Loading AI tools
CBCテレビのバラエティ番組 (1998-2014) ウィキペディアから
『鶴瓶のスジナシ』(つるべのスジナシ)は、1998年10月から2014年6月まで中部日本放送→CBCテレビで放送されていたエチュード(即興ドラマ)番組、トーク番組、バラエティ番組である。舞台化やライブビューイングもされている。
笑福亭鶴瓶と一人のゲスト俳優が1つのセット内でエチュード(即興ドラマ)を十数分間演じ、収録したドラマを見ながら反省会(プレビュートーク)を行う[1]。収録当日までゲストが誰なのかは伏せられる。2011年4月より中井美穂が番組進行役に加わり、反省会にも参加した。
BS-i(現・BS-TBS)での放送があったことから、地上波でも2001年4月(板尾創路の出演回)から、プレビュートークのみハイビジョン放送されていた[2]。2003年7月(大沢樹生の出演回)からは、即興ドラマもハイビジョンとなった。
番組開始のきっかけは、『ミッドナイト東海』(鶴瓶がパーソナリティを務めていた東海ラジオの深夜番組)に携わっていたサンデーフォーク(CBCと同じく名古屋市に本社を置くイベント運営・番組制作会社)の初代社長・井上隆司が、全国的な活躍ゆえに在名局でレギュラー番組を持っていなかった鶴瓶に対して、「そろそろ名古屋で何か(番組を)やってよ」と打診したことにある。『ミッドナイト東海』のような中高生向けの番組を企画する前提での打診だったが、鶴瓶から「今は役者(俳優)さんに私生活を訊く番組が多いけど、ちゃんとしたインタビュー番組がない。役者と一緒に演技してから、その演技について会話ができるような番組はできないか?」と提案されたことを受けて、企画を変更した[3]。井上は最初に東海テレビ(東海ラジオの関連会社)へ企画を持ち掛けたものの、実現に至らなかったため、競合局に当たるCBCが企画を受け入れたという。
制作局のCBCを基に記す。
※ 中井は2011年4月からの出演。
2004年12月23日(鶴瓶の誕生日)放送分はゲストに妻夫木聡、設定立案に宮藤官九郎が担当し初めてTBSでも放送された。その日の『はなまるマーケット』の「はなまるカフェ」には鶴瓶がゲストとして登場した。
この番組は一時期、BS-i(現:BS-TBS)でも放送されていた(その時期、BS-iからも「共同制作」ということで番組予算が出ており、これにより番組打ち切りの危機を切り抜けたとされる[誰によって?][要出典])。2005年9月からはTBSチャンネルで放送されている(スカパー!HDと一部ケーブルテレビ局での配信はハイビジョン放送。スカパー!e2は16:9フルサイズのSD放送。スカパー!SDと一部ケーブルテレビ局での配信(4:3ノーマルサイズ)はレターボックスの状態で放送)。また、地上波でも東京以外の地域では、毎日放送で2000年4月から10月頃まで[いつ?]、信越放送で過去に不定期で放送されていた経緯があり、北海道放送では2005年12月31日、2006年12月29日、2007年12月31日に放送(それ以降も不定期放送は現在に至るまで何度か行っている)、静岡放送でも2010年9月頃に放送されるなど、BS・CS・一部地域の地上波で事実上全国規模での放送となった。
2009年4月18日(17日深夜)からは、TBSでもレギュラー番組として正式にネットされることとなった。
下記の局と時間帯で放送されており、いずれもTBS系列。
放送対象地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送開始日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 水曜 0:55 - 1:55 (火曜深夜、2011年2月まで) 水曜 0:55 - 1:59 (火曜深夜、2011年3月) 水曜 0:25 - 0:55 (火曜深夜、2011年4月 - 2013年3月) | 1998年10月 | 製作局 |
青森県 | 青森テレビ (ATV) | 火曜 23:50 - 水曜 0:20 (2011年4月 - 2011年9月) | 2011年4月26日 | 14日遅れ |
宮城県 | 東北放送 (TBC) | 金曜 0:05 - 0:35 (木曜深夜、2011年4月 - 2011年9月) 火曜 0:55 - 1:25 (月曜深夜、2011年10月 - 2012年3月) 水曜 1:10 - 1:40 (火曜深夜、2012年4月) | 2011年4月29日(28日深夜) | 16日遅れ |
関東広域圏 | TBSテレビ (TBS) | 土曜 2:55 - 3:55 (金曜深夜、2009年4月 - 2010年3月) 木曜 1:55 - 2:55 (水曜深夜、2010年4月 - 2011年3月) 木曜 1:25 - 1:55 (水曜深夜、2011年4月 - 2011年9月) 水曜 1:25 - 1:55 (火曜深夜、2011年10月 - 2013年3月) | 2009年4月18日(17日深夜) | 1時間遅れ |
長野県 | 信越放送 (SBC) | 火曜 0:45 - 1:25 (月曜深夜、2011年4月 - 2012年4月) | 2011年4月15日(14日深夜) | 13日遅れ |
富山県 | チューリップテレビ (TUT) | 木曜 0:35 - 1:35 (水曜深夜、2010年4月 - 2010年9月) | 2010年4月29日(28日深夜) | |
高知県 | テレビ高知 (KUTV) | 土曜 15:30 - 16:00 | 9月までは[いつ?]木曜 0:20 - 0:58 (水曜深夜) | |
宮崎県 | 宮崎放送 (MRT) | 月曜 0:50 - 1:20 (日曜深夜、2011年4月 - 2013年4月) | 2011年4月25日(24日深夜) | 12日遅れ |
番組中、頻繁に「CBC スジナシ[検索]」というテロップが表示される。
製作著作ロゴは「中部日本放送」表記ではなく、2011年3月以前にはローカル放送時のみ使用していた「CBC」表記のロゴだった。また、BS-i(現BS-TBS)と共同制作であった時期にはBS-iのロゴも併記されていた。持株会社化に伴うテレビ部門分社化により、2014年4月以降は「CBCテレビ」表記に変更されている。
2012年2月21日放送分では、CBC・TBSともに字幕放送が行われた。4月から[いつ?]正式に字幕放送を実施。
[いつ?]
放送対象地域 | 放送局 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 水曜 0:33 - 1:03 (火曜深夜) | 製作局 4月に[いつ?]放送時間を変更 |
関東広域圏 | TBSテレビ (TBS) | 水曜 1:28 - 1:58 (火曜深夜) | 4月に[いつ?]放送時間を変更 |
福島県 | テレビユー福島 (TUF) | 火曜 0:58 - 1:28 (月曜深夜) | 4月1日に[いつ?]放送時間を変更 |
静岡県 | 静岡放送 (SBS) | 金曜 0:25 - 0:55 (木曜深夜) | |
広島県 | 中国放送 (RCC) | 木曜 0:58 - 1:28 (水曜深夜) | |
山口県 | テレビ山口 (TYS) | 月曜 0:50 - 1:20 (日曜深夜) | |
福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) | 火曜 1:58 - 2:28 (月曜深夜) |
レギュラー放送時に舞台版の「劇場スジナシ」が行われ、何度かTVで放送された。レギュラー放送は終わったがこの舞台はほぼ毎年行われ、2015年以降はTBSで放送されており、Vol.5以降はparaviなどで配信されている(2023年現在)
勝村政信・牧瀬里穂・八嶋智人の3名が登場している[いつ?](過去のスタジオによるスジナシ経験者)。これについてはスタジオ観覧のように無料招待(名古屋の名古屋市芸術創造センターで収録)という形をとっている。これらはレギュラー放送内で放送された
関東地区の要望に応えて2006年3月29日 - 3月31日に、糸井重里(スジナシの御意見番、ほぼ日刊イトイ新聞)の協力により東京・新宿「紀伊國屋ホール」で初の関東の「スジナシ」が行われた。ただしこちらは入場料を要した。なおゲストはいつもどおり当日まで分からない。チケットの一般発売後「ほぼ日刊イトイ新聞」にてスジナシ応援団が募集され、ほぼ日読者の中から各日10名が招待されたがドイツ、ベルギーから観覧に来た客もいた。 っこの模様は、2006年6月2日と7月5日に広末涼子の回がWOWOWにて放送された(イッセー尾形、生瀬勝久の回はダイジェストで放送)。また8月にDVDも発売されている。
2014年7月9日 - 7月11日に名古屋の名鉄ホールで「劇場スジナシ」が行われた。これは6月の番組レギュラー終了後初の舞台となる。
2015年3月2日 - 3月4日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.1 Supported by TOYOTOWN ICE GARDEN」と題して行われる。また同公演の模様は、全国の映画館にライブビューイングとして生中継される。
2015年9月1日 - 9月3日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.2」と題して上演[4]。また同公演の模様は、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2016年2月10日 - 2月12日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.3」として上演[5]。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2016年9月12日 - 9月14日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.4」として上演[6]。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2017年2月27日 - 3月1日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.5」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2017年9月11日 - 9月13日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.6」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2018年2月26日 - 2月28日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.7」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2018年9月10日 - 9月12日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.8」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2019年2月25日 - 2月27日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.9」として上演。、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された[7][8][9]。
2019年9月9日 - 9月11日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.10」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2020年2月24日 - 2月26日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.11」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2020年9月7日 - 9月9日に東京で「スジナシBLITZシアターVol.12」として上演。また同公演の模様は、前回と同様、3日間とも公演当日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2021年2月26日 - 2月28日に東京で「スジナシ世田谷パブリックシアターVol.13」として上演。また同公演の模様は、3月8日 - 3月10日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2021年10月4日 - 10月6日に東京で「スジナシシアターVol.14」として上演。また同公演の模様は、10月11日 - 10月13日の深夜(翌日未明)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2022年5月27日 - 5月29日に東京で「スジナシシアターVol.15 in シアター1010」として上演。なお、オンライン配信も行われた[11][12]。また同公演の模様は、6月7日(6日深夜) - 6月9日(8日深夜)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2023年2月8日 - 2月10日に東京で「スジナシシアターVol.16」として上演。なお、オンライン配信も行われた。また同公演の模様は、2月21日(20日深夜) - 2月23日(22日深夜)にTBSテレビ(関東ローカル)で録画放送された。
2024年6月29日 - 7月1日に東京で「スジナシシアターVol.17」として上演。
発売元は中部日本放送、販売元は第1弾(2004年)から第5弾(2005年)まではコロムビアミュージックエンタテインメント、2009年以降はアニプレックスとなっている。収録順と放送順は関係しておらず、ランダムとなっている。
各編とも30分時代(2000年9月、#96以前)の作品を2作、60分時代の作品を1作ずつ収録している。
以降は30分時代の作品を1作、60分時代の作品を3作ずつ収録している。
一弾目は東京コロムビア。それ以降は発売元がTBSで販売元は株式会社アニプレックス。詳細は「劇場スジナシ」の項を参照。
大竹しのぶ出演回において、第48回日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント部門優秀賞、及び平成11年度JNNネットワーク協議会賞 娯楽番組部門 奨励賞を受賞。
2021年4月1日よりyoutube「鶴瓶のスジナシ【公式】」にて名作・傑作選の公開が開始。毎週金曜日に一話ずつ追加されている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.