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フランスの映画監督、脚本家 (1931-1990) ウィキペディアから
ジャック・ドゥミ(Jacques Demy, 1931年6月5日 - 1990年10月27日)は、フランス出身の映画監督・脚本家。
ジャック・ドゥミ Jacques Demy | |||||||||||||
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1956年 | |||||||||||||
生年月日 | 1931年6月5日 | ||||||||||||
没年月日 | 1990年10月27日(59歳没) | ||||||||||||
国籍 | フランス | ||||||||||||
職業 | 映画監督 | ||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||
『シェルブールの雨傘』(1964年) | |||||||||||||
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アニメーターのポール・グリモーや映画監督のジョルジュ・ルーキエと働いた後、1961年の『ローラ』で映画監督としてデビューして「ヌーヴェルヴァーグの真珠」にたとえられる、この作品で「恋の歓びと哀しみをまるでお伽話のような純粋さで謳いあげ」「この時代錯誤的なまでに単純な主題をつらぬくために」ミュージカルという「反時代的な形式を必要とした」[1]。
1964年公開のカトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカル『シェルブールの雨傘』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞。ミシェル・ルグランと共に手掛けた音楽はそれまでのミュージカル映画に新たな波を引き起こした。
『ローラ』の音楽は当初、クインシー・ジョーンズが担当予定だったが、スケジュールの関係で辞退。ルグランが『アメリカの裏窓』の音楽を担当したフランソワ・レイシャンバックの勧めで、ドゥミがルグランに会った。ルグランは初め乗り気でなかったが、同席したアニエス・ヴァルダが説得、最終的にルグランが折れた。ルグランとのコンビは、『シェルブールの雨傘』後も、『ロシュフォールの恋人たち』『ロバと王女』『モン・パリ』『ベルサイユのばら』と続いたが、『都会の一部屋』の主題を気に入らなかったルグランがオファーを拒み、二人は疎遠になった。
ドゥミはバイセクシュアルであり、80年代は一時期妻のヴァルダと離れて暮らしていた[2]。1988年頃からまた同居するようになった[3]。
1990年にエイズにて死去[4]。モンパルナス墓地に葬られている。
2004年には『ロバと王女』が妻と息子の手によってリバイバルされた。
2009年、『シェルブールの雨傘』製作45周年を記念し、日本で世界初となる“デジタルリマスター版”が『ロシュフォールの恋人たち』と共にリバイバル上映された。
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