大阪上本町駅
大阪府大阪市天王寺区にある近畿日本鉄道の駅 ウィキペディアから
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大阪上本町駅(おおさかうえほんまちえき)は、大阪府大阪市天王寺区上本町六丁目にある近畿日本鉄道(近鉄)の駅である。
大阪上本町駅 | |
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近鉄百貨店上本町店(2012年5月) | |
おおさか うえほんまち Osaka-Uehommachi (近鉄百貨店前) | |
左は谷町九丁目駅 | |
所在地 | 大阪市天王寺区上本町六丁目1-55 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
電報略号 | ウエ |
駅構造 | |
ホーム |
|
乗降人員 -統計年度- |
65,644人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)4月30日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | D 大阪線 |
駅番号 | D03 |
キロ程 | 0.0 km(大阪上本町起点) |
所属路線 | A 難波線(奈良線)** |
駅番号 | A03 |
キロ程 | 0.0 km(大阪上本町起点) |
(1.1 km) 鶴橋 A04**► | |
乗換 | |
備考 | 大阪線は地上ホームに、難波線は地下ホームに発着 |
上町台地の頂に達する位置であり、上町の中心の意から「上本町」と呼ばれるようになった。駅長配置駅である。第3回近畿の駅百選に選定されている。
近鉄の直系母体である大阪電気軌道(大軌)開業時からのターミナル駅で、元々は現在の近鉄奈良線の起点であった。天王寺区上本町六丁目に所在し、(市電→市バス→)大阪シティバスの停留場名が「上本町六丁目」であることから「上六」とも呼ばれる。7面6線の地上ホーム(大阪線)と2面2線の地下ホーム(奈良線・難波線)で構成される。7面6線の地上ホームは頭端式ホームとしては阪急電鉄の大阪梅田駅、南海電鉄の難波駅に次ぐ全国3位の規模を誇る(単一路線では全国1位)。また、近鉄の大阪側の主要駅では大阪阿部野橋駅、鶴橋駅、大阪難波駅に次ぐ4番目の利用者数となる[1]。
1970年の難波線(当駅地下ホーム)開業によって、ミナミの繁華街に位置する大阪難波駅(2009年以前は近鉄難波駅)まで路線が延伸された。難波線の開業により、特急を含めた全ての奈良線の列車と名阪特急などの大半の大阪線の特急列車は大阪難波駅を発着するようになり、当駅の地下ホームは実質的に途中駅扱いとなった。そのため、奈良線・大阪線の全ての列車が当駅を始発としていた難波線開業以前と比較すると、上本町駅のターミナル駅としての役割は大きく低下している。一方、全ての大阪線一般列車と伊勢志摩方面に向かう一部の阪伊特急は依然として当駅地上の頭端式ホームを発着し、今でもターミナル駅としての機能を一部維持している。歴史的経緯から当駅は近畿日本鉄道(近鉄)及び近鉄グループホールディングスの登記上本店となっており、駅周辺は両社の本社や、近鉄グループの商業施設・ホテルなどが集積している。
大阪線・難波線ともに当駅が起点である。線路名称上は、大阪上本町駅 - 布施駅間は大阪線に属しており、奈良線は布施駅が起点であるが、実際の運行上は大阪線複々線区間を経由して当駅の地下ホーム(難波線・奈良線ホーム)に乗り入れる。地下ホームを発着する全ての列車は難波線に直通して大阪難波駅まで至る(一部の一般列車は大阪難波駅から阪神なんば線に直通)。また、地下ホームは名阪特急など大阪難波駅を起点とする大阪線特急列車も発着する。
地下通路により、以下の路線と接続されている。
大阪線の列車が発着する行き止まりの頭端式7面6線の地上ホーム(1階)と、奈良線(難波線)の列車と一部の大阪線特急列車が発着する相対式2面2線の地下ホーム(地下3階)に分かれている。地下ホームを起点・終点とする列車は存在せず、実質的には中間駅となっている。地上ホームと地下ホームは改札内で階段を通じて結ばれている。頭端式ホームとしては阪急電鉄の大阪梅田駅、南海電気鉄道の難波駅に次ぐ全国3位の規模を誇る。ただし単一路線では日本一の規模である。改札口は地上に1箇所、地下に3箇所ある(うち1箇所は近鉄百貨店上本町店の地下2階と直結している)。有効長は全ホーム10両。
乗り場 | 特急 | 快速急行 | 急行 | 準急
区間準急 |
各駅停車 |
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4 | - | 夕方以降 | 終日 | 終日 | |
5 | |||||
6 | 朝・夕 | 主に日中以外 | |||
7 | 一部の朝始発 | 平日夕方 | |||
8 | - | - | - | ||
9 | 朝、夕 | - | - |
地上ホームの並びは北から、2024年のダイヤ変更までは3番線降車ホーム(片面のみ)、3・4番のりば、4・5番線降車ホーム、5・6番のりば、6・7番線降車ホーム、7・8番のりば、9番のりば(片面のみ)の順。
近鉄の他の頭端式ターミナル駅(大阪阿部野橋駅・京都駅・近鉄名古屋駅など)と異なり、種別毎のホーム区別はなされていない(近鉄奈良駅も類似の状況)[3]。
以前は地上ホームから発着する名古屋行き特急が平日朝の1本(土休日は大阪難波始発)のみあったが、2016年3月19日ダイヤ変更時に大阪難波発に変更され消滅した[注 1]ほか、地上ホームから発車する特急は8時と9時に当駅発の賢島行き特急以外は朝の7時から夕方の19時にかけて毎時1本当駅発の阪伊特急が設定されていたが、現在、地上ホームから発車する特急は7時と8時に宇治山田行き特急と8時~9時とに当駅発の賢島行き特急、17時から19時台に毎時1本当駅発の阪伊特急が設定されている。[注 2]
なお、8番のりばと9番のりばは同じ線路を共有しており、特急とそれ以外の種別で使用ホームを分けている(特急到着時は8番のりばを降車、9番のりばを乗車用として使う。それ以外の種別到着時はこの逆)。
9番のりばは、2024年8月時点では、近鉄で最大のホーム番号である(2015年3月31日までは、近鉄四日市駅の10番のりばが近鉄で最大のホーム番号だった[注 3])。
2024年のダイヤ改正施行後は後述の大阪・関西万博開催によるバスターミナル整備による改修のため、3番線は廃止されたことで欠番となり、地上大阪ホームは4~9番線での運用となった。
地上ホームは「近鉄百貨店の建物内」の扱いになっているので、特急車両の喫煙ルーム(2024年3月1日廃止)は地下・地上問わず使用できなかった。
← 難波線 大阪難波・尼崎・ 神戸三宮方面 |
→ 奈良線 生駒・大和西大寺 ・奈良方面 |
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↓ 大阪線 大和八木・伊勢中川・ 賢島・名古屋方面 |
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凡例 出典:[4]、[5] 画像左より大阪上本町・鶴橋・今里・布施の各駅 ■:奈良線、■:大阪線、▲:難波発着の大阪線特急のルート 白線クロスハッチは降車専用ホーム 布施駅の赤実線内(4階)は赤破線内(3階)の直上 鶴橋駅ホーム上を大阪環状線がオーバークロスしているが本図では省略した。 |
開業時の駅は現在よりも北にあった[6]。駅前には大阪市電が走り、上本町六丁目電停から九条高津線で大阪ミナミの繁華街へ、上本町線で四天王寺、さらには大手前上本町線・谷町寝屋川線経由で大坂城や大阪府庁へと、大阪市街の東玄関として抜群の立地を誇っていた。
1926(大正15)年、駅前の道路拡張に伴い上本町駅は南側に移転する。この時に武田五一・片岡安の設計による日本初の駅ビル[7]が建設され、大阪市内の一大ランドマークとなった。当初は食堂や貸店舗・本社事務所などが入居していたが、1931(昭和6)年には増改築の上、ここに大軌百貨店をオープンさせた。これはのちに近鉄百貨店上本町店となり、現在まで営業を続けている。駅ビルは戦後、難波線建設に伴う駅改装工事により建て替えられた。
難波線開業に伴い上本町駅の地位は相対的に低下、2004年には近鉄劇場が閉鎖している。その後近鉄は、難波にあった新歌舞伎座を近鉄劇場跡に誘致し、2010年8月に新歌舞伎座・商業施設とオフィスからなる複合ビル「上本町YUFURA(ユフラ)」を建設してテコ入れを図っている[8]。
歴代上本町駅の鉄道配線略図の変遷を表示するには、右の [表示] をクリックされたい。
→ 奈良方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 50年のあゆみ」、84・85頁、「上本町駅変遷図」、1960年。 ※本図は1926年(大正15年)9月の移転前の配線であり、駅開業時の配線とは異なる部分がある。 白線クロスハッチは降車専用プラットホーム、青色は貨物用ホーム。 |
→ 奈良 方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 50年のあゆみ」、84・85頁、「上本町駅変遷図」、1960年。 ※白線クロスハッチは降車専用プラットホーム、青色は貨物用ホーム。 |
→ 奈良・宇治山田 方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 50年のあゆみ」、84・85頁、「上本町駅変遷図」、1960年。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 100年のあゆみ - 1910~2010」、154頁図3-6 「上本町駅配線の変遷 (昭和5~14年)」、2010年。 ※白線クロスハッチは降車専用プラットホーム、青色は貨物用ホーム。 |
→ 奈良・宇治山田 方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 50年のあゆみ」、84・85頁、「上本町駅変遷図」、1960年。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 100年のあゆみ - 1910~2010」、154頁図3-6 「上本町駅配線の変遷 (昭和5~14年)」、2010年。 ※6番線ホームを6両編成用へ延伸。 ※白線クロスハッチは降車専用プラットホーム、青色は貨物用ホーム。 |
→ 奈良・宇治山田 方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 50年のあゆみ」、84・85頁、「上本町駅変遷図」、1960年。 ※紀元2600年奉祝の利用増を見越して、6両編成対応の7番線増設。 ※白線クロスハッチは奈良線降車専用プラットホーム、青色は貨物用ホーム。 |
→ 奈良・ 宇治山田 方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 50年のあゆみ」、84・85頁、「上本町駅変遷図」、1960年。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 100年のあゆみ - 1910~2010」、241頁図5-4 「改良工事前後の上本町駅」 および242頁図5-5 「改良工事前後の上本町・布施間」、2010年。 ※7番線新設。 ※白線クロスハッチは奈良線降車専用プラットホーム、青色は貨物用ホーム。 |
→ 奈良・宇治山田 方面 |
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凡例 出典:以下を参考に作成。 * 近畿日本鉄道編集、「近畿日本鉄道 100年のあゆみ - 1910~2010」、241頁図5-4 「改良工事前後の上本町駅」 および242頁図5-5 「改良工事前後の上本町・布施間」、2010年。 ※降車用ホームと出発・到着線の立体交差を廃止、9面8線へ。■貨物ホームを600m鶴橋方へ移設。 ※上本町1号踏切を廃止、立体交差化。大阪線優等列車出発時の上り線一部区間逆走も解消。 ■:1-4を奈良線、■:5-8を大阪線ホームとし完全分離。奈良線に1線、大阪線に2線の引上線を新設。 布施駅まで線路別複々線化し、大阪線のみ1500Vへ昇圧。 |
開業時は発着線2本をホーム3面が挟むシンプルな構成で、中央を乗車ホーム、両側を降車ホームとしていた[6]。
1926(大正15)年の移転時に完成した駅は、出発線と到着線が立体交差しており、出発列車と到着列車の相互支障が生じないよう工夫されていた。櫛形ホーム手前には降車ホームがあり、ここで乗客を降ろしたあと乗車ホームに入線していた[6]。
1930(昭和5)年には、参宮急行電鉄(大軌の子会社で直通運転先)が山田駅まで開通するのに備え、3両編成用の発着線を2線新設した[6]。1933年にはそのうち一線を6両編成分まで延長、紀元二千六百年記念行事を目前に控えた1939(昭和14)年には、新たに6両編成分の発着線を駅南端に増設した。これらのホームを発着する4両編成以上の列車は、配線上直接上り線に合流することができず、下り線をしばらく逆走したのち、当駅と鶴橋駅との間にある渡り線を使って上り線に合流するという、非効率な運転を余儀なくされた[6]。
戦時中の統合政策により近鉄が発足し、迎えた戦後1956(昭和31)年には、大阪線と奈良線を分離し、線路別複々線とする工事が行われた。これに伴い、上本町駅も改造が行われ、降車ホームと立体交差を廃止、櫛形ホーム9面8線となり、奈良線と大阪線がそれぞれ4線ずつ使用した[6]。
1970年3月1日には、難波線完成に伴い奈良線ホームが地下に移転。この時点では難波線内は営業運転を行わず、難波まで習熟運転として往復し、再び上本町から客扱いを行った[6]。同月21日には営業運転となり、この間に地上側の配線変更を実施して地上ホームを縮小し、相前後して地上6線は大阪線専用となった。
1985年10月には、大阪線の10両編成化に伴いホームを延長[7]、1993年には引上線を新設している。
2023年11月7日の1日乗降人員は65,644人である。近鉄全駅中では大阪阿部野橋駅・鶴橋駅・大阪難波駅・近鉄名古屋駅・京都駅に次ぐ第6位。
近年における1日乗降人員の推移は下表の通り。
年度 | 特定日利用状況 | 1日平均 乗車人員 |
出典 | |||||
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調査日 | 乗車人員 | 降車人員 | 乗降人員 | 近鉄 | 大阪府 | 大阪市 | ||
1990年(平成 | 2年)11月 | 6日63,746 | 61,545 | 125,291 | [大阪府 1] | |||
1991年(平成 | 3年)- | [大阪府 2] | ||||||
1992年(平成 | 4年)11月10日 | 63,988 | 62,503 | 126,491 | [大阪府 3] | |||
1993年(平成 | 5年)- | [大阪府 4] | ||||||
1994年(平成 | 6年)- | [大阪府 5] | ||||||
1995年(平成 | 7年)12月 | 5日61,483 | 59,958 | 121,441 | [大阪府 6] | |||
1996年(平成 | 8年)- | [大阪府 7] | ||||||
1997年(平成 | 9年)- | [大阪府 8] | ||||||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 55,498 | 53,221 | 108,719 | [大阪府 9] | |||
1999年(平成11年) | - | [大阪府 10] | ||||||
2000年(平成12年) | 11月 | 7日50,543 | 48,141 | 98,684 | [大阪府 11] | |||
2001年(平成13年) | - | 44,633 | [大阪府 12] | [大阪市 1] | ||||
2002年(平成14年) | - | 42,990 | [大阪府 13] | [大阪市 1] | ||||
2003年(平成15年) | 11月11日 | 43,903 | 43,025 | 86,928 | 41,688 | [大阪府 14] | [大阪市 1] | |
2004年(平成16年) | - | 40,169 | [大阪府 15] | [大阪市 1] | ||||
2005年(平成17年) | 11月 | 8日42,267 | 41,290 | 83,557 | 39,369 | [大阪府 16] | [大阪市 1] | |
2006年(平成18年) | - | 38,379 | [大阪府 17] | [大阪市 1] | ||||
2007年(平成19年) | - | 37,544 | [大阪府 18] | [大阪市 1] | ||||
2008年(平成20年) | 11月18日 | 39,530 | 38,737 | 78,267 | 36,496 | [大阪府 19] | [大阪市 1] | |
2009年(平成21年) | - | 35,475 | [大阪府 20] | [大阪市 1] | ||||
2010年(平成22年) | 11月 | 9日40,573 | 40,040 | 80,613 | 35,928 | [近鉄 1] | [大阪府 21] | [大阪市 1] |
2011年(平成23年) | - | 35,746 | [大阪府 22] | [大阪市 1] | ||||
2012年(平成24年) | 11月13日 | 38,710 | 37,520 | 76,230 | 35,859 | [近鉄 2] | [大阪府 23] | [大阪市 1] |
2013年(平成25年) | - | 36,454 | [大阪府 24] | [大阪市 1] | ||||
2014年(平成26年) | - | 35,434 | [大阪府 25] | [大阪市 1] | ||||
2015年(平成27年) | 11月10日 | 38,093 | 36,835 | 74,928 | 35,692 | [近鉄 3] | [大阪府 26] | [大阪市 1] |
2016年(平成28年) | - | 35,991 | [大阪府 27] | [大阪市 1] | ||||
2017年(平成29年) | - | 36,322 | [大阪府 28] | [大阪市 1] | ||||
2018年(平成30年) | 11月13日 | 39,431 | 38,559 | 77,990 | 36,390 | [近鉄 4] | [大阪府 29] | [大阪市 1] |
2019年(令和元年) | - | 35,825 | [大阪府 30] | [大阪市 2] | ||||
2020年(令和 | 2年)- | 26,538 | [大阪府 31] | [大阪市 3] | ||||
2021年(令和 | 3年)11月 | 9日30,647 | 29,735 | 60,382 | 27,954 | [近鉄 5] | [大阪府 32] | [大阪市 4] |
2022年(令和 | 4年)11月 | 8日31,970 | 31,151 | 63,121 | 30,760 | [近鉄 6] | [大阪府 33] | [大阪市 5] |
2023年(令和 | 5年)11月 | 7日65,644 | [近鉄 7] |
駅周辺は、「上本町」「上六(うえろく)」と呼ばれる繁華街となっている。創業時より近鉄(かつての大軌)のターミナル駅であったという経緯から、周辺には近畿日本鉄道(近鉄)本社や近鉄グループホールディングス本社、さらに近鉄グループの百貨店やホテルなどが立ち並んでいる。近鉄百貨店上本町店・シェラトン都ホテル大阪・バスターミナルは駅と直結している。当駅周辺は繁華街でもある一方で、阪急電鉄の西宮北口駅(兵庫県西宮市)周辺とともに関西の塾・予備校の激戦地区として知られており、専門学校などの学校施設も多く存在する文教地区でもある。
公式ののりばマップはOsaka Metroのホームページにて公開されている[16]。また、下記停留所の「北行き」「南行き」などの表記は、上本町六丁目交差点を基準として記載した。
上本町六丁目停留所についてはのりば番号を記載し、上本町六丁目東を「上六東」、上本町六丁目南を「上六南」、上本町七丁目北を「上七北」と記載する。複数ののりばに停車する場合は停車順とする。
かつては堺東駅前、鶴町四丁目、布施三ノ瀬まで至る系統が運転されていたことがあった。
あべの橋発で上町筋・上本町六丁目経由だった時代の22号系統諏訪神社前行きは上六交差点を挟んで上町筋で2ヶ所・千日前通で2ヵ所、計4ヵ所の上本町六丁目停留所に停車していた。また、鶴橋駅前方面から到着する上本町六丁目終着のバスが設定されていたときは、上本町六丁目東交差点手前の降車専用停留所(廃止)が終点となり、その後同交差点北西角の操車場(廃止)に入庫していた。
かつては枚岡・石切神社方面行きのバスも運行され(2Fバスセンター発)、1960年代には2階建てバスであるビスタコーチも投入されていた。
大阪国際空港行きは、もとは関西空港行きと同じのりばであった。その後現在のバスセンターに移転している。
駅2階バスセンターには、かつて九州・本州各都市への夜行便を中心とした近鉄バスの路線や井笠鉄道(のち中国バス)の「カブトガニ号」が発着していたが、2013年3月16日以降、当バスセンターでは予約・発券などの窓口業務のみおこなっており、高速バスは発着していない。なお2013年3月現在、近鉄バスや中国バスの高速バスが発着する当バスセンター・駅から最も近い場所は、大阪難波駅(当駅より電車3分)から徒歩連絡のOCATビル(JR難波駅直上)もしくは、あべの橋バスステーション(大阪阿部野橋駅・天王寺駅)。
大阪バスが運行する高速バスが2013年12月1日より上六交差点西側のハイハイタウン前(市バスなんば方面行きのりばの西側)に停車するようになった。
近鉄バスが運行する大阪市内定期観光バス『OSAKA SKY VISTA』が2014年の開業以来上本町バスセンターに発着していた。2016年2月1日から大阪駅JR高速バスターミナル発着に変更されたため、バスセンターからの発着はなくなった[18]。
かつては近鉄観光バスの営業拠点もバスセンター内にあったが廃止されて布施観光営業所を拠点としている。
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