マドンナエクスプレスは岡山県岡山市・倉敷市と愛媛県東温市・松山市を結ぶ高速バス路線である。
愛称は夏目漱石の小説「坊つちやん」の登場人物であるマドンナから来ている。
全便座席指定制のため、乗車には予約が必要。
運行会社
- 下津井電鉄
- 本社営業所が担当。伊予鉄バス・ジェイアール四国バスの岡山側運行支援も担当。
- 両備ホールディングス(両備バス)
- 両備バスカンパニー岡山営業所が担当。
- 伊予鉄バス
- 2018年3月31日までは伊予鉄道(現・伊予鉄グループ)が運行。松山室町営業所が担当。下津井電鉄・両備バスの松山側運行支援も担当。
- ジェイアール四国バス
- 2004年3月31日まではJR四国が運行。松山支店が担当。
運行経路および停車停留所
岡山駅西口 - (国道53号) - 津高(シモデン津高駐車場) - (岡山IC) - (山陽自動車道) - (瀬戸中央自動車道) - 有城南 - 鷲羽山北 - (高松自動車道) - (松山自動車道) - 川内インター - (松山IC) - 松山インター口 - 大街道 - 松山市駅 - JR松山駅
- ※豊浜サービスエリアで10分間の休憩。
運行回数
- 昼行便1日4往復(各社1往復ずつ担当)。
車内設備
- 3列リクライニングシート(下電)、4列リクライニングシート(両備・伊予鉄バス・JR四国バス)
- フットレスト(両備・伊予鉄バス)
- トイレ
- フリーWi-Fi(両備・伊予鉄バス・JR四国バス)
- コンセント(JR四国バスの一部を除く)、充電用USBポート(JR四国バスの一部)
歴史
- 1994年11月17日 - 運行開始[1](1日6往復)。停留所は天満屋バスセンター、岡山駅前、有城南、川内インター西、道後温泉駅前(下り2便のみ)、大街道、松山市駅、松山駅で、山陽自動車道岡山IC - 瀬戸中央自動車道 - 高松自動車道- 松山自動車道川内IC経由であった。
- 1995年11月1日 - 鷲羽山北停留所を新設。
- 1997年2月27日 - 松山自動車道松山IC経由に変更。川内インター西停留所を廃止、川内インター、松山インター口停留所を新設。
- 2005年11月1日 - 津高(シモデン津高駐車場)に停留所を新設。
- 2009年12月1日 - 道後温泉駅前停留所を廃止。全区間に往復割引運賃と学生割引運賃を設定。
- 2010年6月1日 - 岡山駅前の乗り場をドレミの街(10番乗り場)から岡山駅西口バスターミナル(26番乗り場)へ変更。
- 2012年7月20日 - 天満屋バスセンター停留所を廃止。
- 2016年12月1日 - 従来の途中休憩無しから豊浜サービスエリアで10分間の休憩に、それに伴い運行ダイヤも1部変更[2]。
- 2018年7月1日 - 松山インター入口 - 松山市駅間のルートを国道33号・国道11号経由から松山外環状道路・国道56号経由へ変更し、余戸南インター停留所を新設。また、松山市内停留所停車順を変更。
- 2022年9月1日 - 運賃改定。新型コロナウイルス感染症の影響により2021年6月23日より運休していた初便と最終便の2往復を正式に廃止。余戸南インター停留所廃止[3]。
参考文献
- JR四国、伊予鉄道 マドンナエクスプレスパンフレット
脚注
外部リンク
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