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東都自動車グループ(とうとじどうしゃグループ、Toto Motors Co.Ltd.)は、東京都を中心にハイヤー・タクシー・バス・自動車教習所・不動産・ホテル・ゴルフ場・LPGスタンドを経営する事業者である。
東都自動車本社(2020年撮影) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5丁目13番13号 |
設立 | 1952年(昭和27年)1月 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 3013301008311 |
事業内容 | タクシー、ハイヤー、観光バス、路線バス、自動車教習所、ホテルマロウドチェーン、ゴルフ場、賃貸マンション、スポーツクラブ、民間車検場、LPGスタンド、他 |
代表者 | 代表取締役社長 宮本繁樹 |
資本金 | 9200万円[1] |
純利益 |
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総資産 |
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従業員数 | 4,600名(男性4,200名、女性400名) |
外部リンク | https://www.toto-motors.co.jp/ |
1952年に板橋区でタクシー事業者として創業した志村タクシー株式会社が母体。その後、同業者の買収合併を繰り返しながら他事業にも進出し1971年に現社名へ変更した。
特徴として事業所のほぼ全てが自社保有の建物土地であり、タクシー・ハイヤー・バスなどの車両についてもリースなどではなく自社所有としている点にある。
同グループの基幹ならびに創業時から主力事業であり、東京23区武三地域では単一タクシー事業者としては保有車両数が1,807台と最多であるほか、都下では西東京市・清瀬市、埼玉県では草加市・川口市、神奈川県横浜市でも事業を行う。
標準車のボディカラーはトヨタ純正色で「トートベージュ」(カラーコード:A23)の色名を持つベージュ。代替基準は都内の同業他社の4 - 5年程度に対し走行距離50万km以上8年程度と長期使用される傾向がある。車種はTSS10型クラウンコンフォートが主力であり、YXS10型クラウンコンフォートも数を減らしてはいるが稼働中である。営業権譲渡を受けた他社からの移籍車であるセドリックも在籍しているが令和6年現在で現役稼働している個体は無い。
クラウンコンフォートは自社発注の車は全て最廉価グレードのスタンダードで注文している。TA-YXS10まではエアコンレスで注文して、エアコンは納車後に各営業所で取り付けをしていた。エアコン取付キットのみ新品を使用し、コンプレッサーは廃車の流用品を使用していたことも多々あるので納車したての新車に50万キロ以上使用したコンプレッサーを取り付けることもあった。
黒塗りハイグレード車は2007年9月より導入しており、ほぼクラウンセダンで統一され車両の代替基準は走行距離60万km以上となっている。グレードは最高級のスーパーデラックスGパッケージである。
ハイブリッドカーは、2009年に他社からの移籍譲渡ではあるものの2代目プリウスが導入され、2012年3月からは3代目プリウスの本格的導入が開始された。
ジャパンタクシーに順次代替しているが、ボディーカラーはいわゆる「トートベージュ」ではない。グレードは上級グレードの匠で注文している。
無線営業は、全地域で自社営業を展開しており、23区武三地域では無線室を本社内に置きパナソニック製GPS-AVM無線システムを採用するほか、西東京市・清瀬市・横浜市・川口市・草加市では各営業所で無線配車を実施する。
また2009年4月には全営業所で「グリーン経営認証」を取得した。
無線番号に合わせた希望ナンバーは導入していない。
信和事業協同組合(旧・中央無線)グループ所属で大和自動車交通と業務提携する東都交通[11]とは関係がない。
各営業所にアルファベットが割り当てられており、営業車両のリアガラスにもアルファベット表記があり所属営業所が判別できるようになっている。
長らく東都自動車交通の下で事業を展開していたが、現在は事業ごと独立する形で東都ハイヤーが行う。ハイヤー部門の拠点は中央区銀座7丁目にある営業所で同社保有の自社ビルの一部を営業所として利用しており、その他のフロアにはテナントが入居する。
2020年当時の保有車両数は95台で導入車種はレクサス・クラウンマジェスタ・クラウン・ミライの4種だった。2024年現在はクラウンマジェスタに代わりアルファードがラインナップされている[12]。かつてはベンツSクラスや旧型センチュリーなどもラインナップしていたが、現在は大型車を縮小し、営業上需要の多いクラスにより運営されている。
東都観光バスにより、貸切バス事業を展開する。他に磐梯東都バスが福島県において路線バス事業を行っていたが、2023年に撤退した。
車両は創業以来、主にいすゞ自動車製を導入。車体色は白を基調として赤・銀・黒の3本の帯が車体中央と裾に入り、その間に東京周辺の名所のシルエットを描いたものを採用する。
ボディについては過去、富士重工業(現・SUBARU)製の車両が多数導入されたが、2003年に同社がバス車体架装事業から撤退以降はジェイ・バス製に移行した。2005年から現行のガーラが導入されている。
過去、看板車両として天井部分を透明ポリカーボネート製とした「シルエットスーパー号」があった。最初は1985年に「くりすたる号」として天井に加えて側窓下を透明にした車両を導入、以降天井部分のみ透明として導入を続けたものであったが、自動車排出ガス規制や老朽化などにより代替されている。
2003年から福島県の裏磐梯・猪苗代エリアで路線バス事業を行っていたが、2023年9月30日をもって撤退した。翌10月1日から会津乗合自動車が路線と車庫を引き継いでいる。磐梯東都バスの法人格は2023年10月7日付で東都観光バスに合併し解散した[7]。
東京・埼玉を中心に賃貸マンション17ヶ所・貸事務所5ヶ所・貸駐車場26ヶ所・売土地・10ヶ所など多くの不動産物件を持つ。
かつては日本女子プロゴルフ協会公認の東都自動車レディースプロゴルフトーナメントが所有するゴルフ場で開催されていた。
各ホテルの詳細は公式サイトを参照。
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