国際医療福祉大学
栃木県の私立大学 ウィキペディアから
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国際医療福祉大学(こくさいいりょうふくしだいがく、英語: International University of Health and Welfare)は、日本の私立大学。栃木県大田原市に本部を置く学校法人国際医療福祉大学によって運営されている。略称は「国福大」
国際医療福祉大学 | |
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晩秋の大田原キャンパス (落葉の絨毯) | |
大学設置/創立 | 1995年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人国際医療福祉大学 |
本部所在地 |
栃木県大田原市北金丸2600番地1号 北緯36度52分12.79秒 東経140度4分9.14秒 |
キャンパス | |
学部 | |
研究科 | |
ウェブサイト | https://www.iuhw.ac.jp/ |
医療福祉専門職の養成とその地位向上をめざし、「日本初の医療福祉を専門とする総合大学」として、1995年(平成7年)に、栃木県大田原市に設立された。キャンパスは栃木県、千葉県、東京都、神奈川県に1か所ずつと福岡県に2か所の合計6キャンパスあり、本部のある栃木県を始め、千葉県、東京都、静岡県に合計7つの病院がある(関連法人の運営するものは除いた合計値)。
卒業生(国家試験合格者)は社会福祉協議会や医療機関、社会福祉施設などの社会福祉・医療分野や、行政、企業等の分野に就職している。
福岡県にもキャンパスがあるが、これは現在の福岡県大川市に元々あった眼科の医院が総合病院(グループの法人である医療法人社団高邦会による運営)となり、高邦会が国際医療福祉大学の設置母体となったことによる[注釈 1]。このため、この大学と福岡県にある学校法人高木学園(この大学同様、高邦会が母体)、複数の医療法人・社会福祉法人などとともに「国際医療福祉大学・高邦会グループ」を構成する。
2016年4月、成田看護学部と成田保健医療学部の2学部からなる成田キャンパスが京成本線公津の杜駅前に開設[1]、2017年4月には医学部が新設された[2]。
2018年4月、東京赤坂キャンパスを開設。赤坂心理・医療福祉マネジメント学部の新設とあわせ、大学院のキャンパスを東京・青山から移転拡充した。
医療費抑制政策の一環として、日本国政府は1980年(昭和55年)から、医学部の新設を認めなかった[3]。成田キャンパスの医学部は、国家戦略特区制度により新設が認められた[4][広報 1]。成田市は、新東京国際空港(成田空港)の地元という立地を生かした「医科系大学及び成田国際空港を核とした医療産業集積構想」を策定し、国家戦略特区による医療学園都市構想を提案していた[広報 2]。この構想の一部として、国際医療福祉大学が「国際医療福祉大学医学部設置準備委員会」を設立して医学部新設を検討した[広報 3]。
成田市が取得の市有地を無償貸与して[5]補助金45億円を負担し[6]、千葉県が補助金35億円を負担して[6]、2017年(平成29年)4月に医学部が開設した[2]。2020年には39科640床規模の国際的な附属病院もオープンした[7][広報 4]。
国際性を重視する特区認定の趣旨により、医学部は定員140人のうち20人が留学生枠。1年生後期から2年生にかけて、ほとんどの授業が英語で行われる。さらに6年次には4週間以上の海外臨床実習を義務付けるカリキュラムで、約30の国・地域に協力施設を確保している[8]。
関連する他の法人による運営のものを含む
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