Loading AI tools
大阪市のバス事業者 ウィキペディアから
大阪シティバス株式会社(おおさかシティバス、英: Osaka City Bus Corporation)は、大阪府大阪市西区に本社を置く、路線バス・貸切バスを運行する事業者。大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の子会社。
本社(大阪市高速電気軌道本社ビル) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒550-8552 大阪府大阪市西区九条南一丁目12番62号 大阪市高速電気軌道本社ビル 6階 北緯34度40分11秒 東経135度28分27.9秒 |
設立 |
1988年(昭和63年)6月20日 (大阪運輸振興株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 6120001048830 |
事業内容 |
旅客自動車運送業務 バス路線施設維持管理業務 |
代表者 | 木田俊郎(代表取締役社長) |
資本金 | 1,000万円 |
主要株主 |
大阪市高速電気軌道 65.3% 大阪市 34.7% |
外部リンク | https://citybus-osaka.co.jp/ |
コーポレートメッセージは「つなぎます 人・街・未来を」。
元々は1988年に、大阪市交通局とその労働組合(大阪交通労働組合)が共同出資し、大阪市交通局のバス事業(大阪市営バス)の運行受託を請負うために設立された外郭団体としての企業であり、末期は3営業所の運行受託などを行っていた。
2017年3月28日に大阪市交通局の廃止議案が可決され、そのまま大阪市交通局のバス事業を譲受する受け皿企業となったものである[1][2]。なお、大阪市交通局が保有していた大阪シティバスの株式は、大阪市交通局の鉄道事業を引き継ぐために設立された大阪市高速電気軌道株式会社に譲渡され、現在は同社の子会社となっている。
大阪市営バスからの移管路線以外に、自社運行路線として「USJ直行バス」・「IKEA ⇔ 梅田・大正 Express」・「IKEA ⇔ なんばExpress」の3路線がある。一方でBRT「いまざとライナー」と北区・福島区・生野区・平野区で運行しているオンデマンドバスの運行は大阪シティバスおよび地元タクシー会社(後者はオンデマンドバスのみの受託)の数社に委託されてはいるものの、これらの路線の運営主体は親会社の大阪市高速電気軌道によって行われている(このため同社は暫定的に乗合バス事業に進出している)ため、自社路線扱いにはしていない。
所在地は守口営業所を除いてすべて大阪市
いずれの路線も担当は酉島営業所(USJ直行バスは大阪市営バスの路線移管時に住之江営業所より移管)。これらの路線は運賃は現金のみの取扱となり、PiTaPa・ICOCAなどの交通系ICカード(ただし「IKEA鶴浜シャトルバス」は使用可能)、Osaka Metro・大阪シティバスが発行する1日乗車券「エンジョイエコカード」、回数乗車券、共通全線定期券は利用できない[5][6]。
自社の保有車両は、USJ直行バスおよびIKEA⇔梅田・大正Express及びなんばExpressの運行に供する車両と教習車のみであったが、2018年4月1日より大阪市交通局のバス事業引き継ぎにより、元市営バス車両全てが移籍し、大阪シティバスの所属となった。
大阪シティバスが以前より所有している車両は、大阪市交通局や東京都交通局(都営バス)で一般の路線バスとして使われたのを転用改造したもので、USJ直行バス用については前扉のみを使用し立席乗車はできなくなっている。なお、元・東京都交通局の車両はIKEA関連の一部車両のみであり、他は元・大阪市交通局の車両となっていた。
2019年に一般路線バス初の新車として、これまで大阪市交通局時代の塗装であった従来車とは異なり、大阪シティバスオリジナルの新塗装(事実上の移行記念塗装車)を施したいすゞ・エルガを3種の塗装で各2台ずつの合計6台導入した[9][注釈 5][注釈 6]。
2020年8月、路線車のデザインを一新すると発表。事実上の移行記念塗装車であった2019年購入車とは異なる新デザインとなり、2020年11月以降に投入される10台を皮切りに、車両置き換えに合わせて全路線車をこの色に変更する予定だが、以前とは異なり、従来車両の塗替えは行わない。新デザイン車両は車体前部をこれまでのイメージである緑、中央部をホワイト、後部を大阪シティバス・Osaka Metroをイメージするブルーの3色となる[10]。
2022年3月、三菱UFJフィナンシャル・グループから企業版ふるさと納税を活用した寄付により、住之江営業所にて大阪市内初の水素燃料バスの運行を開始した。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.