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2016年に公開された日本の映画 ウィキペディアから
『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』(しゅりけんせんたいニンニンジャーたいトッキュウジャー ザ ムービー にんじゃ イン ワンダーランド)は2016年1月23日から東映系で公開された映画。特撮テレビドラマシリーズスーパー戦隊シリーズの『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と『烈車戦隊トッキュウジャー』の劇場作品であり、スーパー戦隊VSシリーズの一つ。
キャッチコピーは「妖怪烈車、出発進行!行き先は、闇の終着駅!?」、「闇忍者ランドへ妖怪烈車でGO!!」、「さらば、天晴」。
『手裏剣戦隊ニンニンジャー』と『烈車戦隊トッキュウジャー』のクロスオーバー作品であり、『劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』から続くスーパー戦隊祭の第8弾。
ゲストとして闇博士マーブロ役に南海キャンディーズの山里亮太が出演[3]。舞台挨拶では山里の相方の山崎静代が、本作品の応援団長として登壇している[4]。本作品の完成披露試写会が、コンビ活動を再開した南海キャンディーズにとって久方ぶりとなるコンビそろっての公の場での出演となった[4]。
また、同年2月スタートの『動物戦隊ジュウオウジャー』が放送に先駆けて登場する[5]。
ストーリーは『トッキュウジャー』の「家に帰る」という物語と『ニンニンジャー』の「家族」というテーマを組み合わせ、「伊賀崎天晴が家に帰ってくる」までの物語としている[6]。脚本は「ニンニンジャーが烈車に乗る」「トッキュウジャーが忍者になる」「トカッチと風花が結婚する」などスタッフの話し合いの中で挙がった要素から組み上げられた[6]。例年のVSシリーズでは同じ色の戦士がコンビを組むことが多かったが、本作品では色にかかわらずキャラクターの組み合わせの面白さが重視された[6]。
トッキュウ6号/明の出番が少ないのは、演者である長濱慎の舞台出演のスケジュールの都合によるものである[7]。また、『トッキュウジャー』の初期メンバー5人の本来である子供姿はエピローグのみ登場している。
書籍『手裏剣戦隊ニンニンジャー超全集』では、ワニュウドウの封印の手裏剣を40個目とカウントしており[8]、本作品での出来事を『ニンニンジャー』テレビシリーズの忍びの43から忍びの45の間に当たるものと位置づけている[9]。また、忍びの43に登場した妖怪かるたの中には、ワニュウドウが描かれた札も存在する。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
伝説の忍者に会えるという「夢の忍者ランド」を訪れるため列車に揺られる手裏剣戦隊ニンニンジャー。しかしその列車は、シャドーラインの残党・闇博士マーブロと十六夜九衛門が結託し生み出された妖怪ワニュウドウが操る妖怪烈車だった。一人、また一人とワニュウドウの幻に囚われてゆくニンニンジャーたちを、謎の戦士たちが救う。それは、レインボーラインの依頼で彼らを救いに来た、烈車戦隊トッキュウジャーだった。しかし伊賀崎天晴 / アカニンジャーだけは救出に失敗し、マーブロが支配人を務める闇忍者ランドに連れ去られてしまう。
天晴の闇クローンである闇アカニンジャーを作り出し、世界を闇で包もうと画策するマーブロ。闇クローンに忍タリティを奪われた天晴は、ほどなく消滅する運命にあるという。だが天晴は、助けてくれたライト / トッキュウ1号と共に迷わずその阻止に走るのだった。夢見る力 = イマジネーションと忍タリティの融合は、世界を闇から取り戻すことができるのか。
スーツアクターは出番が重複しないかぎりほとんどの場面でそれぞれテレビシリーズでの持ち役を担当した[6]。トッキュウ1号は、前年に引退した押川善文に代わり藤井祐伍が演じた[6]。
監督は『ニンニンジャー』『トッキュウジャー』両作品でメイン監督を担当した中澤祥次郎、脚本は『ニンニンジャー』メインライターの下山健人がそれぞれ担当した[39][3]。下山は、『トッキュウジャー』を執筆していないことや『ニンニンジャー』テレビシリーズのクライマックスに集中するためにサブライターの毛利亘宏が執筆することを望んでいたが、毛利は『仮面ライダーゴースト』へ参加したため叶わなかった[12]。プロデューサーの武部直美はテレビ朝日側などから下山の起用を希望する声が挙がっていたと述べている[12]。
本作品では2大戦隊の主題歌は使用されていない。
2016年3月23日発売。Blu-ray / DVDでリリース。
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