ナフコ (スーパーマーケット)
名古屋市熱田区に本社を置くスーパーマーケット ウィキペディアから
ナフコ (NAFUCO) は、愛知県下の独立企業3社によるスーパーマーケットのボランタリー・チェーン。本部を愛知県名古屋市熱田区川並町4-25に置く。加盟企業は「ナフコ」のストアブランドを使用する[2][3]。
概要
1963年(昭和38年)3月25日に名古屋フードスーパーチェーンを結成したのが始まりで、本部は名古屋乾物内に置かれていた[4][5]。
1970年(昭和45年)9月22日に資本金700万円で株式会社ナゴヤフードを設立し、1978年(昭和53年)に株式会社ナフコに商号を変更した[1]。
1997年(平成9年)に9社が加盟しており[6]、同末時点では愛知県内で90店舗以上を構えて売上高約1500億円を上げていた[7]。
2001年(平成13年)3月末にナフコカニエが脱退してフィールコーポレーションとして分離独立し[8]、ナフコチェーンは65店舗に減少[9]。
2006年(平成18年)5月にマックスバリュ中部がナフコはせ川を子会社化され[10]、同社の21店舗が離脱し[11])、取引先で組織していたナフコ会も同社の離脱の影響で20社が退会した[12]。
2010年(平成22年)1月21日にCGCに加盟し[13]、当社のプライベートブランド商品は約100品目の他にCGCのPB商品を導入することで競争力の強化を目指した[14]。
関連組織
以下の関連組織があったが、2017年(平成29年)8月30日付で清算結了した。
- 株式会社ナフコ(法人番号:3180001022510)
- 協同組合ナフコチェーン(法人番号:3180005004455) - 共同購買や清算を行っていた。
同名のホームセンター
愛知県内でも展開しているホームセンターのナフコ(本社は福岡県北九州市、こちらのアルファベット表記は「NAFCO」で「U」がない)とは関係がない。2021年当初現在、名古屋市守山区に双方の「ナフコ守山店」(当グループの店舗は不二屋運営)が、犬山市に双方の「ナフコ犬山店」(当グループの店舗はトミダ運営)が所在する。
沿革
- 1935年(昭和10年) - うおときフードが創業[15]。
- 1946年(昭和21年)
- 1947年(昭和22年) - 富田一美により山美富田商店(現:トミダ)が創業[広報 2]。
- 1949年(昭和24年)12月 - 株式会社ヤオトヨが創業[18]。
- 1952年(昭和27年)10月27日 - 株式会社吉川屋を設立[19]。
- 1953年(昭和28年)7月1日 - 株式会社はせ川フードを設立[20]。
- 1955年(昭和30年)
- 1961年(昭和36年) - 前身の名古屋フードスーパーチェーンを結成[広報 1]。
- 1962年(昭和37年) - 流れを汲んでナフコチェーンを結成[広報 2]。
- 1965年(昭和40年)3月 - 株式会社丹羽金商店を設立して法人化[24]。
- 1966年(昭和41年)11月 - シマヤストアー有限会社を設立[25]。
- 1969年(昭和44年)9月 - 蟹江商店が株式会社スーパーカニエとして法人化[26]。
- 1970年(昭和45年)9月22日 - 資本金700万円で株式会社ナゴヤフードを設立[1]。
- 1973年(昭和48年)
- 1975年(昭和50年)10月 - 株式会社ナフコオガワヤを設立[29]。
- 1978年(昭和53年) - 株式会社ナゴヤフードが株式会社ナフコに商号を変更[1]。
- 1980年(昭和55年) - 有限会社ナフコのだやが創業[30]。
- 2001年(平成13年)3月末[8] - ナフコカニエが脱退してフィールコーポレーションとして分離独立し、ナフコチェーンは65店舗に減少[9]。
- 2006年(平成18年)
- 2010年(平成22年)
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)2月4日 - ラクエツが事業停止[31]。
- 2016年(平成28年) - CGCから離脱。トミダ、野田屋もCGCから離脱。不二屋はCGCに留まる。[要出典]
- 2017年(平成29年)8月30日 - 株式会社ナフコおよび協同組合ナフコ・チェーンの清算が結了。[要出典]
加盟企業
- 不二屋(本社:愛知県名古屋市東区東大曽根町)[広報 3]
- 本部は愛知県春日井市の春日井店に併設している[広報 1]。日本スーパーマーケット協会 (JSA) にも加盟。
- 2015年(平成27年)7月時点でナフコで最大の25店舗を展開していた[32]。
- トミダ(本社:愛知県名古屋市北区杉栄町)[広報 3]
- 野田屋(本社:愛知県名古屋市港区浜)[広報 3]
- 不二屋本社(2014年10月)
- ナフコトミダ杉栄店・トミダ本社(2014年10月)
かつての加盟企業
- ナフコカニエ - 現:フィールコーポレーション。
- ナフコはせ川 - マックスバリュ中部の子会社となりナフコを離脱後、マックスバリュ名古屋に改称、その後の合併によりマックスバリュ中部→マックスバリュ東海の一部となる。
- うおときフード - 1935年(昭和10年)創業[15]。2010年(平成22年)5月に自己破産。[要出典]
- 株式会社ヤオトヨ(名古屋市緑区大高町北鶴田66-1[18])
- ラクエツ(旧ナフコニワキン) - 2014年(平成26年)2月に自己破産[31]
- 株式会社吉川屋(名古屋市東区車道町6-8[19])
- シマヤストアー有限会社(名古屋市南区芝町14-2[25])
- 株式会社山登美(名古屋市中川区西日置町10-34[5])
- 大忠商店(名古屋市中川区西日置町8-5[5])
- 水野商店(名古屋市中川区西日置町5-1[5])
- 河合商店(名古屋市中川区八熊本通り1-15[5])
- 藤井商店(名古屋市中川区八熊町井桁畔[5])
- 中野商店(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-8[5])
- 松原商店(名古屋市瑞穂区大喜新町2-2[5])
- ナフコヤマタケ(名古屋市港区土古町4丁目19)
- ナフコオガワヤ(小牧市村中1218[29])
- 有限会社冨士センター(春日井市前並町左右分80-1[33])
かつて存在した店舗
名古屋市
中区
熱田区
東区
- 売場面積330m2[19]
西区
- 売場面積248m2[40]
- 売場面積79m2[39]
- うおときフードFOODBOX浄心店 名古屋市西区児玉2-17-21
南区
北区
- 売場面積33m2[42]
- 売場面積800m2[37]
- 売場面積403m2[38]
千種区
- 売場面積3,100m2[46]、駐車台数110台[46]。
- 1階には当店の他にドラッグストアとベーカリーが入り、2階がディスカウントストア「ビックバース」となっており、3階と屋上に駐車場を併設していた[46]。
- はせ川茶屋ヶ坂店 名古屋市千種区茶屋が坂1丁目1801
名東区
- 売場面積850m2[38]
- 売場面積973m2[38]
- 売場面積550m2[38]
- ニワキン名東引山店 名古屋市名東区引山2-110
守山区
- 売場面積400m2[38]
- 売場面積264m2[19]
- 不二屋幸心店 名古屋市守山区幸心3-1401
昭和区
瑞穂区
- 売場面積280m2[38]
- 売場面積330m2[58]
- 売場面積825m2[58]
- 売場面積528m2[59]
天白区
緑区
中村区
中川区
- 水野商店(名古屋市中川区西日置町5-10[62])
- うおときフードFOODBOX花塚店 名古屋市中川区花塚町2-20
港区
名古屋市外
尾張北部
- 売場面積4,997m2[64]
春日井市
尾張東部
- 店舗の約8割を占める核店舗として出店していた[68]。
西春日井郡
海部郡
知多
- カニエ サン・プラザ店(東海市荒尾町平古1-1[75])
- 売場面積726m2[57]
三河
脚注
関連項目
外部リンク
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