鴨川日東バス
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鴨川日東バス株式会社(かもがわにっとうバス)は、主に千葉県鴨川市周辺で一般路線バス、高速バス、貸切バスを運行していたバス事業者である。1994年10月に日東交通の鴨川営業所を分社化し地域子会社として設立された。2020年10月1日、館山日東バスと共に日東交通に吸収合併された。
本社操車場(安房鴨川駅前) | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 鴨川日東・鴨日 |
本社所在地 |
日本 〒296-0001 千葉県鴨川市横渚945 北緯35度6分26.4秒 東経140度6分14.9秒 |
設立 | 1994年4月25日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7040001074165 |
事業内容 |
路線バス事業 貸切バス事業 特定バス事業 運行管理請負業 |
代表者 | 土田真(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 4,400万円 |
純利益 | 481万2000円(2020年03月31日時点)[2] |
総資産 | 3億5563万9000円(2020年03月31日時点)[2] |
従業員数 | 60名 |
主要株主 | 日東交通 |
外部リンク | http://www.kamogawanitto.co.jp/ |
鴨川市コミュニティバス[3]、鴨川シーワールドへの無料送迎バス[4] も運行していた。
2020年10月1日に日東交通に吸収合併された時点までの担当路線。
この路線が発着する御宿 - 勝浦 - 大多喜地区は、本来は小湊鉄道の営業エリアであるが、当時の御宿町は「アクシー号」で実績のある同社と京成電鉄(当時)に運行を要請[12]、路線開設に至った経緯があり、2013年4月28日の首都圏中央連絡自動車道開通に伴うダイヤ改正で、小湊鉄道が参入するまでは同社と京成バスでの2社共同運行であった。
途中の市原鶴舞バスターミナルにて、羽田空港・横浜駅方面のバスへ乗り換えができる。
日東交通・東急トランセ(現・東急バス)との共同運行路線である。
日東交通グループにとって、初めて渋谷へ乗り入れる路線である。回数券の設定はないが、PASMOなどのICカード決済で現金運賃より一律100円割引が適用される(木更津金田バスターミナル乗降を除く)[14]。
2019年(平成31年)3月1日からは運行に東急トランセが加わり、一般公募による愛称も制定された。愛称は鴨川の海=「シー」と渋谷の「谷」=「バレー」を掛け合わせた造語である[15]。
2020年4月1日から9月30日までの実証実験路線。その名の通り、房総半島を横断する形で鴨川市と君津市を結ぶ特急路線である。鴨川日東バスの単独で毎日4往復運行される[17][18]。
鴨川・君津間の往復割引乗車券を当便の車内や日東交通君津駅南口案内所や鴨川日東バス待合所窓口で発売するほか、鴨川シーワールドの入館券と往復乗車券がセットになった「君鴨シーチケット」をセブン-イレブンとファミリーマートで限定販売する[18]。
その名のとおり鴨川市と木更津市を結び、房総半島を横断する急行路線である。
木更津駅にて川崎・横浜・羽田・品川各方面の高速バスに乗継できる。そのためか急行バスであるにもかかわらず、案内放送では高速バスの位置づけとされている。かつては日東交通発行の高速バス時刻表(小冊子型)にも時刻が掲載されていたが、2008年(平成20年)12月発行のものからは削除されている。車両も一般路線車ではなく、高速バスの格下げ車で運用される。
また、2005年(平成17年)10月1日以降は日東交通・三島線が粟倉までの運行(現在は小糸中島まで)になったため、君津市豊英(とよふさ)・三島・清和地区から木更津駅へ直通する唯一の路線となった。
利便性を図るため、発行から3日間有効の往復割引乗車券(2,000円)を、本社窓口バス車内および日東交通木更津駅西口案内所で発売している。また当路線専用回数券を本社窓口およびバス車内で発売している。
自家用車の増加(モータリゼーション)などにより利用客離れに歯止めがかからず、国・千葉県・自治体からの補助金で赤字分を補填しながら運行継続していた。
バス停留所名や案内放送などでは、駅名の「安房」などの旧国名を省略し、安房鴨川駅を「鴨川駅」、安房小湊駅を「小湊駅」のように表示・案内している。
鴨川日東バスの幹線路線で、大正時代に遡る長い歴史を持つ。運行区間のほとんどは国道128号を経由する。館山系統のみ館山日東バスとの共同運行。
利便性を図るため、往復割引乗車券(亀田病院・鴨川駅 - 館山駅間1,300円)を本社窓口・車内などで発売している。
千葉県道34号鴨川保田線(長狭街道)を経由する路線である。こちらも大正時代に遡る長い歴史を持つ。
東京湾フェリー行きは急行便扱い(平塚入口 - 東京湾フェリー間)となり、1日4往復が設定されている。
利便性を図るため、発行から3日間有効の往復割引乗車券(鴨川駅 - 平塚本郷間800円[21]・鴨川駅 - 東京湾フェリー間1,500円)を本社窓口などで発売している。
1960年の全盛期は、鴨川 - 上総湊間を結ぶ国鉄連絡バスの役割を担っていた。その名残からか現在でも「主基駅」・「吉尾駅」と「○○駅」と付く停留所があるのも特徴である。
安房鴨川駅と城西国際大学観光学部(安房キャンパス)を結ぶ路線である。早稲田大学鴨川セミナーハウスでの乗降はデマンド方式を取っているため、当該停留所から鴨川駅方面に乗車する場合は、所定の方法で乗車の旨を連絡しなければならない。
かつて運行していた一般路線バスの廃止代替バス(21条バス)に端を発する。運行形態は主に、同社で車両を用意する場合と、自治体が用意した自家用バスを同社が運転管理を受託する場合の2種類が存在する。
安房鴨川駅では原則として西口発着だが、出入庫と重複する便は東口発着となる。専用ラッピング車両で運行される[4]。車検等で使用不能となる場合と繁忙期に増車する場合は一般車両が運用される。
鴨川日東バスが日東交通へ再統合される以前に担当していた路線。
表記の運行区間は、廃止時点のものである。
先述の鴨川市内・館山線(館山系統)の通し運行再開への布石となった急行路線である。館山日東バスとの共同運行。当初は病院休診日は全便運休となっていたが、鴨川市内・館山線への編入以降は毎日運行に格上げされた。利便性を図るため、往復割引乗車券(1,300円)を発売していた(各停便では引き続き使用可能)。
安房鴨川駅と太海公民館を結ぶ路線であった。横渚橋 - 太海間は、大学線と同一経路。休日と年末年始は全便運休。
天羽日東バスとの共同運行路線だった。金束では長狭線(当時)、湯沢では鋸南町営循環バスにそれぞれ連絡、運賃は200円均一だった(当時)。この路線の廃止後も長狭 - 金谷線における同区間(のちに平塚入口 - 湯沢間に短縮)のみの利用に限っては210円の均一運賃が引き継がれている。
鴨川駅前と県道24号線を介して、亀山駅を結ぶ路線だった。代替バス(当時)としては珍しく、県道区間内ながら有料道路を経由していた。現在はカピーナ号と鴨川市コミュニティバスが一部区間を代替運行している。
香木原と県道24号線・国道465号線を介して、黄和田車庫を結ぶ路線だった。現在は君津市デマンドタクシーが代替運行している。
鴨川駅前と県道181号線などを介して、浦の脇を結ぶ路線だった。現在は鴨川市コミュニティバスが代替運行している。
鴨川駅前を起点に県道24号線を介して、循環運行などをしていた路線だった。現在は鴨川市コミュニティバスが代替運行している。
太海駅と県道89号線を介して、曽呂終点を結ぶ路線だった。元々は鴨川駅前 - 曽呂終点間で運行されていたが、鴨川駅前 - 太海駅間は鴨川市内線(当時)と並行していた関係上、運行区間を短縮。以降は廃止まで下記区間で運行されてきた。現在は鴨川市コミュニティバスが代替運行している。
天津駅と千葉県道81号市原天津小湊線を介して、清澄温泉を結ぶ路線だった。「登山バス」の別称を持ち、車内放送でも同様に案内されていた。現在は鴨川市コミュニティバスが代替運行している。
日東交通との共同運行。鴨川市や長狭街道沿線の市民団体などが主導し、首都圏から「みんなみの里」への集客促進をメインとした同所の機能拡充の一環として期間を定めて実証運行された[23][24]。利用状況を鑑みて本格運行が可能かどうかを検証することとした[25]。
いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、日産ディーゼル工業(現:UDトラックス)の国内4メーカーの車両を揃えていた。
日東交通からの移管車両は前後扉車(後は引戸)となっている。日東交通グループの中でも同社は特に、旧型車から新造車・移籍車への代替を積極的に行っており、ノンステップバスやワンステップバスといったバリアフリー対応の低床バスも導入されている。また、行先表示機の幕式からLED式への移行率も高い[要出典]。
急行路線は、トップドアの高速格下げ車(トイレなし)と一般路線車の両方が運用される。
車載機器については、整理券発行機・運賃箱は小田原機器製、運賃表示器はレシップ製、車内放送装置・LED式方向幕はクラリオン製のものをそれぞれ採用している。
ハイデッカーの前扉車(スイングドア)が就役する。従来は化粧室が付いているのは東京線の担当車両だけだったが、その後は全線において化粧室付き車での運用が基本となった。行先表示機は当初幕式だったが、2001年(平成13年)以降の新造車はLED式に変更されている。併せて一部の既存車も車体更新時にLED式に改造された。
車載機器については、整理券発行機・運賃箱は小田原機器製、車内放送装置・LED式方向幕はクラリオン製のものをそれぞれ採用しているが、一部は一水製作所製の運賃箱を採用した車両もある。
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