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日本の政治家 (1967-) ウィキペディアから
立花 孝志(たちばな たかし、1967年〈昭和42年〉8月15日[1] - )は、日本の政治家、YouTuber、タレント。タレント業においては渡邉エージェンシー所属[2][3]。
立花 孝志 たちばな たかし | |
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2021年10月30日、秋葉原駅前にて | |
生年月日 | 1967年8月15日(57歳) |
出生地 | 日本 大阪府泉大津市 |
出身校 | 大阪府立信太高等学校卒業 |
前職 |
日本放送協会職員 フリージャーナリスト パチプロ |
現職 |
YouTuber タレント |
所属政党 |
(NHK受信料不払い党→) (NHKから国民を守る党→) (NHKから自国民を守る党→) (NHK受信料を支払わない方法を教える党→) (古い政党から国民を守る党→) (嵐の党→) (NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で→) (NHK受信料を支払わない国民を守る党→) (NHK党→) (政治家女子48党→) NHKから国民を守る党 |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2019年7月29日 - 2019年10月10日 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2017年11月13日 - 2019年5月26日 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 2015年5月1日 - 2016年7月14日 |
その他の職歴 | |
初代 NHK党党首 (2013年6月17日[注 1] - 2023年3月8日) | |
初代 NHK党次期選挙戦略本部長 (2014年11月17日[注 2] - 2021年3月) | |
NHK党(政治団体)党首 ( - ) |
YouTube | ||||||||
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チャンネル | ||||||||
活動期間 |
立花孝志(旧) 2012年9月3日 - 2016年12月2日 孝志立花 2013年2月2日 - チャンネル凍結 立花孝志 2018年 - 2020年4月 2020年5月28日 - 立花孝志エンタメチャンネル 2020年2月2日 - 同年6月17日 | |||||||
ジャンル | エンターテイメント、宣伝、政治 | |||||||
登録者数 |
立花孝志(旧) 約1.14万人 孝志立花 約16.8万人 (チャンネル凍結時点) 立花孝志 57.9万人 立花孝志エンタメチャンネル 4.56万人 | |||||||
総再生回数 |
立花孝志(旧) 568万2363回 孝志立花 9714万1620回 (チャンネル凍結時点) 立花孝志 399,636,547 回 立花孝志エンタメチャンネル 5,219,336回 | |||||||
事務所(MCN) | 渡邉エージェンシー | |||||||
挨拶 | NHKをぶっ壊す! | |||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年10月25日時点。 |
日本放送協会職員、パチプロ[4][5][6][7]、フリージャーナリストを経て政界入りし、千葉県船橋市議会議員(任期途中辞任、在任期間約15か月)、東京都葛飾区議会議員(任期途中辞任、在任期間約29か月)、参議院議員(任期途中辞任、在任期間約3か月)、NHK党(国政政党)党首(初代)[8][9]を務めた。
NHKから国民を守る党(現在のみんなでつくる党とは別の団体)の党首[10]。
大阪府泉大津市出身[11]。大阪府立信太高等学校卒業後、1986年4月、教師の勧めで日本放送協会(NHK)に入局し、和歌山放送局庶務部に配属される[5]。1991年7月、NHK大阪放送局経理部に異動[8]。1998年7月、NHK本部報道局スポーツ報道センター(企画・制作)に異動。2004年7月、NHK本部編成局(経理)に異動[12]。
2005年4月、週刊文春でNHKの不正経理を内部告発し[13][14][15]、7月に自身の不正経理で懲戒処分を受けNHKを依願退職する。
その後フリージャーナリストとして活動[16]を始める。NHK退職後8年間はパチプロで生計を立てていた[4]。
大阪で民主党(当時)の森山浩行衆議院議員のボランティアスタッフ[18][19]やみんなの党のサポーターなどを務めた後[20]、2013年6月、政治団体「NHK受信料不払い党」(設立1か月後の7月に「NHKから国民を守る党」へ党名変更)を設立し、代表に就任[8][9]。
2013年9月、大阪府摂津市議会議員選挙に立候補したが、落選する[21]。その5か月後の2014年2月、今度は東京都町田市議会議員選挙に立候補するも、再び落選[22]。2度の落選を経て、2015年4月の千葉県船橋市議会議員選挙に立候補し、2622票で当選を果たす[23]。船橋市議会では保守系・自民党系会派「研政会」に所属する[24]。
2016年7月、船橋市議会議員を任期中に辞任して東京都知事選挙に立候補したが、落選[25]。NHKの政見放送で「NHKをぶっ壊す!」などとNHK批判を展開し、ネット界隈で話題となる[26]。
2017年1月、大阪府茨木市議会議員選挙、7月、東京都議会議員選挙(葛飾区選挙区)に立候補するも落選[27][28]。再び落選が続くと、2017年11月、東京都葛飾区議会議員選挙で、2954票で当選[29]。
2018年4月、埼玉県さいたま市に本社を置く芸能事務所「渡邉エージェンシー」と専属契約を交わしたことを発表する[2][3]。
2019年7月21日投開票の第25回参議院議員通常選挙に比例区から立候補し当選した。同時に同党は政党要件を満たしたため、国政政党の党首となった。
同年10月8日、参議院議員を辞職(失職)し、同月10日に告示される予定の参議院埼玉県選挙区の補欠選挙に立候補する意向を表明した[31]。告示日の同月10日、立候補を届け出たことで、公職選挙法の規定により参議院議員を退職(自動失職)した[32]。参議院議員に当選してからわずか3か月足らずでの退職であり、2025年までの任期(残り任期約6年)の参議院議員を退職して、2022年までの任期(残り任期約3年)の参議院議員の補欠選挙に立候補する珍事となった[33]。なお、立花の退職により欠員補充として、新人の浜田聡が繰上当選となった[34][35]。
10月27日の投開票の結果、前埼玉県知事の上田清司に敗れ落選した[36][37]。同月19日の会見で、同補欠選挙で落選した場合、11月10日に投開票が行われる海老名市長選挙に立候補する意向を示し[38]、落選の2日後に正式に表明した[39]。投開票の結果、現職の内野優に敗れ落選した[40]。
11月12日、同月24日投開票の桜井市長選挙への立候補の意向を示した[41]。投開票の結果、現職の松井正剛に敗れ落選した。
落選後、12月8日投開票の小金井市長選挙への立候補の意向を示した[42]。投開票の結果、現職の西岡真一郎に敗れ落選した。
2020年1月31日、4月に行われる静岡4区補欠選挙に立候補の意向を示したが、後に撤回した[43]。
2020年4月、7月5日に行われる東京都知事選挙に出馬することを表明[44]。自らが代表となって新規に立ち上げた「ホリエモン新党」の公認(NHKから国民を守る党推薦)候補として立候補した。なお、同選挙には同党から立花を含め3人が立候補した。投開票の結果、現職の小池百合子に敗れ落選した。
2022年1月20日、NHKへの威力業務妨害などの罪で、懲役2年6か月・執行猶予4年の判決を受け[45]、その後確定した(後述)。
2023年3月8日、海外に滞在したまま国会欠席を続ける党所属のガーシー参議院議員が懲罰処分「議場での陳謝」が予定されたこの日の参議院本会議も欠席したことを受け[46]、同日をもって党首を引責辞任し、党事務局長に就任。党名も「政治家女子48党」に変更すると発表した。記者会見では新党首の大津綾香らと共に笑顔を見せていた[47][48]。
2023年3月22日、NHKへの威力業務妨害などの罪に問われた裁判の上告審で、最高裁は立花側の上告を棄却した[49]。
前兵庫県知事である斎藤元彦のパワハラ疑惑や兵庫県庁内部告発文書問題を巡る、一連の県議や県議会やメディアの動きに疑問を覚えた立花は、『メディアぐるみでの斎藤イジメ』を指摘し[50]、2024年10月24日、2024年兵庫県知事選挙に立候補を表明[51]。立花は県庁での取材で、兵庫県庁内部告発文書問題について、「知事が辞めなければいけないほどの違法行為は見つかっていない。なのに県議会が全会一致で知事を辞めさせた」[51]「自分の当選は考えていない。選挙運動をしながら、合法的に斎藤氏をサポートをしたい」[51]とし、斎藤を選挙運動により合法的に支援することが出馬理由であると説明した[51]。
立花は、選挙活動において、県議らから情報提供を受けたという、10月25日に秘密会として開催された兵庫県の文書問題調査特別委員会(百条委員会)から流出した音声データを、街頭演説で紹介したり、自身のX(旧Twitter)やYouTubeへ投稿し、拡散[52]。
この音声データは、片山安孝(元兵庫県副知事)と思われる男性が、元西播磨県民局長の公用パソコンに保存されていた内容について説明する場面のものであり、片山が公用パソコンに保存されていた「倫理的に問題がある文書」の説明に入ると、百条委員会の委員長・奥谷謙一と思われる男が、片山の発言をかき消すように証言を中止するよう求め、一方的に休憩を宣言するものであった[52]。この内容は、10月25日の百条委員会終了後に、片山が記者団の取材で答えた、同氏の証人尋問が打ち切られた経緯と一致している[52]。百条委員会は録音は禁止されているが、県議であれば証人尋問の結果を非公開とする秘密会でも、自由に傍聴できる[52]。
兵庫県議会事務局によると、流出した音声データについて、「そうしたものが存在するのは把握しているが、非公開で開催したため、音声が本物かについてはコメントできない」と答えた[52]。
10月5日、片山の弁護士は報道機関に書面で、片山が立花に対し「面談したこと及び話をしたことは一切ありません。誤解を招くことがないよう、ご連絡差し上げる次第です」と説明した[53]。
マツコ・デラックスが2019年7月29日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(生放送番組)において、NHKから国民を守る党について「この目的のためだけに税金払われたら、受信料もそうだけどそっちのほうが迷惑」「一体これから何をしてくれるか判断しないと、今のままじゃただ気持ち悪い人たち」と述べ、党と投票した有権者を批判した[58]。8月12日、立花はこれに抗議するために、麹町にあるTOKYO MXの1階スタジオの前で約1時間にわたり、動画の生配信を行いながらマツコとTOKYO MXを批判した[59][60][61]。翌日の記者会見では、マツコの発言へ抗議するためとして、マツコがレギュラー出演する月曜日の放送時間に合わせてTOKYO MXで“出待ち”を続けることを予告した[62][63]。日本維新の会代表で大阪市長の松井一郎や漫画家・評論家の小林よしのり、お笑いタレントの太田光[注 3]、YouTuberのシバター[注 4]らは立花の行動を非難した[65][66][67][68](これに対し、立花も太田やシバターなどに強く反論している)。その上数日後には自身のYouTube上で「5時に夢中!」のスポンサー(TOKYO MXのみ)である崎陽軒の商品の不買運動を呼びかけたが、後日この騒動に関係ない崎陽軒を巻き込んだことに謝罪した[69]。
2021年4月、東京地裁でマツコ・デラックスを相手に起こした訴えが棄却された。立花は控訴する事はなく、裁判を終結させた。立花は「マツコさん個人を攻撃しているように思われたかもしれないが、そう思わせた部分はごめんなさい」「我々はテレビというメディアの権力と闘っているが、(外資規制違反したフジ・メディア・ホールディングス傘下の)フジテレビの放送免許が停止しないことや総務省の問題を見れば分かるように腐りきった権力。マツコさんも、それにうまく使われていて、必要がなくなればポイ捨てされる」と述べた[70]。
2019年9月、元大阪府吹田市議会議員の神谷宗幣との対談動画の中で「世界平和をするためには、人口コントロールだと思っている。馬鹿な国ほど子どもを産むから。馬鹿な民族というかね」と発言し、「アホみたいに子どもを産む民族はとりあえず虐殺しよう」「ある程度賢い人だけを生かしといて、後は虐殺して」と、ジェノサイド(集団虐殺)を想起させるかのような発言をおこなった[75][76]。また、別の動画では「差別やいじめは神様が作った摂理」「自然でいいんじゃないか。神様がつくった自然だ。人が人を殺したりすることも神がつくったシステムだから」といった発言もあった[76][77]。
立花は上記動画にて(集団虐殺を)「やる気はないけど」とも述べており[75][77]、これらの発言が報道された後、動画にて「(集団虐殺について)そんなつもりは更々ない、そんな事しようとする人には大反対」と全否定している[78]。この発言に対し、社民党幹事長の吉川元は「人種差別の正当化であり断じて容認できない。即刻撤回・謝罪し、議員を辞職すべきだ」として立花の議員辞職を求める談話を発表した[79][80]。
2022年7月、NHK『日曜討論』で少子化問題を巡り「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが国力の低下を防ぐ」と発言し、「優生思想」だと批判の声が相次いだ[81][82]。
番組で立花は、「子どもを増やせばいいというものではなく、子どもの質の問題だ。いわゆる賢い親の子どもをしっかりと産んでいく。サラブレッドでもそう。速い馬の子どもは速い」などと述べた[81][82]。また、第1子を出産した女性に1千万円を支給すると説明し、「社会でばりばり働いて納税している女性に、いったん仕事を休んで出産、育児に専念してもらう」と語った[83]。
日本国憲法の改正に向けた国会発議には当面は反対とし、安倍政権がNHKのスクランブル放送の実現をするのなら交換条件で賛成するとしている[84]。憲法改正そのものの是非については、2019年8月時点では「あえて私の思想は公表しない」と述べていた[85]が、同年10月の参議院埼玉選挙区補欠選挙の際は憲法9条については改正し、自衛隊の存在を明記すべきだが、教育の充実を図るための改正は不要との認識を示した[86][87]。
2021年6月11日、自身のYouTubeにおいて新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状が治まらないとして入院する事を明らかにした[88][89]。同月21日に退院報告をした際に「無事に(新型)コロナの入院から退院しまして、色々とご心配をおかけしました」と述べる一方、以前[いつ?]より述べていた「コロナは風邪である」という従来の主張[要出典]についても「(新型)コロナに関してはいろいろな人が色々な価値観を持って考え方が違うと思うが、僕自身はやっぱりコロナは風邪だな」とし、「風邪はそれだけ怖い病気だが、若い人にはまったくもって大したことではない」とYouTubeで述べた[90]。
2010年に「尖閣ビデオ流出事件」に大きな衝撃を受けてYouTubeを始めようと決意し[95]、2011年11月にはインターネットテレビ「立花孝志ひとり放送局」の放送を開始した[96]。11月16日、YouTubeチャンネルを開設[97]。
2012年から立花孝志ひとり放送局の株主を募集をしながら、増資をせず株主総会も一度もなければ配当もない詐欺行為の疑惑が週刊文春により報道された[98]。立花は会社の資金でなく自身の貸付行為として処理したことを同誌のインタビューで認めている[98]。
2019年7月21日の参院選投開票日、選挙特番に出演した立花は、今回の参院選における資金と候補者は「全部YouTubeで集めた」と話した[99]。
YouTubeでは主にNHK問題について解説しており[100]、NHK受信料を払わない方法などを伝えている[101]。動画の始めと最後で、拳を握った右腕を振りかぶりながら「NHKをぶっ壊す!」と決めセリフ(このセリフが2019年度のネット流行語大賞の金賞に選ばれた)を言うのがお決まりとなっている[102][103]。
2015年6月1日、立花がテレビジョン放送のうちNHKだけを受信しないようにする帯域除去フィルタ機器「イラネッチケー」[110]を千葉県船橋市の党事務所兼自宅(当時)のテレビに取り付けた上で、NHKとの受信契約義務が無いことを確認するため、東京地方裁判所に債務不存在確認訴訟を起こした。2016年7月20日、東京地方裁判所は「イラネッチケーを設置しても取り外せばNHKは受信できる」として、立花に対し一か月分のNHK受信料の支払いを命じた[111][112]。立花は「イラネッチケー」をテレビに溶接し「取り外しができない」として東京地方裁判所に提訴したが敗訴した[113]。
2015年8月、NHK受信料徴収業務の委託を受けた業者に自宅を訪問された千葉県の人物から電話で相談を受けた立花(当時、船橋市議会議員)が、この人物にNHKに対して慰謝料10万円の支払いを求める裁判を松戸簡易裁判所に起こさせた。この裁判は千葉地方裁判所松戸支部に移送されるも、2016年、敗訴。同年、NHKは立花らが勝訴の見込みがない裁判をこの人物に起こさせたとして、立花らに弁護士費用相当額54万円の損害賠償を求め提訴した。2017年7月19日、東京地方裁判所は立花らが「NHKの業務を妨害するために訴訟に関与しており、裁判制度を不当に利用する目的があった」と指摘。訴権の濫用による業務妨害であるとしてNHKの訴えをすべて認め、立花らに54万円の支払いを命じる判決を言い渡した[114]。
短期賃貸マンション(レオパレス21)入居者がNHK受信料を不当に支払わされたと主張し返還を求めた訴訟を立花らが支援、2016年10月27日、東京地方裁判所は「テレビを設置したのは物件のオーナーか運営会社であり、入居者には受信料の支払い義務はなかった」とする判決を言い渡した[115]。一審判決を受けNHKは控訴、二審の東京高等裁判所は「受信設備を占有している人も設置者であり、入居者には支払の義務がある」と判断を下した。原告は上告したが、2018年8月29日、最高裁判所は訴えを退け、NHKが勝訴した[116][117]。
2017年12月27日、ワンセグ携帯の所有者にNHK受信料の契約義務があるかを争った訴訟の判決で東京地裁が請求を棄却する。2018年6月、東京高裁も地裁の判決を支持し敗訴。
参議院議員に当選後、議員会館にテレビを設置し、NHKと受信契約を締結した上で不払いすることを宣言している。あえて受信契約を締結することについては、法律上NHKとの契約の義務があることや、契約後の不払いであれば5年で時効となり、申し立てにより過去の受信料は消滅する他、時効分は裁判でも請求できないことから、立花は受信契約を締結し、インターネット等の受信料窓口から振込用紙による支払いへ変更手続きを行った上で不払いをすることを推奨しており、議員会館についても同様に契約して不払いをするという。これに対しNHKは2019年、未払いの受信料4560円の支払いを求める裁判を起こした。
2021年2月17日、東京地裁はNHK側の訴えを認め、立花党首側に受信料の支払いを命じた。立花党首側は、受信料の支払いはNHKとの間で争っている別の裁判の訴訟費用での相殺を求めていたが、東京地裁はこれも認めなかった[118]。
2020年3月14日、NHKと受信契約を結ぶ顧客の情報を不正に取得したなどとして、不正競争防止法違反と威力業務妨害容疑で警視庁から任意の事情聴取とN国関係者の家宅捜索を受けた。2019年9月、都内の路上でNHK受信料の集金スタッフの男性の業務用端末に表示させたNHKの営業秘密である顧客情報を動画で撮影して不正に取得した上、NHK放送センター前や上田良一会長(当時)宅前で、撮影で得た契約者の個人情報を念頭に「インターネット上に拡散する」などと発言し、会長への面会を迫るなどした疑いが持たれている。集金スタッフの業務用端末を撮影する様子は関係者によってYouTubeに公開されていたが、当該動画は既に削除されている[119][120][121]。4月7日、不正競争防止法違反と威力業務妨害の疑いで元集金スタッフと共に書類送検された[122]。4月9日、不正競争防止法違反や後述の中央区議への脅迫などの罪で在宅起訴された[123]。
2022年1月20日、東京地裁は懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した[124]。立花は即日控訴するも[125]、10月24日に東京高裁は立花の控訴を棄却[126]。2023年3月23日付で最高裁は立花の上告を棄却し、判決が確定した[127]。
森友学園関係者が死亡した件について、摂津市議会議員の渡辺慎吾市議が遺体の状態を知っていたことなどから、渡辺が殺害に関与した疑いがある、取材に圧力をかけた旨の発言をした動画をアップロードした。渡辺は立花を名誉毀損で刑事告訴及び損害賠償請求を起こした。刑事告訴では嫌疑不十分で不起訴になった[128]ものの民事訴訟では名誉毀損を認定し30万円の慰謝料を命じられた[129][130]。この慰謝料の支払いを立花側は拒否したため議員報酬の差し押さえとなった。原告となった渡辺は、立花について、順法精神に問題があると批判した[131]。
2018年の松戸市で行った選挙運動で記者に暴行を加えたとする記事[132]を掲載した扶桑社を名誉毀損提訴、200万円の損害賠償を求めた。2019年11月15日東京地裁は「腕を掴んでいるので暴行は真実である」と判断し立花の請求を棄却した[133][134]。
2019年4月にN国党から立候補して当選しその後、離党した東京都中央区議の男性に対し、7月上旬にYouTubeに「(男性を)ぶっ壊す」などと発言した動画を投稿した。男性は被害届を提出し、10月2日に立花は脅迫容疑で書類送検された[135]。
立花孝志ひとり放送局株式会社において、2012年から株主の募集をしながら、増資をせず株主総会も一度もなければ配当もない詐欺行為の疑惑が週刊文春により報道された[136]。立花は会社の資金ではなく自身の貸付行為として処理したことを同誌の2019年8月29日号のインタビューで認めている[136]。
2019年9月19日、立川市議会議員の久保田学がフリージャーナリストによるインターネットサイト上の記事において「立川市に居住実態がない」などと書かれたことについて、これを名誉毀損であるとして慰謝料を求めて提訴、これに対しフリージャーナリストも久保田が経済的な負担を課すことを目的に裁判を起こしたとして慰謝料を求めて反訴した裁判の判決が千葉地裁松戸支部で言い渡された[137]。同判決は久保田の訴えを棄却した上、その提訴自体が不法行為であるとして、反訴していたフリージャーナリスト側の弁護士費用を含む約78万5000円の賠償を久保田に命じた。立花自身がスラップ訴訟と公言していた上、判決でも立花の関与を指摘、スラップ訴訟であることが認定された[138][139]。なお、立花は週刊誌の取材に対し「スラップ訴訟は日本では違法ではない」と正当性を述べている[140]。
2024年5月22日、みんなでつくる党党首の大津綾香に「質問に答えてください」「逃げるんですか」などと言いながらスマートフォンで撮影した。立花はこの動画をYouTubeに投稿し、その後、つきまとい行為に当たるとして軽犯罪法違反容疑で書類送検された。立花は「つきまとい行為は成立していない」などと否認しているという[141][142]。
当落 | 選挙 | 執行日 | 年齢 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 | 政党内比例順位 /政党当選者数 |
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落 | 摂津市議会議員選挙 | 2013年9月8日 | 46 | ―― | NHKから国民を守る党 | 317票 | 1.1% | 21 | 25/29 | / |
落 | 町田市議会議員選挙 | 2014年2月23日 | 46 | ―― | NHKから国民を守る党 | 1589票 | 1.1% | 36 | 38/41 | / |
当 | 船橋市議会議員選挙 | 2015年4月26日 | 47 | ―― | NHKから国民を守る党 | 2622票 | 1.4% | 50 | 35/73 | / |
落 | 東京都知事選挙 | 2016年7月31日 | 48 | ―― | NHKから国民を守る党 | 2万7241票 | 0.4% | 1 | 8/21 | / |
落 | 茨木市議会議員選挙 | 2017年1月22日 | 49 | ―― | NHKから国民を守る党 | 1531票 | 1.7% | 28 | 33/43 | / |
落 | 東京都議会議員選挙 | 2017年7月2日 | 49 | 葛飾区選挙区 | NHKから国民を守る党 | 4463票 | 2.4% | 4 | 8/8 | / |
当 | 葛飾区議会議員選挙 | 2017年11月12日 | 50 | ―― | NHKから国民を守る党 | 2954票 | 1.9% | 40 | 33/59 | / |
落 | 堺市長選挙 | 2019年6月9日 | 51 | ―― | NHKから国民を守る党 | 1万4110票 | 5.1% | 1 | 3/3 | / |
当 | 第25回参議院議員通常選挙 | 2019年7月21日 | 51 | 比例区 | NHKから国民を守る党 | 13万233票 | 88.8% | 50 | 1/4 | 1/1 |
落 | 第24回参議院議員補欠選挙 | 2019年10月27日 | 52 | 埼玉県選挙区 | NHKから国民を守る党 | 16万8289票 | 13.6% | 1 | 2/2 | / |
落 | 海老名市長選挙 | 2019年11月10日 | 52 | ―― | NHKから国民を守る党 | 2990票 | 5.5% | 1 | 3/3 | / |
落 | 桜井市長選挙 | 2019年11月24日 | 52 | ―― | NHKから国民を守る党 | 1294票 | 8.3% | 1 | 2/2 | / |
落 | 小金井市長選挙 | 2019年12月8日 | 52 | ―― | NHKから国民を守る党 | 678票 | 1.7% | 1 | 4/4 | / |
落 | 東京都知事選挙 | 2020年7月5日 | 52 | ―― | ホリエモン新党 | 4万3912票 | 0.7% | 1 | 6/22 | / |
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