阿蘇市
熊本県の市 ウィキペディアから
熊本県の市 ウィキペディアから
阿蘇市(あそし)は、熊本県東北部、阿蘇地域の中央に位置する市。
あそし 阿蘇市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 熊本県 | ||||
市町村コード | 43214-8 | ||||
法人番号 | 9000020432148 | ||||
面積 |
376.30km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
23,550人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 62.6人/km2 | ||||
隣接自治体 |
菊池市、菊池郡大津町、阿蘇郡南小国町、高森町、南阿蘇村、産山村 大分県:竹田市、日田市 | ||||
市の木 | ミヤマキリシマ(ツツジ) | ||||
市の花 | リンドウ | ||||
市の鳥 | キジ | ||||
阿蘇市役所 | |||||
市長 | 佐藤義興 | ||||
所在地 |
〒869-2695 熊本県阿蘇市一の宮町宮地504番地の1 北緯32度57分07秒 東経131度07分17秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
熊本県東北部、熊本市から約50kmの九州山地内に位置し、市域東部と北西部で大分県に接する。旧阿蘇町・旧一の宮町区域の大部分(旧波野村は、カルデラの外)は阿蘇山が形成したカルデラ盆地の中に含まれている。(阿蘇五岳)
阿蘇乙姫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
市街地の阿蘇乙姫アメダスについて記述(一部)する。
太平洋側気候であるが、標高が高い。また、ケッペンの気候区分において温暖湿潤気候となっている。 特に梅雨期の降水量が多く、年間降水量は3009.6mmと大変多い。九州地方では大分県竹田市や由布市湯布院町、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町と共に、寒さの厳しい場所で、年平均気温は13.2℃。夏場でも最高気温が35℃以上の猛暑日の観測例がない(最高気温の観測史上最高1位の記録は2016年(平成28年)8月11日の34.9℃)一方で、冬日に成る事が、しばしば有り、(最低気温の観測史上1位の記録は1998年(平成10年)1月25日の-14.8℃)また、真冬日となる事も有る。強い寒気(強い西高東低の気圧配置等)や南岸低気圧の影響により、山間部を含め麓に於いても積雪する事が有るが、積雪しても数センチ程度か薄っすらと積もる程度では有る。しかし、冬用タイヤの装着は必要と思われる。
阿蘇乙姫(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 17.6 (63.7) |
21.5 (70.7) |
24.0 (75.2) |
27.3 (81.1) |
30.6 (87.1) |
32.1 (89.8) |
34.0 (93.2) |
34.9 (94.8) |
33.2 (91.8) |
31.1 (88) |
24.8 (76.6) |
20.2 (68.4) |
34.9 (94.8) |
平均最高気温 °C (°F) | 7.1 (44.8) |
8.9 (48) |
12.7 (54.9) |
18.0 (64.4) |
22.5 (72.5) |
24.6 (76.3) |
28.2 (82.8) |
29.3 (84.7) |
26.1 (79) |
21.0 (69.8) |
15.4 (59.7) |
9.5 (49.1) |
18.6 (65.5) |
日平均気温 °C (°F) | 2.0 (35.6) |
3.4 (38.1) |
6.9 (44.4) |
11.9 (53.4) |
16.7 (62.1) |
20.2 (68.4) |
23.8 (74.8) |
24.2 (75.6) |
20.8 (69.4) |
15.1 (59.2) |
9.2 (48.6) |
3.8 (38.8) |
13.2 (55.8) |
平均最低気温 °C (°F) | −2.7 (27.1) |
−1.8 (28.8) |
1.2 (34.2) |
5.7 (42.3) |
11.0 (51.8) |
16.3 (61.3) |
20.5 (68.9) |
20.5 (68.9) |
16.5 (61.7) |
9.7 (49.5) |
3.6 (38.5) |
−1.4 (29.5) |
8.3 (46.9) |
最低気温記録 °C (°F) | −14.8 (5.4) |
−12.5 (9.5) |
−8.5 (16.7) |
−5.2 (22.6) |
0.6 (33.1) |
6.0 (42.8) |
10.7 (51.3) |
12.5 (54.5) |
4.8 (40.6) |
−1.9 (28.6) |
−5.4 (22.3) |
−10.2 (13.6) |
−14.8 (5.4) |
降水量 mm (inch) | 92.7 (3.65) |
134.8 (5.307) |
197.2 (7.764) |
219.2 (8.63) |
261.3 (10.287) |
667.9 (26.295) |
582.6 (22.937) |
291.0 (11.457) |
247.8 (9.756) |
118.7 (4.673) |
109.7 (4.319) |
86.9 (3.421) |
3,009.6 (118.488) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 8.3 | 9.5 | 12.3 | 11.4 | 11.3 | 16.4 | 16.4 | 13.2 | 11.6 | 8.2 | 8.5 | 8.2 | 135.3 |
平均月間日照時間 | 106.6 | 119.7 | 152.2 | 172.4 | 178.4 | 115.7 | 139.6 | 160.4 | 136.2 | 158.8 | 132.7 | 117.8 | 1,697.1 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[1] |
阿蘇市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 阿蘇市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 阿蘇市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
阿蘇市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
他2町村と違い、「阿蘇市」に続きそのまま大字を表示する。
従来の大字の前に「一の宮町」を冠する。
従来の大字の前に「波野」を冠する。
『筑紫風土記』に肥後国閼宗県(あそのあがた)という県(あがた)として記される。
『国造本紀』によれば、阿蘇国を支配したのは阿蘇国造である。阿蘇氏はその子孫とされる。ここで『日本書紀』によれば、阿蘇国造の祖先でもある阿蘇都彦(あそつひこ)・阿蘇都媛(あそつひめ)の2神が登場し、この2神がいたことが「阿蘇」の地名の由来であると記される。この2神は市内の阿蘇神社の祭神となっている。
第1次産業(農業、林業等)、第2次産業(製造業等)、第3次産業(観光業等)と順に生産額が大きい。阿蘇市は観光地なので、第3次産業の生産額、従事者数の割合が過半数を占めている。
「高菜めし」も参照
★は故人
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.