1960年代(せんきゅうひゃくろくじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1960年から1969年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1960年代について記載する。
社会
- 中華人民共和国で、文化大革命。毛沢東の指導体制の下で大混乱をもたらした。
- ソビエト連邦でブレジネフが権力を掌握、「雪どけ」が終焉した。
- ベトナム戦争が泥沼化。若者を中心に、反戦運動が盛んになる。
- 後半 - イギリス、ボールダーショー・フェルの観測所にある世界最大の電波望遠鏡が、アンドロメダ座M31の近くから放たれている電波による通信文を受信。その後、通信文の内容はコンピューターのプログラムと設計図であると解析される。(テレビドラマ・小説『アンドロメダのA(英語版)』)[1]
- ソ連の宇宙船が初めて火星の上空に到達し、滅亡に向かいつつある火星の原住民「ブリークマン」を発見する。(小説『火星のタイム・スリップ(英語版)』)[2]
- 月計画に基づきアメリカの月探検ロケットがニューメキシコ州のモロー基地から打ち上げられ、初の月着陸に成功した調査隊が、ガッサンディ・クレーター(英語版)の地下に約3万年前に建造された軍事基地の廃墟が存在することを発見。この基地を築いた生物は仮に「ウル人」と名付けられる。(小説『虚空の遺産(英語版)』)[3]
- ウィキメディア・コモンズには、1960年代に関するカテゴリがあります。