日本芸術院賞

日本芸術院が会員以外の卓越した芸術家に授与する賞 ウィキペディアから

日本芸術院賞

日本芸術院賞(にほん げいじゅついん しょう、旧字体:日本藝術院賞)は、日本芸術院がその会員以外の者に授与する賞のひとつ。卓越した芸術作品を作成した者または芸術の進歩に貢献した者に対して授与される。第1回は「帝國藝術院賞」(ていこく げいじゅついん しょう)として、1941年度を対象として翌1942年に授与された。その後1944年度からの中断を経て、1947年度より日本芸術院賞と改称して授与を再開し、現在に至る。

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第80回日本芸術院授賞式(2024年6月10日)

受賞者は、日本芸術院会員から推薦された者の中から、院内の選考委員会を経て選ばれる。1949年度からは「恩賜賞」が創設され、当初は日本芸術院賞とは別個の賞として選ばれていたが、1977年度以降は、毎年の日本芸術院賞受賞者の中から特に選ばれた者に対して授与されるようになった。日本芸術院賞及び恩賜賞は、共に皇室の下賜金で賄われており、受賞者には賞状・賞牌・賞金が贈呈される。授賞式は、天皇皇后行幸啓を仰ぎ、毎年6月頃に挙行される。

日本芸術院賞受賞者は、後年日本芸術院会員に選出されることが多く、2024年までに受賞した695名のうち、2025年時点で404名(約58.1%)が会員に選出されている。


受賞者

要約
視点

以下一覧中、受賞者の氏名(雅号、筆名、芸名等)は受賞時のものである。また、専門及び受賞理由については、日本芸術院の公式ホームページによる。[1]

第1回から第10回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第1回
1941(昭和16)年度
1942年 第一部 洋画 小磯良平 洋画「娘子関を征く」 1982年
第二部 文学 川田順 歌集「鷲竝国初聖蹟歌」 1963年
文学 高村光太郎 詩集「道程
第2回
1942(昭和17)年度
1943年 第一部 日本画 島田墨仙 日本画「山鹿素行先生」
洋画 宮本三郎 油絵「山下パーシバル両司令官会見図」 1966年
彫塑 古賀忠雄 彫刻「建つ大東亜」
工芸 吉田源十郎 工芸「梅蒔絵飾棚」
第二部 文学 野口米次郎 詩歌「文学上の業績」
第三部 洋楽 井口基成 ピアノ「演奏家としての業績」
第3回
1943(昭和18)年度
1944年 第三部 文楽 豊竹古靭太夫 浄瑠璃太夫「文楽に尽くした業績」 1947年
第4回
1947(昭和22)年度
1948年 第一部 日本画 伊東深水 日本画「鏡」 1958年
第二部 詩歌 折口信夫 詩歌「文学上の業績」
第三部 洋楽 藤原義江 声楽「歌劇に貢献した業績」
邦楽 芝祐泰 雅楽「業績に対し」 1950年
邦楽 野口兼資 能楽「演技に対し」 1950年
演劇 杉村春子 演劇「演技に対し」
第5回
1948(昭和23)年度
1949年 第二部 詩歌 半田良平[2] 歌集「幸木」
第6回
1949(昭和24)年度
1950年 第一部 洋画 鍋井克之 洋画「朝の勝浦港」外風景諸作
彫塑 吉田三郎 彫塑「彫塑界の発達に尽した業績」
建築 岸田日出刀 建築「建築界の進歩に尽した業績」
第二部 文学 大佛次郎 小説「帰郷」 1960年
翻訳 山内義雄 翻訳「チボー家の人々 1966年
第三部 文楽 鶴澤清六 三味線「文楽に尽した業績」
舞台装置 伊藤熹朔 舞台装置「舞台芸術の発展に尽くした業績」 1964年
第7回
1950(昭和25)年度
1951年 第一部 日本画 徳岡神泉 日本画「鯉」その他の諸作 1957年
洋画 寺内萬治郎 洋画「横臥裸婦」その他一連の裸体画 1960年
工芸 岩田藤七 ガラス工芸「光の美」 1954年
川村驥山 書「酔古堂剣掃語 1962年
第二部 文学 小川未明 小説「文学上の業績」 1954年
詩歌 尾山篤二郎 詩歌「歌壇に尽した業績」
評論 小林秀雄 文学評論集「小林秀雄全集」 1960年
第三部 邦楽 観世華雪 能楽「能楽界に尽した業績」 1952年
演劇 中村時蔵 歌舞伎「演技に対し」 1958年
第8回
1951(昭和26)年度
1952年 第一部 洋画 中山巍 洋画「マチス礼賛」
彫塑 加藤顕清 彫塑「人間」
工芸 山鹿清華 工芸「手織錦無心壁掛」 1957年
建築 吉田五十八 建築「建築界に尽した業績」 1954年
第二部 小説 川端康成 小説「千羽鶴 1954年
文学 日夏耿之介 詩歌「明治浪漫文学史」「日夏耿之介全詩集」
第三部 演劇 市川猿之助 歌舞伎「演技に対し」 1955年
舞踊 井上八千代[3] 1957年
第9回
1952(昭和27)年度
1953年 第一部 日本画 児玉希望 日本画「室内」 1959年
彫塑 澤田政廣 彫塑「三華」 1962年
工芸 香取正彦 金工「攀龍壺」 1987年
辻本史邑 書「白詩七律」
建築 村野藤吾 建築「芸術界に尽した業績」 1955年
第二部 文学 土屋文明 詩歌「万葉集私注」 1962年
文学 服部担風 詩歌「漢詩界に尽した業績」
文学 三好達治 詩歌「詩壇に尽した業績」 1963年
翻訳 石川欣一 翻訳「花ひらくニューイングランド」
第三部 邦楽 櫻間弓川 能楽「卒塔婆小町 1957年
邦楽 常磐津文字兵衛 三味線「常磐津界に尽した業績」 1953年
邦楽 中尾都山 邦楽「尺八の演奏に対し」
演劇 市川壽海 歌舞伎「演技に対し」 1960年
第10回
1953(昭和28)年度
1954年 第一部 日本画 金島桂華 日本画「冬田」 1959年
洋画 小絲源太郎 洋画「春雪」その他昭和二十八年度風景諸作 1959年
彫塑 清水多嘉示 彫塑「靑年像」 1965年
工芸 楠部彌弌 工芸(陶芸)花瓶「慶夏」 1962年
工芸 山崎覚太郎 工芸(漆芸)「三曲衝立」 1957年
第二部 文学 小宮豊隆 文学「夏目漱石」改訂版 上・中・下巻
第三部 邦楽 茂山彌五郎 能狂言「釣狐
演劇 阪東壽三郎 歌舞伎
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第11回から第20回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第11回
1954(昭和29)年度
1955年 第一部 日本画 橋本明治 日本画「まり千代像」 1971年
彫刻 橋本朝秀 木彫「華厳」
工芸 内藤春治 工芸「青銅花瓶」
西川寧 書「隸書七言聯」 1969年
第二部 文学 坪田譲治 文学「坪田讓治全集」八巻 1964年
翻訳 鈴木信太郎 文学「フランス詩法」上・下二巻 1963年
第三部 邦楽 山田抄太郎 邦楽 1959年
演劇 花柳章太郎 演劇 1962年
第12回
1955(昭和30)年度
1956年 第一部 日本画 東山魁夷 日本画「光昏」 1965年
日本画 山口華楊 日本画「仔馬」 1971年
洋画 鬼頭鍋三郎 洋画「アトリエにて」 1963年
工芸 清水六兵衛 工芸(陶磁)「玄窯叢花瓶」 1962年
工芸 三井義夫 工芸(彫金)「彫金象嵌花器」
第二部 小説 井伏鱒二 小説「漂民宇三郎」その他 1960年
評論 昇曙夢 文学「ロシヤ・ソヴエト文学史」
第三部 邦楽 杵屋栄蔵 邦楽(長唄) 1962年
演劇 市川左團次 演劇(歌舞伎) 1963年
演劇 水谷八重子 演劇(新派) 1967年
第13回
1956(昭和31)年度
1957年 第一部 日本画 杉山寧 日本画「孔雀」 1970年
洋画 鈴木千久馬 洋画「てっせん」 1972年
彫塑 雨宮治郎 彫塑「健人」 1964年
工芸 宮之原謙 工芸 陶製花瓶「空」
鈴木翠軒 書「禅牀夢美人」 1960年
建築 堀口捨己 建築
装飾美術 東郷青児 装飾美術 壁画「創生の歌」(熊本市大洋デパート) 1960年
第二部 小説 幸田文 小説「流れる 1976年
評論 和田芳惠 評論「一葉の日記」
第三部 邦楽 芳村伊十郎 邦楽(長唄)
舞踊 花柳壽輔 舞踊(邦舞) 1962年
第14回
1957(昭和32)年度
1958年 第一部 日本画 望月春江 日本画「蓮」
日本画 森白甫 日本画「花」 1978年
洋画 中野和高 洋画「少女」
彫塑 松田尚之 彫塑「女性」 1968年
工芸 山室百世 工芸「鋳銅平足扁壺」
第二部 詩歌 川路柳虹 詩集「波」及びその全詩集
評論 新関良三 「ギリシャ・ローマ演劇史」
第15回
1958(昭和33)年度
1959年 第一部 日本画 加藤栄三 日本画「空」
日本画 森田沙伊 日本画「少年」 1975年
洋画 小山敬三 洋画「初夏の白鷺城」ならびに一連の「白鷺城 1960年
洋画 林武 洋画「林武回顧新作展」
工芸 井上良斎 工芸「丸文平皿」 1966年
工芸 大須賀喬 工芸「全彩透彫飾皿」
建築 中村順平 建築 1975年
第二部 小説 井上靖 小説「氷壁」その他の諸作品 1964年
評論 吉田精一 評論「自然主義の研究」上・下
第三部 邦楽 中能島欣一 邦楽(箏曲) 1961年
演劇 小津安二郎 演劇(映画) 1963年
第16回
1959(昭和34)年度
1960年 第一部 日本画 池田遙邨 日本画「波」に対し 1976年
日本画 郷倉千靱 日本画「山霧」に対し 1972年
日本画 髙山辰雄 日本画「白翳」に対し 1972年
洋画 大久保作次郎 洋画「市場の魚店」並びに業績に対し 1963年
洋画 鈴木信太郎 洋画「鈴木信太郎油絵展」並びに一連の風景画に対し 1969年
工芸 岸本景春 工芸(刺繍)「湖面の影」
工芸 各務鉱三 工芸「クリスタル硝子鉢」に対し
松本芳翠 書「談玄観妙」に対し 1971年
第二部 小説 火野葦平[2] 小説「革命前後」その他を含めての生前の業績
第三部 邦楽 近藤乾三 邦楽(能)宝生流シテ方の演技に対し 1976年
第17回
1960(昭和35)年度
1961年 第一部 日本画 岩田正巳 日本画「石仏」に対し 1977年
日本画 西山英雄 日本画「天壇」に対し 1980年
日本画 矢野橋村 日本画「錦楓」に対し
洋画 新道繁 洋画「松」を中心とする近年の業績 特に昭和三十五年における個展に対し 1977年
洋画 田﨑廣助 洋画「初夏の阿蘇山」「朝やけの大山」ほか山の連作に対し 1967年
彫塑 堀進二 彫塑「人海」に対し
工芸 佐治賢使 工芸 漆工屏風「都会」に対し 1981年
工芸 皆川月華 工芸 染彩「濤」に対し
安東聖空 書 仮名「みなそこ」に対し 1972年
中村蘭台 書 篆刻「老子語和光同塵」に対し
建築 谷口吉郎 建築 東宮御所の設計及びその他の業績に対し 1962年
第二部 小説 石川淳 小説 多年にわたる作家としての業績に対し 1964年
評論 河上徹太郎 評論 多年にわたる評論家としての業績に対し 1963年
第三部 洋楽 豊増昇 洋楽(ピアノ)永年にわたるピアノ運動、特にバッハの演奏に対し 1962年
邦楽 杵屋六左衛門 邦楽(長唄)長唄界における永年の功績に対し 1966年
邦楽 橋岡久太郎 邦楽(能)「菊慈童」「羽衣」の演技並びに業績に対し 1963年
第18回
1961(昭和36)年度
1962年 第一部 日本画 小倉遊亀 日本画「母子」に対し 1976年
日本画 三輪晁勢 日本画「朱柱」に対し 1979年
洋画 耳野卯三郎 洋画「静物」および以前に発表した静物の連作に対し 1967年
工芸 蓮田修吾郎 工芸 鋳黄銅「森の鳴動」に対し 1975年
工芸 山脇洋二 工芸(彫金)「游砂」に対し
炭山南木 書「白楽天詩」に対し
建築 竹腰健造 建築 建築界に尽した業績に対し
第三部 邦楽 安倍季巌 邦楽(雅楽)篳篥および右舞の技に対し 1969年
演劇 中村歌右衛門 演劇(歌舞伎)「京鹿子娘道成寺」の演技および立女形としての業績に対し 1964年
第19回
1962(昭和37)年度
1963年 第一部 日本画 奥田元宋 日本画「磐梯」に対し 1973年
日本画 山田申吾 日本画「嶺」に対し
洋画 田村一男 洋画「梅雨高原」に対し 1980年
洋画 中村琢二 洋画「画室の女」「男の像」に対し 1981年
彫塑 大内青圃 彫塑「多羅菩薩」ならびに一連の仏教彫刻に対し 1969年
彫塑 中川清 彫塑「あるく」ならびに近作に対し
工芸 番浦省吾 工芸(漆芸)「象潮」に対し
工芸 森野嘉光 工芸(陶芸)「塩釉三足花瓶」に対し
山崎節堂 書「古諺」および近作に対し
第二部 小説 獅子文六 小説 戦後の一連の長篇小説に対し 1964年
評論 福原麟太郎 評論 英文学を基盤とせる随筆一般に対し 1964年
第三部 邦楽 後藤得三 邦楽(能)「卒都婆小町」の演技、および多年の業績に対し 1982年
邦楽 竹本綱大夫 邦楽(義太夫)多年の業績に対し 1969年
舞踊 藤間勘十郎[4] 舞踊 「枕獅子」などの振付と多年の業績に対し[4] 1967年
第20回
1963(昭和38)年度
1964年 第一部 日本画 山本丘人 日本画「異郷落日」および連年の作に対し
洋画 岡鹿之助 洋画 回顧展作品ならびに多年にわたる業績に対し 1969年
工芸 辻光典 漆芸 装飾画「クノサス」に対し
松井如流 書 隷書「杜少陵詩」に対し
第二部 詩歌 水原秋桜子 俳句 俳人としてのこれまでの業績に対し 1966年
評論 亀井勝一郎 評論 評論における多年の業績に対し 1966年
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第21回から第30回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第21回
1964(昭和39)年度
1965年 第一部 日本画 麻田辨自 日本画「潮騒」に対し
日本画 濱田觀 日本画「彩池」に対し 1984年
洋画 吉井淳二 洋画「水汲」ならびに近作に対し 1976年
工芸 髙橋節郎 漆芸「化石譜」に対し 1981年
日比野五鳳 書 「清水」に対し 1977年
建築 前田健二郎 「妙本寺釈迦堂」ならびに建築界につくした業績に対し
第三部 舞踊 藤間勘右衛門
(尾上松緑)
舞踊界につくした業績に対し 1973年
第22回
1965(昭和40)年度
1966年 第一部 日本画 中村貞以 日本画「シャム猫と青衣の女」および多年の業績に対し
日本画 山本倉丘 日本画「たそがれ」に対し
洋画 井手宣通 洋画「千人行列」に対し 1969年
彫塑 圓鍔勝三 彫塑「旅情」に対し 1970年
彫塑 藤野舜正 彫塑「光は大空より」に対し
工芸 帖佐美行 工芸(彫金)「夜光双想」に対し 1974年
青山杉雨 書(漢字)「詩経の一節」に対し 1983年
建築 今井兼次 建築「桃華楽堂」(皇后陛下御還暦記念)の設計およびその他一連の設計作品に対し 1978年
第二部 小説 永井龍男 小説「一個その他」をはじめとしてこれまでの業績に対し 1969年
小説 中山義秀 小説「咲庵」をはじめとしてこれまでの業績に対し 1967年
評論 舟木重信 評論「詩人ハイネ・生活と作品」に対し
評論 山本健吉 評論「芭蕉」をはじめとしてこれまでの業績に対し 1969年
第三部 洋楽 團伊玖磨 洋楽 戦後一連の作曲活動に対し 1973年
演劇 尾上梅幸 演劇(歌舞伎)「鏡獅子」等の演技ならびに立女形としての多年の業績に対し 1976年
舞踊 坂東三津五郎 舞踊「関寺小町」等の演技ならびに業績に対し
第23回
1966(昭和41)年度
1967年 第一部 日本画 上村松篁 日本画「樹下幽禽」ならびに業績に対し 1981年
日本画 佐藤太清 日本画「風騒」に対し 1980年
洋画 島村三七雄 洋画「巽橋」ならびに業績に対し
工芸 浅見隆三 工芸<磁器>「爽」および一連の作品に対し
金子鷗亭 書<漢字>「丘壑寄懐抱」に対し
建築 佐藤武夫 多年にわたり建築界につくした業績に対し
第二部 評論 伊藤整 多年にわたる作家・評論家としての業績に対し 1968年
評論 中村光夫 多年にわたる評論家としての業績に対し 1970年
第三部 洋楽 渡邉暁雄 交響楽団指揮者としての活動に対し 1978年
舞踊 吾妻徳穂 多年舞踊界につくした業績に対し 1986年
第24回
1967(昭和42)年度
1968年 第一部 日本画 伊東万燿 日本画「踊る」に対し
洋画 佐竹徳 洋画「オリーブと海」に対し 1991年
洋画 服部正一郎 洋画「水郷」に対し 1987年
彫塑 北村治禧 塑造「光る波」に対し 1980年
工芸 北出塔次郎 陶芸「胡砂の旅」に対し
工芸 安原喜明 陶芸「炻器花挿」に対し
村上三島 書「杜甫贈高式顔詩」に対し 1985年
第二部 小説 網野菊 多年にわたる作家としての業績に対し 1969年
第三部 邦楽 清元志寿太夫 多年にわたり清元の発展につくした業績に対し 1978年
邦楽 野澤喜左衛門 義太夫三味線の演奏技術と作曲活動に対し 1971年
第25回
1968(昭和43)年度
1969年 第一部 日本画 三谷十糸子 日本画「高原の朝」に対し
洋画 中村善策 洋画「張碓のカムイコタン」等の諸作に対し
工芸 般若侑弘 工芸「青い朝」に対し
田中塊堂 書「平和」に対し
第二部 小説 芹澤光治良 小説「人間の運命」(三部十四冊)に対し 1970年
評論 高橋健二 ドイツ文学の翻訳ならびに研究評論の多年にわたる業績に対し 1973年
第三部 演劇 中村勘三郎 歌舞伎界につくした業績に対し 1970年
第26回
1969(昭和44)年度
1970年 第一部 洋画 小堀進 洋画「初秋」に対し 1974年
洋画 森田茂 洋画「黒川能」に対し 1976年
彫塑 晝間弘 塑造「穹」に対し 1980年
工芸 海野建夫 工芸「雨もよい」に対し
桑田笹舟 書「母」に対し
第三部 邦楽 野村万蔵 能楽界につくした業績に対し 1974年
演劇 中村鴈治郎 歌舞伎界につくした業績に対し 1972年
第27回
1970(昭和45)年度
1971年 第一部 日本画 吉岡堅二 日本画「鳥碑」に対し
洋画 高光一也 洋画「緑の服」に対し 1979年
彫塑 水船六洲 木彫「紡ぎ唄」に対し
工芸 吉賀大眉 陶芸「連作暁雲」に対し 1982年
大石隆子 書「王朝讃歌」に対し
金田心象 書「玄覧」に対し
建築 海老原一郎 尾崎記念館」等一連の建築作品に対し 1980年
第二部 詩歌 冨安風生 多年にわたる俳人としての業績に対し 1974年
翻訳 唐木順三 多年にわたる評論家としての業績に対し
第三部 洋楽 園田高弘 ピアノ演奏家としての業績に対し 1980年
邦楽 荻江露友 荻江節の伝承につくした業績に対し 1971年
第28回
1971(昭和46)年度
1972年 第一部 日本画 岩橋英遠 日本画「鳴門」に対し 1981年
洋画 髙田誠 洋画「残雪暮色」に対し 1978年
彫塑 富永直樹 塑造「新風」に対し 1974年
廣津雲仙 書「杜甫詩」に対し
第二部 小説 宇野千代 多年にわたる作家としての業績に対し 1972年
第三部 洋楽 小澤征爾 交響楽団指揮者としての業績に対し 2022年
邦楽 杵屋六一朗 多年にわたり長唄界につくした業績に対し
邦楽 鶴澤寛治 多年にわたり文楽界につくした業績に対し
演劇 片岡仁左衛門[5] 歌舞伎界につくした業績に対し[5] 1981年
第29回
1972(昭和47)年度
1973年 第一部 日本画 大山忠作 日本画「五百羅漢」に対し 1986年
彫塑 進藤武松 塑造「薫風」に対し 1983年
工芸 佐野猛夫 染色「噴煙の島」に対し
宮本竹逕 書「萬葉歌」に対し
第二部 小説 庄野潤三 作家としての業績に対し 1978年
翻訳 中村白葉 多年にわたるロシヤ文学の翻訳ならびに紹介につくした業績に対し
第30回
1973(昭和48)年度
1974年 第一部 彫塑 木下繁 塑造「裸婦」に対し 1977年
建築 前川國男 建築「埼玉県立博物館」の設計に対し
第三部 邦楽 中能島慶子 多年にわたり箏曲界につくした業績に対し
演劇 松本幸四郎 多年にわたり歌舞伎界につくした業績に対し 1976年
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第31回から第40回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第31回
1974(昭和49)年度
1975年 第一部 彫塑 分部順治 彫塑「瞭」に対し
建築 吉村順三 建築「奈良国立博物館」の設計に対し 1990年
第三部 洋楽 安川加壽子 ピアノ演奏家としての業績に対し 1976年
邦楽 喜多実 多年にわたり能楽界につくした業績に対し 1975年
演劇 中村芝翫 本朝廿四孝」の「八重垣姫」など一連の演技に対し 1989年
第32回
1975(昭和50)年度
1976年 第一部 洋画 岡田又三郎 洋画「ともしび」に対し
木村知石 書 禅語「二龍争珠」に対し
第二部 小説 安岡章太郎 作家としての業績に対し 1976年
評論 江藤淳 評論家としての業績に対し 1991年
第三部 洋楽 朝比奈隆 交響楽・オペラ指揮者としての業績に対し
邦楽 竹澤彌七 多年にわたり文楽界につくした業績に対し
第33回
1976(昭和51)年度
1977年 第一部 日本画 加藤東一 日本画「女人」に対し 1984年
彫塑 淀井敏夫 彫塑「ローマの公園」に対し 1982年
殿村藍田 書「薛逢詩」に対し
第二部 小説 海音寺潮五郎 作家としての業績に対し
詩歌 宮柊二 歌人としての業績に対し 1983年
評論 戸板康二 多年にわたる演劇研究の業績に対し 1991年
第三部 邦楽 茂山千作 能楽界につくした業績に対し 1979年
第34回
1977(昭和52)年度
1978年 第一部 日本画 浦田正夫 日本画「松」に対し 1988年
上條信山 書「汲古」に対し
第35回
1978(昭和53)年度
1979年 第一部 日本画 松尾敏男 日本画「サルナート想」に対し 1994年
洋画 宮永岳彦 洋画「鵬」に対し
彫塑 三坂耿一郎 彫塑「壺中天」に対し 1986年
第二部 小説 阿川弘之
(恩賜賞)
多年にわたる作家としての業績に対し 1979年
小説 遠藤周作 作家としての業績に対し 1981年
小説 吉行淳之介 作家としての業績に対し 1981年
第三部 洋楽 江藤俊哉 ヴァイオリン演奏家としての業績に対し 1987年
舞踊 藤間藤子 舞踊界に尽くした業績に対し 1987年
第36回
1979(昭和54)年度
1980年 第一部 日本画 濵田台兒 日本画「女辯護士」に対し 1989年
洋画 西山眞一 洋画「六月の頃」に対し 1984年
彫塑 佐藤助雄 彫塑「振向く」に対し
工芸 新開寛山 工芸「玄鳥」に対し
建築 白井晟一 建築「親和銀行本店」の建築設計に対し
第二部 戯曲 田中千禾夫
(恩賜賞)
多年にわたる劇作家としての業績に対し 1981年
詩歌 佐藤佐太郎 歌人としての業績に対し 1983年
第三部 洋楽 武満徹 作曲家としての業績に対し
邦楽 上原真佐喜 箏曲の演奏家としての業績に対し 1983年
邦楽 宝生弥一 能楽界に尽くした業績に対し 1983年
演劇 市川染五郎 歌舞伎及び歌舞伎を基調とした新作の演技に対し 2009年
第37回
1980(昭和55)年度
1981年 第一部 小坂奇石
(恩賜賞)
書「寒山詩二首」に対し
日本画 加倉井和夫 日本画「青苑」に対し 1989年
洋画 楢原健三 洋画「漁港夜景」に対し 1988年
彫塑 野々村一男 彫塑「物とのはざま」に対し 1988年
工芸 浅藏五十吉 工芸「佐渡の印象」に対し 1984年
建築 大江宏 建築「丸亀武道館等」建築設計の業績に対し 1985年
第二部 詩歌 飯田龍太
(恩賜賞)
俳人としての業績に対し 1984年
小説 島尾敏雄 作家としての業績に対し 1981年
評論・翻訳 生島遼一 評論及び翻訳の業績に対し
評論・翻訳 福田恆存 評論及び翻訳の業績に対し 1981年
第三部 演劇 中村雀右衛門 歌舞伎の女形としての業績に対し 1992年
第38回
1981(昭和56)年度
1982年 第一部 日本画 吉田善彦
(恩賜賞)
日本画「春雪妙義」に対し
洋画 菅野矢一 洋画「くるゝ蔵王」に対し 1986年
彫塑 伊藤五百亀 彫塑「渚」に対し
工芸 岩田久利 工芸「聖華」に対し
建築 高橋靗一 建築『大阪芸術大学「塚本英世記念館・芸術情報センター」』の建築設計に対し
第二部 小説 芝木好子
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1983年
小説 小島信夫 小説「別れる理由」ほか作家としての業績に対し 1989年
小説 野口冨士男 作家としての業績に対し 1987年
評論・翻訳 佐伯彰一 多年にわたる評論家としての業績に対し 1988年
第三部 演劇 實川延若 上方歌舞伎の伝承に尽くした業績に対し
第39回
1982(昭和57)年度
1983年 第一部 工芸 大久保婦久子
(恩賜賞)
工芸「神話」に対し 1985年
杉岡華邨 書「玉藻」に対し 1989年
第二部 詩歌 木俣修[2]
(恩賜賞)
歌人としての業績に対し
第三部 邦楽 今藤長十郎 長唄界に尽くした業績に対し
邦楽 田中幾之助 能楽界に尽くした業績に対し
第40回
1983(昭和58)年度
1984年 第一部 小林斗盦
(恩賜賞)
書「柔遠能邇」に対し 1993年
日本画 福王寺法林 日本画「ヒマラヤの花」に対し 1994年
洋画 寺田竹雄 洋画「朝の港」に対し 1990年
工芸 中里太郎右衛門 工芸「叩き唐津手付瓶」に対し 2007年
建築 蘆原義信 建築「国立歴史民俗博物館」の建築設計に対し 1988年
第二部 詩歌 中村草田男[2]
(恩賜賞)
俳人としての業績に対し
小説 河野多惠子 作家としての業績に対し 1989年
詩歌 中村汀女 俳人としての業績に対し
評論 磯田光一 評論家としての業績に対し
第三部 演劇 市村羽左衛門 歌舞伎俳優としての業績に対し 1991年
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第41回
1984(昭和59)年度
1985年 第一部 日本画 村山徑
(恩賜賞)
日本画「冠」に対し
洋画 渡邉武夫 洋画「シャンパァニュの丘」に対し 1988年
彫塑 小森邦夫 彫塑「青春譜」に対し 1989年
工芸 大樋年朗 工芸「峙つ」花三島飾壺に対し 1999年
古谷蒼韻 書「萬葉・秋雑歌」に対し 2006年
建築 西澤文隆 建築「神宮前の家」等一連の住宅作品に対し
第三部 邦楽 梅若雅俊 能楽界の発展に尽くした業績に対し
演劇 中村吉右衛門 歌舞伎俳優としての演技に対し 2002年
舞踊 森下洋子 国際的バレリーナとしての活躍に対し 2002年
第42回
1985(昭和60)年度
1986年 第一部 彫塑 髙橋剛
(恩賜賞)
彫塑「稽古場の踊り子」に対し
日本画 関主税 日本画「野」に対し 1992年
洋画 廣瀬功 洋画「高原の秋」に対し
工芸 折原久左エ門 工芸「祀跡」に対し
浅見筧洞 書「曽子語」に対し
第二部 小説 水上勉
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1988年
評論 富士川英郎 ドイツ文学の紹介及び江戸期漢詩人の研究業績に対し 1989年
第三部 洋楽 山田一雄 洋楽界に貢献した業績に対し
演劇 中村扇雀 歌舞伎の優れた演技に対し 1994年
第43回
1986(昭和61)年度
1987年 第一部 今井凌雪
(恩賜賞)
書「桃花瞼薄」に対し
日本画 堂本元次 日本画「懸空寺」に対し
彫塑 中村博直 彫塑「静秋」に対し
建築 谷口吉生 建築「土門拳記念館」に対し 2008年
第二部 小説 三浦朱門
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1987年
小説 吉村昭 作家としての業績に対し 1997年
詩歌 山口誓子 俳人としての業績に対し
評論・短歌 上田三四二 評論、小説、短歌と広汎な分野にわたる文学上の業績に対し
第三部 邦楽 富山清琴 箏曲及び地唄の演奏家としての業績に対し 1988年
邦楽 野村万之丞 能狂言の優れた演奏に対し 2001年
演劇 尾上菊五郎 歌舞伎の優れた演技に対し 2000年
演劇 中村富十郎 歌舞伎の優れた演技に対し 1996年
第44回
1987(昭和62)年度
1988年 第一部 洋画 大内田茂士
(恩賜賞)
洋画「卓上」に対し 1990年
日本画 鈴木竹柏 日本画「気」に対し 1991年
彫塑 中村晋也 彫塑「朝の祈り」に対し 1989年
工芸 三谷吾一 工芸「潮風」に対し 2002年
建築 池原義郎 建築「早稲田大学所沢キャンパス」に対し 1989年
第二部 小説 八木義德
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1989年
第三部 邦楽 梅若恭行 能の優れた演技に対し 1992年
邦楽 観世元正 能楽界に尽くした業績に対し
演劇 片岡孝夫 歌舞伎の優れた演技に対し 2006年
舞踊 花柳壽楽 舞踊界に尽くした業績に対し 2003年
第45回
1988(昭和63)年度
1989年 第一部 工芸 藤田喬平
(恩賜賞)
工芸 ガラス飾筥「春に舞う」に対し 1989年
日本画 佐藤圀夫 日本画「月明」に対し 1999年
浅香鉄心 書「白楽天・城上夜宴詩」に対し
建築 内井昭蔵 建築「世田谷美術館」に対し
第二部 小説・戯曲 阪田寛夫
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1990年
第三部 洋楽 伊藤京子 多年にわたる声楽家としての業績に対し 1995年
演劇 市川團十郎 歌舞伎の優れた演技に対し 2012年
舞踊 藤間友章 舞踊界に尽くした業績に対し 1992年
第46回
1989(平成元)年度
1990年 第一部 日本画 郷倉和子
(恩賜賞)
日本画「静日」に対し 1997年
洋画 鶴岡義雄 洋画「舞妓と見習いさん」に対し 1994年
彫塑 雨宮敬子 彫塑「想秋」に対し 1994年
工芸 奥田小由女 工芸「炎心」に対し 1998年
伊藤鳳雲 書「三吉野の歌」に対し
建築 阪田誠造 建築「東京サレジオ学園ドンボスコ記念聖堂及び小聖堂」に対し
第二部 評論・翻訳 新庄嘉章
(恩賜賞)
多数のフランス文学の翻訳紹介につとめた業績に対し 1990年
小説・戯曲 中村眞一郎 「蠣崎波響の生涯」ほか作家としての業績に対し 1991年
第三部 洋楽 三善晃 作曲家としての業績に対し 1999年
邦楽 多忠麿 雅楽界に尽くした業績に対し 1991年
邦楽 片山九郎右衛門 能楽界に尽くした業績に対し 1995年
邦楽 野村万作 能狂言の優れた演技に対し 2022年
演劇 中村福助[6] 歌舞伎の優れた演技に対し[6] 2013年
舞踊 花柳壽輔 舞踊界に尽くした業績に対し 1999年
第47回
1990(平成2)年度
1991年 第一部 日本画 稗田一穂
(恩賜賞)
日本画「月影の道」に対し
洋画 國領經郎 洋画「呼」に対し 1991年
彫塑 長江録弥[7] 彫塑「砂丘」に対し 1995年
工芸 青木龍山 工芸「胡沙の舞」に対し 1992年
近藤摂南 書「薛濤詩」に対し
建築 中村昌生 建築 白鳥公園「清羽亭」の建築設計に対し
第二部 評論・翻訳 佐藤朔
(恩賜賞)
評論・翻訳家としての業績に対し 1991年
第三部 洋楽 東敦子 声楽家としての国際的な活動に対し
邦楽 青木鈴慕 尺八の優れた演奏に対し
邦楽 清元榮三郎 清元三味線の演奏家としての業績に対し 1999年
演劇 坂東三津五郎 歌舞伎の優れた演技に対し
舞踊 西川扇藏 舞踊界に尽くした業績に対し
第48回
1991(平成3)年度
1992年 第一部 成瀬映山
(恩賜賞)
書「杜甫詩」に対し
日本画 山岸純 日本画「樹歌」に対し 1999年
洋画 平松讓 洋画「TOKYO」に対し 1995年
彫塑 柴田鋼造 彫塑「香雲」に対し
工芸 永井鐵太郎 工芸「うつわ・その六」に対し
建築 黒川紀章 建築「奈良市写真美術館」の建築設計に対し 1998年
第三部 洋楽 若杉弘 国内外における優れた指揮活動の業績に対し 1994年
邦楽 観世銕之丞 能楽界に尽くした業績に対し
邦楽 杵屋五三郎 長唄三味線の演奏家としての業績に対し 2005年
邦楽 宝生閑 「谷行」ほか能ワキ方の優れた演技に対し 2002年
舞踊 花柳壽南海 舞踊界に尽くした業績に対し
第49回
1992(平成4)年度
1993年 第一部 洋画 藤本東一良
(恩賜賞)
洋画「展望台のユーカリ」に対し 1993年
日本画 岩澤重夫 日本画「渓韻」に対し 2000年
工芸 中井貞次 工芸「原生雨林」に対し 2008年
尾崎邑鵬 書「杜少陵詩」に対し
建築 安藤忠雄 姫路文学館等のコンクリートの素材を生かした一連の建築設計に対し
第二部 小説 曾野綾子
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1993年
小説 石井桃子 児童文学者としての業績に対し 1997年
第三部 邦楽 常磐津文字兵衛
(恩賜賞)
常磐津界に尽くした業績に対し 1994年
洋楽 堤剛 チェロ演奏家としての業績に対し 2009年
演劇 中村松江 歌舞伎の優れた演技に対し 2025年
第50回
1993(平成5)年度
1994年 第一部 日本画 白鳥映雪
(恩賜賞)
日本画「菊慈童」に対し 1997年
洋画 芝田米三 洋画「樂聖讃歌」に対し 1994年
彫塑 吉田鎮雄 彫塑「遊憩」に対し
工芸 井波唯志 工芸「晴礁」に対し
栗原蘆水 書「菜根譚一節」に対し
第二部 詩歌 那珂太郎
(恩賜賞)
詩人としての業績に対し 1994年
小説・評論 竹西寛子 作家・評論家としての業績に対し 1994年
第三部 洋楽 吉田雅夫
(恩賜賞)
フルート演奏家及び洋楽界に尽くした業績に対し
邦楽 山彦節子 河東節の演奏家としての業績に対し
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第51回
1994(平成6)年度
1995年 第一部 洋画 織田廣喜
(恩賜賞)
洋画「夕やけ空の風景」に対し 1995年
日本画 上村淳之 日本画「雁金」に対し 2002年
高木聖鶴 書「春」に対し
建築 柳澤孝彦 建築「郡山市立美術館」及び一連の美術館・記念館の建築設計に対し
第二部 詩・評論 大岡信
(恩賜賞)
詩人及び評論家としての業績に対し 1995年
小説・詩・評論 清岡卓行 詩・小説・評論にわたる作家としての業績に対し 1996年
小説 陳舜臣 作家としての業績に対し 1996年
第三部 邦楽 金剛巌 能楽界に尽くした業績に対し
邦楽 山口五郎 尺八演奏家としての業績に対し
第52回
1995(平成7)年度
1996年 第一部 建築 岡田新一
(恩賜賞)
建築「宮崎県立美術館」及び一連の建築設計に対し 2004年
洋画 奥谷博 洋画「月露」に対し 1996年
彫塑 橋本堅太郎 彫塑「竹園生」に対し 1996年
工芸 大塩正義 工芸「樹相」に対し
榎倉香邨 書「流翳」に対し
第三部 演劇 中村又五郎
(恩賜賞)
歌舞伎界の進歩に貢献した業績に対し
洋楽 木村俊光 声楽家としての業績に対し
邦楽 金春惣右衛門 能楽界に尽くした業績に対し 2005年
第53回
1996(平成8)年度
1997年 第一部 洋画 寺島龍一
(恩賜賞)
洋画「アンダルシア讚」に対し 1998年
日本画 中路融人 日本画「映象」に対し 2001年
彫塑 雨宮淳 彫塑「韻」に対し 2001年
工芸 河合誓德 工芸「行雲」に対し 2005年
甫田鵄川 書「菜根譚」に対し
第二部 詩歌 森澄雄
(恩賜賞)
伝統俳句の代表的作家としての業績に対し 1997年
評論 髙橋英夫 文芸評論家としての業績に対し 1997年
第三部 演劇 吉田簑助 文楽人形遣いとしての業績に対し 2012年
舞踊 藤間勘十郎[8] 歌舞伎舞踊界に尽くした業績に対し[8] 2014年
第54回
1997(平成9)年度
1998年 第一部 松下芝堂
(恩賜賞)
書「花下醉」に対し
洋画 中山忠彦 洋画「黒扇」に対し 1998年
彫塑 川﨑普照 彫塑「大地」に対し 2004年
工芸 今井政之 工芸「赫窯 雙蟹」に対し 2003年
第二部 小説 大原富枝
(恩賜賞)
作家としての業績に対し 1998年
小説 堀田善衛 作家としての業績に対し
詩歌 岡野弘彦 歌人としての業績に対し 1998年
詩歌 田村隆一 詩人としての業績に対し
第三部 邦楽 竹本住大夫
(恩賜賞)
文楽太夫としての業績に対し 2002年
第55回
1998(平成10)年度
1999年 第一部 工芸 西本瑛泉
(恩賜賞)
工芸 玄窯縄文譜「黎明」に対し
洋画 島田章三 洋画「駅の人たち」に対し 1999年
彫塑 山田良定 彫塑「開幕の刻」に対し
日比野光鳳 書「花」に対し 2008年
建築 伊東豊雄 建築「大館樹海ドーム」の設計に対し 2022年
第二部 評論・詩歌 伊藤信吉
(恩賜賞)
評論家・詩人としての業績に対し
小説 加賀乙彦 作家としての業績に対し 2000年
第三部 洋楽 湯浅譲二
(恩賜賞)
作曲家としての業績に対し
邦楽 梅若六郎 能楽界に尽くした業績に対し 2007年
邦楽 杵屋喜三郎 長唄界に尽くした業績に対し
演劇 中村勘九郎 歌舞伎俳優としての業績に対し
舞踊 井上三千子 京舞井上流の伝承技術及び「弓流し物語」の演技に対し 2013年
第56回
1999(平成11)年度
2000年 第一部 洋画 庄司榮吉
(恩賜賞)
洋画「聴音」に対し 2000年
日本画 那波多目功一 日本画「富貴譜」に対し 2002年
工芸 吉賀將夫 工芸 萩釉広口陶壺「曜'99・海」に対し
梅原清山 書「漢鐃歌三章」に対し
建築 長谷川逸子 建築「新潟市民芸術文化会館及び周辺ランドスケープ」の設計に対し
第二部 文学 河竹登志夫
(恩賜賞)
「河竹登志夫歌舞伎論集」をはじめとする演劇評論・研究の業績に対し
小説 小川國夫 長年にわたる小説家としての業績に対し 2005年
小説 黒井千次 長年にわたる小説家としての業績に対し 2000年
小説・評論 日野啓三 小説及び文芸評論家としての業績に対し 2000年
評論 川村二郎 文芸評論家としての業績に対し 2005年
第三部 邦楽 東儀俊美
(恩賜賞)
雅楽界に尽くした業績に対し 2000年
邦楽 粟谷菊生 能楽喜多流の芸及び能楽界に尽くした業績に対し 2003年
舞踊 藤間蘭景 日本舞踊界に尽くした業績に対し
第57回
2000(平成12)年度
2001年 第一部 津金孝邦
(恩賜賞)
書「森鷗外の詩」に対し
日本画 福王寺一彦 日本画「月の輝く夜に 三」に対し 2010年
洋画 絹谷幸二 洋画「蒼穹夢譚」に対し 2001年
工芸 川尻一寛 工芸「豊穰」に対し
建築 山本理顕 建築「埼玉県立大学」の建築設計に対し
第二部 小説・詩 伊藤桂一
(恩賜賞)
長年にわたる小説と詩の業績に対し 2001年
文学 菅野昭正 文芸評論活動及びフランス文学研究の業績に対し 2003年
第三部 邦楽 近藤乾之助 「是界」白頭・「柏崎」舞入の演技に対して
演劇 澤村田之助 歌舞伎俳優としての業績に対して
舞踊 花柳芳次郎 日本舞踊の伝承と発展に尽くした業績に対して 2011年
第58回
2001(平成13)年度
2002年 第一部 洋画 淸原啓一
(恩賜賞)
洋画「花園の遊鶏」 2002年
彫塑 蛭田二郎 彫塑「告知-二〇〇一-」 2005年
桑田三舟 書「春秋」
第二部 評論 高階秀爾
(恩賜賞)
長年の業績(豊かな学識の上にたった芸術文化に対する評論)に対し 2015年
第三部 洋楽 岩城宏之
(恩賜賞)
オーケストラ指揮者としての業績に対し 2003年
邦楽 関根祥六 能楽界に尽くした業績に対し
邦楽 山勢松韻 山田流箏曲の演奏と保存伝承の業績に対し 2008年
邦楽 米川敏子 長年にわたる地唄・箏曲の演奏家としての業績に対し
舞踊 尾上菊之丞 日本舞踊界に尽くした業績に対し 2024年
第59回
2002(平成14)年度
2003年 第一部 彫塑 澄川喜一
(恩賜賞)
彫塑「そりのあるかたち二〇〇二」に対し 2004年
日本画 岩倉壽 日本画「南の窓」に対し 2006年
洋画 塗師祥一郎 洋画「春を待つ山間」に対し 2003年
工芸 大角勲 工芸「天地守道(生)」に対し
井茂圭洞 書「清流」に対し 2012年
建築 栗生明 建築「平等院宝物館の建築設計」に対し
第二部 小説 津村節子
(恩賜賞)
長年にわたる作家としての業績に対し 2003年
詩歌 金子兜太 第十三句集「東国抄」「金子兜太集(全四巻)」に対し 2005年
詩歌 馬場あき子 長年にわたる歌人としての業績に対し 2003年
詩歌 まど・みちお 詩および童謡創作における長年の業績に対し
第三部 邦楽 芝祐靖
(恩賜賞)
長年にわたる雅楽界の発展に尽くした業績に対し 2003年
邦楽 竹本綱大夫 文楽太夫としての業績に対し
邦楽 東音宮田哲男 長年にわたる長唄界に尽くした業績に対し 2015年
邦楽 友枝昭世 能楽界の発展に尽くした業績に対し 2011年
第60回
2003(平成15)年度
2004年 第一部 新井光風
(恩賜賞)
書「明且鮮」に対し
日本画 宇佐美江中 日本画「暮れゆく函館」に対し
洋画 山本貞 洋画「少年のいる夏」に対し 2004年
彫塑 山本眞輔 彫塑「生生流転」に対し 2008年
工芸 伊藤裕司 工芸「スサノオ聚抄」に対し 2011年
建築 宮本忠長 建築「松本市美術館の設計」に対し
第二部 小説・評論 中野孝次
(恩賜賞)
「風の良寬」「中野孝次作品(全十巻)」「ローマの哲人セネカの言葉」に対し
小説・詩・評論・シナリオ 富岡多惠子 文学から映像分野にまでわたる幅広い創造活動の業績に対し 2008年
第三部 邦楽 鶴澤清治
(恩賜賞)
人形浄瑠璃文楽の三味線としての業績に対し 2014年
洋楽 前橋汀子 長年にわたるヴァイオリン奏者としての演奏に対し
邦楽 川瀬白秋 歌舞伎の下座(黒御簾)における三曲演奏、特に胡弓の優れた技術並びに「楊貴妃」「二枚櫛」の作曲、演奏の業績に対し
邦楽 富山清琴 富筋の地歌・箏曲の伝承の業績及びエジンバラ国際フェスティバルにおける「勤行寺」「残月」の演奏に対し
舞踊 吾妻徳彌 吾妻流二世宗家・吾妻徳穂の後継者としての伝承技術、素踊「供奴」の演技に対し
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第61回から第70回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第61回
2004(平成16)年度
2005年 第一部 日本画 川﨑春彦
(恩賜賞)
日本画「朝明けの湖」に対し 2006年
洋画 寺坂公雄 洋画「アクロポリスへの道」に対し 2005年
彫塑 能島征二 彫塑「慈愛-こもれび」に対し 2006年
黒野清宇 書「梅の花」に対し
第二部 短歌 前登志夫
(恩賜賞)
歌集「鳥總立」をはじめとする長年にわたる短歌の業績に対し 2005年
第三部 洋楽 内田光子
(恩賜賞)
国内外での第一級の活躍・業績および後進の育成に対し
邦楽 観世喜之 能楽の普及、能楽界の発展に尽くした業績に対し
演劇 中村福助 積恋雪関扉」での墨染役および「嫗山姥」での八重桐役に対し
第62回
2005(平成17)年度
2006年 第一部 洋画 村田省蔵
(恩賜賞)
洋画「春耕」に対し 2006年
日本画 福田千惠 日本画「ピアニスト」に対し 2009年
彫塑 市村緑郎 彫塑「間」に対し 2008年
工芸 原益夫 工芸「エンドレス」に対し
劉蒼居 書「袁枚詩」に対し
建築 香山壽夫 建築「聖学院大学礼拝堂・講堂」に対し
第二部 小説・詩歌 辻井喬
(恩賜賞)[9]
近作をはじめとする小説群の旺盛な創作活動に対し 2007年
第三部 洋楽 畑中良輔
(恩賜賞)
我が国の声楽とりわけ舞台(オペラ)育成に関する多大な功績に対し 2008年
邦楽 野村四郎 卓越した演技による近年の優れた能楽の舞台成果に対し
演劇 坂東三津五郎 歌舞伎における基本・伝統継承の業績と新作「道元の月」の演技、「芋堀長者」の振付・演技に対し
第63回
2006(平成18)年度
2007年 第一部 池田桂鳳
(恩賜賞)
書「三諸」に対し
日本画 土屋禮一 日本画「軍鶏」に対し 2009年
洋画 大津英敏 洋画「朝陽巴里」に対し 2007年
彫塑 瀬戸剛 彫塑「エチュード」に対し
工芸 森野泰明 工芸 扁壺「大地」に対し 2010年
第二部 小説・詩歌 三木卓
(恩賜賞)
文学の諸分野にわたる長年の業績に対し 2007年
第三部 洋楽 栗林義信
(恩賜賞)
オペラ界での活躍と長年の功績に対し 2013年
邦楽 山本東次郎 狂言の伝承・普及を通じ、能楽の発展に尽くした功績に対し 2017年
邦楽 唯是震一 海外及び我が国での箏曲演奏、作曲家としての実績及び後進の育成に対し
演劇 中村翫雀 歌舞伎俳優としての活躍に対し
第64回
2007(平成19)年度
2008年 第一部 日本画 清水達三
(恩賜賞)
日本画「翠響」に対し 2008年
洋画 藤森兼明 洋画「アドレーション サンビターレ」に対し 2008年
彫塑 神戸峰男 彫塑「朝」に対し 2012年
杭迫柏樹 書「送茶」に対し
建築 鈴木了二 建築「金刀比羅宮プロジェクト」に対し
第三部 能楽 一噌仙幸
(恩賜賞)
能の秘曲・三老女を始めとする近年の卓越した笛演奏に対し 2014年
歌舞伎 中村芝雀 近年の歌舞伎女形としての優れた演技に対し
歌舞伎 中村時蔵 近年の歌舞伎俳優としての優れた演技に対し
舞踊 藤間藤太郎 永年の日本舞踊家としての業績に対し
第65回
2008(平成20)年度
2009年 第一部 小山やす子
(恩賜賞)
書「更級日記抄」に対し
洋画 藪野健 洋画「ある日アッシジの丘で」に対し 2009年
彫塑 宮瀬富之 彫塑「源氏物語絵巻に想う」に対し 2022年
第二部 小説・戯曲 井上ひさし
(恩賜賞)
戯曲を中心とする広い領域における長年の業績に対し 2009年
第三部 洋楽 中村紘子
(恩賜賞)
ピアノ演奏家として世界的評価を確立した業績に対し
能楽 観世銕之丞 近年の優れた演能の成果に対し
文楽 豊竹咲大夫 文楽大夫としての近年の卓越した演技に対し 2023年
邦楽 杵屋巳太郎 長唄、特に歌舞伎音楽の確実な伝承と優れた演奏技術に対し
邦楽 豊英秋 長年にわたる雅楽演奏家としての業績に対し 2020年
第66回
2009(平成21)年度
2010年 第一部 洋画 山本文彦
(恩賜賞)
洋画「樹想」に対し 2010年
工芸 武腰敏昭 工芸「湖畔・彩釉花器」に対し 2010年
樽本樹邨 書「富陽妙庭観董雙成故宅發地得丹鼎」に対し
建築 北川原温 建築「中村キース・へリング美術館」に対し
第二部 評論・翻訳 粟津則雄
(恩賜賞)
文学を中心にした芸術各分野における長年の活動に対し 2010年
第三部 洋楽 大野和士
(恩賜賞)
今日までの指揮業績に対し
文楽 桐竹勘十郎 文楽人形遣いとして高度な技をもった活躍及び文楽界における貢献に対し 2025年
邦楽 今藤政太郎 長唄界に尽くした業績に対し
邦楽 常磐津文字兵衛 常磐津節の歌舞伎上演における演奏及び幅広い分野での創作演奏活動に対し
第67回
2010(平成22)年度
2011年 第一部 日本画 山﨑隆夫
(恩賜賞)
日本画「海煌」に対し 2012年
黒田賢一 書「小倉山」に対し 2019年
建築 古谷誠章 建築「茅野市民館」に対し
第二部 戯曲・評論 山崎正和
(恩賜賞)
戯曲及び評論の長年の業績に対し 2011年
第三部 洋楽 栗山昌良
(恩賜賞)
長年の日本オペラ界への功績に対し
能楽 山本孝 卓越した演技による近年の舞台成果及び後進の指導など能楽の振興発展に尽くした業績に対し
歌舞伎 中村橋之助 一谷嫩軍記」(芝翫型)の熊谷役など近年における歌舞伎立役の演技に対し
文楽 野澤錦糸 文楽三味線方として長年研鑽を積み、埋もれた古曲の復活など多大な成果を上げた業績に対し
邦楽 野坂操壽 箏音楽を追求し続ける演奏活動に対し
第68回
2011(平成23)年度
2012年 第一部 洋画 池口史子
(恩賜賞)
洋画「深まる秋」に対し 2012年
彫塑 吉野穀 彫塑「夏の終り’11」に対し 2020年
工芸 宮田亮平 工芸「シュプリンゲン『翔』」に対し 2023年
星弘道 書「李頎詩 贈張旭」に対し 2022年
第二部 評論・翻訳 三浦雅士
(恩賜賞)
「青春の終焉」、「漱石-母に愛されなかった子」、「人生という作品」など、独自の視点から温かい理解と成熟を深めている批評の業績に対し 2012年
第三部 邦楽 山本邦山
(恩賜賞)
古典尺八の奏法を基盤に置きながら、その豊かな感性を発揮して、数多くの作品を創作。尺八の魅力を世間に示した功績に対し
文楽 鶴澤藤蔵 近松物の復曲演奏や義太夫の実演解説、埋もれた作品の復曲出演等の功績に対し
邦楽 笠置侃一 雅楽発祥の地の楽人として長年演奏に従事し、その文化的価値と芸術性を追求した功績に対し
第69回
2012(平成24)年度
2013年 第一部 建築 槇文彦
(恩賜賞)
建築「名古屋大学豊田講堂」に対し 2015年
日本画 能島和明 日本画「鐘巻(黒川能)」に対し
洋画 佐藤哲 洋画「夏の終わりに」に対し 2015年
工芸 寺池静人 工芸「富貴想」に対し
第三部 邦楽 米川文子
(恩賜賞)
永年にわたる生田流箏曲・三絃の伝承・演奏家としての業績に対し
能楽 浅見真州 隅田川」の優れた舞台成果と「重衡」を始め復曲能における顕著な業績に対し
文楽 鶴澤燕三 国立劇場文楽賞など多数受賞の文楽三味線弾きの業績に対し
洋楽 飯守泰次郎 永年にわたる指揮活動の功績に対し 2014年
第70回
2013(平成25)年度
2014年 第三部 邦楽 小野功龍
(恩賜賞)
雅楽伝承の地にあって長年演奏に従事しその継承と文化的価値を高めた功績に対し
能楽 香川靖嗣 多年能楽の振興発展に寄与した業績に対し
文楽 吉田玉女 文楽人形遣いとして時代物の立役に力量を発揮した業績に対し
洋楽 野島稔 国内外正統派ピアニストとしての演奏活動及び後進の育成に対し
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第71回から第80回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第71回
2014(平成26)年度
2015年 第一部 洋画 馬越陽子 洋画「人間の大河-いのち舞う・不死の愛-」に対し 2018年
建築 陶器二三雄 建築「文京区立森鷗外記念館」に対し
第二部 詩歌 吉増剛造
(恩賜賞)
長年にわたって広い領域で詩の可能性を追求した業績に対し 2015年
詩歌 鷹羽狩行 長年にわたる俳人としての業績に対し 2015年
第三部 能楽 柿原崇志
(恩賜賞)
能楽囃子方として多年に亘り能楽の振興発展と継承者育成に寄与した業績に対し
邦楽 都一中 古曲一中節の伝承保存・優れた演奏・海外における紹介普及等の業績に対し
邦楽 米川敏子 生田流箏曲(唄・箏・三絃)を伝承しその優れた演奏・作品・海外における日本音楽の紹介に対し
舞踊 山村友五郎 三代目山村友五郎襲名披露公演における優れた舞台成果に対し
第72回
2015(平成27)年度
2016年 第一部 日本画 後藤純男
(恩賜賞)
日本画「大和の雪」に対し
彫塑 山田朝彦 彫塑「朝の響き」に対し 2020年
工芸 春山文典 工芸「宙の河」に対し 2019年
第二部 小説 辻原登
(恩賜賞)
小説を中心とする多年にわたる文学的業績に対し 2016年
詩歌 宇多喜代子 長年にわたる俳界における実作・評論の業績に対し 2016年
第三部 歌舞伎 坂東玉三郎
(恩賜賞)
歌舞伎女形を代表する活躍及び演技の成果に対し 2019年
能楽 髙橋章 能楽における優れた舞台成果と後進育成の業績に対し
歌舞伎 中村歌六 歌舞伎脇役において深く掘り下げる芸風に対し
舞踊 中村梅彌 日本舞踊における優れた作舞,後進育成の業績に対し
第73回
2016(平成28)年度
2017年 第一部 高木聖雨
(恩賜賞)
書「協戮」に対し 2020年
日本画 西田俊英 日本画「森の住人」に対し 2017年
洋画 根岸右司 洋画「古潭風声」に対し 2017年
第二部 評論 渡辺保
(恩賜賞)
演劇全般,特に伝統演劇の本質を綿密かつ精緻に探究した長年にわたる評論の業績に対し 2017年
小説 髙樹のぶ子 様々な類型の人間関係の機微を緻密に考察し,豊かな物語性を織りこんだ小説を造型した業績に対し 2017年
第三部 洋楽 一柳慧
(恩賜賞)
長年にわたる幅広い作曲活動と常に新しい世界を切り開いていく積極的な姿勢に対し
能楽 大槻文藏 能の最高秘曲と復曲における優れた舞台成果,大阪能楽界の発展及び後進育成の業績に対し
歌舞伎 市川左團次 助六由縁江戸桜」の髭の意休役,「仮名手本忠臣蔵」の高師直役及び桃井若狭之助役における演技に対し
邦楽 鳥羽屋里長 長年にわたり歌舞伎長唄に尽くした業績に対し
第74回
2017(平成29)年度
2018年 第一部 日本画 田渕俊夫
(恩賜賞)
日本画「渦潮」に対し 2023年
洋画 湯山俊久 洋画「l’Aube(夜明け)」に対し
工芸 三田村有純 工芸「月の光 その先に」に対し
土橋靖子 書「かつしかの里」に対し 2024年
第二部 評論・翻訳 芳賀徹
(恩賜賞)
著書「文明としての徳川日本一六〇三-一八五三年」に対し 2019年
第三部 文楽 鶴澤清介
(恩賜賞)
長年の文楽公演における三味線の演奏。 子供たちのための新作文楽の作曲。 「かみなり太鼓」(平成二六年七月)、「ふしぎな豆の木」(平成二七年七月)等に対し
歌舞伎 中村扇雀 「桂川連理柵 帯屋」お絹(平成二九年四月)、「新口村」傾城梅川(平成二九年一一月)等、近年の歌舞伎俳優としての活躍に対し
舞踊 花柳寿楽 平成二九年に上演された「一人の乱」、「関の扉」、「高野物狂」の三演目。それぞれ異なった役柄を演じ分けた技柄とその品格の高さに対し
第75回
2018(平成30)年度
2019年 第一部 真神巍堂
(恩賜賞)
「碧潯(へきじん)」(平成29年改組新第4回日展出品作)に対し 
彫塑 池川直 「時(とき)の旅人(たびびと)」(平成30年改組新第5回日展出品作)に対し
工芸 並木恒延 「月出(つきい)ずる」(平成26年改組新第1回日展出品作)に対し
第二部 詩・評論 荒川洋治
(恩賜賞)
処女詩集「水駅(すいえき)」以来,優れた詩集を持続的に刊行するとともに,充実した詩論を展開した業績に対し 2019年
小説・詩・評論 松浦寿輝 小説,詩,評論など多くの領域において,高度の水準に達した作品を創造し続けた業績に対し 2019年
第三部 能楽 亀井忠雄
(恩賜賞)
能楽の最高秘曲「姨捨(おばすて)」を始めとする様々な曲趣(きょくしゅ)を奏する卓越した技法による舞台成果に対し 2019年
作曲・ピアノ・指揮 野平一郎 作曲家,ピアニスト,指揮者,プロデューサーとしての長年の秀でた業績に対し 2024年
組踊 宮城能鳳 組踊における卓越した技法による舞台表現とその継承発展に寄与した功績に対し 2024年
第76回
2019(平成31/令和元)年度
2020年 第一部 日本画 村居正之
(恩賜賞)
「月照」に対し 2020年
建築 藤森照信 「ラ コリーナ近江八幡 草屋根」に対し
第三部 長唄 杵屋勝国
(恩賜賞)
長年にわたり長唄界と歌舞伎長唄に貢献,並びに後進を育成した業績に対し
歌舞伎 松本幸四郎 近年の歌舞伎俳優としての活躍に対し
舞踊 藤間蘭黄 日本舞踊における古典を継承するとともに,優れた作品を発表し,日本舞踊のさらなる発展・普及に寄与した功績に対し
第77回
2020(令和2)年度
2021年 第一部 日本画 千住博
(恩賜賞)
「瀧図」に対し 2022年
工芸 相武常雄 「2020の祈り」に対し
第三部 指揮・作曲 小林研一郎
(恩賜賞)
長年にわたる音楽芸術文化全体に及ぶ、幅広く卓越した活動に対し
能楽 観世清和 能「山姥 雪月花之舞」を始め近年の優れた舞台成果に対し 2023年
歌舞伎 片岡孝太郎 近年の歌舞伎女方としての舞台成果、活躍に対し
舞踊 西川箕乃助 日本舞踊における古典の伝承、及び数多くの優れた舞台成果、特に「賤機帯」(令和2年)に対し
第78回
2021(令和3)年度
2022年 第一部 牛窪梧十
(恩賜賞)
「陸游詩」に対し
第二部 小説 筒井康隆
(恩賜賞)
SF作品から純文学作品まで幅広い創作活動による傑出した文学的業績に対し 2024年
第三部 その他 大窪永夫
(恩賜賞)
雅楽の伝承と発展・普及・指導に対し
その他 竹本葵太夫 歌舞伎音楽竹本太夫としての近年の成果に対し
その他 萩岡松韻 山田流箏曲の演奏と後進の育成に対し
第79回
2022(令和4)年度
2023年 第一部 工芸 大樋年雄
(恩賜賞)
「モニュメント・クリフ」に対し 2025年
絵画 小灘一紀 「伊邪那岐命の悲しみ」に対し
彫刻 桒山賀行 「過ぎし日」に対し
永守蒼穹 「松尾芭蕉の句」に対し
第二部 詩・文芸評論 北川透
(恩賜賞)
9年間に及ぶ「現代詩論集成」1巻より5巻までの果敢なる独走に対し
小説 小川洋子 精力的にユニークな小説世界を生み出し、それを発展させてきた文学的業績に対し 2024年
詩・国文学 藤井貞和 「よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。」をはじめとする長年にわたる優れた文学的業績に対し 2025年
第三部 能楽 金剛永謹
(恩賜賞)
能楽の普及・興隆に寄与するその業績に対し
邦楽(地歌箏曲) 藤井泰和 生田流箏曲・地歌の演奏、普及活動に対し
第80回
2023(令和5)年度
2024年 第一部 建築・デザイン 隈研吾
(恩賜賞)
「V&A Dundee」に対し 2025年
絵画 大矢紀 「北の神山」に対し
絵画 町田博文 「雪はれる」に対し
工芸 山岸大成 「神々の座『綿津見』」に対し
高木厚人 「山ざと」に対し
第二部 小説・詩 多和田葉子
(恩賜賞)
小説を中心とする多年にわたる文学的業績に対し 2025年
小説 桐野夏生 ミステリーから純文学作品まで幅広い創作活動による傑出した文学的業績に対し
第三部 能楽 福王茂十郎
(恩賜賞)
長年にわたる能楽の普及・発展ならびに後進の育成等、その顕著な業績に対し
長唄 杵屋勝四郎 長年の研鑽により長唄唄方として優れた力量を示したことに対し
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第81回から第90回

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回・年度 授賞年 専門 氏名 受賞理由 芸術院会員
第81回
2024(令和6)年度
2025年 第一部 彫刻 勝野眞言
(恩賜賞)
「蓮」(令和6年第11回日展出品作)に対し
絵画 小杉小二郎 「トスカーナの窓辺」(令和6年)に対し
絵画 西田眞人 「祠る」(令和6年第11回日展出品作)に対し
工芸 武腰一憲 「月の器・帰路」(令和6年第11回日展出品作)に対し
日比野博鳳 「春への移ろい」(令和6年第11回日展出品作)に対し
第二部 小説 川上弘美
(恩賜賞)
センセイの鞄」「真鶴」など小説を中心とする傑出した文学的業績に対し
俳句 長谷川櫂 「虚空」「松島」など多くの優れた句集と俳論を含む文化論、エッセイなどの多彩な業績に対し
第三部 文楽 吉田和生
(恩賜賞)
長年にわたる文楽の普及・発展並びに文楽人形遣いとしての顕著な業績に対し
能楽 梅若紀彰 能「山姥 雪月花之舞」・能「松風 見留」を始めとした優れた舞台成果に対し
歌舞伎・日本舞踊 尾上松緑 最近の活躍、特に「妹背山婦女庭訓」の大判事、新作歌舞伎「荒川十太夫」の成果に対し
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脚注

関連項目

外部リンク

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