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特別司法警察職員たる自衛官 ウィキペディアから
警務官(けいむかん)とは、陸・海・空の各自衛隊で部内の秩序維持の職務に専従する者であって、刑事訴訟法(昭和23年法律第131号)の規定による司法警察員として職務を行う3等陸曹、3等海曹又は3等空曹以上の自衛官をいう(特別司法警察職員)[1][2]。各自衛隊ごとに、防衛大臣直轄部隊として陸上自衛隊は「警務隊」、海上自衛隊は「海上自衛隊警務隊」、航空自衛隊は「航空警務隊」が、それぞれ編成されている。
陸士長、海士長又は空士長以下の者は、警務官補(けいむかんぽ)と呼称[2]し、司法巡査とされる[1]。陸上自衛隊では、警務科の職種に指定されている。
軍隊(国軍)の憲兵に相当するが、後述の通り、旧日本軍の憲兵と異なり、一般国民に対する司法警察権や行政警察権を有さない。独自の起訴や裁判、法的処分を行なうことがないのは一般の警察官と同様である。警察官等他の司法警察職員と同様、逮捕して取り調べた被疑者については、検察庁へ送致する。
警務官等の指定については、「警務官及び警務官補の指定並びに権限の行使及び調整に関する訓令」(昭和30年防衛庁訓令第33号)第1条が定めている。陸上自衛官については陸上幕僚長、海上自衛官については海上幕僚長、航空自衛官については航空幕僚長が下記の項目に従い命じる。ただし、階級が3等陸・海・空佐以上の自衛官は防衛大臣の承認を得る。
警務官等はこれらの資格を有する者のうちから、防衛大臣又はその指定する者が命ずる。
なお、3尉以上の警務官は、副検事選考試験に合格すれば、副検事(検察官の一)に任官することができる[4]。例えば2016年4月1日付で長野地検に次席検事として着任した検察官は、防衛大学校卒業後、陸上自衛隊警務隊在籍時に検察官を志し、副検事選考、特別選考試験を経て1996年に札幌地検検事として任官した経歴を持つ[5]。2020年9月に鹿児島地検検事正まで昇進した[6]。
「自衛官服装規則」(昭和32年2月6日防衛庁訓令第4号)第15条等により、警務官及び警務官補である自衛官は、警務職務に従事する場合には、必要に応じ、所定の制服等のほか、次の各号に掲げるものを着用することとなっている。
陸上自衛隊の「警務隊」(JGSDF Military Police)は、警務隊本部及び中央警務隊並びに5個の方面警務隊からなる。本部は市ヶ谷駐屯地に置かれ、警務隊長は陸将補が充てられる。
なお、保安隊時代の昭和28年当時には、警務隊は全国で約800名、27駐屯地に配属されており、そのうち警務官及び警務官補として指定された者は保安隊では122名であった[7]。
各方面警務隊[8]は方面隊毎に置かれ、方面隊管内を担当する。これは方面警務隊本部及び、幾つかの地区警務隊、1個の保安警務中隊からなり、本部は各方面総監部所在駐屯地に在り、方面警務隊長には1等陸佐が充てられる。
2007年度(平成19年度)末の改編[9]により、捜査部隊と保安部隊の集約一元化が図られ、警務隊隷下の5個方面警務隊の下に、合わせて18個地区警務隊・5個保安警務中隊を置くことになった。
地区警務隊は概ね師団・旅団ごとに置かれ、それらの管内を担当する。他にも第1空挺団等を担当する第127地区警務隊(茨城県・千葉県担当)、富士学校等を担当する第128地区警務隊(山梨県・静岡県担当)、防衛大学校や陸上自衛隊高等工科学校等を担当する第129地区警務隊(神奈川県担当)が置かれている。本部はそれら司令部等の所在駐屯地に在り、地区警務隊長は2等陸佐(基準)が充てられる。地区警務隊は、地区警務隊本部、駐屯地警務隊及び直接支援保安警務隊等からなる。
さらに、地区警務隊の警務職務を分担させるため、地区警務隊担当地区の殆どの駐屯地等に、規模によって警務派遣隊又は警務連絡班が置かれている。警務派遣隊長・同連絡班長には1尉~3尉、規模により3等陸佐が充てられる。
常設部隊ではないが、これまで海外派遣された陸上自衛隊の部隊には、隷下部隊から人員が選抜され、警務班を編成、随行していた。さらにイラク派遣では、部隊の規模が大きいことから、班ではなく警務派遣隊が随行した。これらの警務班又は警務派遣隊は原則的には派遣部隊指揮官の指揮を受けるが、司法警察職務は刑事訴訟法に基づく司法警察職員としての権限であって、司法警察職務については派遣部隊指揮官の指揮を受けることはない。
(派遣隊、連絡班、直接支援保安警務隊などは省略した)
地区警務隊のナンバーは、地区警務隊単位が発足して以来、2007年度末までの第101~118の各地区警務隊を一旦全て廃止し、新たに振られたものである。これは以前と異なり、おおむね北から南に向かって順につけられた。これは他の陸上自衛隊の部隊と違って特徴的である。これは警務隊本部主導で新規に付与することになり、担当地区の重要性や部隊規模の大小、編成時期などの問題(駆け引き)が発生しなかったからである(事実、同時期の部隊新設・改編でも、他の部隊ではナンバーの付け方に規則性がない)。
各方面総監直轄部隊であった保安中隊から、各方面警務隊の隷下になった保安警務中隊についてはナンバーはそのまま移行している。これについては、国賓を迎えた時などに編成される特別儀仗隊として名高い第302保安中隊の番号をそのまま移行させるためと言われる。
代 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 池田恵三郎 (1等陸佐) | 1954.9.25 - 1955.11.15 | 警察講習所 | 陸上幕僚監部警務課長(兼務) | 陸上自衛隊富士学校副校長 兼 富士駐とん地司令 | |
2 | 櫻井基重 (1等陸佐) | 1955.11.16 - 1958.7.31 | 第1管区総監部総務課長 | 警務隊付 | ○ | |
3 | 中村勇吉 (1等陸佐) | 1958.8.1 - 1959.4.24 | 陸上幕僚監部警務課長 →1957.3.16 陸上幕僚監部警務課付 →警務隊付 | 陸上幕僚監部警務課長 | ○ | |
4 | 南村国雄 (1等陸佐) | 1959.4.25 - 1961.7.31 | 立命館大学 | 陸上自衛隊調査隊副隊長 | 警務隊本部付 →1961.9.1 停年退官 | ○ |
5 | 小村恒一 (1等陸佐) | 1961.8.1 - 1964.7.15 | 陸士45期 | 北部方面総監部警務課長 | 警務隊本部付 →1965.2.24 停年退官 | ○ |
6 | 大串清 (1等陸佐) | 1964.7.16 - 1966.7.15 | 中央大学 | 東部方面警務隊長 | 警務隊付 →1967.2.1 停年退官 | ○ |
7 | 加藤清信 (1等陸佐) | 1966.7.16 - 1970.7.15 | 陸士53期 | 北部方面総監部警務課長 | 陸上幕僚監部付 →1970.9.3 停年退官(陸将補昇任) | ○ |
8 | 入江啓二 (1等陸佐) | 1970.7.16 - 1972.3.15 | 陸上幕僚監部警務課 | 陸上幕僚監部警務課勤務 | ○ | |
9 | 長谷晋 | 1972.3.16 - 1973.7.15 | 陸士54期 | 東北方面総監部幕僚副長 | 陸上自衛隊富士学校副校長 | ○ |
10 | 中山義正 | 1973.7.16 - 1975.7.15 | 早稲田大学 | 陸上幕僚監部警務課長 →1974.3.16 陸将補昇任 | 陸上幕僚監部付 →1976.1.1 退職 | ○ |
11 | 渡部明恭 | 1975.7.16 - 1977.10.31 | 陸士60期 | 北部方面総監部警務課長 →1977.1.1 陸将補昇任 | 統合幕僚会議事務局第1幕僚室長 | ○ |
12 | 丸山豪 | 1977.11.1 - 1979.7.31 | 海兵74期 | 陸上幕僚監部警務課長 | 陸上幕僚監部付 →1980.1.1 退職 | ○ |
13 | 今井敏夫 | 1979.8.1 - 1982.1.10 | 陸士60期・ 早稲田大学 昭和28年卒 | 陸上幕僚監部人事部警務課長 →1980.1.1 陸将補昇任 | 陸上幕僚監部付 →1982.4.1 退職 | ○ |
14 | 本多武司 | 1982.1.11 - 1983.3.15 | 早稲田大学 昭和29年卒 | 陸上幕僚監部監理部法務課長 →1982.7.1 陸将補昇任 | 陸上幕僚監部付 →1983.4.1 退職 | ○ |
15 | 宮川満 | 1983.3.16 - 1986.3.16 | 中央大学 昭和30年卒 | 陸上幕僚監部人事部警務課長 →1984.1.1 陸将補昇任 | 陸上幕僚監部付 →1986.7.1 退職 | ○ |
16 | 渡邊保博 | 1986.3.17 - 1987.7.6 | 同志社大学 | 陸上幕僚監部人事部警務課長 | 退職 | ○ |
17 | 藤本義人 | 1987.7.7 - 1990.7.8 | 防大4期 | 警務隊副隊長 | 陸上自衛隊関西地区補給処長 兼 宇治駐屯地司令 | ○ |
18 | 瀬山博英 | 1990.7.9 - 1992.6.15 | 防大5期 | 陸上幕僚監部人事部警務課長 →1991.4.1 陸将補昇任 | 陸上自衛隊施設補給処長 兼 古河駐屯地司令 | ○ |
19 | 吉田耕平 | 1992.6.16 - 1994.3.22 | 防大6期 | 陸上幕僚監部人事部警務課長 →1993.4.1 陸将補昇任 | 第6師団副師団長 兼 神町駐屯地司令 | ○ |
20 | 上杉俊二 | 1994.3.23 - 1995.6.29 | 防大8期 | 自衛隊札幌地方連絡部長 →1994.4.1 陸将補昇任 | 陸上自衛隊関西地区補給処長 兼 宇治駐屯地司令 | ○ |
21 | 厚井高明 | 1995.6.30 - 1997.6.30 | 防大7期 | 陸上幕僚監部人事部警務課長 | 退職 | ○ |
22 | 藤巻富久夫 | 1997.7.1 - 1999.12.9 | 中央大学 昭和42年卒 | ○ | ||
23 | 池田順市 | 1999.12.10 - 2000.3.14 | 生徒4期・ 国士舘大学 | 陸上幕僚監部付 →2000.4.28 退職 | ○ ※ | |
24 | 武田能行 | 2000.3.15 - 2001.6.28 | 防大13期 | 第5師団副師団長 | 陸上自衛隊小平学校長 兼 小平駐屯地司令 | |
25 | 一康人 | 2001.6.29 - 2003.6.30 | 防大14期 | 陸上幕僚監部警務管理官 | 退職 | 姓は「一」 (はじめ) |
26 | 榊枝宗男 | 2003.7.1 - 2007.4.19 | 防大19期 | 陸上自衛隊小平学校長 兼 小平駐屯地司令 | ||
27 | 加瀬静夫 | 2007.4.20 - 2009.12.6 | 生徒14期・ 防大20期 | 退職 | ||
28 | 山本一利[13] | 2009.12.7 - 2011.8.4 | 都立大学法学部 昭和53年卒[14] | 東北方面混成団長 | 陸上自衛隊中央業務支援隊長 兼 市ヶ谷駐屯地司令 | |
29 | 相澤傑 | 2011.8.5 - 2013.12.17 | 防大24期 | 東部方面後方支援隊長 | 退職 | |
30 | 山内大輔 | 2013.12.18 - 2015.8.3 | 防大29期 | 陸上自衛隊小平学校副校長 | 中部方面総監部幕僚長 | |
31 | 佐々木伸司 | 2015.8.4 - 2017.3.26 | 北海道大学 昭和57年卒[15] | 退職 | ||
32 | 檀上正樹 | 2017.3.27 - 2019.3.31 | 防大32期 | 北部方面総監部情報部長 | 陸上自衛隊小平学校長 兼 小平駐屯地司令 | |
33 | 梅田将 | 2019.4.1 - 2021.3.25 | 生徒25期・ 神奈川大学法学部[16] | 自衛隊大阪地方協力本部長 | 退職 | |
34 | 吉田幸一 | 2021.3.26 - 2023.8.28 | 名城大学[17] | 東北方面総監部幕僚副長 | 第1師団副師団長 兼 練馬駐屯地司令 | |
35 | 河口弘幸 | 2023.8.29 - | 早稲田大学 | 第3施設団長 兼 南恵庭駐屯地司令 |
○:芝浦分屯地司令を兼ねる
※:東富士演習場違法射撃事件の項を参照
海上自衛隊の「海上自衛隊警務隊」(JMSDF Criminal Investigation Command[18])は、警務隊本部及び地方警務隊をもって編成する。警務隊司令は警務官である1等海佐が充てられる。また、地方警務隊には警務分遣隊又は警務連絡班を置くことができる。
遠洋練習航海には昭和32年度の第1回から練習艦隊司令部に警務官を随伴勤務させている。また、艦艇部隊の国外派遣に際し、所要の警務官を随伴勤務させ、必要な警務支援に従事している。
なお、警備隊時代の昭和28年当時には、警務隊は編成されず、警務官及び警務官補として指定された者は警備隊では18名であった[7]。
※ 令和4年3月1日時点
令和4年2月28日以前の部隊編成は下記の通りである。 地方警務隊は、東京及び各地方隊毎に設けられていた。
代 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
海上自衛隊警務隊長 | ||||||
1 | 木村宗則 | 1962.5.1 - 1968.1.22 | 海上幕僚監部総務部人事課 警務班長 | 停年退官(海将補昇任) | ||
2 | 住田充男 | 1968.1.23 - 1972.6.15 | 海経32期 | 海上自衛隊警務隊本部付 | 横須賀地方総監部管理部長 | |
3 | 安藤寿郎 | 1972.6.16 - 1975.3.31 | 海経33期 | 海上自衛隊警務隊本部付 | 海上自衛隊幹部学校研究部員 | |
4 | 鈴木右兵衛 | 1975.4.1 - 1976.5.10 | 中央大学法学部 昭和26年卒 | 海上自衛隊警務隊副長 | 海上自衛隊警務隊司令 | |
海上自衛隊警務隊司令 | ||||||
1 | 鈴木右兵衛 | 1976.5.11 - 1978.7.31 | 中央大学法学部 昭和26年卒 | 海上自衛隊警務隊長 | 呉地方総監部管理部長 | |
2 | 大橋敬三 | 1978.8.1 - 1979.8.31 | 海兵75期 | 防衛研修所所員 | 防衛大学校教授 | 海将補 |
3 | 鈴木右兵衛 | 1979.9.1 - 1981.12.1 | 中央大学法学部 昭和26年卒 | 呉地方総監部管理部長 | 海上幕僚監部付 →1981.12.28 退職 | 1980.1.1 海将補昇任 |
4 | 稲田芳夫 | 1981.12.2 - 1987.7.6 | 九州大学法学部 昭和31年卒 | 横須賀地方警務隊長 | 退職 | 1986.7.1 海将補昇任 |
5 | 尾澤一好 | 1987.7.7 - 1988.12.10 | 中央大学・ 9期幹候 | 第1掃海隊群司令 | 定年退官(海将補昇任) | |
6 | 小林彬宏 | 1988.12.11 - 1991.12.9 | 中央大学・ 9期幹候 | 海上幕僚監部総務部法務課長 | 定年退官 | |
7 | 藤田修外 | 1991.12.10 - 1994.3.22 | 中央大学・ 13期幹候 | 横須賀基地業務隊司令 | 海上自衛隊東京業務隊付 →1994.6.8 定年退官 | |
8 | 駒口秀紀 | 1994.3.23 - 1996.7.31 | 法政大学・ 15期幹候 | 海上幕僚監部監理部法務課長 | 退職(海将補昇任) | |
9 | 山本弘一 | 1996.8.1 - 2001.1.10 | 名古屋大学・ 19期幹候 | 海上幕僚監部監理部法務課長 | 定年退職(海将補昇任) | |
10 | 高橋弘道 | 2001.1.11 - 2005.7.31 | 同志社大学・ 20期幹候 | 防衛研究所所員 | 退職 | |
11 | 高田博幸 | 2005.8.1 - 2009.12.14 | 防大18期 | 防衛大学校教授 | 退職(海将補昇任) | |
12 | 武田孝充 | 2009.12.15 - 2013.12.2 | 明治学院大学・ 30期幹候 | 海上幕僚監部首席法務官 | 海上自衛隊東京業務隊付 →2014.1.26 退職 | |
13 | 島川義明 | 2013.12.3 - 2016.6.30 | 法政大学・ 33期幹候 | 海上幕僚監部総務部総務課 警務管理官 | 退職(海将補昇任) | |
14 | 中尾博孝 | 2016.7.1 - 2020.3.31 | 防大27期 | 海上幕僚監部総務部 | 退職(海将補昇任) | |
15 | 宮原伸行 | 2020.4.1 - | 早稲田大学・ 40期幹候 | 統合幕僚監部首席法務官 |
航空自衛隊の「航空警務隊」(JASDF Air Police Group[24]またはAir Criminal Investigations Group[25])は、中央に航空警務隊本部が、主要基地に23個の地方警務隊が置かれている。また、地方警務隊から基地及び分屯基地に警務連絡班が派遣されている。警務隊司令は1等空佐、地方警務隊長は2等空佐又は3等空佐をもって充てられる。
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
---|---|---|---|---|
1 | 吉井博通 (2等空佐) | 1958年 | 8月 1日 - 1962年 2月28日警務隊長 | 第1航空団司令部人事部長 |
2 | 福島英雄 | 1962年 ※1964年 7月 1日 1等空佐昇任 | 3月 1日 - 1966年 7月15日航空警務隊勤務 | 飛行教育集団司令部監理部長 |
3 | 吉井博通 | 1966年 | 7月16日 - 1969年10月19日飛行教育集団司令部監理部長 | 航空自衛隊補給統制処付 →1970年1月26日 停年退官(空将補昇任) |
4 | 山本久徳 | 1969年10月20日 - 1973年 ※1973年 7月 1日 空将補昇任 | 9月30日航空警務隊勤務 | 航空幕僚監部付 →1974年1月1日 退職 |
末 | 今宮賚三 | 1973年10月 | 1日 - 1974年 4月10日航空警務隊副隊長 | 航空警務隊司令 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
---|---|---|---|---|
1 | 今宮賚三 | 1974年 | 4月11日 - 1975年 4月15日航空警務隊長 | 航空中央業務隊付 →1975年7月1日 退職 |
2 | 松村正雄 | 1975年 | 4月16日 - 1976年10月14日航空警務隊副司令 | 航空自衛隊幹部候補生学校勤務 |
3 | 山根勝己 (空将補) | 1976年10月15日 - 1978年 | 3月15日航空幕僚監部人事教育部付 | 航空幕僚監部付 →1978年7月1日 退職 |
4 | 吉川文泰 | 1978年 ※1979年 2月 1日 空将補昇任 | 3月16日 - 1980年 3月23日飛行教育集団司令部人事部長 | 第1航空教育隊司令 兼 防府南基地司令 |
5 | 高橋文敏 (空将補) | 1980年 | 3月24日 - 1981年 6月30日航空自衛隊幹部学校勤務 | 航空幕僚監部付 →1981年10月1日 退職 |
6 | 山田昇 | 1981年 ※1982年 1月 1日 空将補昇任 | 7月 1日 - 1984年 6月 5日航空自衛隊調査隊司令 | 航空幕僚監部付 →1984年7月2日 退職 |
7 | 高屋一郎 (空将補) | 1984年 | 6月 6日 - 1986年 3月17日陸上幕僚監部調査部勤務 | 退職 |
8 | 川又喜代次 | 1986年 ※1986年 7月 1日 空将補昇任 | 3月17日 - 1987年 7月 7日飛行教育集団司令部人事部長 | 退職 |
9 | 坂田勉 | 1987年 | 7月 7日 - 1991年 3月15日航空警務隊副司令 | 第83航空隊司令 兼 那覇基地司令 (空将補昇任) |
10 | 難波皎 | 1991年 | 3月16日 - 1995年12月19日航空警務隊副司令 | 退職(空将補昇任) |
11 | 森本益夫 | 1995年12月19日 - 1997年11月30日 | 航空警務隊副司令 | 第11飛行教育団司令 兼 静浜基地司令 |
12 | 津久井建美 | 1997年12月 | 1日 - 2001年 3月31日航空警務隊勤務 | 第11飛行教育団司令 兼 静浜基地司令 |
13 | 多久和淑夫 | 2001年 | 4月 1日 - 2004年 7月31日航空警務隊勤務 | 退職(空将補昇任) |
14 | 田口千秋 | 2004年 | 8月 1日 - 2008年11月30日第11飛行教育団司令 兼 静浜基地司令 | 退職(空将補昇任) |
15 | 松原準一 | 2008年12月 | 1日 - 2012年 7月31日航空警務隊副司令 | 退職(空将補昇任) |
16 | 井出方明 | 2012年 | 8月 1日 - 2016年 7月31日偵察航空隊司令 | 退職(空将補昇任) |
17 | 宮木浩 | 2016年 | 8月 1日 - 2020年10月12日自衛隊山口地方協力本部長 | 退職(空将補昇任)[27] |
18 | 渡邉弘之 | 2020年10月13日 - 2022年 | 6月11日航空警務隊副司令 | 退職(空将補昇任) |
19 | 荒井将人 | 2022年 | 6月12日 - 2024年 3月31日航空警務隊副司令 | 防衛大学校防衛学教育学群 戦略教育室長 兼 防衛大学校教授 |
20 | 大久保正広 | 2024年 | 4月 1日 -航空警務隊副司令 |
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