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大島司のサッカー漫画 ウィキペディアから
『シュート!』は、大島司による日本のサッカー漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、1990年36号より2003年24号まで約13年間にわたって連載された[注 1]。1994年には第18回講談社漫画賞少年部門を受賞している。2019年2月時点で全4部作の累計発行部数が5000万部を突破した[1]。
シュート! | |||
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ジャンル | サッカー漫画・少年漫画 | ||
漫画 | |||
作者 | 大島司 | ||
出版社 | 講談社 | ||
| |||
掲載誌 | 週刊少年マガジン | ||
レーベル | 講談社コミックス | ||
発表号 | 1990年36号 - 1996年42号 | ||
巻数 | 全33巻 | ||
その他 | 文庫版:全16巻 | ||
漫画:シュート!久保嘉晴の伝説 | |||
作者 | 大島司 | ||
出版社 | 講談社 | ||
掲載誌 | 週刊少年マガジン | ||
レーベル | KCデラックス | ||
巻数 | 全1巻 | ||
漫画:シュート!〜蒼きめぐり逢い〜 | |||
作者 | 大島司 | ||
出版社 | 講談社 | ||
掲載誌 | 週刊少年マガジン | ||
レーベル | 講談社コミックス | ||
発表号 | 1996年44号 - 1997年42号 | ||
巻数 | 全5巻 | ||
その他 | 文庫版:全3巻 | ||
漫画:シュート!〜熱き | |||
作者 | 大島司 | ||
出版社 | 講談社 | ||
掲載誌 | 週刊少年マガジン | ||
レーベル | 講談社コミックス | ||
発表号 | 1997年48号 - 2000年11号 | ||
巻数 | 全12巻 | ||
その他 | 文庫版:全6巻 | ||
漫画:シュート!〜新たなる伝説〜 | |||
作者 | 大島司 | ||
出版社 | 講談社 | ||
掲載誌 | 週刊少年マガジン | ||
レーベル | 講談社コミックス | ||
発表号 | 2000年15号 - 2003年24号 | ||
巻数 | 全16巻 | ||
その他 | 文庫版:全8巻 | ||
漫画:シュート!の世界にゴン中山が転生してしまった件 | |||
原作・原案など | 大島司 | ||
作画 | 外池達宏 | ||
出版社 | 講談社 | ||
掲載サイト | マガジンポケット | ||
レーベル | KCデラックス | ||
発表期間 | 2020年4月1日 - 2021年3月3日 | ||
巻数 | 全5巻 | ||
その他 | 中山雅史(主演) | ||
アニメ:蒼き伝説 シュート! | |||
原作 | 大島司 | ||
シリーズディレクター | 西尾大介 | ||
キャラクターデザイン | 荒木伸吾、姫野美智 | ||
音楽 | 本間勇輔 | ||
アニメーション制作 | 東映動画 | ||
製作 | フジテレビ、東映動画 | ||
放送局 | フジテレビ系列 | ||
放送期間 | 1993年11月7日 - 1994年12月25日 | ||
アニメ:シュート!Goal to the Future | |||
原作 | 大島司 | ||
監督 | 中村憲由 | ||
シリーズ構成 | 広田光毅 | ||
キャラクターデザイン | 秋山由樹子 | ||
音楽 | Command S.inc | ||
アニメーション制作 | EMTスクエアード、マジックバス | ||
製作 | 「シュート!Goal to the Future」 製作委員会 | ||
放送局 | AT-Xほか | ||
放送期間 | 2022年7月2日 - 9月24日 | ||
話数 | 全13話 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 漫画・アニメ |
本作は四部編成になっており、それぞれのタイトルは以下のように分けている。
主人公は全体を通じて田仲俊彦であるが、第四部ではもう一人の主人公として伊東宏が登場する。舞台となる学校は、第一部・第三部が掛川高校、第二部が掛川西中学校、第四部が掛川高校と九里浜学園高校である。
(主に第一部の)作風としては、先輩に憧れる一人の少年の心理を中心に描いた物となっている。このため、スポーツ界の冷酷さよりも、スポーツを媒体にしたヒューマニティーを描いている。登場人物の特徴として、「裏主人公」が何人かおり、「表主人公」である田仲よりも大きい存在感を発揮することすらある。単行本でのキャッチフレーズは、「俊彦と一美が織りなす、ハツラツ青春サッカー物語。」。
1993年11月7日から1994年12月25日にかけて、フジテレビ系列で『蒼き伝説 シュート!』の題名でアニメ化、1994年3月12日にSMAP主演で実写映画化、冬にはアニメ映画化もされている。
『週刊少年マガジン』2014年28号には、ブラジルW杯編を描いた続編の読み切りが掲載された[2]。
2022年7月から9月まで、オリジナル新作アニメとして「シュート!Goal to the Future」が放映された[3]。
物語の前年、1年生ばかりの掛川高校サッカー部は藤田東高校を破り、その中心選手で事実上監督も兼ねていた久保嘉晴は、すでに伝説的な扱いを受けていた。
田仲俊彦は、そんな久保に憧れて掛川高校へと進学しサッカー部へ入部、時を同じくして遠藤一美がマネージャーとなる。田仲とともに「掛西中トリオ」と呼ばれていた平松和広と白石健二も掛川高校へと進学していたが、それぞれの事情によりサッカー部には入部しなかった。神谷篤司をはじめとする2年生は「1年生は夏のインターハイ予選に出さない」と宣告すると、不公平に感じた1年生は2年生に紅白戦を挑んだ。戦力差は明らかであったが、平松・白石の途中加入により2年生チーム1点リードの接線で終盤を迎える。終了直前に掛西中トリオが必殺の「トリプルカウンターアタック」を仕掛けたが、神谷に防がれてそのまま試合を終えた。この結果により実力を認め、1年生の試合起用を約束する。
久保が病気から復帰し、掛川高校は万全な体制でインターハイ予選を迎えた。苦戦もありながら準決勝まで駒を進め、相手は掛川北高校。斉木誠、広瀬清隆、三橋英二郎らの活躍によって掛川高校は苦境に立たされる。久保は自陣ゴール前で守備に徹していたが、突如白石にボールを要求し猛然とドリブル突破を仕掛ける。久保のドリブルを誰も止めることはできず、掛川北のすべての選手をかわして同点ゴールを決めた(後に伝説として語られる「奇跡の11人抜き」「ゴールトゥゴール」)。しかしその瞬間、久保がピッチに崩れ落ちた。その後「トリプルカウンターアタック」により逆転勝利を収めるが、試合終了後に久保が死んだことを告げられる。その久保を欠いたチームは戦力的・精神的に不完全で、決勝戦は藤田東高校に大敗を喫した。
夏のインターハイ終了後、転校生の馬堀圭吾がサッカー部に入部した。馬堀は一時、久保に固執するチームメイトと対立するが、紅白戦によって関係性は修復され、チームとしての団結が生まれる結果となる。冬のインターハイ選手権予選を前に久保の背番号10は田仲に引き継がれた。田仲は10番の重圧に負けて調子を崩したり、久保が自分の目指すべきスタイルと勘違いしてから回るなどするが、一美と神谷の助けにより本来目指すべきスタイルを取り戻している。決勝戦の相手はインターハイと同じ藤田東高校。試合の藤田東優位で進むが、掛西中トリオの活躍で挽回。平松の単独突破で同点、田仲の幻の左で逆転し雪辱を果たした。
全国大会1回戦・埼玉県代表青城南高校に圧勝し、2回戦の相手は北海道代表鶴ヶ崎学園高校。氷室明彦の堅守に阻まれロースコアの接戦となるが、最後は平松のヒールパスを神谷がヘディングであわせる。この決勝点で辛くも勝利する。4回戦の相手は愛知県代表豊川高校。トラブルにより白石を欠いて臨んだこの試合は、互いに点を取り合う展開で終盤を迎えた。終了直前に交代で出場した白石はPKを止め、最後は田仲が決勝点を上げた。準決勝の相手は群馬県代表前山工業高校。田仲とヴィリーが10番を賭けて得点を競い、田仲がハットトリックを達成し、試合も掛川の勝利となった。決勝の相手は東京都代表帝光学園高校。王者帝光相手に延長戦に突入する激戦となり、最後は平松と田仲による「回転軸を2つ持つ幻のシュート」で優勝を決めた。
田仲たちはユース代表合宿に招集を受け、久保によく似たジョージ光岡(光岡丈時)と出会う。紆余曲折ありながら日本代表の柱と認知されていく光岡だったが、最終的には光岡は日本ユースと闘いたいと決意し、ブラジルへの帰国を決める。その後発表されたドイツ遠征メンバーでは、田仲が10番を背負うのであった。ドイツ遠征ではドルトムントユースと対戦。トラブルもあり成り行きで光岡も出場し、田仲や神谷に助言を与える。
水木光一の誘いを受けて掛川西中学校へ入学した田仲。入学初日に出会ったのはサッカー部で同じポジションを競う平松和広と、地元では不良として有名な白石健二であった。当初は田仲をライバル視していた平松は、田仲の言葉を受けてパートナーとして意識するようになるが、田仲の小学校時代のパートナー奥山良の激しい嫉妬を受けることとなる。また、白石は担任で監督の大原由実子から入部祝いとしてスパイクを受け取るが…。
臨んだ全国大会県予選・南陽中戦。「三連山」の前に先制を許すが、平松の「ヒールリフト」と「トリプルカウンターアタック」で逆転勝利を収める。見取中戦では奥山と、大原由実子の弟・大原裕と対戦する。均衡した試合展開ながら、田仲は大原の堅牢な守備を打ち抜けず、1点のビハインドで終盤を迎えた。「トリプルカウンターアタック」でチャンスを迎えるが、左足のシュートを苦手とする弱点を知る奥山に右足でのシュートを防がれる。左足でのシュートを戸惑う田仲であったが、意を決して左足でシュートを放ち、強烈なシュートが同点ゴールへと突き刺さる。後の「幻の左」の誕生の瞬間であったが、未成熟な骨格が耐えられず左足を痛めてしまう。試合はそのままPK戦に突入し、最後は田仲のゴールで掛西が勝利を収める。
この試合により田仲の左足の潜在能力に気づいた水木と大原由実子であったが、今はまだそれを本人に告げる時期ではないと判断する。近い将来、それを開花させてくれる人が現れるのを期待して…。
新1年生を加え、インターハイ制覇を目指す掛川高校サッカー部。しかし、ピッチには田仲と神谷の姿はなかった。主力2人を欠いたチームは毎試合のように苦戦し、怪我によるベンチスタートであった神谷の途中出場により辛くも決勝トーナメントの駒を進めていく。
選手としての壁を感じていた田仲は、スペインを訪れていた。水木光一を頼って訪れるも迷っていたところ、遠藤一美によく似たイザベル・ゴンザレスと、かつてスペインの至宝とまで呼ばれたペドロ・フォルネルと出会う。ペドロは、イザベルの兄マルコ・ゴンザレスとライバル関係にあり、試合中にマルコに大怪我を負わせてしまったことからサッカーを離れていた。ペドロをサッカーに復帰させたいと願うイザベルは、田仲にその想いを吐露する。独自のトレーニングにより、田仲は必殺のドリブルを完成させつつあった。ペドロのチーム復帰を望むかつてのチームメイトの要請を受け田仲は3部リーグのチームと契約するが、それに対抗するようにペドロはライバルクラブと契約し、リーグ最終戦で対決することになる。田仲とペドロの点の取り合いに突入した試合は終盤に田仲の「ファントムドリブル」で勝ち越し、熱意を取り戻したペドロはチームへの復帰を決める。スペインで成果を得た田仲は、チームメイトの待つ日本へと帰国した。
準決勝を迎えた掛川高校、相手は奥山良率いる清水中央高校。未だ田仲を欠いたチームは、怪我を押して出場した神谷の活躍で善戦するも、終盤同点に追いつかれたところで神谷の膝が限界を迎える。神谷はこのタイミングで退くことに不安を感じたが、タイミング良く試合に駆けつけた田仲と交代する。交代で出場した田仲は、「ファントムドリブル」で決勝点をあげる。
決勝の相手は3度藤田東高校。監督には平松和広の父で、かつての名プレーヤー平松修が就任していた。選手としても加納隆次の弟・豪樹、平松修の治療を受けに来日していたマルコ・ゴンザレスと、戦力は大幅に増強されていた。神谷を欠く掛川高校は、高い戦力と神谷を完全コピーした豪樹の前に翻弄される。後半から神谷が投入され試合の流れは一変、豪樹のスタイルを封じて掛川優勢となるが、豪樹が本来のサッカースタイルへと変化させ拮抗した展開となる。同点のまま試合は延長戦に突入、後半戦も終了間際に自陣ゴール前で神谷が単独ドリブルを開始する。次々と藤田東の選手をかわす神谷の姿は、敵味方にかつての「奇跡の11人抜き」を思い起こさせたが、ペナルティーエリア目前にしてDF陣に囲まれてしまう。神谷は田仲にバックパスを送ると田仲は「ファントムドリブル」を開始、マルコまでも抜いて決勝点をあげてハットトリックを達成する。
掛川高校がインターハイ全国大会出場を決める3ヶ月前、1人の天才レフティの運命が変わろうとしていた。彼の名前は伊東宏、神奈川県の九里浜学園高校に通う2年生である。伊東はチームでも飛びぬけたサッカーセンスとテクニックを持っていたが、左足しか使わない独特のサッカースタイルから出場機会を与えられず、半ば腐っていた。伊東を冷遇した監督が転任すると、新たに就任した監督・大原由実子は伊東の力を見出し、伊東を中心としたチームへを大改革を行う。
しかし、そんな大変化にキャプテンの牧野新平を中心とした一部の選手が反発、大原由実子が弟の大原裕を呼び寄せたことで不満を表面化させるが、その後の紅白戦を通じて大原由実子の手腕を認める。九里浜高校は伊東を中心とした攻撃陣で決勝まで順当に進み、決勝の相手は九里浜を前年まで率いた前沢監督率いる光明商工高校。
この節の加筆が望まれています。 |
「声」はアニメ版の声優、「学年」は田仲俊彦(トシ)を基準とした学年差(0は同学年)。
6.佐々木
10.田仲
9.平松
7.神谷
11.馬堀
5.大塚
8.新田
3.服部
2.赤堀
4.矢野
1.白石
|
連載開始時点で創立2年目の新設校、サッカー部は久保らによって創部され2年目。「自由なサッカー」を標榜してトータルフットボールを目指し、4-3-3を基本とした攻撃的なサッカーを繰り広げる。逆境に強く、劣勢となった試合で度々逆転勝利を収め、創部2年にして選手権で優勝するなどの偉業から「ミラクルチーム」と呼ばれる。
伊東宏という天才レフティを擁し、伊東を中心に据えた4-5-1や3-5-2を基本とした「キングダムサッカー」を展開する。監督の大原由実子によると、掛川に多いオールラウンダーな選手は少ないが、ポジション別に見ると能力の高い選手が揃っている。
静岡に君臨する、全国大会の常連校。伝統的な得意技として「フラッシュパス」を持ち、個々の能力も高い。1年目の冬の選手権静岡県予選で「フラッシュパス」を一度は掛川・平松に完璧に封じられるが、インターハイに向けて平松修が監督となった際に新たな仕掛けとともに復活を遂げている。
静岡県西地区における有力校の1つ。立地的にも掛川高校とはライバル関係にある。
近年は優勝争いからは遠ざかっているが、静岡県西地区の古豪。
静岡のかつての強豪で全国大会への出場経験もあるが、近年は低迷している。
不良の集まる高校で、ラフプレーが多い。
氷室の入学前までは全国大会出場できる力はなかったが、氷室の入学後は氷室を中心とした守りのチームとして完成している。氷室をリベロに据えたディフェンス陣は大会屈指の強固さを誇る。
全体をコンパクトにまとめてゾーンプレスを仕掛けながら、攻撃の指揮をヴィリー、守備の指揮を東が同時に行うことで攻守の切り替えを素早く行う「双頭の竜」と呼ばれる戦術を有する。
ディフェンダーとフォワードの層は厚いものの、中盤の実力者が姫野しかいないため攻撃のパターンが少ない。初戦の対掛川戦の前は(主に姫野と市原)テレビなどで掛川をバカにする発言を繰り返していたが、いざ試合が始まってみれば試合早々からオフサイドトラップを仕掛けられて攻撃の芽を摘まれる、中盤を支配された挙句に失点を重ねるなど散々な結果に終わってしまった。
高校サッカー界最強と謳われる。相手と同じ戦術を使用し、個々の能力で圧倒する伝統的な戦術は「悪魔の鏡(デモンズミラー)」と呼ばれ、恐れられている。
全国から家庭の事情でサッカーを続けられなくなった選手を奨学金で集めている。前沢が監督に就任してからはユーティリティー性のある選手やコンバートした選手でメンバーを揃え、頻繁にポジションチェンジを行う特殊な戦術を用いている。
卒業生から毎年東京大学への合格者が出ている県内有数の進学校である。チーム全員が司令塔に必要とされる「空間把握能力」を持っており、それぞれが最善と考えるプレイを行う「11人の司令塔」という特異な戦術を用いる。
背番号 | 名前 | ポジション | 所属チーム | 出身高校 |
---|---|---|---|---|
1 | 大原裕 | GK | LA・ギャラクシ | 九里浜学園 |
12 | 草薙京悟 | ASローマ | 帝光学園 | |
22 | 白石健二 | ジュビロ磐田 | 掛川 | |
2 | 氷室明彦 | DF | コンサドーレ札幌 | 鶴ヶ崎学園 |
3 | 岩上順司 | 横浜F・マリノス | 帝光学園 | |
4 | 東雄吾 | 鹿島アントラーズ | 前山工業 | |
5 | 斉木誠 | 清水エスパルス | 掛川北 | |
13 | 新田伸一 | ジュビロ磐田 | 掛川 | |
14 | 牧野新平 | 横浜F・マリノス | 九里浜学園 | |
6 | 加納隆次 | MF | パルマFC | 藤田東 |
7 | 神谷篤司 | ユヴェントス | 掛川 | |
8 | 馬堀圭吾 | サントスFC | 掛川 | |
9 | 伊東宏 | フェイエノールト | 九里浜学園 | |
11 | 平松和広 | アーセナルFC | 掛川 | |
20 | 城戸丈二 | サンフレッチェ広島 | 光明商工 | |
21 | 水木光一 | FCバルセロナ | - | |
23 | 佐野圭太 | サンフレッチェ広島 | 尾街西 | |
10 | 田仲俊彦 | FW | レアル・マドリード | 掛川 |
15 | 松下浩 | ジュビロ磐田 | 藤田東 | |
16 | 恩田朝之 | バイエルン | 帝光学園 | |
17 | 芹沢直茂 | 清水エスパルス | 清水学苑 | |
18 | 篠塚憲 | 浦和レッドダイヤモンズ | 九里浜学園 | |
19 | 広瀬清隆 | 清水エスパルス | 掛川北 |
1993年11月7日から1994年12月25日にかけてフジテレビ系列で放送された。当初は1993年10月17日放送開始予定だったが放送期間の調整のため、前番組の『有言実行三姉妹シュシュトリアン』を3話延長し、11月7日からの放送開始となった[156]。『シュシュトリアン』まで東映不思議コメディーシリーズを放送していたフジテレビの日曜午前9時枠は、本作より東映動画が制作するアニメ枠となる。
ストーリーは概ね原作に準拠しているがトシ、和広、健二、一美の4人が小学校の幼馴染となり、一美を取り巻く俊彦と和広の駆け引きや健二と夏子の恋模様はドラマティックに描かれている。前山との試合が終わった後、2年生になったトシたちを描いて、物語は幕を閉じた。
未成年の飲酒シーンやアダルトシーンの大半は間接的に描かれているも第22話では一美とトシの飲酒や俊彦が一美の胸を見て興奮してトイレに駆け込み、夏子が「朝から元気だから気をつけてね」と一美に言う際どいシーン(KC9巻収録)はそのまま映像化された。
終盤には一美がアイドルとして楽曲をリリースするという設定が加わり、実際にエンディングテーマとなった他、1994年12月16日にメルダックから「KAZUMI」というタイトルで日髙のり子が歌うミニアルバムが発売された。
1994年10月からは『キャプテン翼J』が放送開始され、本作最終回までサッカー漫画を原作とするアニメが同一キー局系列で2作品放送されていた(金田耕司プロデューサーは両作品を担当していた)。
2005年にハピネット(発売元:avex mode)からDVD-BOXとレンタルDVDが発売された。
2022年には後述の『Goal to the Future』の放送を記念し、YouTubeの東映アニメーションミュージアムチャンネルにて限定公開が実施される[157]。
話数 | サブタイトル | 脚本 | (コンテ) 演出 | 作画監督 | 美術 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | キックオフ | 武上純希 | 西尾大介 | 遠藤明夫 | 藤田勉 | 1993年 11月7日 |
2 | オフサイド | 矢部秋則 | 高橋敏雄 | 田原優子 | 11月14日 | |
3 | エースナンバー | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 渡辺佳人 | 11月21日 | |
4 | ライバル | 川田武範 | 大河原晴男 | 清水哲弘 | 11月28日 | |
5 | レギュラー | 神戸一彦 | 細田雅弘 | 内山正幸 | 田原優子 | 12月5日 |
6 | ゴールキーパー | 角銅博之 | アベ正己 | 横山千草 | 12月12日 | |
7 | チームプレー | 武上純希 | 矢部秋則 | 茅野京子 | 渡辺佳人 | 12月19日 |
8 | チャンス | 神戸一彦 | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 清水哲弘 | 12月26日 |
9 | ペナルティ・キック | 西尾大介 | 高橋敏雄 | 田原優子 | 1994年 1月9日 | |
10 | トライアングル | 武上純希 | 貝澤幸男 | 八島善孝 | 横山千草 | 1月16日 |
11 | デコイラン | 川田武範 | 荒木伸吾 | 渡辺佳人 | 1月23日 | |
12 | ストライカー | 神戸一彦 | 吉沢孝男 | アベ正己 | 清水哲弘 | 1月30日 |
13 | レフト | 角銅博之 | 茅野京子 | 田原優子 | 2月6日 | |
14 | ベストエイト | 武上純希 | 細田雅弘 | 内山正幸 | 横山千草 | 2月13日 |
15 | アイコンタクト | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 渡辺佳人 | 2月20日 | |
16 | シークレット・ウェポン | 神戸一彦 | 貝澤幸男 | 高橋敏雄 | 清水哲弘 | 2月27日 |
17 | カウンターアタック | 川田武範 | 堀澤聡志 | 田原優子 | 3月6日 | |
18 | レジェンド | 武上純希 | 西尾大介 | 荒木伸吾 | 横山千草 | 3月13日 |
19 | サドンデス | 吉沢孝男 | アベ正己 | 渡辺佳人 | 3月20日 | |
20 | レクイエム | 角銅博之 | 茅野京子 | 清水哲弘 | 3月27日 | |
21 | ニューフェイス | 神戸一彦 | 貝澤幸男 | 八島善孝 | 田原優子 | 4月3日 |
22 | プロポーズ | 武上純希 | 細田雅弘 | 高橋敏雄 | 藤田勉 | 4月10日 |
23 | イエローカード | 神戸一彦 | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 横山千草 | 4月17日 |
24 | スタート | 武上純希 | 川田武範 | アベ正己 | 渡辺佳人 | 4月24日 |
25 | ユニフォーム | 神戸一彦 | 角銅博之 | 飯島弘也 | 藤田勉 | 5月1日 |
26 | マドンナ・シュート | 武上純希 | 貝澤幸男 | 茅野京子 | 清水哲弘 | 5月8日 |
27 | レッドカード | 神戸一彦 | 吉沢孝男 | 八島善孝 | 田原優子 | 5月15日 |
28 | マネージャー | 武上純希 | 角銅博之 | 菊池城二 | 藤田勉 | 5月22日 |
29 | ハットトリック | 神戸一彦 | 細田雅弘 | 高橋敏雄 | 横山千草 | 5月29日 |
30 | インターセプト | 武上純希 | (鈴木吉男) 高田淳 | 滝川和男 | 渡辺佳人 | 6月5日 |
31 | マイウェイ | 西尾大介 | 飯島弘也 | 藤田勉 | 6月12日 | |
32 | テクニシャン | 神戸一彦 | 川田武範 | アベ正己 | 清水哲弘 | 6月19日 |
33 | ドリーム | 貝澤幸男 | 茅野京子 | 田原優子 | 6月26日 | |
34 | マジシャン | 武上純希 | 角銅博之 | 伊東美奈子 | 藤田勉 | 7月3日 |
35 | トリック | 細田雅弘 | 高橋敏雄 | 横山千草 | 7月10日 | |
36 | Jリーグ | 吉沢孝男 | 八島善孝 | 渡辺佳人 | 7月17日 | |
37 | スポットライト | (貝澤幸男) 鈴木吉男 | 滝川和男 | 藤田勉 | 7月31日 | |
38 | フラッシュパス | 神戸一彦 | 西尾大介 | 飯島弘也 | 清水哲弘 | 8月7日 |
39 | ミサンガ | 武上純希 | 川田武範 | 菊池城二 | 田原優子 | 8月14日 |
40 | ファイナル | 神戸一彦 | 貝澤幸男 | アベ正己 | 藤田勉 | 8月21日 |
41 | ボクサー | 武上純希 | 角銅博之 | 伊東美奈子 | 横山千草 | 8月28日 |
42 | イーブン | 神戸一彦 | 細田雅弘 | 高橋敏雄 | 渡辺佳人 | 9月4日 |
43 | カウンターシュート | 吉沢孝男 | 茅野京子 | 藤田勉 | 9月11日 | |
44 | チャレンジ | 武上純希 | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 清水哲弘 | 9月18日 |
45 | ミラクルチーム | 貝澤幸男 | 飯島弘也 | 田原優子 | 9月25日 | |
46 | オーディション | 川田武範 | 竹内哲也 | 藤田勉 | 10月2日 | |
47 | オールスターズ | 神戸一彦 | 角銅博之 | アベ正己 | 横山千草 | 10月9日 |
48 | カイザー | 細田雅弘 | 伊東美奈子 | 渡辺佳人 | 10月16日 | |
49 | リベロ | 吉沢孝男 | 高橋敏雄 | 藤田勉 | 10月23日 | |
50 | マジックシザーズ | 武上純希 | 貝澤幸男 | 菊池城二 | 清水哲弘 | 10月30日 |
51 | キス | 神戸一彦 | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 田原優子 | 11月6日 |
52 | プロミス | 武上純希 | 川田武範 | 竹内哲也 | 藤田勉 | 11月13日 |
53 | ウルフ | 角銅博之 | アベ正己 | 渡辺佳人 | 11月20日 | |
54 | オフサイドトラップ | 神戸一彦 | 細田雅弘 | 伊東美奈子 | 藤田勉 | 11月27日 |
55 | バイシクルシュート | 吉沢孝男 | 高橋敏雄 | 田原優子 | 12月4日 | |
56 | ラストステージ | 武上純希 | 貝澤幸男 | 菊池城二 | 藤田勉 | 12月11日 |
57 | ラブレター | 鈴木吉男 | 滝川和男 | 横山千草 | 12月18日 | |
58 | トゥモロー | 貝澤幸男 | 飯島弘也 | 藤田勉 | 12月25日 |
この節の加筆が望まれています。 |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | ネット状況 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ | 1993年11月7日 - 1994年12月25日 | 日曜 9:00 - 9:30 | フジテレビ系列 | 制作局 | |
北海道 | 北海道文化放送 | 同時ネット | ||||
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | |||||
宮城県 | 仙台放送 | |||||
新潟県 | 新潟総合テレビ | |||||
石川県 | 石川テレビ | |||||
広島県 | テレビ新広島 | |||||
福岡県 | テレビ西日本 | |||||
近畿広域圏 | 関西テレビ | 1993年11月7日 - 不明 不明 | 日曜 9:00 - 9:30 日曜 9:30 - 10:00 | 遅れネット ↓ 同時ネット | [注 5] | |
佐賀県 | サガテレビ | |||||
長崎県 | テレビ長崎 | |||||
長野県 | 長野放送 | 1993年11月7日 - 1994年12月25日 | 日曜 9:30 - 10:00 | 遅れネット | ||
静岡県 | テレビ静岡 | 1993年11月12日 - 1995年1月6日 | 金曜 17:30 - 18:00 | |||
富山県 | 富山テレビ | 1994年9月時点 1994年11月時点 | 土曜 6:00 - 6:30[158] 木曜 16:30 - 17:00[159] |
|||
福井県 | 福井テレビ | 1994年5月時点 | 月曜 16:30 - 17:00[160] | |||
山梨県 | テレビ山梨 | 1995年10月時点 | 日曜 6:10 - 6:40[161] | TBS系列 |
フジテレビ 日曜 9:00 - 9:30 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
蒼き伝説 シュート!
(1993年11月7日 - 1994年12月25日) ※本作よりアニメ枠 |
空想科学世界ガリバーボーイ
(1995年1月8日 - 12月24日) |
1994年冬東映アニメフェアで映画化された。1994年12月4日、全国東映系公開。上映時間30分。同時上映は『劇場版美少女戦士セーラームーンS』と『おさわが!スーパーベビー』。
2022年7月から9月までAT-Xほかにて放送された[162]。ストーリーは完全オリジナルであり、弱体化した掛川高校に通う主人公・辻秀人や「世界の闘将」と呼ばれるようになった神谷が中心となる[163]。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
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第1話 | 烏合 | 広田光毅 | 中村憲由 |
| 秋山由樹子 | 2022年 7月2日 |
|
第2話 | 負け犬集団 | 山本径子 | 永井泰平 | 7月9日 | |||
第3話 | 去る者 | 北村淳一 |
| 秋山由樹子 | 7月16日 | ||
第4話 | 揺れる | いよく直人 | 熨斗谷充孝 |
| 永井泰平 | 7月23日 | |
第5話 | 旧友 | 中村憲由 | 中村憲由 |
| 谷津美弥子 | 7月30日 | |
第6話 | ナポリタン | 広田光毅 | 前屋俊広 |
| 永井泰平 | 8月6日 | |
第7話 | 合宿 | 金杉弘子 | 北村淳一 |
|
| 8月13日 | |
第8話 | 糸 | 中村憲由 | 熨斗谷充孝 |
| 永井泰平 | 8月20日 | |
第9話 | 崩壊 | 藤本冴香 | 今中菜々 |
| 秋山由樹子 | 8月27日 | |
第10話 | 空虚 | 高林久弥 | 寒竹清隆 |
| 永井泰平 | 9月3日 | |
第11話 | 左足 | いよく直人 | 中村憲由 | 中村憲由 |
| 杉村苑実 | 9月10日 |
第12話 | 孤高 | 広田光毅 | 熨斗谷充孝 |
| 永井泰平 | 9月17日 | |
第13話 | 始まり |
|
|
|
| 9月24日 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [168] | 備考 |
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2022年7月2日 - 9月24日 | 土曜 23:30 - 日曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / 字幕放送[169] / リピート放送あり |
2022年7月3日 - 9月25日 | 日曜 22:00 - 22:30 | TOKYO MX | 東京都 | |
2022年7月4日 - 9月26日 | 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) | テレビ静岡 | 静岡県 | リピート放送あり |
2022年7月5日 - 9月27日 | 火曜 1:59 - 2:29(月曜深夜) | 読売テレビ | 近畿広域圏 | 『MANPA』第1部 |
2022年7月6日 - 9月28日 | 水曜 23:30 - 木曜 0:00 | BS日テレ | 日本全域 | 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
2022年7月7日 - 9月29日 | 木曜 0:30 - 1:00(水曜深夜) | BSフジ | 日本全域 | 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメギルド』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
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2022年7月3日 | 日曜 22:00 更新 | ひかりTV |
2022年7月8日 | 金曜 22:00 更新 |
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2022年7月10日 | 日曜 22:00 更新 | |
日曜 22:30 - 23:00 | ニコニコ生放送 | |
2022年7月12日 | 月曜 更新 | auスマートパスプレミアム |
2022年7月14日 | 木曜 12:00 更新 | HAPPY!動画 |
1994年3月12日、松竹系にて公開された。男性アイドルグループSMAPがメインで、監督は大森一樹である。
撮影に使用されたのは原作の掛川市の高校ではなく、当時新設校であった神奈川県の公文国際学園。舞台挨拶も東京都区部の松竹系映画館で実施された(なお、当時の掛川市には映画館がなかった)。
2006年秋頃、ホットペッパーのTVCMに、この作品の映像が使われた。
2010年1月4日には『SMAP伝説の映画「シュート!」 スマスマ史上最大の生放送直前一挙公開SP』として、15:00 - 17:54(JST)[170] にフジテレビと一部系列局でHDリマスター版が放送された。ただし、映画自体の放送は15:10 - 17:18までで、その前後には同日放送された『SMAP×SMAP '10 史上最大4時間半生放送! 新春ドリームスペシャル』の事前番組を放送。
なお、本作には1996年にSMAPから脱退し、グループ活動末期まで長年テレビでメンバー当時の姿が映されることすらなかった森且行が出演しているが、上記の再放送では出演シーンはカットされず、DVDも発売されている。
いずれもアニメを題材とし、『蒼き伝説シュート!』のタイトルで発売された。スーパーファミコン版は原作通りのシナリオモードがメインで、原作ではダイジェスト的に済まされた試合も含め原作通りの対戦が組まれている。必殺シュートは時間周期で打てる方式で、アニメーションも挿入された。夏の大会では、「11人抜き」の場面はオートで行なわれ、決勝の藤田東戦は前半のみプレーしたあと自動的に敗退する。冬の選手権の静岡予選を優勝した所でクリアとなる。 ゲームボーイ版の内容は原作の冬の県大会編に相当するが、馬堀の代わりに久保を使用することもできる。セーブ機能は一切なく、パスワードでコンティニューする形式になっており、試合ごとに異なっている。試合前に特訓と称したミニゲームがあり、クリアすると必殺技の使用回数が一回増える。
タイトルを冠した上記の作品以外に、PlayStation版『コンビネーションプロサッカー Jリーグの監督になって世界をめざせ!』に、作中のユース代表ドイツ遠征メンバーのうち背番号の分かっている14名と、久保、馬堀の16名が実名で登場している。
本作とコラボレーションしたシナリオ「シュート!掛川高校」が2017年7月5日から配信されている。シナリオでは期間限定ルートや期間外でもデッキによっては、原作とは違い久保が生存している状態で全国制覇を目指すことが可能である。
本作の漫画・アニメのキャラクターがコラボカードとして登場した。
2019年2月に無料通話アプリ「BEAT」にて配信されている[171]。吹き出しのテキストと音声は多国語に対応している[172]。
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