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日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー ウィキペディアから
神前 暁(こうさき さとる、1974年9月16日 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。MONACA所属。大阪府豊中市出身[1]。
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音楽好きの両親のもとに生まれ、ヤマハ音楽教室に3歳から小学校5年生まで通ってピアノを習う。中学校では吹奏楽部に入り、トランペットを担当し、高校まで続けていた[2]。
京都大学時代には作曲サークルの「吉田音楽製作所」に所属し、同人活動として作曲を行っていた。1期下の後輩に柴那典がいた[3]。また、大阪教育大学附属高等学校池田校舎の同級生であった山本寛が京都大学アニメーション同好会にて監督した自主制作の特撮実写映画『怨念戦隊ルサンチマン』のBGMを手がけた他、同作にパンピー帝国のコムーロ大帝役(名義はローリー神前)として出演した。
大学卒業後に株式会社ナムコ(現:株式会社バンダイナムコエンターテインメント)にサウンドクリエイターとして所属し、『鉄拳』シリーズ、『ことばのパズル もじぴったん』など多数の作品を手掛けた。なお、『太鼓の達人』シリーズに「ワンダーモモ」を収録する際、神前は新録版の歌唱を桃井はるこに依頼し、「ワンダーモモーイ」として収録した[4][注 1]。
ナムコ在籍中に、同社の音楽担当らが作る同人音楽サークルnanosoundsのメンバーとして活動していたこともある[5][6][7]。
2005年に「より幅広いフィールドで音楽活動を行いたい」という理由によりナムコを退社し、ナムコで同じサウンドクリエーターとして所属していた岡部啓一の立ち上げたMONACAに所属するようになった。
その後、BGM等を担当した、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』にて注目を浴び、挿入歌として使用された『涼宮ハルヒの詰合』はオリコンチャート5位を記録し、アニメ『らき☆すた』オープニングテーマ「もってけ!セーラーふく」で、自身最高のオリコンチャート2位を記録した。
本人が手掛けた作品のサウンドトラックの商品化は「初回特典」という形で付属することが多く(『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』などがこれにあたる)、初回版を所有していない人からすれば、ほとんど触れる機会がなかったといえる(一般販売は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のサウンドトラックが初とされ、同商品の宣伝時にフィーチャーされた)。
2019年、平成アニソン大賞で「God knows...」が編曲賞(2000-2009年)、「恋愛サーキュレーション」がキャラクターソング賞(2000-2009年)、「READY!!」がキャラクターソング賞(2010-2019年)、「M@STERPIECE」が映画主題歌賞(2010-2019年)に選出された[8]。
2020年3月18日には作曲家デビュー20周年を記念して「神前 暁 20th Anniversary Selected Works “DAWN”」が発売された[9]。
アニメが好きで小さい頃、NHKの『ニルスの不思議な旅』や『スプーンおばさん』を見ていた。『スプーンおばさん』のエンディングテーマで飯島真理が歌っていた『リンゴの森の子猫たち』。筒美京平作曲ですごく好きでしたと話す[10]。
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