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日本のサッカークラブ ウィキペディアから
ガイナーレ鳥取(ガイナーレとっとり、英: Gainare Tottori)は、日本の鳥取市、米子市、倉吉市、境港市を中心とする鳥取県全県をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
683-0824 鳥取県米子市安倍1-1[1] |
本店所在地 |
680-0903 鳥取県鳥取市南隈418 |
設立 | 2006年12月28日[2] |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1270001004419 |
事業内容 | サッカークラブの運営 |
代表者 | 代表取締役社長 塚野真樹[1] |
資本金 | 2億1,200万円 (2022年1月期)[3] |
売上高 | 3億8,100万円(2022年1月期)[3] |
営業利益 | ▲6,600万円(2022年1月期)[3] |
経常利益 | ▲6,900万円(2022年1月期)[3] |
純利益 | ▲8,200万円(2022年1月期)[3] |
純資産 | ▲2億4,100万円(2022年1月期)[3] |
総資産 | 2億9,700万円(2022年1月期)[3] |
決算期 | 1月期 |
外部リンク | https://www.gainare.co.jp/ |
特記事項:本社はクラブハウスの所在地を、本店は東部事務所の所在地を示す。 |
1983年に創設された「鳥取教員団サッカー部」が前身で[1]、2007年2月にJリーグ準加盟が承認[2] され、「ガイナーレ鳥取」に改称[1]。2011年にJリーグへ入会した[1]。
チーム名の「ガイナーレ(GAINARE)」は、前身のSC鳥取時代に公募で決まったもので島根県の東部から鳥取県の西部にかけての方言(雲伯方言)で「おおきい」という意味の「がいな」と「大きなチームになれ」との願いを込めて制定された[1]。マスコットは強小戦士 ガイナマンである。
ホームスタジアムはAxisバードスタジアム、練習グラウンドは鳥取市若葉台スポーツセンター、コカコーラウエストスポーツパーク、オールガイナーレYAJINスタジアムである[1][4]。詳細は#スタジアム・練習場の項を参照。
この節の加筆が望まれています。 |
1983年に米子市で創設された「鳥取教員団サッカー部」が前身で、1989年にSC鳥取へ改称した[1]。2001年に日本フットボールリーグへ昇格[1]。2006年12月に運営会社となる株式会社SC鳥取を設立、2007年2月にガイナーレ鳥取へ改称し同月20日にJリーグ準加盟クラブとして承認された[2]。
これを機にホームタウンを米子市から鳥取市、米子市、倉吉市、境港市を中心とする鳥取県全県へ変更した。
監督に元U-20日本代表監督の水口洋次が、ヘッドコーチにタイ代表元監督のヴィタヤ・ラオハクルが就任。開幕より成績が伸びず8月に水口が辞任し、ヴィタヤが監督に就任した。就任2試合目からリーグ戦6試合無敗であったが、終盤に3連敗を喫した。JFL昇格後最多の勝ち点を獲得したものの、14位に終わった。オフには引退、レンタル期間満了も含め13人が退団した。天皇杯では1回戦で佐賀大学に勝利したが、2回戦では鹿屋体育大学に敗れた。
元日本代表の小村徳男など元J1クラブ所属選手や、コン・ハメドやアドゥール・ラッソなどヴィタヤのタイルートを活用した外国人選手など期限付き移籍も含め15人を獲得。
SC鳥取時代を含めてJFL昇格後初の開幕戦勝利を収めたが、以降は怪我人が多く成績も低迷、一時は4位との最大勝点差が14となった。その後、後期16節終了時点で4位との勝点差を2まで縮めたが、後期17節(リーグ最終戦)の流通経済大学戦で敗れ、最終順位は5位に。リーグ終了後に小村が引退。天皇杯は、1回戦でカマタマーレ讃岐に敗れた。
GKシュナイダー潤之介やDF柴村直弥、FW阿部祐大朗やFW梅田直哉ら計7選手を獲得。さらに前年から期限付き移籍で加入していたMF鈴木健児とFW小澤竜己ら5選手を完全移籍で獲得した。
前期は開幕3連勝を含む8戦無敗(6勝2分)、勝ち点30で2位につけたが、シーズン中盤に4連敗。後期に入り、元日本代表のFW岡野雅行、MF奥山泰裕やDF橋内優也を獲得したが2年連続で5位となる。リーグ終了後に3選手が戦力外、期限付き移籍で獲得した3選手が契約満了で退団し、シュナイダーが横浜FCへ移籍した。天皇杯では、2回戦で札幌に敗れた。
ヴィタヤが2009年12月にタイ帰省中に起こした交通事故による怪我が回復せず監督を辞任し、後任に東京V元監督の松田岳夫が就任。ヘッドコーチに中村有が就任した。また、元日本代表の服部年宏や美尾敦、喜多靖、小針清允、内間安路など8人が加入した。
シーズンは開幕14戦無敗(10勝4分)で前期は首位。後期に入り、大分からFW住田貴彦(米子市出身)を期限付き移籍で獲得。
10月3日にアルテ高崎戦(後期10節)に勝利し、J2参入条件の1つであるJFL4位以内が確定した(この高崎戦でJFLチーム通算300試合目、さらにJFLチーム通算100勝を達成)。10月24日に栃木ウーヴァFC(後期12節)を破り、JFL史上最速となる5試合を残してリーグ初優勝を決めた。結局、JFL記録となるホーム戦年間17試合無敗(16勝1分)、ホーム戦14連勝を達成した。
11月29日、Jリーグ臨時理事会でJリーグ入会が全会一致で承認され、鳥取の2011年シーズンからのJ2参入が決定した[7]。天皇杯では、初戦(2回戦)で徳島に敗れた。
戸川健太、鈴木伸貴、多田大介、丁東浩(期限付き移籍)などJリーグ経験者を中心に補強。住田貴彦の期限付き移籍期間も延長した。
3月6日、Jリーグ加盟後の初戦は徳島に敗れた。東日本大震災で中断。中断期間中にサンフレッチェ広島とのチャリーティマッチを行った。試合前、両クラブのサポーターから日本コールが起こった。再開した4月24日の北九州戦に勝利、Jリーグ加盟後初勝利を飾り、6月5日の京都戦でホーム初勝利を挙げた。
夏場に5連敗を喫するなど一時は調子を落としたが、天皇杯2回戦の熊本戦に勝利したり[注 1]、リーグ戦ではJ2上位のコンサドーレ札幌に競り勝った。なお、シーズン成績は8勝7分23敗の19位。
シーズン終了後に松田監督が退任し、3選手が現役を引退した。服部年宏、梅田直哉、多田大介が岐阜へ移籍した(服部・梅田は完全移籍。多田は期限付き移籍)。
監督に松本元監督の吉澤英生が就任。紀氏隆秀を期限付き移籍で、柳楽智和と前年まで大分からの期限付き移籍だった住田貴彦を完全移籍で獲得。大卒新人選手として、杉本拓也(前年特別指定選手)、熊澤圭祐、三浦修が加入し、元コスタリカ代表のケニー・クニンガムとロイ・スミスの2名を獲得した。シーズン途中の7月には、千葉から久保裕一と藤本修司を期限付き移籍にて獲得した。
第4節で京都から初勝利を挙げたが、開幕から10試合で勝利はその1勝のみで第9節、第10節は最下位だった。第12節で最下位を脱したものの、第15節から6連敗、さらに前半戦の最終戦である草津戦での勝利を挟んで後半戦も4連敗とシーズン通して下位に沈み、第34節以降は20位もしくは21位に低迷。最終的には11勝5分26敗、勝ち点38の20位でシーズンを終えた。なお、総失点78(次に多い福岡が68)、得失点差-45(次に多い町田が-33)はJ2ワーストであった。
シーズン終了後、吉澤が監督を退任した。また、チームトップの4得点を挙げた美尾敦と小井手翔太、倉吉市出身の福井理人など引退・レンタル期間満了を含めて16人の選手と来期の契約を結ばない事を発表した。天皇杯では2回戦で草津に勝利したが、3回戦で鹿島に延長の末敗れた。
鳥取OBの小村が監督に就任[8]。また、前監督の吉澤がヘッドコーチに就任した。
柳川雅樹、岡本達也、辻正男、永里源気が完全移籍で、嘉味田隼、横竹翔、田中雄大、武田英二郎、廣田隆治が期限付き移籍で、大卒新人選手として井上亮太が加入。久保裕一が期限付き移籍期間延長で残留。外国人選手は、ブラジル出身のラファエル(5月退団)、レジナルド(5月退団)、ブルーノ(7月退団)と韓国出身の林東賢が加入した。5月には林堂眞と鮫島晃太が期限付き移籍で加入。7月にはブラジル出身のドゥドゥが期限付き移籍、安藤由翔(2014年入団内定)が特別指定選手として加入。8月にはアメリカ出身のオスカーが完全移籍、鳥取市(旧・河原町)出身の谷尾昂也が期限付き移籍で加入した。
開幕から5戦を終えた時点では、2勝3分で2位と好位置につけたものの第4節から第15節まで12試合連続勝ちなし(6分6敗)で19位へ順位を下げた。第16節で当時首位の神戸に勝ち、連続勝ちなしがストップ、続く第17節も勝ち連勝したが直後に4連敗し前半戦最後の第21節終了時点で20位群馬と勝ち点では並ぶものの、JFLとの入れ替え戦の可能性がある21位まで順位を落とす。第23節から6試合連続勝ちなしとなった第28節終了後の8月12日、成績不振により監督の小村を解任、前田浩二が強化部長兼任で後任監督に就任した。しかし、前田の就任後もリーグ、天皇杯いずれも公式戦での勝利を挙げることが出来ず、9月22日、勝点で並び最下位だった岐阜に敗れ、第34節終了時に最下位に転落。41節の北九州戦に敗れたことで鳥取のシーズン最下位が決定した。シーズン最終戦となるホーム千葉戦でも2点をリードしながら追いつかれ引き分け、7月3日の第22節アウェー山形戦に勝利して以降は、公式戦未勝利で最下位に終わった。
J2・JFL入れ替え戦ではJFL2位の讃岐に1分1敗の成績で敗れ、鳥取のJ3リーグへの降格が決定した。結局、前田の監督就任後シーズン終了まで公式戦17試合0勝6分11敗に終わった。
シーズン終了後、前田が監督と強化部長を辞任した。吉野智行、柳楽智和、岡野雅行が現役を引退、チームに11年在籍した実信憲明、チーム最多の10得点を挙げた永里源気、8得点を挙げた久保裕一など引退・レンタル期間満了を含めて18選手が退団した。天皇杯では、2回戦でギラヴァンツ北九州に敗れた。
ピッチ外では、2月24日に米子市のチュウブYAJINスタジアム(チュスタ)で行われたトレーニングマッチ(対ガンバ大阪)において関係機関の許可を得ないまま有償シャトルバスを運行したとして、道路運送法違反の嫌疑で書類送検された(後に起訴猶予処分)[9]。また12月3日には6月19日にクラブ職員が酒気帯び運転をしたとして、鳥取県の公安委員会から10月31日に運転免許取り消しを含む行政処分を受けたことを受け、クラブ運営会社に対してJリーグからけん責(始末書提出)および制裁金100万円の制裁処分が下された[10]。
鳥取県内で唯一J2スタジアム基準を満たしている、鳥取市のAxisバードスタジアム(2008年4月1日-2020年3月31日はとりぎんバードスタジアム)をホームスタジアムとして使用している。2014年のJ3降格以後は、クラブ自前のスタジアムでもあり、J3開催基準を満たす米子市のオールガイナーレYAJINスタジアム(2012年11月1日 - 2022年12月31日はチュウブYAJINスタジアム)も併用している。なお、SC鳥取時代は米子市の東山陸上競技場(どらドラパーク米子陸上競技場:どらパー)をホームスタジアムとしていた。Jリーグ準加盟(2007年)以降の開催スタジアムは「当項目」を参照のこと。
バードスタジアムは収容人員の関係でJ1スタジアム基準を満たしていないため、クラブではスタジアムを管理する鳥取市に観客席の増設を要請している[12] が、クラブの成績と財政問題を勘案して観客席の増設は見送られている。
バードスタジアム開催の際には、スタジアムの駐車場がほとんど無い(イベントスペースとして供出される)ため、千代川倉田スポーツ広場(鳥取市円通寺)およびオフィシャルサプライヤーでもあるグッドヒルの本社(鳥取市吉成)を臨時無料駐車場として開放し、とりスタまでのシャトルバスを運行しているほか、鳥取駅周辺の複数の有料駐車場と提携して、観戦チケットの半券提示で6時間無料駐車サービスなどの施策を行っている[13]。
年度 | 所属 | 合計 入場者数 | 最多入場者数 | 最少入場者数 | 平均 入場者数 | 試合数 | ホームゲーム 開催スタジアム | |||||||
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入場者数 | 相手 | 会場 | 入場者数 | 相手 | 会場 | |||||||||
2007 | JFL | 29,832 | 3,811 | ソニー | 鳥取 | 851 | YKK AP | 鳥取 | 1,755 | 17 | 鳥取10、東山陸4 布勢3 | |||
2008 | 54,682 | 7,117 | 刈谷 | 東山陸 | 1,363 | 栃木 | とりスタ | 3,217 | とりスタ13、東山陸4 | |||||
2009 | 58,128 | 6,188 | Honda | とりスタ | 1,267 | 町田 | 3,419 | とりスタ12、どらパー5 | ||||||
2010 | 59,418 | 9,499 | SAGAWA | 1,837 | ロック | 3,495 | とりスタ13、どらパー4 | |||||||
2011 | J2 | 70,152 | 8,212 | 横浜FC | 1,787 | 草津 | 3,692 | 19 | とりスタ19 | |||||
2012 | 65,786 | 6,629 | 岡山 | 1,363 | 3,133 | 21 | とりスタ21 | |||||||
2013 | 86,033 | 10,096 | G大阪 | 1,530 | 福岡 | 4,097 | とりスタ21[注 2] | |||||||
2014 | J3 | 55,242 | 5,892 | 金沢(20節) | 1,832 | 長野(5節) | 3,069 | 18 | とりスタ13、チュスタ5 | |||||
2015 | 35,953 | 4,013 | 山口(39節) | 1,096 | J-22(15節) | 1,892 | 20 | とりスタ16、チュスタ4 | ||||||
2016 | 28,471 | 3,450 | 大分 | 1,321 | 相模原 | 1,787 | 15 | とりスタ13、チュスタ2 | ||||||
2017 | 24,938 | 2,435 | 栃木 | 573 | 琉球 | 1,559 | 16 | とりスタ13、チュスタ3 | ||||||
2018 | 42,519 | 4,817 | 福島 | 1,302 | 秋田 | 2,657 | ||||||||
2019 | 37,889 | 4,011 | 八戸 | 946 | F東23 | 2,228 | 17 | とりスタ14、チュスタ3 | ||||||
2020 | 13,731 | 1,451 | C大23 | Axis | 0[注 3] | 岐阜 | Axis | 808 | Axis13、チュスタ4 | |||||
2021 | 16,604 | 1,861 | 宮崎 | チュスタ | 739 | YS横浜 | 1,186 | 14 | Axis12、チュスタ2 | |||||
2022 | 29,672 | 3,017 | 鹿児島 | Axis | 646 | 愛媛 | 1,745 | 17 | Axis14、チュスタ3 | |||||
2023 | 43,325 | 5,411 | 松本 | 1,190 | 長野 | 2,280 | 19 | Axis16、チュスタ3 |
練習場はスタジアムに近い鳥取市内の鳥取市若葉台スポーツセンター(鳥取市若葉台北)[1] とコカ・コーラウエストスポーツパーク(鳥取市布勢)[1]、クラブが主な拠点としている米子市内のオールガイナーレYAJINスタジアム(米子市安倍)[1][4] と東山運動公園(米子市東山町)[4] を使用する。
チュスタは 2012年3月30日に着工[14]、同年11月末に完成した、7,390人収容の球技専用スタジアム。ガイナーレの運営会社であるSC鳥取の本社もチュスタのクラブハウス内にあり、2018年現在は基本的にここで練習を行っている[4]。2014年以降はJ3の試合も開催されているが、J2以上の場合は収容人員の規格の問題上チュスタの使用が困難なため、将来的に県西部のサポーターの集客を高めるための交通アクセスの改善、さらには「とりスタを試合の本拠地、チュスタを育成の場」と位置付ける計画も予定している[15]。
なお、チュスタをはじめとするクラブの拠点がある米子市と、試合会場のある鳥取市とは約90㎞離れており、JR特急でも1時間強(米子駅~鳥取駅)、車では約2時間ほどの距離がある。経営面から選手移動を原則として「米子からのバス移動」としていた2017年シーズンは、たとえホームゲームであっても当日の米子市からのバス移動となることから、鳥取市内に前泊するアウェイクラブよりもコンディション面で不利となり、試合内容に影響を及ぼしたこともあったという[16]。
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | 山陰合同銀行 | ごうぎん | 2007年 2023年 - | 2008年 - 2009年はパンツ 2018年 - 2022年は鎖骨左側 2007年 - 2009年は「森を守ろう」表記 2018年 - 2021年は「山陰合同銀行」表記 |
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鎖骨 | 鳥取ガスグループ | enetopia | 2023年 - | 2014年 - 2022年は胸 2014年 - 2016年は「鳥取ガス」表記 2017年は「TOTTORI GAS GROUP」表記 2018年は「鳥取ガス 100th Anniversary -since 1918-」表記 |
大山どり | だいせん 大山どり | 2018年5月[17] - | 右側に表記 | |
背中上部 | 三光 | 三光グループ | 2017年 - | 2017年 - 2021年は袖 (「三光」表記) |
背中下部 | 中海テレビ放送 | 中海テレビ放送 | 2018年 - | |
袖 | 寿製菓 | 因幡の白うさぎ | 2010年 - 2015年 2022年 - | 2016年 - 2021年は背中上部 |
パンツ前面 | アクシス | AXiS | 2017年 - | |
パンツ背面 | 鳥取県情報センター | TIC 鳥取県情報センター | 2022年 - |
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2007 | 森を守ろう | 解禁前 | 吾左衛門寿し | 解禁前 | OUランド ・ホテル | マックスサポート コールサポート | 解禁前 | hummel | |
2008 | 大山黒牛 | - | - | 森を守ろう | |||||
2009 | ガンバロウ鳥取 | PURE CITY | |||||||
2010 | 白バラ牛乳 | 因幡の白うさぎ | 食のみやこ鳥取県 | ||||||
2011 | NANO Optonics Energy | 焼肉 強小亭 | |||||||
2012 | - | ||||||||
2013 | ポプラ | - / 堀田石油 | |||||||
2014 | 鳥取ガス | ポプラ | |||||||
2015 | - | 白バラ | |||||||
2016 | 因幡の白うさぎ | Eco Ring | 白バラ牛乳 | - | |||||
2017 | TOTTORI GAS GROUP | 白バラ牛乳 | 三光 | AXiS | |||||
2018 | 鳥取ガス 100th Anniversary -since 1918- | 山陰合同銀行 | - / だいせん 大山どり | 中海テレビ放送 | |||||
2019 | enetopia | だいせん 大山どり | PUMA | ||||||
2020 | - | ||||||||
2021 | BARCOS | Soccer Junky | |||||||
2022 | ごうぎん | 三光グループ | 因幡の白うさぎ | TIC 鳥取県情報センター | |||||
2023 | ごうぎん | enetopia |
鳥取県内でフリーペーパーなどを作成・発行・配布している株式会社Peebaが発行している「鳥取美少女図鑑」とのコラボレーションにより、2011年7月に10名のPRガールが選ばれ、2012年1月までガイナーレガールとしてホームゲームや各種イベントに出演した[26]。2012年以降もメンバーを入れ替えて選出している。
2017年5月17日に発表があり、メンバーは全員で13名でTV出演、CM出演、雑誌活動、歌手活動、モデル活動などメディア露出に特化し表舞台に立つチーム『Entertainment TEAM』10名(Chelipのメンバーも含まれる)と、ガイナレディーズの活動をより幅広くする為のいわゆる裏方企画考案チーム『Planning TEAM』3名で構成される。
鳥取県米子市出身のシンガーBeijyの1stシングル「光の先へ」(2009年6月リリース)がサポートソングとして選ばれた。Beijy自身もホームゲームイベント等でスタジアムを何度か来訪し本曲を歌ったほか、試合観戦もしている。また、これとは別にスタジアム用のBGMとして、四種のオリジナル曲が作られ、既存のJリーグアンセム等々と併せてそれぞれのシーンに応じて流されている。
2011年シーズン途中から、ホームゲームごとに鳥取県内各市町村(一部町村は合同で)を対象とするホームタウン・デイが設けられ、該当する市町村住民を対象とするチケットの割引販売、市町村紹介イベント、物産販売などが行われている。
2008年8月12日、ガイナーレを運営する株式会社SC鳥取が選手補強や本拠地移転の費用等により債務超過となっていることが判明。これを受け、Jリーグから成績面でのJ2参入条件(4位以内)確保だけでなく、債務超過の解消と財務の健全化、経営基盤の強化が求められた。なお、株式会社SC鳥取によれば、J2に参加するためには、2008年11月末までに2億円の資金調達が必要であることが明らかになった。
その後、行政や個人・団体から支援金が集まり、さらに鳥取県と鳥取市が出資した「バードスタジアム国際交流基金」からJリーグ参入条件であるJFL4位以内を条件に約7000万円の出資が決定し、2億円の資金調達に目処が立った。しかし、同年のJFL4位以内の確保に失敗したため、基金からの出資は事実上白紙撤回となった。なお、2008年シーズン終了時点でのクラブの累積赤字は7000万円であった。
2009年以降、株式会社SC鳥取は身の丈運営でJリーグ参入を目指すことを表明しており[29]、同年からチームの統一スローガンとして掲げられている「強小」は、その意思表示の文言である。「強小」の言葉は2012年版ユニフォームの胸にも表記されている。
2010年11月29日、Jリーグ臨時理事会でJ入会が決定したが、Jリーグ側は株式会社SC鳥取に対して2011年シーズンに向け5000万円の増資を行うことと、2011年度において単年黒字を達成することを要請した[30]。なお、2012年1月期末時点で債務超過は解消されている。
クラブライセンスについては、2013-15年度のいずれもJ2ライセンスを交付されている。これはとりスタの実勢収容人員がJ1基準を満たしていないためであるとともに、本拠地(とりスタ)のスタジアムの屋根、トイレ数を充足していないとして「B等級基準未充足」として書面での改善計画書の提出を求める制裁(事実上の条件付き交付)を受けた。
しかし2015年度のライセンスについてはJ3所属であることのほかに、2014年度の財政面から、2013年度までの純資産・約5300万円を超える赤字、特にスポンサー・入場料・グッズ売り上げなどの収入などで約2億円の減収となる恐れが出るとJリーグから指摘され、ライセンスA等級条件の「債務超過」に抵触し、Jリーグのライセンスを交付できない(J3を含むJリーグからの除名の)可能性があるため、クラブライセンス第一審査機関から経営改善策として、
の2つの条件を2014年10月30日までに確保するように命じ、それを充足した場合にライセンス効力が発生する「停止条件付き交付」とし、停止条件を満たしていない場合はJ2ライセンスは没収として、成績上のJ2昇格条件順位[注 5] を満たしてもJ2昇格不可とすることになった[31]。
これについて、社長の塚野は「停止条件については、現在進めている増資手続きを期日までに完了することが中心でありますが、増資については民間企業から確約をいただいているので確実にクリアできる条件と考えています。幣クラブの財務管理能力の未熟さと、今季・来季のキャッシュ・フローの維持(クラブ持続性)が論点となりました。クラブとしては、今回の条件クリアは対蹠的処置にしか過ぎないと考えており、根本的な基盤整備やガイナーレの今後の方向性を再度みつめなおす作業は避けて通れないと考えています」としている[32]
その後、民間企業1社からの増資引き受け、並びに複数の企業・団体から協賛スポンサーを締結するなどの増資手続きが行われ、停止条件を充足したものとみなして、2014年10月29日付けで「停止条件」を解除し、正式なJ2ライセンスが交付された[33]
しかし、その後2015年1月期決算において債務超過が-1700万円、また単年度の赤字額も9500万円を計上したことが分かり、2016年度のクラブライセンス申請期間である2015年6月までに、債務超過を解消することが難しくなったことから、2015年4月の段階で2016年度のJ2ライセンス申請を断念することを発表した[34]。
こうした状況で選手補強もままならない中、GMの岡野雅行が境港市にスポンサー営業に行った際に聞いた、「金はないけど、うまい魚ならいっぱいある」という言葉をヒントに、2014年から「野人と漁師のツートッププロジェクト」を企画。クラブに選手補強資金を寄付すると、返礼品として境港で水揚げされた海産物が贈られるというもの(ふるさと納税と同様の手法)で、初年度は2648万円の寄付があり、MFフェルナンジーニョの獲得に成功している[35]。
2018年にはチュウブYAJINスタジアムの管理で得たノウハウをもとに、チュスタのある弓ヶ浜半島の耕作放棄地となった砂地で芝生を生産して販売する「Shibafull」(しばふる)という事業にも着手している。パートナー企業から肥料化された下水道汚泥等を受け入れ、芝の手入れにはHondaのロボット芝刈り機を用いる[36] など、新たな技術を導入している。
塚野真樹は2006年にコーチライセンス取得のためSC鳥取から出向して、1年間にわたって湘南ベルマーレユースのコーチを務めた。その後、塚野は株式会社SC鳥取の社長就任のために鳥取に復帰したが、これと前後して湘南ベルマーレのクラブスタッフだった竹鼻快が鳥取のスタッフ(ゼネラルマネージャー職)として加入。スタジアムDJの項にもある三村ロンド、田子千尋らの起用など、ベルマーレ人脈を生かしてきた。選手も特にプロ化後に多くの選手がベルマーレから移籍した。
同じ山陰地方の隣県にあるプロスポーツチーム同士ということで、Bリーグの島根スサノオマジックと友好的な関係にある。公式サイトを相互リンクしたり、スサノオマジックの一部(鳥取県内で)の試合開催に於いてガイナーレ側が特設ブースを出すことがある一方、スサノオマジック側もJFL時代の米子開催時に中海市長会作成の共同ステッカーを配布したことがある。また、双方の社長が対談企画に参加したこともある。
やまつみスポーツクラブがチーム運営をしていた前身のSC鳥取時代から、屋外で遊ぶ機会の少ない子供たちに、屋外で身体を使って遊ぶ機会を提供しようという観点から継続的に実施されているイベントである。選手やチームスタッフなどが「ガキ大将」役となり、参加する子供たちと共に鬼ごっこなどの遊びを行う。ガイナーレ鳥取となってからは選手等を同イベントに派遣するなどして、実行主体であるやまつみスポーツクラブに協力している。
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