趣味はゴルフ、特技は空手・乗馬[9]。
学生時代は父親の意向で競輪選手を目指し、高校時代にはインターハイにも出場していたが、父親の敷いたレールに乗るのが嫌になり、少林寺拳法も嗜んでいたことからそれを活かす仕事を求めJAC(現・JAE)の入団テストを受けた[6]。
JACに第14期生として入門[6]。同期には岡元次郎や宮崎剛などがいる[6]、岡元とは共演頻度も多い[2][4]。清家は細かいことは相談せず相手がどう動くかは言わなくてもわかると語っており、岡元も清家とは芝居がやりやすいと述べている[4]。
映画『コータローまかりとおる!』のエキストラや後楽園ゆうえんちのショーなどを経て、1985年に『電撃戦隊チェンジマン』の戦闘員役でデビュー[2][6]。特撮番組のほか、舞台でも活動している[6]。特に1990年代から2000年代初頭前後までは、時代劇で顔出し中心に活動していた。『轟轟戦隊ボウケンジャー』よりスーツアクターとしての活動を本格的に再開し、主にスーパー戦隊シリーズでレギュラーを務めている[6]。
つかこうへい演出の舞台でつかから指名されたのをきっかけに殺陣師としても活動する[3]。スーパー戦隊シリーズでは、『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』以降、次回作の準備で現場を離れる福沢博文に代わってテレビシリーズ終盤やオリジナルビデオを担当するなど、アクション監督としても活動している[10][3][4][5]。清家自身は殺陣師になるつもりはなかったとしており、2015年のインタビューでは俳優と殺陣師・アクション監督を掛け持っていることに悩んでいる旨を語っている[3]。また自身も演じ手として役者のわがままが理解できる一方で、アクション監督としては立ち回りや画作りを優先せねばならないため、役者としての感覚を一旦切らなければならないのが大変であると述べている[4]。
舞台
- スターライト・エクスプレス(1990年)
- 飛龍伝'90 -殺戮の秋-(1990年) - 機動隊員 役
- リング・リング・リング 〜女子プロレス純情物語〜(1992年)
- 飛龍伝'92 -ある機動隊員の愛の記録-(1992年) - 機動隊員 役
- 美少女戦士セーラームーン(1993年 - 1994年) - ネフライト 役
- 飛龍伝'94 -いつの日か白き翼にのって-(1994年) - 機動隊員 役
- 洒落男たち〜モダンボーイズ〜(1994年) - 刑事/青空一家 役
- 音楽劇 ブッダ(1998年)
- 新・幕末純情伝(1998年)
- JAC Vol.3「HIJIKATA-新撰組異聞-」(1999年) - 近藤勇 役
- JAC Vol.4「TOKYO・2050」(2000年)
- JAE Presents「忍伝 -Tsurugi-」(2001年)
- JAE Presents「神風 -Kamikaze-」(2001年)
- JAE Vol.7「十二人の怒れる人々」(2002年)
- R.U.P
- 「蒲田行進曲」(2000年) - 若山馬之助 役
- 「女信長」(2009年) - 服部半蔵 役
- 「広島に原爆を落とす日」(2010年) - アンサンブル
- ★☆北区つかこうへい劇団
- 千円劇場「熱海殺人事件 〜蛍が帰って来る日〜」(2003年) - 木村伝兵衛部長刑事 役
- 千円劇場「熱海殺人事件 〜平壌から来た女刑事〜」(2003年) - 木村伝兵衛部長刑事 役
- 「蒲田行進曲完結編 銀ちゃんが逝く」(2003年) - 若山馬之助 役
- つかこうへいダブルス
- 「幕末純情伝」(2003年) - 写真屋 留吉 役
- 「飛龍伝」(2003年) - 機動隊員・猪熊虎蔵 役
- あずみ(2005年) - 佐敷三兄弟(長男)佐敷いちろう 役
- あずみ 〜Azumi Returns〜(2006年) - 佐敷三兄弟(長男)佐敷いちろう 役
- ASIAN BEAT FICTION「何日君再来 〜いつの日か君帰る〜」(2007年) - 台湾マフィア「鬼蜘蛛」の幹部 役
- 幕末純情伝(2008年) - 写真屋 留吉 役
- 飛龍伝(2010年2月3日-21日、新橋演舞場) - 機動隊員 役
- 早乙女太一公演「新説・天一坊騒動」(2011年) - 八兵衛 役
- 早乙女太一特別公演「GOEMON」(2012年) - 我王 役
CM
- NTTドコモ「カラバリンシリーズ」(2001年) - シャイングレー 役
イベント
- JAE NAKED LIVE「がんばろう 日本!」(2011年)
- JAE "春"プレミアムイベント ~Jump Up!~(2016年)
ネットムービー
- JAEオリジナル ショートムービー「華麗なる追跡 TARGET-標的-」(2015年) - 男E 役
- 孝女の誉れ(2018年) - 弥吾七 役
特撮テレビドラマ(アクションコーディネーター・殺陣)
仮面俳優列伝 2014, pp. 61–70, 「第2章 昭和から平成へ仮面の下のイノベーション 05 清家利一」(東映ヒーローMAX vol.32掲載)
(有)華音舎&ラブガイア 編「スーツアクター座談会 福沢博文×人見早苗×竹内康博×清家利一×渡辺淳×今井靖彦×蜂須賀祐一」『獣拳戦隊ゲキレンジャー パーフェクトファンブック PiKaPiKa』朝日新聞出版、2008年4月30日、60頁。ISBN 978-4-02-213821-7。
王様読本 2024, p. 82, 「KING-OHGER SUIT ACTOR Q&A」
“ワル”. りーちのブログ(清家利一公式ブログ) (2011年9月18日). 2014年3月16日閲覧。
DVD vol.11における「スクラッチ激獣トーク」での鈴木裕樹の発言より。
noNPolicy 三橋了[グライドメディア] 編「Shinken Suit-Actor's Talk 岡元次郎×清家利一」『侍戦隊シンケンジャー公式読本 真剣勝負!』グライドメディア〈グライドメディアムック62〉、2010年5月20日、113頁。ISBN 978-4-8130-8062-6。
“シンケンジャー”. 「りーちのブログ」(清家利一公式ブログ) (2010年2月7日). 2011年7月24日閲覧。
“ゴセイジャー”. りーちのブログ(清家利一公式ブログ) (2010年2月15日). 2011年7月24日閲覧。
“やっと”. りーちのブログ(清家利一公式ブログ) (2010年11月14日). 2011年7月24日閲覧。
“休み”. りーちのブログ(清家利一公式ブログ) (2011年1月16日). 2011年7月24日閲覧。
“ゴウカイジャー”. りーちのブログ(清家利一オフィシャルブログ) (2011年2月20日). 2011年7月24日閲覧。
“最期”. りーちのブログ(清家利一オフィシャルブログ) (2011年11月13日). 2011年11月15日閲覧。
“ドゴルド”. りーちのブログ(清家利一オフィシャルブログ) (2013年3月3日). 2013年3月25日閲覧。
“40代最後”. りーちのブログ(清家利一公式ブログ) (2015年9月6日). 2015年10月31日閲覧。
「ZYUOHGER CHARACTER FILE 敵キャラクター編」『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、pp.20-21、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。
暴太郎読本 2023, pp. 77–78, 「DONBROTHERS SUIT ACTOR Q&A」
『DETAIL OF HEROES 仮面ライダーウィザード特写写真集 STYLE』p62より。
村山実(編)「おつかれさま!! サイバーコップ 番組終了記念特別座談会」『宇宙船』vol.49、朝日ソノラマ、1989年9月1日、21頁、雑誌コード 01843-09。
“あと8回”. りーちのブログ(清家利一公式ブログ) (2010年2月15日). 2011年7月24日閲覧。
東映HMP 2018, pp. 105–112, 「『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』ユノ役 北原里英」