常陸太田市
茨城県の市 ウィキペディアから
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常陸太田市(ひたちおおたし)は、茨城県の東北部の県北地域にある市。1954年(昭和29年)市制施行。
ひたちおおたし 常陸太田市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
市町村コード | 08212-1 | ||||
法人番号 | 5000020082121 | ||||
面積 |
371.99km2 | ||||
総人口 |
44,743人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 120人/km2 | ||||
隣接自治体 |
高萩市、日立市、常陸大宮市、那珂市、久慈郡大子町 福島県:東白川郡矢祭町、塙町 | ||||
市の木 | ケヤキ | ||||
市の花 | ヤマブキ | ||||
他のシンボル |
カワセミ(鳥) 空があるまち(歌) | ||||
常陸太田市役所 | |||||
市長 | 宮田達夫 | ||||
所在地 |
〒313-8611 茨城県常陸太田市金井町3690 北緯36度32分18秒 東経140度31分51秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
市は南北に長く、面積は茨城県の自治体では最大。西から順に浅川、山田川、里川が並行して南へ流れ、それぞれの川に沿った谷に旧金砂郷町、水府村、里美村の集落と耕地が広がる。里川に沿って国道349号が貫通するが、途中の中里地区は日立市域であり、旧里美村と旧常陸太田市とは直接隣接してはいなかった。旧里美村地区は東河内地区と本山トンネルを介して、日立市街とも交流を持つ。
浅川、山田川、里川はいずれも市の南境を流れる久慈川に合流する。旧常陸太田市街は里川が久慈川流域の平野に出る谷口の右岸に位置し、周辺の中山間地域を後背地に旧久慈郡南部の商業中心地として発展した。南部の久慈川本流沿い、また上記3河川も久慈川との合流点に近づくにつれて広い沖積平野が開け、それぞれの流路に沿った自然堤防上に集落が分布し、後背湿地には水田が広がっている。
※細かい境界の変遷は省略。
常陸太田市市域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現常陸太田市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の町村がそれぞれ発足。[5][6][7][8] |
1896年(明治29年) | 5月20日 | 天下野村の一部(上高倉・下高倉)が分立し高倉村が発足。 |
1954年(昭和29年) | 7月15日 | 久慈郡機初村、西小沢村、幸久村、佐竹村、誉田村、佐都村が合併。常陸太田町となったが、同日、改称し常陸太田市となる。 |
1955年(昭和30年) | 3月1日 |
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4月15日 | 郡戸村、久米村、金郷村、金砂村が合併し、金砂郷村が発足。 | |
1956年(昭和31年) | 9月1日 | 小里村は賀美村ととも合併し里美村が発足。 |
9月30日 | 水府村、天下野村、高倉村が合併し水府村が発足。 | |
1993年(平成5年) | 11月1日 | 金砂郷村が町制施行し、金砂郷町となる。 |
2004年(平成16年) | 12月1日 | 常陸太田市は金砂郷町、水府村、里美村を編入。 |
常陸太田市市域の変遷(※細かな境界の変遷は省略) | ||||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||||
太田村 | 明治14年 太田町 |
太田町 | 太田町 | 昭和29年7月15日 常陸太田市 に市制改称 |
常陸太田市 | 常陸太田市 | 常陸太田市 | |||
里野宮村 | 佐都村 | 佐都村 | 昭和29年7月15日 太田町に編入 | |||||||
白羽村 | ||||||||||
茅根村 | ||||||||||
常福地村 | ||||||||||
春友村 | ||||||||||
馬場村 | 誉田村 | 誉田村 | ||||||||
新宿村 | ||||||||||
増井村 | ||||||||||
下大門村 | ||||||||||
上大門村 | ||||||||||
瑞龍村 | ||||||||||
長谷村 | 機初村 | 機初村 | ||||||||
高貫村 | ||||||||||
田渡村 | ||||||||||
幡村 | ||||||||||
三才村 | ||||||||||
西宮村 | ||||||||||
堅磐村 | 西小沢村 | 西小沢村 | ||||||||
上土木内村 | ||||||||||
落合村 | ||||||||||
内田村 | ||||||||||
岡田村 | ||||||||||
小沢村 | ||||||||||
沢目村 | ||||||||||
天神林村 | 佐竹村 | 佐竹村 | ||||||||
稲木村 | ||||||||||
磯部村 | ||||||||||
谷河原村 | ||||||||||
上河合村 | 幸久村 | 幸久村 | ||||||||
下河合村 | ||||||||||
藤田村 | ||||||||||
粟原村 | ||||||||||
島村 | ||||||||||
亀作村 | 世矢村 | 世矢村 | 昭和30年3月1日 常陸太田市に編入 | |||||||
真弓村 | ||||||||||
大森村 | ||||||||||
小目村 | ||||||||||
町屋村 | 河内村 | 河内村 | ||||||||
西河内下村 | ||||||||||
西河内中村 | ||||||||||
西河内上村 | 昭和30年3月1日 水府村 |
水府村 | 平成16年12月1日 常陸太田市 に編入 | |||||||
東連地村 | 山田村 | 山田村 | ||||||||
松平村 | ||||||||||
和田村 | ||||||||||
棚谷村 | ||||||||||
国安村 | ||||||||||
和久村 | 染和田村 | 染和田村 | ||||||||
町田村 | ||||||||||
西染村 | ||||||||||
中染村 | ||||||||||
東染村 | ||||||||||
天下野村 | 天下野村 | 天下野村 | 昭和31年9月30日 水府村と合併 | |||||||
上高倉村 | 明治29年5月20日 高倉村が分立 | |||||||||
下高倉村 | ||||||||||
上深荻村 | 賀美村 | 賀美村 | 昭和31年9月1日 里美村 |
里美村 | ||||||
小菅村 | ||||||||||
大菅村 | ||||||||||
折橋村 | ||||||||||
小中村 | 小里村 | 小里村 | ||||||||
大中村 | ||||||||||
小妻村 | ||||||||||
徳田村 | ||||||||||
里川村 | ||||||||||
中野村 | 郡戸村 | 郡戸村 | 平成30年4月15日 金砂郷村 |
平成5年11月1日 町制 | ||||||
小島村 | ||||||||||
松栄村 | ||||||||||
新地村 | ||||||||||
花房村 | ||||||||||
上利員村 | 金砂村 | 金砂村 | ||||||||
上宮河内村 | ||||||||||
下宮河内村 | ||||||||||
赤土村 | ||||||||||
千寿村 | 金郷村 | 金郷村 | ||||||||
大方村 | ||||||||||
岩手村 | ||||||||||
竹合村 | ||||||||||
中利員村 | ||||||||||
下利員村 | ||||||||||
高柿村 | ||||||||||
箕村 | ||||||||||
薬谷村 | 久米村 | 久米村 | ||||||||
久米村 | ||||||||||
大平村 | ||||||||||
玉造村 | ||||||||||
芦間村 | ||||||||||
大里村 |
常陸太田市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 常陸太田市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 常陸太田市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
常陸太田市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[9]。
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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1 | 伊村安四郎 | 1954年(昭和29年)7月15日 | 1954年(昭和29年)11月10日 | |
2 | 岡部辰雄 | 1954年(昭和29年)11月26日 | 1958年(昭和33年)11月25日 | |
3 | 西野正吉 | 1958年(昭和33年)11月26日 | 1962年(昭和37年)11月25日 | |
4 | 宮田重文 | 1962年(昭和37年)11月26日 | 1973年(昭和48年)12月6日 | |
5 | 武藤彬 | 1974年(昭和49年)1月27日 | 1990年(平成2年)1月26日 | |
6 | 渡辺龍一 | 1990年(平成2年)1月27日 | 2005年(平成17年)4月25日 | |
7 | 大久保太一 | 2005年(平成17年)5月22日 | 2021年(令和3年)5月21日 | |
8 | 宮田達夫 | 2021年(令和3年)5月22日 |
2022年11月現在[10]
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旧・金砂郷小学校、久米小学校、郡戸小学校については2022年3月に閉校して統合され、2022年4月から旧・久米小学校跡地に金砂郷小学校が設置される[13]。
旧・佐竹小学校、幸久小学校、西小沢小学校については2022年3月に閉校して統合され、2022年4月から旧・佐竹小学校跡地に峰山小学校が設置される[12]。
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水郡線の太田支線は本数が少ないため、日立市や東海村の常磐線の駅や、那珂市の上菅谷駅・瓜連駅を利用する人も多い。 市内で場所によっては常磐線や水郡線の本線の駅の方が近いところもある。
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