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栃木県の市 ウィキペディアから
おおたわらし 大田原市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 栃木県 | ||||
市町村コード | 09210-0 | ||||
法人番号 | 9000020092100 | ||||
面積 |
354.36km2 | ||||
総人口 |
69,712人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 197人/km2 | ||||
隣接自治体 |
那須塩原市、さくら市、矢板市、那須郡那須町、那珂川町 茨城県久慈郡大子町 福島県東白川郡棚倉町 | ||||
市の木 | イチョウ | ||||
市の花 | キク | ||||
他のシンボル |
市の鳥:ウグイス・ヒバリ 市の魚:ミヤコタナゴ | ||||
大田原市役所 | |||||
市長 | 相馬憲一 | ||||
所在地 |
〒324-8641 栃木県大田原市本町1丁目4番1号 北緯36度52分15秒 東経140度00分57秒 大田原市役所本庁舎(2024年2月) | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
松尾芭蕉「奥の細道」と縁の深い地として知られており、市の中央を流れる那珂川や八溝山系の里山など自然豊かな地域である。雲巌寺、栃木県なかがわ水遊園、日帰り温泉など観光資源も多い。1954年(昭和29年)市制施行。
栃木県の北東部に位置。東京から北に約150キロメートル、県庁所在地の宇都宮市からは車で約1時間。東西に長い形状を呈しており、市境の東側は県境として茨城県及び福島県と接している。県東部には八溝山地が茨城県との県境に沿って延びるが、中央部-西部にかけては那須野が原扇状地の扇端付近にあたる平地が広がる。一方河川では、市東部を南北に縦断する那珂川、市南部を東西に横断する箒川がある。大田原市街を流れる伏流河川・蛇尾川は、市南部の福原地区付近で箒川に注ぎ、さらに箒川は佐良土の箒橋付近で那珂川へ注いでいる。
市西端部の野崎地区には東北本線 (JR宇都宮線)が通じており、野崎駅 (東京起点146.6 km)が設置されている。道路網では国道400号・国道461号が、大田原市街の中心で交差し東西南北へ延びる。その他黒羽市街、湯津上市街を縦断し那須烏山市方面へ通じる国道294号は、市内を那珂川に沿って延び、野崎地区には国道4号が南北に縦断する。
野崎地区は、距離的には、最寄りの大田原市役所本庁舎よりも、那須塩原市役所西那須野支所の方が近い。
NHKローカル天気予報では、宇都宮・日光と共に大田原の天気予報が流される。
大田原(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 18.0 (64.4) |
21.5 (70.7) |
24.7 (76.5) |
29.9 (85.8) |
34.0 (93.2) |
37.8 (100) |
37.8 (100) |
37.3 (99.1) |
35.0 (95) |
30.8 (87.4) |
24.0 (75.2) |
22.9 (73.2) |
37.8 (100) |
平均最高気温 °C (°F) | 7.4 (45.3) |
8.5 (47.3) |
12.1 (53.8) |
17.6 (63.7) |
22.3 (72.1) |
25.0 (77) |
28.4 (83.1) |
29.8 (85.6) |
26.0 (78.8) |
20.5 (68.9) |
15.1 (59.2) |
9.9 (49.8) |
18.6 (65.5) |
日平均気温 °C (°F) | 1.7 (35.1) |
2.6 (36.7) |
5.9 (42.6) |
11.3 (52.3) |
16.5 (61.7) |
20.0 (68) |
23.5 (74.3) |
24.4 (75.9) |
20.8 (69.4) |
15.1 (59.2) |
9.1 (48.4) |
4.0 (39.2) |
12.9 (55.2) |
平均最低気温 °C (°F) | −3.4 (25.9) |
−2.7 (27.1) |
0.2 (32.4) |
5.5 (41.9) |
11.4 (52.5) |
15.9 (60.6) |
19.9 (67.8) |
20.7 (69.3) |
16.8 (62.2) |
10.4 (50.7) |
3.6 (38.5) |
−1.2 (29.8) |
8.1 (46.6) |
最低気温記録 °C (°F) | −16.4 (2.5) |
−11.9 (10.6) |
−9.5 (14.9) |
−5.5 (22.1) |
2.0 (35.6) |
7.7 (45.9) |
9.0 (48.2) |
12.2 (54) |
6.2 (43.2) |
0.1 (32.2) |
−5.9 (21.4) |
−8.9 (16) |
−16.4 (2.5) |
降水量 mm (inch) | 34.9 (1.374) |
34.8 (1.37) |
84.0 (3.307) |
108.3 (4.264) |
139.4 (5.488) |
172.4 (6.787) |
235.8 (9.283) |
235.7 (9.28) |
209.6 (8.252) |
160.5 (6.319) |
71.0 (2.795) |
39.5 (1.555) |
1,522.6 (59.945) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 4.3 | 4.8 | 8.2 | 10.0 | 11.3 | 14.3 | 15.7 | 13.4 | 12.7 | 10.1 | 6.7 | 4.5 | 116.1 |
平均月間日照時間 | 193.5 | 185.5 | 194.1 | 189.1 | 183.2 | 129.6 | 128.5 | 148.0 | 120.3 | 139.9 | 161.5 | 180.3 | 1,953.4 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[1] |
『手にすくう水もなし』と詠われた荒れ地那須野が原(扇状地)の中にあって、大田原市は扇端湧水地帯付近に位置し比較的水の便に恵まれている。そのため古くより奥州街道の宿場町として繁栄し、また戦国時代より続いた大田原氏の居城・大田原城の城下町でもあった。旧市街地には城下町時代の往時を偲ばせる、敵の来襲に備えた狭い道、鍵型に曲がった道などの面影が随所に残る。栃木県北地域の政治経済文化の中心的役割を担ってきたと言える。
※ 一部 大田原市ホームページ より要約
この節の加筆が望まれています。 |
大田原市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 大田原市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 大田原市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
大田原市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
定数21人[2]
3217億4千6百万円(2013年度)
米の生産高は栃木県内随一。2004年の生産高は4万tあまりと、宇都宮市や那須塩原市の2万7千tをも大きく上回った。また、当市を中心に生産される軟白ネギ「白美人ねぎ」は、その食味において市場の高い評価を受けている。他にイチゴやブルーベリー、梨など果実類の生産にも注力している。
昔生産が盛んだった唐辛子の栃木三鷹(とちぎさんたか)を使っての町おこしも行っている。農林水産省の 地域特産野菜生産状況調査(平成24年・平成26年・平成28年)より大田原市の唐辛子生産量が市町村別で日本一になり、2019年6月24日に唐辛子生産量日本一宣言を行った。なお、農林水産省の 地域特産野菜生産状況調査(平成30年)では県別、市町村別で生産量日本一となった。
高級国産牛肉の大田原牛は、市内に本拠を構える大田原牛超(大黒屋総本家)の登録商標である。必ずしも地産ブランドではない。
東武宇都宮百貨店大田原店をはじめ、都市計画道路3.3.1号線沿線を中心に大規模小売店の集中が目立ち、県北地域における一大商業施設集積地となりつつある。
自然環境との調和のとれた「田園工業都市」構想を旗印に、市内4ヶ所の工業団地(野崎、野崎第二、中田原、品川台)を中心とした企業誘致を推進している。特に、国道4号沿いに位置する野崎地区には、キヤノンメディカルシステムズ、富士通、大日本塗料、栄研化学、川田工業、日本フエルトといった大手上場企業またはそのグループ企業の集積が目立っている。
他の地区では、資生堂、富士電機機器制御、JUKI、栃木ニコン、エス・オー・シー、JFE建材フェンスといった企業の工場が操業している。
郵便番号は以下が該当する。3集配局が集配を担当する。
市内全域が大田原MAの管轄となり、市外局番は「0287」。収容局は以下の3ビルが該当し、市内局番は以下の通り。
※後述の東野鉄道が廃止された以降は、市内に唯一存在する鉄道駅となっている。ただし市中心部からは離れており、JTB時刻表でも市の中心駅とは記載されていない。市の中心街は西那須野駅が最寄りとなる。
以下は 廃止路線である。
2012年4月より、それまで市営バスとして運行されていた一部路線が東野交通に移管され、合併により関東自動車の路線となった。
大田原市の前身である那須郡大田原町の道路元標は、大田原地内府県道佐久山大田原と大田原芦野線分岐点、現在の金燈籠交差点に位置した。[5]
市内には屋島の戦いの英雄として知られる武将・那須与一の墓所や、俳聖・松尾芭蕉が滞在し立ち寄った史跡などが存在する。これらの人物ゆかりの地として催しなどの町おこしも行われている。
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