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2001年に稼働開始した日本の音楽ゲーム ウィキペディアから
『太鼓の達人』(たいこのたつじん)は、ナムコ(現:バンダイナムコアミューズメント)により開発され、2001年2月21日に稼働を開始した[1]和太鼓リズムゲーム[2](公称「バラエティお祭りゲーム」)。
アーケード (AC) 筐体は中央のディスプレイ・その手前の太鼓を模した入力デバイス2つ・各々の太鼓の下にあるバチ袋に入っている合計4本のバチから構成される。[2]プレイヤーはどちらか片方の太鼓の前に立ち、バチを2本持ってゲームを行う。バチで叩く位置は、太鼓の面とふちの2つだけで、スピーカーから流れる楽曲と画面の指示に合わせて、太鼓を叩いてプレイする。2人プレイも可能で、その場合は1Pが左側の太鼓でレーンが上段、2Pが右側の太鼓でレーンが下段となる。
家庭用では太鼓型専用コントローラーとして『タタコン』(PS2版)、『太鼓とバチ』(Wii版・Wii U版・PS4版・Nintendo Switch版)が販売されており、PS2版の一部ソフトを除いて同梱版も販売された。なお、PSP、Vita、DS、3DS版の専用コントローラーは販売されていないが、DS、3DS版においては、バチペンと呼ばれるDS、3DS本体に付随しているものよりも太いタッチペンが2本付録としてついており、それを使って遊べる。
演奏中は画面下部に「踊り子」と呼ばれるキャラクターがおり、指示通りに叩くことで蓄積される譜面レーンの上に位置する「魂ゲージ」が溜まると増加する。通常は本作のキャラクターであるが、曲によってはその曲関連の作品の登場人物など、他作品のキャラクターが出てくることもある。
画面の右から左へ流れてくる音符(後述)が判定枠に重なったタイミングで太鼓の面やふちを叩く。判定枠にぴったり合えば「良」、僅かにずれていれば「可」、大きくずれている、あるいは音符を無視すると「不可」となる。ミスなく叩く事でコンボとなり、コンボ数は判定枠の左側に表示される(連打系の音符はコンボ数に含まれない)。演奏終了時にゲージが右側の黄色い部分に達していればクリアとなる。ゲージ増減は達成率だけではなくとった数も評価対象であり、上のコースほど厳しくなる。連打系を除く全ての音符をノーミスで叩く事が出来れば「フルコンボ!」、フルコンボ且つ良判定で叩く事が出来れば「ドンダフルコンボ!!」(ニジイロVer.以降)となる。また、新筐体(ソライロver以降の筐体)など一部の筐体では複数人プレイで別々の難易度にすることが可能である。
譜面上に流れる音符は大きく分けて、面をたたく「ドン」(赤色)と、ふちをたたく「カッ」(水色)、面かふちを連打する「連打」(黄色)の3種類がある(連打は一部の作品を除いてゲージに影響しない)。これらの音符には大きいものがあり、AC版では強く叩く、家庭用では両面を同時に叩く、DSのタッチパネルでの操作は特定の位置をタッチすることにより、大音符として判定される。AC版では叩き方が弱かったり、家庭用では片面のみ叩く行為は通常音符扱いになる。また、2人プレイの時はこれに加え、両プレイヤーが同時に面を強く叩く「手つなぎ音符」がある。このほかにも、一定時間内に指定された回数分の面を叩く「ゲキ連打(風船)」(『3』以降で登場、新筐体版からは「ふうせん」と改名)などが存在する(これもクリアゲージには影響しない)。
アーケード版の第1作目では「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3種類の難易度があり、『2』ではこれらよりもさらに高い難易度の「ドンだフル!」が追加された。なお、家庭用の1作目では名称が「おに」となり、アーケード版も『7』から「おに」(亞洲版では「魔王」、『DRUM MASTER』では「Oni」)に変更された。「かんたん」のみ、黄色連打のアナウンスがあるほか、『11』以降は一部の曲にて1人プレイ時でも2人で遊ぶことができる「パパママサポート」に対応している[3]。また、ACの『11』および家庭用の『Wii2』以降の作品では、これらの難易度とは別に、「裏譜面」と呼ばれる本来の譜面とは別に用意された譜面がある(ほとんどの場合通常の譜面より高難易度だが、例外もある)[4]。曲によっては、演奏の出来や連打の数など一定の要件によって譜面が分かれる「譜面分岐」というシステムが導入されている[5]。
『8』以降では1曲目でクリアに失敗(2人プレイではどちらも失敗)しても次の曲をプレイできるチャンスがある。また『14』以前の「かんたん」では無条件で2曲目を遊べる。『12.5』からはオプションを付けた状態でもできるようになった。
現在、収録されている楽曲は大きく分けて「特集」(ACキミドリVer.で初追加。主に東方Projectアレンジ曲やアイドルマスター曲など)「ポップス」(ACニジイロVer.でJ-POPから変更)、「アニメ」、「キッズ」「ボーカロイド™曲」(ACソライロVer.で追加)、「クラシック」、「ゲームミュージック」、「バラエティ」、(ACニジイロVer.2020で『ゲーム&バラエティ』に統合されるもVer.2021で再び分離)、「ナムコオリジナル」の9つに分けられる。ただし、家庭用では一部ジャンルが存在しないために別ジャンルに移動している曲があったり、初期の作品では違うジャンル名が存在していたことがある。ACニジイロVer.から同じ曲が複数のジャンルに属する様になった。他社のアーケード音楽ゲームと異なり東方Projectアレンジの専用ジャンルは現在でも設けられておらず[注釈 1]、上記の特集で代替する形になっている。初期の頃から版権曲中心のラインナップである。ゲームジャンルではナムコ作品の曲が中心であるが、他社作品の曲も収録されている。
AC各作品新曲や新筐体版のアップデート追加曲は開発日記などを通じて公表される。
基本的に楽曲選択画面でアーティスト名が表記されている曲は本人音源である事もある(「6」以前は本人音源が用いられない曲も多かった)。アレンジされていないクラシック曲には作曲者名が表記されている。例外としてアニメジャンルでは作品名が表記され、本人音源であってもアーティスト名は表示されない[注釈 2]。ナムコオリジナルについてはアーティスト名が表記されていないことがほとんどだが、近年の新曲においてはアーティスト名が表記されていることも多くなってきている。また、稼働期間中に本人音源に差し替えられるケースもあり、たとえば『太鼓の達人 グリーンVer.』に収録されているDREAMS COME TRUEの『あなたとトゥラッタッタ♪』は2019年11月に本人音源に差し替えられている[4]。
また、タイアップでアニメソングとなっているJ-POP曲や、タイアップでJ-POPとなっているボーカロイド曲の場合、アニメやボーカロイドではなくJ-POPに分類されることがある(例、シュガーソングとビターステップ (アニメ「血界戦線」ED曲)、前前前世(アニメ映画「君の名は。」主題歌)など)。
基本的に重ねがけは音色+オプションのみだが、新筐体版基準作品と『ぽ〜たぶるDX』でのみ同カテゴリ以外ならオプション同士でも可能である。新筐体版ではカード使用でなければ設定できなくなったが、譜面選択時に枠が設けられ選びやすくなっている。
1990年代後半より、コナミから『beatmania』(1997年)や『DanceDanceRevolution』(1998年)が発売され、アーケードゲーム業界においても音楽ゲームというジャンルが確立しつつあった。ナムコでもそのようなゲームを作ろうという機運が高まった結果、まずはギターを題材をしたゲームを作ろうということになった[10][注釈 3]。 その結果、ギターをテーマにしたアーケードゲームの企画が社内から4本出た[10]。ナムコ社内で「ギター4兄弟」というあだ名で呼ばれていたこの4本の企画は、1999年に『ギタージャム』『クエスト フォー フェイム』『ウンジャマ・ラミー NOW!!』『ミリオンヒッツ』として商品化したものの、いずれも売り上げはいま一つであり、ナムコ社内の販売部署では音楽ゲームを売ろうという気持ちが失せてしまった[10]。
そんな中、中館賢らのチームは、知名度や叩くことの楽しさから和太鼓を題材としたゲームの企画を上層部に持ち込んだ[10]。「ギター4兄弟」の失敗や、従来の楽器シミュレーションとしては新鮮味に欠けるなどの理由から、音楽ゲームの企画に対する風当たりが強い[注釈 4]中、中館らは和太鼓の魅力や間口の広さなどから従来の音楽ゲームとは異なると主張していた[10]。
当時ナムコの常務だった石川祝男は2019年の記事の中で、開発スタッフの相談を受けて読んだ本作の企画が面白いと感じ、担当部署に試作機の開発を命じたことを明らかにしている[12]。ロケーションテストとして試作機を置いたところ、思いのほか評判がよく、開発を進めることが決まった[13]。
「誰でも楽しく和太鼓をたたく」というコンセプトで本作の開発が始まり[10]、その一環としてコントローラを太鼓にした[14]。 開発チームはコントローラとなる太鼓のボリューム感を出したり、判定の要となるセンサーの精度や叩き心地に影響する太鼓の面の調整に腐心した[10]。 加えて、従来のアーケードゲームでも普通に遊んでいるうちに部品が壊れてしまうのに、バチで叩いたらさらにこわれやすくなってしまうため、誤って太鼓以外のところをバチで叩いても壊れないようにする工夫も凝らされた[10]。
基本的に太鼓で完結された本作の操作体系には煩わしさが指摘されることはあるものの、本作のビジュアルアートディレクターである笹岡武仁は「バチをおいてボタン操作、という動作はユーザーに手間を感じさせてしまう。今後、どのような進化を遂げたとしても、和太鼓で完結という点にはこだわっていきたい」と2013年のインタビューの中で話している[15]。 本作の画面構成やセッティングは企画の段階から製品化の間に試行錯誤を重ねた結果、大幅に変化していった[16]。 開発当初は、お祭りということで褌を締めた人間の男性をメインキャラクターに据える予定だったが、一般受けしないだろうということで方針が変更された[10]。 そこへ、プロジェクトと無関係のデザイナーが「太鼓星人」というキャラクターを提案し、そこから和田どん・かつの兄弟というキャラクターへと発展した[10]。さらに、昭和の下町のような雰囲気を出すため、お祭りとも関連付ける形で彼らの居候先が東京都の糀谷に設定された。加えて、キャラクター性に深みを持たせるため、「北陸の太鼓職人によって作られた」といった裏設定が付与された[10]。設定の考案にかかわった笹岡は、家庭用作品のミニゲームやオープニング・エンディングに向けて映像を作るとき、これらの背景設定があると作りやすいと、2019年の忍者増田とのインタビューの中で話している[10]。筐体のデザインを手掛けた矢野享も、「そういった意味では、本作のプロジェクトは、すごく心に余裕があったんだと思う(笑)。[中略]本作のプロジェクトは、若い子が集まって楽しく世界観を膨らませていったイメージがあります。」と振り返っている[10]。
他に製品版に採用されなかった案としては、ぬいぐるみの中にコントローラを入れて叩いたり[16]、タイミングよく太鼓をたたくと歌詞が生成されるといったものがあった[17]。
当時の音楽ゲームはゲーム専用のオリジナル楽曲で遊ぶという傾向があったのに対し、幅広い年代層に受け入れられるようにするため、様々なジャンルからどの年代でも知られている楽曲が取り入れられた[10]。シリーズ初期作品ではヒットチャートやカラオケでのヒット曲を参考にして曲を選んできたが、時代を経るにつれ、YouTubeでの再生数なども判断材料として取り入れられた[10]。ただし、ヒット曲だけではありきたりになるため、開発陣の感性や先見性などから取り入れられたケースもある[10]。また、日本文化への理解が深まったことから、日本国外のユーザーにも楽しんでもらえるようVOCALOIDやアニメソングなども積極的に収録されるようになった[18]。
シリーズの初期作品にはオンライン機能はなく、数か月おきにROMを交換する必要があったことに加え、権利者との交渉もあったため、収録曲はいつもぎりぎりの段階で決まっていた[10]。その後オンラインアップデートに対応した筐体に切り替わったことで最新の楽曲を届けやすくなった一方、今度はアップデートが延々と続くようになってしまった[19]。また、家庭用シリーズの総合プロデューサーを務める上田彩乃は2024年のインタビューにて、アーケード版または家庭用シリーズのどちらかが先に収録されるかは楽曲によると述べており、双方が相談して同時に実装する場合もある[20][注釈 5]。
譜面の作成は曲が決まった後に行われる。譜面の作り方は担当者によって異なり、最も目立つ楽器のパートを太鼓に置き換える者もいれば、太鼓のパートを追加したうえで最高難易度の譜面から作る者もいる[21]。また、アーケード版の開発統括兼プロデューサーを務める江藤裕平は、譜面作成者のひとりである増渕裕二からの質問に答える形でターゲットを明確にすることを心掛けていると話しており、たとえば、スーパー戦隊シリーズの主題歌の譜面では、子どもが遊ぶことを想定して、難易度を控えめにし、素直でたたきやすいリズムでまとめると説明している[21]。
最初のロケーションテストで多くの客が集まり、2回目のロケーションテストで初めて商品化に進めることとなった[10]。「太鼓の達人」という題名は社長の中村雅哉が命名し、題字は書道の経験のある矢野が手掛けた[10]。また、2000年に稼働していたプライズマシン『料理の達人』と合わせ、本作は達人シリーズの1つに組み込まれた[10]。
実際に開発された際はコナミがジャレコに対して提起した「VJ」をナムコ系列のゲームセンターから撤去させる裁判の影響から、太鼓の達人の開発が終わり、一作目が発売された後はナムコとコナミに関する「ギタージャム」の差し止めをめぐる裁判で和解した7か月後であった[22]。しかし、2012年初頭まではナムコ、セガに関しては(初音ミク Project DIVA Arcadeなどを除き)音ゲーの新作の開発を自粛する傾向にあったため、ナムコにおいて太鼓の達人だけが長寿シリーズになるきっかけとなった。
本作は様々な作品や団体とコラボレーションを重ねており、たとえば、バンダイから発売されたPS2用ソフト『仮面ライダー響鬼』には、同作の主題歌2曲が遊べる『太鼓の達人スペシャルバージョン』が同梱された[23]ほか、『龍が如く5 夢、叶えし者』といった他社作品においても本作がミニゲームとして収録されるケースもあった[24]。
また、マクドナルドとは複数回コラボレーションを行っており、2012年には「マックでDS」というサービスを通じて『太鼓の達人 ラルコとタッチdeバトル』が配信された[19]ことに加え、ハッピーセットの一環としてニンテンドー3DS用ソフト『太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ』の限定コンテンツが販売された[25] 2014年にはスマートフォン向けアプリ『太鼓の達人』のミニゲームがハッピーセットの一環として発売された[26]。
また、同年、他社の音楽ゲームとの合同企画である「ゲームミュージックトライアングル」[27]と「天下一音ゲ祭 全国一斉認定大会」[28]が行われた。 このうち春に行われた「ゲームミュージックトライアングル」はタイトーの『グルーヴコースター』(アーケード版)、セガの『maimai GreeN PLUS』と合同で、3社の人気作品の楽曲をリミックスし、それぞれの筐体で配信するという内容である[27]。一方、夏に行われた「全国一斉認定大会」は、全日本アミューズメント施設営業者協会連合(AOU)加盟企業の店舗にある「ゲームミュージックトライアングル」に参加した3機種およびコナミの『jubeat saucer fulfill』に課題曲(既存曲3曲+4機種ごとの新曲1曲、計7曲)を配信し、その演奏スコアを競う内容である[28]。
アイドルマスターシリーズとは幾度かコラボレーションを行っており、WiiやWiiU版の太鼓の達人でもアイドルマスターの作品がそれらの媒体でリリースされていないにもかかわらず、楽曲や演出に登場したケースがある。2015年には本作のシステムを用いた『アイドルマスター マストソングス』が発売された[29]ほか、 『アイドルマスター シンデレラガールズ』には、2017年3月14日のアップデートにて本作のシステムをもとにした「どんどこパラダイス」が追加されるなど、本作に関連した施策が取られた[30]。加えて、『スターライトステージ』では、本作を初出とする「エンジェル ドリーム」が本作のアイドルたち[注釈 6]によりカバーされた。その後、同楽曲は2017年4月26日に太鼓の達人イエローVer.に逆輸入された[31]。「エンジェル ドリーム」は「PROJECT IM@S 3.0 VISION」の一つであるアイドルコンテンツプロジェクト『vα-liv』の上水流宇宙によってもカバーされている[32]。
2020年3月24日稼働。通称「"新"新筐体(新筐体2)版」または「AC16[注釈 7]」。新筐体から外装内装ともに換装し、モニター・QRコード読み取り装置などが交換・追加された。基板がPS3仕様のSYSTEM357からPC仕様のSystem BNA1に変わり、ゲーミングモニターのような本格仕様の120fpsに対応してより滑らかな動作が出来るようになった。[33]
アップデートの変更内容はアップデート日前後に公式ブログで告知される。現在の最新バージョンは「ニジイロVer.2024」。バージョンはデモ時の画面左上に表示されている(2024年8月現在V52.23)。
2024年8月現在1107曲(隠し曲43曲、双打曲11曲、期間限定曲4曲を含む)収録されており、そのうち225曲に裏譜面がある。
2024年11月には北米でも稼働する予定である[34]。
2011年11月16日稼働。通称「新筐体版」または「AC15[注釈 8]」。従来より筐体の縦幅や太鼓の面積が小さくなり、基板がSYSTEM357・画面が32インチ液晶モニターに変更され、照明は全てLEDになった。選曲画面や演奏時画面のデザインも大幅に変更されている。旧筐体時代には作品名にナンバリングが付いていたが、新筐体版移行後にリセットされた。バナパスポートに対応した。
バナパスポートカードを使用してプレイすると「どんポイント」が貯まり、一定数ごとに楽曲・衣装の特典が貰える。最高到達点は30000pであり、それに到達すると集計時のアイコンがどんの顔に変更される。イエローVer.からは、「どんポイント」は廃止され、「どんメダル」「かつメダル」が代わりに実装された。ニジイロVer.からは、「かつメダル」は廃止された。またカード使用時の名前が5文字までで入力できる(未使用時は1P側が「どんちゃん」・2P側が「かっちゃん」となる)。また、湾岸ミッドナイト等で既に使用されているバナパスポートに関しては、予めランダムなひらがなの組み合わせで名前が付いている。
PC・携帯電話・スマートフォン対応連動サイトである「ドンだーひろば」が開設された(閲覧にはカード使用でのプレイが必要)。カード内のデータ閲覧や名前・どんの衣装(きせかえ)の変更などができる。登録者ランキングは全国・都道府県別に分類されており最高10000人が表示される。
総合成績画面がポイントの集計に変更され、腕前評価は1クレジットでのどんポイント獲得量によるものになった。各筐体のスコアランキング、選曲ランキング、デモプレイ時の譜面コース別順位及び新曲紹介は廃止された。 なお、各筐体のスコアランキングはキミドリVer.のVer.6.12へのアップデート(2014年11月18日実施)でランキング枠3つとなって復活した。また、コンボが繋がり100コンボに達すると、コンボボーナスとして10000点を獲得出来るようになり、その後も100コンボごとにボーナス10000点が付く。『14』までは、連打1つ300点だったが、100点に変更された(ただしふうせん連打、くすだま連打による得点は、連打1つ300点のままである)。ニジイロVer.へのアップデートによって、ボーナス10000点及びふうせん連打、くすだま連打の300点配点は廃止され、これらの連打は1つにつき一律100点になった。
初期作品では演奏中、和田どん、もしくは和田かつが出す吹き出しの漫符の設定が異なり、クリアのノルマラインを超えると「!!」マークを出していたり、一定コンボ数でミスをすると渦マークを出すようになっていた。
太鼓の達人13までの筐体の修理サポートは、部品調達難に伴い、2017年10月をもって終了した[40][41][42]。また、太鼓の達人14の筐体の修理サポートも、部品調達難に伴い、2018年6月をもって終了した[43][44]。
システム基板がSYSTEM256に変更され、選曲画面や演奏時画面のデザインも大幅に変更されている(なお選曲画面は『9』でも変更)。また以降のこの筐体での作品は2人プレイや「おに」で1曲多く設定できるようになっている。SYSTEM256は稼働末期までインターネットへの接続機能を持たず、全市場でPS2をアーケード基板に採用した最後の筐体となった。
SYSTEM256の一連の作品はすべてデモ画面の演出が固定され、ブート直後に版権表記がまとめて表示される仕様だった。
『10』-『12』ではクレジット画面に曲数が表示されていれば解禁済みで、『12.5』以降は常時解禁のものにはクレジット画面右下に解禁済みマークがそれぞれ表示される。基本的な解禁方法はクレジット画面で2台ある左右のふち(実質全4ボタン)を叩いていくというものとなっている。
『太鼓の達人 あっぱれ三代目』以降のPlayStation 2においては、ナンバリングとして「○代目」という表記がなされており、『ドドンがドン』が初代、『春祭り』が二代目にあたる。
家庭用ゲーム機への展開にあたっては、業務用と並行して開発できる体制が整えられた[19]。中館賢は後年のインタビューにて、双方のチームはフロアの近い席で作業していたことに加え、兼任する者も多かったため、双方の間で対立はなかったとしている。一方、家庭用への進出に際してセールスにかかわっていた露木雄二は同じインタビューにて、『わくわくアニメ祭り』で小さな子どもを引き付けるために収録曲をアニメに特化してほしいと頼んだところ開発チームから「そんなものを作っても売れません」と嫌がられたと振り返っている[19]。 また、2002年10月から2003年12月までの約1年近くもの間に4タイトルとハイペースで発売されており、中館ら開発チームはおかしなスケジュールだったと振り返っている[19]。
以降も各ハードの特性に沿った開発がすすめられた[19]。
タイトル | 発売日および配信時期 | プラットフォーム | 収録曲 | 備考 |
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太鼓の達人 タタコンでドドンがドン | 2002年10月24日発売[51] | PlayStation 2 | 全30曲/6曲隠し | 最初の家庭用作品[51]。 他の作品と異なり一定の曲の選択によって隠し曲が出現する。 |
太鼓の達人 ドキッ!新曲だらけの春祭り | 2003年3月27日発売 | PlayStation 2 | 全34曲/5曲隠し | 曲選択画面でハイスコアが見られるようになった。 隠し曲を全て解禁することで難易度「おに」が出現する。 |
太鼓の達人 あっぱれ三代目 | 2003年10月30日発売[52] | PlayStation 2 | 全39曲/5曲隠し | この作品から○代目が付くようになり、ミニゲームも3種類から4種類に増えた。 |
太鼓の達人 わくわくアニメ祭り | 2003年12月18日発売[53] | PlayStation 2 | 全19曲/1曲隠し | 楽曲は隠し曲を除き、全てアニメソングとなっている。 |
太鼓の達人 あつまれ! 祭りだ!! 四代目 | 2004年7月22日発売 | PlayStation 2 | 全40曲/5曲隠し | 映像やシステムが一新され、画質が上がった。 「ドンポイント」が導入され、このポイントに応じて隠し曲や隠し要素が解禁される。 アーケードモードとサバイバルモードがなくなり、フリーモードが演奏モードに変更された。 バトル要素として「わいわい太鼓合戦」が登場した(以降のPS2作品でも搭載されている)。 かんたんに★×6、ふつう★×7、むずかしいに★×8が追加された。(かんたん★×6はこの作品のみ) 全ての曲にかんたん〜おにの譜面がつくようになった。 |
太鼓の達人 ゴー!ゴー!五代目 | 2004年12月9日発売 | PlayStation 2 | 全45曲/5曲隠し | 「ゴーゴータイム」、「お芋音符」が登場した。 オプション「ドロン(ますたぁ)」が登場。 |
太鼓の達人 TAIKO DRUM MASTER | 2005年3月17日発売 | PlayStation 2 | 全33曲 | 太鼓の達人北米版『Taiko: Drum Master』のリメイク版であり、アメリカの曲が多く収録されている。 |
太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル | 2005年8月4日発売 | PlayStation 2 | 全40曲/4曲隠し | 楽曲はアニメソングを中心に収録されている。 |
太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目 | 2005年12月8日発売 | PlayStation 2 | 全48曲/5曲隠し | 芋音符を早く叩けば高得点が取れる方式に変更された。 連打の時に連打回数が出るようになった。 オプション「ばいそく」「さんばい」「よんばい」「かんぺき」が登場。 |
太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目 | 2006年12月7日発売 | PlayStation 2 | 全48曲/7曲隠し | 映像やシステムが変更され、リザルト画面と成績確認画面で、良・可・不可の個数まで表示されるようになった。 出題される演奏ゲームやミニゲームのお題をクリアしながら冒険する「わくわく冒険ランド」が登場した オプション「あべこべ」が登場。 |
太鼓の達人 ぽ〜たぶる | 2005年8月4日発売 | PSP | 全60曲/4曲隠し/22曲DL | メモリースティック デュオを利用したネットによる曲配信サービスがあった。 好きな演奏時間を設定し、ランダムに選ばれる曲を演奏していく「連続演奏ゲーム」がある。 |
太鼓の達人 ぽ〜たぶる2 | 2006年9月7日発売 | PSP | 全106曲/5曲隠し/44曲DL | 前作でネット配信された22曲が最初から収録されている。 ストーリーモードとして「おはなしモード」が収録されている。 このシリーズのみ、面とふちの区別が無くなる(但し配点が低くなる)「どん子モード」や、譜面の好きなところを自由に叩ける「きままにドンカツ」モードがある。 前作同様、2018年1月31日をもって、再ダウンロードを含むすべてのネットワークサービスが使用不可になった。 |
太鼓の達人 ぽ〜たぶるDX | 2011年7月14日発売 | PSP | 全180曲/2曲隠し/110曲DL/15曲裏譜面あり | UMD版とダウンロード版の2種類の方式で発売された。 オプションが「速さ」「音符」「特殊」にカテゴリー化され、最高3種同時に付けられるようになった。 ストーリーモードとして、相手と演奏で勝負し陣取り合戦を行う「全国おみこしバトル」がある。 曲を数種類選択して連続で演奏する「メドレーモード」が登場。曲数は3・5・8となっている。 PSP版で初めて通信対戦で最高コンボ数など対決方法を選択できるようになった。
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太鼓の達人 Vバージョン | 2015年7月9日発売 | PS Vita | 全170曲/9曲隠し/84曲DL/17(33)曲裏譜面あり | ストーリーモードとして、「ドンだークエスト」が登場。 演奏オプションに「とっくん」が追加された。 家庭用で初めて東方Project楽曲が収録された。 |
アイドルマスター マストソングス 赤盤/青盤 | 2015年12月10日発売 | PS Vita | 全80曲/26曲隠し/12曲裏譜面あり | 本作は正確には太鼓の達人のシステムを使ったアイドルマスター作品であるが、便宜上ここに記した。 |
太鼓の達人 セッションでドドンがドン! | 2017年10月26日発売 | PlayStation 4 | 全286曲/12曲隠し(ランクマッチごほうび)/199曲DL/12(37)曲裏譜面あり) | シリーズ初の演奏データとセッション可能。専用コントローラーも発売された。 演奏画面や選曲画面がリニューアルし、演出が従来とは違う物になり、キャラクターとのセッション演奏やインターネット対戦(ランクマッチ)が追加された |
太鼓の達人DS タッチでドコドン! | 2007年7月26日発売 | ニンテンドーDS | 全35曲/6曲隠し | DS初の作品。ボタンによる操作体系に加え、DSの下画面の特定の場所をタッチすることで演奏する方式が採用された。 ワイヤレス通信を利用した最大4人までの対戦ができ、対決方法を選択できるようになった(種類はスコア・最高コンボ数・「良」の数・叩いた数)。 ゲーム中の和田どんや和田かつの着せ替えをすることができる。 決められた課題曲に挑戦していく「毎日うでだめし道場」が登場した。 |
めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険 | 2008年4月24日発売 | ニンテンドーDS | 全50曲/14曲隠し | 「道場やぶり」というRPG風のストーリーモードがある。 セーブデータ数が前作よりも減った(3つ→2つ)。 「ドンポイント」が「太鼓カウンター」に変更され、以降の家庭用作品も同様になっている。音符(連打系も含む)を叩いた数がカウントされる。 |
太鼓の達人DS ドロロン!ヨーカイ大決戦!! | 2010年7月1日発売 | ニンテンドーDS | 全51曲/15曲隠し | ストーリーモードとして、「ヨーカイ大決戦」があり、「ヨーカイ大決戦」の課題演奏がクリアした瞬間終了するようになった。 「毎日うでだめし道場」が「毎日うでだめし」に、「どんのへや」が「どんちゃんのへや」に変わった。 「あんごう」(パスワード)システムが追加された。 マクドナルドで、太鼓の達人とコラボしたハッピーセットを購入する事で暗号が手に入り、ゲーム内で入力することによって、コラボ楽曲「パパマママック」が入手出来た[54] |
太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ | 2012年7月12日発売 2020年10月30日にDL版の配信を終了 | ニンテンドー3DS | 全55曲/9曲隠し/5曲裏譜面あり | 3DS初の作品。 家庭用で初の新筐体版基準となっている。 ストーリーモードとして「ちびドラゴンと不思議なオーブ」がある。 新要素として「スタンプ帳」がある。様々な条件をクリアしてポイントを取得すると段位が上がり、どんの着せ替えや隠し曲・裏譜面を手に入れることができる。 |
太鼓の達人 どんとかつの時空大冒険 | 2014年6月26日発売 2017年5月30日にDL版の配信を終了 | ニンテンドー3DS | 全132曲/10曲隠し/69曲DL/11(26)曲裏譜面あり | ストーリーモードとして「時空大冒険」がある。 DS系統としては初の有料曲やミッションの追加ダウンロード配信が行われていた。 2023年3月28日を以て「ニンテンドーeショップ」のサービスが終了した。 |
太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー | 2016年6月16日[55] 2020年10月30日にDL版の配信を終了 | ニンテンドー3DS | 全177曲/10曲隠し/DL105曲/9(23)曲裏譜面あり | 3D表示が出来なくなった。ストーリーモードとして「ミステリーアドベンチャー」がある。 セーブデータ数が前作よりも減った(2つ→1つ)。 DS系統としては初の東方Project楽曲が収録されている。 2023年3月28日を以て「ニンテンドーeショップ」のサービスが終了した。 |
太鼓の達人Wii | 2008年12月11日発売 | Wii | 全70曲/28曲隠し | Wii初の作品。 歌詞が存在する曲を選択した時、演奏中画面下に歌詞が表示されるようになった。 |
太鼓の達人Wii ドドーンと2代目! | 2009年11月19日発売 | Wii | 全70曲/25曲隠し/9曲裏譜面あり) | 一部の要素は雑誌を通じた公募によって採用された[注釈 9] |
太鼓の達人Wii みんなでパーティ☆3代目! | 2010年12月2日発売 | Wii | 全71曲/23曲隠し/10曲裏譜面あり | この作品以降、Wii版では4人同時演奏が可能となる。 「七代目」以来のミニゲームモードである、「ドリームたいこランド」が登場した(こちらも4人プレイ可能)。 Wiiの作品の中で、この作品はどん、かつなどの着せ替えがない。 |
太鼓の達人Wii 決定版 | 2011年11月23日発売 | Wii | 全105曲/45曲隠し/15曲裏譜面あり | 好きな箇所だけを演奏できる「つまみ食い演奏モード」やストーリーモードとなる「フウガとミライの太鼓教室」が登場した。 オリジナル楽曲を中心に過去のWii版に収録された曲が多い。 |
太鼓の達人Wii 超ごうか版 | 2012年11月29日発売 | Wii | 全105曲/45曲隠し/15曲裏譜面あり | パーティモードとして「瞬間爽快!どんちゃん騒ぎ」がある。ミニゲームも復活した。 全体的なレイアウトは旧筐体のままだが、どんの動きが新筐体風になっている。また、100コンボを越えるごとに10000点が加算されるようになっている。 |
太鼓の達人 Wii Uば~じょん! | 2013年11月21日発売 | Wii U | 全104曲/25曲隠し/34曲DL/18曲裏譜面あり | Wii U初の作品。Wii U GamePadのタッチパネルでのプレイ(スマートフォンアプリ版のような操作)にも対応。 パート毎にプレイヤーが交代する「バトンタッチ演奏」モードがある。 「ぽ~たぶるDX」と同様に、有料曲と無料曲と着せ替えの追加ダウンロード配信が行われている。 2023年3月28日を以て「ニンテンドーeショップ」のサービスが終了した。 |
太鼓の達人 特盛り! | 2014年11月20日発売 2019年10月31日にDL版の配信終了 | Wii U | 全121曲/44曲隠し/24曲DL/14曲裏譜面あり | イントロを当てる「イントロどん♪」モードがある。 お楽しみ要素として演奏ゲームをクリアするともらえる「ドン小判」を使って、曲や着せ替えなどと引き換えができる「メカドンガシャ」がある。メカドンガシャでは全ての商品をコンプリートすると、シューティングゲームで遊ぶことが出来る。 有料曲と無料曲と着せ替えの追加ダウンロード配信が行われている。 2023年3月28日を以て「ニンテンドーeショップ」のサービスが終了した。 |
太鼓の達人 あつめて★ともだち大作戦! | 2015年11月26日発売[56] 2020年10月30日にDL版の配信終了 | Wii U | 全134曲/34曲隠し/47曲DL/14(24)曲裏譜面あり | 「ともだち大作戦」モードがメインモードとなる。 有料曲と無料曲と着せ替えの追加ダウンロード配信が行われている。 2023年3月28日を以て「ニンテンドーeショップ」のサービスが終了した。 |
太鼓の達人 Nintendo Switchば〜じょん! | 2018年7月19日発売 | Nintendo Switch | 全400曲以上/33曲隠し/313曲DL/17(59)曲裏譜面あり | Switch初の作品で、Joy-Conをバチに使える。HD振動、2人プレイに対応。専用コントローラーも発売(PS4版コントローラーをベースに、縁の反応や、センサーの取りこぼしといったPS4版の不満点を改善している[57])。 2019年5月16日には新対戦モードの「ドンカツファイト」が無料アップデートで追加された[58]。 同年12月11日のアップデートにより、「オンラインランクマッチ」が追加された。これは、家庭用で史上初のインターネット上でのリアルタイム対戦が可能となっている[59]。 きせかえは存在しない。また、選曲画面がニジイロVer.と同様の縦スクロールである。 |
太鼓の達人 ドコどんRPGパック! | 2020年11月26日 | Nintendo Switch | 全137曲/19曲隠し/20曲裏譜面あり | ニンテンドー3DS版のうち、『どんとかつの時空大冒険』 『ドコドン!ミステリーアドベンチャー』の2作を移植し、一部収録曲を差し替えたもの[60]。 |
太鼓の達人 ドンダフルフェスティバル | 2022年9月22日(Nintendo Switch版) | Nintendo Switch PlayStation 5 PC(Steam) | 備考欄参照 | サブスクリプションによる楽曲配信を採用している。 |
太鼓の達人 | 2003年4月(iアプリ)[61] 2003年11月20日(EZweb版)[62] | 携帯電話 (iアプリ Yahoo!ケータイ EZweb) | 30曲(アプリ内蔵分) | 各機種別にランキング化されており、上位100人に入ると「おに」が遊べるようになる。 |
太鼓の達人 人気曲ぱっく | 2010年2月1日配信 | iOS | 全5曲 | |
太鼓の達人 人気曲ぱっく2 | 2010年4月15日配信 | iOS | 全5曲 | |
太鼓の達人+ | 2010年5月28日配信-2024年3月29日配信終了 | iOS | 無料6曲 追加楽曲ぱっくは最大319曲(裏譜面は39曲) | アプリ本体は無料で、追加楽曲ぱっく(各5曲)を購入して楽曲を増やせる。無料楽曲も当初は1曲のみだったが、その後のアップデートで追加された。 『+』以外の単独アプリと同じ曲を収録した追加楽曲ぱっくも含まれるが、単独アプリ購入者も『+』内でプレイしたい場合は改めて追加楽曲ぱっくを購入する必要がある。 コラボレーションの楽曲ぱっく収録曲では専用の踊り子が登場する。 2010年11月11日の更新でBluetoothによる対戦機能が、2011年10月11日の更新で譜面分岐や演奏オプション等が追加された。 |
太鼓の達人RS | 2010年7月23日配信-2014年3月5日配信終了 | iOS | 全6曲 | 『+』のRIP SLYME関連曲(RSぱっく収録の5曲+無料配信1曲)を単独アプリとしたもの。 全て本人歌唱で、踊り子には赤塚不二夫風に描かれたRIP SLYMEのメンバーが登場する。 |
太鼓の達人 RPGだドン! | 2014年7月3日配信-2015年3月30日サービス終了[63] | iOS | 基本プレイ無料のパズル要素を採り入れたRPGとなっていた。 | |
太鼓の達人★新曲取り放題! | 2016年2月3日[64] | Android | auスマートパス、docomoスゴ得コンテンツ加入者向けに配信。配信曲は無料でダウンロードできる。難易度はかんたんとふつう、また一部の機種でむずかしいにも対応している。 | |
太鼓の達人 | Android | 12曲 | 005SHのみ対応でプリインストールされている[65]。 | |
太鼓の達人 | Android | デフォルト5曲。全348曲。 | IS05のみ対応でプリインストールされている。au-oneマーケットよりダウンロード可能。 | |
太鼓の達人 AR妖怪バトル | 2011年配信 - 2016年1月31日[66] | Android | 5曲 | Android 2.3以上のジャイロセンサー、3D対応機種のみ対応。Google Playからインストールできる。 |
太鼓の達人 RHYTHM CONNECT | 2023年11月1日配信-2024年10月31日サービス終了予定[67] | iOS Android | 『+』、『PopTapBeat』とは異なり縦画面でプレイする。シリーズ初のジャケット、MVが表示される。 | |
太鼓の達人 The Drum Master! | 2022年1月27日[68] | Xbox One Xbox Series X/S PC | 70曲 | Microsoft Storeで配信。 |
太鼓の達人 PopTapBeat | 2021年4月3日 | Apple TV macOS iOS | 30曲 | Apple Arcade加入者限定。 |
太鼓の達人 おんがくレッスン | 2007年4月15日 | アドバンスピコ・ビーナ | 40曲 | 童謡を中心とした40曲が収録されており、難易度も小さな子どもが遊べるように調整されているト[69]。 演奏モードとは別に、作曲モードやミニゲームも収録されている[69]。 |
3DS版のキャラについては
本作は、太鼓をモチーフとしたキャラクターの和田どんと和田かつの兄弟に加え、様々なキャラクターが登場する。
2005年4月4日よりキッズステーションにて、クレイアニメを放送、DVD全4巻。監督はこぐまあつこ。
2021年11月16日よりYouTube「太鼓の達人 公式チャンネル」にてショートアニメが配信されている。製作はPlott[75]。2024年6月10日から9月9日までTOKYO MXで放送された[76][77]。
各話リスト(テレビ版)
話数 | サブタイトル | 放送日 |
---|---|---|
1 | ゲーセンでお泊まりしてみたドン! | 6月10日 |
2 | 注射なんて絶対打たないドン! | 6月17日 |
3 | 筋トレをしすぎるとどうなるのカッ! | 6月24日 |
4 | 太鼓昔話 どん太郎のおに退治 | 7月 | 1日
5 | 和田イヌって普段何をしているのカッ? | 7月 | 8日
6 | 灼熱部屋VS極寒部屋、本当にツラいのはどっちなのカッ? | 7月15日 |
7 | 見られてる…? | 7月22日 |
8 | ドッペルゲンガーに出会うとどうなるのカッ | 7月29日 |
9 | 朝5時に散歩ねだるドン | 8月 | 5日
10 | みんな赤ちゃんになったらどうなるのカッ | 8月19日 |
11 | 寿司を握って太鼓上達! …するのカッ? | 8月26日 |
12 | 前人未踏!? 巨大迷路から脱出するドン! | 9月 | 2日
13 | 捨て太鼓とアイドル。 | 9月 | 9日
サウンドトラックCDはタイトルごとではなく、基本的に数年に一度のペースで発表されてきたが、2018年には8枚連続で発売された[78]。
楽曲がほかのアルバムに再録されるケースもあり、たとえばNintendo Switch版に収録されたザ・ぷー&おやつカンパニーの「おまえブタメン!」は、ザ・ぷーのアルバム『コレナニ』に再録された[79]ほか、マモル(nhhmbase)と武井麻里子のユニット・まりんべーすの「ほうかご☆マジシャン」は、武井のミニアルバム「マルチタスクガール」に再録されている[80][81]。
また、『太鼓の達人Wii 超ごうか版』[82]と『太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ』[83]は、BGM集がiTunesにて配信されている[84]。
2023年3月24日には、バンダイナムコエンターテインメントが自社サウンドレーベル「Bandai Namco Game Music」の一部門として、本作専門のレーベル「WADIVE RECORD」を立ち上げ、その第一弾としてオミコシスターズ feat. Ponchi♪の「スキに理由はいらないじゃん!」を配信した[85]。また、2024年には「WADIVE RECORD」発のメディアミックスとして「WADIVERSE」が展開された[86]。
2003年4月23日に日本コロムビアより『太鼓の達人 レッド』と『太鼓の達人 ブルー』が2枚同時に発売された。同一名の前述の新筐体のバージョンとは一切関係がない。レッドはアニメソングのカバーを中心に収録されている[87]一方、ブルーはJ-POPのカバーを中心としている[88]。これに加えて、アーケード第一作で使用された「ゴーゴー・キッチン」[89]や、PS2用ソフト『太鼓の達人 タタコンでドドンがドン』の主題歌「虹色・夢色・太鼓色」[90]など、ナムコオリジナル曲も収録されている。
『太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル 大熱唱! 歌祭り』は、2005年8月24日発売に発売されたサウンドトラックである[92]。
収録曲のうち、「響け!太鼓の達人」(リミックス版)、「合体!ドンレンジャーロボ 」、「きっと もっと ずっと」、「マジンガーZ」(『太鼓の達人』版)の4曲は、歌唱担当者である水木一郎のアルバム『ゲーマーANIKI完全攻略〜水木一郎ゲームソングコレクション〜』に再録された[93]。
『太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック「サントラ2008」』は、2008年5月21日に発売されたサウンドトラックであり、アーケード版『太鼓の達人10』と『太鼓の達人11』および家庭用ソフトである『太鼓の達人DS タッチでドコドン!』と『めっちゃ!太鼓の達人DS 7つの島の大冒険』で使用された曲を中心に収録されている[97]。
2011年12月21日発売[114]。本作には、10周年記念曲「ダンバ・ダンバ・ディン・ダン」[115]と「初音ミクの消失−劇場版−」[116]に加え、『太鼓の達人DS ドロロン!ヨーカイ大決戦!!』の主題歌である「どろろんガール」[117]や未発表曲なども収録されている[114]。
2012年3月21日に発売された本アルバムは2枚組仕様となっている[123][124]。 DISC-1の収録曲のうち、「TE-20」は『ファイティングレイヤー』の登場人物・加藤鉄雄のテーマ曲のアレンジである[注釈 12][126]。また、DISC-2収録曲のうち、「ドン・エンガスの笛吹き」は、ティンホイッスルおよびローホイッスルの演奏者としてKou Ogataが参加している[127]。
『太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック「そつおめしき」「時空庁時空1課」「東京特許キョ許可局局長!!」』は、2014年3月29日発売に発売されたミニアルバムであり、「そつおめしき」「時空庁時空1課」「東京特許キョ許可局局長!!」の3曲に加え、各楽曲をむずかしい譜面とおに譜面向けにアレンジした―バージョン、そしてオフボーカル版が収録されている[133]。このうち、そつおめしきは川元義徳がプロデュースした[78]。
『太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック「ガールズポップマニア」』は、2014年8月13日にクラリスレーベルより発売されたミニアルバムである[135]。
2018年5月30日発売された本アルバムには、『太鼓の達人 ちびドラゴンと不思議なオーブ』の主題歌である「キミと響くハーモニー」など、ヴォーカル曲が収録されている[137]。
『太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック やきとうもろこし』は2018年6月13日にシティコネクションから発売されたアルバムであり、シリーズ第2作である[143]。 「蝶戀 〜Obsession〜」など東洋調の楽曲に加え、「ゲームミュージックトライアングル」で用いられた楽曲なども収録されている[143]。
2018年6月27日発売された本作は、家庭用のストーリーモードで使用された曲や、VOCALOIDを用いた楽曲を中心に収録されている[146]。このうち4曲は「クレオフーガGUMI楽曲コンテスト」入賞曲である[147]。
2018年7月11日発売。「クール&スパークリング」をコンセプトに、音楽ゲームなどで活躍するミュージシャンの楽曲を中心に収録されている[150]。
2018年7月25日発売[155]。 テクノ系やインストゥルメンタルの楽曲を中心に収録されており、NAMCO SOUNDSによる東方Projectアレンジ楽曲に加え、「太鼓の達人 全国大会課題曲公募」の受賞曲「D's Adventure Note」[148]や、音楽ソフト『KORG Gadget』の音源「Kamata」のデモソングである「Asteroid」が収録されている[156][155]。
2018年8月8日発売。「ふわふわであまあまなサウンド」をテーマとした本アルバムは、『太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー』のストーリーモード曲や、明るく楽しい曲を中心に収録されている[158]。 本アルバムには、『太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー』のテーマ曲「世界はいつでもミステリー」が収録されている[159]。また、過去に発売されたマキシシングルから、「東京特許キョ許可局局長」、「ぷるぷるしんぷる」、そして「電子ドラムの達人」が再録されている。
2018年8月29日発売[162]。 ベビーカステラのようにあまくやわらかなポップソングや、クラシック音楽のアレンジ曲が収録されている[162]。 収録曲のうち、「Diver」は元々『トレジャーガウスト ガウストダイバー』の主題歌を『太鼓の達人』向けに再構築したものである[163]。 また、「オリジナルミライ」は、もともと『右脳の達人 爽解! まちがいミュージアム』のリザルト曲として使用されていたものである[164]。
『太鼓の達人 オリジナルサウンドトラック かたぬき』は、2018年9月12日にクラリスディスクから発売されたサウンドトラックアルバムである[165]。
同レーベルから連続して発売されたサウンドトラックシリーズの最終作である本作には、わくわくするような楽曲や実験的な楽曲を中心に収録されている[165]。
本作はロケーションテストの段階から評判がよく、開発チームの予想に反し、ロケーションテストでは和太鼓になじみのないはずの小さな子どもたちにも人気があった[10]。
2001年に正式稼働して以来、家庭用ゲーム機やスマートフォンなど、様々なプラットフォームで人気を博してきた[167]。
2019年5月、家庭用向けシリーズ販売本数が1,000万本を突破した[168]。
開発チームはインタビューの中でロングヒットの理由について、それぞれ「間口の広さ」(笹岡)、「変えるところと変えないところのコントロール」(中館)、「リプレイ性のあるシステムと、一曲一曲の調整」(市川)、「見た目の明確さと健全さ」(矢野)を挙げている[10]。 また、2018年からAC版のプロデューサーに就任した木水克典は、忍者増田とのインタビューの中で様々な相手とのコラボレーションを通じて客層が広がったと述べており、UUUMとのコラボイベント後に普段とは異なる客がゲームセンターでプレイしてくれた点について触れ、これからも新しい年代のユーザーに興味を持ってもらえるコラボレーションをすることが重要だとしている[19]。 本作のファンたちは、本作の公式ウェブサイト「ドンだーページ」にちなんで「ドンだー」と呼ばれるようになった[10]。 新型コロナウイルスの流行が続く2020年代も安定した売り上げを維持しているとオリコンは報じており、時代や環境の変化に囚われず、アーケードゲームとしての強みを確実に打ち出しているとしている[169]。本作のビジュアルアートディレクターである笹岡武仁は、その理由について「スマホなどで手軽にゲームが楽しめるようにはなったのですが、実際にバチを持って大きな太鼓を叩く体験は、ゲームセンター以外にはできないですよね。[中略]そこに独自性があるので、時世に左右されずに求められ続けているんだと思うんです」とオリコンとのインタビューの中で考察を述べている[169]。
楽曲にも人気が集まっており、たとえば本作オリジナル楽曲のひとつである「さいたま2000」は、ロッテルダムテクノという日本ではなじみの薄いジャンルの音楽であるものの、登場以来同作を代表する定番曲として知られている[21]。
その一方で、アーケード版の筐体の部品を盗む者もおり、逮捕者も出ている[167]。
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