派遣確定後に、給付型の創価大学国際奨学金が支給される。
夏季休暇中・春季休暇中に、約2週間のボランティア活動に参加するプログラム。現地への派遣確定後に給付型の創価大学国際奨学金が支給される。
キャンパスが日本のテレビドラマや映画などの撮影のためのロケーション地として使用されており、公式ウェブサイトを通じてその情報公開もしている[66]。
1991年3月落成。キャンパス中央部に位置する。新古典主義のギリシャ風の講堂。地上6階、地下1階建て、3層構造で収容人数約4000名の大ホール。入学式・卒業式をはじめとする主要行事は全てここで行われる。同時通訳可能な通訳システムなどを備えている。広い前庭の中心には噴水があり、アメリカの詩人ウォルト・ホイットマン、ウズベキスタンの詩人アリシェール・ナワイーの銅像が並んでいる。
創価大学には、学生寮として、男子学部生寮が4つ、女子学部生寮が7つある。その他、大学院生寮、留学生寮、スポーツ寮がある[72]。
学内奨学金【返還不要の給付型】 経済的に修学が困難な学生をサポートする給付奨学金
学業成績優秀者を奨励する給付奨学金
留学支援のための給付奨学金
緊急・災害時の支援
創友会(卒業生会)による給付奨学金
創価大学では、公認されているクラブ団体は、全て創価大学学友会に所属している。学友会には学術局・文芸局・体育会が存在する。また、学友会に所属しないサークルも複数存在する。
2022年現在、学友会には体育会・文芸局・学術局の105団体が所属している。その他、学友会には所属していないが、「創価大学ワールド会」や「学生国際センター」がある[73]。
大学祭は「創大祭[74]」と呼ばれ、例年10月中旬に開催される。
また、通信教育部の大学祭は、8月の夏季スクーリングの期間に開催される。「学光祭」と呼ばれ、「光友会」という県人会単位で行われている。
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1972年の日中国交正常化後、1974年12月に中華人民共和国の首都北京で当時の周恩来首相を訪問した池田大作・創価学会会長(当大学及び公明党の創設者)が会談を行った後、1975年に当大学は中華人民共和国発足後初の実施となる日本への国費派遣生から留学生6人を受け入れた。この時、池田が身元引受人となり、周恩来との関係を記念した「周桜」が植樹された。その留学生の中にいた程永華は後に2010年から2019年まで駐日中国大使を務め、2021年の当大学創立50周年では中日友好協会の常務副会長として在学経験の回想も交えた祝辞を寄せた。
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69カ国・地域263大学と学術交流協定を締結(2024年10月末現在) [102]
国名・地域名(協定校数)・主な大学
ヨーロッパ
アフリカ
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中東アジア
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北米
中南米オセアニア
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学校法人創価大学の下に設置
以下の学校は、いずれも別の学校法人による設置であり、いわゆる「附属学校」ではない。
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