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伊予鉄グループ傘下のバス事業者 ウィキペディアから
伊予鉄バス株式会社(いよてつバス)は株式会社伊予鉄グループの主要子会社であり事業会社である。愛媛県松山市に本社を置き、同県中予地方で路線バス・貸切バス事業を行っている。2018年(平成30年)4月1日に伊予鉄グループの持株会社移行に伴い事業会社化した[1]。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒790-0026 愛媛県松山市室町一丁目2番43号 |
設立 | 2017年(平成29年)4月3日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 9500001020509 |
事業内容 | 乗合・貸切事業 |
代表者 | 代表取締役社長 清水 一郎 |
主要株主 | (株)伊予鉄グループ 100% |
外部リンク | www.iyotetsu.co.jp |
バスは松山都市圏をカバーしている。なお松山市は2005年3月30日にオムニバスタウンに指定されている。
松山室町営業所・松山市駅 - 横浜駅西口・バスタ新宿(「オレンジライナーえひめ」)
八幡浜駅・松山市駅・徳島(八百屋町)・徳島とくとくターミナル - 名古屋名鉄バスセンター(「オレンジライナーえひめ」)
八幡浜駅・大洲・松山市駅 - 松山IC口 - 川内IC - 阪急梅田 ・新大阪駅・京都駅八条口(「オレンジライナーえひめ」)
松山市駅・JR松山駅 - (倉敷)有城南・岡山駅西口(マドンナエクスプレス)
松山市駅・JR松山駅 - 瀬戸田PA - 因島・新尾道駅・福山駅(キララエクスプレス)
松山市駅・JR松山駅 - 三島川之江IC - 徳島駅(吉野川エクスプレス)
松山市駅・JR松山駅 - 高松駅(坊っちゃんエクスプレス)
松山空港・松山市駅・JR松山駅 - 三島川之江IC - 高知駅(ホエールエクスプレス)
松山室町営業所・松山市駅・今治駅 - 北九州市・福岡市(西鉄天神高速バスターミナル・博多BT)(道後エクスプレスふくおか)
営業運転途中のバスであっても営業所最寄りのバス停などで乗務員交代を行う場合がある。
初乗り運賃は250円(2024年10月1日現在)。ICカード(キャッシュレス)利用時は20円引きとなる。
なお、運賃表示器にはICカードの料金しか表示されないため、現金支払いの場合は表示額に20円を追加して投入しないといけない。
近年の初乗り運賃の変遷
(参考)2014年3月の松山市駅~北条・勝岡・川内・砥部間の運賃は600円、2024年10月の同区間の運賃は990円
以下、「路線名(系統番号)」の形式で列挙。同一系統もしくは同一系統番号であっても運行経路が著しく異なるものは別に記載した。なお、当該路線の方向幕等に系統番号や路線名が必ずしも表示されているとは限らない。
路線番号 | 路線名 | 始発地 | 経由地 | 終着地 |
---|---|---|---|---|
⑧ | 8番線 | JR松山駅前・松山市駅 | 千舟町・新立・愛媛大学農学部前・東野・石手寺 | 道後温泉駅前 |
⑩ | 10番線 | 津田団地前・JR松山駅前 | 松山市駅・大街道・湯渡町・短大前 | 久米駅前 |
(13) | 拝志線 | 松山市駅 | 大街道・立花駅前・椿前・森松・拝志農協前 | 上林皿ヶ嶺登山口 |
(15) | 森松・砥部線 | 松山市駅 | 千舟町・立花駅前・椿前・森松・とべ動物園前・ニンジニアスタジアム | えひめこどもの城 |
(18) | 森松・砥部線 | 松山市駅 | 大街道/千舟町・立花駅前・椿前 | 森松・砥部焼伝統産業会館前・断層口・大岩橋 |
(22) | 森松・横河原線 | 森松 | 南高井・四国がんセンター・東温市役所・横河原駅前・愛大病院前 | 木地 |
(31) | 北伊予線 | 松山市駅 | 済美高前・愛媛朝日テレビ前・和泉・古川 | 北伊予駅前 |
(32) | 市坪・はなみずき線〈はなみずきまわり〉 | 松山市駅 | 県病院前→拓川町→古川→市坪→和泉 | 松山市駅 |
(102)[* 1] | 市坪・はなみずき線〈はなみずきまわり〉 | 椿団地前 | 古川→市坪→和泉→市役所前 | 松山市駅 |
(33) | 市坪・はなみずき線〈市坪まわり〉 | 松山市駅 | 和泉→市坪→古川→拓川町→県病院前 | 松山市駅 |
(37/電連) | 電車連絡三津ループ | 太山寺 | 三津駅前→JR三津浜駅前→三本柳済生会病院前→三津駅前 | 太山寺 |
(50) | 今出線 | 松山市駅 | 土居田→余戸→パルティ・フジ垣生ショッピングセンター前→今出港→余戸→土居田 | 松山市駅 |
(50/電連) | 電車連絡余戸・今出ループ | 余戸 | パルティ・フジ垣生ショッピングセンター前→今出南→吉田口 | 余戸 |
(51) | 松山中央公園線 | 松山市駅 | 済美高前・愛媛朝日テレビ前・坊っちゃんスタジアム | マドンナスタジアム |
(52) | 松山空港線 | 湧ヶ淵・湯の山ニュータウン・道後温泉駅前 | 大街道/一番町・松山市駅・JR松山駅前・松山斎院営業所口 | 松山空港 |
(53) | 松山空港線 | 松山市駅 | JR松山駅前・松山斎院営業所口 | 松山空港 |
(56) | 三津・吉田線 | 松山市駅 | 済美高前・土橋・生石・鯛崎 | 吉田金比羅前・三津港 |
(62) | 勝岡線 | 松山市駅 | 市役所前・JR松山駅前・衣山駅前・JR和気駅前 | 勝岡東・運転免許センター |
(66) | 北条線 | 松山市駅 | 市役所前・西堀端・本町・山越 | ほりえうみてらす海の駅・北条 |
(70) | 伊台線 | 松山市駅 | 大街道・上一万・山田 | 伊台 |
(71) | 伊台線 | 松山市駅 | 大街道・新立・湯渡・石手・末滝見橋 | 伊台 |
(76) | 川内線 | 松山市駅 | 大街道・新立・久米・平井・愛大病院前・横河原・川内 | さくらの湯・川内グリーンタウン上 |
(77) | 川内線 | 松山市駅 | 大街道・新立・久米・平井・横河原・川内 | さくらの湯 |
(92/南) | 都心循環東南線 | 松山市駅 | 県立中央病院→天山町東→松山商業前→大街道 | 松山市駅 |
(95/電連) | 電車連絡久米窪田線 | 久米駅前 | 来住団地前→松山リハビリテーション病院前→来住団地前 | 久米駅前 |
(96/電連) | 電車連絡梅本ループ | 梅本駅前 | 四国がんセンター→野田一丁目→フジグラン重信SC→野田一丁目→四国がんセンター | 梅本駅前 |
高浜駅・松山観光港間連絡バス | 高浜駅前 | 松山観光港 | ||
川内管内 | 松瀬川線 | 横河原駅前 | 川内 | 松瀬川 |
川内管内 | 井内線 | 横河原駅前 | 川内・西谷学校前 | 井内北間 |
川内管内 | 河之内線 | 東温市役所・横河原駅前 | 川内・河之内 | 白猪滝口 |
川内管内 | 海上線 | 横河原駅前 | 川内・落出 | 海上 |
松前町で高齢者や障害者等限定で運行されていた福祉バスに変わり、誰でも自由に乗車できる路線バスとして松前町から委託を受けて2008年8月1日に運行開始[23]。
伊予鉄道岡田駅方面を循環する西コースとJR北伊予駅前方面を循環する東コースを運行している。運賃は一乗車100円(小児50円)だが、町内在住の高齢者、障害者(とその介護者)は健康保険証や身体障害者手帳等の確認書類を提示する事により無料で利用できる。
運用には専用のひまわりバスラッピングのポンチョが使用されるが、検査等の場合は伊予鉄バスの車両で代走する。
松山空港発は主な航空便に接続しており、道後温泉駅前行きと松山市駅行きの2両で運行するダイヤもある。福岡便など一部路線には接続しておらず、この場合は一般路線バスの利用となる。
松山空港行き
松山空港発
かつては一般路線バスと同額で乗車できたが、2017年9月1日以降はリムジンバス料金が導入されて一般路線バスと差別化された。同時にクローズドドア制導入につき、松山空港以外の市内停留所間での乗降はできなくなった。[24]
空港リムジンバスには、青色の塗装で側面に飛行機マークの描かれたリムジンバスが使用されており、下記の松山観光港リムジンバスと塗装が別れていた。
新塗装導入に伴い塗装の使い分けがなくなり、新塗装色の車両が運用についている(車体側面の後ろ側と背面に飛行機マークが描かれている)。なお、高速用から転用されたセレガRには、側面のマークをサボ式にして、空港リムジンバス・松山観光港リムジンバスの双方へ入ることのできる車両も在籍していたが2022年までに全車廃車となった。
2003年10月改正で新設。
松山観光港発は松山・小倉フェリー、スーパージェット、広島航路クルーズフェリー最終便に接続する。下記の2023年11月改正以前は、日中にも運行されていた。
松山観光港行き(2023年11月1日以降運休)
松山観光港発
空港リムジンバスと同様に、2017年9月1日よりリムジンバス料金が導入・クローズドドア制導入につき、松山観光港以外の市内停留所間での乗降はできなくなった。[25]なお、一般車による代走時や運用時もリムジンバス料金は上乗せされる。
2020年4月改正から一時的に、12往復運転から松山観光港行きが全便運休となり、早朝の道後温泉行1便・深夜の松山市駅行き1便に減便されていた
2023年11月改正で、再度松山観光港行きが全便運休となり、松山観光港発も松山小倉フェリー接続の朝1便(道後温泉行)、最終のスーパージェットとクルーズフェリー接続の夜2便(松山市駅行)のみに減便された。この減便を受けて、高浜・松山観光港間の連絡バスが小型から中型に変更されている。
松山観光港リムジンバスには、下が白色で上が青色で側面に船のマークの塗装で運行されていたが、2016年に専用塗装車が全て廃車になってからはこの塗装は使用されず、伊予鉄標準色や青色塗装の車両が使用されていた。
長らく新塗装車両の導入はなかったが、新塗装化したセレガが玉突きで導入されたことで、新塗装車両が運用に就くようになった(車体側面の後ろ側と背面に船マークが描かれている)。なお、車両不足時やコロナ下の減便時に一般車による代走があったが、2023年11月のダイヤ改正後は全便一般路線車による運用となっている。
行先表示は行先のみであるが、一般路線車の専用のコマがある方向幕装着車が入る場合は、行先表示の上に観光港リムジン(緑字で緑囲み)と表示される。
通勤通学時間帯において快速運転を行う路線の愛称である。その性質上、土日祝日には運転されていない。
2002年4月改正で新設。朝の松山市駅行きが各2便ずつ設定された。のちに増便されている。
昭和30年代頃
昭和50年代頃(⑧と⑩の津田団地前 - 久米駅間は現在も運行中)
1956年10月[35]から定期観光バスを運行していたが、現在はすべて終了している。
この節の加筆が望まれています。 |
伊予鉄グループとして愛媛日野自動車を傘下に持つため、後述のEVモーターズ・ジャパン製電動バスを除き車両は日野製で統一されている。また、中古車の導入による置き換えは原則として行っておらず、新製での導入を続けてきた。[* 2] しかしながら、2019年川崎鶴見臨港バスより日野レインボーHR10.5m長尺車を2両購入したのを皮切りに中古車の導入を開始した。 2021年には日野ブルーリボンⅡを京成バスから1両、阪急バスから2両購入した。 さらに2022年には日野ブルーリボンⅡワンステップを阪急バスから1両購入した。
伊予鉄南予バスではモノコックバスのRL車1台(1065号車)が動態保存車となっているが、伊予鉄道としてはRE車が2000年頃まで所属していた。
長らくレインボーRJ(初代)やブルーリボンRUが、まとまった台数が在籍していたが、新車導入による淘汰が進み、2024年10月現在、各1台ずつの在籍である。
1980年代、モノコック車以降に大量に導入されていた一般路線車のK代やP代のレインボーやブルーリボンが長らく在籍していたが、新車導入による廃車や伊予鉄南予バスへの転属が進行し、ブルーリボンは2019年の1695・1697号車(P-HT)の廃車により全廃された。レインボーも1563号車(P-RJ)が1台が残るのみとなっている。これらの車両のうち1564号車(P-RJ)と1697号車のみ新塗装化されていた。
1991年にレインボーRJ(U-RJ)5台、ブルーリボン(U-HT)3台を導入。1993年にブルーリボン(U-HT)を4台導入。1996年にレインボーRJ(KC-RJ)とブルーリボン(KC-HT)を2台ずつ導入。一般路線車のツーステップバスの導入は1996年の導入車で終了となった。U-RJの5台のうち4台は新車導入により2014年頃までに伊予鉄南予バスに転属した。U-HTは2020年より廃車が始まっている。
1998年にワンステップバスであるレインボーRJ(KC-RJ)が3台導入された。なお、ワンステップバスの導入はこの3台で終わり、2015年までに新車導入により全車が伊予鉄南予バスに転属している。なお最後に転属した2230号車は新塗装車導入(5502号車と5503号車)の入れ替わりのためか、唯一新塗装化して転属となった。
2000年よりノンステップバスのレインボーHRが導入されており、2001年には小型車が、2004年には中型長尺車も導入され(中型長尺車は四国唯一の導入で5台が導入された)2006年まで継続して導入された。2000年・2001年に導入された中型車は方向幕装着車であったが、2010年頃までに全車がLEDに換装された。路線廃止により2018年頃に小型車に伊予鉄南予バスへの転属車が出ている。また2024年には中型車に廃車(5081号車)が発生している。
2007年よりCNGバス(レインボーHR10.5m長尺車)が2台導入された。以降毎年2台ずつ計6台が導入された。CNGバスは2019年頃から廃車が開始されて、2022年7月のさよならCNGバスツアーをもって全車引退となった。
2009年にノンステップバスのレインボーⅡ(5230号車)が導入された。2013年以降に年4台ペースで導入された。なお5230号車は2024年に廃車となった。
2010年にブルーリボンシティハイブリッドが2台(5285・5286号車)導入されたが、翌2011年以降はブルーリボンⅡの導入となり増備はされなかった。ブルーリボンⅡは年2台ペースで導入された。
2015年に導入した車両(5480号車以降)から新塗装化されている。旧塗装車については、一部の路線バス、高速バス、リムジンバス、貸切バスを除いて順次新塗装化がすすめられた。
2018年にグループ会社の送迎用に使用されていたメルファ(2009年式)1台を購入し、サイクリングバスに改造して三崎特急線に導入した。
2019年より先述の通り中古車の導入が始まった。2022年に日野ブルーリボンⅡワンステップを導入したことで、2015年のワンステップバス全車転属以降、約7年ぶりに伊予鉄バスにワンステップ車が登場している。
2023年1月25日、初の電動バスとしてEVモーターズ・ジャパンの大型路線バス「City-Bus」を導入した[47]。川内線で使用されている。2024年8月の川内バスターミナル内のEV充電装置の竣工式を行い、同年導入したEVバスで川内線の大半がEVバスの運行になった(他営業所担当分や代走運転時を除く)。
2024年2月、EVモーターズ・ジャパンのコミュニティバス「Mini-Bus」を導入した。また同年5月に同社の中型路線バスとリムジンバス「coach」を導入した。
2027年度までにEVバスを計50台程導入する予定。
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