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神奈川中央交通東・大和営業所(かながわちゅうおうこうつうひがし・やまとえいぎょうしょ)は、神奈川県大和市下鶴間2775-1[1]にある神奈川中央交通東の営業所。車両の社番等に用いられる略号は「や」、最寄りのバス停留所は「鶴間車庫[1]」(旧:車庫前[2])
主に町田市内を発着する路線は神奈川中央交通東・大和営業所(二代目)に、旧・藤沢神奈交バス大和営業所を引き継いだ路線は神奈川中央交通東・大和営業所鶴間操車所にそれぞれ運行管理が全面委託されている。両者は同じ鶴間車庫内に存在するが社屋は別棟で、乗務員の所属先や路線などの管轄は区別されている。
東京都町田市南部を中心に、神奈川県大和市、横浜市北西部、座間市、海老名市などの路線を担当する。
2017年の神奈中グループ再編以前までは、主に東京都町田市内と長津田駅北口の各発着路線、横04、90系統およびコミュニティバス、特定・貸切輸送などを神奈川中央交通本体が管轄し、その他の路線は併設の藤沢神奈交バス大和営業所(当時)へ運行管理を委託する形で営業を行っており、一部に藤沢神奈交バスの自社免許路線が存在した。
2017年1月1日付けの会社再編で、藤沢神奈交バス大和営業所が「神奈川中央交通東・大和営業所(初代)」へと社名変更となった後、同年12月16日付けで町田市内など神奈中本体が管轄していた路線も「神奈川中央交通東・大和営業所(二代目)」へ運行管理委託されることとなり、同時に初代の神奈中東・大和営業所、すなわち旧・神奈交バス大和営業所は「神奈川中央交通東・大和営業所鶴間操車所」に組織変更されている。
神奈川中央交通東が受託している営業所としては、「大和営業所」と「大和営業所鶴間操車所」を含めると最も運行範囲が広く、東は横浜駅西口、西は相武台下駅・座間四ツ谷、南はいちょう団地、北はこどもの国駅・東玉川学園四丁目が営業エリアの端部である。また、相鉄本線の起点の横浜駅・終点の海老名駅の双方にも乗り入れている。
また、大和営業所が管轄する操車所(車庫)は2つあり、営業所が置かれる鶴間車庫のほか、神奈川県座間市座間二丁目に座間操車所があり、車両や乗務員の配置はないものの主に座間市方面の路線が待機や休憩で使用する。
なお、2017年1月1日の再編以前は、横浜市旭区白根町にも「神奈川中央交通大和営業所中山操車所」が存在し横浜神奈交バス中山営業所へ運行管理が全面委託されていたが、現在は管理委託を終了し「中山営業所」として神奈川中央交通が管轄している。
町田ターミナルおよび町田バスセンターから成瀬街道へ向かう路線の種類は非常に多岐に渡り、本数も充実していたが、成瀬街道および周辺道路に起因する慢性的な渋滞によって減便または路線短縮が繰り返され、時間帯によっては全く運行されない路線も存在するなど、現在は本数の削減と短距離運転への振り替えと共に一度廃止された路線が運行形態を変えて復活するといった路線の再編が相次いで行われている。運行形態は町73を除いて、成瀬方面から来た便は町田ターミナル前(ターミナル構内には入らない)を経由後に町田バスセンター終着となり、町田バスセンターから町田ターミナル(構内)へ回送されたのち、町田ターミナル(構内)発から町田バスセンター経由で成瀬方面へ向かう。
2010年1月16日のダイヤ改正までの筆頭格は町73で、東急田園都市線の急行停車駅である青葉台駅と町田市内を直接結ぶ主力路線として毎時2便以上の高頻度で運行されていた。そこへ町70(廃止)・72(廃止)・75が加わって運行されていたが、ダイヤ改正によって町73~75および町94(町田ターミナル - 町田バスセンター - 昭和薬科大学 - 成瀬台)が筆頭格となり、それ以外は早朝運行に限定されることとなった。2014年8月31日のダイヤ改正では長津田駅北口ロータリーの供用開始による再編が実施され、町72・73が町77に代替廃止されたほか、町70が十日市場駅方向の片道運行へ変更された。その後、2016年3月には町71の廃止代替で町73が早朝1往復に限って運行が再開され、同年10月16日のダイヤ改正では町70の十日市場駅方向が廃止された代わりに、町70の町田駅方向が運行復活となったが、2023年1月のダイヤ改正で町73は町田駅方向の片道運行に変更され、2024年3月16日のダイヤ改正で町70は運行を終了した。
町74は成瀬台方面へ向かう路線だが、町田から成瀬台へは主に町田営業所が担当する町76(町田バスセンター - あけぼの病院前 - 南大谷都営前 - 成瀬台)が中心となっており、こちらは毎時1便程度に抑えられている。2021年1月16日のダイヤ改正によって昭和薬科大学経由だった町94(町田ターミナル - 町田バスセンター - 昭和薬科大学 - 成瀬台)が廃止されたため、その代替として町74が日中時間帯も運行されることとなっている。
町75は横浜線成瀬駅発着の路線として町73の区間便だが、2000年代初頭までは日曜・休日が運休とされていた。そこへ前述の渋滞対策によって町73の本数を削減した分が町75へ振り替えられ、現在では毎時1便程度が確保されている。
町77は2014年8月31日の長津田駅北口ロータリー供用開始による再編で、町73を振り替え短縮する形で新設された。本数は元々の主力だった町73が主力を踏襲しているため、町田駅の始発便は早朝5時台と非常に早いのが特徴である。なお「町77」の系統番号は過去に「町田バスセンター - 田奈駅 - 十日市場駅 - 若葉台中央線」の買物バスとして使用されていたため、本系統は2代目となる。
町92は町田市街地からほど近い高ヶ坂団地への短距離路線で、高ヶ坂団地の周辺は団地と町田市街地の間を流れる芹ヶ谷川の侵食による深い谷戸(渓谷)が存在するために起伏に飛んだ地形となっており、徒歩や自転車での行き来が難しく、団地住民を中心に乗客が多数見込めたことから、かつては毎時4本程度運行されていた時期がある。2023年現在は毎時2便程度が設定されている。なお、終点の高ヶ坂団地には折返所がなく、常駐する警備員の誘導で停留所前のT字路を使って方向転換する。
町田から成瀬街道方面の路線は、現在では神奈川中央交通の上記路線のみが存在するが、2011年8月までは小田急バス町田営業所(当時)が運行する柿20(町田バスセンター・ターミナル - 鞍掛 - 中恩田橋 - こどもの国 - 柿生駅)が存在していた。この路線は小田急バスで唯一の中乗り前降りの整理券方式・運賃後払いの路線だった。
前述の成瀬街道方面の路線と同様に、これらの路線が通る町田街道も車線数が少ないために渋滞が激しく、定時運行が困難である。ただし本数はこちらの方が多い。中心となるのは東急田園都市線方面へ向かう町83・85で、毎時1便運行の町87と合わせて5便程度が確保されている。東急田園都市線以外にも小田急江ノ島線・横浜線の各駅を上手く結んでいる路線群だが、「町田辻」(旧:長津田辻)停留所から「下鶴間」停留所までの短距離の間に交通量が多い町田街道、国道246号、大和バイパス、246号旧道、八王子街道(16号旧道)などとの交差・合流が連続していることで渋滞が多発し、定時運行が困難な町87は減便が続いており、比較的短距離な町83・85が増発されているのが現状である。ただし出入庫は町87・88で必ず行われている訳ではなく、鶴間車庫から国道246号経由で直接すずかけ台駅、つくし野駅、成瀬駅などへ回送され、そこから町田街道経由または成瀬街道経由の便として運行されるものもある。
町82は町田駅とつきみ野駅を結ぶ路線だが、かつて運行されていた町80(町田ターミナル - つきみ野駅 - 中央林間駅 - 大和駅)を短縮し、町田側のみ存続させているものである。短縮当初から1日5便程度と少数だったものへ、2016年10月16日のダイヤ改正で平日3便、土曜・休日2便とさらに減少され、2021年1月16日にはついに土曜・休日の運行が廃止されて現在に至る。町84は同日のダイヤ改正で平日早朝の1.5往復に減便され、町田ターミナル発は廃止された。金森から南中学校東までの区間は町田市金森地区コミュニティバス「かわせみ号」の南中学校東経由と同一経路で運行される。運行形態は町84を除いて、金森方面から来たバスは町田ターミナル前(ターミナル構内には入らない)を経由後に町田バスセンター終着となり、町田バスセンターから町田ターミナル(構内)へ回送されたのち、町田ターミナル(構内)発から町田バスセンター経由で金森方面へ向かう。
東京都シルバーパスの有効区間は、町田バスセンター・ターミナル - 坂下停留所(町田市鶴間)まで利用可能である。
2009年4月6日に新設された路線で、金森郵便局前交差点で町田街道から都道56号(藤沢街道)に入り、国道16号線を経由して南町田グランベリーパーク駅(北口)へ向かう。その後、2016年12月19日に途中の都市計画道路(鶴間町谷通り)の開通に伴って経路変更を実施し、途中に南町田四丁目停留所を新設した。さらに、2017年4月1日には南町田駅北口広場の使用開始に伴い、北口への乗り入れを開始する経路変更(停留所名は南町田駅のまま)を行った[11]。
開業当初は途中区間に狭隘道路が存在したため、2017年3月までは専用の中型車による運行が続けられた。神奈川中央交通の中型車はこの路線用に3台が配置されたため、定期検査などの場合には神奈川中央交通東委託の中型車が代走する場合があった。前述の南町田駅北口への乗り入れ開始にあわせて、従来の中型車から大型車に変更された。運行形態は南町田方面から来たバスは町田ターミナル前(ターミナル構内には入らない)を経由後に町田バスセンター到着で終点となり、町田バスセンターから町田ターミナル(構内)へ回送される。そして町田ターミナル(構内)発から町田バスセンター経由で南町田方面へ向かう。
2019年10月1日に南町田駅は「南町田グランベリーパーク駅」と改称されたが、停留所名についてはグランベリーパークが開業した同年11月13日に改称され、同時に途中の熊野神社前停留所が「南町田北」に改称された[12]。
成瀬台地区の住宅街を走る短距離路線で、平日・土曜の日中と休日の全時間帯はつくし野駅発着が中心となり、それ以外は成瀬駅発着で運行される。つ01・成01は最も基本となる成瀬台への路線で、成04はこれらをこどもの国駅まで延伸した路線である。2000年の道路整備進展に伴って新設され、同時期にこどもの国線が通勤路線化されたこともあって利用客が増加した。以前は平日・土曜の日中につ01・成01・04がそれぞれ1便ずつの毎時3本程度、休日の日中はつ01・成04が1便ずつの毎時2便程度で運行されていたが、2017年2月16日の改正でダイヤが全体的に見直され、減便傾向となった。成05は平日朝に運行される昭和薬科大学経由の路線で、成瀬台方向のみ運行される。2014年のダイヤ改正で新設され、以前は往復運行のつ02(つくし野駅 - 成瀬駅 - 昭和薬科大学 - 成瀬台)が存在したが、2017年のダイヤ改正で成05に代替廃止された。
つ03・成02は元々、昭和薬科大学止まりとして運行していたものを東玉川学園四丁目の折返場新設に伴って1992年10月に路線延伸(大学止まりの初代・つ02は2008年まで存続)したものだが、本数は少なく、以前はつくし野駅発が毎時1便程度、成瀬駅発は主に通学時間帯の運行だったが、2017年のダイヤ改正でつくし野駅発が平日4本、土日2本となり、成瀬駅発は毎時1本程度に変更された。
成03は、成瀬駅から横浜市奈良地区南西部、あかね台とも程近い新興住宅街を経由し、こどもの国駅へ向かう路線。毎時1便が運行される。当初はこどもの国駅まで向かった後、そのまま現・成04と同一経路で走行し、横浜市内に設置された成04専用の成瀬台停留所(現在の駒狩公園前停留所付近)まで運行されていた。その後の道路整備や住宅造成の発展に伴い、成04を新設し、奈良経由の成03はこどもの国駅止まりに変更された。
長津田駅南口から南町田、市が尾駅へ向かう路線で、長津田駅南口発着だが停留所名称は「長津田駅」となり、南口は付かない。津01は旧・町82(町田バスセンター・ターミナル - 長津田辻 - 長津田駅)の廃止代替で、下長津田経由の旧・津02と共に新設された。なお、津02は2003年に廃止されており、現行の津02は2代目である。2017年に長津田辻(現・町田辻)から南町田駅へ延伸され、南町田駅方面の町田辻停留所は交通規制の関係で通過することになった。途中に狭隘路があるため、原則として中型車で運行される。市02は土曜早朝の1便のみ運行する。2021年1月16日より休日運行から変更された。主に国道246号を走行する。市02は2025年1月11日で廃止予定である。
2014年8月31日の長津田駅北口ロータリー供用開始によって新設された。長津田駅の北西部にある横浜市青葉区あかね台と東京都町田市成瀬台の新興住宅地へのアクセス路線である。あかね台地区の一部区間では上記の新設以前から東急バス青葉台営業所の青55(青葉台駅 - 恩田駅)[注釈 1]も同一経路を走行する。通勤通学に主眼を置いた路線で、長津田駅方向は5時台 - 17時台、成瀬台方向は10時台 - 23時台の運行である。
津03は、東急バスとの共同運行を解消したあかね台発着の青55を長津田駅北口発着に変更した路線で、途中の堀の内から青葉台駅間は青55と同一の経路である。毎時1便程度が確保されているものの、日中に全く運行されない時間帯もある。経路上の大半は横浜市の均一運賃区域内で、「前乗り中降り・運賃前払い」方式の東急バスの路線と並行しているが、後述の90系統などとは異なり、本路線では町田市内の路線と同様の「中乗り前降り・運賃後払い」整理券方式を採用している。
横浜市営バス若葉台営業所・東急バス青葉台営業所との3社局による共同運行路線である。2014年8月31日の改正まで神奈中は90系統を担当していなかったが、町71(町田バスセンター・町田ターミナル - 田奈駅 - 青葉台駅 - 中山駅)の一部が青葉台駅で分断された際、青葉台駅 - 中山駅北口間の区間便が市営バスに合わせて90系統を名乗るようになった。その後、町71は2016年3月に廃止されたため、現在この区間を走るのは90系統のみである。古く町71系統の時代から2024年3月23日まで青葉台駅 - 中山駅北口間で3社局共通定期券の取扱いがあり[14][15][16]、横浜市営バスまたは東急バスが発行する共通定期券で神奈中担当便にも乗車できた。なお、神奈中の担当は旧・町71系統を代替した平日2往復のみである[17][18]。
なお、この路線は横浜市営・東急と揃える形で「前乗り中降り、運賃前払い」方式が採用されている。
かつて大和営業所では、後述の廃止移管路線の項にもあるとおり横浜市営バスとの共管路線や、横浜市営バス方式(数字のみ)の系統番号を用いる路線が数多く存在していたが、旧・大和営業所中山操車所が中山営業所として分離独立した後は、当路線が大和営業所で唯一横浜市営バス方式の系統番号を名乗っている。
2003年7月1日に直行便が新設されたマークスプリングス方面のアクセス路線で、並行する町87(町田ターミナル・町田バスセンター - 鶴間駅)と異なり国道246号の新道を経由する。平日昼間はおおむね35分間隔、土休日昼間はおおむね50分間隔で運転される。2011年6月13日には町87と同様の旧道経由で結ぶ南03が新設され、20時以降の夜間に運転される。2017年4月1日に南町田駅北口広場の使用開始に伴い、南町田駅北口への乗り入れに経路変更された[11]。原則として中型車で運行される。
瀬谷駅から北上する間14・15・瀬01・03は瀬谷駅出発時点では毎時2-3本の運転だが、需要の多くは瀬谷駅 - 八幡神社前間に集中しており、この区間を運行する瀬01の方が本数が多い。瀬01は間14の区間便で、八幡神社前には折返場が無いため、東名高速道路側道とガード下をラケット状に折り返し、側道の反対側で小休止する。瀬03は2003年7月1日に新設されたマークスプリングスへのアクセス路線で、早朝および夕方の運行に抑えられている。間15は平日午前1便の運行で、三ツ境駅では他の路線と異なり北口バスターミナルには入らないのが特徴である。復路は三ツ境駅の南口側を経由するが、戸塚駅方面の路線などが使用する南口バスターミナル、三ツ境駅前停留所の両方とも停車しない。
境30・瀬31は、2008年8月16日に相模鉄道(現・相鉄バス)より移管された路線で、相鉄時代の系統番号はそれぞれ旭30・旭31だった。いずれも2008年4月20日までは細谷戸第3が終点であった。
鶴間駅から主に国道16号を経由して横浜市旭区の鶴ヶ峰駅、およびその先の横浜駅西口を結ぶ路線である。前述の90系統(青葉台駅 - 中山駅)と同じく「前乗り中降り・運賃先払い方式」が採用されているが、上記の路線は乗車区間によって運賃が異なるため、乗車時に乗務員へ降車停留所を告げて所定の運賃を支払う。横浜駅西口発着の横04は、長距離路線ながら2008年頃までは毎時2便が運行されており、横浜市営バス5系統との共通定期券が適用されていた。2008年に横浜市営バスから5系統(横浜駅西口 - 鶴ヶ峰駅 - 若葉台中央)が移管された際に、一部を5系統へ振り替え、毎時1便まで減便された。その後、2019年1月16日のダイヤ改正で平日早朝1便を除いて全便が間01へ振り替えられ、横04は大幅に減便された。このダイヤ改正に伴い、間01は中山営業所と共同運行となった。
「亀甲山」停留所は、横浜市交通局と相鉄バスでは「亀甲山」と表記されるのに対し、神奈川中央交通では長らく「亀の甲山」と表記していたが、2014年に入り神奈中でも「亀甲山」表記に変更となっている。なお、2008年2月12日以降「亀甲山」を通る横浜市営バスの路線は存在しない。
鶴間駅東口 - 大和駅間を小田急江ノ島線の東側を経由する間13・16・17は「東廻り」と経由表示され、市立病院への通勤路線である。病院構内へ乗り入れるのは平日の日中限定で、それ以外は市役所市立病院停留所から利用する。大和駅までは同じ経路を走行したのち、間16は小田急江ノ島線の東側を、間17は西側を通り桜ヶ丘駅方面へ向かう。和03は間16の区間便であり、大和駅 - 上和田団地は間16と合わせて日中毎時2本運転されている。一方、鶴間駅 - 大和駅間を小田急江ノ島線の西側のルートを走行する間12は「西廻り」と案内され、上草柳停留所は東名高速道路大和バスストップの最寄り停留所である。鶴間駅 - 大和駅間をさらに東の国道467号にて運転する間10は「一の関」経由と案内される。
いちょう団地停留所は、折返所の位置関係から戸塚営業所の停留所とは異なり、境川を挟んで西隣の「保育所前」停留所と同位置(大和市内)に設置されているが、横浜市扱いのため、大和市にもかかわらず横浜市の福祉券が利用可能である。2012年12月16日のダイヤ改正で高01が新設され、同時に間24・和02が廃止、和06も平日早朝の大和駅方向1便を残して廃止され、いちょう団地側の「上和田」停留所が「上和田南」に改称されている。
小田急相模原駅と南林間駅を結ぶ路線と、2018年3月16日に開業したイオンモール座間へのアクセス路線である。イオンモールの開業に先立ち、3日前の同年3月13日にダイヤ改正を実施し、イオンモール経由および発着路線が新設された[注釈 2]。小02は毎時1本程度運転している。小03は平日夜間のみ運行されるイオンモール座間経由便で、南林間駅方向のみ新設されたが、2019年9月2日より往復運行へ変更された。小05・林05はイオンモール座間への直行便だが、2018年7月のダイヤ改正で林05は並行する林03へ振り替えられ、現在は南林間駅方向のみ運行している。林03は日中毎時2-3本程度の運転で、朝夕はさらに運転本数が増加する。土曜・休日の夜間は林05となっている。
イオンモール座間の停留所は、同年3月13日のダイヤ改正以前は「日産」で、停留所周辺には日産カレストの店舗「カレスト座間店」があるほか、1995年までは日産自動車座間工場が存在していた。現在の日産自動車座間事業所へは本系統群の途中停留所「ひばりが丘一丁目」が最寄と案内されている。
海03・08は海老名駅東口から相鉄線南側へ向かう路線で本数が少なく、海03は50分に1便程度(ただし運転されない時間帯あり)、海08は平日・土休日とも早朝の海老名駅行き、夜間の鶴間駅行き各1便が運行されるのみとなっている。海10は国分から座間駅に向かい、座間駅から台04と同経路で相武台前駅に至る。
小田急小田原線と相鉄本線を短絡する路線で、綾76はかつて相鉄バスの単独路線だったが、2003年3月31日に綾瀬営業所管内の長27が廃止された際に共同運行路線として参入し、2006年1月22日から神奈川中央交通単独運行へ変更された。系統番号は相鉄バスの担当営業所の頭文字+数字2桁表記であり、神奈川中央交通では珍しく相鉄方式の系統番号が採用されたが、相鉄バス撤退後も境30・瀬31とは異なり、系統番号の頭文字が相鉄バス綾瀬営業所を示す「綾」のままである。運行本数は1時間に2本程度であるが終車がやや早めとなっている。
下02は、前述の長27と同時に廃止された長28(長後駅西口 - 相武台下駅)の座間市側を存続させ、綾76と同じくさがみ野駅北口発着に改めたものである。
相武台前駅から毎年8月に開催される「座間市ひまわりまつり」への臨時直行路線と、毎年5月に相模川で開催される「座間市大凧まつり」への臨時直行路線で、どちらも途中停留所は停車しない。
停留所名称は廃止当時の名称をそのまま記述する。
2009年7月18日より「かわせみ号」第2路線として試験運行を開始した[20]。町田駅と金森団地を結ぶ路線で、折返場が無い町田駅南口へのアクセスのために境橋を渡り、相模原市内の鹿島神社付近を経由するがその間に停留所の設置は無かった。また、この区間に存在する「町田駅南」交差点が土曜・休日の日中時間帯に限って直進禁止となる[注釈 3]ため、この時間帯は市営駐車場入口(JR町田駅ターミナル口の裏口となる)を起終点とし、付近の道路をラケット型に折返して運行していた。結局この路線は、試験運行開始から一定期間が経過しても前述した収入の最低ラインに達することが出来ず、近隣に一般路線(町89)が存在することから、2012年9月30日に廃止された。
全て大型車と中型車で構成され、一般路線用の小型車は存在しない。一般路線用の大型車については、三菱ふそう以外にもいすゞ・キュービック・いすゞ・エルガの他、富士重工業製の車体を架装した車両も存在していた。日野自動車(日野・ブルーリボンとブルーリボンII)や日産ディーゼル(富士重工業製車体)も在籍していたこともあり、非常にバラエティに富んでいた。現在では除籍あるいは中山操車所(現・中山営業所)へ転出したことで配置が無くなった。
大型車は、三菱ふそう・エアロスターノンステップバスとワンステップバスが所属する。比率はノンステップバスがやや多い。車体は三菱ふそうバス製造製がほとんどであるが、ノンステップバスに2台のみ西日本車体工業製のエアロスターSが存在する。また大和営業所再編前には、2017年3月まで藤沢神奈交バスが新車で導入したエアロスターワンステップバスが2台所属しており、会社再編時に車体表記類の変更はあったものの、最後まで藤沢神奈交バスのオリジナルカラーを維持していたのが特徴であった。中型車はいすゞ・エルガミオノンステップバスとワンステップバスを中心に、三菱ふそう・エアロミディSワンステップバスも少数ながら所属する。なお、エルガミオはほとんどが初代車両であるが、ノンステップバスに1台のみ2代目の車がある。2017年4月までは、町89に使用するにエルガミオが3台所属していたが、同系統の使用車両が他の系統と共通の大型車になったことに伴い、全車が転出した。相模原営業所と中山営業所、神奈川中央交通西・津久井営業所にそれぞれ1台ずつ転属している。
方向幕時代は交通電業社(パラサイン)最大の240段、段間ピッチが300mで、方向幕の巻きの長さは70メートルを超えることが同社の公式サイトでも紹介されている。
2017年10月より、一般路線車の一部において新型の白色LED行先表示器を搭載する改造が順次進められた。行先表示にLEDを採用した際には、方向幕に記載していた「共通定期券取扱車」の表示が省略された。
特別支援学校や企業等輸送用に特定輸送用・貸切輸送用車両も所属している。
2023年10月以降、在籍車両は存在しない。かつては町田市金森地区コミュニティバス「かわせみ号」、大和市コミュニティバス「のろっと」、座間市コミュニティバス「ザマフレンド号」の運行を受託していた為、各路線専用の日野・ポンチョがそれぞれ配置されていたが、神奈中タクシーへの路線移管に伴って全車転出している。それ以前には小型車のエアロミディMEが所属し、町田市「かわせみ号」ではCNG車が使用されていたが、全車除籍されている。
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